JP2009297505A - 周囲組織から血管を分離させるためのブラント・ディセクタ - Google Patents

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靖二 前田
Susumu Komagata
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秀元 笠原
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謙 山谷
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Abstract

【課題】手術者の過度の労力および疲労を軽減し、所望される血管の周囲の皮下組織および結合組織への緊密な結合を克服するために、より容易でより効率的な切離手術を促進すること。
【解決手段】身体内で周囲組織から血管を分離させるためのブラント・ディセクタが、近位端部と、遠位端部と、近位端部と遠位端部との間に吹送ガスを通すための内部通路とを有する長手方向ロッドを備える。内部スリーブが、近位端部にて内視鏡を受容するために、長手方向ロッド内に取り付けられる。透明な先端部が、長手方向ロッドの遠位端部に取り付けられる。ハンドルが、長手方向ロッドの近位端部に取り付けられる。長手方向ロッドは、近位端部と遠位端部との間の長手方向ロッドのほぼ全体の間に、本質的にフッ素重合体からなる外側面を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に微小血管の経路に沿って、皮下組織内に細長い腔部を形成するために使用される組織分離用ディセクタ(tissue separation dissector)に関する。より具体的には、この発明は、大伏在静脈などの皮下血管を内視鏡によって採取する内視鏡下血管採取のために使用される内視鏡カバー・シース(endoscope−covering sheath)に関する。
(関連出願の相互参照)
該当なし。
(連邦政府の支援を受けた研究に関する陳述)
該当なし。
大伏在静脈などの皮下血管を切離し(dissect)採取するための外科手法および内視鏡ディセクタ(endoscope sissector)が、例えば米国特許第7,077,803号、米国特許第6,863,674号、米国特許第6,432,044号および米国特許第5,895,353号などにおいて知られており、これらは参照によりその全体として本明細書に組み込まれる。ディセクタは、内部器具挿入路と、ディセクタの近位端部に設けられるハンドル部分とを有する、直線状の管状デバイスである。硬性内視鏡が、ハンドル部分の端部からディセクタの器具挿入路内に導入される。
大伏在静脈などの皮下血管を、ディセクタを使用して内視鏡によって切離する際には、図22により例示されるような外科手法が用いられる。下肢1000の大腿の鼠径部Aの上方部分から足首Bまで延在する対象血管Cが、その全長にわたって取り出されることが望ましい。医療専門家(すなわち手術者)は、メスまたは同様のものを用いて、例えば血管Cの直上の膝部位Dに皮膚切開部E2を設ける。手術者は、ブラント・ディセクションまたは同様のものを用いて皮膚切開部(skin incision)E2の部位に血管Cを露出させる。手術者は、血管が肉眼で観察可能となるように、皮膚の部分E2からある距離にわたって、ディセクタを用いて血管Cの直上の組織を切り離す。血管が周囲組織から完全に切離されると、小切開部[以降、穿刺創(stab wound)と呼ぶ]が、膝切開部の遠位側(例えば鼠径部位置E1および足首位置E3など)に設けられ、血管Cが、切開部E2を介して抜き出される。
図23は、図22の線23−23に沿った断面図を示す。参照番号1001が、皮膚を表し、参照番号1002が、皮下組織を表し、参照番号1003が、血管Cの上に重なるおよび周囲を囲む結合組織を表す。切離手術においては、初めに手術者は、鈍円錐形先端部を有するディセクタ・ロッドを使用して、周囲組織と血管Cとの間に腔部Gを形成する。血管Cは、ディセクタ・ロッドを使用して、可能な限り大きく前方に、後方に、外側方に、および内側方に、周囲の結合組織1003から分離される。結合組織1003からの鈍切離の後に、血管Cは、血管の側枝Fによって、および結合組織の残りの部分によって、身体に連結され続ける。
血管Cを採取するために、側枝Fと、膝Dの皮膚の切開部分E2と鼠径部Aと間の残りの結合組織とが、切除されなければならない。したがって、手術者は、ディセクタ・ロッドを取り除き、皮膚の切開部分E2を介して腔部G中に採取用ツールを挿入する。この採取具は、血管Cを摺動自在に受けるためのキーパ(keeper)[すなわちループ(loop)]を備える。手術者は、採取具の内部に装着される硬性内視鏡を介して観察し、キーパと一体化されたカッタ(すなわち鉗子)を使用して側枝Fおよび残りの結合組織を切断して進みながら、血管Cの外側面に沿って、切開部E2から皮膚の切開部分E1およびE3の方向に交互に採取具の先端部を継続的に摺動させる(progressively slide)。腔部G内の切断手術の間に、手術者は、採取具の近位端部に配設される制御装置のセットを操作することにより側枝を切断しつつ(例えば焼灼しつつ)、採取具デバイスを前後に移動させる。開いた腔部Gを保ち、血管Cと周囲の皮下組織1002および結合組織1003との間の分離を維持するために、吹送ガス(例えばCOなど)が、ディセクタ・ロッドおよび採取具ロッドの両方の先端部を介して腔部G内に導入される。
腔部G(第1のパスと呼ぶ)の初めの切離の際に、ディセクタは、高い抵抗を受け、そのため手術者は、前方に移動させるために強い力を手によって加えなければならない。この抵抗は、血管C、結合組織1003および皮下組織1002が共に緊密に結合されていることによるものである。この先行技術には、手術者を疲労させ、切開/採取手術の実施が非効率的になるという難点があった。
米国特許第7,077,803号 米国特許第6,863,674号 米国特許第6,432,044号 米国特許第5,895,353号
先行の最新技術を鑑みると、手術者の過度の労力および疲労を軽減し、所望される血管の周囲の皮下組織および結合組織への緊密な結合を克服するために、より容易でより効率的な切離手術を促進することが望ましい。
本発明の一態様においては、身体内で周囲組織から血管を分離させるためのブラント・ディセクタが、近位端部と、遠位端部と、近位端部と遠位端部との間に吹送ガスを通すための内部通路とを有する長手方向ロッドを備える。内部スリーブが、近位端部にて内視鏡を受容するために、長手方向ロッド内に取り付けられる。透明な先端部が、長手方向ロッドの遠位端部に取り付けられる。ハンドルが、長手方向ロッドの近位端部に取り付けられる。長手方向ロッドは、近位端部と遠位端部との間の長手方向ロッドのほぼ全体の間に、本質的にフッ素重合体からなる外側面を有する。
長手方向ロッドの間のディセクタの外側面が、フッ素重合体(ポリテトラフルオロエチレンなど)により覆われる、または専らそれからなる場合には、切離の際に、従来のディセクタを使用する場合に比較してはるかにより小さな力を要することを我々は発見した。さらに、遠位端部にフランジ形状部を、および近位端部にバルブ形状部を有する起伏を等高状ハンドル(contoured handle)によって、必要な力をより効率的におよび楽に加えることが容易になり、ユーザに対する反復ストレス損傷(repetive stress injury)の可能性を低下させる。
内視鏡およびトロカールを加えた、本発明のブラント・ディセクタの平面図である。 ディセクタの先端部の側断面図である。 本発明の一実施形態の長手方向断面図である。 本発明の他の実施形態の長手方向断面図である。 本発明のさらに他の実施形態の長手方向断面図である。 本発明のさらに他の実施形態の長手方向断面図である。 患者の脚から血管を採取するための外科的処置を示す図である。 患者の腕から血管を採取するための外科的処置を示す図である。 患者の身体内に挿入されトロカールにより案内されるディセクタを示す部分断面図である。 本発明のディセクタおよび2つの先行技術のディセクタについて、身体を貫通させるのに必要な力を示すグラフである。 本発明のハンドルの一実施形態および関連装置を示す側面図である。 図11のハンドルの斜視図である。 図11の線13−13に沿った長手方向断面図である。 図11の線14−14に沿った長手方向断面図である。 内視鏡のパーツにクリップ留めされた吹送管を示す平面図である。 内視鏡の他のパーツにクリップ留めされた吹送管を示す平面図である。 図15および図16のクリップに関する一形状を示す平面図である。 図15および図16のクリップに関する他の形状を示す平面図である。 図15および図16のクリップに関するさらに他の形状を示す平面図である。 図15および図16のクリップに関するさらに他の形状を示す平面図である。 図15および図16のクリップに関するさらに他の形状を示す平面図である。 先行技術の血管採取処置を示す図である。 先行技術の血管採取処置を示す図である。
切離システムが、身体内で観察を行うための内視鏡10と、身体内で血管を切離するためのディセクタ装置11と、身体内に内視鏡10およびディセクタ装置11を挿入するのを補助するためのトロカール12とを備える。内視鏡10は、硬性内視鏡であり、細長いロッド様挿入部分13を備える。挿入部分13の近位端部は、端部アダプタ14に接続されて、内視鏡画像を送信する。ライト・ガイド・ポート15が、端部アダプタ14から突出する。ライト・ガイド・ポート15は、ライト・ガイド・ケーブルに接続されて、内視鏡10に照明光を供給する。
好ましい一実施形態においては、ディセクタ装置11は、内視鏡10が内部に挿入される中空長手方向ロッドを備える管状本体部分16を備える。内視鏡10は、1度の流麗な前後移動において、ハンドル部分17を介して長手方向ロッド16に挿入され、またはそこから引き抜かれる。内視鏡10は、内視鏡10の端部アダプタ14上のライト・ガイド・ポート15の反対側に位置し、ハンドル部分17の内部にある従来的な機構により保持される小瘤部18によって、ディセクタ11の内部に固定される。
長手方向ロッド16の材料は、よく知られた材料であるフッ素重合体から選択される。フッ素重合体の例としては、ポリテトラフルオロエチレン(一般的にはテフロンと呼ばれるPTFE)、パーフルオロアルコキシ(PFA)、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、エチレン−テトラフルオロエチレン(ETFE)、エチレン−クロロトリフルオロエチレン(ECTFE)および、MFAもしくはTHVなどのフッ素重合体の混合物または任意の前述のものの混合物などの重合体が含まれる。長手方向ロッド16の外側面を構成するために最も好ましい材料は、PTFEである。フッ素重合体の使用により、結合組織を通してロッド16を移動させることにより生じる摩擦が低減され、それにより切離を行うために必要とされる力が低減される。
血管を切離するためのディセクタ先端部18が、長手方向ロッド16の遠位端部に配設される。トロカール12は、切開部部位内にディセクタ装置11を案内するための胴部20を備える。装置シール21が、胴部20の近位端部の表面上に配置される。装置シール21によって、ディセクタ11は、1度の滑らかな前進移動において、トロカール12の胴部20内に挿入することが可能になる。トロカール胴部20の外側面は、生体組織に係合する突起部と、生体組織上に胴部20を保持する保持部分22とを備える。
ディセクタ11は、硬性内視鏡10の挿入部分13を受容するための内部スリーブ23を備える。スリーブ23は、直線状の円筒形状を有する長手方向ロッド16の軸心に配設される。先端部材18は、円錐形状を有し、透明な合成樹脂材料を含む。長手方向ロッド16は、近位端部と遠位端部との間に吹送ガスを通すための内部通路24を有する。通路24の近位端部は、ガス供給源(図示せず)に連通する。通路24は、その遠位端部にて、切離される体腔部に、長手方向ロッド16中の穴26を介して連通する。
図3は、図1の線3−3に沿った、ディセクタ11の第1の実施形態の断面図を示す。長手方向ロッド16は、本質的に、単体構造円筒として形状付けられたフッ素重合体胴部からなる。好ましくは、ロッド16は、円筒の形状に押出成形されてよい。また、他の押出成形形状が可能であり、他の押出成形形状としてはリブまたはボアが含まれ得る。スリーブ23もまた円筒状であり、好ましくはステンレス鋼などの金属から形成される。スリーブ23は、長手方向ロッド16から同心状に離間された状態を保つように、ハンドル17内で設置ブロック(図示せず)から懸下する。スリーブ23とロッド16との間に設けられた空間が、通路24を形成する。
図4は、図1の線3−3に沿った、ディセクタ11の第2の実施形態の断面図を示す。長手方向ロッド30は、内部スリーブ23を直接的に支持するために長手方向リブ31が加えられた円筒形状を有する。したがって、通路24は、長手方向リブ31間に形成される。図5は、別の代替の実施形態を示し、長手方向ロッド32の厚さは、内部スリーブ23の外周の全部分において内部スリーブ23を支持するように、増大されている。一対の長手方向ボアが、吹送通路24を形成するように、ロッド32の近位端部と遠位端部との間に延在する。
図6は、長手方向ロッドがフッ素重合体からなる外部コーティング34を有する金属製円筒33を有する複合構造体であることを除いては、第1の実施形態と同様である、第4の実施形態を示す。
採取された血管40を心臓バイパス手術に使用するために下肢41の伏在静脈(図7)または上肢42の皮下血管(図8)などの血管40を採取する手術を示す図7から図9を参照として、ディセクタの典型的な使用様式が説明される。血管40を採取する際には、血管40は、結合組織43から切離されなくてはならない。
手術を開始するために、切開部44が、採取すべき血管40の直上の膝45または手首46の付近に形成される。トロカール12の胴部20が、切開部内に挿入され、切開部に対して保持部分22により保持される。内視鏡10が、ディセクタ装置11内に挿入される。内視鏡10のライト・ガイド・コネクタ15が、ディセクタ11内に挿入される。内視鏡10の下方部分に位置する小瘤部18が、これらをロックするように、ハンドル17内の機構に係合する。内視鏡10の遠位端部は、先端部18を介して画像を提供するために、長手方向ロッド16の遠位端部から先端部18内に突出するようになされる。次いで、内視鏡10およびディセクタ11は、1度の前進移動において、トロカール12を介して身体内に挿入される。
図7および図8において矢印C1、C2およびC3により示されるように、身体内に挿入されたディセクタ11は、図9において分かるように、結合組織43から血管40の主管(main duct)47を切離する。より具体的には、ディセクタ11を操作することによって、先端部18は、1つの平坦面50が主管47に面するように配置される。その結果、主管47は、内視鏡10により観察される画像においては、周辺から中央へと延在する。平坦部分50が主管47に対して押し付けられた状態で、先端部18は、主管47に沿って前進移動され、先端部18の遠位端部の鋭角形状部51が、切離を進めるために、血管結合組織43と主管47との間に挿入される。
図9により明らかであるように、長手方向ロッド16の外側面は、切離の進行につれて、さらに多くの量の結合組織43に対して摺動する。本発明者らは、長手方向ロッド16の外側面と結合組織43との間の摩擦によって、切離過程に伴う往復移動を維持するために必要とされる力が著しく増大することを突き止めた。しかし、ロッド16の外側面にてフッ素重合体を使用することによって、この摩擦は著しく低減され、それにより切離の実施者によって加えられる必要のある力が低減される。図10は、模造品による試験測定値を比較しており、ここでは結合組織を模造するためにバリスティック・ゲル(ballistic gel)を使用した。線55は、長手方向ロッドについてフッ素重合体の外側面を有する本発明のディセクタを表す。線56および57は、ステンレス鋼製ロッドを備える従来のディセクタを表す。先端部の導入からある深さにおいて、本発明に相当する線55は、模造された組織を通って移動するために比較的小さな力を要することが分かる。
本発明の他の特徴は、手術者がディセクタ・ロッドおよび先端部に対して必要な力を加えるための改良されたハンドルに関する。したがって、ハンドル60は、遠位端部のフランジ部分61と、ネック部分62と、近位端部のバルブ部分63とを備える。カメラ・ヘッド・ケーブル64が、内視鏡の接眼レンズ・ユニット66に結合されるカメラ・ヘッド65に接続される。カメラ・ヘッド・ケーブル64の他方の端部は、中央演算処理装置(CPU)およびモニタ67に接続される。ライト・ガイド・ケーブル68が、接眼レンズ・ユニット66の付近で内視鏡のライト・ガイド・ポート70に接続され、ライト・ガイド・ケーブル68の他方の端部は、光源装置71に結合される。
掌部と中指、薬指および小指とで把持するためのバルブ部分63が、バルブ部分およびフランジ部分に対して小さな径を有する中間ネック部分62によって、フランジ部分61から間隔を置かれ、親指および人差し指が、ネック部分62をまたはその付近を把持するこの構成によって、把持が向上し、それによって、切離の際に力を加えることが楽になり、不慮による手の滑りを防止することが可能になる。バルブ部分63は、ネック部分62に対して実質的に平行に延在する隆起表面リッジを備える一対のアーク部72および73を備える。表面リッジは、ハンドル60に沿った手術者の手の滑りを低減させる。表面リッジの断面が、図11の線13−13および線14−14にそれぞれ沿った、図13および図14の断面図によって示される。
フランジ部分61の存在は、それが、ディセクタ・ロッドおよび先端部に対して押力をより効率的に伝達するため、手術者による必要な力を低減させる役割を果たす。ハンドル60は、手根管症候群などの、処置に伴う身体的併発症の可能性を低減させるとともに、最高の快適さおよび使い勝手の良さを提供する。
ガス吹送管部材75が、ガス供給源(図示せず)に連結するために、ハンドル60に組み合わされる。ガスは、供給源から、ガス吹送管部材75、ディセクタ内部に位置する通路、およびディセクタ先端部内の穴を通り、手術部位を開き可視状態に保つために設けられる体腔部へと案内される。好ましいガスは、二酸化炭素(CO)である。都合のよい長さの可撓性管材が、ガス吹送管部材75用に用意される。管部材75の好ましい位置は、把持部分から離れている。
ある量の弛んだ管材が、ガス吹送管部材75用に用意されなければならないため、ガス吹送管部材75は、ユーザの手に絡む場合があり、手術を妨げる場合がある。また、絡みつくことによって、管部材75が屈曲しまたは捩れてガスの供給を妨げると、必要なガス量がディセクタの遠位端部に正確に供給されなくなる場合がある。これらの問題を解決するために、小型クリップ80が、図15および図16に図示されるように、管部材75の端部に装着される。したがって、クリップ80は、管部材75に(または、従来的には管部材75に設けられ得る端部フィッティング83に)取り付けられる第1の留め具81を有する。小型クリップ80の他方の端部には、内視鏡の一部分(例えばライト・ガイド・ケーブルまたはカメラ・ヘッド・ケーブルのいずれか)に摺動自在に装着される第2の留め具が形成される。図15においては、第2の留め具は、ライト・ガイド・ケーブル68に装着される。図16においては、第2の留め具は、カメラ・ヘッド・ケーブル64に装着される。小型クリップ80の存在により、手術中の吹送管の管理が最適化される。好ましくは、クリップ80は、異常な大きさの力が各留め具に加えられる場合に、管部材および内視鏡が互いから外れるように構成される。これによって、内視鏡は、不慮の損傷から保護される。
図17は、クリップ80をより詳細に示す。第1の留め具81は、吹送管を中に取り付けることが可能な孔87を有する。第2の留め具82は、間隙部86によって分離された弾性フィンガ84および85を有し、間隙部86は、内視鏡のライト・ガイド・ケーブルまたはカメラ・ヘッド・ケーブルの外径よりも狭い。フィンガ84および85は、所望のケーブルを挿入するのに十分な量だけ離間させることが可能である。クリップ80は、例えば成形ゴム、プラスチックまたは打抜き加工された金属片などであることが可能である。
図18は、代替の実施形態を示し、クリップ80の第2の留め具は、第1の顎部材90および第2の顎部材91が枢動軸92に取り付けられた可動顎を備える。ばね(図示せず)が、顎部材90および顎部材91を図18に図示される閉位置へと付勢する。
図19は、別の代替の実施形態を示し、湾曲フィンガ93は、湾曲ピン94を受容してクラスプを形成するように中空である。ピン94は、ピン94の延在部95を押すことにより、フィンガ93内を摺動する。ピン94は、クリップ内に内視鏡ケーブルを配置するためにこの中空部内に引っ込められ、次いで、ピン94は、ケーブルが保持されるように、湾曲フィンガ96の方に延ばされる。
図20は、さらに別の実施形態を示し、第2の留め具が、屈曲可能なフィンガ97および98を備える。カラー99が、フィンガ98の端部に取り付けられ、フィンガ97を受容してクラスプを形成するための開口端部を有する。
図21は、別の実施形態を示し、第2の留め具は、フック面およびループ面をそれぞれ有するシート101および102により形成される。クリップは、シート101および102を引き離し、内視鏡の一部分(例えばライト・ガイド・ケーブルまたはカメラ・ヘッド・ケーブルなど)の周囲にシート101および102を巻きつけ、シート101および102を再び共に接合させることによって設置される。
10 内視鏡
11 ディセクタ装置
12 トロカール
13 細長いロッド様挿入部分
14 端部アダプタ
15 ライト・ガイド・ポート、ライト・ガイド・コネクタ
16 管状本体部分、長手方向ロッド
17 ハンドル部分
18 小瘤部、ディセクタ先端部、先端部材
20 胴部
21 装置シール
22 保持部分
23 内部スリーブ
24 内部通路
26 穴
31 長手方向リブ
32 長手方向ロッド
33 金属製円筒
40 血管
41 下肢
42 上肢
43 結合組織
44 切開部
45 膝
46 手首
47 主管
50 平坦面、平坦部分
51 鋭角形状部
55 長手方向ロッドについてフッ素重合体の外側面を有する本発明のディセクタ
56 ステンレス鋼製ロッドを備える従来のディセクタ
57 ステンレス鋼製ロッドを備える従来のディセクタ
60 ハンドル
61 フランジ部分
62 ネック部分
63 バルブ部分
64 カメラ・ヘッド・ケーブル
65 カメラ・ヘッド
66 接眼レンズ・ユニット
67 中央演算処理装置(CPU)およびモニタ
68 ライト・ガイド・ケーブル
70 ライト・ガイド・ポート
71 光源装置
72 アーク部
73 アーク部
75 ガス吹送管部材
80 小型クリップ
81 第1の留め具
82 第2の留め具
83 端部フィッティング
84 弾性フィンガ
85 弾性フィンガ
86 間隙部
87 孔
90 第1の顎部材
91 第2の顎部材
92 枢動軸
93 湾曲フィンガ
94 湾曲ピン
95 延在部
96 湾曲フィンガ
97 屈曲可能なフィンガ
98 屈曲可能なフィンガ
99 カラー
101 シート
102 シート
1000 下肢
1001 皮膚
1002 皮下組織
1003 結合組織
A 鼠径部
B 足首
C 対象血管
D 膝
E1 鼠径部位置
E2 皮膚切開部位
E3 足首位置
F 側枝
G 腔部

Claims (23)

  1. 近位端部と、遠位端部と、前記近位端部と前記遠位端部との間に吹送ガスを通すための内部通路とを有する長手方向ロッド、
    前記近位端部にて内視鏡を受容するための、前記長手方向ロッド内に取り付けられる内部スリーブ、
    前記長手方向ロッドの前記遠位端部に取り付けられる透明な先端部、および
    前記長手方向ロッドの前記近位端部に取り付けられるハンドル
    を備え、前記長手方向ロッドは、前記近位端部と前記遠位端部との間の前記長手方向ロッドのほぼ全体の間に、本質的にフッ素重合体からなる外側面を有する、身体内で周囲組織から血管を分離させるためのブラント・ディセクタ。
  2. 前記フッ素重合体は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パーフルオロアルコキシ(PFA)、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、エチレン−テトラフルオロエチレン(ETFE)、エチレン−クロロトリフルオロエチレン(ECTFE)、およびそれらの混合物からなる群より選択される、請求項1に記載のディセクタ。
  3. 前記フッ素重合体はポリテトラフルオロエチレン(PTFE)である、請求項1に記載のディセクタ。
  4. 前記外側面は、金属を含む支持管の上にコーティングを備える、請求項1に記載のディセクタ。
  5. 前記長手方向ロッドは本質的に前記フッ素重合体からなる、請求項1に記載のディセクタ。
  6. 前記長手方向ロッドは、前記フッ素重合体を円筒の形状に押出成形することにより形成される、請求項5に記載のディセクタ。
  7. 前記フッ素重合体はポリテトラフルオロエチレン(PTFE)である、請求項6に記載のディセクタ。
  8. 前記ハンドルは、近位端部にバルブ部分を、遠位端部にフランジ部分を、および前記バルブ部分と前記フランジ部分との間に小径ネック部分を有する、起伏を付けられたグリップを備える、請求項1に記載のディセクタ。
  9. 前記バルブ部分は、前記ネック部分に対して実質的に平行に延在する表面リッジを備える、請求項8に記載のディセクタ。
  10. 前記ハンドルは弾性材料を含む、請求項8に記載のディセクタ。
  11. 一方の端部で前記内部通路に連結され、他方の端部でガス供給源に連結されるようになされる可撓性管部材と、
    実質的な固定位置にて前記可撓性管部材に取り付けられる第1の留め具を有し、前記内視鏡の一部分を摺動自在に把持するための第2の留め具を有するクリップと
    をさらに備える、請求項1に記載のディセクタ。
  12. 前記内視鏡の前記部分はケーブルからなる、請求項11に記載のディセクタ。
  13. 前記第2の留め具は一対の弾性フィンガを備える、請求項11に記載のディセクタ。
  14. 前記第2の留め具はクラスプを備える、請求項11に記載のディセクタ。
  15. 前記第2の留め具は、フック・シートおよびループ・シートを備える、請求項11に記載のディセクタ。
  16. 近位端部と、遠位端部と、前記近位端部と前記遠位端部との間に吹送ガスを通すための内部通路とを有する長手方向ロッド、
    前記近位端部にて内視鏡を受容するための、前記長手方向ロッド内に取り付けられる内部スリーブ、
    前記長手方向ロッドの前記遠位端部に取り付けられる透明な先端部、ならびに
    前記長手方向ロッドの前記近位端部に取り付けられるハンドルであって、近位端部にバルブ部分を、遠位端部にフランジ部分を、および前記バルブ部分と前記フランジ部分との間に小径ネック部分を有する、起伏を付けられたブリップを備えるハンドル
    を備え、前記長手方向ロッドは、本質的にポリテトラフルオロエチレン(PTFE)からなる外部シリンダを有して、前記近位端部と前記遠位端部との間の前記長手方向ロッドのほぼ全体の間に、周囲組織に接触するPTFE外側面を形成する、身体内で周囲組織から血管を分離させるためのブラント・ディセクタ。
  17. 前記長手方向ロッドは、前記PTFEを円筒の形状に押出成形することによって形成され、前記ハンドルは、弾性材料を含み、前記バルブ部分は、前記ネック部分に対して実質的に平行に延在する表面リッジを備える、請求項16に記載のディセクタ。
  18. 一方の端部で前記内部通路に連結され、他方の端部でガス供給源に連結されるようになされる可撓性管部材と、
    実質的な固定位置にて前記可撓性管部材に取り付けられる第1の留め具を有し、前記内視鏡の一部分を摺動自在に把持するための第2の留め具を有するクリップと
    をさらに備える、請求項16に記載のディセクタ。
  19. 近位端部と、遠位端部と、前記近位端部と前記遠位端部との間に吹送ガスを通すための内部通路とを有する長手方向ロッド、
    前記近位端部にて内視鏡を受容するための、前記長手方向ロッド内に取り付けられる内部スリーブ、
    前記長手方向ロッドの前記遠位端部に取り付けられる透明な先端部、
    前記長手方向ロッドの前記近位端部に取り付けられるハンドル、
    一方の端部で前記内部通路に連結され、他方の端部で吹送ガス供給源に連結されるようになされる可撓性管部材、および
    実質的な固定位置にて前記可撓性管部材に取り付けられる第1の留め具を有し、前記内視鏡の一部分を摺動自在に把持するための第2の留め具を有するクリップ
    を備える、身体内で周囲組織から血管を分離させるためのブラント・ディセクタ。
  20. 前記内視鏡の前記部分はケーブルからなる、請求項19に記載のディセクタ。
  21. 前記第2の留め具は一対の弾性フィンガを備える、請求項19に記載のディセクタ。
  22. 前記第2の留め具はクラスプを備える、請求項19に記載のディセクタ。
  23. 前記第2の留め具は、フック・シートおよびループ・シートを備える、請求項19に記載のディセクタ。
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