JP2009289304A - ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メディアやコンテンツに適した設定値を短時間かつ極めて簡単な操作で装置に適用(反映)させる。
【解決手段】各種ディスクの再生が可能なディスク装置において、ディスクの種類または前記ディスクに記録された情報の種類に対応した動作条件をユーザがリモコン11より設定すると、制御部1は、その設定されたディスクの種類または情報の種類に対応させた動作条件の設定値をメモリ部1の第2記憶領域1b2に記憶する一方、第1記憶領域1b2に記憶されている1または複数個の動作条件をテレビ画面に表示し、その表示された1または複数個の動作条件の中から任意の1つの動作条件がユーザによって選択されることにより、その選択された動作条件の全ての設定値を反映させて再生動作を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Dis)、CD(Compact Disc)等の各種ディスクの記録や再生が可能なディスク装置に関する。
近年の記録再生装置は、ユーザにより自由に設定できる機能が多く存在する。例えば、画質調整機能によりコントラストや明るさなどを、視聴する映画に合わせて設定することが可能である。また、解像度や字幕言語の設定なども一般的である。
また、再生可能なメディアやフォーマットに関しても、DVD(Digital Versatile Disk)やBD(Blu-ray Dis)、CD−DA(Compact Disc-Digital Audio)、DVD−Audio、MP3、WMA等の数多くのメディアやフォーマットが存在する。これらのメディアやコンテンツを再生する際に、一度に多くの設定を行おうとすると、非常に煩雑な上、多大の時間を要することになる。
例えば、DVD−Videoなどの映像系のフォーマットでは、解像度、アスペクト比、コントラスト、明るさ、シャープネス、DNR、バーチャルサラウンド、字幕言語、音声言語、Dimmerなどの設定項目があり、JPEG等の静止画では、解像度、アスペクト比、コントラスト、明るさ、シャープネス、DNR、スライドショー、Dimmerなどの設定項目があり、DVD−Audio、CD−DA、MP3、WMAなどのオーディオ系のフォーマットでは、再生リストの使用、スピーカーの設定、バーチャルサラウンド、Dimmerなどの設定項目がある。また、同じ映像系のフォーマットでも、DVDとBLとでは設定項目に若干の違いがある。
このような設定項目は、ディスク装置を製造、出荷する段階で予めデフォルト値が設定されており、商品購入後にそのままディスクの記録や再生を行うと、そのデフォルト値の設定値が反映されて記録動作や再生動作が行われることになる。このように記録時や再生時等に反映される各種設定値は、例えばメモリ部に記憶されており、記録時や再生時には、このメモリ部に記憶されている設定値が常に反映されるようになっている。
そして、このメモリ部に記憶されている設定値を変更する場合、従来は、セットアップ画面から所望する設定項目を選択して表示し、その表示画面上で設定を変更して決定ボタンを操作することにより変更している。従って、ユーザが、DVD、BD、CD−DA、MP3、WMA等のそれぞれのメディアやフォーマットで記録されたコンテンツに対して各設定項目を適正に設定したい場合には、再生するメディアやフォーマットに応じてその都度、上記セットアップ画面から所望する設定項目を表示して、個別に設定変更する必要があり、極めて煩雑な操作となっていた。
そこで、このような煩雑さを解消するための技術が提案されている(例えば、特許文献1〜3等参照)。
特許文献1には、過去の設定項目や変更値を確認し、それを参考に装置の設定項目や初期値若しくは直前の変更値を変更することのできる電子装置が開示されている。具体的には、各設定項目の初期値を記憶する初期値記憶手段と、初期値を変更する設定の変更処理と、設定の変更処理により変更された変更値を記憶する現在値記憶手段とを備え、ユーザパネルを操作して変更された設定項目を抽出し、抽出された設定項目について、変更値記憶手段に記憶された変更値と初期値記憶手段に記憶された初期値とを共に表示する設定変更制御プログラムを設けた構成となっている。
また、特許文献2には、動作状態を設定するための操作手段と、前記操作手段に対して所定の登録操作が行われた時または所定のタイミング時の動作状態を一時的に記憶する一時記憶手段と、設定を変更した後に前記一時記憶手段に記憶した設定状態に戻す制御手段とを備えた放送信号受信装置が開示されている。すなわち、初期化した後も1つ前の設定状態に戻せる構成となっている。
また、特許文献3には、プレーヤの動作状況とストリームの管理情報やヘッダ情報から設定変更の候補項目を明示することで、当該機能にあまり詳しくないユーザに対しても、正しい設定値へ導き、使いやすくするアシスタント機能を提供することが開示されている。
特開2007−196461号公報 特開2007−158904号公報 特開2007−109296号公報
上記特許文献1によれば、過去の設定項目や変更値を確認することで、それを参考に装置の設定項目や初期値若しくは直前の変更値を変更することができる。しかし、その表示される過去の設定項目が、どのようなメディア(DVD、BD、CD等)やコンテンツ(映画、ドラマ、音楽、アニメーション等)に対する設定項目であるのかが分からなければ、それを参考にして装置の設定項目や初期値を変更しても、再生しようとするメディアやコンテンツに適した設定値に変更することができないといった問題があった。しかも、装置の設定項目や初期値若しくは直前の変更値の変更は、ユーザ自身が項目毎に行わなければならないため、依然として煩雑な操作が必要であった。
また、上記特許文献2によれば、初期化した後も1つ前の設定状態に簡単に戻すことが可能である。しかし、一つ前の設定状態が、どのようなメディアやコンテンツに対する設定状態であるのかが分からなければ、1つ前の設定状態に戻したとしても、その設定状態がこれから再生しようとするメディアやコンテンツに適した設定状態であるかどうかは分からないといった問題があった。そのため、1つ前の設定状態が、これから再生しようとするメディアやコンテンツに適した設定状態でない場合には、再生しようとするメディアやコンテンツに適した設定状態となるように、ユーザ自身が個々の設定項目について個別に設定する必要があった。
また、上記特許文献3によれば、プレーヤの動作状況とストリームの管理情報やヘッダ情報から設定変更の候補項目を明示することは可能であるが、その明示された設定項目毎に、これから再生しようとするコンテンツやメディアに適した設定値にユーザ自身が変更する必要があった。
すなわち、上記特許文献1〜3に記載のものはいずれも、これから再生しようとするメディアやコンテンツに適した設定値に簡単に変更できるものではなく、そのようなメディアやコンテンツに適した設定値に変更するためには、従来通り各設定項目から必要な項目を個別に設定していく必要があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、メディアやコンテンツに適した設定値を短時間かつ極めて簡単な操作で装置に適用(反映)させることのできるディスク装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のディスク装置は、各種ディスクの記録や再生が可能なディスク装置において、前記ディスクの種類または前記ディスクに記録された情報の種類に対応した動作条件をユーザが設定する設定手段と、前記設定手段にて設定されたディスクの種類または情報の種類に対応させた動作条件の設定値を1または複数個記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている1または複数個の動作条件を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された1または複数個の動作条件の中から任意の1つの動作条件がユーザによって選択されることにより、その選択された動作条件の全ての設定値を反映させて動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴としている。
ここで、前記ディスクの種類としては、DVD、BD、CD等の各種光ディスクを例示することができる。また、前記情報の種類としては、動画または静止画のいずれかの情報であり、映像系または音声系に分類することができる。より具体的には、映像系の種類としては、映画、ドラマ、アニメーション等のコンテンツデータがある。また、音声系としては、音楽や歌などがある。
各種ディスクの再生が可能なディスク装置では、ユーザにより自由に設定できる機能が多く存在する。例えば、DVD−Videoなどの映像系のフォーマットでは、解像度、アスペクト比、コントラスト、明るさ、シャープネス、DNR、バーチャルサラウンド、字幕言語、音声言語、Dimmerなどの設定項目があり、JPEG等の静止画では、解像度、アスペクト比、コントラスト、明るさ、シャープネス、DNR、スライドショー、Dimmerなどの設定項目があり、DVD−Audio、CD−DA、MP3、WMAなどのオーディオ系のフォーマットでは、再生リストの使用、スピーカーの設定、バーチャルサラウンド、Dimmerなどの設定項目がある。また、同じ映像系のフォーマットでも、DVDとBLとでは設定項目に若干の違いがある。
従って、ユーザは、例えば上記の映像系、オーディオ系、静止画等の情報の種類(コンテンツ)に従って上記各項目(動作条件)を予め設定して記憶手段に記憶し、ディスクを再生するときに、記憶手段に記憶されている情報の種類と、各情報の種類毎に設定されている動作条件(設定値)とを表示することで、ユーザにどの動作条件で再生するのかを容易に選択可能とすることができる。これにより、ユーザは、表示手段に表示された1または複数の情報の種類の中から所望する1つを選択するだけで、その選択された情報の種類に対応付けられている動作条件(各種設定値)を装置に自動的に反映(適用)させることができる。
本発明のディスク装置によれば、ユーザは、表示手段に表示された情報の種類を選択するだけで、その情報の種類に対応付けられている動作条件(各種設定値)の全てを装置に自動的に反映(適用)させることができるので、記録や再生に際して、そのメディアまたはコンテンツに最も適した動作条件(設定値)を極めて簡単な操作でかつ短時間に設定することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るディスク装置の一実施形態であるハードディスク(HD)内蔵型ディスク装置の電気的構成を示すブロック図である。
本実施形態のHD内蔵型ディスク装置10は、制御部1、テレビ番組等の放送電波を受信するアンテナ2に接続されたチューナ3、信号処理部4、記録媒体であるDVDやBD、CD−DA等のディスク20の着脱が可能なディスク読書部5、リモコン11からのコントロール信号を受信するリモコン受信部6、表示部7、操作部8、ハードディスク(HD)9からなり、信号処理部4の出力がテレビジョン受像機(以下、テレビという)30に接続されている。
制御部1は、CPU1a、及びメモリ部1b等から構成されている。メモリ部1bは、本装置の各種動作プログラムが格納されたROM、動作時には種々のデータの一時保存やワークエリアとして働くRAM、後述する各種動作条件の設定値を記憶するフラッシュメモリやEEPROM等からなる。チューナ3は、アンテナ2で受信した放送電波から映像を含んだアナログの信号を抽出する。信号処理部4は、アナログやデジタルの信号処理用の回路から構成されている。この信号処理部4は、チューナ3から入力されるアナログの信号をテレビ30に出力したり、デジタル化した後にMPEG(Motion Picture Experts Group)形式等の圧縮されたデータに処理してディスク読書部5や制御部1に出力する。
ディスク読書部5は、ピックアップやピックアップ駆動回路やディスク駆動回路等から構成されている。このディスク読書部5は、信号処理部4から出力されるデータをディスク20に記録したり、ディスク20に記録されているデータを読み込んで信号処理部4に出力したりする。信号処理部4は、ディスク読書部5から出力されるディスク20のデータを再生し、アナログの信号に処理した後テレビ30に出力する。また、信号処理部4は、OSD回路を備えており、制御部1からの制御により、テレビ30のモニタにメニュー画面等の表示を行うようになっている。テレビ30は信号処理部4から出力されるアナログの信号に基づいてCRT等のモニタに映像を映し出し、スピーカから音声を出力する。
表示部7は、時間や本装置の動作状態等を表示するものであり、FLD(蛍光表示管)やLEDランプ等を備えている。操作部8は、本装置本体の前面等に設けられたボタンやスイッチ等を備えた操作パネル部である。
リモコン11と操作部8には、再生、録画、早送り、巻戻し、及び停止といった本装置10の動作を指示するために操作するキーが設けられている。また、リモコン11には、本発明の特徴である動作条件(各種設定項目)をユーザが設定するためのキー等も設けられている。
図2は、リモコン11のキー配置の構造を示す説明図である。ただし、図2には、本発明に係わるキーのみを図示しており、その他のキーについては図示を省略若しくは簡略化している。すなわち、リモコン11には、電源キー111、テンキー112、メニューキー113、録画キー114、上下左右キー115、決定キー116、及びその他の各種機能キー117が設けられている。
上記したように、各種ディスクの再生が可能なディスク装置では、ユーザにより自由に設定できる機能が多く存在する。そして、このような設定項目は、ディスク装置を製造、出荷する段階で予め設定された1種類のデフォルト値が常に反映されるようになっている。そのため、ユーザが、DVD、BD、CD−DA、MP3、WMA等のそれぞれのメディアやフォーマットで記録されたコンテンツに対して各設定項目を適正に設定したい場合には、その都度、セットアップ画面から所望する設定項目を表示して、個別に設定変更する必要があった。このデフォルト値、すなわち記録時や再生時に装置に反映させる各種設定項目の設定値は、本実施形態では、メモリ部1bの第1記憶領域1b1に記憶されている。
そこで、本実施形態では、メモリ部1bの第1記憶領域1b1に記憶されている各種設定項目の設定値を、極めて簡単な操作でかつ短時間に、所望するメディアに適した設定値に変更できるように(すなわち、書き換えられるように)したものである。
すなわち、制御部1は、第1記憶領域1b1に記憶されている各種設定値とは別に、メモリ部1bの第2記憶領域1b2に、ユーザによりコンテンツ毎に設定された各種設定項目の設定値を記憶し、任意のディスクの記録時または再生時には、メモリ部1bの第2記憶領域1b2に記憶されているコンテンツ毎の設定項目の設定値をテレビ30に表示し、表示された設定項目の中から任意の設定項目がユーザによって選択されることにより、その選択された設定項目の全ての設定値を当該装置に反映させて記録または再生制御を行うようになっている。
以下、制御部1によるコンテンツ毎の設定項目の記憶処理動作、及び、第2記憶領域1b2に記憶されているコンテンツ毎の設定項目の1つを第1記憶領域1b1に上書きして装置の記録動作または再生動作に反映させる処理動作について説明する。
(1)まず、コンテンツ毎の設定項目の記憶処理動作について、図3に示す画面遷移図及び図4に示す記憶設定例を参照して説明する。
まず、リモコン11のメニューキー113を操作してテレビ30の画面(以下、テレビ画面という。)にメニュー画面41を表示する。このメニュー画面41には、「セットアップ」を含む従来からの項目に加え、本発明の特徴である「コンテンツ毎の設定項目の設定」の項目が追加表示されている。ユーザは、このメニュー画面41から、「コンテンツ毎の設定項目の設定」を選択する。具体的には、上下左右キー115によって画面上のカーソルを「コンテンツ毎の設定項目の設定」上に移動し、この状態で決定キー116を押すことによって選択することができる。以下の説明では省略するが、カーソルの移動や決定は、上記のキー操作と同様にして行うことができる。
この選択によりセットアップ画面に移行する。以後の設定手順は、上記した従来の場合と同様、セットアップ画面から所望する設定項目を順次選択して表示し、その表示画面上で設定を順次変更して決定キー116を操作することにより行う。そして、最後に画面上に表示される「確認」ボタンを操作すると、テレビ画面には、今回設定した設定項目の一覧画面42(図3(b)参照)が表示されるので、その内容を確認したユーザが、画面下の「決定」ボタンを操作すると、テレビ画面には、その設定項目に付与するタイトル名の一覧画面43(図3(c)参照)が表示される。
ユーザは、そのタイトル一覧から付与するタイトルを選択し、決定ボタンを操作すると、その選択したタイトルが画面上の「タイトル名」の窓に入力されるので、ユーザはその入力を確認後、再度「決定ボタン」を操作する。これにより、付与されたタイトル名とともに、その設定項目の設定値がメモリ部1bの第2記憶領域1b2に記憶される。なお、タイトル名の入力は、一覧からの選択だけでなく、タイトル名に直接入力できるようにしてもよい。例えば、家族の名前等を入力することで、コンテンツの設定項目を個人毎に分類することも可能となる。
ユーザは、このような設定項目の記憶処理動作を各種メディアやコンテンツに対して適宜実施することで、例えばDVDに適した設定項目、BDに適した設定項目、CDに適した設定項目、さらには記録形式や出力形式に着目して、DVD−Videoなどの映像系に適した設定項目、JPEG等の静止画に適した設定項目、DVD−Audio、CD−DA、MP3、WMAなどのオーディオ系に適した設定項目、さらにはコンテンツの種類に着目して、映画に適した設定項目、ドラマに適した設定項目、アニメーションに適した設定項目などの各種の設定項目が、メモリ部1bの第2記憶領域1b2に記憶されることになる。
図4は、第2記憶領域1b2に記憶された各種コンテンツ等に対応した設定項目の設定値の一例を示しており、(a)は映像系、(b)は静止画、(c)はオーディオ系の設定例を示している。
(2)次に、第2記憶領域1b2に記憶されているコンテンツ毎の設定項目の1つを第1記憶領域1b1に上書きして装置の記録動作または再生動作に反映させる処理動作について、図5に示す画面遷移図を参照して説明する。
例えば、DVDを再生しようとするユーザが、現在の第1記憶領域1b1に記憶されている設定値から例えばDVDに適した設定値に変更したいと考えた場合、まず、図3(a)に示すメニュー画面41を表示し、「セットアップ」を選択する。これにより、テレビ画面には、図5(a)に示すセットアップ画面51が表示される。このセットアップ画面51には、従来通からの設定項目に加え、本発明の特徴である「設定項目の簡単設定」の項目が追加表示されている。ユーザは、このセットアップ画面51から、「設定項目の簡単設定」を選択すると、テレビ画面には、図5(b)に示す簡単設定画面52が表示される。
簡単設定画面52には、画面左側に先ほど付したタイトル名に該当する項目の一覧が表示され、画面右側にその設定内容の概要が表示されるようになっている。概要としては、例えば設定項目のうち主な2〜3の項目の設定値を表示するようにしてもよいが、これに限定されるものではない。
この後、ユーザが、この簡単設定画面52から所望するタイトル名(ここでは、「DVD」)を選択すると、図5(c)に示すように、そのタイトル名に対応付けられている設定項目の一覧53が表示される。この表示内容を確認したユーザが、画面下の「決定」ボタンを操作すると、制御部1は、図5(c)に示す設定項目の設定値を、メモリ1bの第1記憶領域1b1に記憶されている各種設定値に上書きする形で書き換える。これにより、ユーザがリモコン11の再生キー(図示省略)を操作すると、制御部1は、この第1記憶領域1b1に記憶された各種設定値(動作条件)を装置に自動的に反映(適用)して、装填されているDVDの再生を開始することになる。
すなわち、再生に際して、その再生メディアまたはコンテンツに最も適した動作条件(設定値)を極めて簡単な操作でかつ短時間に設定することができるものである。なお、上記説明では再生動作を例に挙げて説明しているが、記録動作の場合も同様にして第1記憶領域1b1の設定値を変更することが可能である。
なお、家族間で異なる設定の使い分けを行う例としては、例えば、映画用の設定では16:9のワイド設定、音声は英語で、字幕は日本語とし、アニメーション用の設定では、4:3のアスペクト設定、音声は日本語、字幕は無しといった具合に、親と子供で設定の使い分けをすることが可能である。
本発明に係る映像記録再生装置の一実施形態であるハードディスク(HD)内蔵型DVDレコーダの電気的構成を示すブロック図である。 リモコンのキー配置の構造を示す説明図である。 コンテンツ毎の設定項目の記憶処理動作を説明するための画面遷移図である。 コンテンツ毎の設定項目の記憶処理動作による記憶設定例を示す説明図である。 第2記憶領域に記憶されているコンテンツ毎の設定項目の1つを第1記憶領域に上書きして装置の再生動作に反映させる処理動作を説明するための画面遷移図である。
符号の説明
1 制御部
1a CPU
1b メモリ部
1b1 第1記憶領域
1b2 第2記憶領域
2 アンテナ
3 チューナ
4 信号処理部
5 ディスク読書部
6 リモコン受信部
7 表示部
8 操作部
9 ハードディスク(HD)
10 HD内蔵型ディスク装置
11 リモコン
20 ディスク
30 テレビ
111 電源キー
112 テンキー
113 メニューキー
114 録画キー
115 上下左右キー
116 決定キー

Claims (5)

  1. 各種ディスクの記録や再生が可能なディスク装置において、
    前記ディスクの種類または前記ディスクに記録された情報の種類に対応した動作条件をユーザが設定する設定手段と、
    前記設定手段にて設定されたディスクの種類または情報の種類に対応させた動作条件の設定値を1または複数個記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている1または複数個の動作条件を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された1または複数個の動作条件の中から任意の1つの動作条件がユーザによって選択されることにより、その選択された動作条件の全ての設定値を反映させて動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするディスク装置。
  2. 請求項1に記載のディスク装置において、
    前記ディスクの種類が、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Dis)、CD(Compact Disc)であることを特徴とするディスク装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のディスク装置において、
    前記情報の種類が、動画または静止画であることを特徴とするディスク装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載のディスク装置において、
    前記情報の種類が、映像系または音声系であることを特徴とするディスク装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載のディスク装置において、
    前記情報の種類が、映画、ドラマ、音楽、アニメーション等のコンテンツデータの種類であることを特徴とするディスク装置。

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