JP2009295403A - 圧着端子 - Google Patents

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将寿 中村
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Abstract

【課題】導電性金属板を肉厚としなくても、あるいは圧着部分の面積を拡大しなくても、導電線の圧着強度を十分に高めることができる小形かつ軽量を図ることができる圧着端子を提供すること。
【解決手段】圧着補強片部22dがバレル部22aの内面側に電線の導体21が配置された状態でバレル部22aと共に加締められ、これによりバレル部22aが圧着補強片部22dにより圧着力を補強された状態で前記電線の導体21に圧着する。
【選択図】図3

Description

本発明は、導体線の一端部を電気的、機械的に接続するのに用いる圧着端子に関する。
導体線を接続する圧着端子として、例えば特許文献1に示すものが知られている。その圧着端子について説明する。図9に示すように、圧着端子D1は、相手方端子と嵌合(接続)される板状のコンタクト部11と、このコンタクト部11の後部に位置する接続部11aに繋がって後方に延びる基底部12と、基底部12の前部における左右側端から上方に突出する芯線圧着バレル13と、同じく基底部12の後部における左右側端から上方に突出する被覆圧着バレル14とを備えて構成される。
圧着端子D1は、図10の展開図に示すように、一枚の導電性金属板をプレス機により打ち抜き加工および折り曲げ加工して、一体に成形される。
また、圧着端子D1は、図10に示すように、先端部において絶縁体(被覆)15が剥がされて露出した導体線(芯線)16を、芯線圧着バレル13が左右から包み込んで挟持し、その後部において芯線16の絶縁体15を被覆圧着バレル14が左右から包み込んで挟持して、芯線16の先端部に取り付けられる。
この取り付けは、プレス機などの圧着工具を用いて芯線圧着バレル13および被覆圧着バレル14を図示のように内側に折り曲げ加工して行われる。
このように芯線16の先端に圧着されて取り付けられた圧着端子D1は、そのコンタクト部11を相手方端子のコンタクト部に嵌合接続して電気接続を行うようになっている。ここで、この圧着端子D1は先端にタブ端子状のコンタクト部11を有するオス型端子であり、このコンタクト部11がメス型の相手方端子に圧入されて嵌合接続される。
特開2003‐331940号公報
ところで、圧着端子D1の小形化および軽量化のために、従来から圧着端子D1にプレス加工する前の状態の導電性金属板の肉薄化や、芯線16を圧着する圧着部分の面積の狭小化が測られている。しかしながら、この導電性金属板の肉薄化や圧着部分の面積の狭小化によって、芯線圧着バレル13における芯線16の加締め(圧着)保持力が低下する、または経時的に低下していく。この結果、芯線16が芯線圧着バレル13から抜けて、信号遮断に至る場合がある。
また、圧着端子D1の小形化および軽量化のために、導電性金属板の肉薄化や、圧着部分の面積の狭小化が測られると、メス型の相手方端子に対するコンタクト部11の嵌合接続作業時においては、作業者が芯線圧着バレル13や被覆圧着バレル14を指で摘んで相手方コネクタ端子にコンタクト部11を挿入する際、不用意に無理な力が加わってコンタクト部11が折れ曲がり、相手方端子に対するコンタクト部11の電気的、機械的接続が不確実になるおそれがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、導電性金属板を肉厚としなくても、あるいは圧着部分の面積を拡大しなくても、導体線の圧着強度を十分に高めることができるとともに小形化、軽量化を図ることができる圧着端子を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために、本発明にかかる圧着端子は、下記(1)を特徴としている。
(1) 一枚の導電性金属製の板体を折り曲げることにより形成された圧着端子であって、
端子本体と、
前記端子本体の長手方向の一端部に形成された、相手方端子に接触するためのコンタクト部と、
前記端子本体の長手方向の他端部に形成され且つ、電線の導体に加締め付けるための対向配置された一対の加締片部を有するバレル部と、
前記一対の加締片部の一方の先端で折り曲げられ、且つ当該先端から前記バレル部の外面に沿って当該一対の加締片部の他方の先端に向けて延設された圧着補強片部と、
を備え、
前記圧着補強片部が前記バレル部の内面側に前記電線の導体が配置された状態で前記バレル部と共に加締められ、これにより前記バレル部が前記圧着補強片部により圧着力を補強された状態で前記電線の導体に圧着すること。
また、前述した目的を達成するために、本発明にかかる圧着端子は、下記(2)を特徴としている。
(2) 一枚の導電性金属製の板体を折り曲げることにより形成された圧着端子であって、
端子本体と、
前記端子本体の長手方向の一端部に形成された、相手方端子に接触するためのコンタクト部と、
前記端子本体の長手方向の他端部に形成された圧着補強片部と、
前記圧着補強片部の一端部で折り曲げられ、且つ当該一端部から前記圧着補強片部の内面に沿って前記圧着補強片部の他端部に向けて延設された、電線の導体に加締め付けるための対向配置された一対の加締片部を有するバレルと、
を備え、
前記圧着補強片部が前記バレル部の内面側に前記電線の導体が配置された状態で前記バレル部と共に加締められ、これにより前記バレル部が前記圧着補強片部により圧着力を補強された状態で前記電線の導体に圧着すること。
上記(1)または(2)の構成の圧着端子によれば、バレル部が圧着補強片部によって補強されることによって、このバレル部による電線の圧着力が十分に高められる。従って、このバレル部に電線を載せ、圧着装置を用いて圧着補強片部を加締め加工(圧着)することにより、電線はバレル部によって確実かつ強固に保持され、容易に脱落することはない。
本発明の圧着端子によれば、バレル部が該バレル部の外側に位置する圧着補強片部によって補強されることによって、このバレル部による電線の圧着力が十分に高められる。従って、このバレル部に電線を載せ、圧着装置を用いて圧着補強片部を加締め加工(圧着)することにより、電線はバレル部によって確実かつ強固に保持され、容易に脱落することはない。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
(第1の実施形態)
以下に、シールド電線の一端部に接続するコネクタ端子に本発明に係る圧着端子を適用した場合の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明に係る圧着端子は、上記コネクタ端子にのみ適用されるものではなく、導体線(芯線)を加締める機構を必要とするあらゆるコネクタ端子に適用することができる。
図1は、本発明に係る実施形態のコネクタ端子を示す断面図、図2は、そのコネクタ端子における圧着端子の要部を示す斜視図、図3は、図2に示した圧着端子の要部を拡大した背面図、図4は、図2に示した圧着端子のA-A線における断面図、図5(a)は、図1における圧着端子を展開して示す平面図、図5(b)は、図5に示す圧着端子の側面図、図6は、芯線を圧着端子が加締め固定した状態を示す断面図である。
本発明の実施形態に係るコネクタ端子Dに接続されるシールド電線20は、電気信号等の伝送路としての導体線である芯線21(1本の導体線であっても、複数本の導体線であっても構わない)と複数本の導体素線を編んだ編組線よりなるシールド部材23との間に、内部被覆(絶縁体)20aを介在したものからなる。また、シールド線20は、そのシールド部材23の外周を絶縁性の外部被覆20bで覆った構造になっており、シールド部材23が内部被覆20aの外周を覆うことで、芯線21から外部へのノイズの洩れや、外来ノイズの芯線21への侵入をそれぞれ遮蔽(電磁シールド)する。
一方、コネクタ端子Dは、芯線21に電気的に接続される圧着端子22(後述するシールド端子24と区分けするために、芯線導通端子22と称することがある)と、編組線からなるシールド部材23に接続され、かつ芯線導通端子22の周辺を覆ってこれを電磁的にシールドするシールド端子24と、これらの芯線導通端子22とシールド端子24との間に設けられて、所定の比誘電率を有する絶縁部材(誘電体)25とを備えて構成される。
コネクタ端子Dは、シールド電線20先端の内部被覆20aと外部被覆20bが剥ぎ取られて露出した芯線21を芯線導通端子(圧着端子)22に、またシールド部材23をシールド端子24に、それぞれ電気的、機械的に接続することで、相手方端子に嵌合した際に、芯線導通端子22とシールド端子24を介して、相手方端子の芯線、シールド部材に電気的に接続される。
このコネクタ端子Dの芯線導通端子22とシールド電線20端の内部被覆20aおよび外部被覆20bが剥ぎ取られて露出された芯線21との接続工程、および外部被覆20bが剥ぎ取られて露出されたシールド部材23とシールド端子24との接続工程は次の通りである。
先ず、剥き出しになった芯線21に芯線導通端子22のバレル部22aを圧着接続する。その後、シールド端子24内に予め収容して組み付けられた絶縁部材25の圧入孔25aに芯線導通端子22を先端側から挿し込んで固定する。
続いて、剥き出しになったシールド部材23をシールド電線20の外部被覆20b上に折り返す。そしてシールド端子24のシールド部材加締部24aを加締めてシールド電線20の外部被覆20bおよびシールド部材23をともに圧着する。
芯線導通端子22を絶縁部材25の圧入孔25aに挿し込んで固定する工程では、シールド端子24の上面を図面上方に開口した端子挿入開口部24bを圧入等の作業スペースとして利用する。これにより圧入治具等を用いた芯線導通端子22の、絶縁部材25の圧入孔25aに対する挿し込みを簡単に実施することができる。
続いて、芯線導通端子22の構成および形状について説明する。芯線導通端子22は、図2および図3に示すように、端子本体22bの後端部にバレル部22aを、前端部にコンタクト部22cをそれぞれ設けたものである。バレル部22aは、シールド電線20の一端部で芯線21に電気的に接続される部材であり、コンタクト部22cは、相手方端子と嵌合した際に、相手方端子の芯線に電気的な接続をするための部材である。この圧着端子22は、図5に示すような導電性の金属製の板体22Aをプレス加工することによって得られる。以下、板体22Aに対するプレス加工処理について詳細に説明する。
圧着端子22として成形される前の板体22Aは、図5に示すように、該圧着端子22に芯線21を接続した際の該芯線21の長手方向に延びる、横長の端子形成片22P(プレス加工後の端子本体22b、及びコンタクト部22cに対応する)と、この端子形成片22Pの長手方向の一端部(図5では、右端部)から、該端子形成片22Pの長手方向(図5では、右方向)に延設された第1の圧着部形成片22Q(プレス加工後のバレル部22aの底部22fに対応する)と、第1の圧着部形成片22Qの端部から前記長手方向に対し直交する方向の一方向(図5では、上方向)に延設された第2の圧着部形成片22Rと(プレス加工後のバレル部22aの加締片部22e、及び圧着補強片部22dに対応する)、第1の圧着部形成片22Qの端部から前記長手方向に対し直交するもう一方の(他方向。図5では、下方向)に延設された第3の圧着部形成片22Sと(プレス加工後のバレル部22aの加締片部22eに対応する)、から構成される。本発明の実施形態では、第2の圧着部形成片22Rが、第3の圧着部形成片22Sよりも前記直交方向に長く延設されているものとするが、本発明は第2の圧着部形成片22R、第3の圧着部形成片22Sの前記直交方向の長さによって限定されるものではない。さらに、第1の圧着部形成片22Qから2つの圧着部形成片22R、22Sが延設される構成に限定されるものではなく、第2の圧着部形成片22Rまたは第3の圧着部形成片22Sのいずれか一方のみが第1の圧着部形成片22Qから直交方向に延設された構成であってもよい。
また、端子形成片22Pの先端部(図5では、左端部)には、先端に向かって先細となる二つの尖端片22Tが形成されている(プレス加工後のコンタクト部22cの一部に対応する)。また、端子形成片22Pには第1の圧着部形成片22Qとの接続部に切欠部22Uが設けられ、この切欠部22Uの幅は、端子形成片22Pの幅よりも狭くなっている。切欠部22Uを設けたことにより、後述する、第1の圧着部形成片22Q、第2の圧着部形成片22R、第3の圧着部形成片22Sのプレス加工時に、端子形成片22Pの第1の圧着部形成片22Q側の部分が同時に折り曲げられてしまうことを防ぐことができる。
上述した板体22Aを形成する端子形成片22P、第1の圧着部形成片22Q、第2の圧着部形成片22R、第3の圧着部形成片22Sのうち、端子形成片22Pは、図4に示すように、相手方端子と嵌合した際に相手方端子の芯線に電気的に接続するのに適する形態にプレス成形される。すなわち、端子形成片22Pは加工装置(例えば、プレス機)によって、その幅方向(長手方向と直交する直交方向)に丸められるように加締められて、長手方向に延びる円筒形体に加工される。このとき、尖端片22Tは略円錐状になり、端子形成片22Pとともにコンタクト部22cを形成する。このコンタクト部22cの形状によって、芯線導通端子部材22を絶縁部材25の圧入孔25aに挿し込んで固定する工程において、その挿し込みを容易化かつ円滑化することができる。
一方、第1の圧着部形成片22Q、第2の圧着部形成片22R、第3の圧着部形成片22Sは、図3に示すように、シールド電線20の一端部で芯線21に電気的、機械的に接続される形態にプレス成形される。すなわち、まず、第2の圧着部形成片22Rは、前記直交方向の端部から第3の圧着部形成片22Sの前記直交方向の端部にかけての略中央部付近(図5における鎖線Y)において折り曲げられる。なお、第2の圧着部形成片22Rのうちの鎖線Yよりも下側の部分をバレル部22aと称し、第2の圧着部形成片22Rのうちの鎖線Yよりも上側の部分を圧着補強片部22dと称する。第2の圧着部形成片22Rを第1の圧着部形成片22Qおよび第3の圧着部形成片22Sの下面(裏面)側に折り曲げる際、圧着補強片部22dがバレル部22aの外面(芯線21を載せる面の反対の面)に位置するように、第2の圧着部形成片22Rを折り重ねてプレス成形する。
このように第2の圧着部形成片22Rを折り曲げて形成したバレル部22aおよび圧着補強片部22dを、図2および図3に示すように、第1の圧着部形成片22Qの芯線21を配置する中心線(図5における鎖線X)付近を底部とするように、略U字状にプレス成形する。バレル部22aは、略U字状にプレス成形された結果、底部22fを挟む2つの加締片部22eが形成される。第1の圧着部形成片22Qをプレス成形することによって形成された底部22fの円弧径rは、円筒状に丸められた端子本体22bの内周径に略一致する。この構成により、バレル部22aの外面は圧着補強片部22dによって補強されることになり、板体22Aが一枚の場合に比べて、剛性や強度が二倍に高められる。
次に、上述のように圧着補強片部22dによって補強されたU字状のバレル部22aに、シールド電線20の芯線21を接続する。この接続では、図2に示すように、予めシールド電線20端の内部被覆20aや外部被覆20bを剥ぎ取り、芯線21の一部を露出させておく。次に、プレス機の所定の加工位置に圧着端子22のバレル部22aをセットし、更にこのバレル部22aの底部22f上に芯線21を載せる。続いて、バレル部22aの底部22fを挟む二つの立ち上がり部R、Sをプレス機を用いて加締める。すなわち、バレル部22aの底部22fが内側に位置するように、立ち上がり部R、Sを形成する圧着補強片部22dを加締める。このとき、図6に示すように、長い方の立ち上がり部Rが、短い方の立ち上がり部Sの上に重なるように、密に圧着固定される。立ち上がり部R、Sの外面を形成する圧着補強片部22dを加締めることにより、バレル部22aが芯線21を強固に圧着固定することになり、この結果、バレル部22aが芯線21に電気的に接続される。また、U字状の圧着補強片部22dを加締めることにより、バレル部22aと圧着補強片部22dとの間に生じていた空隙Gが完全に塞がれて、図6に示すように互いに密着する。このように、一枚の板体22Aを用いているにも拘わらず、該板体22A二枚分の圧着強度によって、圧着端子22は芯線21を強固に圧着保持することができる。
従って、芯線21の圧着強度または圧着保持力を強化するために、従来のようにバレル部22aを構成する金属板を肉厚にしたり、大面積化したりする必要がなくなる。この結果コネクタ端子Dの形状や重量が大きくなることを未然に回避できる。つまり、コネクタ端子Dを小形化、軽量化した場合にも、バレル部22aの二層構造により芯線21を十分に大きい圧着力で保持することができる。
また、第2の圧着部形成片22Rを、この第2の圧着部形成片22Rの直交方向の端部から第3の圧着部形成片22Sの直交方向の端部にかけての略中央部付近において折り曲げるように説明したが、これは、第2の圧着部形成片22Rを折り曲げた際に、第2の圧着部形成片22Rの直交方向の端部と第3の圧着部形成片22Sの直交方向の端部とを正対させるためである。これにより、図6に示すように、U字状のバレル部22aを加締めた際に、長い方の立ち上がり部Rが、短い方の立ち上がり部Sの上に密に重なり、より強固に芯線21を圧着固定させることができる。なお、第2の圧着部形成片22Rを上記略中央部付近以外の箇所において折り曲げる構成であっても、バレル部22aの二層構造により芯線21を十分に大きい圧着力で保持することができる。
また、本発明の実施形態では、第2の圧着部形成片22Rのうちの圧着補強片部22dを形成する部分が、第2の圧着部形成片22Rのうちの加締片部22eを形成する部分、第1の圧着部形成片22Qが形成する底部22fおよび第3の圧着部形成片22Sが形成する加締片部22eの全面に臨んで折り曲げられる構成について説明した。これにより、圧着補強片部22dによってバレル部22aの全面を補強することができるので、バレル部22aは、芯線21の周りを強固に加締め固定することができる。しかしながら、第2の圧着部形成片22Rのうちの圧着補強片部22dを形成する部分は、第2の圧着部形成片22Rのうちの加締片部22eを形成する部分、第1の圧着部形成片22Qが形成する底部22f、および第3の圧着部形成片22Sが形成する加締片部22eの一部(特に、芯線21を加締めた際の該芯線21に臨む部分)に臨んで折り曲げられる構成でもよい。例えば、第2の圧着部形成片22Rのうちの圧着補強片部22dを形成する部分は、第2の圧着部形成片22Rのうちの加締片部22eを形成する部分、および第1の圧着部形成片22Qが形成する底部22f、にのみ臨んで折り曲げられる構成であってもよいし、さらに、第2の圧着部形成片22Rのうちの加締片部22eにのみ臨んで折り曲げられる構成であってもよい。
ところで、上述した本発明の実施形態では、第2の圧着部形成片22Rを第1の圧着部形成片22Qおよび第3の圧着部形成片22Sの下面(裏面)側に折り曲げる工程について説明したが、一方で、第2の圧着部形成片22Rを第1の圧着部形成片22Qおよび第3の圧着部形成片22Sの上面(表面)側に折り曲げる工程も考えられる。以降、第2の圧着部形成片22Rを第1の圧着部形成片22Qおよび第3の圧着部形成片22Sの上面側に折り曲げる工程を経て、本発明の実施形態の圧着端子を製造する方法について説明する。
まず、第2の圧着部形成片22Rは、該第2の圧着部形成片22Rの前記直交方向の端部から第3の圧着部形成片22Sの前記直交方向の端部にかけての略中央部付近(図5における鎖線Y)において折り曲げられる。なお、第2の圧着部形成片22Rのうちの鎖線Yよりも上側の部分をバレル部と称し、第2の圧着部形成片22Rのうちの鎖線Yよりも下側の部分を圧着補強片部と称する(上述した、第2の圧着部形成片22Rを第1の圧着部形成片22Qおよび第3の圧着部形成片22Sの下面(裏面)側に折り曲げる工程とは、バレル部および圧着補強片部の位置関係が逆転することに注意されたい。)。第2の圧着部形成片22Rを第1の圧着部形成片22Qおよび第3の圧着部形成片22Sの上面(表面)側に折り曲げる際、圧着補強片部がバレル部の外面(芯線21を載せる面の反対の面)に位置するように、第2の圧着部形成片22Rを折り重ねてプレス成形する。
このように第2の圧着部形成片22Rを折り曲げて形成したバレル部および圧着補強片部を、第1の圧着部形成片22Qの芯線21を配置する中心線(図5における鎖線X)付近を底部とするように、略U字状にプレス成形する。これ以降の工程、すなわち、圧着補強片部によって補強されたU字状のバレル部にシールド電線20の芯線21を接続する工程は、先に説明した通りである。この構成により、上述した、第2の圧着部形成片22Rを第1の圧着部形成片22Qおよび第3の圧着部形成片22Sの下面(裏面)側に折り曲げる工程と同様、バレル部の外面は圧着補強片部によって補強されることになり、板体22Aが一枚の場合に比べて、剛性や強度が二倍に高められる。
以上説明してきたように、本発明に係る実施形態のコネクタ端子Dによれば、圧着端子22が一枚の金属薄板から形成されているため、コネクタ端子D全体の軽量化が可能である。また、このように軽量の金属薄板であっても、バレル部22aがこれに重なる圧着補強片部22dによって補強される構成であるため、バレル部22aによる圧着固定の強度が倍増する。
従って、この二層のバレル部22a上に芯線21を載せ、プレス機によって圧着補強片部22dを加締める(圧着する)ことにより、芯線21をバレル部22aから抜けないように確実かつ強固に保持することができる。一方、圧着端子22はプレス機により板体22Aを円筒状に形成しているため、素材が金属薄板であるにも拘らず、全長に亘って曲げ方向への強度が十分に高められる。従って、相手方端子への挿入時に折れ曲がる惧がない。
また、芯線導通端子部材22の先端部を先端に向かってテーパ状に細くなる尖端片22Tとしたことで、芯線導通端子部材22を絶縁部材25に容易に挿し込むことができる。更に、圧着補強片部22dによってバレル部22aの外面全面が覆われることで、バレル部22aによって芯線21の周りを不足なく加締め固定することができる。この結果、バレル部22aによる加締め保持力が安定保持され、コネクタ端子Dの品質、機能の信頼性を高まる。
(第2の実施形態)
図7は、本発明に係る他の実施形態のコネクタ端子を示す斜視図、図8(a)〜図8(d)は、図7に示したバレル部の成形工程を示すバレル部の背面図である。
図7は、第2の圧着部形成片22Rおよび第3の圧着部形成片22Sが同じ長さだけ直交方向に延設された圧着端子22を持つコネクタ端子D2を示す斜視図である。このコネクタ端子D2は、図1に示したコネクタ端子Dと基本的に同一機能、構成を持つが、シールド端子24Aがシールド端子24とは外観が異なり、外周面にリング状の凸部30、31が設けられている。また、このシールド端子24Aとシールド部材23とを接続するためのシールド接続部分を省いて示してある。このシールド接続部分は、図1に示したものと同様にシールド端子24Aの一部をシールド部材23上まで延設したり、シールドワイヤ(図示しない)を用いてシールド端子24Aとシールド部材23とを接続したりすることができる。なお、図7において、図1に示したものと同一の構成部分には同一符号を付して、その重複する説明を省略する。
図7において、圧着端子22は後端部にバレル部22aを有し、前端部には図1に示したものと同様のコンタクト部(図示しない)をそれぞれ有する。このバレル部22aはシールド電線20端から露出する芯線21に電気的に接続される部材であり、コンタクト部22cは相手方端子に嵌合して相手方端子側の芯線に電気的に接続される。このバレル部22aは、いわゆるB型クリンプ構造を持ち、板材のプレス成形によって得られる。
一方、コンタクト部22cは板材の一部が細い円筒形状に加締められて形成され、このコンタクト部22cの後方に連続する前記バレル部22aは、芯線21をBクリンプ状に加締める。
図8(a)〜図8(d)はこのバレル部22aによる芯線のBクリンプ形成手順を示す。図8(a)では、円筒状のコンタクト部22cに続くバレル部22aは、素材の板材そのままに平板状をなし、コンタクト部22cの長手方向に延設された第1の圧着部形成片22Qと、この第1の圧着部形成片22Qの端部からコンタクト部22aの長手方向に直交する方向に延設された第2の圧着部形成片22Rおよび第3の圧着部形成片22Sと、から構成される。この実施の形態では第2の圧着部形成片22Rおよび第3の圧着部形成片22Sは第1の圧着部形成片22Qの中心部から前記直交方向に長さおよび幅が等しい。
これらの第1の圧着部形成片22Q、第2の圧着部形成片22Rおよび第3の圧着部形成片22Sはシールド電線20の一端部で芯線21に電気的、機械的に接続可能な形態にプレス成形される。すなわち、先ず板材を第1の圧着部形成片22Qの中心部Dから第2の圧着部形成片22Rの先端部および第3の圧着部形成片22Sの先端部までの各中央部T、Uで、矢印E方向に折り返し成形する。この折り返し成形によって、第2の圧着部形成片22Rの先端部と第3の圧着部形成片22Sの先端部が、図8(b)に示すように、前記中心部Dの対応部位で互いに突き当たるとともに、第1の圧着部形成片22Qと第2の圧着部形成片22R、第1の圧着部形成片22Qと第3の圧着部形成片22Sが互いに重なる重合部F、Gでは相互に密着する。
次に、このように板材が2重に重なった重合部F、Gを、図8(c)に示すように前記中央部Dの対応部位を底部22fとする略U字形状になるよう、プレス成形により折り曲げる。このとき、底部22fを挟む第2の圧着部形成片22Rと第3の圧着部形成片22Sが一対の加締片部を形成し、第1の圧着部形成片22Qがその加締片部を補強する圧着補強片部を形成することになる。重合部F、Gを略U字形状になるようプレス成形することによって、重合部F、Gは互いに立ち上がり、その上端部は上方に向かって開放された形態となる。この構成により、バレル部22aは重合部F、Gにおける厚みが増した分だけ剛性が高められ、板体22Aの板材が一枚の場合に比べて強度が倍加される。
次に、重合部F、Gを持つバレル部22aに、前述同様にシールド電線20の芯線21を接続する。この接続では、図7に示すように、予めシールド電線20端の内部被覆20aや外部被覆20bを剥ぎ取り、芯線21の一部を露出させておく。次に、プレス機の所定の加工位置に圧着端子22の各重合部F、Gをセットし、更にこのバレル部22aの底部22f上に芯線21を載せる。続いて、バレル部22aの底部22fを挟む二つの重合部F、Gを加締める。
この重合部F、Gの加締めは、例えば、プレス機側に2つの重合部F、Gを挟んで対向配置された一対のクリンパーとアンビルを用いることによってなされ、これらの相対加圧力によってこれらの重合部F、Gを図8(d)に示すように加締める。このため、底部22fに載せられた芯線21重合部F、Gの先端部I、Jaを圧着させることができる。この圧着の方法は、バレル部22aを構成する一方の重合部Fの先端部Iを他方の重合部Gの先端部Jに接触させた状態で、図8(d)に示すように実施され、各先端部I、Jを芯線21に食い込ませる、いわゆるB型圧着(クリンプ)効果が得られる。なお、前記のように加締められる重合部F、Gの断面形状は、前記クリンパーとアンビルの形態に応じたものとなり、任意の形態のものを用いることができる。
このB型クリンプによる加締め加工を使うことにより、各重合部F、Gが滑らかに湾曲するとともに、重合部Fの先端部Iと重合部Gの先端部Jとが中央部において対称的に接触する。このため、仮に芯線21の熱膨張によって重合部F、Gを持つバレル部22aに拡開する方向の押圧力が作用しても、中央部の接触箇所でその押圧力を互いに打ち消し合うこととなり、バレル部22aの拡開を回避することができ、高い圧着信頼性が得られる。
なお、この実施の形態では、第1の圧着部形成片22Q、第2の圧着部形成片22Rおよび第3の圧着部形成片22Sを、図8(a)に示すように上方(矢印E方向)へ折り重ねる場合を示したが、下方(矢印K方向)へ折り重ねることでバレル部22aを形成することもできる。この場合には、第1の圧着部形成片22Qが底部22fを挟む一対の加締片部を形成し、第2の圧着部形成片22Rと第3の圧着部形成片22Sがその一対の加締片部を補強する圧着補強片部を形成することになる。この構成によって、第1の圧着部形成片22Qの上面の円弧径を、円筒状に丸めた端子本体22bの内周径に略一致させることができ(段差が生じない)、重合部F、Gの加締め時に芯線21に対し無用の応力が作用することを回避できる。
以上説明してきたように、本発明に係る実施形態のコネクタ端子Dによれば、圧着端子22が一枚の金属薄板から形成されているため、コネクタ端子D全体の軽量化が可能である。また、このように軽量の金属薄板であっても、バレル部22aがこれに重なる圧着補強片部22dによって補強される構成であるため、バレル部22aによる圧着固定の強度が倍増する。
従って、この二層のバレル部22a上に芯線21を載せ、プレス機によって圧着補強片部22dを加締める(圧着する)ことにより、芯線21をバレル部22aから抜けないように確実かつ強固に保持することができる。一方、圧着端子22はプレス機により板体22Aを円筒状に形成しているため、素材が金属薄板であるにも拘らず、全長に亘って曲げ方向への強度が十分に高められる。従って、相手方端子への挿入時に折れ曲がる惧がない。
また、芯線導通端子部材22の先端部を先端に向かってテーパ状に細くなる尖端片22Tとしたことで、芯線導通端子部材22を絶縁部材25に容易に挿し込むことができる。更に、圧着補強片部22dによってバレル部22aの外面全面が覆われることで、バレル部22aによって芯線21の周りを不足なく加締め固定することができる。この結果、バレル部22aによる加締め保持力が安定保持され、コネクタ端子Dの品質、機能の信頼性を高まる。
また、芯線21に対するいわゆるB型圧着(クリンプ)の加締めを実施することにより、バレル部22aを構成する一方の重合部Fの先端部Iを他方の重合部Gの先端部Jに接触させた状態で、各先端部I、Jを芯線21に食い込ませることができる。また、バレル部22aが重合部F、Gによって厚みが増した分だけ剛性が高められ、板体22Aの板材が一枚の場合に比べて強度が倍加されることと合わせて、芯線の保持強度を十分に高めることができる。
本発明に係る実施形態のコネクタ端子を示す断面図 そのコネクタ端子における圧着端子の要部を示す斜視図 図2に示した圧着端子の要部を拡大した背面図 図2に示した圧着端子のA-A線における断面図 (a)は、図1における圧着端子を展開して示す平面図、(b)は、図5(a)に示す圧着端子の側面図 芯線を圧着端子が加締め固定した状態を示す断面図 本発明に係る他の実施形態のコネクタ端子を示す斜視図 (a)〜(d)は、図7に示したバレル部の成形工程を示すバレル部の背面図 従来のコネクタ端子を展開して示す斜視図 図7に示したコネクタ端子に芯線を接続した状態の斜視図
符号の説明
20 シールド電線
20a 内部被覆
20b 外部被覆
21 芯線
22 圧着端子(芯線導通端子)
22a バレル部
22b 端子本体
22c コンタクト部
22d 圧着補強片部
22e 加締片部
22f 底部
22A 板体
22P 端子形成片
22Q 第1の圧着部形成片
22R 第2の圧着部形成片
22S 第3の圧着部形成片
22T 尖端片
22U 切欠部
23 シールド部材
24 シールド端子
25 絶縁部材
D コネクタ端子
F、G 重合部
I、J 先端部

Claims (2)

  1. 一枚の導電性金属製の板体を折り曲げることにより形成された圧着端子であって、
    端子本体と、
    前記端子本体の長手方向の一端部に形成された、相手方端子に接触するためのコンタクト部と、
    前記端子本体の長手方向の他端部に形成され且つ、電線の導体に加締め付けるための対向配置された一対の加締片部を有するバレル部と、
    前記一対の加締片部の一方の先端で折り曲げられ、且つ当該先端から前記バレル部の外面に沿って当該一対の加締片部の他方の先端に向けて延設された圧着補強片部と、
    を備え、
    前記圧着補強片部が前記バレル部の内面側に前記電線の導体が配置された状態で前記バレル部と共に加締められ、これにより前記バレル部が前記圧着補強片部により圧着力を補強された状態で前記電線の導体に圧着することを特徴とする圧着端子。
  2. 一枚の導電性金属製の板体を折り曲げることにより形成された圧着端子であって、
    端子本体と、
    前記端子本体の長手方向の一端部に形成された、相手方端子に接触するためのコンタクト部と、
    前記端子本体の長手方向の他端部に形成された圧着補強片部と、
    前記圧着補強片部の一端部で折り曲げられ、且つ当該一端部から前記圧着補強片部の内面に沿って前記圧着補強片部の他端部に向けて延設された、電線の導体に加締め付けるための対向配置された一対の加締片部を有するバレルと、
    を備え、
    前記圧着補強片部が前記バレル部の内面側に前記電線の導体が配置された状態で前記バレル部と共に加締められ、これにより前記バレル部が前記圧着補強片部により圧着力を補強された状態で前記電線の導体に圧着することを特徴とする圧着端子。
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