JP2009293545A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】油圧ポンプのエア抜きの際、作業性を向上させることができる作業車両を提供すること。
【解決手段】開閉自在に設けられたフードパネル21と、フードパネル21の下方に設けられた作動油タンク30と、作動油タンク30近傍に設けられた油圧ポンプ60とを備えたフォークリフトにおいて、油圧ポンプ60には、プラグ63が取り付けられ、プラグ63は、作動油タンク30内に貯留された作動油の油面位置より上方に位置し、かつフードパネル21を開けたところに配置され、プラグ63は、油圧ポンプ60に取り付けられた柔軟性を有する継手ホース62の上端に取り付けられている構成とした。従って、フードパネル21を開けることでプラグ63を容易に操作でき、腕を下方まで差し入れなくとも油圧ポンプ60内に溜まったエアを排出できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、フォークリフト等の作業車両に関する。
従来、作業機等に油圧を供給する油圧ポンプにおいては、この油圧ポンプの吐出側にエアが溜まることで作動油を吐出できなくなる等の油圧ポンプの不具合や破損を防止するために、油圧ポンプにエア抜き装置を取り付けることが知られている(特許文献1)。そして、作動油タンクの作動油の入れ換え作業等の際には、油圧ポンプ内のエア抜きをもあわせて行う必要がある。
実開平5−21181号公報
しかしながら、従来において、油圧ポンプは作動油タンクの底面付近の下方位置に配置されることが一般的であるため、エア抜き装置を操作しようとして下方位置まで腕を差し入れなければならず、エア抜き装置を操作し難いという問題がある。また、作動油タンクの油面位置よりも低い位置にエア抜き装置が位置するため、エア抜きの際にエア抜き装置から作動油が溢れ出たりするなど、作業が煩雑化するという問題がある。
本発明の目的は、油圧ポンプのエア抜きの際、作業性を向上させることができる作業車両を提供することにある。
本発明の請求項1に係る作業車両は、開閉自在に設けられたフードパネルと、前記フードパネルの下方に設けられた作動油タンクと、作動油タンク近傍に設けられた油圧ポンプとを備えた作業車両であって、前記油圧ポンプには、エア抜き装置が取り付けられ、前記エア抜き装置は、前記作動油タンク内に貯留された作動油の油面位置より上方に位置し、かつ前記フードパネルを開けたところに配置されていることを特徴とする。
請求項2に係る作業車両は、請求項1に記載の作業車両において、前記エア抜き装置は、前記油圧ポンプに取り付けられた柔軟性を有する継手ホースの上端に取り付けられていることを特徴とする。
以上において、請求項1の発明によれば、エア抜き装置が作動油の油面位置より上方で、かつフードパネルを開けたところに配置されているため、作業員は、作動油タンク内に貯留された作動油の交換等にあわせて油圧ポンプのエア抜きを行う際には、フードパネルを開けることでエア抜き装置を容易に操作でき、腕を下方まで差し入れなくとも油圧ポンプ内に溜まったエアを排出できる。さらに、エア抜き装置が作動油の油面位置よりも上方に位置していることで、エア抜き装置の先端部分から作動油が溢れ出ることがない。従って、この点でも、油圧ポンプのエア抜き作業の煩雑化を防止でき、作業性を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、エア抜き装置が柔軟性を有する継手ホースの上端に設けられているため、エア抜き装置の配置場所をフレキシブルに変更できる。従って、油圧ポンプの配置場所に関わらず、エア抜き装置を作業し易い位置に配置でき、作業性をより向上させることができる。
〔フォークリフトの概略構成〕
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る作業車両としてのフォークリフト10全体を示す側面図、図2は、フォークリフト10全体の平面図である。
フォークリフト10は、車体11の前後にそれぞれ左右の前輪12および後輪13を備えた4輪型であり、車体11内に搭載された図示しないエンジンで駆動されるエンジンフォークリフトである。ただし、本発明のフォークリフトとしては、後輪13が1つだけの3輪型であってもよい。
車体11の前側には、荷役用の作業機14が設けられている。作業機14は、鉛直に立設されたマスト15と、マスト15に沿って昇降するフォーク爪16と、フォーク爪16を昇降駆動するリフトシリンダ17と、車体11に対して作業機14全体を所定角度範囲で前後に傾斜させるチルトシリンダ18とを備えている。
車体11には、オペレータが着座するための運転席19が設けられている。運転席19の上方は、車体11上に取り付けられたヘッドガード20で覆われている。運転席19は下方のフードパネル21に一体に設けられている。フードパネル21は上下に開閉自在に設けられ、フードパネル21の下方には、エンジンが収容されている。また、車体11の右側方には、車体フレーム41(図3)の一部によって作動油タンク30(図3)が形成され、車体11の左側方には、同様な燃料タンク(図示略)が形成されている。作動油タンク30側方の下部側には、エンジン出力の一部によって駆動される油圧ポンプ60(図3)が配置されている。
フードパネル21の前方には、やはり開閉自在なデッキパネル22が設けられ、後方にはサブボンネット23が設けられている。デッキパネル22を開けることで、エンジンで用いられるオイルフィルタの交換作業等が行え、サブボンネット23を開けることで、ラジエータへのエンジン冷却水の補給等が行えるようになっている。
車体11の後側には、カウンターウェイト24が設けられている。カウンターウェイト24には、内部を前後に貫通する風洞25が設けられている。エンジンの冷却ファンにより車体11の下部側から吸引された冷却空気は、エンジン表面およびラジエータを冷却した後に、風洞25を通して後方側に排出される。
〔作動油タンクの構成〕
図3はフォークリフト10の作動油タンク30、および作動油タンク30に近傍に配置された油圧ポンプ60を示す斜視図である。
作動油タンク30は、作動油が貯留される作動油タンク本体31と、作動油タンク本体31の上面に設けられた第1開口部311(図3での2点鎖線)を覆うタンクカバー32と、タンクカバー32に設けられたサブカバー33とで構成される。
作動油タンク本体31は、複数の金属製板体が組み合わされた車体フレーム41の一つの内部空間を利用して形成されている。この作動油タンク本体31の上面には、長方形状の第1開口部311の他、作動油が給油される給油口34が設けられ、作動油を給油する際は、フードパネル21を開けることで給油口34から給油が行える。
図4に示す斜視図を参照するとタンクカバー32は、矩形状のタンクカバー本体321と、タンクカバー本体321の第2開口部321Aに対応した位置で下方に延設された円筒状のフィルタ収容部322と、フィルタ収容部322の底部に取り付けられるドレンパイプ323とで構成される。作動油タンク30にタンクカバー32を取り付ける際、タンクカバー32のフィルタ収容部322およびドレンパイプ323は、第1開口部311から作動油タンク本体31に収容される。このため、第1開口部311は、これらフィルタ収容部322およびドレンパイプ323を挿通できるような大きさに形成されている。
タンクカバー本体321は、作動油タンク本体31の第1開口部311を覆う大きさであり、タンクカバー本体321の外周付近には、作動油タンク本体31の上面に対してボルト50止めするための複数の貫通孔324が形成され、タンクカバー本体321の第2開口部321A周辺には、サブカバー33を取り付けるための複数のネジ孔325が形成されている。
油圧ポンプ60は、作動油タンク本体31の側面の下方位置にてストレーナー(図示略)と連結されている。これにより、油圧ポンプ60は、作動油タンク30内の作動油をストレーナーにて吸入し、リフトシリンダ17およびチルトシリンダ18等に供給している。なお、本実施形態で用いられる油圧ポンプ60は、可変容量型ポンプである。
油圧ポンプ60は、油圧ポンプ60の吐出口側に溜まるエアを排出するエア排出部61を備えている。また、エア排出部61には、継手ホース62の下端が接続されており、継手ホース62の上端は、エア抜き装置としてのプラグ63で封止されている。この継手ホース62は柔軟性を有し、油圧ポンプ60の配置場所に応じて、フレキシブルに向きを変更できるものであり、これに伴ってプラグ63の設置位置を自在に変更できる。また、図5に示す側面図を参照すると、プラグ63は、油面位置より高い位置にて継手ホース62に取り付けられ、かつフードパネル21を開けたところに配置されている。
本実施形態によれば、プラグ63が油面位置より上方で、かつフードパネル21を開けたところに配置されているので、作業員は、油圧ポンプ60の空気抜きを行う際には、フードパネル21を開け、レンチ等の工具を用いてプラグ63を取り外すだけでなく、低い位置に腕を差し入れる必要なしに、油圧ポンプ60内に溜まったエアを容易に排出できる。
また、作動油が油面位置まで給油されても、継手ホース62の内部には、作動油が油面位置と同じ高さまで貯留されるだけであるため、継手ホース62からプラグ63を外しても、継手ホース62の先端部分から作動油が溢れ出ることがない。従って、油圧ポンプ60のエア抜き作業の煩雑化を防止でき、作業性をより向上させることができる。さらに、プラグ63の配置場所は、継手ホース62の向きを変えるのみでフレキシブルに変更できるため、油圧ポンプ60の配置場所に関わらず、エア抜き作業の作業性を考慮して決めることができる。
なお、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、数量などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、数量などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態においてのフォークリフト10は、エンジンフォークリフトであったが、バッテリを駆動源に用いた電動式のフォークリフトであってもよい。
また、前記実施形態では、プラグ63を継手ホース62から取り外すことで、エア抜きを行ったが、ブリーダーを用いてエア抜きを行ってもよい。プラグ63と同様にレンチ等の工具にて容易に操作でき、エア抜きする際には、ブリーダーを緩めることでエア抜きできる。
本発明は、フォークリフトに利用できる他、小型の油圧ショベル、ホイールローダ等の作業車両にも利用できる。
本発明の一実施形態に係るフォークリフト全体を示す側面図。 前記実施形態に係るフォークリフト全体を示す平面図。 前記フォークリフトの作動油タンクおよび油圧ポンプを示す斜視図。 前記作動油タンクのタンクカバーを示す斜視図。 前記作動油タンクおよび油圧ポンプを示す側面図。
符号の説明
10…フォークリフト(作業車両)、21…フードパネル、30…作動油タンク、60…油圧ポンプ、62…継手ホース、63…プラグ(エア抜き装置)。

Claims (2)

  1. 開閉自在に設けられたフードパネルと、前記フードパネルの下方に設けられた作動油タンクと、作動油タンク近傍に設けられた油圧ポンプとを備えた作業車両であって、
    前記油圧ポンプには、エア抜き装置が取り付けられ、
    前記エア抜き装置は、前記作動油タンク内に貯留された作動油の油面位置より上方に位置し、かつ前記フードパネルを開けたところに配置されている
    ことを特徴とする作業車両。
  2. 請求項1に記載の作業車両において、
    前記エア抜き装置は、前記油圧ポンプに取り付けられた柔軟性を有する継手ホースの上端に取り付けられている
    ことを特徴とする作業車両。
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