JP2009293236A - 化粧目地材及びその製造方法 - Google Patents

化粧目地材及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009293236A
JP2009293236A JP2008146390A JP2008146390A JP2009293236A JP 2009293236 A JP2009293236 A JP 2009293236A JP 2008146390 A JP2008146390 A JP 2008146390A JP 2008146390 A JP2008146390 A JP 2008146390A JP 2009293236 A JP2009293236 A JP 2009293236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint material
decorative
main body
decorative sheet
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008146390A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5324135B2 (ja
Inventor
Yuichi Fujita
裕一 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panefri Industrial Co Ltd
Original Assignee
Panefri Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panefri Industrial Co Ltd filed Critical Panefri Industrial Co Ltd
Priority to JP2008146390A priority Critical patent/JP5324135B2/ja
Publication of JP2009293236A publication Critical patent/JP2009293236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5324135B2 publication Critical patent/JP5324135B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】容易に生産でき、かつ生産性を向上可能な化粧目地材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】化粧目地材10を、パネル材2の表面2aに形成された溝2bに該表面2aと面一となるように嵌合する。化粧目地材10を、面一となる側が長底辺となる断面略台形の棒状の本体11と、該本体11における面一となる側の面11aにのみ貼付された化粧シート13とで構成する。前記本体11における前記長底辺側が連結されてなる表面11a′と、略V字状の溝11c′が設けられた裏面11b′とを有する連結体11′を押出成形により形成した後、該連結体11′の前記表面11a′の全面に化粧シート13′を貼付し、その後、前記V字状溝11c′に沿って切断することにより製造する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ドア等の建具やキッチン等の家具のパネル材の化粧に用いられる化粧目地材及びその製造方法に関し、建具や家具の技術分野に属する。
ドア等の建具や家具の表面には化粧用の目地材が取り付けられることがある。例えば図12(非特許文献1に記載のもの)に示すものにおいては、化粧目地材310は、建具や家具の表面パネル301の表面301aに形成された溝部301bに嵌合固定されており、樹脂製の本体311と、該本体311の表面311a及び上部側面311bを覆う断面コ字状の化粧用アルミ箔312とを有している。
セキスイ メタカラー建材、[online]、積水樹脂株式会社、2007年5月改訂、p17、[平成20年4月16日検索]、インターネット(URL:http://www.sjc.gr.jp/catalog/ebook/s_mcm/wysiweb_win_viewer.html)
ところで、前記非特許文献1に記載の化粧目地材310の製造方法としては、以下のような方法が考えられる。例えば、一の方法として、本体311のみを押出成形して、その後、予めコ字状に形成された化粧用アルミ箔312を本体311に取り付ける方法が考えられるが、化粧用アルミ箔312は一般に薄いので、コ字状に形成したものを変形しないように保管したり(単体のとき)、変形させずに本体311に取り付けるのは非常に困難である。この問題を解決可能な方法として、平板状のアルミ箔及び熱可塑性樹脂を押出成形装置に同時に供給して、アルミ箔を前記コ字状に変形させつつ樹脂を押出成形するインサート成形方法が考えられる。しかし、この方法においては、アルミ箔を前記コ字状に変形させる一方で押出成形の際の熱による化粧用アルミ箔の変形を防止するために、高度な技術が要求されるだけでなく、生産性を上げにくいという問題がある。
そこで、本発明は、容易に生産でき、かつ生産性を向上可能な化粧目地材及びその製造方法を提供することを課題とする。
本願発明者は、パネル材の表面に形成された溝に化粧目地材が嵌合された状態において、該目地材の表面がパネル材の表面と面一となるように設定すれば、化粧シートを、化粧目地材の表面にのみ設ければよくなることに着目した。
ここで、化粧目地材の幅は例えば2,3mmと狭いので、押出成形の際やその後の冷却時等に樹脂製の本体が蛇行したり、化粧シートを本体の表面に貼付する際に化粧シートの蛇行が生じたりしやすくなる。すなわち、化粧シートを表面に貼付した状態において、樹脂製の本体が露出しやすくなり、その結果、良好な美観を確保しにくくなる。そこで、本発明は、これらの問題の解決も課題とする。
すなわち、本発明は、前記課題を解決するために、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、パネル材の表面に形成された溝に該表面と面一となるように嵌合される化粧目地材であって、面一となる側が長底辺となる断面略台形の棒状の本体と、該本体における面一となる側の面にのみ貼付された化粧シートとで構成されていると共に、前記本体における前記長底辺側が連結されてなる表面と、略V字状の溝が設けられた裏面とを有する連結体を押出成形により形成した後、該連結体の前記表面の全面に化粧シートを貼付し、その後、前記V字状溝に沿って切断することにより製造されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の化粧目地材であって、
前記本体の両側面に、長底辺両端の角部の先端位置近傍まで幅方向に突出する突部がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1に記載の化粧目地材であって、前記本体の短底辺側の面に、該本体の長手方向に延び、パネル材の表面に形成された溝に該表面と面一となるように嵌合したときに、先端が該溝の底面に当接するリブが複数平行に設けられていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の化粧目地材であって、前記本体の短底辺側の面に、該本体を前記パネル材の溝に固定するための接着剤と該本体との結合力を高めるプライマーが塗布されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、断面略台形の棒状の本体と、該本体の長底辺となる側の面にのみ貼付された化粧シートとで構成され、かつパネル材の表面に形成された溝に該表面と面一となるように嵌合される化粧目地材の製造方法であって、前記本体における前記長底辺側が連結されてなる表面と、略V字状の溝が設けられた裏面とを有する連結体を押出成形により形成する押出成形工程と、該押出成形工程によって押し出されてくる連結体の前記表面の全面に化粧シートを貼付する貼付工程と、該貼付工程において化粧シートが貼付された連結体を前記V字状溝に沿って切断する切断工程とを有することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記請求項5に記載の化粧目地材の製造方法であって、前記押出成形工程と前記切断工程との間に、前記連結体を構成する本体の短底辺側の面に、製品としての化粧目地材の本体を前記パネル材の溝に固定するための接着剤と該本体との結合力を高めるプライマーを塗布するプライマー塗布工程を有することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、前記請求項5または請求項6に記載の化粧目地材の製造方法であって、前記切断工程では、前記貼付工程において化粧シートが貼付された連結体を、化粧シートが貼付された面側から裏面のV字状溝部が設けられている位置に沿って刃物を入れることにより切断することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、前記請求項5または請求項6に記載の化粧目地材の製造方法であって、前記切断工程では、前記貼付工程において化粧シートが貼付された連結体を、該化粧シートが貼付されたのとは反対の面側から前記V字状溝に沿って刃物を入れることにより切断することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、前記請求項5または請求項6に記載の化粧目地材の製造方法であって、前記押出成形工程では、表面に、裏面の前記V字状溝が設けられている位置に沿って、刃物を沿わせるための、前記該V字状溝よりも小さいガイド溝が設けられた連結体を形成し、前記切断工程では、前記貼付工程において化粧シートが貼付された連結体を、化粧シートが貼付された面側から前記ガイド溝に沿って刃物を入れることにより切断することを特徴とする。
次に、本発明の効果について説明する。
まず、請求項1に記載の発明に係る化粧目地材によれば、パネル材の表面に形成された溝に該表面と面一となるように嵌合され、面一となる側が長底辺となる断面略台形の棒状の本体と、該本体における面一となる側の面にのみ貼付された化粧シートとで構成されている。そして、前記本体における前記長底辺側が連結されてなる表面と、略V字状の溝が設けられた裏面とを有する連結体を押出成形により形成した後、該連結体の前記表面の全面に化粧シートを貼付し、その後、前記V字状溝に沿って切断することにより製造されている。
したがって、化粧目地材を、インサート成形方法を用いることなく、容易な方法で製造することができる。しかも、一度に複数の化粧目地材を製造でき、生産性が向上する。
また、連結体の幅は1本の本体の幅よりも大きいので、押出成形の際やその後の冷却時等に本体(連結体)の蛇行が生じにくくなる。加えて、貼付する化粧シートの幅が1本の本体に貼付する場合よりも大きくなるので、化粧シートを貼付する際における該シートの蛇行も生じにくくなる。したがって、化粧シートを貼付した状態において、連結体の幅端において化粧シートの幅端と本体の幅端とがずれにくくなる。また、本体間の切断部においては化粧シートと本体の幅端とが必ず一致する。したがって、化粧目地材の良好な美観を確保することができる。
なお、このようにした場合でも、化粧シートの幅端と連結体の幅端とのずれが、製造者等が定める所定の規格を満足しない場合等には、幅端側の各1本(両方あるいは満足しない方)については、製品としないようにしてもよい。こうすることにより、製品としての化粧目地材は、化粧シートの幅端と本体の幅端とが完全に一致したもののみとなり、優れた美観の化粧目地材のみを供給することができる。なお、このように幅端側のものについて製品としないことが予め想定される場合、連結体を構成する本体の数を多くすることにより、歩留まりを向上させることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、前記本体の両側面に、長底辺両端の角部の先端位置近傍まで幅方向に突出する突部がそれぞれ設けられているから、表面パネルの溝に化粧目地材を嵌合させたときに、化粧目地材が少しでも傾くと、いずれか一方の突部がパネル部材の溝の側面に当接することとなる。したがって、化粧目地材が大きく傾くのが抑制されることとなる。特に、パネル部材の溝の幅には若干の誤差が生じる場合があり、この場合、化粧目地材を嵌合させるときに該目地材が傾きやすくなるが、本発明によれば、このような場合においても、化粧目地材の傾きを効果的に抑制することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、化粧目地材を、パネル材の表面に形成された溝に該表面と面一となるように嵌合したときに、前記本体の短底辺側の面に該本体の長手方向に延びる複数の平行なリブの先端が該溝の底面に当接することとなる。したがって、化粧目地材が、その表面と表面パネルの表面との面一性が損なわれるほどに溝の奥に入り込むのが防止されると共に、化粧目地材の左右のいずれか一方のみが溝内に深く入って該目地材が傾くようなことが防止される。すなわち、化粧目地材の表面と表面パネルの表面との面一性が良好に確保されることとなる。
しかも、例えば形成誤差等により、溝の深さが設計値よりも若干小さく、または化粧目地材の高さが設計値よりも若干大きくなり、あるいはこれらの両方が生じ、その結果、嵌合途中においてリブの先端が溝の底面に当接するような事態が生じた場合でも、当接するのはリブで圧縮変形等が可能であるから、面一となるまで溝内に押し込むことが可能となる。
また、請求項4に記載の発明によれば、前記本体の短底辺側の面に、前記パネル材の溝に固定するための接着剤と本体との結合力を高めるプライマーが塗布されているから、目地材が溝内に確実に固定されることとなる。
また、請求項5に記載の化粧目地材の製造方法に係る発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られる。
また、請求項6に記載の発明によれば、前記本体の短底辺側の面に、前記パネル材の溝に固定するための接着剤と本体との結合力を高めるプライマーが塗布された化粧目地材を、一連の工程の中で、容易に製造することができる。なお、プライマー塗布工程は、前記押出成形工程と前記切断工程との間において貼付工程の上流側、下流側のいずれに設けてもよい。
また、請求項7に記載の発明によれば、前記切断工程では、前記貼付工程において化粧シートが貼付された連結体が、化粧シートが貼付された面側から裏面のV字状溝が設けられている位置に沿って刃物を入れることにより切断される。したがって、仮にバリが発生した場合でも、このバリは化粧シートが貼付された面とは反対の面側に突出することとなり、化粧目地材における化粧シートが貼付された面側の美観がバリで損なわれるのが防止されることとなる。
また、請求項8に記載の発明によれば、前記切断工程では、前記貼付工程において化粧シートが貼付された連結体が、該化粧シートが貼付されたのとは反対の面側から前記V字状溝に沿って刃物を入れることにより切断される。したがって、切断用の刃物が前記V字状溝によりガイドされることとなり、切断が良好に行われることとなる。
また、請求項9に記載の発明によれば、前記押出成形工程では、表面に、裏面の前記V字状溝が設けられている位置に沿って、刃物を沿わせるための、前記該V字状溝よりも小さいガイド溝が設けられた連結体が形成され、前記切断工程では、前記貼付工程において化粧シートが貼付された連結体が、化粧シートが貼付された面側から前記ガイド溝に沿って刃物を入れることにより切断される。したがって、切断用の刃物が前記ガイド溝によりガイドされることとなり、切断が良好に行われることとなる。また、仮にバリが発生した場合でも、このバリは化粧シートが貼付された面とは反対の面側に突出することとなり、化粧目地材における化粧シートが貼付された面側の美観がバリで損なわれるのが防止されることとなる。
以下、本発明の実施の形態に係る化粧目地材について説明する。
図1は、本発明に係る化粧目地材が適用されたドア1を示しており、この図からわかるように、ドア1の表面には、装飾用の枠状の化粧目地1aが設けられている。この化粧目地1aは、棒状の複数の化粧目地材10…10により形成されている。
ドア1への化粧目地材10の取付構造等について説明すると、図2に示すように、ドア1の表面パネル2の表面2aには、化粧目地材10が取り付けられる部位において溝2bが形成されている。溝2bは、左右の側面2c,2cがほぼ平行で、底面2dがほぼ平らな断面凵字状とされている。
化粧目地材10は、断面略台形とされ、平行な2つのの底辺のうちの長い方の底辺(長底辺)で構成される面が、外部に露出することとなる表面10aを構成している。また、化粧目地材10の高さh1が表面パネル2の溝2bの深さh2よりも小さく、表面10aの幅w1が溝2bの幅とほぼ同じまたは若干大きく設定されている。そして、表面10aが表面パネル2の表面2aと面一となるように溝2bに嵌合され、接着剤20により固定されている。なお、表面10aの幅w1が溝2bの幅と同じまたは若干大きく設定されている場合には、接着剤20を用いず、単に嵌合させるだけで固定してもよい。
化粧目地材10は、ABS、PVC、アクリル、PP、PS等の熱可塑性樹脂で構成されて、断面略台形とされ、面一となる側が長底辺となる断面略台形の本体11と、該本体11における面一となる側の面11a(以下、適宜、表面11aという)にのみ接着剤12により貼付された化粧シート13とを有している。この化粧シート13は、所定厚さのアルミ箔により構成されている。なお、本発明は、その他の金属箔や、化粧の施された樹脂製シート等にも適用可能である。
化粧目地材10を溝2b内に固定する接着剤20としては、表面パネル2が木質のものの場合、例えば酢酸ビニル系、エチレン酢酸ビニル系、ウレタン系、変性シリコン、ビニル系のものが利用可能である。なお、化粧目地材10の本体11における面一となる側とは反対の面11b(以下、適宜、裏面11bという)には、溝2bに嵌合させる前に、接着剤20と本体11との結合力を高めるプライマー21が予め塗布されるようになっており、本体11の裏面11bと接着剤20とはプライマー21を介して接着されている。したがって、化粧目地材10が溝2b内に確実に固定されることとなる。
次に、この化粧目地材10の製造方法について説明する。
図3は、この製造方法で利用される製造装置30の構成を示している。この製造装置30は、上流側から順に、押出成形装置31、冷却水槽32、引取装置33、接着剤塗布装置34、化粧シート貼付装置35、プライマー塗布装置36、縦方向切断装置37、横方向切断装置38を有している。そして、製造装置30により、以下の工程を経て前記構造の化粧目地材10が製造されるようになっている。
まず、押出成形装置31に熱可塑性樹脂を供給して、図4(a)に示すように、複数の本体11…11の表面11a…11a側(長底辺側)が連結されてなる表面11a′と、略V字状の溝11c′が設けられた裏面11b′とを有する連結体11′を押出成形により形成する(押出成形工程)。
次に、冷却水槽32により、押出成形装置31から連続的に押出されてくる連結体11′を冷却する。引取装置33は、図3に示すように、この冷却した連結体11′を上下から挟みながら所定方向に回転する上下一対のローラ33a,33bを有し、連結体11′を所定の力で下流側に引っ張って、押出成形装置31による押し出しを補助するようになっている。
次に、接着剤塗布装置34により、図4(b)に示すように、冷却水槽32及び引取装置33を通過してきた連結体11′の表面11a′に接着剤12′を塗布する。詳しくは、接着剤塗布装置34は、図3に示すように、連結体11′を上下から挟む上下一対のローラ34a,34bと、上側のローラ34aに接着剤12′を塗布する接着剤供給装置34cとを有し、上側のローラ34aを介して間接的に連結体11′の表面11a′に接着剤12′を塗布するようになっている。
次に、化粧シート貼付装置35により、図4(c)に示すように、連結体11′における接着剤12′の塗布された表面11a′の全面に化粧シート13′を貼付する(貼付工程)。詳しくは、化粧シート貼付装置35は、図3に示すように、連結体11′と同じ幅を有する帯状の化粧シート13′を供給する化粧シート供給ロール35aと、該ロール35aから供給される化粧シート13′と接着剤12′の塗布された連結体11′とを上下から所定の圧力で挟む上下一対のローラ35b,35cとを有し、この挟みつけにより連結体11′と化粧シート13′とを貼付するようになっている。
次に、プライマー塗布装置36により、図4(d)に示すように、連結体11′の裏面11b′(各本体11…11の裏面11b…11b)にプライマー21′を塗布する(プライマー塗布工程)。詳しくは、プライマー塗布装置36は、図3に示すように、化粧シート13′が貼付された連結体11′を上下から挟む上下一対のローラ36a,36bと、下側のローラ36bにプライマー21′を塗布するプライマー供給装置36cとを有し、下側のローラ36bを介して間接的に連結体11′の裏面11b′にプライマー21′を塗布するようになっている。
次に、縦方向切断装置37により、プライマー21′が塗布された連結体11′をV字状溝11c′に沿って縦方向に切断する(切断工程)。詳しくは、縦方向切断装置37は、図3に示すように、連結体11′の上方に縦方向(連結体11の搬送方向)に向くように配置されて、刃先が上流側ほど高くなるように設けられた刃物37aを有しており、該刃物37aをV字状溝11c′に沿って上方から入れることにより、プライマー21′が塗布された連結体11′を化粧シート13′側から、図4(e)に示すように、複数の帯状材10″…10″に切断するようになっている。
次に、横方向切断装置38により、縦方向切断装置37で切断された複数の帯状材10″…10″を製品としての所定の長さの化粧目地材10…10に切断する。詳しくは、横方向切断装置38は、図3に示すように、切断された部材10″…10″の上方において横方向に向くように配置された刃物38aを有しており、該刃物38aを上方から入れることにより複数の帯状材10″…10″を化粧シート13′側から切断するようになっている。そして、これにより、表面10aにのみ化粧シート13が設けられた化粧目地材10が製造される。
以上のように、本実施の形態に係る化粧目地材10は、ドア1の表面パネル2の表面2aに形成された溝2bに該表面2aと面一となるように嵌合され、面一となる側が長底辺となる断面略台形の棒状の本体11と、該本体11における面一となる側の面11a(表面11a)にのみ貼付された化粧シート13とで構成されている。そして、前記本体11における前記長底辺側が連結されてなる表面11a′と、略V字状の溝11c′が設けられた裏面11b′とを有する連結体11′を押出成形により形成した後、該連結体11′の表面11a′の全面に化粧シート13′を貼付し、その後、前記V字状溝11c′に沿って切断することにより製造されている。
したがって、インサート成形方法を用いることなく、容易な方法で、化粧目地材10を製造することができる。しかも、一度に複数の化粧目地材10…10を製造でき、生産性が向上する。
また、連結体11′の幅は1本の本体11の幅よりも大きいので、押出成形の際やその後の冷却時等に本体11(連結体11′)の蛇行が生じにくくなる。加えて、貼付する化粧シート13′の幅が1本の本体11に貼付する場合よりも大きくなるので、化粧シート13′を貼付する際における該シート13′の蛇行も生じにくくなる。したがって、化粧シート13′を貼付した状態において、連結体11′の幅端において化粧シート13′の幅端と本体11′の幅端とがずれにくくなる。また、本体11間の切断部においては化粧シート13と本体11の幅端とが必ず一致する。したがって、化粧目地材10の良好な美観を確保することができる。
なお、このようにした場合でも、化粧シート13′の幅端と連結体11′の幅端とのずれが、製造者等が定める所定の規格を満足しない場合等には、連結体11′の幅端側の各1本(両方あるいは満足しない方)については、製品としないようにしてもよい。こうすることにより、製品としての化粧目地材10は、化粧シート13の幅端と本体11の幅端とが完全に一致したもののみとなり、優れた美観の化粧目地材10のみを供給することができる。なお、このように幅端側のものについて製品としないことが予め想定される場合、連結体11′を構成する本体11の数を多くすることにより、歩留まりを向上させることができる。
また、本製造方法によれば、化粧目地材10の本体11の短底辺側の面11bに、前記パネル材2の溝2bに固定するための接着剤20と本体11との結合力を高めるプライマー21が塗布された化粧目地材11を、一連の工程の中で、容易に製造することができる。
また、切断工程では、貼付工程において化粧シート13′が貼付された連結体11′を、化粧シート13′が貼付された面側(表面11a′側)から裏面11b′のV字状溝11c′が設けられている位置に沿って刃物37aを入れることにより切断するから、仮にバリが発生した場合でも、このバリは化粧目地材10の表面10aとは反対の裏面側に突出することとなり、化粧目地材10における化粧シート13が貼付された表面10a側の美観がバリで損なわれるのが防止されることとなる。
なお、前記切断工程では、前記貼付工程において化粧シート13′が貼付された連結体11′を、化粧シート13′が貼付された表面11a′とは反対の裏面11b′側からV字状溝11c′に沿って刃物を入れることにより切断してもよい。こうすることにより、切断用の刃物をV字状溝11c′によりガイドすることができる。
また、プライマー塗布工程は、前記押出成形工程と前記切断工程との間において貼付工程の上流側に設けてもよい。詳しくは、図3における引取装置33と接着剤塗布装置34との間にプライマ塗布装置36を設けてもよく、これによっても同様の化粧目地材10が製造可能である。
また、化粧目地材の製造装置の構成は、図3や前述の変形例のものに限定されるものではなく、以下、他の例として2例説明する。
まず、図5により第1の他の例について説明すると、この製造装置30′においては、図3のものと比較して、プライマー塗布装置36の直下流側には横方向切断装置38が設けられ、縦方向切断装置37は製造ライン上から切り離されて設けられている。これによれば、ラインの長さに制約がある場合でも、本製造方法を実現することができる。
次に、図6により第2の他の例について説明すると、この製造装置30″においては、図3のものと比較して、冷却水槽32が化粧シート貼付装置35の直下流側に設けられ、接着剤塗布装置が省略されている。そして、化粧シート貼付装置35は、未冷却でまだ熱い状態の連結体11′と化粧シート13′とを上下のローラ35b,35cで挟むことにより、化粧シート13′を連結体11′に熱圧着するように構成されている。これによれば、接着剤塗布装置のコストを削減できると共に、ラインの長さを短縮することができる。また、連結体11′が有する熱を有効利用して貼付することができる。なお、この製法により製造した化粧目地材には接着剤(12)の層が存在しないこととなるが、この化粧目地材及びその製造方法は本発明に含まれる。
なお、この第2の他の例において、化粧シート13′の裏面に予め接着剤を塗布した状態で、化粧シート供給ロール35aに巻き付けておいてもよく、この場合、化粧シート13′と連結体11′との接着性をより良好なものとしつつ、前述の効果が得られる。
次に、化粧目地材10の前記ドア1への取付方法について説明する。
まず、図7(a)に示すように、ドア1の表面パネル2の溝2b下部に接着剤20′を充填する。
次に、図7(b)に示すように、接着剤20′が充填された溝2bに化粧目地材10を仮嵌合する。なお、この仮嵌合は、化粧目地材10が溝2bから外部に突出する程度としておく。
次に、図7(b)に仮想線で示すように、ローラ40を、化粧目地材10の化粧シート13にその上方から押し当てながら化粧目地材10の長手方向に相対移動させ、これにより、図7(c)に示すように、化粧目地材10を溝2bに本嵌合する。こうすることにより、化粧目地材10の表面10a(化粧シート13の表面)が表面パネル2の表面2aと面一となると共に、化粧目地材10は、樹脂でなる本体11が溝2b内に隠れ、化粧シート13のみが外部から視認可能な状態となる。なお、溝2b内から溢れた接着剤20′(仮想線で示している)は、ふき取ればよい。
このように、この取付方法によれば、前述のような化粧目地材10を利用した場合に、該化粧目地材10の表面10aと表面パネル2の表面2aとを容易に面一化させることができる。
次に第2の実施の形態に係る化粧目地材について説明する。なお、ドア側の溝造は第1の実施の形態と同一とされている。
すなわち、この化粧目地材110においては、図8に示すように、本体111の両側面111c,111cに、その裏面111b側において、表面111a側の両端の角部111e,111eの先端位置近傍まで幅方向に突出する突部111d,111dが設けられている。
この化粧目地材110の製造方法は、第1の実施の形態とほぼ同様であるが、押出成形工程においては、図9に示すような、複数の本体111…111の表面111a…111a側が連結されてなる表面111a′と、略V字状の溝111c′が設けられた裏面111b′とを有し、かつ本体111の両側面111c,111cに、その裏面111b側において、表面111a側の両端の角部111e,111eの先端位置近傍まで幅方向に突出する突部111d,111dが設けらた連結体111′を押出成形により形成する。そして、その後は、第1の実施の形態と同様の工程を経て、本形状の化粧目地材110が製造されることとなる。
この化粧目地材110によれば、表面パネル2の溝2b内に化粧目地材110を嵌合させたときに、化粧目地材110が少しでも傾くと、図8に仮想線αで示すように、いずれか一方の突部111dが溝2bの側面2cに当接することとなる。したがって、化粧目地材110が大きく傾くのが抑制されることとなる。
次に第3の実施の形態に係る化粧目地材について説明する。
すなわち、この化粧目地材150においては、図10に示すように、本体151の下面151b(短底辺側の面)に、該本体151の長手方向に連続して延びるリブ151e…151eが平行に複数設けられている。これらのリブ151e…151eは、幅が狭くされることにより可撓性を有し、上下に圧縮変形可能となっている。また、化粧目地材の高さh1′(化粧シート153の表面からリブ151eの先端(プライマー21を含む)までの高さ)が表面パネル2の溝2bの深さh2′と同一とされている。
この第3の実施の形態に係る化粧目地材150によれば、表面パネル2の溝2bに、表面150aが表面パネル2の表面2aと面一となるように嵌合させたときに、各リブ151e…151eの先端が、表面パネル2の溝2bの底面2dに当接することとなる。
したがって、化粧目地材150が、その表面150aと表面パネル2の表面2aとの面一性が損なわれるほどに溝2bの奥に入り込むのが防止されると共に、化粧目地材150の左右のいずれか一方のみが溝2b内に深く入って該目地材150が傾くようなことが防止される。すなわち、表面150aと表面パネル2の表面2aとの面一性が良好に確保されることとなる。
しかも、例えば形成誤差等により、溝2bの深さが設計値よりも若干小さく、または化粧目地材150の高さが設計値よりも若干大きくなり、あるいはこれらの両方が生じ、その結果、嵌合途中にリブ151e…151eの先端が溝2bの底面2dに当接するような事態が生じた場合でも、当接するのはリブ151e…151eで圧縮変形等が可能であるから、面一となるまで溝2b内に押し込むことが可能となる。
なお、化粧目地材150の高さを、溝2bの深さよりも若干大きくしてもよい。こうすることにより、溝2bや化粧目地材150の形成誤差を考慮しても、ほとんどの場合において、嵌合途中にリブ151e…151eの先端が溝2bの底面2dに当接することとなり、化粧目地材150が表面パネル2の表面2aよりも奥にまで押し込まれることが回避されると共に、リブ151e…151eの圧縮変形による面一化が実現される。また、本実施の形態のものにおいて、第3の実施の形態における突部(111d,111d)を設けてもよい。こうすることにより、表面パネル2の溝2bへの化粧目地材の嵌合状態において該目地材が傾くのがより一層効果的に防止されることとなる。
なお、この化粧目地材150の製造方法は、第1の実施の形態とほぼ同様であるが、押出成形工程においては、前記本体151が、前述の各実施の形態同様に複数連結されてなる連結体を押出成形により形成する。そして、その後は、第1の実施の形態と同様の工程を経て、本形状の化粧目地材150が製造されることとなる。
次に第4の実施の形態に係る化粧目地材の製造方法について説明する。なお、この製造方法により製造される化粧目地材は、第1の実施の形態同様に利用されるものである。また、製造装置は、第1の実施の形態同様のものが利用される。
この第4の実施の形態においては、図11(a)に示すように、押出成形工程において、表面211a′に、裏面211b′のV字状溝211c′が設けられている位置に沿うガイド溝211d′を有する連結体211′を形成する。このガイド溝211d′は、縦方向切断装置37の刃物37aを沿わせるためのものであり、断面略V字状で、V字状溝211c′よりも幅や深さが小さくされている。
次に、図11(b)に示すように、連結体211′の表面211a′に接着剤212′を塗布する。なお、接着剤212′としては、ガイド溝211d′内に流入しやすいように流動性を有するものを用いる。
次に、図11(c)に示すように、接着剤212′が塗布された面211a′に、化粧シート213′を貼付する。その場合に、連結体211′のガイド溝211d′部分においては該ガイド溝211d′の内面に沿うように、化粧シート213′を貼付する。これは、化粧シート貼付装置35の上側のローラ35bの外周面を例えば柔軟性を有する素材で構成すること等により可能である。
次に、図11(d)に示すように、化粧シート213′が貼付された連結体211′の裏面211b′(各本体211…211の裏面211b…211b)にプライマー21′を塗布する。
次に、プライマー21′が塗布された連結体211′を、化粧シート213′が貼付された面側からガイド溝211d′に沿って刃物37aを入れることにより、図11(e)に示すように、縦方向に切断する(切断工程)。
次に、第1の実施の形態同様、縦方向に切断された帯状材を所定の長さに切断する。そして、これにより、表面210aに化粧シート213が設けられた化粧目地材210として分離されることとなる。
第4の実施の形態に係る製造方法によれば、押出成形工程では、表面211a′に、裏面211b′のV字状溝211c′が設けられている位置に沿って、刃物37aを沿わせるための、前記該V字状溝211c′よりも小さいガイド溝211d′が設けられた連結体211′を形成し、切断工程では、連結体211′を、化粧シート213′が貼付された面211a′側からガイド溝211d′に沿って刃物37aを入れることにより切断する。したがって、切断用の刃物37aが前記表面211a′側のガイド溝211d′によりガイドされることとなり、切断が良好に行われることとなる。また、仮にバリが発生した場合でも、このバリは該面211a′とは反対の面側に突出することとなり、化粧目地材210における化粧シート213が貼付された表面210a側の美観を損なうのが防止される。
なお、この第4の実施の形態においても、前記第1の実施の形態に係る製造方法で説明した第1、第2の他の例を適用可能であり、同一の作用、効果を得ることができる。
本発明は、容易に生産でき、かつ生産性を向上可能な化粧目地材及びその製造方法を提供することができ、建具や家具に広く利用することができる。
本発明の実施形態に係る化粧目地材が適用されたドアの正面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の製造方法に利用される製造装置のブロック図である。 図3のB−B断面図(a図)、C−C断面図(b図)、D−D断面図(c図)、E−E断面図(d図)、F−F断面図(e図)である。 製造装置の第1の他の例を示すブロック図である。 製造装置の第2の他の例を示すブロック図である。 ドアの表面材の溝への化粧目地材の取付方法の説明図である。 第2の実施の形態における図2相当の図である。 第2の実施の形態における図4(a)相当の図である。 第3の実施の形態における図2相当の図である。 第4の実施の形態における図4相当の図である。 背景技術に係る化粧目地材の説明図である。
符号の説明
1 ドア
2 表面パネル(パネル材)
2a 表面
2b 溝
10,110,150,210 化粧目地材
10a,150a 表面
11,111,151,211 本体
11a,111a,211a 本体の表面(面一となる側の面)
11b,111b,151b 本体の裏面
11′,111′,211′ 連結体
11a′,211a′ 連結体の表面
11b′,211b′ 連結体の裏面
11c′,211c′ 連結体の溝部
13,153 化粧シート(化粧目地材の化粧シート)
13′,213′ 化粧シート(連結体に貼付される化粧シート)
21 プライマー(化粧目地材のプライマー)
21′ プライマー(連結体に塗布されるプライマー)
111c,111c 本体の側面
111d,111d 本体の突部
111e,111e 本体の角部
151e リブ
211d′ ガイド溝

Claims (9)

  1. パネル材の表面に形成された溝に該表面と面一となるように嵌合される化粧目地材であって、
    面一となる側が長底辺となる断面略台形の棒状の本体と、該本体における面一となる側の面にのみ貼付された化粧シートとで構成されていると共に、
    前記本体における前記長底辺側が連結されてなる表面と、略V字状の溝が設けられた裏面とを有する連結体を押出成形により形成した後、該連結体の前記表面の全面に化粧シートを貼付し、その後、前記V字状溝に沿って切断することにより製造されていることを特徴とする化粧目地材。
  2. 前記請求項1に記載の化粧目地材であって、
    前記本体の両側面に、長底辺両端の角部の先端位置近傍まで幅方向に突出する突部がそれぞれ設けられていることを特徴とする化粧目地材。
  3. 前記請求項1に記載の化粧目地材であって、
    前記本体の短底辺側の面に、該本体の長手方向に延び、パネル材の表面に形成された溝に該表面と面一となるように嵌合したときに、先端が該溝の底面に当接するリブが複数平行に設けられていることを特徴とする化粧目地材。
  4. 前記請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の化粧目地材であって、
    前記本体の短底辺側の面に、該本体を前記パネル材の溝に固定するための接着剤と該本体との結合力を高めるプライマーが塗布されていることを特徴とする化粧目地材。
  5. 断面略台形の棒状の本体と、該本体の長底辺となる側の面にのみ貼付された化粧シートとで構成され、かつパネル材の表面に形成された溝に該表面と面一となるように嵌合される化粧目地材の製造方法であって、
    前記本体における前記長底辺側が連結されてなる表面と、略V字状の溝が設けられた裏面とを有する連結体を押出成形により形成する押出成形工程と、
    該押出成形工程によって押し出されてくる連結体の前記表面の全面に化粧シートを貼付する貼付工程と、
    該貼付工程において化粧シートが貼付された連結体を前記V字状溝に沿って切断する切断工程とを有することを特徴とする化粧目地材の製造方法。
  6. 前記請求項5に記載の化粧目地材の製造方法であって、
    前記押出成形工程と前記切断工程との間に、前記連結体を構成する本体の短底辺側の面に、製品としての化粧目地材の本体を前記パネル材の溝に固定するための接着剤と該本体との結合力を高めるプライマーを塗布するプライマー塗布工程を有することを特徴とする化粧目地材の製造方法。
  7. 前記請求項5または請求項6に記載の化粧目地材の製造方法であって、
    前記切断工程では、前記貼付工程において化粧シートが貼付された連結体を、化粧シートが貼付された面側から裏面のV字状溝部が設けられている位置に沿って刃物を入れることにより切断することを特徴とする化粧目地材の製造方法。
  8. 前記請求項5または請求項6に記載の化粧目地材の製造方法であって、
    前記切断工程では、前記貼付工程において化粧シートが貼付された連結体を、該化粧シートが貼付されたのとは反対の面側から前記V字状溝に沿って刃物を入れることにより切断することを特徴とする化粧目地材の製造方法。
  9. 前記請求項5または請求項6に記載の化粧目地材の製造方法であって、
    前記押出成形工程では、表面に、裏面の前記V字状溝が設けられている位置に沿って、刃物を沿わせるための、前記該V字状溝よりも小さいガイド溝が設けられた連結体を形成し、
    前記切断工程では、前記貼付工程において化粧シートが貼付された連結体を、化粧シートが貼付された面側から前記ガイド溝に沿って刃物を入れることにより切断することを特徴とする化粧目地材の製造方法。
JP2008146390A 2008-06-04 2008-06-04 化粧目地材及びその製造方法 Active JP5324135B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008146390A JP5324135B2 (ja) 2008-06-04 2008-06-04 化粧目地材及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008146390A JP5324135B2 (ja) 2008-06-04 2008-06-04 化粧目地材及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009293236A true JP2009293236A (ja) 2009-12-17
JP5324135B2 JP5324135B2 (ja) 2013-10-23

Family

ID=41541661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008146390A Active JP5324135B2 (ja) 2008-06-04 2008-06-04 化粧目地材及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5324135B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108724756A (zh) * 2018-06-14 2018-11-02 福州金雅工艺品有限公司 一种装配式装饰框结构及其制造方法
JP2022008465A (ja) * 2016-02-02 2022-01-13 積水化学工業株式会社 耐火性樹脂組成物

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0363508B2 (ja) * 1984-02-08 1991-10-01 Masahiko Yoneoka
JPH04315637A (ja) * 1991-04-12 1992-11-06 Asahi Chem Ind Co Ltd 目地材
JPH0752853Y2 (ja) * 1991-01-07 1995-12-06 猛 大石 壁面等の目地構造
JPH08226178A (ja) * 1995-02-21 1996-09-03 Dainippon Printing Co Ltd 耐水目地材

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0363508B2 (ja) * 1984-02-08 1991-10-01 Masahiko Yoneoka
JPH0752853Y2 (ja) * 1991-01-07 1995-12-06 猛 大石 壁面等の目地構造
JPH04315637A (ja) * 1991-04-12 1992-11-06 Asahi Chem Ind Co Ltd 目地材
JPH08226178A (ja) * 1995-02-21 1996-09-03 Dainippon Printing Co Ltd 耐水目地材

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022008465A (ja) * 2016-02-02 2022-01-13 積水化学工業株式会社 耐火性樹脂組成物
JP7316333B2 (ja) 2016-02-02 2023-07-27 積水化学工業株式会社 耐火性樹脂組成物
CN108724756A (zh) * 2018-06-14 2018-11-02 福州金雅工艺品有限公司 一种装配式装饰框结构及其制造方法
CN108724756B (zh) * 2018-06-14 2023-12-08 福州金雅工艺品有限公司 一种装配式装饰框结构及其制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5324135B2 (ja) 2013-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060174566A1 (en) Process of making decorative flooring materials and decorative flooring material made by the process
JP5324135B2 (ja) 化粧目地材及びその製造方法
JP2013520331A (ja) 多層材とそれに関する製造方法
JP6219487B2 (ja) ラッピング化粧板の製造方法
US6875300B1 (en) Fabrication of veneer faced panels
JP2007170059A (ja) 床材
JP5243319B2 (ja) 化粧材の製造方法
JP2010208269A (ja) 複合化粧パネル、及び複合化粧パネルにおける化粧縁部材の貼着方法
JP5334670B2 (ja) 複合化粧パネルにおける化粧縁部材の貼着方法
JP3964384B2 (ja) 化粧板の製造方法
CN112754200A (zh) 板材端面用几何条和装饰层进行转折包边的端面无隙板材
JP3981562B2 (ja) 化粧板の製造方法
JP2010100330A (ja) 板材による箱の製造法
CN201228429Y (zh) 一种由余料构成的竹地板块
JP4946808B2 (ja) 化粧材の製造方法,及び化粧材
KR100999802B1 (ko) 커팅홈을 갖는 욕실 천정 시공용 합성수지 제작방법
KR200420952Y1 (ko) 마감재 패널
JP3181872B2 (ja) 化粧板およびその製造方法
KR100509697B1 (ko) 투톤 질감을 갖는 가구용 목재패널의 제조방법
JP6257343B2 (ja) モールディングの製造方法
JP6012934B2 (ja) 手摺パイプの製造方法
JP5314985B2 (ja) 段差用床シート及びその貼着構造
JP2017077650A (ja) 化粧板の製造方法
JP2004025577A (ja) 金属薄板貼り化粧板とその製造方法
JP2017081030A (ja) 化粧板およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121102

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20121102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130718

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5324135

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250