JP2009288741A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーン同士の境界において生じる画像の目地を、視認者に意識されないような画像表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る画像表示装置は、複数の単位画像表示装置1を備え、各単位画像表示装置1のスクリーン9が行列状に配置されて一画面10を構成する画像表示装置である。そして、各単位画像表示装置1において、スクリーン9に映像信号によって変調されたレーザー光が照射され、スクリーン9のレーザー光が照射される主面上には、複数の蛍光体11が所定方向に配設される。そして、一画面10において、一のスクリーン9内で互いに隣り合う蛍光体11同士の所定方向のピッチd1は、互いに隣り合うスクリーン9同士の境界を挟んで互いに隣り合う蛍光体11同士の所定方向のピッチd2と同じである。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像表示装置に関するものであり、特に、各単位画像表示装置のスクリーンが行列状に配置されて一画面を構成する画像表示装置に関する発明である。
複数のR,G,Bの蛍光体が塗布されたスクリーン上に、映像信号によって変調されたレーザー光を2次元的に走査させて照射することにより、スクリーンに映像を表示する画像表示装置がある。特許文献1には、一のスクリーン上に蛍光塗料を等間隔を設け、その蛍光塗料を選択的に発光させることにより、そのスクリーンに画像を表示する画像表示装置が記載されている。一方、一のスクリーンに画像を表示するのではなく、複数の単位画像表示装置のスクリーンを行列状に配置して一画面を構成し、その一画面に画像を表示する画像表示装置も提案されている。この画像表示装置では、各スクリーンの位置を固定するために、各スクリーンの周縁部にベゼルなどのスクリーン保持部が設けられる。
米国特許出願公開第2007/0046176号明細書
しかしながら、スクリーン同士の間には、スクリーン保持部や隙間が介在するため、それらの境界の画素間隔は、他の領域の画素間隔よりも広くなっていた。その結果、一画面における画素間隔が不均一となるため、画像に目地(切れ目)が生じ、視認者に意識されるという問題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、スクリーン同士の境界において生じる画像の目地が、視認者に意識されないような画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像表示装置は、複数の単位画像表示装置を備え、各前記単位画像表示装置のスクリーンが行列状に配置されて一画面を構成する画像表示装置である。各前記単位画像表示装置において、前記スクリーンに映像信号によって変調されたレーザー光が照射され、前記スクリーンの前記レーザー光が照射される主面上には、複数の蛍光体が所定方向に配設される。前記一画面において、一の前記スクリーン内で互いに隣り合う前記蛍光体同士の前記所定方向のピッチは、互いに隣り合う前記スクリーン同士の境界を挟んで互いに隣り合う前記蛍光体同士の前記所定方向のピッチと同じである。
本発明の画像表示装置によれば、一画面上の蛍光体の間隔を均一にすることにより、スクリーン同士の境界において生じる画像の目地を、視認者に意識されないようにすることができる。
<実施の形態1>
本実施の形態に係る画像表示装置は、複数の単位画像表示装置を備え、各単位画像表示装置のスクリーンが行列状に配置されて一画面を構成する。図1は、本実施の形態に係る画像表示装置が備える一の単位画像表示装置1を示す。図1に示すように、一の単位画像表示装置は、パソコン(パーソナルコンピュータ:以下、PC)2と、映像信号処理回路3と、変調手段4と、レーザー光源5と、スキャン光学系6と、スキャン制御回路7と、投射レンズ8と、スクリーン9とを備える。
PC2は、映像信号を生成する。映像信号処理回路3は、PC2で生成した映像信号に所定の信号処理、例えば、解像度の変換、ガンマ補正、色・輝度レベル調整、同期処理、フレームレート変換を施し、その映像信号を変調手段4に出力する。また、映像信号処理回路3は、垂直および水平同期信号からなる同期信号を、スキャン制御回路7に出力する。
レーザー光源5は、レーザー光、例えば、紫外レーザー光、青色レーザー光を出力する。変調手段4は、レーザー光源5から出力される光線、つまり、レーザー光の光量を、映像信号処理回路3からの映像信号のレベルに応じて変調し、当該変調した光線をスキャン光学系6に出力する。スキャン制御回路7は、映像信号処理回路3からの同期信号に基づいて、スキャン光学系6の水平および垂直方向へのスキャン量を制御する。スキャン光学系6は、スキャン制御回路7の制御により、変調手段4からの出力光を、スクリーン9に2次元的に走査(スキャン)させながら照射する。スキャン光学系6としては、例えば、ポリゴンミラー、ガルバノミラーが用いられるほか、装置の小型化を目的として、MEMSミラーが用いられる。投射レンズ8は、レーザー光が2次元的に走査する領域を、図に示す破線のように、拡大する。
こうして、映像信号によって変調されたレーザー光がスクリーン9に照射される。図2は、各単位画像表示装置1のスクリーン9が行列状に配列されて構成される一画面(以下、画面と記すこともある)10を示す図である。本実施の形態に係る画像表示装置は、4台の単位画像表示装置1を備える。この図では、スクリーン9において、上述のレーザー光が照射される面が示されている。図に示すように、スクリーン9のレーザー光が照射される主面上には、複数の蛍光体11が所定方向に配設される。所定の方向は、本実施の形態では、縦および横(垂直および水平)方向である。
複数の蛍光体11は、図2の左側から右側にR,G,Bの順に配列された3色の蛍光体11R,11G,11Bを含む。蛍光体11Rが上述のレーザー光を受けると、蛍光体11R内部の材料が、そのレーザー光に応じて赤色の光を発光する。蛍光体11G,11Bも同様にして、緑色、青色の光を発光する。こうして、1組の3色の蛍光体11R,11G,11Bを、一画素とすることにより、本実施の形態に係る画像表示装置は、一画面10に画像を表示する。なお、以下、蛍光体11のことを、画素と記すこともある。本実施の形態では、図2に示すように、蛍光体11全体の形状は、略正方形の形状を有している。換言すれば、本実施の形態に係る一画素は、略正方形の形状を持つ正方画素である。蛍光体11は、例えば、塗布により、必要な画素数だけスクリーン9の主面上に設けられる。
スクリーン9それぞれの周縁部には、スクリーン保持部12が設けられている。スクリーン9それぞれを、図2に示すような配置で維持するためには、スクリーン9それぞれが、スクリーン保持部12によって固定される必要がある。そのため、スクリーン9同士の間には、スクリーン9同士にもともと存在する隙間に加えて、スクリーン保持部12が介在する。その結果、従来の画像表示装置では、スクリーン9同士の境界において、蛍光体11の間隔が不均一となり、画像の目地が、視認者に意識されるという問題があった。
そこで、本実施の画像表示装置では、一画面10において、一のスクリーン9内で互いに隣り合う蛍光体11同士の縦および横方向のピッチd1は、互いに隣り合うスクリーン9同士の境界を挟んで互いに隣り合う蛍光体11同士の縦および横方向のピッチd2と同じである。ピッチd1,d2は、スクリーン9同士にもともと存在する隙間、および、スクリーン保持部12の距離を考慮して決定される。以上のようにして、蛍光体11を配設することにより、単位画像表示装置1を複数組み合わせた場合でも、蛍光体11の間隔、つまり、画素間隔の均一性は保たれる。
なお、図2に示すハッチングが施された領域13には、例えば、塗布により、黒色材が設けられている。このように、本実施の形態では、各単位画像表示装置1のスクリーン9の複数の蛍光体11が設けられた主面において、複数の蛍光体11が設けられた領域以外の領域13には、黒色材が設けられる。
次に、図3を用いて、単位画像表示装置1におけるレーザー光の変調を説明する。図3(a)は、2次元に走査して照射されるレーザー光が、スクリーン9上の蛍光体11R,11G,11Bそれぞれを通過するときのタイミングを示す。図3(b)は、映像信号処理回路3から変調手段4に映像信号が出力されるタイミングを示す。図3(c)は、変調手段4が、シーケンスにより上述のレーザー光を変調し、そのレーザー光をスキャン光学系6に出力するタイミングを示す。
図2の左側から右側にレーザー光が走査されると、図3(a)に示すように、レーザー光は、蛍光体11R,11G,11Bの順に不連続で通過する。それに対して、映像信号処理回路3から変調手段4に出力される映像信号は、図3(b)に示すように、R,G,Bに関する信号を同時に含む。変調手段4は、図3(b)に示した映像信号を並び替えて、シーケンスに基づいて、スキャン光学系6への出力光を変調する。こうして、各単位画像表示装置1におけるレーザー光は、本実施の形態では、図3(c)に示すように、蛍光体11に照射されるタイミングに同期して変調される。なお、本実施の形態では、図3(c)において、R,G,Bと記した時間以外では、レーザー光をOFFにする。
以上のような本実施の形態に係る画像表示装置によれば、一のスクリーン9で互いに隣り合う蛍光体11同士の縦および横方向のピッチd1は、互いに隣り合うスクリーン9同士の境界を挟んで互いに隣り合う蛍光体11同士の縦および横方向のピッチd2と同じである。こうして、一画面10上の蛍光体の間隔を均一にすることにより、スクリーン9同士の境界において生じる画像の目地を、視認者に意識されないようにすることができる。
また、本実施の形態に係る画像表示装置では、各単位画像表示装置1におけるレーザー光は、蛍光体11に照射されるタイミングに同期して変調される。これにより、蛍光体11が塗布されていない領域13にはレーザー光が照射されないようにすることが可能となるため、コントラストを向上させることができる。
また、本実施の形態に係る画像表示装置では、スクリーン9の主面において、複数の蛍光体11が設けられた領域以外の領域13は、黒色材が設けられている。そのため、その領域13において、スクリーン9主面側からの光を吸収することができるため、大幅なコントラストの向上が見込まれる。
なお、本実施の形態では、垂直方向においても蛍光体11同士を互いに等しいピッチd1,d2だけ互いに離して不連続に形成した。しかし、垂直方向において蛍光体11が発光する間隔は、レーザー光のスキャン間隔で決まる。そのため、スキャン間隔を上述のピッチd1、d2と同じ距離にするのであれば、垂直方向において蛍光体11を連続に形成したものであっても、上述と同様の効果を得ることができる。
実施の形態1に係る画像表示装置の構成を示す図である。 実施の形態1に係る画像表示装置の構成を示す図である。 実施の形態1に係る画像表示装置の動作を示す図である。
符号の説明
1 単位画像表示装置、2 PC、3 映像信号処理回路、4 変調手段、5 レーザー光源、6 スキャン光学系、7 スキャン制御回路、8 投射レンズ、9 スクリーン、10 画面 11,11R,11G,11B 蛍光体、12 スクリーン保持部、13 領域、d1,d2 ピッチ。

Claims (3)

  1. 複数の単位画像表示装置を備え、各前記単位画像表示装置のスクリーンが行列状に配置されて一画面を構成する画像表示装置であって、
    各前記単位記画像表示装置において、
    前記スクリーンに映像信号によって変調されたレーザー光が照射され、
    前記スクリーンの前記レーザー光が照射される主面上には、複数の蛍光体が所定方向に配設され、
    前記一画面において、
    一の前記スクリーン内で互いに隣り合う前記蛍光体同士の前記所定方向のピッチは、互いに隣り合う前記スクリーン同士の境界を挟んで互いに隣り合う前記蛍光体同士の前記所定方向のピッチと同じである、
    画像表示装置。
  2. 各前記単位画像表示装置における前記レーザー光は、前記蛍光体に照射されるタイミングに同期して変調される、
    請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 各前記単位画像表示装置の前記スクリーンの前記複数の蛍光体が設けられた主面において、前記複数の蛍光体が設けられた領域以外の領域には、黒色材が設けられる、
    請求項1または請求項2に記載の画像表示装置。
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