JP2009296484A - コンテンツ配信システム、および配信サーバ、送信側端末、ならびに配信サーバプログラム、送信側端末プログラム - Google Patents

コンテンツ配信システム、および配信サーバ、送信側端末、ならびに配信サーバプログラム、送信側端末プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ストリーミング型やダウンロード型等のサービス形態と、ライブコンテンツもしくは記録コンテンツといったコンテンツ形態とを組み合わせ、配信形態を適宜変更してコンテンツ配信を行うコンテンツ配信システムを提供する。
【解決手段】コンテンツを配信する配信サーバ100と、配信の対象となるコンテンツを配信サーバ100に送信する送信側端末120と、配信サーバ100から配信されるコンテンツを受信して表示を行う受信側端末130とから構成されるコンテンツ配信システムであって、送信側端末120は、送信側ユーザの指示に基づいて配信の対象となるコンテンツを特定する情報およびコンテンツの配信条件を配信サーバ100に対して指定し、配信サーバ100は、送信側端末120から指定された配信条件と、受信側端末130からのアクセス態様とに基づいて、配信対象のコンテンツの配信形態を変更して受信側端末130へ配信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介したコンテンツ配信サービスにおける技術に関し、特に、個人放送局に適用可能なIPテレビを用いた放送局システムなどのコンテンツ配信システム、および配信サーバ、送信側端末、ならびに配信サーバプログラム、送信側端末プログラムに適用して有効な技術に関するものである。
近年、PC(パーソナルコンピュータ)や携帯端末等の端末性能の向上や、ネットワーク回線の大容量化、ハードディスクの大容量化等に伴い、映像や音楽、文字列や説明情報(メタデータ)などのデータからなるコンテンツを、サーバからクライアント端末にIP(Internet Protocol)ネットワークを通じて配信し、端末で視聴を行うコンテンツ配信システムが構成されている。このようなコンテンツ配信システムを用いて、テレビ番組や映画などの映像コンテンツをネットワークを通じて配信するIPテレビ(IPTV)サービスが開発されている。
これらのIPTVサービスを用いることで、サービス事業者としての企業や団体が提供するコンテンツの配信が行われている。一方、この仕組みを個人利用にまで広げ、個人の紹介や、趣味、家庭でのイベントなどに基づいて制作したコンテンツを他人に公開し、自己表現や感動共有を行わせたいという要求が高まってきた。このように、個人コンテンツを共有するためのIPTVサービスは「個人放送局」とも言えるが、コンテンツの制作や、配信するためのデータ変換、ユーザの管理、課金、実際の配信など、様々な局面で専門的知識を要したり、作業や面倒な手続きも多いため、これをセンターシステムでサポートすることで個人向けIPTVサービスを提供するシステムが登場してきた。
例えば、インターネットを用いた個人向けIPTVシステムとして、ビデオ映像の共有を目的とした「YouTube(登録商標)」(URL:http://www.youtube.com)が広く知られている。ここでは、ウェブサイトに連動したサーバに、指定されたサイズまでの録画済の動画像ファイルを転送(アップロード)し、コンテンツ情報と共に投稿する。この動画像ファイルは、投稿した登録済会員が指定することで、不特定まで、もしくは、特定数の任意指定会員までのどちらかより公開範囲条件を選択することが可能である。
これにより、それぞれの公開範囲条件にしたがって、同じウェブサイトや別のウェブサイトからのURLによるリンクを用いて、VOD(Video On Demand)としてコンテンツを視聴することができる。また、テキストによるコンテンツ情報からの動画像検索や、評価やコメント付けが可能である。このように、「YouTube」などでは、ウェブサイトに連動したサーバに個人コンテンツをアップロードし、視聴を行うユーザに対してそのコンテンツをストリーミング型で配信する、すなわち、記録コンテンツのストリーミング配信を行っている。
また、特開2007−43695号公報(特許文献1)には、「ワン―ストップでインターネットを通じて個人動画放送を提供すること」(段落[0004]参照)を課題とし、その解決手段として「個人動画放送、チャンネル及びビデオオンデマンド情報を実時間で提供するウェブサーバーと、実時間放送及びビデオオンデマンド情報を端末の環境フォーマットに変換して提供するメディアサーバーと、実時間エンコーディングもしくは実時間で放送を選択して各種情報を伝送する個人用放送端末と、動画を撮影するための映像機器とを含む個人動画放送システム」(段落[0005]参照)が記載されており、実時間放送およびビデオオンデマンド、すなわち、記録コンテンツに加えてライブコンテンツについてもストリーミング配信を行うことが開示されている。
また、個人動画放送サイト上で「自分のチャンネルに移動した後、ライブ放送を選択し、放送用プログラムの組込み有無を確認し、ビデオ/オーディオ・キャプチャー装置を自動に検索して選択し、放送基本情報を入力して放送装置を準備し、放送用固有URLを生成してメディアサーバーに接続することで、実時間映像圧縮データ伝送によって放送を開始する」(段落[0005]参照)というステップを経て、ライブによる個人動画放送を実現することが記載されている。
特開2007−43695号公報
しかしながら、「YouTube」や特許文献1の技術をはじめとして、従来のIPTVシステムを含むコンテンツ配信システムでは、ライブコンテンツに関して、そのコンテンツの配信時間帯以外での配信サービスは実施されていない。その理由は、ライブコンテンツは、正にその配信が行われる時間に受信側ユーザが見ることができない場合には、予めライブ配信を行うことを知る受信側ユーザが、一般的なビデオレコーダで行われている予約による録画を行い、受信側ユーザがビデオレコーダを操作可能なタイミングで時間をずらして視聴するという、受信側ユーザによるコンテンツ配信の認知と受信側端末でのサポートとを前提としていたためである。
すなわち、従来のコンテンツ配信システムにおいては、ライブとしての配信を希望する送信側ユーザがいても、受信側ユーザがその場にいない場合はコンテンツ共有は成立せず、また、受信側ユーザが予めライブ配信が行われることを知らない、もしくは、録画予約設定に失敗した場合には、これらユーザ間でのコンテンツ共有の実現は困難であった。さらに、送信側ユーザがライブコンテンツをいったん記録しておき、記録コンテンツとして再び別形態で配信をやり直すといった煩雑な作業があれば同様の配信が可能であるが、設備面や技術面で制約のある個人レベルでの放送局ではこのような再配信を行うには限界があった。なお、この場合でも、再配信の時間帯を受信側ユーザが失念したり、予約録画に失敗したりすると見逃してしまうことには変わりない。
そこで本発明の目的は、IPTVを用いた放送局システムなどのコンテンツ配信システムにおいて、ストリーミング型やダウンロード型等のサービス形態と、ライブコンテンツもしくは記録コンテンツといったコンテンツ形態とを組み合わせ、配信形態を適宜変更してコンテンツ配信を行うコンテンツ配信システムを提供することにある。本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態によるコンテンツ配信システムは、送信側ユーザの指定した配信条件と受信側端末からのアクセス態様とに基づいて配信形態を変更して、送信側端末から取得したコンテンツを受信側端末に配信する配信サーバと、送信側ユーザからの指定を受けてコンテンツの配信条件を配信サーバに対して指定し、また、コンテンツを配信サーバに対して送信する送信側端末と、配信サーバから配信されるコンテンツを受信して表示を行う受信側端末とから構成されることを特徴とするものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態によれば、コンテンツ配信システムにおいて、ストリーミング型やダウンロード型等のサービス形態と、ライブコンテンツもしくは記録コンテンツといったコンテンツ形態とを組み合わせ、送信側ユーザの意向に基づいて、受信側端末による配信サーバへのアクセス態様を考慮して、配信形態を適宜変更してコンテンツ配信を行うコンテンツ配信システムを提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<概要>
以下で説明する本発明の一実施の形態であるコンテンツ配信システムは、映像や音声や文字情報などのいくつかのメディアで構成される番組情報のようなコンテンツをInternet Protocolで配信する放送サービス(以下では「IPTVサービス」と記載する)を想定しているが、特にこれに限定されるものではない。このIPTVサービスは、コンテンツのサービス形態から大別すると、「ストリーミング」、「ダウンロード」、および「プログレッシブダウンロード」の3つのサービス形態に分類される。
「ストリーミング」は、サーバからコンテンツデータをネットワーク経由でクライアントに逐次配信し、クライアントでは到着したデータから映像や音声等を逐次再生することでユーザに提示する。このため、十分に帯域の広いネットワークがある場合にはほぼリアルタイムにユーザがコンテンツを視聴可能であることが特徴である。
「ダウンロード」は、クライアントがサーバから予めコンテンツデータのすべてを取得して蓄積しておき、蓄積が完了した後に視聴再生を行う。このため、リアルタイムに視聴する必要がない場合、予めすべてのコンテンツデータの配信を完了して蓄積しておくことで、ユーザが所望するタイミングで何度でも視聴することが可能となり、十分に帯域の広いネットワークがない場合でもコンテンツ配信を受けられることが特徴である。
また、「プログレッシブダウンロード」は、これら2つの中間に位置し、コンテンツデータのすべての配信が完了する前に、クライアントに蓄積された分のコンテンツから逐次視聴を行う。これにより、コンテンツデータの蓄積完了を待つ必要がなくなるため、十分に帯域の広いネットワークがない場合でもコンテンツの視聴開始までの時間を短縮することができる。また、コンテンツデータの蓄積完了後であれば、ユーザが所望するタイミングで何度でも視聴できるというメリットが得られる。
一方で、コンテンツは、別の分類として、既に全体として完成された「記録コンテンツ」と、実時間で逐次行われている事象そのものである「ライブコンテンツ」の2つの形態に大別できる。従って、コンテンツの配信形態としては、上記3つのサービス形態と2つのコンテンツ形態による6通りの組み合わせが考えられる。
なお、「記録コンテンツのダウンロード」は歴史的に古くから行われており、「記録コンテンツ」のデータ、すなわちファイルとしてクライアントがすべてサーバから受信し、受信したファイルをユーザが任意のタイミングで再生することで実現されている。また、「記録コンテンツのプログレッシブダウンロード」についても、ファイルの受信の途中で既に受信済みのデータを用いて再生を行うことで実現できる。また、「記録コンテンツのストリーミング」については、前述した通り「YouTube」などのサービスにおいて現在では一般的に行われている。
IPTVサービスを含むコンテンツ配信サービスにおいては、ユーザがコンテンツ配信サービスを受けたときの対価の支払いとしてサービス事業者による利用料課金が行われることが多い。このとき、ユーザは正規利用者として予め登録されており、ユーザの識別子(ID)をキーとして、パスワード(パスコードもしくは指紋等の生体情報等でもよい)や、本名および住所をはじめとする各種情報が管理される。その上で、有料となるコンテンツの配信を受けて蓄積もしくは視聴した際の課金情報を記録可能であり、別途指定される支払い方法により利用料の納付が可能であることが確認される。
そして、ユーザがコンテンツ配信サービスを利用する際には、これら登録情報内のIDとパスワードによる管理情報との照合によってサービスを利用可能化する処理、すなわち、ユーザ認証を受ける必要がある。このユーザ認証された正規利用者には、配信を受けるコンテンツの選択や検索、その他の情報配信等のサービスを選択するための、いわゆる「ポータル」と呼ばれる、サービス選択のための画面が提供されることが多い。
さらに、ユーザが用いる端末装置がサービス事業者が指定する装置であるか、もしくは、端末装置内で動作するコンテンツ配信サービスを受けるプログラムが指定のプログラムであるかを、コンテンツ配信サービスに先んじて通信により確認する、すなわち、機器認証を行うことも多い。これにより、無断でのコピーや移動、改変などの著作権法等の法令に違反する行為や、コンテンツの不正利用を防止することができる。
このとき、コンテンツデータを予め共通鍵暗号方式で暗号化しておき、認証された正規利用者および/または認証された正規機器上で復号化できるよう、暗号化されたコンテンツを復号化するための鍵を別途授受して、端末上にコンテンツに結び付けて保持することがある。また、公開鍵暗号化方式を用いて公開鍵と秘密鍵を端末側もしくはサービス事業者側で用意し、秘密鍵を利用者登録時等に端末に送信して、サービス事業者と端末とでそれぞれ暗号化、復号化に用いてもよい。一般にこれら復号化のための鍵は、コンテンツ再生の期限や回数、および再生可能なユーザや機器等の再生条件とともに記録される。以下、暗号化のための鍵を暗号鍵、復号化のための鍵を復号鍵と呼ぶ。
このように、ユーザ認証と機器認証、および復号鍵の関連付けにより、サービス事業者は、コンテンツやサービスの提供者の代行として、コンテンツ配信サービス等をユーザに安全に提供し、確実な課金を行うことができる。以降、ユーザは所望するコンテンツの配信を受け、正しくコンテンツ再生等のサービスを受けることとなる。さらに、これらに基づいて、ユーザは、再生できる権利に対応させて結び付けたコンテンツを端末に保持することが可能となる場合もある。
<実施の形態>
以下、本発明の一実施の形態であるコンテンツの配信を行うためのコンテンツ配信システムについて図面を用いて説明する。図1は、本実施の形態であるコンテンツ配信システムの基本的なシステム構成例を表した図である。
本実施の形態のコンテンツ配信システムは、コンテンツを配信するサーバが、送信側端末よりコンテンツ情報およびコンテンツの配信条件情報を取得し、これらを用いることで送信側端末からのコンテンツデータの取得、および、受信側端末から当該コンテンツの配信の要求を受けた際の状況を判定する処理を行う。これにより、ライブ配信時のコンテンツデータの転送、もしくは、サーバ上での蓄積、再生開始時刻等の判断を行うものである。
コンテンツ配信システムは、ネットワーク110を中心として、配信サーバ100、クライアント端末(送信側端末120、受信側端末130)が接続されている。なお、本実施の形態では、配信サーバ100およびクライアント端末は、それぞれ個別の装置として構成されているが、これらのうちの一部または全部が同一の装置で構成されていてもよい。また、ネットワーク110については、インターネットをはじめ、例えば、家庭内のLAN(ローカルエリアネットワーク)や、同一の装置内部にあるデータバス等であってもよい。
配信サーバ100は、演算部103を中心として、ユーザ(送信側ユーザ、受信側ユーザ)もしくはクライアント端末を管理するユーザ管理部101、コンテンツを管理するコンテンツ管理部102、ネットワーク110を経由して他の機器、特にクライアント端末と通信を行うための通信部104、およびコンテンツの配信状況を管理する配信管理部105から構成される。
ユーザ管理部101では、ユーザ認証を行うための認証情報106と、ユーザによるコンテンツの視聴に対する課金状況を記録する課金情報107とを管理している。図2は、認証情報106のデータ構造およびデータの例を示す図である。認証情報106には、ユーザID(管理番号)と、予め定めたユーザに一意の識別子(ユーザ名)およびパスワード、ユーザの氏名、住所および連絡先などが格納されている。図2の例ではユーザの情報を管理しているが、ユーザが使用するクライアント端末の情報を管理していてもよい。
図3は、課金情報107のデータ構造およびデータの例を示す図である。課金情報107には、前述のユーザIDに関連付けて、支払い方法および支払い名義人、利用したコンテンツのID、契約形態および発生日、コンテンツ配信サービスもしくは配信されたコンテンツを再生視聴したことにより発生するユーザへの課金額などが格納されている。なお、ユーザ管理部101が管理する認証情報106、課金情報107の各種情報は、ハードディスク等の記録メディアを用いて記録され、ユーザ管理部101が管理するメモリ領域上に読み込まれてもよい。
コンテンツ管理部102では、コンテンツデータおよび付随する情報から構成するコンテンツ情報108を管理する。図4は、コンテンツ情報108のデータ構造およびデータの例を示す図である。コンテンツ情報108には、コンテンツのID(管理番号)と、コンテンツの所有者であるユーザのID(オーナUID)、コンテンツのフォーマットや内容等の説明情報、コンテンツデータ自体、およびコンテンツのサイズや、コンテンツ配信サービスもしくは配信されたコンテンツを再生視聴した場合に課金する料金などが格納されている。
また、コンテンツの完全性を保証するために用いるチェックサム情報や、インターネット等の通信経路にて悪意の第三者からコンテンツを保護するために、RSA暗号化技術などを用いて暗号化されたコンテンツを復号化して再生するための鍵情報が格納されていてもよい。なお、コンテンツ管理部102が管理するコンテンツ情報108の各種情報は、ハードディスク等の記録メディアを用いて記録され、コンテンツ管理部102が管理するメモリ領域上に読み込まれてもよい。また、コンテンツ情報108の各種情報を、コンテンツデータ自体と、コンテンツデータを説明するデータ(メタデータ)としていくつかに分けて管理してもよい。
次にクライアント端末について説明する。図1に示すように、本実施の形態におけるクライアント端末は、送信側端末120と、受信側端末130の2種類あるものとして説明する。すなわち、送信側端末120は、配信サーバ100を経由して自らのコンテンツの配信を希望するユーザが操作する端末である。また、受信側端末130は、配信サーバ100を経由して送信側端末120のユーザの意向に従って配信されてくるコンテンツを受信し、視聴することを希望するユーザが操作する端末である。
本実施の形態では、送信側端末120と受信側端末130のブロック構成は同じであるものとしているが、後述するそれぞれのクライアント端末における処理ステップを行うことができれば必ずしも同じ構成でなくてもよい。また、それぞれのクライアント端末がPC等の汎用機器やTV等の特定機器として構成される場合も、後述する処理ステップを行うことができれば、ブロック構成は図1に示す構成に限定されない。
送信側端末120は、演算部123を中心として、コンテンツを管理するコンテンツ管理部121、ネットワーク110を用いて他の機器、特に配信サーバ100と通信を行うための通信部122、ユーザに対して表示を行う表示部124、ユーザからの指示を受け付ける入力部125、および送信側端末120を識別するために予め設定された識別子128から構成される。また、受信側端末130も同様に、演算部133、コンテンツ管理部131、通信部132、表示部134、入力部135、識別子138から構成される。なお、それぞれの表示部124、134は、必ずしもディスプレイ等自体である必要はなく、当該クライアント端末と別体のディスプレイやTV等に表示するデータを出力する出力部であってもよい。
それぞれのクライアント端末におけるコンテンツ管理部121、131では、コンテンツ情報126、136をそれぞれ管理する。このコンテンツ情報126、136は、図4に示す配信サーバ100でのコンテンツ情報108と同様の形式であるものとし、送信側端末120が有するコンテンツに関する各種情報、受信側端末130が既に配信を受けたコンテンツに関する各種情報がそれぞれ管理される。また、それぞれのクライアント端末における設定情報127、137では、コンテンツ配信システムに関するそれぞれのクライアント端末でのオプション等の各種設定情報を管理する。
次に、本実施の形態のコンテンツ配信システムにおける処理フローについて説明する。図5は、本実施の形態のコンテンツ配信システムにおける処理フローのうち、送信側端末120で行われる送信前処理の流れの例を示すフロー図である。まず、ユーザは送信側端末120を用いて配信サーバ100にアクセスし、ログイン、すなわちユーザ認証を行う(ステップS501、S511)。
図6は、ユーザ認証の際のログイン画面の例を示す図である。ユーザは送信側端末120の表示部124に表示される図6の画面、および入力部125でのユーザによる入力からなるユーザインタフェースを用いて、ユーザID(ユーザ名)と、パスワード等の情報を入力する。送信側端末120の演算部123は、入力された情報を予め定められた形式で配信サーバ100に送信する。配信サーバ100では、ユーザ管理部101にて管理される認証情報106を用いて、受信したユーザ名とパスワードが正しいか否かを検証する。正しい場合にはこのユーザが正規にログインしたものとして認証する。
ここでのユーザインタフェースにおいて、入力部125は、例えば、リモコンやマウス、キーボードなどの装置、あるいは表示部124上に配置されるタッチパネルなどであってもよい。これらを用いたユーザの操作に従い、表示部124に表示される画面に配置されるボタン図形の形状や色等を変化させたり、入力に従ってテキストを追加表示したり削除したりすることで、ボタン図形の選択や決定、あるいは文字入力させるように連携して動作することが望ましい。また、文字入力の際には、例えば、表示画面上に文字一覧表および操作のボタンを列挙し、ユーザにボタンを選択・決定させることで文字入力を可能にしてもよい。これらは、以降の画面操作の説明でも同様であり、特にボタン図形を選択し決定する際の動作を「押下」と表記することとする。
なお、ログイン後、送信側端末120においてユーザが操作をしない状態で一定時間を超えた場合には、再度ステップS501、S511のログイン処理を行ってもよい。また、本実施の形態では、ユーザ名とパスワードにて認証するものとしているが、ユーザの指静脈や指紋、虹彩、顔等の画像や声紋等の音響を用いた生体認証や、その他の認証手段であってもよく、その際には、配信サーバ100は、これらのユーザ情報を検証するための情報を認証情報106にて管理し、ユーザ認証を行う。
配信サーバ100において正しくユーザ認証が行われた場合は、送信側端末120ではサービスを選択するメインメニューに画面が遷移する。図7は、メインメニューの例を示す図である。図7の例では、ユーザが選択可能な、「VOD視聴」「個人放送視聴」「個人放送配信」の各種サービスを示すボタンが表示されている。
図7に示すメインメニューから、送信側端末120のユーザが「個人放送配信」のボタンを選択して押下することで、送信側端末120は、コンテンツの配信要求を配信サーバ100に通知する(ステップS502)。配信サーバ100は、配信要求に対する応答として、配信要求許可の応答を送信側端末120に送信する(ステップS512)。
配信要求許可の応答を受信すると、送信側端末120では、個人放送の配信条件を設定する画面に遷移する。図8は、個人放送配信における配信条件設定の主画面の例を示す図である。図8に示す画面によって、送信側端末120のユーザは、配信するコンテンツの内容、および個人放送として配信する際の配信条件を設定し(ステップS503)、送信側端末120は、設定された配信条件を配信サーバ100へ通知する。
図9は、配信条件のうちのコンテンツの形態等の情報を設定する画面の例を示す図である。図9に示す画面は、図8に示す画面において、送信側端末120のユーザがコンテンツ欄の右側にある「設定変更」ボタンを押下した場合に表示される画面である。図9の例では、コンテンツ形態として「アップロード」が選択され、配信サーバもしくは送信側端末120で行うコンテンツを配信可能なフォーマットに変換する処理が「自動」で行われるように選択されている。
また、ライブコンテンツを配信サーバ120にアップロードするために送信側端末120と連携するビデオカメラ等の外部デバイスの検出を「自動」で行うように選択されており、さらにそのデバイスとして「○○家のBDカム」が選択されている例を表している。なお、この外部デバイスの検出に関しては、例えば、一般的なUPnP(Universal Plug and Play)等のネットワーク機器間連携のための規格により、ネットワークに接続しているデバイスの自動検索を用いることなどが考えられる。ここでは、外部デバイスとして選択された「○○家のBDカム」からの映像を送信側端末120が取得可能であるものとして、以下説明する。
図9に示す画面では、さらにユーザがこれから配信を行うコンテンツの説明を入力することができる。例えば、コンテンツ説明欄の「変更」ボタンを押下することで、コンテンツのタイトルや概要を設定してもよい。以上のような設定項目を設定したうえで、画面右下の「設定」ボタンを押下することで、図8に示す配信条件設定の主画面に戻る。
図10は、配信するコンテンツの配信条件を設定する画面の例を示す図である。図10に示す画面は、図8に示す画面において、送信側端末120のユーザが配信条件欄の右側にある「設定変更」ボタンを押下した場合に表示される画面である。この画面では、受信側端末130への配信をどのようにして行いたいかという、送信側ユーザの意向を設定する。
図10の例では、配信形態として「ライブ」、すなわち、配信サーバ100からの配信時刻と受信側ユーザが視聴する時刻とがほぼ同一である配信が選択されている。さらに、当該コンテンツについて再配信を「しない」、すなわち、一度のライブ配信のみとし、また、受信側端末130がライブ配信の途中で参加してきて配信を受けはじめた場合の対応として「ライブのみ」、すなわち途中(本実施の形態の場合は参加時点)からの視聴とするように選択されていることを表している。
さらに、配信を行う時間帯として特定の時間帯を指定「する」ように選択されており、その時間帯として、「2/29 14:00〜 90分」の時間帯が指定されている。この時間帯指定は、例えば、ライブ欄の「変更」ボタンを押下することにより変更可能であり、直接時間帯を入力する他に、例えば、カレンダや時計などの表示によるユーザインタフェースを用いて容易に設定できるようにしてもよい。
また、コンテンツの配信を行う相手(ユーザ)を指定「する」ように選択されており、そのユーザとして、「祖父母」および「弟」が指定されている。この場合、受信側端末130において「祖父母」もしくは「弟」が配信サーバ100にログインしてアクセスした場合にのみコンテンツの配信が行われる。
なお、この「祖父母」および「弟」の情報については、予め送信側ユーザが何らかの方法で「祖父母」および「弟」の本来のユーザIDもしくは使用している受信側端末130の識別子138の内容を知った上で、これらの情報に対するニックネームとして登録しておいた情報を用いたり、配信サーバ100の認証情報106の中からニックネームが登録されているユーザとそのIDを検索することで、「祖父母」もしくは「弟」を特定したりしてもよい。これらの情報についても、ユーザ欄の「変更」ボタンを押下することで変更することができる。
次に、図5において、ステップS503で送信側ユーザが設定したコンテンツの配信条件を配信サーバ100に送信し(ステップS504)、配信サーバ100では、受信した配信条件の設定を評価する(ステップS513)。
図11は、送信側端末120から配信サーバ100に送信する、配信条件設定情報のデータ構造およびデータの例を示す図であり、図12は、配信サーバ100における配信条件評価処理の流れの例を示すフロー図である。ここで、図11に示す配信条件設定情報には、前述したステップS503において送信側端末120にて個人放送配信を行うユーザが設定した図8に示す内容が含まれており、ユーザIDや、配信形態である「ライブ」、再配信なしを示す「N」などの値が設定されていることを表している。
図11に示す配信条件設定情報を受信した配信サーバ100は、図12に示す処理フローに従って配信条件設定情報を取り込んで評価し、配信情報109として格納する。まず、アップロード配信であるか否か、すなわち、配信サーバ100に既に存在するコンテンツの配信であるのか、コンテンツを新規に配信サーバ100にアップロードしての配信であるのかを確認する(ステップS1201)。アップロード配信である場合には、配信情報109の該当のレコードの「アップロードフラグ」をTRUEにし(ステップS1202)、そうでない場合は、「アップロードフラグ」をFALSEにする(ステップS1211)。
次に、ライブ配信であるか否かを確認し(ステップS1203)、ライブ配信である場合には、配信情報109の該当のレコードの「ライブフラグ」をTRUEにし(ステップS1204)、そうでない場合は、「ライブフラグ」をFALSEにする(ステップS1221)。
ライブ配信である場合には、さらに、再配信もしくは途中参加時に最初から再生することを許可するか否かを確認する(ステップS1205)。再配信もしくは途中参加時に最初から再生することを許可する場合、もしくはライブ配信ではない場合は、コンテンツを蓄積する手段を準備し(ステップS1222)、配信情報109の該当のレコードの「蓄積フラグ」をTRUEにする(ステップS1223)。再配信および途中参加時に最初から再生することを許可しない場合は、「蓄積フラグ」をFALSEにする(ステップS1206)。
次に、配信時間帯が指定されているか否かを確認し(ステップS1207)、指定されている場合は、これらの時間帯を配信情報109の該当のレコードに記録して予約する(ステップS1208)。次に、受信側端末130のユーザ指定がされているか否かを確認する(ステップS1231)。ユーザ指定がされている場合は、これらのユーザIDを配信情報109の該当のレコードに記録し(ステップS1241)、「ユーザ指定フラグ」をTRUEにする(ステップS1242)。ユーザ指定がされていない場合は、「ユーザ指定フラグ」をFALSEにする(ステップS1232)。
以上の処理を行うことによって、配信サーバ100の配信管理部105を通じて配信情報109に配信条件を設定する。図13は、図12に示す配信条件評価処理フローによって設定された配信情報109のデータ構造とデータの例を示す図である。例えば、図11に示す配信条件設定情報の例の場合は、図13に示す配信情報109のNo.=1のレコードのように保持される。
<配信処理の第1の例>
図14は、本実施の形態のコンテンツ配信システムにおける配信処理の第1の例を示すフロー図である。図14のフローでは、図13に示す配信情報109の例のうちのNo.=1のレコードが示す、「アップロードフラグ」がTRUE、「蓄積フラグ」がFALSE(すなわち、再配信「なし」、配信形態「ライブ」)、途中参加時の処理が「ライブのみ」である配信条件に基づく配信処理、すなわち、「ライブコンテンツのストリーミング」配信に関して説明する。
なお、すでに送信側端末120および配信サーバ100では、図5に示すフローに従ってログインから配信条件評価処理までは完了しているものとし、かつ、配信条件に設定された配信時間帯の前であるものとする。また、配信サーバ100内の処理は、送信側端末120、および受信側端末130のそれぞれに対して非同期で処理を行うことが可能であるものとする。
まず、配信サーバ100の送信側端末120に対する処理では、アップロード配信であるか否かを確認する(ステップS1411)。ここでは、送信側端末120からコンテンツをアップロードしてライブ配信する場合の例であるため、次に、送信側端末120との間でコンテンツアップロードの準備を行う(ステップS1401、S1412)。
具体的には、送信側端末120では、カメラ等の外部デバイスとUPnPの機能などを用いて接続し、データのやり取りが可能な状態とする。また、配信サーバ100との間でデータのやり取りを行う接続、例えば、一般的なRTP(Realtime Transfer Protocol)やHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等のデータ転送プロトコルを用いるアップロード用通信環境を確立する。また、配信サーバ100側では、送信側端末120から受信したデータのバッファリング等の準備を行う。
次に、ライブ配信であるか否かを確認する(ステップS1413)。ここではライブ配信の場合の例であるため、その後、配信時間帯が指定されている場合には、配信開始時刻まで待つ(ステップS1414)。
一方、受信側端末130では、送信側端末120の場合と同様に、図6に示したようなログイン画面によって、配信サーバ100へのログイン(ステップS1451)およびユーザ認証(ステップS1431)を行う。ログイン後は、送信側端末120の場合と同様に、図7に示したようなメインメニューが表示され、ここでユーザは「個人放送視聴」を選択したものとする。
「個人放送視聴」が選択されたことが配信サーバ100に通知されると、配信サーバ100は、受信側端末130にログインしているユーザのIDから、当該ユーザ向けに指定されているコンテンツを配信情報109の各レコードから検索し、該当するコンテンツについての情報を受信側端末130に送信して表示部134に提示する(ステップS1432)。図15は、ステップS1432にて提示されるユーザ別配信選択画面の例を示す図である。図15の例では、当該ユーザに公開されている個人配信コンテンツとして、「娘」の「小学校の運動会」や、「ゴルフ場」の「3月のお得情報」のコンテンツが、今すぐ視聴可能であることが示されている。また、今後の配信予定として、「娘」の「小学校の運動会」の再配信が予定されていることが示されている。
すぐに視聴可能なコンテンツ欄の右側の「視聴」ボタンを押下して、当該コンテンツについての配信を選択すると(ステップS1452)、配信サーバ100は、配信要求を受けた時刻が配信情報109における選択されたコンテンツの配信時間帯より前であるか否かを確認する(ステップS1433)。ここでは配信時間帯より前であるため、コンテンツ配信および受信の準備を行う(ステップS1434、S1453)。具体的には、受信側端末130では、配信サーバ100との間でのRTPやHTTP等のデータ転送プロトコルによる送受信のための通信環境の確立や、配信されるコンテンツデータの受信の準備や、当該コンテンツデータについての復号器、もしくは復号されて表示可能となる映像等を表示するための装置等の準備を行う。この状態で配信開始時刻まで待つ(ステップS1435)。
配信サーバ100のステップS1414において、配信開始時刻になった場合、配信サーバ100からアップロード開始要求を送信側端末120に送信する(ステップS1415)。送信側端末120は、配信サーバ100からのアップロード開始要求を受けて、コンテンツのデータをパケットと呼ばれる小さい単位に分割して、逐次的に配信サーバ100へ送信する(ステップS1402)。
配信サーバ100は、パケットを受信すると(S1416)、受信したパケットを蓄積するか否か、すなわち、配信情報109の当該コンテンツに対応するレコードにおける蓄積フラグがTRUEであるか否かを確認する(ステップS1417)。蓄積フラグがTRUEである場合は、受信したパケットをコンテンツ管理部102を経由して逐次蓄積する(ステップS1418)。ただし、ここでは蓄積フラグがFALSEである場合の例であるため、パケットの蓄積は行わない。
一方、配信サーバ100における受信側端末130に対する処理では、配信情報109の当該コンテンツに対応するレコードの情報から、当該コンテンツの視聴に際してユーザが途中参加した場合の処理が「ライブのみ」であるか否かを確認する(ステップS1436)。ここでは、「ライブのみ」である場合の例であるため、次に、受信側端末130に配信するパケットとして、送信側端末120に対する処理からパケットの伝達を受ける(ステップS1419、S1437)。配信サーバの受信側端末130に対する処理では、受け取ったパケットを受信側端末130に転送する(ステップS1438)。これら一連の処理は、指定された配信時間帯が終了するまで繰り返される(ステップS1420)。
図16は、これら一連の処理におけるパケット転送の例を説明する図である。送信側端末120から逐次送出されるパケット1601は、送信元が送信側端末120のネットワークアドレス、宛先が配信サーバ100のネットワークアドレスとされており、データがインターネット等のネットワーク110を経由して配信サーバ100に対して逐次送られる。配信サーバ100では、受け取ったパケット1601を直接、もしくはデータをコンテンツ情報108として蓄積した後、送信元を配信サーバ100のネットワークアドレス、宛先を受信側端末130のネットワークアドレスに書き換えて、パケット1602としてネットワーク110上に送出することにより、受信側端末130に転送する。
このように、パケット1601、1602の中の実データの内容を考慮することなく、また、受信側端末130が送信側端末120のネットワークアドレスを、逆に、送信側端末120が受信側端末130のネットワークアドレスを知ることなくデータの配信を行うことにより、秘匿性を高めたコンテンツ配信が可能となる。
なお、以上の説明では、IPv4(Internet Protocol version 4)の様式に沿って記載しているが、IPv6(Internet Protocol version 6)や電話回線など、他の方式による転送であってもよい。また、配信サーバ100において、配信情報109の当該コンテンツに対応するレコードにおけるフォーマット変換を行うか否かの情報を確認し、フォーマット変換を行う場合には、パケットの転送の際にパケット内の実データを逐次解析することで、送信側端末120から送られてくるコンテンツのフォーマットを、これと異なる受信側端末130で表示可能なフォーマットに変換する処理を行ってもよい。
図14の処理フローにおいて、受信側端末130では、配信サーバ100から転送されてきたパケットを逐次受信し(ステップS1454)、受信したパケットのデータを用いて、コンテンツを復号して表示可能な形式に変換して表示する(ステップS1455)。
配信サーバ100の送信側端末120に対する処理において、指定された配信終了時刻になった場合は(ステップS1420)、送信側端末120に対してコンテンツ終了要求を送信し、同様に受信側端末130に対する処理に対してもコンテンツ終了要求を送信する(ステップS1421)。送信側端末120は、コンテンツ終了要求を受けると(ステップS1403)、アップロードの終了処理を行い(ステップS1404)、処理を終了する。また、受信側端末130に対する処理では、コンテンツ終了要求を受けると(ステップS1439)、受信側端末130に対して配信終了通知を送信する(ステップS1440)。受信側端末130は、配信終了通知を受け取ると(ステップS1456)、コンテンツ受信終了処理を行い(ステップS1457)、処理を終了する。
このように、送信側端末120のユーザが設定した配信条件に従い、「ライブコンテンツのストリーミング」配信を行うことが可能となる。
<配信処理の第2の例>
次に、上述した本実施の形態のコンテンツ配信システムにおける配信処理の第1の例と異なり、受信側端末130にユーザがログインし、所望のライブコンテンツの配信を選択した時刻が、すでに送信側端末120にて設定された配信条件における配信時間帯に入ってしまっている場合の処理フローの例を説明する。ここで、配信前処理については、図5に示すものと同様であるため再度の説明は省略する。
図17は、配信するコンテンツの配信条件を設定する画面の例を示す図である。図17の例では、配信形態として「ライブ」、すなわち、配信サーバ100からの配信時刻と受信側ユーザが視聴する時刻とがほぼ同一である配信が選択されている。さらに、当該コンテンツについて再配信を「しない」、すなわち、一度のライブ配信のみとし、また、受信側端末130がライブ配信の途中で参加してきて配信を受けはじめた場合の対応として「最初から」、すなわちコンテンツの最初からの視聴とするように選択されていることを表している。さらに、配信を行う時間帯として特定の時間帯を指定「する」ように選択されており、その時間帯として、「2/29 14:15〜 45分」の時間帯が指定されている。この配信条件の例の場合は、配信情報109は図13の例のNo.=2のレコードのように保持される。
図18は、本実施の形態のコンテンツ配信システムにおける配信処理の第2の例を示すフロー図である。ここでは、送信側端末120に対する処理は図14に示す処理と同様であるため記載および説明を省略する。一方、受信側端末130に対する処理は少々異なり、受信側端末130のユーザがログイン(ステップS1451、S1431)する際には、配信開始時刻をすでに過ぎているものとする。
受信側端末130において、配信サーバ100からステップS1432によって提示されたユーザ別配信選択画面(例えば図15)からの配信選択(ステップS1452)を行った後、配信サーバ100では、配信情報109における選択されたコンテンツの配信時間帯と配信要求を受けた時刻との比較を行う(ステップS1433)。ここでは、配信要求を受けた時刻が配信開始時刻より前ではないため、次に、配信時間帯内であるか否かを確認する(ステップS1801)。ここで、配信時間帯内ではない、すなわち、配信要求を受けた時刻が配信終了時刻よりも後の場合には、受信側端末130の表示部134にその旨を表示するなどして終了したり、再度ユーザ別配信選択画面に戻るなどしてもよい。
一方、送信側端末120からは、ライブ配信としてコンテンツが配信サーバ100にアップロードされているが、配信情報109における当該コンテンツに対応するレコードの蓄積フラグがTRUEとなっているため、図14の処理フローにおいて、配信サーバ100は、送信側端末120からアップロードされたコンテンツを逐次蓄積している(ステップS1417、S1418)。
次に、図18において、コンテンツの配信・受信準備を行い(ステップS1434、S1453)、次に、配信サーバ100は、配信情報109の当該コンテンツに対応するレコードにおける途中参加時の処理の情報が「ライブのみ」であるか否かを確認する(ステップS1436)。ここでは、「ライブのみ」ではなく「最初から」である場合の例であるため、ライブ配信中のパケットではなく、コンテンツ管理部102を経由して蓄積中のコンテンツのパケットの最初から逐次パケットを取得して(ステップS1802)、取得したパケットを受信側端末130に転送する(ステップS1438)。このとき、図16において前述したのと同様に、パケットの宛先アドレスの変換を行ったり、コンテンツのフォーマット変換を行ったりしてもよい。
受信側端末130では、配信サーバ100からのパケットを受信し(ステップS1454)、受信したパケットを復号して表示可能な形式に変換し、コンテンツの表示を行う(ステップS1455)。これら一連の処理(蓄積コンテンツのパケット転送と表示)を、配信終了時刻もしくはコンテンツの終了まで行う(ステップS1803)。配信終了時刻もしくはコンテンツが終了した場合は、配信サーバ100の受信側端末130に対応する処理は、受信側端末130に対して配信終了通知を送信し(ステップS1440)、受信側端末130は、配信終了通知を受信すると(ステップS1456)、コンテンツ受信終了処理を行い(ステップS1457)、処理を終了する。
このように、送信側端末120によるライブ配信の途中に受信側端末130が配信を要求してきた場合にも、送信側端末120のユーザが設定した配信条件に従い、ライブ配信ではあるが配信サーバ100ではコンテンツの蓄積を行っておき、受信側端末130ではいわゆる「タイムシフト視聴」を行うことが可能となる。
<配信処理の第3の例>
次に、送信側端末120からは、配信サーバ100に対してライブコンテンツを配信し、配信サーバ100がこれを蓄積しておき、その後、特定の時間帯において受信側端末130に配信する「記録コンテンツ」の配信、すなわちVOD配信を、配信サーバ100側で自動的に実現する場合の処理フローの例を説明する。ここで、配信前処理については、図5に示すものと同様であるため再度の説明は省略する。
図19は、配信するコンテンツの配信条件を設定する画面の例を示す図である。図19の例では、配信形態として「VOD」、すなわち、配信サーバ100からの配信時刻と受信側ユーザが視聴する時刻とが異なる配信が選択されている。さらに、配信を行う時間帯として、「2/29 16:00〜22:00」および「3/3 20:00〜22:00」の時間帯が指定されている。この配信条件の例の場合は配信情報109は図13のNo.=3のレコードのように保持される。
図20は、本実施の形態のコンテンツ配信システムにおける配信処理の第3の例を示すフロー図のうち、送信側端末120に対する処理のみ記載した図である。配信サーバ100では、送信側端末120からのコンテンツアップロードであるため(ステップS1411)、送信側端末120とコンテンツアップロードの準備を行う(ステップS1401、S1412)。
配信サーバ100の送信側端末120に対応する処理において、図14のフローの場合と異なり、ここではライブ配信ではない場合の例であるため(ステップS1413)、配信開始時刻を待つことなく、配信サーバ100からアップロード開始要求を送信側端末120に送信する(ステップS1415)。アップロード開始要求を受信した送信側端末120は、コンテンツのデータをパケットと呼ばれる小さい単位に分割して、逐次的に配信サーバ100へ送信する(ステップS1402、S1416)。ここでは、配信情報109の当該コンテンツに対応するレコードにおける蓄積フラグがTRUEであるため(ステップS1417)、配信サーバ100は、受信したパケットをコンテンツ管理部102を経由して逐次蓄積する(ステップS1418)。
次に、当該コンテンツに対して指定された配信時間帯に相当する配信時間のコンテンツアップロードを終了したか否かを確認し(ステップS2001)、終了した場合には、送信側端末120に対してコンテンツ終了要求を送信する(ステップS1421)。送信側端末は、コンテンツ終了要求を受信すると(ステップS1403)、アップロードの終了処理を行い(ステップS1404)、処理を終了する。
なお、送信端末側120でのこれら一連のアップロード処理は、コンテンツの配信開始時刻までには終了しているものとするが、終了していない場合でも、前述した図18に示す処理フローの場合と同様に、ライブ配信に対する受信側端末130での「タイムシフト視聴」配信と同様に取り扱うことで、受信側端末130で配信を受けることができる。
図21は、本実施の形態のコンテンツ配信システムにおける配信処理の第3の例を示すフロー図のうち、受信側端末130に対する処理のみ記載した図である。ここでは、受信側端末130にユーザがログインし(ステップS1451、S1431)、所望の個人コンテンツ配信を選択した時刻が、すでに送信側端末120にて設定された配信条件における配信開始時刻を過ぎているものとする。このときの配信開示時刻は、VOD配信を行うことができる開始時刻であり、同様に配信終了時刻は、VOD配信を行うことができる終了時刻であるものとする。すなわち、この配信開始時刻と配信終了時刻の間の時刻に配信を開始すれば、配信コンテンツの長さを考慮して、配信終了時刻を越えて配信を最後まで行ってもよい。
受信側端末130において、配信サーバ100からステップS1432によって提示されたユーザ別配信選択画面(例えば図15)からの配信選択(ステップS1452)を行った後、配信サーバ100では、配信情報109における選択されたコンテンツの配信時間帯と受信側端末130から配信要求を受けた時刻との比較を行う(ステップS1433)。ここでは、配信要求を受けた時刻が配信開始時刻より前ではないため、次に、配信時間帯内であるか否かを確認する(ステップS1801)。ここで、配信時間帯内ではない、すなわち、配信要求を受けた時刻が配信終了時刻よりも後の場合には、受信側端末130の表示部134にその旨を表示するなどして終了したり、再度ユーザ別配信選択画面に戻るなどしてもよい。
次に、コンテンツの配信・受信準備を行い(ステップS1434、S1453)、次に、配信サーバ100は、配信情報109の当該コンテンツに対応するレコードにおける途中参加時の処理の情報が「ライブのみ」であるか否かを確認する(ステップS1436)。ここでは、「ライブのみ」ではない場合の例であるため、コンテンツ管理部102を経由して蓄積済みのコンテンツのパケットの最初から逐次パケットを取得して(ステップS1802)、取得したパケットを受信側端末130に転送する(ステップS1438)。このとき、図16において前述したのと同様に、パケットの宛先アドレスの変換を行ったり、コンテンツのフォーマット変換を行ったりしてもよい。
受信側端末130では、配信サーバ100からのパケットを受信し(ステップS1454)、受信したパケットを復号して表示可能な形式に変換し、コンテンツの表示を行う(ステップS1455)。これら一連の処理(蓄積コンテンツのパケット転送と表示)を、配信終了時刻もしくはコンテンツの終了まで行う(ステップS1803)。配信終了時刻もしくはコンテンツが終了した場合は、配信サーバ100の受信側端末130に対応する処理は、受信側端末130に対して配信終了通知を送信し(ステップS1440)、受信側端末130は、配信終了通知を受信すると(ステップS1456)、コンテンツ受信終了処理を行い(ステップS1457)、処理を終了する。
このように、図18に示した処理フローと類似した処理を行うことで、VOD配信を行うことが可能であり、送信側端末120のユーザが設定した配信条件に従い、受信側端末130のユーザの配信要求に柔軟に対応して適切なコンテンツ配信を行うことが可能となる。
以上に説明したように、本実施の形態のコンテンツ配信システムによれば、ストリーミング型やダウンロード型等のサービス形態と、ライブコンテンツもしくは記録コンテンツといったコンテンツ形態とを組み合わせ、送信側ユーザの意向に基づいて、受信側端末による配信サーバへのアクセス態様を考慮して、配信形態を適宜変更してコンテンツ配信を行うコンテンツ配信システムを提供することが可能となる。以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、上述した配信サーバ100、送信側端末120および受信側端末130が保持するデータについては、外部からの盗用、なりすまし等の悪用を防ぐため、暗号化や異常時の自己破壊などの適切な手段で保護されることが望ましい。また、配信サーバ100、および送信側端末120、受信側端末130が有する通信部(104、122、132)による相互の通信は、他技術、例えばSSL(Secure Socket Layer)等の技術を用いるなどにより、相互信頼と外部の悪用を防止した通信を行うためのデータ暗号化を行うことが望ましい。
また、本実施の形態における送信側端末120、受信側端末130の画面等には、配信サーバ100側で生成したHTML等の記述を表現する手段としてWebブラウザ等を用いてもよい。さらに、本実施の形態では、コンテンツとして映像や音声や文字情報などのいくつかのメディアで構成する番組情報を想定して説明を行ったが、コンテンツはこれらに限らず、PC等で用いられるファイル、実行可能なオブジェクトデータ、メール文書、WWW(World Wide Web)により送受信されるマークアップ記述や動作記述を行うスクリプト、その他ネットワークを用いて伝送が行われる一般的電子データであってもよい。従って、本実施の形態のコンテンツ配信システムは、ネットワークを用いた多くの産業で汎用的に用いられる可能性がある。
本発明は、ネットワークを介したコンテンツ配信サービス、特に、個人放送局に適用可能なIPテレビを用いた放送局システムなどのコンテンツ配信システム、および配信サーバ、送信側端末、ならびに配信サーバプログラム、送信側端末プログラムに利用可能である。
本発明の一実施の形態であるコンテンツ配信システムの基本的なシステム構成例を表した図である。 本発明の一実施の形態における認証情報のデータ構造およびデータの例を示す図である。 本発明の一実施の形態における課金情報のデータ構造およびデータの例を示す図である。 本発明の一実施の形態におけるコンテンツ情報のデータ構造およびデータの例を示す図である。 本発明の一実施の形態における処理フローのうち、送信側端末で行われる送信前処理の流れの例を示すフロー図である。 本発明の一実施の形態におけるユーザ認証の際のログイン画面の例を示す図である。 本発明の一実施の形態におけるメインメニューの例を示す図である。 本発明の一実施の形態における、個人放送配信における配信条件設定の主画面の例を示す図である。 本発明の一実施の形態における、配信条件のうちのコンテンツの形態等の情報を設定する画面の例を示す図である。 本発明の一実施の形態における、配信するコンテンツの配信条件を設定する画面の例を示す図である。 本発明の一実施の形態における、送信側端末から配信サーバに送信する配信条件設定情報のデータ構造およびデータの例を示す図である。 本発明の一実施の形態における、配信サーバにおける配信条件評価処理の流れの例を示すフロー図である。 本発明の一実施の形態における配信情報のデータ構造とデータの例を示す図である。 本発明の一実施の形態における、配信処理の第1の例を示すフロー図である。 本発明の一実施の形態におけるユーザ別配信選択画面の例を示す図である。 本発明の一実施の形態におけるパケット転送の例を説明する図である。 本発明の一実施の形態における、配信するコンテンツの配信条件を設定する画面の例を示す図である。 本発明の一実施の形態における、配信処理の第2の例を示すフロー図である。 本発明の一実施の形態における、配信するコンテンツの配信条件を設定する画面の例を示す図である。 本発明の一実施の形態における、配信処理の第3の例を示すフロー図のうち、送信側端末に対する処理のみ記載した図である。 本発明の一実施の形態における、配信処理の第3の例を示すフロー図のうち、受信側端末に対する処理のみ記載した図である。
符号の説明
100…配信サーバ、101…ユーザ管理部、102…コンテンツ管理部、103…演算部、104…通信部、105…配信管理部、106…認証情報、107…課金情報、108…コンテンツ情報、109…配信情報、110…ネットワーク、120…送信側端末、121…コンテンツ管理部、122…通信部、123…演算部、124…表示部、125…入力部、126…コンテンツ情報、127…設定情報、128…識別子、130…受信側端末、131…コンテンツ管理部、132…通信部、133…演算部、134…表示部、135…入力部、136…コンテンツ情報、137…設定情報、138…識別子、
1601…パケット、1602…パケット。

Claims (11)

  1. ネットワークに接続され、コンテンツを配信する配信サーバと、
    前記ネットワークに接続され、前記配信サーバによる配信の対象となる前記コンテンツを前記配信サーバに送信する送信側端末と、
    前記ネットワークに接続され、前記配信サーバから配信される前記コンテンツを受信して表示を行う受信側端末とから構成されるコンテンツ配信システムであって、
    前記送信側端末は、送信側ユーザの指示に基づいて配信の対象となる前記コンテンツを特定する情報および前記コンテンツの配信条件を前記配信サーバに対して指定し、
    前記配信サーバは、前記送信側端末から指定された前記配信条件と、前記受信側端末からのアクセス態様とに基づいて、配信対象の前記コンテンツの配信形態を変更して前記受信側端末へ配信することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記配信条件は、前記コンテンツの配信形態の情報と、前記コンテンツの配信を受けることができる前記受信側端末もしくは受信側ユーザの情報、および/または、前記コンテンツの配信を行う時間帯の情報とを含むことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  3. 請求項2に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記配信サーバは、前記配信条件に、前記コンテンツの配信を受けることができる前記受信側端末もしくは受信側ユーザの情報が指定されている場合に、当該情報と前記配信サーバにアクセスしている前記受信側端末の接続情報とを比較し、合致する場合にのみ前記受信側端末に前記コンテンツを配信することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  4. 請求項2に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記配信サーバは、前記配信条件に、前記コンテンツの配信を行う時間帯の情報が指定されている場合に、当該時間帯と前記受信側端末からの配信要求を受けた時刻とを比較し、当該時間帯の範囲内である場合にのみ前記受信側端末に前記コンテンツを配信することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  5. 請求項1に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記配信サーバは、前記送信側端末から指定された前記配信条件に基づいて、前記送信側端末から受信した配信対象の前記コンテンツを前記配信サーバ上に蓄積するか否かを制御することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  6. 請求項1に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記配信サーバは、配信対象の前記コンテンツを前記送信側端末から受信中に、配信対象の前記コンテンツに対する配信要求を前記受信側端末から受けた場合に、前記送信側端末から指定された前記配信条件および前記受信側端末からのアクセス態様とに基づいて、配信対象の前記コンテンツの最初から配信するのか途中から配信するのかを制御することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  7. 請求項1に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記配信サーバは、配信対象の前記コンテンツについての前記配信条件に、前記コンテンツの配信を受けることができる前記受信側端末を特定する情報が指定されており、かつ、該当する前記受信側端末が前記配信サーバに接続している場合に、前記送信側端末から前記配信サーバに逐次分割送信される配信対象の前記コンテンツにおけるネットワーク伝送に用いる宛先を、前記配信サーバから前記受信側端末に変更することで、前記送信側端末から受信した前記コンテンツを前記受信側端末に転送して配信することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  8. ネットワークに接続され、コンテンツを配信する配信サーバと、
    前記ネットワークに接続され、前記配信サーバによる配信の対象となる前記コンテンツを前記配信サーバに送信する送信側端末と、
    前記ネットワークに接続され、前記配信サーバから配信される前記コンテンツを受信して表示を行う受信側端末とから構成されるコンテンツ配信システムにおける配信サーバであって、
    前記送信側端末から指定された配信対象の前記コンテンツの配信条件と、前記受信側端末からのアクセス態様とに基づいて、配信対象の前記コンテンツの配信形態を変更して前記受信側端末へ配信することを特徴とする配信サーバ。
  9. ネットワークに接続され、コンテンツを配信する配信サーバと、
    前記ネットワークに接続され、前記配信サーバによる配信の対象となる前記コンテンツを前記配信サーバに送信する送信側端末と、
    前記ネットワークに接続され、前記配信サーバから配信される前記コンテンツを受信して表示を行う受信側端末とから構成されるコンテンツ配信システムにおける送信側端末であって、
    送信側ユーザの指示に基づいて配信の対象となる前記コンテンツを特定する情報および前記コンテンツの配信条件を前記配信サーバに対して指定することを特徴とする送信側端末。
  10. ネットワークに接続され、コンテンツを配信する配信サーバと、
    前記ネットワークに接続され、前記配信サーバによる配信の対象となる前記コンテンツを前記配信サーバに送信する送信側端末と、
    前記ネットワークに接続され、前記配信サーバから配信される前記コンテンツを受信して表示を行う受信側端末とから構成されるコンテンツ配信システムにおける、コンピュータシステムを前記配信サーバとして動作させるための配信サーバプログラムであって、
    前記送信側端末から指定された配信対象の前記コンテンツの配信条件と、前記受信側端末からのアクセス態様とに基づいて、配信対象の前記コンテンツの配信形態を変更して前記受信側端末へ配信することを特徴とする配信サーバプログラム。
  11. ネットワークに接続され、コンテンツを配信する配信サーバと、
    前記ネットワークに接続され、前記配信サーバによる配信の対象となる前記コンテンツを前記配信サーバに送信する送信側端末と、
    前記ネットワークに接続され、前記配信サーバから配信される前記コンテンツを受信して表示を行う受信側端末とから構成されるコンテンツ配信システムにおける、コンピュータシステムを前記送信側端末として動作させるための送信側端末プログラムであって、
    送信側ユーザの指示に基づいて配信の対象となる前記コンテンツを特定する情報および前記コンテンツの配信条件を前記配信サーバに対して指定することを特徴とする送信側端末プログラム。
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