JP2009295451A - 遠赤外線パネルヒーター - Google Patents

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Hiroshi Kurose
洋 黒瀬
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Abstract

【課題】 板状のヒーターの表面全体から遠赤外線を放射し、対象物に対して広い範囲から柔かく遠赤外線を照射することができると共に、裏面方向への熱の伝達を抑制する遠赤外線パネルヒーターを提供することを目的とする。
【解決手段】 絶縁体よりなる芯板5に電熱ヒーター6を巻回して電熱板7を形成し、当該電熱板7を絶縁板8で挟持して発熱体4を形成し、金属板2の裏面に前記発熱体4を取り付けると共に、当該発熱体4の裏面に耐火モルタル9を充填し、前記金属板2の表面に加熱により遠赤外線を放射するセラミック3を塗装してなる。
【選択図】 図2

Description

本発明は遠赤外線ヒーターに関するものであって、特に板状のヒーターの表面全体から遠赤外線を放射する遠赤外線パネルヒーターに関するものである。
従来から、電気こたつ、暖房器、乾燥器、調理器具等の分野で、遠赤外線を利用したヒーターが多く使用されている。これらの遠赤外線ヒーターは、表面に加熱により遠赤外線を放射する性質を有するセラミックを塗装したものであって、通常は特開平11−86804号公報に示されるように、電熱ヒーターを封入したガラスなどの管の表面に前記セラミックを塗装したものである。
しかしながら遠赤外線は光線に類似の性質を有し、放射源から直進する性質がある。そのため乾燥器などに使用する場合には、前述のような棒状のヒーターでは輝度が高く、対象物に対して特定の角度からのみ遠赤外線が照射されることとなり、また障害物があると陰が生じて対象物に対して均等に照射することが困難である。
かかる事情に鑑み、出願人は先に、遠赤外線パネルヒーターを発明し、当該発明について特許出願して特開2007−333250号として公開されている。このものは、絶縁体よりなる芯板に電熱ヒーターを巻回し、その両面を絶縁板で挟持して発熱体とし、金属板の裏面に前記発熱体を取り付けると共に、前記金属板の表面に加熱により遠赤外線を放射するセラミックを塗装したものである。
しかしながらこの構造においては、金属板の表面から遠赤外線を放射させるために、金属板の裏面に発熱体を設けて金属板を加熱するため、発熱体からパネルヒーターの裏側にも熱が放射されることとなる。またこの遠赤外線パネルヒーターは壁などの平面に取り付けて使用されるため、前記発熱体の熱によってパネルヒーターを取り付けた壁などが加熱され、熱により変質や劣化を生じる恐れがある。
特開平11−86804号公報 特開2007−333250号公報
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、裏面方向への熱の伝達を抑制し、表面から効率よく遠赤外線を放射することのできる遠赤外線パネルヒーターを提供することを目的とするものである。
而して本発明は、絶縁体よりなる芯板に電熱ヒーターを巻回して電熱板を形成し、当該電熱板を絶縁板で挟持して発熱体を形成し、金属板の裏面に前記発熱体を取り付けると共に、当該発熱体の裏面に耐火モルタルを充填し、前記金属板の表面に加熱により遠赤外線を放射するセラミックを塗装してなることを特徴とするものである。
本発明によれば、発熱体により金属板が加熱されると、その表面に塗装されたセラミックから遠赤外線を放射するので、遠赤外線は金属板の表面全体から広範囲に放射され、対象物に対して広い角度から柔かく遠赤外線を照射すると共に、多少の障害物があっても陰が生じることがなく、全体にわたって均等に照射することができる。
また発熱体の裏面に耐火モルタルが充填されているので、当該耐火モルタルにより発熱体から裏方向に向かう熱を遮断し、パネルヒーターを取り付けた壁などの変質や劣化を防止すると共に、その熱が表面方向に向かうために金属板が有効に加熱され、遠赤外線の放射効率が向上する。
以下本発明の実施の形態を図面に従って説明する。図面は本発明の遠赤外線パネルヒーター1を示すものであって、2は裏面が窪んだ皿状の金属板であり、当該金属板2の表面に加熱により遠赤外線を放射するセラミック3が塗装されている。
そして金属板2の裏面の窪み内には発熱体4が取り付けられている。当該発熱体4は、雲母などの絶縁体よりなる芯板5に電熱ヒーター6を巻回してなる電熱板7を、さらに雲母などの絶縁板8で挟持してなるものである。そしてその発熱体4の裏面には、前記金属板2の窪み内に耐火モルタル9が充填され、前記発熱体4は耐火モルタル9内に埋入された状態となっている。
而して前記電熱ヒーター6に通電することにより当該電熱ヒーター6が発熱し、絶縁板8を介して金属板2が加熱され、それによって当該金属板2の表面に塗装されたセラミック3が遠赤外線を放射する。
一方前記電熱ヒーター6から生じた熱は、その一部は裏面方向にも伝導するが、発熱体4の裏面には耐火モルタル9が充填されているため、当該耐火モルタル9によって熱の伝導が遮断され、裏面方向への熱伝達は抑制されると共に、表方向への熱の伝達が促進されるため、金属板はより強く加熱され、効率よく遠赤外線を放射するのである。
図面においては金属板2は略正方形状に形成されており、その表面にセラミック3が塗装されているが、その形状は正方形状に限られるものではなく、円形、三角形、六角形、その他の形状とすることもでき、さらには遠赤外線パネルヒーター1の用途や使用状況によって、デザインされた特殊な形状のものとすることもできる。
また金属板2の表面は完全な平面であることが要求されるものでもなく、波型などの多少の凹凸を有していてもよい。しかしながら当該金属板2の裏面には、前記発熱体4がその発熱体4の面積の半分以上において密着しているのが好ましい。
本発明の遠赤外線パネルヒーターの正面図 図1におけるII−II線に沿った拡大断面図
符号の説明
1 遠赤外線パネルヒーター
2 金属板
3 セラミック
4 発熱体
5 芯板
6 電熱ヒーター
7 電熱板
8 絶縁板
9 耐火モルタル

Claims (1)

  1. 絶縁体よりなる芯板(5)に電熱ヒーター(6)を巻回して電熱板(7)を形成し、当該電熱板(7)を絶縁板(8)で挟持して発熱体(4)を形成し、金属板(2)の裏面に前記発熱体(4)を取り付けると共に、当該発熱体(4)の裏面に耐火モルタル(9)を充填し、前記金属板(2)の表面に加熱により遠赤外線を放射するセラミック(3)を塗装してなることを特徴とする、遠赤外線パネルヒーター
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KR101163740B1 (ko) 2010-02-05 2012-07-09 조양의료기 주식회사 적외선 조사기용 발열장치
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