JP2009297193A - ローラポンプ及びローラポンプを備えた血液浄化装置 - Google Patents

ローラポンプ及びローラポンプを備えた血液浄化装置 Download PDF

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Abstract

【課題】可撓性チューブの入口部及び出口部においてエアが滞留してしまうのを抑制することにより、プライミング時の作業性を向上させ、プライミング工程から治療工程までの自動化を容易に図ることができるローラポンプを提供する。
【解決手段】取付凹部7aを具備したステータ7と、ロータ8と、可撓性チューブCを径方向に圧縮しつつ長手方向にしごいて可撓性チューブC内で流体を流動させるローラ9とを具備し、取付凹部7aに取り付けられた可撓性チューブCが、ローラ9にてしごかれるしごき部C1と、流体を流入させる入口部C2と、流体を流出させる出口部C3とを有するローラポンプ(血液ポンプ3)において、ステータ7は、入口部C2及び出口部C3が流体の流動方向に対してそれぞれ上方を向いた状態としつつ可撓性チューブCを取り付け可能な取付部10a、10bが形成されたものである。
【選択図】図5

Description

本発明は、流体を流動させ得る可撓性チューブを径方向に圧縮しつつ長手方向にしごくことにより、当該可撓性チューブ内で流体を流動させるためのローラポンプ及びローラポンプを備えた血液浄化装置に関するものである。
一般に、透析治療においては、患者の血液を体外循環させるべく可撓性チューブから成る血液回路が使用されている。この血液回路は、患者から血液を採取する動脈側穿刺針が先端に取り付けられた動脈側血液回路と、患者に血液を戻す静脈側穿刺針が先端に取り付けられた静脈側血液回路とから主に成り、これら動脈側血液回路と静脈側血液回路との間にダイアライザを介在させ、体外循環する血液の浄化を行っている。
動脈側血液回路の一部には、他より軟質且つ太径な可撓性チューブが接続されており、かかる部位が、透析装置に配設されたしごき型の血液ポンプ(ローラポンプ)に取り付けられるよう構成されている。この従来の血液ポンプは、図13及び図14に示すように、可撓性チューブCを取付可能な取付凹部100aを有したステータ100と、取付凹部100aに取り付けられた可撓性チューブCを挟持し得るクランプ手段101と、モータMの駆動力で取付凹部100a内で回転駆動(水平軸に対して回転)可能とされたロータ102と、該ロータ102に形成されて可撓性チューブCを圧縮しつつロータ102の回転に伴って長手方向にしごくローラ103とから主に構成されている。
尚、取付凹部100aに取り付けられた可撓性チューブCは、ローラ103にてしごかれるしごき部C1(中央部)と、該しごき部C1に向かって流体を流入させる入口部C2(下部)と、しごき部C1から流体を流出させる出口部C3(上部)とを有しており、先端Ca、Cbのそれぞれに血液回路を構成する他の可撓性チューブが接続されるようになっている(図13及び図14と同一形状の血液ポンプについて開示する先行技術文献はないが、類似した形状のものが例えば特許文献1等で開示されている)。
特開平06−154310号公報
しかしながら、上記従来の血液ポンプ(ローラポンプ)においては、例えばプライミング時に生理食塩水等のプライミング液を血液回路内で充填させるべく駆動させて当該プライミング液を流動させた際、特に可撓性チューブの入口部C2及び出口部C3でエアが滞留し易いという不具合があった。エアが滞留してしまうと、そのエアを抜くための作業者による作業が別途必要となるため、プライミング時の作業性が悪化してしまうとともに、プライミング工程から治療工程までの自動化を図るのが困難となってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、可撓性チューブの入口部及び出口部においてエアが滞留してしまうのを抑制することにより、プライミング時の作業性を向上させ、プライミング工程から治療工程までの自動化を容易に図ることができるローラポンプ及びローラポンプを備えた血液浄化装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、流体を流動させ得る可撓性チューブが取り付けられる取付凹部を具備したステータと、前記取付凹部内で回転駆動可能とされたロータと、該ロータに形成され、当該取付凹部に取り付けられた可撓性チューブを径方向に圧縮しつつ当該ロータの回転に伴い長手方向にしごくことにより、当該可撓性チューブ内で流体を流動させるためのローラとを具備し、前記取付凹部に取り付けられた可撓性チューブが、前記ローラにてしごかれるしごき部と、該しごき部に向かって流体を流入させる入口部と、前記しごき部から流体を流出させる出口部とを有するローラポンプにおいて、前記ステータは、前記入口部及び出口部が流体の流動方向に対してそれぞれ上方を向いた状態としつつ前記可撓性チューブを取り付け可能な取付部が形成されたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のローラポンプにおいて、前記ロータが水平軸を中心に回転駆動するように前記ステータが配設されるとともに、前記取付部は、前記可撓性チューブの入口部及び出口部がしごき部から遠ざかるに従い離間する方向に延設させるものであることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のローラポンプにおいて、前記可撓性チューブは、巻かれた状態となる方向に弾性力が付与されたものであることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は請求項3記載のローラポンプにおいて、前記取付部は、前記可撓性チューブの入口部及び出口部が水平面に対して略20〜40°傾斜して延設させるものであることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3記載のローラポンプにおいて、前記取付部は、前記可撓性チューブの入口部又は出口部をそれぞれ外側へ徐々に屈曲させつつ案内して、しごき部から遠ざかるに従い離間する方向へ延設させるものであることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、流体を流動させ得る可撓性チューブが取り付けられる取付凹部を具備したステータと、前記取付凹部内で回転駆動可能とされたロータと、該ロータに形成され、当該取付凹部に取り付けられた可撓性チューブを径方向に圧縮しつつ当該ロータの回転に伴い長手方向にしごくことにより、当該可撓性チューブ内で流体を流動させるためのローラとを具備し、前記取付凹部に取り付けられた可撓性チューブが、前記ローラにてしごかれるしごき部と、該しごき部に向かって流体を流入させる入口部と、前記しごき部から流体を流出させる出口部とを有するローラポンプを備えた血液浄化装置において、前記ローラポンプは、そのステータが、前記入口部及び出口部が流体の流動方向に対してそれぞれ上方を向いた状態としつつ前記可撓性チューブを取り付け可能な取付部が形成されたものであることを特徴とする。
請求項1、6の発明によれば、ステータは、入口部及び出口部が流体の流動方向に対してそれぞれ上方を向いた状態としつつ可撓性チューブを取り付け可能な取付部が形成されたので、可撓性チューブの入口部及び出口部においてエアが滞留してしまうのを抑制することにより、プライミング時の作業性を向上させ、プライミング工程から治療工程までの自動化を容易に図ることができる。
請求項2の発明によれば、ロータが水平軸を中心に回転駆動するようにステータが配設されるとともに、取付部は、可撓性チューブの入口部及び出口部がしごき部から遠ざかるに従い離間する方向に延設させるものであるので、可撓性チューブの入口部及び出口部においてエアが滞留してしまうのを抑制することができ、且つ、ロータのメンテナンスやローラの調整作業等を容易に行わせることができる。
即ち、取付部により、可撓性チューブの入口部及び出口部がしごき部から遠ざかるに従い離間する方向に延設した状態となるので、当該入口部と出口部との間の離間寸法を従来より広くとることができ、その広くなった離間部からロータやローラに対して工具等を挿通させることにより調整作業等を容易に行うことができるのである。
請求項3の発明によれば、可撓性チューブは、巻かれた状態となる方向に弾性力が付与されたものであるので、可撓性チューブを取付凹部に取り付けた際、その入口部と出口部とが巻かれた状態へ戻ろうと内側に向かって弾性力が働き、その弾性力により当該入口部と出口部とが取付部に固く取り付けられる。
従って、従来の如きクランプ手段が不要となり、構成を簡素化し且つ部品点数を削減することができる。また、クランプ手段が不要となるため、従来の如く当該クランプ手段の形成位置まで入口部及び出口部を延設させる必要がなくなる。故に、取付凹部に取り付けるべき可撓性チューブの長さを短くすることができ、当該可撓性チューブの原材料の低減および当該可撓性チューブの充填容量(プライミングボリューム)を低減させることができる。
請求項4の発明によれば、取付部は、可撓性チューブの入口部及び出口部が水平面に対して略20〜40°傾斜して延設させるものであるので、当該入口部及び出口部においてエアが滞留してしまうのをより確実に抑制することができる。
請求項5の発明によれば、取付部は、可撓性チューブの入口部又は出口部をそれぞれ外側へ徐々に屈曲させつつ案内して、しごき部から遠ざかるに従い離間する方向へ延設させるものであるので、可撓性チューブの入口部又は出口部を負荷のない自然な状態で延設させることができ、当該可撓性チューブが不自然に折れ曲がったりしてしまうのを回避することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るローラポンプは、血液透析装置において、血液を体外循環させるための血液回路の一部を構成する可撓性チューブを径方向に圧縮しつつ長手方向にしごく(扱く)ことにより、当該血液回路内で血液(プライミング時のプライミング液等、他の流体も同様)を流動させる血液ポンプに適用されたものである。以下、本血液ポンプが適用される血液透析装置(血液回路含む)について説明する。
血液透析装置は、図1に示すように、ダイアライザ2が接続された血液回路1、及びダイアライザ2に透析液を供給しつつ除水する透析装置本体5から主に構成されている。血液回路1は、同図に示すように、可撓性チューブから成る動脈側血液回路1a及び静脈側血液回路1bから主に構成されており、これら動脈側血液回路1aと静脈側血液回路1bの間にダイアライザ2が接続されている。
ダイアライザ2は、微小孔(ポア)が形成された複数の中空糸を筐体部に収容して成るものであり、その筐体部に、血液導入ポート2a、血液導出ポート2b、透析液導入ポート2c及び透析液導出ポート2dが形成されており、このうち血液導入ポート2aには動脈側血液回路1aの基端が、血液導出ポート2bには静脈側血液回路1bの基端がそれぞれ接続されている。また、透析液導入ポート2c及び透析液導出ポート2dは、透析装置本体5から延設された透析液導入ラインL1及び透析液排出ラインL2とそれぞれ接続されている。
動脈側血液回路1aには、その先端に動脈側穿刺針aが接続されているとともに、途中にしごき型の血液ポンプ3(ローラポンプ)が配設される一方、静脈側血液回路1bには、その先端に静脈側穿刺針bが接続されているとともに、途中に除泡用のエアトラップチャンバ4が接続されている。そして、動脈側穿刺針a及び静脈側穿刺針bを患者に穿刺した状態で、血液ポンプ3を駆動させると、患者の血液は、動脈側血液回路1aを通ってダイアライザ2に至り、該ダイアライザ2によって血液浄化が施された後、エアトラップチャンバ4で除泡がなされつつ静脈側血液回路1bを通って患者の体内に戻る。即ち、患者の血液を血液回路1にて体外循環させつつダイアライザ2にて浄化するのである。
また、動脈側血液回路1aの途中には、生食導入ラインL3が接続されており、当該生食導入ラインL3の先端には、生理食塩水を収容した生食バッグ6が接続されている。生食導入ラインL3は、通常は、クランプ手段(不図示)によりクランプされて流路が閉塞されているが、プライミングや補液、血液回収時において、当該クランプ手段を開放することにより、生食バッグ6内の生理食塩水が血液回路1内に導入されるようになっている。
一方、動脈側血液回路1aの一部には、図2に示すように、他より軟質且つ太径な可撓性チューブCが接続されており、当該可撓性チューブCが、透析装置本体5に配設された血液ポンプ3に取り付けられるよう構成されている。尚、同図中符号Ca、Cbは、可撓性チューブCの両端に固定された接続部を示しており、当該接続部Ca、Cbに動脈側血液回路1aを構成する可撓性チューブCがそれぞれ接続されるようになっている。
ここで、本実施形態に係る血液ポンプ3は、図3、4に示すように、ステータ7と、モータMの駆動により回転駆動可能なロータ8と、該ロータ8に形成された一対のローラ9と、ステータ7に溝状に形成された取付部10a、10bとを有しており、ロータ8の回転軸L1が水平軸(床面に対し水平方向に延びた仮想軸)となるようステータ7が配設されている。即ち、ステータ7の上面7cが上方を向き、下面7dが下方を向いた状態で血液ポンプ3が取り付けられているのである。
ステータ7は、可撓性チューブCが取り付けられる取付凹部7aが形成されたもので、当該取付凹部7aを形成する内周壁面に沿って可撓性チューブCが取り付けられるよう構成されている。取付凹部7aの略中央には、モータMにより回転軸L1を中心として回転駆動可能なロータ8が配設されている。かかるロータ8の側面(取付凹部7aの内周壁面と対向する面)には、一対のローラ9が配設されている。
図中符号8aは、ロータ8の上端側及び下端側から取付凹部7aの内周壁面に向かって突出形成されたピン状部材から成るガイドピンを示しており、当該ガイドピン8aの間に可撓性チューブCが保持されることとなる。即ち、ロータ8の回転駆動時、上下のガイドピン8aにより可撓性チューブCを正規の位置に保持させるとともに、取付凹部7aから離脱しないようになっているのである。尚、ステータ7には、図示しないカバーが開閉自在に取り付けられている。
ローラ9は、取付凹部7aに取り付けられた可撓性チューブCを径方向に圧縮しつつ当該ロータ8の回転に伴い長手方向(血液の流動方向)にしごくことにより、血液回路1内で血液を流動させ得るものである。即ち、取付凹部7a内に可撓性チューブCを取り付けてロータ8を回転駆動させると、ローラ9と取付凹部7aの内周壁面との間で当該可撓性チューブCが圧縮されるとともに、ロータ8の回転駆動に伴ってその回転方向(長手方向)にしごき得るのである。かかるしごき作用により、血液回路1内の血液がロータ8の回転方向に流動することとなるので、当該血液回路1内で患者の血液を体外循環させることが可能とされている。
而して、取付凹部7aに取り付けられた可撓性チューブCは、図5、6に示すように、ローラ9にてしごかれるしごき部C1と、該しごき部C1に向かって流体を流入させる入口部C2と、しごき部C1から流体を流出させる出口部C3との3つの部位を有しており、このうちしごき部C1が、既述のように、取付凹部7aの内周壁面に沿って配設されるとともに、入口部C2及び出口部C3は、ステータ7に形成された取付部10a、10bにそれぞれ取り付けられるようになっている。
取付部10a、10bは、入口部C2及び出口部C3が流体の流動方向に対してそれぞれ上方を向いた状態(流体の流通方向に対し水平面より上方に傾いた状態)としつつ可撓性チューブCを取り付け可能な部位である。より具体的には、取付部10a、10bは、ステータ7の取付凹部7a周縁部から上面7c、下面7dまで延び、当該上面7c及び下面7dで取付凹部7aを臨ませつつ開口した溝形状から成る。
而して、その溝形状(取付部10a、10b)に可撓性チューブCの入口部C2及び出口部C3を沿わせて取り付ければ、当該入口部C2がしごき部C1側に向かって(同図中右側へ向かって)上り傾斜状態とされ、且つ、出口部C3がしごき部C1側に向かって(同図中右側へ向かって)下り傾斜状態とされるようになっている。言い換えれば、取付部10a、10により、入口部C2及び出口部C3が流体の流動方向に対してそれぞれ上方を向いた状態となって取り付けられるのである。
更に、取付部10a、10bは、上記の如き構成である故、可撓性チューブCの入口部C2及び出口部C3がしごき部C1から遠ざかるに従い(図5中左方向に向かうに従い)離間する方向(略ハの字)に延設させるものである。ここで、ステータ7における側面(従来のクランプ手段が形成されていた位置)には、取付凹部7aを臨ませた切欠部7bが形成されており、当該切欠部7bが互いに離間する入口部C2及び出口部C3の間に位置している。
尚、取付部10a、10bには、それぞれ入口部C2及び出口部C3の外径より若干狭い寸法の挟持部10aa、10baが形成されており、当該挟持部10aa、10baに当該入口部C2及び出口部C3を嵌め込んで挟持させて、血液ポンプ3の駆動時に可撓性チューブCがずれないよう構成されている。勿論、かかる挟持部10aa、10baを形成しないものとしてもよい。
上記実施形態によれば、例えば治療前(穿刺針a、bを患者に穿刺する前)のプライミングおいて、血液ポンプ3を駆動させて生食バッグ6から血液回路1内に生理食塩水(プライミング液)を導入する際、可撓性チューブCの入口部C2及び出口部C3が流体(生理食塩水)の流動方向に対してそれぞれ上方を向いた状態としつつ取付部10a、10bにて取り付けられているので、可撓性チューブCの入口部C2及び出口部C3においてエア(気泡)が滞留してしまうのを抑制することにより、プライミング時の作業性を向上させ、プライミング工程から治療工程までの自動化を容易に図ることができる。
また、ロータ8が水平軸(床面に対し水平な回転軸L1)を中心に回転駆動するようにステータ7が配設されるとともに、取付部10a、10bは、可撓性チューブCの入口部C2及び出口部C3がしごき部C1から遠ざかるに従い離間する方向に延設させるものであるので、上述の如く可撓性チューブCの入口部C2及び出口部C3においてエアが滞留してしまうのを抑制することができ、且つ、ロータ8のメンテナンスやローラ9の調整作業等を容易に行わせることができる。
即ち、取付部10a、10bにより、可撓性チューブCの入口部C2及び出口部C3がしごき部C1から遠ざかるに従い離間する方向に延設した状態となるので、当該入口部C2と出口部C3との間の離間寸法を従来より広くとることができ、図7に示すように、その広くなった離間部に形成された切欠部7bからロータ8やローラ9に対して工具T等を挿通させることにより調整作業(例えば、ローラ9の位置調整による吐出圧調整作業)等を容易に行うことができるのである。
更に、適用される可撓性チューブCは、図8に示すように、巻かれた状態となる方向(図中矢印で示す方向)に弾性力が付与されたものであるのが好ましい。通常、可撓性チューブCは、巻かれた状態で運搬及び保管されることが多いため、所謂「巻きぐせ」(巻かれた状態となる方向に弾性力が付与された状態)を有している。このような可撓性チューブCを用いれば、当該可撓性チューブCを取付凹部7aに取り付けた際、その入口部C2と出口部C3とが巻かれた状態へ戻ろうと内側に向かって(即ち、互いに近接する方向に)弾性力が働き、その弾性力により当該入口部C2と出口部C3とがそれぞれ取付部10a、10bの内周壁面に押圧されて固く取り付けられる。
従って、従来の如きクランプ手段(図13及び図14の符号101参照)が不要となり、構成を簡素化し且つ部品点数を削減することができる。また、クランプ手段が不要となるため、従来の如く当該クランプ手段の形成位置まで入口部C2及び出口部C3を延設させる必要がなくなる。故に、取付凹部7aに取り付けるべき可撓性チューブCの長さを短くすることができ、当該可撓性チューブCの原材料の低減および当該可撓性チューブCの充填容量(プライミングボリューム)を低減させることができる。
また更に、取付部10a、10bは、可撓性チューブCの入口部C2及び出口部C3が水平面に対して略10〜60°傾斜して延設させるものであるのが好ましく、20〜40°傾斜して延設させるものであるのが更に好ましい。然るに、可撓性チューブCの入口部C2及び出口部C3が水平面に対して略20〜40°傾斜して延設させれば、当該入口部C2及び出口部C3においてエアが滞留してしまうのをより確実に抑制することができる。
ここで、上記取付部10aに代え、図9、10に示すように、可撓性チューブCの入口部C2を外側(同図中下側)へ徐々に屈曲させつつ案内する案内部11を設けた取付部10a’とし、しごき部C1から遠ざかるに従い入口部C2と出口部C3とが離間する方向へ延設させるようにしてもよい。これにより、可撓性チューブCの入口部C2を負荷のない自然な状態で延設させることができ、当該可撓性チューブCが不自然に折れ曲がったりしてしまうのを回避することができる。尚、上記取付部10b側も案内部11を設け、可撓性チューブCの出口部C3を外側(同図中上側)へ徐々に屈曲させつつ案内するよう構成してもよい。
尚、上述の如く、適用される可撓性チューブCが、図8に示すように、巻かれた状態となる方向(図中矢印で示す方向)に弾性力が付与されたものである場合、弾性力により変位しようとする入口部C2(又は出口部C3)が案内部11に沿って当接するため、当該可撓性チューブCが例えばV字状に不自然に折れ曲がったりしてしまうのをより確実に回避することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されず、例えば図11、12に示すように、ロータ8の回転軸L2が垂直軸(床面に対し鉛直方向に延びた仮想軸)となるようステータ7が配設された血液ポンプ3’であってもよく、この場合、ステータ7の正面7eが上方を向いた状態で血液ポンプ3’が取り付けられることとなる。
また、ロータ8の回転軸L2が垂直軸となるようステータ7が配設されたものにおいては、上記取付部10a、10bに代えて、取付部12a、12bとする。かかる取付部12a、12bは、入口部C2及び出口部C3が流体の流動方向に対してそれぞれ上方を向いた状態(流体の流通方向に対し水平面より上方に傾いた状態)としつつ可撓性チューブCを取り付け可能な部位であり、より具体的には、ステータ7の取付凹部7a周縁部から一側面まで延び、当該側面で取付凹部7aを臨ませつつ開口した溝形状から成る。
而して、その溝形状(取付部12a、12b)に可撓性チューブCの入口部C2及び出口部C3を沿わせて取り付ければ、当該入口部C2がしごき部C1側に向かって上り傾斜状態とされ、且つ、出口部C3がしごき部C1側に向かって下り傾斜状態とされるようになっている。言い換えれば、取付部12a、12により、入口部C2及び出口部C3が流体の流動方向に対してそれぞれ上方を向いた状態となって取り付けられるのである。
上記の如き血液ポンプ3’によっても、上記血液ポンプ3と同様、例えば治療前(穿刺針a、bを患者に穿刺する前)のプライミングおいて、血液ポンプ3’を駆動させて生食バッグ6から血液回路1内に生理食塩水(プライミング液)を導入する際、可撓性チューブCの入口部C2及び出口部C3が流体(生理食塩水)の流動方向に対してそれぞれ上方を向いた状態としつつ取付部12a、12bにて取り付けられているので、可撓性チューブCの入口部C2及び出口部C3においてエア(気泡)が滞留してしまうのを抑制することにより、プライミング時の作業性を向上させ、プライミング工程から治療工程までの自動化を容易に図ることができる。
更に、本実施形態においては、血液透析治療を行う透析装置に適用されているが、患者の血液を体外させ得るための血液回路におけるしごき型のローラポンプを具備したものであれば、他の治療のもの(血液浄化装置)にも適用することができる。尚、血液ポンプに限らず、他の形態の種々ローラポンプに適用することができ、例えば、多用途透析装置に用いられる補液ポンプ等が挙げられる。
入口部及び出口部が流体の流動方向に対してそれぞれ上方を向いた状態としつつ可撓性チューブを取り付け可能な取付部が形成されたステータを具備したローラポンプ、或いは当該ローラポンプを備えた血液浄化装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
本発明のローラポンプが適用される透析装置を示す模式図 同ローラポンプに取り付けられる可撓性チューブを示す拡大模式図 同ローラポンプを示す側面図及び正面図 同ローラポンプを示す斜視図 同ローラポンプ(可撓性チューブを取り付けた状態)を示す側面図及び正面図 同ローラポンプ(可撓性チューブを取り付けた状態)を示す斜視図 同ローラポンプにおいて工具T等を挿通させて調整作業を行っている状態を示す模式図 同ローラポンプに取り付けられる可撓性チューブであって、巻かれた状態となる方向に弾性力が付与された状態のものを示す模式図 本発明の他の実施形態に係るローラポンプを示す正面図 同他の実施形態に係るローラポンプ(可撓性チューブを取り付けた状態)を示す正面図 本発明の更に他の実施形態に係るローラポンプを示す斜視図 同更に他の実施形態に係るローラポンプ(可撓性チューブを取り付けた状態)を示す斜視図 従来のローラポンプを示す斜視図 従来のローラポンプ(可撓性チューブを取り付けた状態)を示す正面図
符号の説明
1 血液回路
1a 動脈側血液回路
1b 静脈側血液回路
2 ダイアライザ
3 血液ポンプ(ローラポンプ)
4 エアトラップチャンバ
5 透析装置本体
6 生食バッグ
7 ステータ
8 ロータ
9 ローラ
10a、10b 取付部
11 案内部
12a、12b 取付部
C 可撓性チューブ
C1 しごき部
C2 入口部
C3 出口部
L1 回転軸(水平軸)
L2 回転軸(垂直軸)

Claims (6)

  1. 流体を流動させ得る可撓性チューブが取り付けられる取付凹部を具備したステータと、
    前記取付凹部内で回転駆動可能とされたロータと、
    該ロータに形成され、当該取付凹部に取り付けられた可撓性チューブを径方向に圧縮しつつ当該ロータの回転に伴い長手方向にしごくことにより、当該可撓性チューブ内で流体を流動させるためのローラと、
    を具備し、前記取付凹部に取り付けられた可撓性チューブが、前記ローラにてしごかれるしごき部と、該しごき部に向かって流体を流入させる入口部と、前記しごき部から流体を流出させる出口部とを有するローラポンプにおいて、
    前記ステータは、前記入口部及び出口部が流体の流動方向に対してそれぞれ上方を向いた状態としつつ前記可撓性チューブを取り付け可能な取付部が形成されたことを特徴とするローラポンプ。
  2. 前記ロータが水平軸を中心に回転駆動するように前記ステータが配設されるとともに、前記取付部は、前記可撓性チューブの入口部及び出口部がしごき部から遠ざかるに従い離間する方向に延設させるものであることを特徴とする請求項1記載のローラポンプ。
  3. 前記可撓性チューブは、巻かれた状態となる方向に弾性力が付与されたものであることを特徴とする請求項2記載のローラポンプ。
  4. 前記取付部は、前記可撓性チューブの入口部及び出口部が水平面に対して略20〜40°傾斜して延設させるものであることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のローラポンプ。
  5. 前記取付部は、前記可撓性チューブの入口部又は出口部をそれぞれ外側へ徐々に屈曲させつつ案内して、しごき部から遠ざかるに従い離間する方向へ延設させるものであることを特徴とする請求項3記載のローラポンプ。
  6. 流体を流動させ得る可撓性チューブが取り付けられる取付凹部を具備したステータと、
    前記取付凹部内で回転駆動可能とされたロータと、
    該ロータに形成され、当該取付凹部に取り付けられた可撓性チューブを径方向に圧縮しつつ当該ロータの回転に伴い長手方向にしごくことにより、当該可撓性チューブ内で流体を流動させるためのローラと、
    を具備し、前記取付凹部に取り付けられた可撓性チューブが、前記ローラにてしごかれるしごき部と、該しごき部に向かって流体を流入させる入口部と、前記しごき部から流体を流出させる出口部とを有するローラポンプを備えた血液浄化装置において、
    前記ローラポンプは、そのステータが、前記入口部及び出口部が流体の流動方向に対してそれぞれ上方を向いた状態としつつ前記可撓性チューブを取り付け可能な取付部が形成されたものであることを特徴とするローラポンプを備えた血液浄化装置。
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