JP2009284905A - カダベリン発酵コリネ型細菌を用いたポリアミドの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の課題は、L−リジン脱炭酸酵素活性を有し、かつホモセリン栄養要求性またはS−(2−アミノエチル)−L−システイン耐性の少なくともいずれか1つの特徴を有するコリネ型細菌を培養し、この培養液から濃縮、有機溶媒添加、ろ過、晶析、抽出、蒸留等適宜組み合わせることによりカダベリン、カダベリン二塩酸塩もしくカダベリン・ジカルボン酸塩を製造することによって解決される。
【選択図】なし
Description
「(1)L−リジン脱炭酸酵素活性を有し、かつホモセリン栄養要求性またはS−(2−アミノエチル)−L−システイン耐性の少なくともいずれか1つの特徴を有しているコリネ型細菌。
(2)該微生物を増殖させる工程と、その菌体の培養上清からカダベリンを回収、精製する工程からなることを特徴とするカダベリンまたはその塩の製造方法。
(3)2,3,4,5−テトラヒドロピリジンの含有量が1.4重量%以下のカダベリンまたはカダベリン二塩酸塩またはカダベリン・ジカルボン酸塩。
(4)トリ−n−ブチルアミンの含有量が0.006重量%以下のカダベリンまたはカダベリン二塩酸塩またはカダベリン・ジカルボン酸塩。
(5)上記(2)の方法で得られたカダベリンまたはその塩または上記(3)あるいは(4)記載のカダベリンまたはカダベリン二塩酸塩またはカダベリン・ジカルボン酸塩を原料として含有するポリアミド。」である。
HOOC−(CH2)m−COOH (1)
(但し、一般式(1)において、m=0〜16)
GC−MS:HP6980/HP5973A
カラム:NUKOL 30m×0.24mmI.D.0.2μm Film
オーブン:120℃(一定)
インジェクト:200℃(Split 10:1)
流速:He 2.4ml/min(一定)
MS:230℃(SCAN m/z=30から400)。
使用カラム:CAPCELL PAKC18(資生堂)
移動相:0.1%(w/w)リン酸水溶液:アセトニトリル=4.5:5.5
検出:UV360nm
サンプル前処理:分析サンプル25μlに内標として1,4−ジアミノブタン(0.03M)を25μl、炭酸水素ナトリウム(0.075M)を150μlおよび2,4−ジニトロフルオロベンゼン(0.2M)のエタノール溶液を添加混合し37℃で1時間保温する。上記反応溶液50μlを1mlアセトニトリルに溶解後、10,000rpmで5分間遠心した後の上清10μlをHPLC分析した。
使用カラム:SCR−101H(島津製作所)
移動相:0.025%(v/v)硫酸水溶液
検出:UV214nm
サンプル前処理:分析サンプルを、検量線が直線性を有することができる範囲内の濃度となるように、水で希釈し、10μlをHPLC分析した。
(1)HOM遺伝子のクローニング
HOM活性を欠損させるために、N末端から300アミノ酸領域に該当する遺伝子をクローニングを行った。
まず、LDCをコリネバクテリウム・グルタミカムで構成的に発現させるためのプロモーターとしてカナマイシン耐性遺伝子のプロモーターのクローニングを行った。
pTM100をSacIIで消化し、この産物を1.0%アガロースゲル電気泳動し、LDC発現カセットを含む2.4kbのDNA断片をゲルから切り出しジーン・クリーン・キットにより精製した。こうして得られたSacII断片を、予めSacIIで消化しておいたpHOM1のSacII間隙にライゲーションキットver.1を用い挿入し、得られたプラスミドをpTM101と命名した(図1)。
コリネバクテリウム・グルタミカムATCC13032(以下ATCC13032株と略す)にプラスミドpTM101を、電気穿孔法[FEMSMicrobiology Letters,65,p.299(1989)]により導入し、カナマイシン(25μg/ml)が添加されているLB(トリプトン(10g/l)(Bacto社製)、酵母エキス(5g/l)(Bacto社製)、塩化ナトリウム(10g/l))寒天培地上で選択した。
まず、TR−CAD1株(実施例1)がLDC活性を有しているかどうかを検査した。LB培地で13032株(比較例1)を培養し、またカナマイシン(25μg/ml)が添加されているLB培地でTR−CAD1株を培養し、得られたそれぞれの菌体をリン酸緩衝液pH.6.0(50mM)で洗浄し、超音波照射することでそれぞれの細胞破砕液を得た。この細胞破砕液を適量、L−リジン塩酸塩(50mM)(シグマアルドリッチ社製)、ピリドキサルリン酸一水和物(0.05mM)(シグマアルドリッチ社製)、リン酸緩衝液pH6.0(50mM)よりなる反応液に溶解した。30℃、10分間反応させた後に、生成したカダベリンをHPLCにより分析した。また細胞破砕液中のタンパク質測定を、ローリー法(Louryet.al.,Journal of Biological Chemistry,193,p.265−275,(1951))によって測定した。
(1)脱感作型AK遺伝子の作成
AK遺伝子に変異を導入し、脱感作型AK遺伝子を作成するためにAK遺伝子をクローニングを行った。
データベース(GenBank)に登録されているpFK398(Accession No.D29826)の塩基配列を参考にクロラムフェニコール耐性遺伝子のオリゴヌクレオチドプライマー5’−acggtcgactcgcagaataaataaatcctggtg−3’(配列番号:11)および5’−atgaggcctgagaggcggtttgcgtattgga−3’(配列番号:12)を合成した。
データベース(GenBank)に登録されているAK遺伝子(Accession No.BA000036)の塩基配列を参考に、AKのN末端より上流0.1kbのオリゴヌクレオチドプライマー5’−ttggaacgcgtcccagtggc−3’(配列番号:13)を合成した。
TR−CAD2株がAEC耐性であるかどうかを検査した。このために、ATCC13032株およびTR−CAD2株を、最少寒天培地(Katsumata,R.etal.Journal of Bacteriology,159,p.306−311,(1984))、D,L−ホモセリン(D,L−Hse)(200μg/ml)を有する最小寒天培地上およびD,L−ホモセリン、AEC(50μg/ml)を有する最少寒天培地上で培養し、かつ増殖を30℃で24時間の培養後に判定した。結果を表5にまとめる。
ATCC13032株(比較例2)、TR−CAD1株(実施例3)およびTR−CAD2株(実施例4)を滅菌LB培地(ATCC13032株は無添加、TR−CAD1株はカナマイシン(25μg/ml)添加、TR−CAD2株はカナマイシン(25μg/ml)およびクロラムフェニコール(10μg/ml)添加)5mlに1白金耳植菌し、30℃で24時間振とうして前々培養を行った。
実施例4に示す方法でTR−CAD2株をカダベリン発酵した。この培養上清中に、総量として39gのカダベリンを生成した。
実施例4に示す方法でTR−CAD2株をカダベリン発酵した。この培養上清中に、総量として39gのカダベリンを生成した。
TR−CAD2株を滅菌LB培地(カナマイシン(25μg/ml)およびクロラムフェニコール(10μg/ml)添加)5mlに1白金耳植菌し、30℃で24時間振とうして前々培養を行った。
L−リジン一塩酸塩20g(フルカ社製)シクロヘキサノール100ml(シグマアルドリッチジャパン製)に懸濁し、次いで28%ナトリウムメトキシド/メタノール溶液(シグマアルドリッチジャパン製)21.2ml、2−シクロヘキセン−1−オン1ml(シグマアルドリッチジャパン製)を加え、155℃で3時間加熱撹拌した。反応終了後、反応混合物に塩化水素4g(シグマアルドリッチジャパン製)を含むイソプロパノール溶液20ml(シグマアルドリッチジャパン製)を加え、析出した生成物を回収し、乾燥することによりカダベリン二塩酸塩を得た(特開昭60−23328号公報の実施例3記載の方法)。得られたカダベリン二塩酸塩を水に溶解させ、この水溶液に、水酸化ナトリウム水溶液を添加することによってカダベリン二塩酸塩をカダベリンに変換し、クロロホルムで抽出して、減圧蒸留(30mmHg、80℃)することにより、カダベリンを得た。この単離したカダベリンと等モルのアジピン酸を水に一旦溶解させ減圧下で乾燥することでカダベリン・アジピン酸の等モル塩である結晶を得た。
実施例5,6および7で得られたカダベリン、カダベリン二塩酸塩およびカダベリン・アジピン酸塩の不純物の分析を、下記に示す条件でGC−MS法により行い、比較例3で調製したカダベリン・アジピン酸塩の不純物分析と比較した結果を表8に示す。
GC−MS:HP6980/HP5973A
カラム:NUKOL 30m×0.24mmI.D.0.2μm Film
オーブン:120℃(一定)
インジェクト:200℃(Split 10:1)
流速:He 2.4ml/min(一定)
MS:230℃(SCAN m/z=30から400)
実施例7の方法で得られたカダベリン・アジピン酸塩を水に溶解させの50重量%水溶液50.0gを調整した。この溶液を試験管に仕込み、オートクレーブに入れて、密閉し、窒素置換した。ジャケット温度を265℃に設定し、加熱を開始した。缶内圧力が17.5kg/cm2に到達した後、缶内圧力を17.5kg/cm2で3時間保持した。その後、ジャケット温度を275℃に設定し、2時間かけて缶内圧力を常圧に放圧した。その後、缶内温度が245℃に到達した時点で、加熱を停止した。室温に放冷後、試験管をオートクレーブから取り出し、ポリアミドを得た。
比較例3の方法で得られたカダベリン・アジピン酸塩を水に溶解させ50重量%水溶液50.0gを調整し用いる以外は、実施例11と全く同様の方法でポリアミドを得た。
実施例11で得られたポリアミドおよび比較例4で得られたポリアミドを下記に示す方法で比較評価した。その結果を表9に示す。
ポリアミド約15gを精秤して、メタノールでソックスレー抽出し、その抽出液を、下記条件でGC−MS分析して、ポリアミド中に含まれる2,3,4,5−テトラヒドロピリジン、およびトリ−n−ブチルアミンを定量した。
装置:ヒューレットパッカード製 HP5890質量検出器
カラム:5%−ジフェニル−95%−ジメチルポリシロキサン
カラム温度:Initial 100℃
Final 250℃
昇温速度:10℃/min
注入口温度:230℃
検出器温度:280℃
キャリアガス:ヘリウム
注入口圧力:50kg/cm2
試料注入量:1μl。
セイコー電子工業製 ロボットDSC RDC220を用い、窒素雰囲気下、ポリアミドを約5mgを採取し、次の条件で測定した。
融点+25℃に昇温して3分間保持し、ポリアミドを完全に融解させた後、20℃/分の降温速度で、30℃まで降温し、3分間保持した後、30℃から融点+25℃まで20℃/分の昇温速度で昇温したときに観測される吸熱ピークの温度、および熱量を求めた。
98%硫酸中、0.01g/ml濃度、25℃でオストワルド式粘度計を用いて測定を行った。
試験管にポリアミド約5gを仕込み、窒素雰囲気下、融点+20℃の温度のシリコンバスに浸漬し、ポリアミドが完全に溶融してから30分間放置した後、ポリアミドを回収して相対粘度測定を行った。
Claims (24)
- L−リジン脱炭酸酵素活性を有し、かつホモセリン栄養要求性またはS−(2−アミノエチル)−L−システイン耐性の少なくともいずれか1つの特徴を有しているコリネ型細菌。
- 該コリネ型細菌が、ホモセリンデヒドロゲナーゼ活性を欠損していること特徴とする請求項1に記載のコリネ型細菌。
- 該コリネ型細菌が、遺伝子挿入変異生成によりホモセリンデヒドロゲナーゼ活性を欠損していることを特徴とする請求項1または2に記載のコリネ型細菌。
- 該遺伝子挿入が、L−リジン脱炭酸酵素遺伝子発現カセット(プロモーターおよびL−リジン脱炭酸酵素遺伝子)の挿入であることを特徴とする請求項3に記載のコリネ型細菌。
- 該コリネ型細菌の属が、コリネバクテリウム属およびブレビバクテリウム属からなる群より選ばれる少なくとも1つの属であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のコリネ型細菌。
- 配列番号15記載のアミノ酸配列において311番目のアミノ酸残基がThr以外のアミノ酸に置換された変異アスパルトキナーゼ遺伝子を有することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のコリネ型細菌。
- 請求項1から6のいずれかに記載のコリネ型細菌を増殖させる工程と、その菌体の培養上清からカダベリンまたはその塩を回収、精製する工程からなることを特徴とするカダベリンまたはその塩の製造方法。
- 請求項1から6のいずれかに記載のコリネ型細菌を増殖させる工程と、その菌体の培養上清をアルカリでpH12から14にし、極性有機溶媒でカダベリンを抽出回収することを特徴とするカダベリンの製造方法。
- 該アルカリが、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよび水酸化カルシウムよりなる群より選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする請求項8記載のカダベリンの製造方法。
- 該極性有機溶媒が、アニリン水溶液、シクロヘキサノン、1−オクタノール、イソブチルアルコール、シクロヘキサノールおよびクロロホルムよりなる群より選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする請求項8または9のいずれかに記載のカダベリンの製造方法。
- 請求項1から6のいずれかに記載のコリネ型細菌を塩酸により培養液のpHを維持し増殖させる工程と、その菌体の培養上清から晶析工程によりカダベリン二塩酸塩を回収することを特徴とするカダベリン二塩酸塩の製造方法。
- 請求項1から6のいずれかに記載のコリネ型細菌をジカルボン酸により培養液のpHを維持し増殖させる工程と、その菌体の培養上清から晶析工程によりカダベリン・ジカルボン酸塩を回収することを特徴とするカダベリン・ジカルボン酸塩の製造方法。
- 該ジカルボン酸が、官能基としては2つのカルボキシル基のみを有する脂肪族および/または芳香族のジカルボン酸であることを特徴とする請求項12に記載のカダベリン・ジカルボン酸塩の製造方法。
- 該一般式(1)において、m=0〜10、および/または、該一般式(2)および/または(3)において、n,o,p,q=0〜1のいずれかであることを特徴とする請求項12に記載のカダベリン・ジカルボン酸塩の製造方法。
- 該ジカルボン酸が、アジピン酸、セバシン酸、1,12−ドデカンジカルボン酸、コハク酸、イソフタル酸またはテレフタル酸のいずれかであることを特徴とする請求項12に記載のカダベリン・ジカルボン酸塩の製造方法。
- 該培養液から、カダベリン・ジカルボン酸塩を晶析する際に、有機溶媒を添加することを特徴とする請求項12から16のいずれかに記載のカダベリン・ジカルボン酸塩の製造方法。
- 該有機溶媒が、アルコール類、ケトン類およびニトリル類よりなる群より選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする請求項17に記載のカダベリン・ジカルボン酸塩の製造方法。
- 該有機溶媒が、炭素数6以下の脂肪族アルコール類、炭素数6以下の脂肪族ケトン類および炭素数6以下の脂肪族ニトリル類よりなる群から選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする請求項17に記載のカダベリン・ジカルボン酸塩の製造方法。
- 該有機溶媒が、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ヘキサノール、イソプロパノール、アセトニトリルおよびアセトンよりなる群から選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする請求項17に記載のカダベリン・ジカルボン酸塩の製造方法。
- 請求項7〜20のいずれかに記載の方法にて製造された、2,3,4,5−テトラヒドロピリジンの含有量が1.4重量%以下のカダベリンまたはカダベリン二塩酸塩またはカダベリン・ジカルボン酸塩。
- 請求項7〜20のいずれかに記載の方法にて製造された、トリ−n−ブチルアミンの含有量が0.006重量%以下のカダベリンまたはカダベリン二塩酸塩またはカダベリン・ジカルボン酸塩
- 請求項7〜20のいずれかに記載の方法にて製造された、2,3,4,5−テトラヒドロピリジンの含有量が1.4重量%以下かつトリ−n−ブチルアミンの含有量が0.006%以下のカダベリンまたはカダベリン二塩酸塩またはカダベリン・ジカルボン酸塩
- 請求項1から20のいずれか1項記載の方法で得られるカダベリン、カダベリン二塩酸塩もしくはカダベリン・ジカルボン酸塩、または請求項21から23のいずれか1項記載のカダベリン、カダベリン二塩酸塩もしくはカダベリン・ジカルボン酸塩を原料として含有するポリアミド。
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WO2014090208A2 (de) | 2012-12-14 | 2014-06-19 | Forschungszentrum Jülich GmbH | Verfahren zur identifizierung einer zelle mit gegenüber ihrem wildtyp erhöhten intrazellulären konzentration eines bestimmten metaboliten, wobei die veränderung der zelle durch rekombineering erreicht wird, sowie ein verfahren zur herstellung einer gegenüber ihrem wildtyp genetisch veränderten produktionszelle mit optimierter produktion eines bestimmten metaboliten, ein verfahren zur herstellung dieses metaboliten, sowie dafür geeignete nukleinsäuren. |
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WO1995023864A1 (fr) * | 1994-03-04 | 1995-09-08 | Ajinomoto Co., Inc. | Procede de production de l-lysine |
WO2000063388A1 (fr) * | 1999-04-19 | 2000-10-26 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Nouvelle aspartokinase desensibilisee |
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WO2014090208A2 (de) | 2012-12-14 | 2014-06-19 | Forschungszentrum Jülich GmbH | Verfahren zur identifizierung einer zelle mit gegenüber ihrem wildtyp erhöhten intrazellulären konzentration eines bestimmten metaboliten, wobei die veränderung der zelle durch rekombineering erreicht wird, sowie ein verfahren zur herstellung einer gegenüber ihrem wildtyp genetisch veränderten produktionszelle mit optimierter produktion eines bestimmten metaboliten, ein verfahren zur herstellung dieses metaboliten, sowie dafür geeignete nukleinsäuren. |
DE102012024435A1 (de) | 2012-12-14 | 2014-07-10 | Forschungszentrum Jülich GmbH | Verfahren zur Identifizierung einer Zelle mit gegenüber ihrem Wildtyp erhöhten intrazellulären Konzentration eines bestimmten Metaboliten, wobei die Veränderung der Zelle durch Rekombi-neering erreicht wird, sowie ein Verfahren zur Herstellung einer gegenüber ihrem Wildtyp genetisch veränderten Produktionszelle mit optimierter Produktion eines bestimmten Metaboliten, ein Verfahren zur Herstellung dieses Metaboliten, sowie dafür geeignete Nukleinsäuren |
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