JP2009289622A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源の寿命を均一化するとともに調光時の発光面の発光分布も均一化することができる照明装置を提供する。
【解決手段】制御用マイクロコンピュータ22は、各LED31の点灯時間を計数するタイマ、メモリ24に記憶した複数の配光パターンの中から、タイマで計数した点灯時間を算出して得られた積算点灯時間に基づいて、照明装置100の発光面の発光分布が均一になる配光パターンを決定する機能、配光パターンが複数選定された場合に、所定の処理により、選定された配光パターンの中から1つの配光パターンを選定する機能、決定した配光パターンに応じて各LED31の点灯及び消灯を制御する機能などを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の光源の点灯数を制御して調光度合いを調整する照明装置に関し、特に光源の寿命を均一化させるとともに調光時の発光面の発光分布を均一化させることができる照明装置に関する。
屋内の天井又は壁などに設置された照明装置(照明器具)は、壁に設けられた電源スイッチ、照明器具から引き出された操作紐、あるいは赤外線リモコンなどを操作することにより、点灯又は消灯を行うことができる。また、利用者の好み、照明器具の設置場所又は時間帯などに応じて、光源の明るさを調整することができる調光機能を備えた照明器具も広く使用されている。
照明装置の調光を行う方法として、複数の光源の点灯数を増減して調光度合いを調整するものがある。このような調光方法では、調光度合いに応じて点灯させる光源と消灯させる光源とが異なるため、光源それぞれの累積点灯時間が異なり光源の寿命が均一にならないという問題がある。そこで、複数の光源それぞれの点灯時間を積算し、積算点灯時間に基づいて各光源の積算点灯時間が平均化するように光源の点灯を制御して光源の寿命の均一化を図る技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開平11−273881号公報
特許文献1の技術では、各光源の寿命を均一化することができるものの、積算点灯時間を平均化するのみでは、複数の光源の点灯数を増減して調光度合いを調整する場合に、点灯させる光源と消灯させる光源との配置によっては、光源の発光分布に大きなばらつきが生じ、照明装置全体として発光部分が偏るという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、光源の寿命を均一化するとともに調光時の発光面の発光分布も均一化することができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、複数の光源の点灯数を制御して調光を行う照明装置において、各光源の積算点灯時間を算出する算出手段を備え、前記各光源の積算点灯時間に基づいて、各光源の寿命の均一化を図るとともに、前記複数の光源から構成される発光面の発光分布が略均一となるように、点灯又は消灯させる光源を決定して調光することを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、点灯又は消灯させる光源を所定の配光パターンに従って決定する決定手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記光源を点灯又は消灯させる配光パターンを複数記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶した配光パターンの中から、前記算出手段で算出した最小(又は最大)の積算点灯時間の光源が点灯(又は消灯)を示す配光パターンを選定する選定手段とを備え、前記決定手段は、前記選定手段で選定した配光パターンから1つの配光パターンを決定するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記選定手段は、複数の配光パターンを選定した場合、選定した複数の配光パターンの中から、前記算出手段で算出した積算点灯時間が次に小さい(又は大きい)光源が点灯(又は消灯)を示す配光パターンを選定するように構成してあり、前記決定手段は、前記選定手段で1つの配光パターンを選定した場合、該配光パターンを決定するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記選定手段は、複数の配光パターンを選定した場合、前記算出手段で算出した積算点灯時間が最大(又は最小)の光源が消灯(又は点灯)を示す配光パターンを選定するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記選定手段は、複数の配光パターンを選定した場合、選定した複数の配光パターンの中から、前記算出手段で算出した積算点灯時間が次に小さい光源が点灯を示す配光パターン、又は前記算出手段で算出した積算点灯時間が次に大きい光源が消灯を示す配光パターンを交互に選定するように構成してあり、前記決定手段は、前記選定手段で1つの配光パターンを選定した場合、該配光パターンを決定するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記算出手段で算出した最小の積算点灯時間と次に小さい積算点灯時間との第1積算点灯時間差を算出する第1積算点灯時間差算出手段と、前記算出手段で算出した最大の積算点灯時間と次に大きい積算点灯時間との第2積算点灯時間差を算出する第2積算点灯時間差算出手段とを備え、前記選定手段は、前記第1積算点灯時間差が前記第2積算点灯時間差より大きい(又は小さい)場合、前記記憶手段に記憶した配光パターンの中から、前記算出手段で算出した積算点灯時間が最小(又は最大)の光源が点灯(又は消灯)を示す配光パターンを選定するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記記憶手段は、調光率毎に1又は複数の配光パターンを記憶するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記発光面は、複数の領域に分割してあり、点灯又は消灯させる光源を前記複数の領域毎に決定する決定手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、各光源の積算点灯時間を算出し、算出した積算点灯時間に基づいて、各光源の寿命の均一化を図るとともに、複数の光源から構成される発光面の発光分布が略均一となるように、点灯又は消灯させる光源を決定して調光する。例えば、各光源の配置に対応させて発光面の発光分布が均一になるような複数の配光パターンを予め設けておき、予め設けておいた配光パターンの中から、算出した積算点灯時間が最小の光源を点灯させる配光パターンを決定して調光する。あるいは、予め定めておいた配光パターンの中から、算出した積算点灯時間が最大の光源を消灯させる配光パターンを決定して調光する。
また、配光パターンは予め設定しておく必要はなく、動的に求めることもできる。例えば、算出した積算点灯時間が最小の光源を特定し、特定した光源を点灯させた場合に、各光源の配置に応じて発光面の発光分布が均一になるように他の光源の点灯及び消灯を決定して調光することもできる。あるいは、算出した積算点灯時間が最大の光源を特定し、特定した光源を消灯させた場合に、各光源の配置に応じて発光面の発光分布が均一になるように他の光源の点灯及び消灯を決定して調光することもできる。
また、複数の光源で構成される発光面を複数の領域に分割しておく。分割した領域毎に調光率に応じて点灯又は消灯させる光源を決定する場合に、算出した積算点灯時間に基づいて点灯又は消灯させる光源を決定することができる。これにより、光源の寿命を均一化するとともに発光面の発光分布も略均一化することができる。
本発明にあっては、点灯又は消灯させる光源を所定の配光パターンに従って決定する。例えば、配光パターンは、各光源の配置に対応させて発光面の発光分布が均一になるようなパターンとすることができる。そして、算出した積算点灯時間が最小の光源を点灯させるように配光パターンを決定する。あるいは、算出した積算点灯時間が最大の光源を消灯させるように配光パターンを決定する。これにより、光源の寿命を均一化するとともに、複数の光源で構成される発光面の発光分布も均一化することができる。
本発明にあっては、各光源を点灯又は消灯させる配光パターンを複数記憶しておく。記憶した配光パターンの中から、算出した最小(又は最大)の積算点灯時間の光源が点灯(又は消灯)を示す配光パターンを選定する。そして、選定した配光パターンから1つの配光パターンを最終的な配光パターンとして決定する。これにより、積算点灯時間が小さい(又は大きい)光源を優先的に点灯(又は消灯)させることができ、各光源の寿命が偏ることを防止することができるとともに、発光分布が均一の配光パターンに従って各光源の点灯及び消灯を制御することができる。
本発明にあっては、複数の配光パターンを選定した場合、すなわち、1つの配光パターンを選定することができない場合、算出した積算点灯時間が次に小さい(又は大きい)光源が点灯(又は消灯)を示す配光パターンを、選定した複数の配光パターンの中から選定する。1つの配光パターンが選定された場合、該配光パターンを決定する。これにより、積算点灯時間が小さい(又は大きい)光源を優先的に点灯(又は消灯)させることができ、各光源の寿命が偏ることを防止することができるとともに、発光分布が均一の配光パターンに従って各光源の点灯及び消灯を制御することができる。
本発明にあっては、複数の配光パターンを選定した場合、すなわち、1つの配光パターンを選定することができない場合、選定した複数の配光パターンの中から、算出した積算点灯時間が最大(又は最小)の光源が消灯(又は点灯)を示す配光パターンを選定する。これにより、算出した積算点灯時間の最小(又は最大)の光源が点灯(又は消灯)を示す配光パターンを1つに選定することができない場合に、逆に算出した積算点灯時間の最大(又は最小)の光源が消灯(又は点灯)を示す配光パターンを選定することで、最終的な配光パターンを決定し、各光源の寿命が偏ることを防止することができるとともに、発光分布が均一の配光パターンに従って各光源の点灯及び消灯を制御することができる。
本発明にあっては、複数の配光パターンを選定した場合、すなわち、1つの配光パターンを選定することができない場合、選定した複数の配光パターンの中から、算出した積算点灯時間が次に小さい光源が点灯を示す配光パターン、又は算出した積算点灯時間が次に大きい光源が消灯を示す配光パターンを交互に選定する。1つの配光パターンを選定した場合、その配光パターンを決定する。これにより、積算点灯時間が次に小さい光源と積算点灯時間が次に大きい光源とを交互に選定して配光パターンを1つに決定することができ、各光源の寿命が偏ることを防止することができるとともに、発光分布が均一の配光パターンに従って各光源の点灯及び消灯を制御することができる。
本発明にあっては、算出した最小の積算点灯時間と次に小さい積算点灯時間との第1積算点灯時間差を算出するとともに、算出した最大の積算点灯時間と次に大きい積算点灯時間との第2積算点灯時間差を算出する。そして、算出した第1積算点灯時間差が第2積算点灯時間差より大きい(又は小さい)場合、記憶した配光パターンの中から、最小(又は最大)の積算点灯時間の光源が点灯(又は消灯)を示す配光パターンを選定する。これにより、積算点灯時間が突出して小さい光源を点灯させ、あるいは、積算点灯時間が突出して大きい光源を消灯させることができ、光源の寿命が極端に短くなることを防止することができる。
本発明にあっては、調光率毎に1又は複数の配光パターンを記憶する。これにより、調光率に関わらず、光源の寿命を均一化するとともに光源の発光分布も均一化することができる。
本発明にあっては、発光面を複数の領域に分割しておき、複数の領域毎に点灯又は消灯させる光源を決定する。例えば、調光率が25%刻みである場合、1つの領域に4個の光源を含むように発光面を区分けしておく。各領域内の各光源の積算点灯時間に基づいて点灯又は消灯を決定する。例えば、75%の調光率で点灯させる場合、最大の積算点灯時間の光源を消灯させ、残りの3つの光源を点灯させる。これにより、光源の寿命を均一化するとともに発光面の発光分布も略均一化することができる。
本発明によれば、光源の寿命を均一化するとともに調光時の発光面の発光分布も均一化することができる。
実施の形態1
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る照明装置100の構成の一例を示すブロック図である。照明装置100は、例えば、AC100Vの商用電源に接続され、電源ユニット10、制御ユニット20、光源としての複数のLED31で構成されるLEDユニット30などを備えている。
LED31は、1又は複数のLED素子及びLED素子を駆動するための駆動回路を有し、全体として点灯又は消灯の制御単位を構成するものである。すなわち、LEDユニット30は、LED31の点灯数を制御することにより調整することができる。LED31の個数又は仕様などは、照明装置100の仕様、形状などに応じて適宜設定することができる。また、光源としては、LED31に限定されるものではなく、蛍光灯、白熱灯などの他の光源を用いる構成であってもよい。
電源ユニット10は、ヒューズ11、整流回路12、ノイズフィルタ回路13、スイッチング回路14、スイッチングトランス15、定電流供給回路16、負荷電流電圧検出回路17、フォトカプラ18、保護回路19などを備えている。
ヒューズ11は、装置内部に短絡などの異常が発生した場合に、装置を保護するために所定値以上の過電流を遮断するためのものである。整流回路12は、AC100Vを全波整流して直流に変換する。ノイズフィルタ回路13は、例えば、商用電源に接続された電源線を通じて照明装置100内に侵入してくるノイズを遮断するものである。
スイッチング回路14は、例えば、トランジスタ又はFETなどで構成され、所定の周波数でスイッチング動作(例えば、1対のトランジスタを交互にオン/オフさせる動作)することにより、スイッチングトランス15に対して交番電圧を供給する。スイッチングトランス15は、スイッチング回路14の動作に応じて所定の電圧値に変換された交番電圧を出力する。
定電流供給回路16は、整流回路、トランジスタ、演算増幅器などを備え、スイッチングトランス15から供給される交番電圧を直流電圧(例えば、33V)に変換するとともに、出力電流が一定になるように制御する。
負荷電流電圧検出回路17は、定電流供給回路16により供給される電流及び電圧を検出し、検出値に応じた制御信号を、フォトカプラ18を通じて保護回路19へ出力する。なお、フォトカプラ18は、スイッチングトランス15の1次側と2次側とを電気的に絶縁するためのものである。保護回路19は、負荷電流電圧検出回路17から入力された制御信号に応じてスイッチング回路14のスイッチング動作を制御する。これにより、出力値をフィードバックして、一定の電流及び電圧を出力できるように構成している。
制御電源供給回路21は、定電流供給回路16から出力された直流電圧を所定の電圧(例えば、5V、3.3Vなど)に変換し、変換後の電圧を制御用マイクロコンピュータ22へ供給する。
赤外線リモコン受光部23は、利用者が操作するリモコン本体(不図示)からの赤外線を受光し、リモコン本体から送信された信号を抽出し、抽出した信号を制御用マイクロコンピュータ22へ出力する。リモコン本体から送信される信号は、例えば、光源を点灯、消灯、及び調光するためのものである。
メモリ24は、例えば、不揮発性の半導体メモリであり、制御用マイクロコンピュータ22が所定の処理を行う際に必要なデータを記憶するとともに、処理結果なども記憶する。メモリ24は、例えば、LEDユニット30内の各LED31の積算点灯時間(点灯時間の累積値)を記憶する。また、メモリ24は、調光率(調光レベル、例えば、75%調光、50%調光など)毎に各LED31点灯又は消灯を示す異なる配光パターンを複数記憶する。配光パターンは、点灯状態のLED31の分布が照明装置100全体として均一になるように各LED31を点灯させるか又は消灯させるかを決定付けるものである。
制御用マイクロコンピュータ22は、各LED31の点灯制御処理を行う。より具体的には、制御用マイクロコンピュータ22は、各LED31の積算点灯時間を算出する算出手段としてのタイマ、メモリ24に記憶した複数の配光パターンの中から、算出した積算点灯時間に基づいて、照明装置100の発光面の発光分布が均一になる配光パターンを決定する決定手段としての機能、配光パターンが複数選定された場合に、所定の処理により、複数の配光パターンの中から1つの配光パターンを選定する選定手段としての機能、決定した配光パターンに応じて各LED31の点灯及び消灯を制御する制御手段としての機能などを備えている。
制御用マイクロコンピュータ22は、各LED31を個別に点灯又は消灯を制御するための制御信号をLED31に出力する。図1に示すように、各LED31には、制御用マイクロコンピュータ22から2つの制御線がマトリクス状に接続され、LED31に接続された両方の制御線上に、例えば、制御信号としてのオン信号が出力された場合、そのLED31は点灯する。これにより、LED31の数が増加した場合でも、制御用マイクロコンピュータ22からの制御線の数を制限することができる。なお、制御用マイクロコンピュータ22から各LED31に対して個別に制御線を接続する構成でもよい。
次に制御用マイクロコンピュータ22による各LED31の点灯制御処理について説明する。図2はLED31の配置の一例を示す説明図である。照明装置100には、一例として、8×8=64個のLED31が正方形状に配置して発光面を構成してある。各LED31は、1つのLEDグループを構成し、LEDグループは、点灯又は消灯の制御が行われる制御単位を表わす。また、図2に示すように、各LEDグループをG1〜G64のように符号を付す。なお、LEDグループの数は64に限定されるものではない。
制御用マイクロコンピュータ22は、LEDグループG1〜G64それぞれの点灯時間(計数値)を内蔵のタイマで計数し、計数した点灯時間を過去に計数された点灯時間に加算することにより積算点灯時間を算出し、算出した積算点灯時間をメモリ24に記憶する。
なお、各LED31の配置は、正方形状に限定されるものではなく、長方形状であってもよく、あるいは円形状であってもよい。円形状の場合には、各LED31を、同心円状に配置することができる。以下では、調光50%時の場合と調光75%時の場合について説明するが、調光レベル(調光度合い)は、50%、75%に限定されるものではない。
図3は調光50%時の配光パターンの一例を示す説明図である。配光パターンは、図2に示すLED31の配置に対応しており、図3において白ヌキの部分はLED31が点灯する状態を示し、斜線の部分はLED31が消灯する状態を示す。また、調光50%時の配光パターンは、配光パターンP1、P2の2種類例示してある。64個LEDグループのうち、調光50%に対応して32個のLEDグループを点灯させ、残りの32個のLEDグループを消灯させるような配光パターンとなっている。また、点灯状態のLEDグループによる発光分布が全体として均一になるように(偏らないように)、点灯させるLEDグループと消灯させるLEDグループとを適宜の間隔で配置してある。なお、配光パターンはこれに限定されるものではなく、32個のLEDグループを点灯させ、残りの32個のLEDグループを消灯させるものであれば他の配置を有するものでもよい。
調光50%で照明装置100を点灯する場合、制御用マイクロコンピュータ22は、LEDグループG1〜G64の中で最小の積算点灯時間を有するLEDグループを選出する。仮に、LEDグループG9(図2参照)の積算点灯時間が最も短いとする。
制御用マイクロコンピュータ22は、調光50%用の配光パターン(図3の例でP1、P2)を参照し、G9の位置のLEDグループが点灯を示す配光パターンを選定する。図3の例では、配光パターンP1ではLEDグループG9は点灯を示し、配光パターンP2ではLEDグループG9は消灯を示す。制御用マイクロコンピュータ22は、積算点灯時間が短いLEDグループを点灯させるべく、配光パターンP1を選定する。この場合、配光パターンを1つだけ選定することができたので、制御用マイクロコンピュータ22は、配光パターンP1を最終的な配光パターンとして決定する。
制御用マイクロコンピュータ22は、配光パターンP1に応じて各LED31の点灯又は消灯を制御する。LED31を点灯させる場合、点灯させるLEDグループのタイマ計数フラグをセットして、点灯時にタイマ計数を開始する。
これにより、積算点灯時間が短いLEDを優先的に点灯させることができ、各LEDの寿命が偏ることを防止して、LEDの寿命を均一化するとともに照明装置100の発光面の発光分布を均一にして各LEDの点灯及び消灯させることができる。
図4は調光75%時の配光パターンの一例を示す説明図である。配光パターンは、図2に示すLED31の配置に対応しており、図4において白ヌキの部分はLED31が点灯する状態を示し、斜線の部分はLED31が消灯する状態を示す。また、調光75%時の配光パターンは、配光パターンP3〜P6の4種類例示してある。64個LEDグループのうち、調光75%に対応して48個のLEDグループを点灯させ、残りの16個のLEDグループを消灯させるような配光パターンとなっている。また、点灯状態のLEDグループによる発光分布が全体として均一になるように(偏らないように)、点灯させるLEDグループと消灯させるLEDグループとを適宜の間隔で配置してある。なお、配光パターンはこれに限定されるものではなく、48個のLEDグループを点灯させ、残りの16個のLEDグループを消灯させるものであれば他の配置を有するものでもよい。
調光75%で照明装置100を点灯する場合、制御用マイクロコンピュータ22は、LEDグループG1〜G64の中で最小の積算点灯時間を有するLEDグループを選出する。仮に、LEDグループG9(図2参照)の積算点灯時間が最も短いとする。
制御用マイクロコンピュータ22は、調光75%用の配光パターン(図4の例でP3〜P6)を参照し、G9の位置のLEDグループが点灯を示す配光パターンを選定する。図4の例では、配光パターンP3、P4、P5ではLEDグループG9は点灯を示し、配光パターンP6ではLEDグループG9は消灯を示す。制御用マイクロコンピュータ22は、積算点灯時間が短いLEDグループを点灯させるべく、配光パターンP3、P4、P5を選定する。
この場合、配光パターンを1つだけ選定することができないので、制御用マイクロコンピュータ22は、LEDグループG9を除く他のLEDグループの中で次に積算点灯時間が短いLEDグループを選出する。仮に、LEDグループG1(図2参照)の積算点灯時間が、LEDグループG9の次に短いとする。
制御用マイクロコンピュータ22は、先に選定した配光パターンP3、P4、P5を参照し、G1の位置のLEDグループが点灯を示す配光パターンを選定する。図4の例では、配光パターンP4、P5ではLEDグループG1は点灯を示し、配光パターンP3ではLEDグループG1は消灯を示す。制御用マイクロコンピュータ22は、配光パターンP4、P5を選定する。
この場合、配光パターンを1つだけ選定することができないので、制御用マイクロコンピュータ22は、LEDグループG9、G1を除く他のLEDグループの中で次に積算点灯時間が短いLEDグループを選出する。仮に、LEDグループG2(図2参照)の積算点灯時間が、LEDグループG1の次に短いとする。
制御用マイクロコンピュータ22は、先に選定した配光パターンP4、P5を参照し、G2の位置のLEDグループが点灯を示す配光パターンを選定する。図4の例では、配光パターンP5ではLEDグループG1は点灯を示し、配光パターンP4ではLEDグループG1は消灯を示す。従って、制御用マイクロコンピュータ22は、配光パターンP5を選定する。この場合、配光パターンを1つだけ選定することができたので、制御用マイクロコンピュータ22は、配光パターンP5を最終的な配光パターンとして決定する。
制御用マイクロコンピュータ22は、配光パターンP5に応じて各LED31の点灯又は消灯を制御する。LED31を点灯させる場合、点灯させるLEDグループのタイマ計数フラグをセットして、点灯時にタイマ計数を開始する。
上述のとおり、複数の配光パターンを選定した場合、すなわち、1つの配光パターンを選定することができない場合、制御用マイクロコンピュータ22は、選定した複数の配光パターンの中から、積算点灯時間が次に短いLEDグループの順に該LEDグループが点灯を示す配光パターンが1つになるまで順次選定し、選定した配光パターンを最終的な配光パターンとして決定する。これにより、積算点灯時間が短いLEDグループを優先的に点灯させることができ、各LEDの寿命が偏ることを防止することができるとともに、発光面の発光分布が均一の配光パターンに従って各LEDの点灯及び消灯を制御することができる。
また、調光率(例えば、50%、75%)に対応させて、調光率毎の配光パターンを予め決定しておき、調光レベルに応じた配光パターンの中から最終的な配光パターンを決定するので、調光レベル(調光率)に関わらず、LED31の寿命を均一化するとともにLED31の発光分布も均一化することができる。
次に本発明に係る照明装置100の動作について説明する。図5は照明装置100の処理手順を示すフローチャートである。制御用マイクロコンピュータ22は、点灯操作の有無を判定し(S11)、点灯操作がない場合(S11でNO)、ステップS11の処理を続ける。
点灯操作ありの場合(S11でYES)、制御用マイクロコンピュータ22は、点灯制御処理を行う(S12)。なお、点灯制御処理の詳細は後述する。制御用マイクロコンピュータ22は、点灯するLEDグループのタイマ計数フラグがセットされたタイマの計数を開始し(S13)、ユーザの操作による調光レベル(調光度合い)の変更の有無を判定する(S14)。
調光レベルの変更がある場合(S14でYES)、制御用マイクロコンピュータ22は、タイマの計数を停止し(S15)、計数値をメモリ24に記憶し(S16)、ステップS12の処理を続ける。この場合、計数値を過去の積算点灯時間に加算した積算点灯時間を記憶することもできる。これにより、今まで点灯していたLEDグループの積算点灯時間を更新することができる。
調光レベルの変更がない場合(S14でNO)、制御用マイクロコンピュータ22は、照明装置100の点灯を維持し、消灯操作の有無を判定する(S17)。消灯操作がない場合(S17でNO)、制御用マイクロコンピュータ22は、ステップS14以降の処理を続ける。
消灯操作があった場合(S17でYES)、制御用マイクロコンピュータ22は、すべてのLEDを消灯し(S18)、タイマの計数を停止し(S19)、計数値をメモリ24に記憶し(S20)、処理を終了する。これにより、今まで点灯していたLEDグループの積算点灯時間を更新することができる。
次に、点灯制御処理について説明する。図6は点灯制御処理の手順を示すフローチャートである。点灯制御処理は、例えば、LED31の寿命を均一化するとともに発光面の発光分布も均一化するための処理である。
制御用マイクロコンピュータ22は、照明装置100を調光モードで点灯させるのか、あるいは全灯モードで点灯させるのかを決定するために、調光の有無を判定する(S101)。なお、調光モード又は全灯モードは、ユーザの操作により設定される。
調光ありの場合(S101でYES)、制御用マイクロコンピュータ22は、最小(最短)の積算点灯時間のLEDグループを選出し(S102)、配光パターンを決定することができたか否かを判定する(S103)。なお、配光パターンの決定は、選出したLEDグループが点灯を示しているか否かで行うことができる。
配光パターンを決定することができない場合(S103でNO)、すなわち、複数の配光パターンが選定された場合、制御用マイクロコンピュータ22は、次に小さい(短い)積算点灯時間のLEDグループを選出し(S104)、配光パターンを決定することができたか否かを判定する(S105)。なお、配光パターンの決定は、選出したLEDグループが点灯を示しているか否かで行うことができる。
配光パターンを決定することができない場合(S105でNO)、すなわち、複数の配光パターンが選定された場合、制御用マイクロコンピュータ22は、ステップS104以降の処理を続ける。これにより、さらに次に小さい(短い)積算点灯時間のLEDグループを選出して、配光パターンが1つだけ選定することができるまで同様の処理を繰り返す。
配光パターンを決定することができた場合(S105でYES又はS103でYES)、制御用マイクロコンピュータ22は、点灯するLEDグループのタイマ計数フラグをセットし(S106)、LEDグループを点灯し(S107)、処理を終了する。
調光なしの場合(S101でNO)、制御用マイクロコンピュータ22は、全灯であるか否かを判定し(S108)、全灯である場合(S108でYES)、ステップS106の処理を行い、全灯でない場合(S108でNO)、処理を終了する。
実施の形態2
上述の実施の形態1では、積算点灯時間の短いLED31を優先的に点灯させることにより、LED31の寿命の均一化と発光面の発光分布の均一化とを図るものであったが、積算点灯時間の長いLED31を優先的に消灯させることにより、LED31の寿命の均一化と発光面の発光分布の均一化とを図ることもできる。なお、照明装置100の構成は実施の形態1と同様であるので説明は省略する。また、照明装置100の処理手順も図5で示した処理手順と同様であるので、説明は省略する。
以下、点灯制御処理について説明する。図7は実施の形態2の点灯制御処理の手順を示すフローチャートである。制御用マイクロコンピュータ22は、照明装置100を調光モードで点灯させるのか、あるいは全灯モードで点灯させるのかを決定するために、調光の有無を判定する(S201)。
調光ありの場合(S201でYES)、制御用マイクロコンピュータ22は、最大(最長)の積算点灯時間のLEDグループを選出し(S202)、配光パターンを決定することができたか否かを判定する(S203)。なお、配光パターンの決定は、選出したLEDグループが消灯を示しているか否かで行うことができる。
配光パターンを決定することができない場合(S203でNO)、すなわち、複数の配光パターンが選定された場合、制御用マイクロコンピュータ22は、次に大きい(長い)積算点灯時間のLEDグループを選出し(S204)、配光パターンを決定することができたか否かを判定する(S205)。なお、配光パターンの決定は、選出したLEDグループが消灯を示しているか否かで行うことができる。
配光パターンを決定することができない場合(S205でNO)、すなわち、複数の配光パターンが選定された場合、制御用マイクロコンピュータ22は、ステップS204以降の処理を続ける。これにより、さらに次に大きい(長い)積算点灯時間のLEDグループを選出して、配光パターンが1つだけ選定することができるまで同様の処理を繰り返す。
配光パターンを決定することができた場合(S205でYES又はS203でYES)、制御用マイクロコンピュータ22は、点灯するLEDグループのタイマ計数フラグをセットし(S206)、LEDグループを点灯し(S207)、処理を終了する。
調光なしの場合(S201でNO)、制御用マイクロコンピュータ22は、全灯であるか否かを判定し(S208)、全灯である場合(S208でYES)、ステップS206の処理を行い、全灯でない場合(S208でNO)、処理を終了する。
上述のとおり、複数の配光パターンを選定した場合、すなわち、1つの配光パターンを選定することができない場合、制御用マイクロコンピュータ22は、選定した複数の配光パターンの中から、積算点灯時間が次に長いLEDグループの順に該LEDグループが消灯を示す配光パターンが1つになるまで順次選定し、選定した配光パターンを最終的な配光パターンとして決定する。これにより、積算点灯時間が長いLEDグループを優先的に消灯させることができ、各LED31の寿命が偏ることを防止することができるとともに、発光面の発光分布が均一の配光パターンに従って各LED31の点灯及び消灯を制御することができる。
積算点灯時間の短いLED31を優先的に点灯させるか、あるいは、積算点灯時間の長いLED31を優先的に消灯させるかは、予め決定しておくことができるが、以下の方法により決定することもできる。
すなわち、算出した最小の積算点灯時間と次に小さい積算点灯時間との第1積算点灯時間差を算出するとともに、算出した最大の積算点灯時間と次に大きい積算点灯時間との第2積算点灯時間差を算出する。そして、算出した第1積算点灯時間差が第2積算点灯時間差より大きい場合、記憶した配光パターンの中から、最小の積算点灯時間のLED31が点灯を示す配光パターンを選定する。これにより、積算点灯時間が突出して短いLED31を点灯させることができ、LED31の寿命が極端に短くなることを防止することができる。
あるいは、算出した最小の積算点灯時間と次に小さい積算点灯時間との第1積算点灯時間差を算出するとともに、算出した最大の積算点灯時間と次に大きい積算点灯時間との第2積算点灯時間差を算出する。そして、算出した第1積算点灯時間差が第2積算点灯時間差より小さい場合、記憶した配光パターンの中から、最大の積算点灯時間のLED31が消灯を示す配光パターンを選定する。これにより、積算点灯時間が突出して長いLED31を消灯させることができ、LED31の寿命が極端に短くなることを防止することができる。
実施の形態3
上述の実施の形態1、2では、積算点灯時間の短い(小さい)順に、あるいは積算点灯時間が長い(大きい)順にLEDグループを選出して、配光パターンを決定する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、積算点灯時間の短いLED31と長いLED31とを交互に選出して配光パターンを決定することもできる。なお、照明装置100の構成は実施の形態1、2と同様であるので説明は省略する。また、照明装置100の処理手順も図5で示した処理手順と同様であるので、説明は省略する。
以下、点灯制御処理について説明する。図8は実施の形態3の点灯制御処理の手順を示すフローチャートである。制御用マイクロコンピュータ22は、照明装置100を調光モードで点灯させるのか、あるいは全灯モードで点灯させるのかを決定するために、調光の有無を判定する(S301)。
調光ありの場合(S301でYES)、制御用マイクロコンピュータ22は、最小又は次に小さい積算点灯時間のLEDグループを選出し(S302)、配光パターンを決定することができたか否かを判定する(S303)。なお、配光パターンの決定は、選出したLEDグループが点灯を示しているか否かで行うことができる。
配光パターンを決定することができない場合(S303でNO)、すなわち、複数の配光パターンが選定された場合、制御用マイクロコンピュータ22は、最大又は次に大きい積算点灯時間のLEDグループを選出し(S304)、配光パターンを決定することができたか否かを判定する(S305)。なお、配光パターンの決定は、選出したLEDグループが消灯を示しているか否かで行うことができる。
配光パターンを決定することができない場合(S305でNO)、すなわち、複数の配光パターンが選定された場合、制御用マイクロコンピュータ22は、ステップS302以降の処理を続ける。これにより、積算点灯時間の短いLED31と長いLED31とを交互に選出して、配光パターンが1つだけ選定できるまで同様の処理を繰り返す。
配光パターンを決定することができた場合(S305でYES又はS303でYES)、制御用マイクロコンピュータ22は、点灯するLEDグループのタイマ計数フラグをセットし(S306)、LEDグループを点灯し(S307)、処理を終了する。
調光なしの場合(S301でNO)、制御用マイクロコンピュータ22は、全灯であるか否かを判定し(S308)、全灯である場合(S308でYES)、ステップS306の処理を行い、全灯でない場合(S308でNO)、処理を終了する。
これにより、算出した最短(又は最長)の積算点灯時間のLED31が点灯(又は消灯)を示す配光パターンを決定することができない場合に、算出した最長(又は最短)の積算点灯時間のLED31が消灯(又は点灯)を示す配光パターンを決定することで、各LED31の寿命が偏ることを防止することができるとともに、発光面の発光分布が均一の配光パターンに従って各光源の点灯及び消灯を制御することができる。また、積算点灯時間が短いLED31と積算点灯時間が長いLED31とを交互に選出(特定)して配光パターンを1つに選定することができ、各LED31の寿命が偏ることを防止することができるとともに、発光分布が均一の配光パターンに従って各LED31の点灯及び消灯を制御することができる。
上述の実施の形態1〜3では、配光パターンを予め記憶しておく構成であったが、これに限定されるものではなく、動的に求めることもできる。例えば、算出した積算点灯時間が最も短いLEDグループ、若しくは積算点灯時間の短い方から複数のLEDグループを特定し、特定したLEDグループを点灯させた場合に、各LED31の配置に応じて発光分布が均一になるように他のLED31の点灯及び消灯を決定することもできる。また、逆に、算出した積算点灯時間が最も長いLEDグループ、若しくは積算点灯時間の長い方から複数のLEDグループを特定し、特定したLEDグループを消灯させた場合に、各LED31の配置に応じて発光分布が均一になるように他のLED31の点灯及び消灯を決定することもできる。これにより、配光パターンを予め記憶しておく必要がない。
また、算出した積算点灯時間が最も短い(又は長い)LEDグループが決定された場合、残りのLEDグループの点灯又は消灯を示す配置は、予め順位だけを定めておき、その順位に従って各LED31を点灯又は消灯させるようにしてもよい。これにより、点灯配置パターン(配光パターン)を決定するまでの時間を節約することができ、点灯開始の遅延を防止することができる。
実施の形態4
上述の実施の形態では、点灯させる光源(LEDグループ)を配光パターンにより選択する方法であったが、光源を選択する方法は、これに限定されるものではない。例えば、複数の光源で構成される発光面を予め複数の領域に区分けしておき、領域毎に調光率に応じて点灯させる光源の数を決定するとともに、各領域の各光源の積算点灯時間に基づいて各領域内のいずれの光源を点灯又は消灯させるかを決定することもできる。
図9は実施の形態4のLED31の配置の一例を示す説明図である。LED31の配置は、図2の場合と同様である。LEDグループG1〜G64で構成される発光面を複数の領域に分けておく。図9の例では、4つのLEDグループをまとめて1つの領域とし、発光面全体は16の領域に分けてある。
1つの領域に含まれるLEDグループの数は、調光率に応じて決定することができる。例えば、調光率が25%刻みである場合、1つの領域に4個のLEDグループを設ければよい。また、調光率が10%刻みである場合、1つの領域に10個のLEDグループを設けることができる。なお、1つの領域に含まれるLEDグループの数は、調光率に応じて動的に変更することもできる。すなわち、調光率に応じて分割する領域の数を変更することもできる。
次に点灯制御の方法について説明する。図10は実施の形態4の点灯制御処理の手順を示すフローチャートである。制御用マイクロコンピュータ22は、照明装置100を調光モードで点灯させるのか、あるいは全灯モードで点灯させるのかを決定するために、調光の有無を判定する(S401)。
調光ありの場合(S401でYES)、制御用マイクロコンピュータ22は、各領域の点灯又は消灯させるLEDグループの数を決定する(S402)。例えば、75%調光の場合、各領域内の1個のLEDグループを消灯させ、残りの3個のLEDグループを点灯させる。
制御用マイクロコンピュータ22は、領域毎に、積算点灯時間に基づいて点灯するLEDグループを決定する(S403)。例えば、図9の例で、領域1のLEDグループG1〜G4のうち、最長(最大)の積算点灯時間のLEDグループがG1とすれば、LEDグループG1を消灯させ、LEDグループG2〜G4を点灯させる。あるいは、領域1のLEDグループG1〜G4のうち、積算点灯時間が短い(小さい)順に3つのLEDグループを決定し、決定したLEDグループを点灯させ、残りの1個のLEDグループを消灯させてもよい。
制御用マイクロコンピュータ22は、点灯するLEDグループのタイマ計数フラグをセットし(S404)、LEDグループを点灯し(S405)、処理を終了する。調光なしの場合(S401でNO)、制御用マイクロコンピュータ22は、全灯であるか否かを判定し(S406)、全灯である場合(S406でYES)、ステップS404の処理を行い、全灯でない場合(S406でNO)、処理を終了する。
上述のとおり、領域毎に同じ割合で点灯又は消灯させるLEDグループを選択するので、発光面全体としてみれば、発光分布は略均一化することができる。また、積算点灯時間に応じて点灯又は消灯させるLEDグループを決定するので、LEDの寿命も均一化することができる。
以上説明したように、本発明にあっては、複数のLEDで構成する光源を備えた照明装置において、LEDそれぞれの点灯時間を可能な限り均等(均一)にすることができ、LEDの輝度低下を抑制してLEDの寿命を従来よりも長くすることができるとともに、調光時であっても、複数の光源で構成される発光面の発光分布を均一に維持することができる。また、各LEDの輝度低下を抑制することができることから、全灯時においても、LEDの発光むら、輝度むらなどを防止することができ、照明装置の見た目の美しさを損なうこともない。さらに、各LEDの輝度低下を抑制することができるので、照明装置の寿命を長くすることができる。
本発明に係る照明装置の構成の一例を示すブロック図である。 LEDの配置の一例を示す説明図である。 調光50%時の配光パターンの一例を示す説明図である。 調光75%時の配光パターンの一例を示す説明図である。 照明装置の処理手順を示すフローチャートである。 点灯制御処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2の点灯制御処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態3の点灯制御処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態4のLEDの配置の一例を示す説明図である。 実施の形態4の点灯制御処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 電源ユニット
20 制御ユニット
21 制御電源供給回路
22 制御用マイクロコンピュータ
23 赤外線リモコン受光部
24 メモリ
30 LEDユニット
31 LED

Claims (9)

  1. 複数の光源の点灯数を制御して調光を行う照明装置において、
    各光源の積算点灯時間を算出する算出手段を備え、
    前記各光源の積算点灯時間に基づいて、各光源の寿命の均一化を図るとともに、前記複数の光源から構成される発光面の発光分布が略均一となるように、点灯又は消灯させる光源を決定して調光することを特徴とする照明装置。
  2. 点灯又は消灯させる光源を所定の配光パターンに従って決定する決定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光源を点灯又は消灯させる配光パターンを複数記憶する記憶手段と、
    該記憶手段に記憶した配光パターンの中から、前記算出手段で算出した最小(又は最大)の積算点灯時間の光源が点灯(又は消灯)を示す配光パターンを選定する選定手段と
    を備え、
    前記決定手段は、
    前記選定手段で選定した配光パターンから1つの配光パターンを決定するように構成してあることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記選定手段は、
    複数の配光パターンを選定した場合、選定した複数の配光パターンの中から、前記算出手段で算出した積算点灯時間が次に小さい(又は大きい)光源が点灯(又は消灯)を示す配光パターンを選定するように構成してあり、
    前記決定手段は、
    前記選定手段で1つの配光パターンを選定した場合、該配光パターンを決定するように構成してあることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記選定手段は、
    複数の配光パターンを選定した場合、前記算出手段で算出した積算点灯時間が最大(又は最小)の光源が消灯(又は点灯)を示す配光パターンを選定するように構成してあることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  6. 前記選定手段は、
    複数の配光パターンを選定した場合、選定した複数の配光パターンの中から、前記算出手段で算出した積算点灯時間が次に小さい光源が点灯を示す配光パターン、又は前記算出手段で算出した積算点灯時間が次に大きい光源が消灯を示す配光パターンを交互に選定するように構成してあり、
    前記決定手段は、
    前記選定手段で1つの配光パターンを選定した場合、該配光パターンを決定するように構成してあることを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記算出手段で算出した最小の積算点灯時間と次に小さい積算点灯時間との第1積算点灯時間差を算出する第1積算点灯時間差算出手段と、
    前記算出手段で算出した最大の積算点灯時間と次に大きい積算点灯時間との第2積算点灯時間差を算出する第2積算点灯時間差算出手段と
    を備え、
    前記選定手段は、
    前記第1積算点灯時間差が前記第2積算点灯時間差より大きい(又は小さい)場合、前記記憶手段に記憶した配光パターンの中から、前記算出手段で算出した積算点灯時間が最小(又は最大)の光源が点灯(又は消灯)を示す配光パターンを選定するように構成してあることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  8. 前記記憶手段は、
    調光率毎に1又は複数の配光パターンを記憶するように構成してあることを特徴とする請求項3から請求項7までのいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 前記発光面は、
    複数の領域に分割してあり、
    点灯又は消灯させる光源を前記複数の領域毎に決定する決定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
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