JP2009297052A - 電動調理機 - Google Patents

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JP2009297052A
JP2009297052A JP2008151254A JP2008151254A JP2009297052A JP 2009297052 A JP2009297052 A JP 2009297052A JP 2008151254 A JP2008151254 A JP 2008151254A JP 2008151254 A JP2008151254 A JP 2008151254A JP 2009297052 A JP2009297052 A JP 2009297052A
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Yasuhiro Kakimoto
泰洋 垣本
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Panasonic Corp
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Abstract

【課題】食感の良い大根おろし等のおろし調理ができる電動調理機を提供する。
【解決手段】製品本体1に載置される容器3と、前記容器3の上面開口部3aを覆う蓋7と、前記容器3内に内設され略円盤形状の上面におろし刃8を有する回転カッター2と、略板状で前記回転カッター2の上面に置かれた大根5に載置され、前記大根5を前記おろし刃8に押し付ける重し6を備え、前記重し6に、前記大根5との滑りを防止する凸部9を形成したもので、重し6の凸部9により、大根5が滑ることがなく、さらに、重し6により大根5が回転カッター2のおろし刃8に押さえつけられるので、大根5は、確実にしかも深くおろし刃で削られ、食感の良い大根おろし調理を実現することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、大根おろし等のおろし調理をおこなう電動調理機に関するもので、特に、おろし粗さの調節に関するものである。
従来、この種の電動調理機のおろし調理は、図3に示すように、略円盤状のおろし刃15を有した回転カッター16の上に、角切りした大根等の調理物17を置き、回転カッター16を回転させることにより大根おろしを作っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−220051号公報
しかしながら上記従来の電動調理器の構成では、大根等の調理物17は、回転カッター16の上に置いてあるだけなので、調理物17は、おろし刃15に対し調理物17の自重のみの力で押し付けられている状態である。したがって、できあがった大根おろしの粗さが細かすぎ、一般のおろし金を用いて手作業でつくった大根おろしに比べ食感が劣るという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、食感の良い大根おろし等のおろし調理ができる電動調理機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電動調理機は、製品本体に載置される容器と、前記容器の上面開口部を覆う蓋と、前記容器内に内設され略円盤形状の上面におろし刃を有する回転カッターと、略板状で前記回転カッターの上面に置かれた調理物に載置され、前記調理物を前記おろし刃に押し付ける付勢手段を備え、前記付勢手段に、前記調理物との滑りを防止する凸部を形成したもので、付勢手段の凸部により、調理物の滑りが止められ、さらに、付勢手段により大根等の調理物が回転カッターのおろし刃に押さえつけられるので、調理物は、確実にしかも深くおろし刃で削られ、食感の良い大根おろし等のおろし調理を実現することが可能となる。
本発明の電動調理機は、付勢手段により食材が深くおろし刃により削られるので、おろし金を用いて手作業で作った大根おろしのように食感の良いおろし調理が可能となる。また、深くおろし刃により削られるので調理時間を短縮させることができる。
第1の発明は、製品本体に載置される容器と、前記容器の上面開口部を覆う蓋と、前記容器内に内設され略円盤形状の上面におろし刃を有する回転カッターと、略板状で前記回転カッターの上面に置かれた調理物に載置され、前記調理物を前記おろし刃に押し付ける付勢手段を備え、前記付勢手段に、前記調理物との滑りを防止する凸部を形成したもので、付勢手段の凸部により、調理物の滑りが止められ、さらに、付勢手段により大根等の調理物が回転カッターのおろし刃に押さえつけられるので、調理物は、確実にしかも深くおろし刃で削られ、食感の良い大根おろし等のおろし調理を実現することが可能となる。
第2の発明は、特に、第1の発明の凸部の先端を鋭利な形状にしたもので、凸部による調理物の滑りをより確実に止めることができ、大根等の調理物はより深く回転カッターの
おろし刃に削られ、一層食感の良い大根おろし等のおろし調理を実現することが可能となる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の付勢手段の回転カッターとの共回りを防止するための係合部を設けたもので、付勢手段と回転カッターの供回りを防ぐことができ、大根等の調理物はより深く回転カッターのおろし刃に削られ、一層食感の良い大根おろし等のおろし調理を実現することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における電動調理器の断面図、図2は、同電動調理器の回転カッターの斜視図である。
図1、図2において、本実施の形態における電動調理器の製品本体1の上には、回転カッター2を収納した容器3が載置している。回転カッター2は、製品本体1に内蔵されたモータ4によりプーリー11を介して回転駆動されるようになっている。
6は、略板状で、核回転カッター2の上に載せられた調理物である大根5に載置され、大根5に荷重を加えるための付勢手段となる重しで、7は、容器3の上面開口部3aを覆う蓋である。回転カッター2の略円盤形状の上面には、おろし刃8が形成されており、回転カッター2の回転により、大根5が削られるようになっている。
重し6には、先の尖った凸部9が下方に突出して形成されている。また、重し6は、容器3又は蓋7に設けた係合部10により、円周方向の動きが規制され、回転カッター2の回転時に回転しないようになっている。
以上のように構成された本実施の形態における電動調理機で、大根をおろす際の動作、作用を説明する。
まず、蓋7を開け、角切りした大根5を、回転カッター2の上面に載せる。次に、凸部9を下にして、重し6を大根5の上に載せることにより、大根5は重し6によりおろし刃8に深く圧接される。そして、容器3の上面開口部3aを蓋7で閉じ、図示しないスイッチをONすると、モータ4の駆動により、回転カッター2が回転し、大根5がおろし刃8でおろされ、大根おろしが出来上がる。
本実施の形態では、重し6に設けた凸部9の先端が鋭いので、大根に食い込み、大根は回転カッター2の回転運動により動くことが無い。また、重し6も、係合部10により円周方向の動きを規制されているので回転カッター2の回転とともに共回りをすることがない。したがって、大根5は粗く削られる。これによりおろし金を用い手作業で作った大根おろしのように食感が良く美味しい大根おろしを作ることができる。また、粗く削るので調理時間が短くすることができる。更に、重し6の質量は一定なので、大根5に加わる押さえ力も一定となり、大根おろしの荒さも常に一定となり、使用勝手が良い電動調理機を提供できる。
以上のように、本発明にかかる電動調理機は、食感の良い美味しい大根おろしを短時間で作ることができる。
本発明の第1の実施の形態における電動調理器の断面図 同電動調理器の回転カッターの斜視図 従来の電動調理器の断面図
符号の説明
1 製品本体
2 回転カッター
3 容器
3a 上面開口部
5 大根(調理物)
6 重し(付勢手段)
7 蓋
8 おろし刃
9 凸部
10 係合部

Claims (3)

  1. 製品本体に載置される容器と、前記容器の上面開口部を覆う蓋と、前記容器内に内設され略円盤形状の上面におろし刃を有する回転カッターと、略板状で前記回転カッターの上面に置かれた調理物に載置され、前記調理物を前記おろし刃に押し付ける付勢手段を備え、前記付勢手段に、前記調理物との滑りを防止する凸部を形成したことを特徴とする電動調理機。
  2. 凸部の先端を鋭利な形状にした請求項1に記載の電動調理機。
  3. 付勢手段の回転カッターとの共回りを防止するための係合部を設けた請求項1又は2に記載の電動調理機。
JP2008151254A 2008-06-10 2008-06-10 電動調理機 Pending JP2009297052A (ja)

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