JP2009288015A - 欠陥検査装置及び欠陥検査方法 - Google Patents

欠陥検査装置及び欠陥検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】迅速かつ容易に検査対象の欠陥検査を行うことができる欠陥検査装置及び欠陥検査方法を提供すること。
【解決手段】搬送路において搬送される検査対象の欠陥を検査する欠陥検査装置であって、前記搬送路の撮像位置における検査対象の有無を検出する検出手段と、前記検出手段が有と判定している間に、前記撮像位置における検査対象を撮像し、画像データを生成する撮像手段と、前記検出手段が有と判定している間に、前記撮像手段によって生成された画像データに基づいて、前記検査対象の全ラインよりも少ないライン単位で欠陥検出処理を順次行う欠陥検出手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、搬送路において搬送される検査対象の欠陥を検査する欠陥検査装置及び欠陥検査方法に関する。
従来、搬送路上において搬送される枚葉などの検査対象の異物、汚れ又は疵などの欠陥を検査する種々の欠陥検査装置が利用されている。これら欠陥検査装置としては、ラインCCDカメラによって検査対象全面の画像データを撮像し、この全面の画像データを解析することにより、欠陥の有無を判定するものが知られている。例えば、枚葉フィルムの全面画像を撮像し、この全面画像から検査有効領域を抽出し、さらに、抽出された有効領域内の欠陥を検査する欠陥検査装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
これにより、搬送路上の検査対象の欠陥の有無が検査される。
特開2007−139666号公報
しかしながら、上記のような欠陥検査装置では、検査対象の全面の画像データを読み取る必要があるため、大容量のメモリが必要になってしまうだけでなく、次々に搬送されてくる検査対象の時間間隔が短いと、欠陥検査の処理が終了する前に次の検査対象が搬送されてきてしまうため、欠陥検査を行うことができなくなってしまうという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、迅速かつ容易に検査対象の欠陥検査を行うことができる欠陥検査装置及び欠陥検査方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、搬送路において搬送される検査対象の欠陥を検査する欠陥検査装置であって、前記搬送路の撮像位置における検査対象の有無を検出する検出手段と、前記検出手段が有と判定している間に、前記撮像位置における検査対象を撮像し、画像データを生成する撮像手段と、前記検出手段が有と判定している間に、前記撮像手段によって生成された画像データに基づいて、前記検査対象の全ラインよりも少ないライン単位で欠陥検出処理を順次行う欠陥検出手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記欠陥検出手段が、前記検出手段が有と判定している間に、前記ライン単位で前記欠陥検出処理を行い、前記検出手段が無と判定している間に、前記検出手段が有から無と判定したときの前記欠陥検出処理が行われていない未処理ラインの欠陥検出処理を行うことを特徴とする。
また、本発明は、前記欠陥検出手段が、前記欠陥検出処理のステップごとに前記ライン単位で交互に行うことを特徴とする。
また、本発明は、搬送路において搬送される検査対象の欠陥を検査する欠陥検査方法であって、前記搬送路の撮像位置における検査対象の有無を検出する検出工程と、前記検出工程によって有と判定している間に、前記撮像位置における検査対象を撮像し、画像データを生成する撮像工程と、前記検出手段が有と判定している間に、前記撮像工程によって生成された画像データに基づいて、前記検査対象の全ラインよりも少ないライン単位で欠陥検出処理を順次行う欠陥検出工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、迅速かつ容易に検査対象の欠陥検査を行うことができる。
(実施形態1)
以下、本発明の第1の実施形態における欠陥検査装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態としての欠陥検査装置を示したものである。
欠陥検査装置1の検査対象2は、ベルトコンベアなどの生産ライン20によって、走行方向Aに搬送される長方形の樹脂板や枚葉フィルムなどのシートである。
この欠陥検査装置1は、所定分解能のパルスを出力するエンコーダ3と、検査対象2の有無を検出するセンサ4と、照明光を照射する照明部5とを備えている。また、欠陥検査装置1は、ラインごとに撮像を行うラインCCDカメラ(撮像手段)6と、検査結果に応じて良品(OK)と不良品(NG)とに分別する分別機11とを備えている。
エンコーダ3は、ベルトコンベアの回転に応じたパルスを出力するものであり、生産ライン20の走行速度が変化しても、あらかじめ設定された分解能パルスを出力することにより、速度追従を行うためのものである。また、エンコーダ3は、欠陥検査結果のOK/NG出力タイミングを調整するための測長パルスを出力する。
センサ4は、生産ライン20によって搬送される検出位置P1における検査対象2の有無を検出する。すなわち、センサ4は、例えば光学センサなどからなり、検出位置P1に検査対象2が配されると、検出信号を出力する。
照明部5は、高周波点灯蛍光灯、石英ロッド照明、光ファイバ照明などのライン状照明装置であって、読取位置(撮像位置)P2に照明光を照射する。
ラインCCDカメラ6は、照明部5による照明のもと、読取位置P2の検査対象2を撮像する。このラインCCDカメラ6としては、2048素子、5000素子、7450素子のものがあり、検査対象2の幅、走行速度及び欠陥を検出するために必要な分解能により、それら素子数や台数が設定される。
分別機11は、検査結果が良であると、検査対象2をOK側に搬送し、検査結果が不良であると、検査対象2をNG側に搬送することにより、良品と不良品とを分別する。
また、欠陥検査装置1は、図2に示すように、シーケンサ7と、このシーケンサ7に接続された制御PC(Personal Computer)9と、この制御PC9に接続された画像処理装置(欠陥検出装置)8及び操作PC10とを備えている。
シーケンサ7は、センサ4から出力された検出信号が入力されると、エンコーダ3から出力されたパルスをカウントし、当該パルスがあらかじめ設定された所定のパルス数に達すると、分解能パルスを画像処理装置8に出力する。
ここで、所定のパルス数は、検査対象2が検出位置P1から読取位置P2にまで至る距離L1に合わせて設定されるものである。すなわち、検査対象2が検出位置P1に配されてから、エンコーダ3から所定数のパルスが出力されると、検査対象2が読取位置P2に配されたことになる。なお、エンコーダ3、センサ4及びシーケンサ7は、読取位置P2における検査対象2の有無を検出する検出手段として機能するものである。
また、シーケンサ7は、制御PC9から出力されるOK信号又はNG信号に基づいて、分別機11を駆動する。
制御PC9は、画像処理装置8、照明部5及びシーケンサ7を高速制御するためのリアルタイムOSを採用したコンピュータである。
画像処理装置8は分解能パルスを入力すると画像データを入力し、欠陥検出処理を行う。
さらに、シーケンサ7は、未処理ラインの欠陥検出処理を行うための処理信号を画像処理装置8に出力する。すなわち、読取位置P2において検査対象2が検出されなくなったときに画像処理装置8に入力されていた撮像データのライン数が、画像処理装置8による欠陥検出処理のライン単位に満たない場合があるが、この場合でも、画像処理装置8は、処理信号を受け付けると、ライン単位未満のライン数で欠陥検出処理を行う。
また、制御PC9は、画像処理装置8から出力された欠陥データを、欠陥NO、欠陥座標、欠陥サイズ及び欠陥分類名など欠陥詳細データとして操作PC10に出力する。
操作PC10は、検査条件の設定、検査中の画面表示、過去の検査結果の参照などを行うものであり、Windows(登録商標)OSを採用したコンピュータである。制御PC9から出力された欠陥詳細データを受け付けると、リストやマップ、画像として表示部に表示する。
画像処理装置8は、シーケンサ7から出力される分解能パルスのON/OFFに応じて、ラインCCDカメラ6から出力される撮像データの読み出し及び読み出しの停止を順次行う。また、画像処理装置8は、読み出した撮像データに基づいて、あらかじめ設定された所定のライン単位で、リアルタイムに欠陥検出処理を順次行う。
図3は、画像処理装置8を示すブロック図である。
画像処理装置8は、カメラIF12と、速度補正部13と、シェーディング補正部14と、2値化処理部15と、符号化処理部16と、連結性処理部17とを備えている。
カメラIF12は、ラインCCDカメラ6の撮像データを入力するためのインターフェースである。
速度補正部13は、生産ライン20の速度に関わらず、流れ方向分解能を一定とするため、読み出し信号が入力されたときのみ、ラインCCDカメラ6の撮像データを入力するものである。
シェーディング補正部14は、読み出した撮像データを補正する。すなわち、レンズの歪や照明斑などのため、ラインCCDカメラ6の撮像データは、素子位置により出力値のばらつきがある。シェーディング補正部14は、入力された基準データの値が、あらかじめ設定された目標値となる補正係数を1画素単位で作成し、ラインCCDカメラ6の撮像データにシェーディング補正係数を乗算することにより、撮像データを補正する。シェーディング補正係数は、検査中にも読み出し信号が入力されている間に更新することにより、地合いの変化に追従し、検出感度を安定化させている。
2値化処理部15は、あらかじめ設定された閾値よりも明るい場合を明欠陥、暗い場合を暗欠陥として撮像データを2値化し、2値データを符号化処理部16に出力する。閾値は、正常部を100%として、%で設定される。また、検査中も閾値を更新することにより、検出感度を安定化させている。2値化の領域は、あらかじめ設定された検査範囲のみで設定される。検査範囲外の領域は、欠陥検出されない。また、2値化の領域が自動設定される場合には、検査対象2のエッジが検出されることにより設定される。
符号化処理部16は、連結性処理部17からの符号化切替要求により、ライン単位である符号化系列A,Bを切り替え、2値化処理部15から出力された2値データを、設定された画像処理単位(ライン単位)で圧縮し、連結性処理部17に出力する。
連結性処理部17は、欠陥の面積、幅、長さ、座標などの特徴量を抽出し、制御PC9に出力する。
次に、このように構成された本実施形態における欠陥検査装置1の作用について説明する。
図5は、画像処理装置8の欠陥検出処理のタイミングを示す説明図である。
生産ライン20によって搬送されてきた検査対象2が検出位置P1に配されると、センサ4が検出信号をシーケンサ7に出力する。すなわち、センサ4は、検査対象2が検出位置P1にある間、パルスをオンに保持し、検査対象2が検出位置P1にないときオフにする。図5において、T1からT7までオンとされている。つまり、T1のときに、検査対象2の走行方向Aの先端辺が検出位置P1に到達し、T7のときに、同一の検査対象2の後端辺が検出位置P1から走行方向Aに離れることになる。
シーケンサ7は、センサ4から出力された検出信号を読み出すと、エンコーダ3から出力されたパルスをカウントし、所定のパルス数に達すると、分解能パルスを画像処理装置8に出力する。すなわち、シーケンサ7は、検査対象2が読取位置P2にある間、パルスをオンに保持し、検査対象2が読取位置P2にないときオフにする。ここで、検査対象2の検査範囲は、走行方向Aの両端からC(mm)内側とするため、検出位置P1から読取位置P2までの距離をL1とすると、T1からT2までの時間は、L1+Cの距離を検査対象2が走行する時間に相当する。そのため、T2のときに、検査対象2の先端辺よりC(mm)内側が読取位置P2に到達する。一方、T7からT10までの時間は、L1−Cの距離を検査対象2が走行する時間に相当する。そのため、T10のときに、検査対象2の検査範囲のC(mm)内側が読取位置P2から離れることになる。
シーケンサ7はT2からT10の間、分解能パルスを画像処理装置8に出力する。
画像処理装置8は、分解能パルスを入力すると、撮像データをラインCCDカメラ6から読み出し、系列Aの分の欠陥検出処理の前ステップ(速度補正、シェーディング補正、2値化及び符号化)の処理を行う。
さらに、T2からあらかじめ設定された時間の経過後(T3)、画像処理装置8は、系列Aの前ステップを終了し、系列Bの撮像データの読み出し及び前ステップの処理に切り替える。そして、画像処理装置8は、系列Bの前ステップ等の処理と同時に、系列Aの後ステップ(符号化処理)の処理を行う。
さらに、T3からあらかじめ設定された時間の経過後(T4)、画像処理装置8は、系列Bの前ステップを終了し、次のラインの系列Aの撮像データの読み出し及び前ステップの処理に切り替えるとともに、系列Bの後ステップ(符号化処理)の処理を行う。
すなわち、画像処理装置8は、欠陥検出処理の所定のステップごとに、ライン単位で交互に欠陥検出処理を行う。
さらに、検査対象2の後端辺が検出位置P1から走行方向Aに離れると、センサ4は、検出信号の出力を停止する(T7)。これにより、シーケンサ7は、エンコーダ3からのパルスをカウントし、所定数のパルスに到達したときに、分解能パルスをオフにする(T10)。
ここで、図4に示すように、画像処理装置8によるライン読み出しの途中で、画像処理装置8が欠陥検出処理を停止してしまうと、そのときまで読み出していたラインについては、ライン単位に満たないため、欠陥検出のための処理ができないことになる。つまり、終端の欠陥と次のシートの先端の欠陥が異なるシートであることが判定できない。
本実施形態における欠陥検査装置1では、シーケンサ7が、読み出し停止信号を出力してからあらかじめ設定された時間の経過後(図5に示すT11)に、処理信号を画像処理装置8に出力する。画像処理装置8は、処理信号を受け付けると、分解能パルスがオフであっても、ライン単位未満の撮像データに対して、欠陥検査処理を行う。なお、画像処理装置8は、読取位置P2から判定位置P3までの距離L2において、OK/NGの判定結果を出力する。
画像処理装置8は、欠陥検査の結果、欠陥が発見されると、その欠陥データを制御PC9に出力する。制御PC9は、欠陥データを受け付けると、シーケンサ7にNG信号を出力するとともに、欠陥詳細データを操作PC10に出力する。
そして、シーケンサ7は、NG信号を受け付けると、分別機11を介して、検査対象2を不良品として分別する。
また、操作PC10は、欠陥詳細データを受け付けると、リストやマップ、画像として表示部に表示する。
以上より、本実施形態における欠陥検査装置1によれば、検査対象2が読取位置P2にあるときに、画像処理装置8が欠陥検査処理を行うことから、検査対象2の欠陥検査をリアルタイムで行うことができ、迅速かつ容易に欠陥検査を行うことができる。
また、画像処理装置8は、シーケンサ7から出力された処理信号を受け付けると、分解能パルスがオフであっても、ライン単位未満の撮像データに対して、欠陥検査処理を行うことから、任意の間隔で間欠的に搬送される複数の検査対象2の欠陥検査を容易に行うことができる。
また、画像処理装置8は、欠陥検出処理の所定のステップごとに、ライン単位で交互に欠陥検出処理を行うことから、リアルタイムでの欠陥検査を容易に行うことができる。
次いで、本発明の欠陥検査装置1についての実施例について、以下に説明する。
検査対象2は、幅800mm、長さ1600mmのシートであり、走行速度30m/分で走行している。
ラインCCDカメラ6は、5000素子のものが2台設置され、分解能0.1mm/素子×0.1mm/スキャンで読み取る。ラインCCDカメラ6の走査周期は0.2msであるので、30m/分以下の場合でも、エンコーダ3により、流れ分解能0.1mm/スキャンで一定としている。
照明部5は、40Wの高周波点灯蛍光灯である。
画像処理装置8は、株式会社メック製LSC−450が使用され、ラインCCDカメラ6の撮像データから、リアルタイムで欠陥検出を行っている。画像処理単位を100スキャンとして処理を行ったため、10mm単位で符号化処理と連結性処理とを行った。検査対象2の10mm単位以内で終了した場合には、検査を終了させて欠陥検出を行った。
制御PC9は、リアルタイムOSを採用したコンピュータであり、操作PC10は、Windows(登録商標)XPを採用したNEC製のパソコンである。
検査対象2に欠陥が含まれている場合は不良品、欠陥を含まない場合は良品として分別が可能となる。
また、下記の場合も検査が可能である。
1)検査対象2の長さが異なるものが混在する場合でも、センサ4で検査対象2が有と判断した範囲で欠陥検査が可能である。
2)検査対象2が近接して搬送される場合でも、リアルタイム処理が可能であるので、次の検査対象の撮像データの入力が行われる前に、OK/NGの判定が可能となる。
3)検査対象2の走行速度が検査中に変動する場合でも、エンコーダ3によるパルスをカウントすることにより、速度追従が可能である。
4)検査対象2の長さが長いものでも大容量のメモリが不要となる。例えば、幅800mm、長さ1600mm、分解能0.1mm/素子×0.1mm/スキャンの場合は、108MBのデータが処理されているが、全画像を保存するためのメモリ容量は不要である。ただし、OK/NG判定のタイミングの問題があるので、図1の距離L2は、検査対象2より長くする。
なお、上記実施形態において、照明部5による自動調光機能を設けてもよい。以下では、その自動調光機能について説明する。
照明の調光特性は、光源の種類によって変わるものである。図6及び図7は、高周波点灯蛍光灯の調光特性の一例を示すグラフである。
図6は、制御PC9から出力された制御値(DA=0〜4095)により得られたラインCCDカメラ6の出力値を示すものである。
この特性の近似式は、Y=−0.00001X+0.08806X+71となる。
図7は、ラインCCDカメラ6の出力を得るための制御値を示すものである。この特性の近似式は、Y=0.0438X+2.5453X−375.94となる。
上記の両近似式は、照明の機種により変わるため、実際に使用される蛍光灯であらかじめ調光特性が測定され、近似式の係数が設定される。
そして、欠陥検査開始前に、ラインCCDカメラ6の指定した素子範囲の平均出力値があらかじめ求められ、この平均出力があらかじめ設定された上下限値内にあるかが確認される。平均出力値が上下限値の範囲外である場合、図7の近似式により、制御値が変更される。これにより、ラインCCDカメラ6の出力値が、安定した状態で検査が可能となる。自動調光は、検査と同様、分解能パルスが入力されている間に行われる。仮に、検査対象2の1枚の間に処理時間が不足する場合は、次の検査対象2で継続して処理を行うことで処理を完了させた後、欠陥検査を開始する。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
本発明に係る欠陥検査装置の第1の実施形態を示す全体構成図である。 図1の欠陥検査装置を機能ごとに示すブロック図である。 図2の画像処理装置8を機能ごとに示すブロック図である。 ライン単位に満たない場合に途中で欠陥検査が終了する様子を示す図であって、画像処理部8の欠陥検出処理のタイミングを示す説明図である。 ライン単位に満たない場合でも、すべての欠陥検査が終了する様子を示す図であって、画像処理部8の欠陥検出処理のタイミングを示す説明図である。 制御PCから出力された制御値により得られたラインCCDカメラの出力値を示すグラフである。 ラインCCDカメラの出力を得るための制御値を示すグラフである。
符号の説明
1 欠陥検査装置
2 検査対象
3 エンコーダ(検出手段)
4 センサ(検出手段)
6 ラインCCDカメラ(撮像手段)
7 シーケンサ(検出手段)
8 画像処理装置(欠陥検出装置)
9 制御PC
10 操作PC
11 分別機
12 カメラIF
13 速度補正部
14 シェーディング補正部
15 2値化処理部
16 符号化処理部
17 連結性処理部
P1 検出位置
P2 読取位置(撮像位置)
P3 判定位置

Claims (4)

  1. 搬送路において搬送される検査対象の欠陥を検査する欠陥検査装置であって、
    前記搬送路の撮像位置における検査対象の有無を検出する検出手段と、
    前記検出手段が有と判定している間に、前記撮像位置における検査対象を撮像し、画像データを生成する撮像手段と、
    前記検出手段が有と判定している間に、前記撮像手段によって生成された画像データに基づいて、前記検査対象の全ラインよりも少ないライン単位で欠陥検出処理を順次行う欠陥検出手段とを備えることを特徴とする欠陥検査装置。
  2. 前記欠陥検出手段は、
    前記検出手段が有と判定している間に、前記ライン単位で前記欠陥検出処理を行い、
    前記検出手段が無と判定している間に、前記検出手段が有から無と判定したときの前記欠陥検出処理が行われていない未処理ラインの欠陥検出処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の欠陥検査装置。
  3. 前記欠陥検出手段は、
    前記欠陥検出処理のステップごとに前記ライン単位で交互に行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の欠陥検査装置。
  4. 搬送路において搬送される検査対象の欠陥を検査する欠陥検査方法であって、
    前記搬送路の撮像位置における検査対象の有無を検出する検出工程と、
    前記検出工程によって有と判定している間に、前記撮像位置における検査対象を撮像し、画像データを生成する撮像工程と、
    前記検出手段が有と判定している間に、前記撮像工程によって生成された画像データに基づいて、前記検査対象の全ラインよりも少ないライン単位で欠陥検出処理を順次行う欠陥検出工程とを含むことを特徴とする欠陥検査方法。
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