JP2009294596A - カメラ及び撮影制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影レンズの保護を充分に行うことが可能なカメラを提供する。
【解決手段】撮影レンズ12と、撮影レンズ12を保護するための開閉可能なバリア20とを有するカメラであって、撮影レンズ12前方直近に撮影対象外の物体(撮影者の指等)があるか否かを検出するシステムコントロール回路30と、バリア20が完全に開いている状態でシステムコントロール回路30によって上記物体があることが検出された場合に、バリア20を閉じる制御を行うバリア駆動回路21とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】撮影レンズ12と、撮影レンズ12を保護するための開閉可能なバリア20とを有するカメラであって、撮影レンズ12前方直近に撮影対象外の物体(撮影者の指等)があるか否かを検出するシステムコントロール回路30と、バリア20が完全に開いている状態でシステムコントロール回路30によって上記物体があることが検出された場合に、バリア20を閉じる制御を行うバリア駆動回路21とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、撮影レンズと、前記撮影レンズを保護するための開閉可能なバリアとを有するカメラに関する。
カメラで撮影を行うと、撮影者の指が撮影レンズに接触してしまい、撮影レンズが汚れたり破損したりする可能性がある。特許文献1には、カメラの撮影レンズ周辺にタッチセンサを設け、このタッチセンサに指が接触した場合には、撮影をできないようにする方法が開示されているが、この方法は指が撮影画像に写りこまないようにするものであり、指がレンズに触れるのを防ぐ方法ではない。
カメラの撮影レンズを保護するための手法として、特許文献2には、予め設定された所定時間操作がなされなかった場合に自動的にレンズ鏡筒を収縮して沈胴式の撮影レンズを本体内に収納するオートパワーオフ機能を有する撮像装置において、本体にタッチセンサを設け、このタッチセンサの出力から撮影者の撮影意思を察知し、撮影意思が高ければ上記所定時間を長め、撮影意思が無ければ短め、撮影意思はあるが低い場合はその中間の長さといった具合に、オートパワーオフ機能によって撮影レンズが本体に収納されるまでの時間を変更する方法が開示されている。
しかし、特許文献2の方法では、オートパワーオフ機能によって撮影レンズが本体に収納されるまでの上記所定時間の間に、撮影レンズに指が触れてしまう可能性があり、撮影レンズの保護が充分になされているとは言えない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、撮影レンズの保護を充分に行うことが可能なカメラを提供することを目的とする。
本発明のカメラは、撮影レンズと、前記撮影レンズを保護するための開閉可能なバリアとを有するカメラであって、前記バリアが完全に開いている状態で前記撮影レンズ前方直近に撮影対象外の物体があるか否かを検出する物体検出手段と、前記物体検出手段によって前記物体があることが検出された場合に、前記バリアを閉じる制御を行うバリア制御手段とを備える。
この構成によれば、撮影時等のようにバリアが完全に開いている状態であっても、撮影レンズ前方直近に撮影対象外の物体がある場合には該バリアが閉じられるため、該物体が撮影レンズに接触してしまうのをバリアによって防ぐことができる。この結果、カメラの利用者が特に意図しなくとも撮影レンズの保護を充分に行うことが可能となる。
本発明のカメラは、前記バリアを閉じる制御が、前記バリアを完全に閉じる制御である。
この構成によれば、撮影レンズ前方直近に撮影対象外の物体がある場合にバリアが完全に閉じられるため、バリアを途中まで閉じる場合と比較して、物体が撮影レンズに接触してしまうのをより確実に防ぐことができる。
本発明のカメラは、被写体像を撮像信号として出力する撮像素子と、前記撮影レンズを含むレンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の前面に設けられ、物体が触れたことを検出するセンサとを備え、前記物体検出手段が、前記センサの出力に基づいて前記物体の有無を検出するものであり、前記センサの出力に基づいて前記物体があることが検出された場合、前記センサの出力と前記レンズ鏡筒の位置で決まるズーム倍率とに基づいて、前記物体が撮影範囲に入っているか否かを判定する判定手段を備え、前記バリア制御手段が、前記判定手段により前記物体が撮影範囲に入っていると判定された場合、前記撮影範囲内において前記物体が隠れる位置まで前記バリアを閉じる制御を行い、前記物体が隠れる位置まで前記バリアを閉じた状態で撮影が行われた場合に、当該撮影によって得られる画像データを前記バリアに相当する部分が除外されるように加工して記録する記録手段を備える。
この構成によれば、撮影レンズ前方直近に物体があった場合でも、撮影レンズを保護しながら撮影を行うことが可能となる。
本発明のカメラは、前記撮影レンズを含むレンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の前面に設けられ、物体が触れたことを検出するセンサとを備え、前記物体検出手段が、前記センサの出力に基づいて前記物体の有無を検出するものであり、前記センサの出力に基づいて前記物体があることが検出された場合、前記センサの出力と前記レンズ鏡筒の位置で決まるズーム倍率とに基づいて、前記物体が撮影範囲に入っているか否かを判定する判定手段を備え、前記バリア制御手段が、前記判定手段により前記物体が撮影範囲外にあると判定された場合、前記撮影範囲内に前記バリアが入らない位置まで前記バリアを閉じる制御を行う。
この構成によれば、撮影レンズ前方直近に物体があった場合でも、撮影レンズを保護しながら撮影を行うことが可能となる。
本発明のカメラは、被写体像を撮像信号として出力する撮像素子と、前記撮影レンズを含むレンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の前面に設けられ、物体が触れたことを検出するセンサと、前記撮影レンズと前記撮像素子との位置関係を変更する位置制御手段とを備え、前記物体検出手段が、前記センサの出力に基づいて前記物体の有無を検出するものであり、前記センサの出力に基づいて前記物体があることが検出された場合、前記センサの出力と前記レンズ鏡筒の位置で決まるズーム倍率とに基づいて、前記物体が撮影範囲に入っているか否かを判定する判定手段を備え、前記位置制御手段が、前記判定手段により前記物体が撮影範囲内にあると判定された場合、前記物体が撮影範囲に入らないように、前記位置制御手段により前記撮影レンズと前記撮像素子との位置関係を変更して撮影範囲をずらす制御を行い、前記バリア制御手段が、前記位置制御手段により前記撮影範囲がずらされた場合に、前記撮影範囲内に前記バリアが入らない位置まで前記バリアを閉じる制御を行う。
この構成によれば、撮影レンズ前方直近に物体があった場合でも、撮影レンズを保護しながら撮影を行うことが可能となる。又、物体が撮影範囲に入っている場合でも、撮影範囲がずらされるため、撮影範囲をずらさない場合と比較して、撮影範囲の大きさを大きくとることが可能となり、撮影可能範囲を広げることができる。
本発明のカメラは、前記位置制御手段が前記撮影範囲を可能な限りずらした状態でも前記物体が前記撮影範囲に入ってしまう場合、前記バリア制御手段は、前記バリアを完全に閉じる制御を行う。
この構成によれば、撮影範囲を可能な限りずらした状態でも物体が撮影範囲に入ってしまう場合には、撮影を可能とすることよりも撮影レンズの保護を優先することで、品質の良くない画像を得るために撮影レンズの保護性能が低下してしまうのを防ぐことができる。
本発明のカメラは、前記バリアが完全に開いている状態において一定間隔で補助光を発光する補助光発光手段と、被写体像を撮像信号として出力する撮像素子とを備え、前記物体検出手段が、前記補助光の発光期間中に前記撮像素子で撮像された撮像領域の輝度の変化に基づいて前記物体の有無を検出する。
この構成によれば、例えば撮影レンズの真正面から撮影レンズに向かってくる物体を検出することができ、こういった物体から撮影レンズを保護することが可能となる。
本発明のカメラは、前記物体検出手段が、前記補助光の発光期間中に前記撮像素子で撮像された撮像領域において、輝度が閾値を越え且つ前記一定間隔で変化している領域を抽出し、当該領域の大きさが閾値を越えた場合に、前記撮影レンズ前方直近に前記物体があることを検出する。
この構成によれば、例えば撮影レンズの真正面から撮影レンズに向かってくる物体を検出することができる。
本発明のカメラは、前記補助光発光手段が、前記物体検出手段によって前記物体があることが検出される頻度に応じて前記一定間隔を変更する。
この構成によれば、例えば物体検出手段によって物体があることが検出される頻度が高い場合は、物体が撮影レンズ前方直近にくる確率が高いと想定できるため、一定間隔を短くして物体の検出精度を向上させることができ、該頻度が低い場合は、物体が撮影レンズ前方直近にくる確率が低いと想定できるため、一定間隔を長くして電力消費を抑制することができる。このように、利用者の使い方に応じて一定間隔を制御することで、無駄の少ない制御が可能となる。
本発明のカメラは、前記バリアが完全に開いている状態において前記センサからの出力がなかった場合に、一定間隔で補助光を発光する補助光発光手段を備え、前記物体検出手段が、前記バリアが完全に開いている状態において前記センサからの出力がなかった場合には、前記一定間隔で発光される補助光の発光期間中に前記撮像素子で撮像された撮像領域の輝度の変化に基づいて前記物体の有無を検出する。
この構成によれば、例えば撮影レンズの真正面から撮影レンズに向かってくる物体も検出することができ、こういった物体からも撮影レンズを保護することが可能となる。
本発明のカメラは、前記物体検出手段が、前記一定間隔で発光される補助光の発光期間中に前記撮像素子で撮像された撮像領域において、輝度が閾値を越え且つ前記一定間隔で変化している領域を抽出し、当該領域の大きさが閾値を越えた場合に、前記撮影レンズ前方直近に前記物体があることを検出する。
この構成によれば、例えば撮影レンズの真正面から撮影レンズに向かってくる物体も検出することができる。
本発明のカメラは、前記補助光発光手段が、前記物体検出手段によって前記物体があることが検出される頻度又は前記センサからの出力が行われる頻度に応じて前記一定間隔を変更する。
この構成によれば、例えば物体検出手段によって物体があることが検出される頻度やセンサからの出力の頻度が高い場合は、物体が撮影レンズ前方直近にある確率が高いと想定できるため、一定間隔を短くして物体の検出精度を向上させることができ、該頻度が低い場合は、物体が撮影レンズ前方直近にある確率が低いと想定できるため、一定間隔を長くして電力消費を抑制することができる。このように、利用者の使い方に応じて一定間隔を制御することで、無駄の少ない制御が可能となる。
本発明のカメラは、前記物体が人の指である。
この構成によれば、撮影レンズに触れやすい人の指から撮影レンズを効果的に保護することができる。
本発明のカメラの制御方法は、撮影レンズと、前記撮影レンズを保護するための開閉可能なバリアとを有するカメラの制御方法であって、前記バリアが完全に開いている状態において前記撮影レンズ前方直近に撮影対象外の物体があるか否かを検出する物体検出ステップと、前記物体検出ステップで前記物体があることが検出された場合に、前記バリアを閉じる制御を行うバリア制御ステップとを備える。
本発明によれば、撮影レンズの保護を充分に行うことが可能なカメラを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態のカメラを正面から見た場合の斜視図である。
カメラ本体10の上面にはレリーズスイッチ11が、正面部分には撮影レンズ12を内蔵するレンズ鏡筒13が配設されている。本実施形態のカメラはズーミング機能を搭載したカメラであり、レンズ鏡筒13は被写体方向に伸縮自在である。レンズ鏡筒13を伸縮させることで、ズーム倍率が変更される。レンズ鏡筒13を通過した光は、後述する撮像素子に入射し、ここで撮像信号に変換される。
図1は、本発明の第一実施形態のカメラを正面から見た場合の斜視図である。
カメラ本体10の上面にはレリーズスイッチ11が、正面部分には撮影レンズ12を内蔵するレンズ鏡筒13が配設されている。本実施形態のカメラはズーミング機能を搭載したカメラであり、レンズ鏡筒13は被写体方向に伸縮自在である。レンズ鏡筒13を伸縮させることで、ズーム倍率が変更される。レンズ鏡筒13を通過した光は、後述する撮像素子に入射し、ここで撮像信号に変換される。
レンズ鏡筒13の前面(被写体側の端面13a)にはタッチセンサ14が設けられている。また、タッチセンサ14とカメラ本体10の筐体部分が電気的に接続していると、撮影時に撮影者がカメラ本体を手で支持することによりタッチセンサ14が作動してしまう恐れがあるので、タッチセンサ14はカメラ本体10の筐体部分と電気的に絶縁されている。
図2は、本発明の第一実施形態のカメラのブロック図である。
システムコントロール回路30はマイクロコンピュータであり、本カメラの全体の制御を行う。
システムコントロール回路30はマイクロコンピュータであり、本カメラの全体の制御を行う。
システムコントロール回路30には、AFセンサ31および測光センサ32が接続されており、焦点調節時には、AFセンサ31からの出力信号に基づく焦点制御回路35の制御に従ってAF駆動機構36が制御され、露出制御時には、測光センサ32からの出力信号に基づく露出制御回路33の制御に従ってシャッタ駆動回路34が制御される。シャッタ駆動回路34およびAF駆動機構36によりレンズ鏡筒13の動作が制御され、シャッタの開閉動作および合焦動作が行われる。また、レンズ鏡筒13は、図示しないズームスイッチを操作することによりズーム駆動機構37を介して制御され、ズーミング動作が行われる。
更に、レンズ鏡筒13内には、撮影レンズ12の前方に設けられ、撮影レンズ12を保護するための開閉可能なバリア20と、CCDイメージセンサ等の被写体像を撮像信号として出力する撮像素子54とが含まれる。撮像素子54の出力には、撮像素子54から出力される撮像信号に所定の信号処理を施して画像データを生成する信号処理部55が接続され、この信号処理部55がシステムコントロール回路30によって制御される。
システムコントロール回路30にはレリーズスイッチロック回路50を介してレリーズスイッチ11が接続されている。レリーズスイッチロック回路50は、システムコントロールイ回路30からの指示により、レリーズスイッチ11をロックして撮影禁止にする制御を行う。
また、システムコントロール回路30には操作スイッチ38が接続されており、操作スイッチ38の操作に従って撮影モードの設定等が行われる。さらに、システムコントロール回路30にはカメラの種々の設定状態等を表示するための表示素子39が接続されている。
また、システムコントロール回路30には、信号処理部55で生成された画像データを記録する記録メディア53も接続されており、システムコントロール回路30の制御によって該画像データが記録メディア53に記録される。
また、システムコントロール回路30には、信号処理部55で生成された画像データを記録する記録メディア53も接続されており、システムコントロール回路30の制御によって該画像データが記録メディア53に記録される。
タッチセンサ14は、指等の物体の接触の有無だけでなく、その物体の接触領域(接触場所及び接触面積)も検出し、検出結果をシステムコントロール回路30に通知する。
また、システムコントロール回路30には、バリア20の開閉制御を行うバリア駆動回路21が接続されている。バリア駆動回路21は、システムコントロール回路30の指示にしたがって、バリア20を開閉する制御を行う。
システムコントロール回路30は、タッチセンサ14からの出力に基づいて、撮影レンズ12前方直近に撮影対象外の物体(例えば人の指。以下では指として説明する)があるか否かを検出する。又、システムコントロール回路30は、撮影レンズ12前方直近に指があることを検出した場合は、タッチセンサ14の出力と、レンズ鏡筒13の位置で決まるズーム倍率とに基づいて、撮影範囲に該指が入っているか否かを判定する。
バリア駆動回路21は、カメラが撮影モードに設定されるとバリア20を完全に開き、電源がオフされるとバリア20を完全に閉じる制御を行うと共に、バリア20の完全開放中には、システムコントロール回路30での物体の有無の検出結果に応じてバリア20を閉じる制御を行う。
以下、第一実施形態のカメラの撮影時の動作について説明する。
図3は、第一実施形態のカメラの撮影時の動作フローを示す図である。図4は、第一実施形態のカメラの撮影時における判定処理を説明するための図である。図5は、バリア20の開放中に撮影レンズ12前方直近に指があることが検出された場合におけるバリア20の開閉状態の遷移を示した図である。
図3は、第一実施形態のカメラの撮影時の動作フローを示す図である。図4は、第一実施形態のカメラの撮影時における判定処理を説明するための図である。図5は、バリア20の開放中に撮影レンズ12前方直近に指があることが検出された場合におけるバリア20の開閉状態の遷移を示した図である。
カメラが撮影モードに設定されると、バリア20が完全に開けられる。又、システムコントロール回路30が、タッチセンサ14による指の接触の有無の判定を開始する(ステップS2)。タッチセンサ14により指の接触があることが検出されると(ステップS2:YES)、システムコントロール回路30は、タッチセンサ14の検出結果にしたがって指の接触領域を判定する(ステップS3)。
次に、システムコントロール回路30は、ステップS3で判定した指の接触領域に余白領域を追加して(図4(b),(d)参照)、指が存在していると予想される推定指領域を判定する(ステップS4)。次に、システムコントロール回路30は、推定指領域が撮影レンズ12にかかっているか否か、即ち、撮影レンズ12前方直近に指があるか否かを判定する(ステップS5)。システムコントロール回路30は、推定指領域が撮影レンズ12にかかっている場合には、撮影レンズ12前方直近に指があると判定し、推定指領域が撮影レンズ12にかかっていない場合には、撮影レンズ12前方直近に指がないと判定することで、撮影レンズ12前方直近の指の有無を検出する。
推定指領域が撮影レンズ12にかかっていた場合(ステップS5:YES)、システムコントロール回路30は、現在のズーム倍率で決まる撮影範囲に、推定指領域がかかってしまうか否か、即ち、該撮影範囲に指が入っているか否かを判定する(ステップS6)。
撮影範囲に推定指領域がかかっている(撮影範囲に指が入っている)と判定した場合(ステップS6:YES)、システムコントロール回路30は、レリーズスイッチロック回路50にレリーズスイッチ11をロックするよう指示すると共に、バリア駆動回路21にバリア20を完全に閉じるよう指示する。この指示により、バリア20が完全に閉じられる(図5参照)と共に、レリーズスイッチ11がロックされて撮影が禁止される(ステップS7)。そして、表示素子39等により、撮影ができない旨が撮影者に知らされる(ステップS8)。
一方、撮影範囲に推定指領域がかかっていない(撮影範囲に指が入っていない)と判定した場合(ステップS6:NO)、システムコントロール回路30は、バリア駆動回路21に、撮影範囲に入らない位置までバリア20を閉じるよう指示する。この指示により、撮影範囲に入らない位置までバリア20が閉じられる(ステップS9、図5参照)。そして、レリーズスイッチ11が全押しされて撮影指示がなされると、この撮影指示に応じて撮影が実施され(ステップS10)、この撮影により、画像データが生成され、記録メディア53に記録される。
ステップS2で指の接触が検出されなかった場合には、ステップS10の処理が実施される。
以上のように、本実施形態のカメラによれば、バリア20を完全に開放している状態で、撮影レンズ12前方直近に指が有ることが検出された場合に、バリア20を閉じる制御(完全に閉じる場合と、途中まで閉じる場合とのいずれか)が行われる。このため、指が撮影レンズ12に接触してしまうのを防ぐことができ、撮影レンズ12の保護性能を向上させることができる。又、撮影範囲に指が入っていない場合には、バリア20が途中まで閉じられた上で撮影が可能となるため、撮影レンズ12の保護とシャッターチャンスの確保とを両立させることができる。
尚、図3のフローにおいて、ステップS6及びS9の処理は省略しても良い。つまり、指推定領域が撮影レンズ12にかかっていた場合には、バリア20を完全に閉じて撮影禁止とし、指推定領域が撮影レンズ12にかかっていない場合には、バリア20を開放したまま撮影可能としても良い。
又、本実施形態では、撮像素子54を有するデジタルカメラを例にしたが、撮像素子54の替わりに感光フィルムを用いたフイルムカメラにおいても、図3に示した処理を実施することが可能である。
(第二実施形態)
本実施形態のカメラの概略構成は第一実施形態のカメラと同様である。以下、本実施形態のカメラの撮影動作について説明する。
図6は、第二実施形態のカメラの撮影時の動作フローを示す図である。図7は、第二実施形態のカメラの撮影後の画像データ記録処理を説明するための図である。図6において図3と同じ処理には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態のカメラの概略構成は第一実施形態のカメラと同様である。以下、本実施形態のカメラの撮影動作について説明する。
図6は、第二実施形態のカメラの撮影時の動作フローを示す図である。図7は、第二実施形態のカメラの撮影後の画像データ記録処理を説明するための図である。図6において図3と同じ処理には同一符号を付して説明を省略する。
図6のステップS6において、撮影範囲に推定指領域がかかっている(撮影範囲に指が入っている)と判定した場合、システムコントロール回路30は、バリア駆動回路21に、撮影範囲内において指(指推定領域に相当)が隠れる位置までバリア20を閉じるよう指示する。この指示により、撮影範囲内において指が隠れる位置までバリア20が閉じられる(ステップS11、図7参照)。そして、レリーズスイッチ11が全押しされて撮影指示がなされると、この撮影指示に応じて撮影が実施される(ステップS12)。撮影後、信号処理部55が、撮像素子54から得られた撮像信号に基づいて画像データを生成し、この画像データを、バリア20に相当する部分が除外されるように加工する。この加工の方法としては、例えば、図7に示したように、生成した画像データから、バリア20が写っていない部分をトリミングすることで行えば良い。信号処理部55は、加工した画像データと加工前の画像データとを記録メディア53に記録して撮影動作を終了する(ステップS13)。
以上のように本実施形態のカメラによれば、撮影範囲に指が入ってしまっている場合でも、撮影レンズ12の保護を行いながら、撮影を行うことが可能となる。撮影によって得られる画像データには、バリア20に相当する部分が含まれることになるが、この部分を除外するように画像データを加工した上で記録しているため、画像データのサイズは小さくなるが、シャッターチャンスを逃すことはなくなる。
(第三実施形態)
本実施形態では、撮影レンズ12の前方直近に指があるかどうかの判定方法と、撮影範囲に指が入っているかどうかの判定方法の別の例について説明する。
図8は、本発明の第三実施形態のカメラのブロック図である。図8において図2と同様の構成には同一符号を付してある。
図8に示すカメラは、図2のカメラに、カメラの動きを検出する角速度センサ等の動き検出センサ56を追加した構成となっている。
本実施形態では、撮影レンズ12の前方直近に指があるかどうかの判定方法と、撮影範囲に指が入っているかどうかの判定方法の別の例について説明する。
図8は、本発明の第三実施形態のカメラのブロック図である。図8において図2と同様の構成には同一符号を付してある。
図8に示すカメラは、図2のカメラに、カメラの動きを検出する角速度センサ等の動き検出センサ56を追加した構成となっている。
図9は、第三実施形態のカメラの撮影時の動作フローを示す図である。図9において図3と同じ処理には同一符号を付してある。図10は、指の存在する領域を認識する処理を説明するための図である。
カメラが撮影モードに設定されると、撮像素子54からは撮像信号が定期的に出力され、この撮像信号により、表示素子39に表示するスルー画像用のスルー画像データが信号処理部55によって生成される。又、バリア20が完全に開けられると共に、システムコントロール回路30が、タッチセンサ14による指の接触の有無の判定を開始する(ステップS2)。
タッチセンサ14により指の接触があることが検出されると(ステップS2:YES)、システムコントロール回路30は、タッチセンサ14の検出結果(指の接触場所及び指の接触面積)と、レンズ鏡筒13の位置で決まるズーム倍率とから、撮影範囲において指が存在すると想定される領域である想定領域を求める(ステップS22)。システムコントロール回路30は、例えば、図3のステップS3,S4の処理を行って推定指領域を求め、撮影範囲に入っている推定指領域に余白領域を追加した図10(a),(b)に示したような領域Dを想定領域として求める。尚、タッチセンサ14により指の接触が検出されなかった場合(ステップS2:YES)は、図3のステップS10と同じ処理が行われて撮影動作が終了する。
次に、システムコントロール回路30は、ステップS2:YESの時点で撮像素子54から出力された撮像信号から生成されたスルー画像データのうち、想定領域Dに対応する画像データの各画素データの輝度値を測定する(ステップS23)。次に、システムコントロール回路30は、測定した輝度値が閾値以下の画素データに対応する領域を、指の存在する指領域として認識する(ステップS24)。指が存在する領域は、他の領域よりも輝度が極端に落ちていると考えられる。このため、想定領域Dに対応する画像データの輝度値を見ることで、指が存在する領域を認識することが可能となる。
次に、システムコントロール回路30は、認識した指領域の情報Eを、図示しないメモリに一時的に記憶する(ステップS25)。
システムコントロール回路30は、この情報Eにしたがって、現在のズーム倍率で決まる撮影範囲に指が入っているか否かを判定することも可能である。しかし、情報Eだけを用いて判定を行うと、誤認識を行ってしまう可能性がある。例えば、図10(a)に示すように、想定領域D内に指とは別に輝度値が低い被写体Bが存在している場合を考える。この場合は、図10(c)に示すように、この被写体Bと実際の指とを併せた領域が、指領域と認識されてしまう。
そこで、本実施形態では、カメラの位置を変えて行われた2回の撮影によって得られる撮像信号を基に、システムコントロール回路30が指領域の認識を2回行い、認識した2つの指領域同士の重なる領域を真の指領域として認識することで、指以外の輝度値が低い被写体部分の影響を取り除いて、誤認識を防ぐようにしている。
そこで、本実施形態では、カメラの位置を変えて行われた2回の撮影によって得られる撮像信号を基に、システムコントロール回路30が指領域の認識を2回行い、認識した2つの指領域同士の重なる領域を真の指領域として認識することで、指以外の輝度値が低い被写体部分の影響を取り除いて、誤認識を防ぐようにしている。
ステップS25の後、システムコントロール回路30は、表示素子39等を通してカメラを動かすように指示を出す(ステップS26)。動き検出センサ56によりカメラの動き量が閾値以上となったことが検出されると(ステップS27:YES)、システムコントロール回路30は、ステップS22〜S25と同様の処理を行う。
即ち、システムコントロール回路30は、タッチセンサ14の検出結果(指の接触場所及び指の接触面積)と、レンズ鏡筒13の位置で決まるズーム倍率とから、撮影範囲において指が存在すると想定される領域である想定領域を求め(ステップS28)、ステップS27:YESの時点で撮像素子54から出力された撮像信号から生成されたスルー画像データのうち、ステップS28で想定した想定領域に対応する画像データの各画素データの輝度値を測定し(ステップS29)、測定した輝度値が閾値以下の画素データに対応する領域を指領域として認識し(ステップS30)、認識した指領域の情報Fをメモリに一時的に記憶する(ステップS31)。
次に、システムコントロール回路30は、ステップS25で記憶した情報Eと、ステップS31で記憶した情報Fとを比較し、情報Eで表される指領域と情報Fで表される指領域との重なる領域を、真の指領域として認識し、認識した真の指領域の情報Gをメモリに一時的に記憶する(ステップS32)。
次に、システムコントロール回路30は、上記真の指領域が撮影レンズ12にかかるか否か、即ち、撮影レンズ12前方直近に指があるか否かを判定する(ステップS33)。
システムコントロール回路30は、真の指領域が撮影レンズ12にかかっていた場合(ステップS33:YES)、現在のズーム倍率で決まる撮影範囲に上記真の指領域が入ってしまうか否か、即ち、該撮影範囲に指が入っているか否かを判定し(ステップS34)、真の指領域が撮影レンズ12にかかっていなかった場合(ステップS33:NO)、図3のステップS9以降の処理が行われる。
システムコントロール回路30は、ステップS34において撮影範囲に真の指領域が入っていた場合に図3のステップS7以降の処理を行い、撮影範囲に真の指領域が入っていなかった場合に図3のステップS9以降の処理を行う。
以上のように、本実施形態のカメラによれば、撮影によって得られた画像データに基づいて指領域を認識し、この指領域にしたがって撮影レンズ12前方直近に指があるか否か、及び、指があった場合にその指が撮影範囲に入っているか否かを判定することができる。したがって、第一実施形態に比べて、その判定精度を向上させることができる。
又、カメラを動かして行った2回の撮影で得られる画像データを基に、指領域の認識を2回行い、2回の指認識の結果を考慮して真の指領域を認識しているため、指領域の誤認識を防ぐことができ、撮影レンズ12前方直近に指があるか否かの判定と、撮影範囲に指が入っているか否かの判定をより高精度に行うことができる。
尚、第一実施形態のカメラにおいて、図3のステップS3,S4の代わりに、図6のステップS22〜S25の処理を行い、図3のステップS5において、撮影レンズ12前方直近に指があるか否かを情報Eにしたがって判定し、図3のステップS6において、撮影範囲に指が入っているか否かを情報Eにしたがって判定するようにしても良い。
(第四実施形態)
図11は、本発明の第四実施形態のカメラを正面から見た場合の斜視図である。図11において図1と同様の構成には同一符号を付してある。
第四実施形態のカメラは、図1に示すカメラに、補助光を発光する発光部を追加した構成になっている。発光部は、図11(a)に示すように、カメラ本体前面に設けた点状光源57や、図11(b)に示すように、タッチセンサ14の周縁に設けたリング状光源58等である。
図11は、本発明の第四実施形態のカメラを正面から見た場合の斜視図である。図11において図1と同様の構成には同一符号を付してある。
第四実施形態のカメラは、図1に示すカメラに、補助光を発光する発光部を追加した構成になっている。発光部は、図11(a)に示すように、カメラ本体前面に設けた点状光源57や、図11(b)に示すように、タッチセンサ14の周縁に設けたリング状光源58等である。
図12は、本発明の第四実施形態のカメラのブロック図である。図12において図8と同様の構成には同一符号を付してある。
図12に示すカメラは、図8に示すカメラに、発光部57又は58と、発光部57又は58を駆動する補助光ドライバ回路59とを追加した構成となっている。
図12に示すカメラは、図8に示すカメラに、発光部57又は58と、発光部57又は58を駆動する補助光ドライバ回路59とを追加した構成となっている。
第三実施形態のカメラでは、システムコントロール回路30が、画像データの輝度値にしたがって指領域を認識するものとしたが、この認識方法は、指以外の被写体の輝度がある程度明るい場合(昼間に撮影を行った場合)において有効となる。夜間の撮影等のような場合は、想定領域全体の輝度が落ちてしまうため、画像データの輝度値にしたがって指領域を認識したとしても、その指領域が指によって暗くなっているのかどうか判断することが難しい。第三実施形態のカメラの場合、夜間撮影時においては、実際には想定領域に指が入っていなくても、想定領域=指領域と認識される可能性があり、これによって撮影ができなくなってしまうことが考えられる。
そこで、本実施形態では、想定領域に対応する画像データの各画素データの輝度値から認識した指領域の面積が閾値(例えば想定領域の90%)以上となっていた場合、この場合には指領域を正確に認識することが難しいため、システムコントロール回路30が、発光部57又は58により補助光を発光させ、補助光を発光させた時点で得られた撮像信号から生成されたスルー画像データの想定領域に対応する画像データと、補助光発光前の認識処理で用いた画像データとを比較し、比較の結果、輝度値が大きく変化した画素データに対応する領域を指領域として再認識するものとしている。
以下、第四実施形態のカメラにおいてタッチセンサ14により物体の接触が検出されたときの動作について説明する。
図13は、第四実施形態のカメラの撮影時の動作フローを示す図である。図14は、指の存在する領域を認識する処理を説明するための図である。
図13は、第四実施形態のカメラの撮影時の動作フローを示す図である。図14は、指の存在する領域を認識する処理を説明するための図である。
図9のステップ24又はステップS30の後、システムコントロール回路30は、認識した指領域の面積の大きさを判定する(ステップS41)。指領域の面積が閾値以上でなかった場合、システムコントロール回路30は図9のステップS25又はステップS31以降の処理を行う。
指領域の面積が閾値以上であった場合、システムコントロール回路30は、補助光ドライバ回路59を制御して発光部57又は58から補助光を発光させる(ステップS42)。
次に、システムコントロール回路30は、補助光を発光して行われる撮影によって撮像素子54から出力される撮像信号から生成されたスルー画像データの、図9のステップS22又はステップS28で算出した想定領域に対応する画像データX(図14(b),(d)参照)と、図9のステップS24又はステップS30で指認識を行うために用いた画像データY(図14(a),(c)参照)とを比較して、指領域を再認識する(ステップS43)。例えば、画像データXと画像データYとで、輝度値が閾値以上変化した画素データを抽出し、抽出した画素データに対応する領域を指領域として再認識する。
次に、システムコントロール回路30は、再認識した指領域の情報E(又はF)をメモリに一時的に記憶する(ステップS44)。その後は、図9のステップS26又はステップS32へと処理を移行する。
以上のように、本実施形態のカメラによれば、被写体が暗すぎて指領域を正確に認識することが難しいときには、補助光を発光したときに得られる画像データと、補助光を発光しないときに得られる画像データとの比較によって指領域が再認識されるため、夜間撮影等であっても、撮影範囲に指が入っているか否かの判定を高精度に行うことができる。
(第五実施形態)
図15は、本発明の第五実施形態のカメラのブロック図である。図15において図8と同様の構成には同一符号を付してある。
図15に示すカメラは、図2に示すレンズ鏡筒13内の撮影レンズの一部に、光軸に対して垂直に移動可能なシフトレンズ61を追加し、更に、シフトレンズ61を駆動するシフト部ドライブ回路60と、シフトレンズ61の位置を検出する位置検出部52とを追加した構成となっている。
図15は、本発明の第五実施形態のカメラのブロック図である。図15において図8と同様の構成には同一符号を付してある。
図15に示すカメラは、図2に示すレンズ鏡筒13内の撮影レンズの一部に、光軸に対して垂直に移動可能なシフトレンズ61を追加し、更に、シフトレンズ61を駆動するシフト部ドライブ回路60と、シフトレンズ61の位置を検出する位置検出部52とを追加した構成となっている。
システムコントロール回路30は、動き検出センサ56で検出されたカメラの動き量に応じて、シフト部ドライブ回路60を制御してシフトレンズ61の位置を変えることで、光学手振れ補正制御を行う。
システムコントロール回路30は、第一実施形態で説明した方法で判定した推定指領域、又は、第二実施形態〜第四実施形態で説明した方法で認識した指領域が、撮影範囲に入らないように、シフトレンズ61を移動させて、撮影範囲を移動させる制御も行う。
図16は、第五実施形態のカメラの動作フローを示す図である。図17は、第五実施形態のカメラのレンズ鏡筒を前面から見たときの図である。図16において図3と同じ処理には同一符号を付してある。
第五実施形態のカメラのシステムコントロール回路30は、図3のステップS6又は図9のステップS34での判定がYESの場合、推定指領域又は指領域が撮影範囲に入らなくなる方向にシフトレンズ61を移動する準備を開始する(ステップS51)。尚、シフトレンズ61の移動量M1は、ステップS6で判定した推定指領域又はステップS32で認識した指領域に基づいて算出する。
第五実施形態のカメラのシステムコントロール回路30は、図3のステップS6又は図9のステップS34での判定がYESの場合、推定指領域又は指領域が撮影範囲に入らなくなる方向にシフトレンズ61を移動する準備を開始する(ステップS51)。尚、シフトレンズ61の移動量M1は、ステップS6で判定した推定指領域又はステップS32で認識した指領域に基づいて算出する。
次に、システムコントロール回路30は、シフトレンズ61の現在位置に移動量M1を足した位置(レンズ移動位置)が、シフトレンズ61のメカ端(シフトレンズ61の移動可能な直線上の両端)を超えるか否かを判定する(ステップS52)。
レンズ移動位置がシフトレンズ61のメカ端を越えていた場合、この場合は、撮影範囲を可能な限り移動させても、撮影範囲に指が入ってしまうと判断できる。このため、システムコントロール回路30は、図3のステップS7以降の処理を行う。
レンズ移動位置がシフトレンズ61のメカ端を越えていなかった場合、この場合は、撮影範囲を移動させていけば、指が撮影範囲に入らなくなると判断できる。このため、システムコントロール回路30は、シフトレンズ61を移動量M1だけ移動させる(ステップS53)。
シフトレンズ61を移動させた後、システムコントロール回路30は、撮影範囲にかからない位置までバリア20を閉じるようにバリア駆動回路21に指示を出す。例えば、バリア20を図17に示すようにA〜Dの4つ設けておき、撮影範囲をずらした方向とは逆方向にあるバリアを選択的に閉じるようにする(ステップS54)ことで、撮影レンズ12を保護しつつ、撮影範囲内の被写体を撮影することができる。そして、レリーズスイッチ11が全押しされて撮影指示がなされると、この撮影指示に応じて撮影が実施され(ステップS55)、この撮影により、画像データが生成されて記録メディア53に記録される。
以上のように、本実施形態のカメラによれば、撮影範囲に指が入っていた場合でも、シフトレンズ61を移動させて指が撮影範囲に入らないようにすることができるため、撮影範囲に指が入っていた場合に撮影禁止としてしまう第一実施形態のカメラと比較して、撮影が禁止されてしまう確率を減らすことができ、シャッターチャンスを逃さない確率を上げることができる。又、本実施形態のカメラによれば、撮影範囲に指が入っていた場合でも、その指が撮影範囲に入らないようにすることができるため、図6に示した第二実施形態のカメラと比較すると、撮影範囲を指の部分だけ広くとることが可能となる。
尚、本実施形態では、シフトレンズ61を移動させることで撮影範囲を移動させるものとしたが、撮像素子54を移動させて撮影範囲を移動させても良いし、シフトレンズ61と撮像素子54とをそれぞれ移動させて撮影範囲を移動させても良い。
(第六実施形態)
第一実施形態〜第五実施形態のカメラでは、タッチセンサ14に指が接触すれば撮影レンズ12の保護を行うことが可能であるが、実際の使用では、指がタッチセンサ14に接触することなく撮影レンズ12に触れてしまうことも考えられる。例えば、撮影レンズ12の真正面から指を入れた場合等である。本実施形態のカメラでは、このような場合でも、指の存在を検出して、撮影レンズ12を保護できるようにしたものである。本実施形態のカメラの概略構成は、図11及び図12に示したものと同じである。
第一実施形態〜第五実施形態のカメラでは、タッチセンサ14に指が接触すれば撮影レンズ12の保護を行うことが可能であるが、実際の使用では、指がタッチセンサ14に接触することなく撮影レンズ12に触れてしまうことも考えられる。例えば、撮影レンズ12の真正面から指を入れた場合等である。本実施形態のカメラでは、このような場合でも、指の存在を検出して、撮影レンズ12を保護できるようにしたものである。本実施形態のカメラの概略構成は、図11及び図12に示したものと同じである。
図18は、第六実施形態のカメラの撮影時の動作フローを示す図である。図19は、第六実施形態のカメラによる指の検出原理を説明するための図である。
カメラが撮影モードに設定されると、撮像素子54からは撮像信号が定期的に出力され、この撮像信号により、表示素子39に表示するスルー画像用のスルー画像データが信号処理部55によって生成される。更に、バリア20が完全に開けられる。又、システムコントロール回路30が、タッチセンサ14による指の接触の有無の判定を開始する(ステップS71)。タッチセンサ14により指の接触があることが検出されると(ステップS71:YES)、システムコントロール回路30は、図3及び図6のステップS3以降の処理や、図9のステップS22以降の処理を行う。
カメラが撮影モードに設定されると、撮像素子54からは撮像信号が定期的に出力され、この撮像信号により、表示素子39に表示するスルー画像用のスルー画像データが信号処理部55によって生成される。更に、バリア20が完全に開けられる。又、システムコントロール回路30が、タッチセンサ14による指の接触の有無の判定を開始する(ステップS71)。タッチセンサ14により指の接触があることが検出されると(ステップS71:YES)、システムコントロール回路30は、図3及び図6のステップS3以降の処理や、図9のステップS22以降の処理を行う。
タッチセンサ14により指の接触があることが検出されないと(ステップS71:NO)、システムコントロール回路30は、補助光ドライバ回路59を制御して、補助光を発光期間T1で光らせる(ステップS72)。
次に、システムコントロール回路30は、補助光の発光期間中に撮像素子54で撮像された撮像領域の輝度の変化に基づいて、撮影レンズ12前方直近に指があるか否かを検出する。具体的に、システムコントロール回路30は、発光間隔T1で発光される補助光の発光期間中に撮像素子54から出力される撮像信号を取得し、この撮像信号のうち、輝度が閾値を越え且つ発光間隔T1で変化している領域を抽出する(ステップS73)。そして、抽出した領域の大きさが閾値を越えた場合(ステップS74:YES)に、撮影レンズ12前方直近に指があることを検出する(ステップS75)。
ステップS75の後、システムコントロール回路30は、レリーズスイッチロック回路50にレリーズスイッチ11をロックするよう指示すると共に、バリア駆動回路21にバリア20を完全に閉じるよう指示する。この指示により、バリア20が完全に閉じられると共に、レリーズスイッチ11がロックされて撮影が禁止される(ステップS76)。そして、表示素子39等により、撮影ができない旨が撮影者に知らされる(ステップS77)。
以上のように、本実施形態のカメラによれば、タッチセンサ14からの出力がなかった場合でも、指の有無を検出して撮影レンズ12を保護することができる。このため、撮影レンズ12の正面から向かってくる物体も検出可能となり、撮影レンズ12の保護性能をより向上させることができる。
尚、以上の説明では、タッチセンサ14からの出力がなかった場合にのみ、ステップS72〜ステップS77の処理を行うものとしたが、カメラにタッチセンサ14を設けずに、カメラが撮影モードに設定されてバリア20が完全に開けられている状態において、ステップS72〜ステップS77の処理を常に実行するようにしても良い。つまり、図18においてステップS71を省略しても良い。このような構成でも、撮影レンズ12の保護という観点では有効である。
(第七実施形態)
第七実施形態のカメラは、第六実施形態のカメラにおいて省電力化を図ったものである。第七実施形態のカメラの構成は、第六実施形態のカメラと同じである。本実施形態のカメラでは、タッチセンサ14から出力がなされる頻度(以下、タッチセンサ接触頻度という)、又は、図18のステップS75において撮影レンズ12前方直近に指があることを検出した頻度(以下、指検出頻度という)に応じて、補助光の発光間隔T1を変更することを特徴としている。タッチセンサ接触頻度は、タッチセンサ14からの出力がなされた時刻を履歴として記憶しておき、この履歴から算出することができる。同様に、指検出頻度は、撮影レンズ12前方直近に指があることが検出された時刻を履歴として記憶しておき、この履歴から算出することができる。
第七実施形態のカメラは、第六実施形態のカメラにおいて省電力化を図ったものである。第七実施形態のカメラの構成は、第六実施形態のカメラと同じである。本実施形態のカメラでは、タッチセンサ14から出力がなされる頻度(以下、タッチセンサ接触頻度という)、又は、図18のステップS75において撮影レンズ12前方直近に指があることを検出した頻度(以下、指検出頻度という)に応じて、補助光の発光間隔T1を変更することを特徴としている。タッチセンサ接触頻度は、タッチセンサ14からの出力がなされた時刻を履歴として記憶しておき、この履歴から算出することができる。同様に、指検出頻度は、撮影レンズ12前方直近に指があることが検出された時刻を履歴として記憶しておき、この履歴から算出することができる。
図20は、第七実施形態のカメラの撮影時の動作フローを示す図である。図20において図19と同じ処理には同一符号を付して説明を省略する。
タッチセンサ14により指の接触があることが検出されると(ステップS71:YES)、システムコントロール回路30は、そのタッチセンサ14からの出力があったことと、その時刻を図示しないメモリに履歴として記憶し(ステップS83)、その後、図3及び図6のステップS3以降の処理や、図9のステップS22以降の処理を行う。
タッチセンサ14により指の接触があることが検出されると(ステップS71:YES)、システムコントロール回路30は、そのタッチセンサ14からの出力があったことと、その時刻を図示しないメモリに履歴として記憶し(ステップS83)、その後、図3及び図6のステップS3以降の処理や、図9のステップS22以降の処理を行う。
タッチセンサ14により指の接触があることが検出されないと(ステップS71:NO)、システムコントロール回路30は、メモリに記憶されている上記履歴から、タッチセンサ接触頻度又は指検出頻度(例えば1ヶ月の間にタッチセンサ14からの出力や指検出が何回なされたか)を算出し、算出したタッチセンサ接触頻度又は指検出頻度に応じて、補助光の発光間隔T1を設定する(ステップS81)。
例えば、指検出頻度やタッチセンサ接触頻度が高い場合は、撮影レンズ12前方直近に指がくる確率が高いと想定できるため、発酵間隔T1を短くして指の検出精度を向上させる。一方、指検出頻度やタッチセンサ接触頻度が低い場合は、撮影レンズ12前方直近に指がくる確率が低いと想定できるため、発酵間隔T1を長く設定して電力消費を抑制する。
ステップS81の後は、設定された発光間隔T1にしたがってステップS72〜S75が実施され、ステップS75の後、システムコントロール回路30は、ステップS75で指を検出したことと、その検出時刻を履歴としてメモリに記憶する(ステップS82)。その後は、ステップS76以降の処理を実施する。
以上のように、本実施形態のカメラによれば、利用者の使い方が荒いと判断されるときには、発光間隔T1を短くして、省電力よりも撮影レンズ12の保護性能を優先し、利用者の使い方が丁寧であると判断されるときには、発光間隔T1を長くして、撮影レンズ12の保護性能よりも省電力を優先することができる。このように、利用者の使い方に応じた無駄の少ない制御が可能となる。
尚、図20においても、ステップS71及びステップS83以降の処理を省略しても良い。この場合、システムコントロール回路30は、指検出頻度のみに応じて発光間隔T1を決めれば良い。
12 撮影レンズ
20 バリア
21 バリア駆動回路
30 システムコントロール回路
20 バリア
21 バリア駆動回路
30 システムコントロール回路
Claims (14)
- 撮影レンズと、前記撮影レンズを保護するための開閉可能なバリアとを有するカメラであって、
前記バリアが完全に開いている状態で前記撮影レンズ前方直近に撮影対象外の物体があるか否かを検出する物体検出手段と、
前記物体検出手段によって前記物体があることが検出された場合に、前記バリアを閉じる制御を行うバリア制御手段とを備えるカメラ。 - 請求項1記載のカメラであって、
前記バリアを閉じる制御が、前記バリアを完全に閉じる制御であるカメラ。 - 請求項1記載のカメラであって、
被写体像を撮像信号として出力する撮像素子と、
前記撮影レンズを含むレンズ鏡筒と、
前記レンズ鏡筒の前面に設けられ、物体が触れたことを検出するセンサとを備え、
前記物体検出手段が、前記センサの出力に基づいて前記物体の有無を検出するものであり、
前記センサの出力に基づいて前記物体があることが検出された場合、前記センサの出力と前記レンズ鏡筒の位置で決まるズーム倍率とに基づいて、前記物体が撮影範囲に入っているか否かを判定する判定手段を備え、
前記バリア制御手段が、前記判定手段により前記物体が撮影範囲に入っていると判定された場合、前記撮影範囲内において前記物体が隠れる位置まで前記バリアを閉じる制御を行い、
前記物体が隠れる位置まで前記バリアを閉じた状態で撮影が行われた場合に、当該撮影によって得られる画像データを前記バリアに相当する部分が除外されるように加工して記録する記録手段を備えるカメラ。 - 請求項1記載のカメラであって、
前記撮影レンズを含むレンズ鏡筒と、
前記レンズ鏡筒の前面に設けられ、物体が触れたことを検出するセンサとを備え、
前記物体検出手段が、前記センサの出力に基づいて前記物体の有無を検出するものであり、
前記センサの出力に基づいて前記物体があることが検出された場合、前記センサの出力と前記レンズ鏡筒の位置で決まるズーム倍率とに基づいて、前記物体が撮影範囲に入っているか否かを判定する判定手段を備え、
前記バリア制御手段が、前記判定手段により前記物体が撮影範囲外にあると判定された場合、前記撮影範囲内に前記バリアが入らない位置まで前記バリアを閉じる制御を行うカメラ。 - 請求項1記載のカメラであって、
被写体像を撮像信号として出力する撮像素子と、
前記撮影レンズを含むレンズ鏡筒と、
前記レンズ鏡筒の前面に設けられ、物体が触れたことを検出するセンサと、
前記撮影レンズと前記撮像素子との位置関係を変更する位置制御手段とを備え、
前記物体検出手段が、前記センサの出力に基づいて前記物体の有無を検出するものであり、
前記センサの出力に基づいて前記物体があることが検出された場合、前記センサの出力と前記レンズ鏡筒の位置で決まるズーム倍率とに基づいて、前記物体が撮影範囲に入っているか否かを判定する判定手段を備え、
前記位置制御手段が、前記判定手段により前記物体が撮影範囲内にあると判定された場合、前記物体が撮影範囲に入らないように、前記位置制御手段により前記撮影レンズと前記撮像素子との位置関係を変更して撮影範囲をずらす制御を行い、
前記バリア制御手段が、前記位置制御手段により前記撮影範囲がずらされた場合に、前記撮影範囲内に前記バリアが入らない位置まで前記バリアを閉じる制御を行うカメラ。 - 請求項5記載のカメラであって、
前記位置制御手段が前記撮影範囲を可能な限りずらした状態でも前記物体が前記撮影範囲に入ってしまう場合、前記バリア制御手段は、前記バリアを完全に閉じる制御を行うカメラ。 - 請求項1又は2記載のカメラであって、
前記バリアが完全に開いている状態において一定間隔で補助光を発光する補助光発光手段と、
被写体像を撮像信号として出力する撮像素子とを備え、
前記物体検出手段が、前記補助光の発光期間中に前記撮像素子で撮像された撮像領域の輝度の変化に基づいて前記物体の有無を検出するカメラ。 - 請求項7記載のカメラであって、
前記物体検出手段が、前記補助光の発光期間中に前記撮像素子で撮像された撮像領域において、輝度が閾値を越え且つ前記一定間隔で変化している領域を抽出し、当該領域の大きさが閾値を越えた場合に、前記撮影レンズ前方直近に前記物体があることを検出するカメラ。 - 請求項7又は8記載のカメラであって、
前記補助光発光手段が、前記物体検出手段によって前記物体があることが検出される頻度に応じて前記一定間隔を変更するカメラ。 - 請求項3〜6のいずれか1項記載のカメラであって、
前記バリアが完全に開いている状態において前記センサからの出力がなかった場合に、一定間隔で補助光を発光する補助光発光手段を備え、
前記物体検出手段が、前記バリアが完全に開いている状態において前記センサからの出力がなかった場合には、前記一定間隔で発光される補助光の発光期間中に前記撮像素子で撮像された撮像領域の輝度の変化に基づいて前記物体の有無を検出するカメラ。 - 請求項10記載のカメラであって、
前記物体検出手段が、前記一定間隔で発光される補助光の発光期間中に前記撮像素子で撮像された撮像領域において、輝度が閾値を越え且つ前記一定間隔で変化している領域を抽出し、当該領域の大きさが閾値を越えた場合に、前記撮影レンズ前方直近に前記物体があることを検出するカメラ。 - 請求項10又は11記載のカメラであって、
前記補助光発光手段が、前記物体検出手段によって前記物体があることが検出される頻度又は前記センサからの出力が行われる頻度に応じて前記一定間隔を変更するカメラ。 - 請求項1〜12のいずれか1項記載のカメラであって、
前記物体が人の指であるカメラ。 - 撮影レンズと、前記撮影レンズを保護するための開閉可能なバリアとを有するカメラの制御方法であって、
前記バリアが完全に開いている状態において前記撮影レンズ前方直近に撮影対象外の物体があるか否かを検出する物体検出ステップと、
前記物体検出ステップで前記物体があることが検出された場合に、前記バリアを閉じる制御を行うバリア制御ステップとを備えるカメラの制御方法。
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2008
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