JP2009295424A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は縦長ランプの光を反射し照光するための反射フードによる照度改善を図る照明器具を提供する。
【解決手段】シェード1の内側に反射フード2を内装し、縦長ランプ4を該反射フード2の天板2aを通し同フード2内に突出して成る照明器具において、上記反射フード2の天板2aに下方へ向け拡径する多角形の環状反射板5を取り付け、上記反射フード2の天板2a直下の縦長ランプ4部分を該多角形の環状反射板5の多数の傾斜反射面5bで包囲する構成とした照明器具。
【選択図】 図1
【解決手段】シェード1の内側に反射フード2を内装し、縦長ランプ4を該反射フード2の天板2aを通し同フード2内に突出して成る照明器具において、上記反射フード2の天板2aに下方へ向け拡径する多角形の環状反射板5を取り付け、上記反射フード2の天板2a直下の縦長ランプ4部分を該多角形の環状反射板5の多数の傾斜反射面5bで包囲する構成とした照明器具。
【選択図】 図1
Description
本発明はシェード(Shade)内において縦長ランプを包囲する反射フードと、該反射フードの内奥に配した環状反射板を備える照明器具に関する。
従来シェードの内側に反射フードを同心に内装し、縦長ランプを上記シェードの天板に設けたソケットを介し上記反射フードの軸線上に垂下して同フード内に内包し、該縦長ランプの光を反射フードの内面で反射し、該反射フード及び上記シェードの下部開放面から下方へ照光するようにした照明器具が既知である。
本発明は上記反射フードによる照光作用を得ながら、同フードの内奥に配した下記構成の環状反射板とが協働して照度改善に寄与する照明器具を提供するものである。
即ち、上記反射フードの天板直下の縦長ランプ部分の光を以下に述べる構成を有する環状反射板で反射すると共に、該環状反射板下へ突出する縦長ランプ部分の光を上記反射フードで反射する構成にし、反射フードと環状反射板とが協働して上記シェード及び反射フードの下部開放面を通しての照度改善に資せんとするものである。
本発明はシェード(Shade)の内側に反射フードを内装し、縦長ランプを該反射フードの天板を通し同フード内に突出して成る照明器具において、上記反射フードの天板に下方へ向け拡径する多角形の環状反射板を取り付け、上記反射フードの天板直下の縦長ランプ部分を該多角形の環状反射板の多数の傾斜反射面で包囲する構成とした照明器具を提供する。
例えば、上記環状反射板の多角形の反射面を多数の傾斜反射片で形成し、該傾斜反射片を下方へ向け拡開するように傾設し且つ環状に配置し、上記反射フードの天板直下の縦長ランプ部分を該各傾斜反射片による多数の傾斜反射面で包囲する構成とする。
又上記環状反射板の配置例として、これを上記縦長ランプの中間部を包囲するように配置し、上記縦長ランプの下半部を上記環状反射板を通し反射フード内に突出すると共に、上記縦長ランプの上半部を上記反射フードの天板で隔てられたシェードの上部室内に配し、該上部室を形成するシェードの頭頂部周面板に複数の照光穴を設け、上記シェード及び反射フードの下部開放面を通しての照光と、上記照光穴を通しての照光とにより天井下の部屋内を照光する構成としたものである。
本発明は上記縦長ランプを内包する反射フードの作用と、該反射フードの天板から突出する縦長ランプの突出基部を包囲する上記下方へ向け拡開するように傾斜せる構造の環状反射板とが協働して、照度改善を図ることができる。
加えてシェードと反射フードの下部開放端が照光面に影となって現れる現象を有効に解消できる。
又上記環状反射板を多数の反射片にて形成する多面反射構造により環状反射板を容易に且つ安価に製造できる。
又上記環状反射板を縦長ランプの中間部に配する上記構成により、縦長ランプの下半部の光を反射フードで反射する照光作用と、縦長ランプの上半部の光を上記シェードの頭頂部周面板に設けた照光穴を通して照光する作用とが協働して照明器具の上下への照光が有効に得られる。
以下本発明を実施するための最良の形態を図1乃至図8に基づき説明する。
図1乃至図3に示すように、照明器具の最外部の覆いを形成するシェード1は天板1aを有する截頭円錐形又は截頭角錐形の筒体で形成する。又は図面に示すように天板1aを有する鐘楼形のシェードを使用する。
上記鐘楼形シェード1の内側に反射フード2を同一軸線Yにして内装する。該反射フード2は天板2aを有する截頭円錐形又は截頭角錐形の筒体で形成する。図面は天板2aを有する截頭円錐形の筒体から成る反射フード2を用いた例を示す。これら反射フード2は何れも天板2aを含めた全内周面を鏡面仕上げしている。
上記シェード1の天板1aにソケット3を設け、該ソケット3に縦長ランプ4を接続して上記反射フード2の天板2aを通し反射フード2内に突出する。
即ち縦長ランプ4をシェード1の天板1aから同シェード1内の軸線Y上に垂設し、且つ反射フード2の天板2aの中心に設けたランプ貫挿穴2bを通し反射フード2内の軸線Y上に突出する。
即ち縦長ランプ4をシェード1の天板1aから同シェード1内の軸線Y上に垂設し、且つ反射フード2の天板2aの中心に設けたランプ貫挿穴2bを通し反射フード2内の軸線Y上に突出する。
上記反射フード2の天板2aにシェード1及び反射フード2と同一軸線Yに環状反射板5を取り付ける。該環状反射板5は平面視多角形にし、多角形面にて多数の反射面5bを形成する。
上記多角形の環状反射板5は反射フード2の天板2aから下方へ向け拡径し、即ち上方へ向け縮径するように傾斜し、上記反射フード2の天板2a直下の縦長ランプ部分を該環状反射板5の多数の傾斜反射面5bで包囲する。
好ましい例示として、上記環状反射板5の多数の傾斜反射面5bの個々を、下方へ向け拡開するように傾設し且つ環状に配置した多数の傾斜反射片5aにて構成し、上記反射フード2の天板2a直下の縦長ランプ部分を該各傾斜反射片5aによる多数の傾斜反射面5bで包囲する構成とする。
図示は省略するが、一枚の帯状の反射板を多角形に折り曲げ、両端を連結して上記環状反射板5を形成することができる。
上記縦長ランプ4に対する環状反射板5の配置例として、図2に示すように、上記環状反射板5をシェード1の天板1a直下の縦長ランプ基端部の周囲を同心に包囲するように配する。
これにより、反射フード2と環状反射板5とが協働する反射作用により上記シェード1及び反射フード2の下部開放面6を通しての照度改善を図る。
環状反射板5の配置例の他例として、図1は上記環状反射板5を縦長ランプ4の中間部を包囲するように配した場合を示している。
即ち、上記縦長ランプ4の反射フード2の天板2aから下方へ突出する下半部を上記環状反射板5を通し反射フード2内に突出すると共に、上記縦長ランプ4の上半部を上記反射フード2の天板2aで隔てられたシェード1の上部室1c内に配し、該上部室1cを形成するシェード1の頭頂部周面板に複数の照光穴1dを設ける。
上記環状反射板5を縦長ランプ4の中間部に配する上記構成により、縦長ランプ4の下半部の光を反射フード2で反射する照光作用と、縦長ランプ4の上半部の光を上記シェード1の頭頂部周面板に設けた照光穴1dを通して照光する作用とが協働して照明器具の上下への照光が有効に得られる。
即ち、上記シェード1及び反射フード2の下部開放面6を通しての照光と、上記照光穴1dを通しての照光とにより天井7下の部屋内を効果的に照光できる。
図4A,Bは上記反射フード2の構造例を示している。図4Aに示すように、反射フード2を截頭円錐形にする場合、該截頭円錐形フードを軸線上において二分割した半円弧形板2′を二枚形成し、該半円弧形板2′の両側端を螺子(タッピング螺子)や鋲8等を使用して互いに連結し截頭円錐形にする。
図4Bに示すように、反射フード2を截頭角錐形にする場合、該截頭角錐形フードを軸線上において二分割した半多角形板2′を二枚形成し、該半多角形板2′の両側端を螺子(タッピング螺子)や鋲8等を使用して互いに連結し截頭角錐形にする。
上記に従い反射フード2を三枚以上の円弧形板又は同多角形板で形成し、各側端を連結して上記截頭円錐形又は截頭角錐形の反射フード2を形成することができる。
上記反射フード2を複数枚構造とすることにより、反射フード2の製造を容易且つ安価にすることができる。
上記反射フード2を複数枚構造とすることにより、反射フード2の製造を容易且つ安価にすることができる。
次に上記環状反射板5の具体構造例とその製造法について図5乃至図8に基づいて説明する。
図5乃至図7に示すように、上記環状反射板5は同反射板5の上部開放面に底板5cを有し、該底板5cから同反射板5を下方へ向け拡開するように傾設した構造を有し、該底板5cの中央部に上記軸線Yを中心とするランプ貫挿穴5dを有する。
前記の通り、上記環状反射板5は反射フード2の内奥に配し、同フード2の天板2aに一体に取り付けた構造を有するが、その取付手段として上記環状反射板5の底板5cを反射フード2の天板2aの内面に重ね付けする。
例えば環状反射板5の底板5cを反射フード2の天板2aの内面に重合した上で、底板5cに設けた複数の取り付け穴5eを反射フード2の天板2a上に設けた複数の取り付け穴と整合し、螺子(タッピング螺子)や鋲8によって一体に連結する。
上記底板5cは底部反射面を構成し、且つ取り付け手段として機能する。図示は省略するが、該底板5cを設けずに環状反射板5の上部開口縁から取り付け片を突設して上記反射フード2の天板2aに螺子や鋲8を用いて一体に取り付けることができる。
例えば前記のように、一枚の帯状の反射板を環状且つ多角形に折り曲げ、両端を連結して上記環状反射板5を形成した場合に上記取り付け片を一体に設け、上記取り付けを図ることができる。
図8に基づき上記底板5cを有する環状反射板5の構造例とその製造法について説明する。
同図に示すように、例えば一面(内面となる一面)を鏡面仕上げした金属板材から十二角形等の多角形の平板5′を打ち抜き、該打ち抜きと同時に該打ち抜き板5′の各角部から中心に向け鋭角のV字形の切り欠き5″を打ち抜いて多数枚の反射片5a′を形成する。従って各反射片5a′の左右側辺は切り欠き5″を介して互いに分離している。
上記打ち抜き板5′の反射片5a′を図中破線で示す環状折線に従い斜め下方に向け立ち下げるように折曲することにより、隣接する反射片5a′の側辺を互いに突き合わせ状態、又は近接状態に環状配置して多数の傾斜反射片5aから成る多数の反射面5bを有する環状反射板5を形成し、該環状反射板5内域(環状反射板5の上部開口)の底板5cにて中央反射板を形成する。底板5cを有しない場合には反射フード2の天板2aを反射板として機能せしめる。
上記各反射片5a′の辺は上辺と下辺とが平行な直線であり、該上辺と下辺を連結する左右側辺が外方へ向け拡開するように傾斜し、全体視逆台形を呈する。従って底板5cは上記打ち抜き板5′と同心の多角形状を呈し、該多角形状の底板5cの各辺に連設された上記各反射片5a′を該底板5cの各辺から下方へ向け折り曲げて上記多角形の環状反射板5を形成する。
上記した環状反射板5の構造例は同反射板5の製造を容易にし、且つ安価にすることができる。
上記多角形の環状反射板5を図1に示すように、縦長ランプ4の中間部にこれを包囲するように配置するか、又は図2に示すように、縦長ランプ4の基部にこれを包囲するように配置する。
上記反射フード2と環状反射板5は何れもアルミ又はアルミ合金製であり、内面を鏡面仕上げし、上記反射面を形成したものである。
1…シェード、1a…天板、1c…上部室、1d…照光穴、2…反射フード、2′…半円弧形板又は半多角形板、2a…天板、2b…ランプ貫挿穴、3…ソケット、4…縦長ランプ、5…環状反射板、5′…多角形の打ち抜き平板、5″…切り欠き、5a…傾斜反射片、5a′…打ち抜き反射片、5b…傾斜反射面、5c…底板、5d…ランプ貫挿穴、5e…取り付け穴、6…下部開放面、7…天井、8…螺子や鋲、Y…軸線。
Claims (3)
- シェードの内側に反射フードを内装し、縦長ランプを該反射フードの天板を通し同フード内に突出して成る照明器具において、上記反射フードの天板に下方へ向け拡径する多角形の環状反射板を取り付け、上記反射フードの天板直下の縦長ランプ部分を該多角形の環状反射板の多数の傾斜反射面で包囲する構成としたことを特徴とする照明器具。
- 上記多角形の環状反射板は環状に配置した多数の傾斜反射片から成ることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
- 上記環状反射板を縦長ランプの中間部を包囲するように配置し、上記縦長ランプの下半部を上記環状反射板を通し反射フード内に突出すると共に、上記縦長ランプの上半部を上記反射フードの天板で隔てられたシェードの上部室内に配し、該上部室を形成するシェードの頭頂部周面板に複数の照光穴を設けたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
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KR20220081546A (ko) * | 2020-12-09 | 2022-06-16 | 경상국립대학교산학협력단 | 사각형태로 바닥을 가열하기 위한 가축 사육용 원형 보온등 |
KR20220115378A (ko) * | 2021-02-10 | 2022-08-17 | 경상국립대학교산학협력단 | 수직반사판을 이용하여 바닥 가열 구역을 제한하는 가축 사육용 원형 보온등 |
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2008
- 2008-06-05 JP JP2008147879A patent/JP2009295424A/ja active Pending
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KR20220115378A (ko) * | 2021-02-10 | 2022-08-17 | 경상국립대학교산학협력단 | 수직반사판을 이용하여 바닥 가열 구역을 제한하는 가축 사육용 원형 보온등 |
KR102595810B1 (ko) * | 2021-02-10 | 2023-10-27 | 경상국립대학교산학협력단 | 수직반사판을 이용하여 바닥 가열 구역을 제한하는 가축 사육용 원형 보온등 |
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