JP2009284904A - ソーセージ等の食品製造用充填管にケーシングを装着する方法及び装置 - Google Patents

ソーセージ等の食品製造用充填管にケーシングを装着する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】長手方向に湾曲した高剛性なシアードケーシングや、局部的に折れ曲がり易い低剛性のシアードケーシングを充填管に誤りなく装着できる方法及び装置を提供する。
【解決手段】ケーシングCが充填管2と実質的に整合するように充填管2の下流(矢印B方向)にケーシングCの外周Cdを保持したケーシング保持手段111を配置し、ケーシング保持手段111で保持されたケーシングCを充填管2に装着する、ソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置において、ケーシングCを充填管2に装着する場所Iの下方位置に充填ケーシングSCをリンクに形成するリンク形成手段9を設け、ケーシング保持手段111をリンク形成手段9に対して、充填管2の長手軸線X1に直交する方向にリンク形成手段9の上方で往復移動させる離反手段155を備えている。
【選択図】図8

Description

本発明は、ソーセージ等の食品原料をケーシング内に吐出する充填管にケーシングを装着する方法及び装置に関する。
一般に広く用いられているソーセージ等の連鎖状食品の製造装置は、回転する充填管を用いてケーシング内にソーセージ等の食品原料を吐出して連鎖状のソーセージ等の食品を製造する構成になされているが、装置の生産性の向上を目的として充填管にケーシングを自動的に装着する装置を備えた製造装置が例えば後述の特許文献において知られている。
特許文献1に開示された製造装置では、ケーシングの両側に対向するV字状部材から成るクランパが水平に接離自在に設けられている。そして、一方の部材の上方には、複数のケーシングを収容したホッパが配設されており、上記両V字部材が接近して該ケーシングをクランプしてケーシングを所定位置に配置する。所定位置に配置されたケーシングに向って充填管が移動して行き、筒状ケーシングの穴部を挿通する。
特許文献2にかかる製造装置に開示されたケーシング装着装置は、ケーシングを水平にして縦方向に複数本配列する案内シュートを有し、該案内シュートの開口の下には一本のケーシングの分の空間をおいて受板があり、該受板上に位置する最下位のケーシングをその長手方向に押し出して、外部にて待機する充填管にまで移動させる押し部材に取り付けられたフィンガー18を有している。最下位のケーシングはその上に載っているケーシングと受板とで挟まれた状態でその長手方向に送り出される。この特許文献2にかかるケーシング装着装置では、貯蔵ハウジング75は、ソーセージの皮10の中に充填している充填バレル17aの位置に対して、水平方向に偏って配置されているので、装置が大型となる。
更に、特許文献3に開示されたケーシング装着装置が知られている。特許文献3にかかる装置は、ガットキャタピラをコンベア手段を備えた芯出し手段に供給し、充填チューブの前で該充填チューブと実質的に整合するように配置し、この位置から充填チューブ上に配置する。充填チューブの上方且つ直前に設けられた心出しエレメントが、充填チューブに対してコンベアベルトの上に載ったガットキャタピラの芯出しを行うようになっている。
特公昭41−5899 特公昭63−62170 特開平5−192068
しかし、特許文献1にかかる製造装置に開示されたケーシング装着装置は、充填管がその長手方向に移動するタイプのソーセージ製造装置に対して有効である。が、以下に述べる特許文献2に係る装置のような充填管がその長手方向に移動しないタイプの装置には適用不可能である。
特許文献2にかかるケーシング装着装置では、最下位のケーシングは、その上に載ったケーシングと摺れながら長手方向に移動するので、上下のケーシングの同士の襞と襞とが噛合って、襞を変形させる虞がある。更に、押出し部材27がもどり運動中、フィンガ18は最下方位置にあるソーセージの皮10の外周に接触した状態で移動するために、ケーシングの外周はフィンガ18によって傷つけられる虞がある。
特許文献3にかかる装置は、コンベアと芯出しエレメントによるガットキャタピラに作用する駆動力に差が生じるとガットキャタピラのギャザを緩ませる虞を有している。
本発明は上記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的は、長手方向に湾曲した高剛性なシアードケーシングや、局部的に折れ曲がり易い低剛性のシアードケーシングを充填管に誤りなく装着できる方法及び装置を提供することにある。
本発明の更なる目的は、小型なケーシング装着装置を提供することにある。
本発明によれば上記目的は、その方法に関しては、
ケーシングが充填管と実質的に整合するように充填管の下流にケーシングの外周を保持したケーシング保持手段を配置し、ケーシング保持手段で保持されたケーシングを充填管に装着する工程を備えた、ソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する方法において、
対向して配されたケーシング保持手段の一対の保持部位の夫々を相対する保持部位に向けて互いに前進させ、
上記前進を停止して所定の間隔でもって対向した一対の保持部位によってケーシングの外周を挟んで保持して、ケーシングが充填管に実質的に整合するように位置決めし、
上記保持されたケーシングのその前端部を、ケーシングの長手方向に延びる一対の保持部位の間を移動するケーシング押進部材によって充填管に向けて押進め、
ケーシング押進部材で押進められるケーシングのその外周が一対の保持部位に滑りながら充填管に向って移動する、ソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する方法によって達成される。
本発明によれば上記目的は、その装置に関しては、
ケーシングが充填管と実質的に整合するように充填管の下流にケーシングの外周を保持したケーシング保持手段を配置し、ケーシング保持手段で保持されたケーシングを充填管に装着する、ソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置において、
ケーシング保持手段は、対向して配されており且つ相対する保持部位に向って互いに前進した後に停止して形成される所定の間隔でケーシングの外周を挟んで保持する一対の保持部位を有しており、上記一対の保持部位で外周を保持されたケーシングのその前端部に、ケーシングの長手方向に延びる一対の保持部位の間で当接するケーシング押進部材が、ケーシングの外周が上記一対の保持部位に滑りながら充填管に向って移動するように、充填管に向って一対の保持部位の間を移動する、ソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置によって達成される。
本発明によれば上記目的は、その装置に関しては、
ケーシングが充填管と実質的に整合するように充填管の下流にケーシングの外周を保持したケーシング保持手段を配置し、ケーシング保持手段で保持されたケーシングを充填管に装着する、ソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置において、
ケーシングを充填管に装着する場所の下方位置に充填ケーシングをリンクに形成するリンク形成手段を設け、ケーシング保持手段をリンク形成手段に対して、充填管の長手軸線に直交する方向にリンク形成手段の上方で往復移動させる離反手段を備えている、ソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置によって達成される。
上記目的を達成する本発明のソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する方法及び装置によれば、長手方向に湾曲した高剛性なスティック状のシアードケーシングは真っ直ぐに矯正され、局部的に折れ曲がり易い低剛性のスティック状のシアードケーシングは折れ曲がりが防止されるので、ケーシングと充填管との整合の精度を高めることができ、それによってケーシングを充填管に誤りなく装着できる。
上記目的を達成するソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置によれば、リンク形成手段とケーシング保持手段とを鉛直方向(装置上下方向)において並置可能になり、装置をコンパクトにすることができる。
本発明によれば、長手方向に湾曲した高剛性なスティック状のシアードケーシングや、局部的に折れ曲がり易い低剛性のスティック状のシアードケーシングなどのソーセージ等食品用ケーシングを充填管に誤りなく装着できる方法及び装置を提供することができる。
本発明によれば、小型なケーシング装着装置を提供することができる。
本発明の一実施形態におけるケーシング装着装置を備えた製造装置の正面説明図である。 図1に表された製造装置の充填管の配列構造を表した左側面説明図である。 図1に表された製造装置の平面説明図である。 図1で表されたケーシング装着装置の右側面説明図である。 ケーシング装着装置の拡大説明図であって、(A)は図1の拡大正面説明図、(B)は図6中の矢視i-iに沿って表された部分拡大説明図、(C)はクローズドエンドケーシングに当接したケーシング押進部材を表した部分拡大正面図である。 図4に表されたケーシング保持手段の作動の拡大右側面説明図である。 図4に表されたケーシング保持手段の作動の右側面説明図であって、(A)は閉状態にあるケーシング保持手段の要部構造を拡大して表した説明図であり、(B)は別形態のケーシング押進部材との適合構造を拡大して表した説明図である。 本発明の他の実施形態におけるケーシング装着装置を備えた他の製造装置の正面説明図である。 本発明の更に他の実施形態におけるケーシング装着装置を備えた他の製造装置の正面説明図である。 図9に表された製造装置平面説明図である。 図9に表された製造装置の左側面説明図である。 図11で表された製造装置の作動の説明図である。
次に、本発明の一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に何ら限定されるものではない。
まず図1ないし図3に示されているように、本実施形態にかかるソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着するケーシング装着装置110を備えた、複数の充填管を有する捻り部を有したソーセージ等の連鎖状食品の製造装置100は、ソーセージ等の食品原料(以下「原料」)をケーシングCに充填して充填ケーシングSCを形成する充填管2の3体を切り替え使用可能に備えている。水平方向に延在する様に配置されたそれら3体の充填管2(2−1,2−2,2−3)は、本体ハウジング1aに固設されたハウジング3に支持された充填管移動手段4に設けられており、その充填管移動手段4の間欠的な矢印A方向への所定量毎の回転によって移動されるようになっている。
製造装置100には、充填管2にケーシングCを装着するための装着場所Iと、充填管2に装着されたケーシングCの先端部Caを封止するための先端封止場所IIと、ケーシングCに原料を充填するための充填場所IIIが、後述する充填管支持体13の回転軸線Xo回りに所定角度α毎、本例では120度間隔に設けられている(図2参照)。充填管移動手段4は所定量、本例では120度回転移動した後に、充填管2−1、2−2,2−3を装着場所I、先端封止場所II、充填場所III上に配列させた状態で停止するようになっている。
製造装置100は、更に、充填場所IIIを通って延在する長手軸線Xと、充填管2に原料を供給するための計量ポンプ8と、充填ケーシングSCを下流(矢印B方向)へ向けて移動させながら充填ケーシングSCに捻り部を形成するリンク形成手段9と、リンク形成手段9から送り出された充填ケーシングSCをループ状に形成して搬送する充填ケーシング搬送手段50を備えている。
充填管移動手段4は、複数の、本実施形態では3体の充填管2を設けて移動、本実施形態では回転移動する充填管移動体10と、充填管移動体10を所定量、本実施形態では120度ずつ回転移動させる充填管移動体駆動手段11を備えている。
リンク形成手段9は、本体ハウジング1aにヒンジ機構41−1を介して取り付けられ
ている制動部材移動体41に載置されている。リンク形成手段9は充填ケーシングSCの外周を絞って捻り部SCaを形成するピンチャー部材9Aを有した一対のチェーン9Bを備えている。捻り部SCaは後述する充填管2−3の回転によって形成され、それによって充填ケーシングSCは捻り部SCaで繋がって、連鎖状に形成される。
次に、ケーシング装着装置110について図1ないし図7を参照して説明する。本実施形態にかかるケーシング装着装置110は、シアードされた細長い筒状のセルローズケーシング或いはコラーゲンケーシングをはじめとした人工ケーシングC(以下、ケーシングC)を充填管2に装着するためのものである。ケーシングCは長手方向にジャバラ状に密着して折りたたまれた多数のヒダで構成されたスティックである。ケーシング装着装置110は、充填管2−1の先端部2−1aを越えて下流(矢印B方向)に延びている充填管2−1の長手軸線X1に沿って、装着場所Iで停止している充填管2−1の下流に配設されている。尚、クローズドエンドタイプのシアードケーシングCを使うならば(図5(C))、先端封止場所IIで停止している充填管2−2上のケーシングCに対する先端封止処理は行われない。
主に図5を参照して、ケーシング装着装置110は、ケーシングCを充填管2−1の下流(矢印B方向)の長手軸線X上の所定位置に配置させるケーシング保持手段111と、ケーシング保持手段111に保持されているケーシングCを充填管2−1の先端部2−1aに向けて(矢印BR方向)押し進めるケーシング押進手段112を備えており、ケーシング保持手段111で保持されている該ケーシングCの前端部Ceをケーシング押進手段112で押し進めることによって該ケーシングCをその長手方向へ長手軸線X上を移動させてケーシング保持手段111から送り出しながら充填管2−1上に受渡し、更にケーシング押進手段112での上記押し進めを継続させて充填管2−1上に受渡したケーシングCを矢印BR方向へ滑動させることによって、ケーシングCを充填管2−1に装着する構成になっている。
ケーシング保持手段111は、図4で示すように、リンク形成手段9の上方に設けられたハウジング113と、ハウジング113に往復動可能に支持された一対の往復ロッド114と、一対の往復ロッド114の各々に取付けられた一対のフロントクランパー115−1とリアクランパー115−2を有するケーシングクランパー115と、多数のケーシングCをストックするケーシングホッパー116とを備えている
図5ないし図7を参照して、ケーシング押進手段112は、閉状態にあるフロントクランパー115−1とリアクランパー115−2の間SPをケーシングクランパー115の長手方向に沿って長手軸線X1上を移動するケーシング押進部材117と、ケーシング押進部材117を充填管2−1に向けて移動させる押進部材往復動手段118、本例では往復直動装置としての公知のエアシリンダ119を備えている。エアシリンダ119のロッド119Aが直接ケーシングCの前端部Ceに当接する構成にしても良い。この様に、押進部材往復動手段118がケーシング押進部材117を兼務した構成にすることも出来る。
特に図3で示されるように、ハウジング113は、ケーシングクランパー115が充填管2−1に対して所定位置に、長手軸線X1方向に静止した状態で配設されるように、本体ハウジング1aに固設されていて該本体ハウジング1aから下流方向に延びたブラケット121に取付けられている。
図1を参照して、一対の往復ロッド114は長手軸線X1に直交して配置されている。往復ロッド114は、ハウジング113内に設けられた公知のエアシリンダ装置122Aを備えた駆動機構122(図4参照)によって矢印Y方向に往復移動するように構成されており、一対の往復ロッド114に取り付けられたケーシングクランパー115に矢印Y方向、換言するとケーシングCの長手方向に直交する方向(矢印Y方向)の開閉動作を与える。
ケーシングクランパー115は充填管2−1の先端部2−1aの近傍位置から長手軸線X1に沿って下流(矢印B方向)に、水平方向に延在するように配設されており、長手軸線X1と直交する矢印Y方向に開閉する構成になっている(図1参照)。ケーシングクランパー115は位置P1と位置P2との間を移動し、位置P1における開状態でケーシングホッパー116から落下した一本のケーシングCをフロントクランパー115−1上に受容し(図4参照)、そして位置P2における閉状態でフロントクランパー115−1とリアクランパー115−2とでケーシングCの外周Cdを挟んで保持して位置決めする(図6参照)。このようにケーシングクランパー115は、ケーシングクランパー115の上方に設けられたケーシングポッパー116から落下するケーシングCを受容する受容位置P1(図4参照)から、ケーシングCが充填管2に整合する位置X1迄、ケーシングCの長手方向に直交する方向(矢印Y方向)へ移動するように構成されている(図4参照)。
位置P2上で停止しているフロントクランパー115−1とリアクランパー115−2は、略V形の断面形状をしたそれらの一方の保持部位115−1Cと他方の保持部位115−2Cが保持内径D1まで閉じた状態(図7(A)参照)を維持してケーシングCの外周Cdを保持する。一対の保持部位115−1C、115−2Cは長手軸線X1に平行に延びており、この一対の保持部位115−1C、115−2Cによって保持されたケーシングCは長手軸線X1と略同心状態即ち充填管2−1に実質的に整合した状態で、充填管2−1の下流の所定位置に配置される。詳述すると、ケーシングクランパー115は位置P2上の一方の保持部位115−1Cと他方の保持部位115−2Cで略四角の空間SPを形成し、その空間SPにケーシングCを長手方向に可動的に収容する。図5で良く示されているように、ケーシング押進部材117に押し進められるケーシングCのその外周Cdは、一方の保持部位115−1Cと他方の保持部位115−2Cに摺動案内されながら長手軸線X1上を移動してケーシングクランパー115の保持部位115−1C、115−2Cから送り出されて、充填管2−1に受け渡される。
ケーシング保持手段111には、種々の外径DのケーシングCを使う為に、対向した間隔である保持内径D1を変更可能とする図示しない調整機構が設けられている。間隔D1を変更しても、ケーシングクランパー115によって保持されたケーシングCの穴の中心は水平方向、垂直方向に変化しない。ケーシングクランパー115の対向した二つのV溝115−1C、115−2Cの間でケーシングCの外周Cdを挟むので、長手方向に湾曲したスティック状のケーシングCが真っ直ぐに矯正される。その結果、充填管2に対して水平方向、垂直方向にケーシングCの芯出しが確保されてケーシングCを充填管2に誤りなく被せられる。
上述したように、保持部位115−1C、115−2Cはケーシングクランパー115に形成されており、フロントクランパー115−1の一方の保持部位115−1Cは略V形の断面形状をした一方の案内面115−1Cで、そしてリアクランパー115−2の他方の保持部位115−2Cは略V形の断面形状をした他方の案内面115−2Cで構成されている。本例のケーシングクランパー115の保持部位115−1C、115−2Cの形状はV字溝となっているが、保持部位115−1C、115−2CはケーシングCを所定の位置に保持でき且つケーシングCをその長手方向に摺動案内できる形状であれば、その形状は限定されない。
上述したように、ケーシング保持手段111は、対向して配置されたケーシングクランパー115の一対の保持部位115−1C、115−2Cの夫々を相対する保持部位115−1C、115−2Cに向けて互いに前進(矢印FM方向)させてケーシングクランパー115を閉じ(図6参照)、上記前進を停止して所定の対向間隔ここでは保持内径D1まで閉じた一対の保持部位115−1C、115−2Cによって、ケーシングCの外周Cdを挟んで保持して、ケーシングCが充填管2−1に実質的に整合する様に位置決めする。図5で示されるように本例では、保持部位115−1C、115−2Cの長さをケーシングCの全長以上に設定してあるが、長手方向に湾曲した剛性の高いセルローズケーシングCや、局部で屈折し易い剛性の低いコラーゲンケーシングCの使用において、湾曲形状の矯正や、局部屈折あるいは襞Csと襞Csとの緩み防止の作用効果が得られる長さであれば、保持部位115−1C、115−2Cの長さは限定されることはなく、ケーシングCの全長より短くても良い。
ケーシングホッパー116は、図4で示されているように、ハウジング113に支持されて、ケーシングクランパー115の上方に配置されている。ケーシングホッパー116はケーシングクランパー115の1往復動作で1本のケーシングCをケーシングクランパー115に落下供給させるよう、フロントクランパー115−1上にケーシングCを集積させた部位116Aを有している。
図5及び図7を参照して、ケーシング押進部材117はエアシリンダ119のロッド119Aに取り付けられていて、ケーシングクランパー115の下流端部位115Aの近傍に在る待機位置P3上に停止している。ケーシング押進部材117は上記保持内径D1よりも小さく、シアード内径D2よりも大きい外径Dを有した円筒状部材120からなり(図5(B)参照)、円筒状部材120にはケーシングCの前端部Ceに当接する押進面120Aが形成されている。クローズドエンドタイプのシアードケーシングC(図5(C)参照)を使うならば、円筒状部材120の外径Dはシアード内径D2より小さくても良い。保持内径D1と円筒状部材120の外径Dとの差の大きさJは限定されない。例えば、一対の保持部位115−1C、115−2CがケーシングCを押進中のケーシング押進部材117を摺動案内可能とするような、小さな隙間量Jであっても良い。円筒状部材120は閉状態にあるケーシングクランパー115の上記略四角の空間SPを移動しながら、該空間SPに収容されたケーシングCの前端部Ceに当接して該ケーシングCを充填管2−1へ向けて押し進める。ケーシング押進部材117は円筒状部材120に限定されず、例えば上記略四角の空間SPに相補的に適合する四角形状の押進面117Aを有した部材で構成しても良い(図7(B)参照)。四角形状の押進面117Aはより広い押進面積を有している。
押進部材往復動手段118、本例では往復直動装置としての公知のエアシリンダ119はブラケット121に固設されて、ケーシングクランパー115の下流(矢印B方向)に延びる長手軸線X1上に配設されている。エアシリンダ119のロッド119Aは矢印Z方向に往復移動し、それによって円筒状部材120は、上記した待機位置P3と、ケーシングクランパー115の上流端部位115Bと充填管2−1の先端部2−1aとの間に在る押進終了位置P4との間を往復移動するように構成されている。
上述したようにケーシング装着装置110は、ケーシングクランパー115によって保持されたケーシングCのその前端部Ceを、長手軸線X1に沿って延びる一対の保持部位115−1C、115−2Cの間SPを、ここでは空間SP内を移動するケーシング押進部材117によって充填管2−1の先端部2−1aに向けて押進め、ケーシング押進部材117で押進められるケーシングCのその外周Cdが一対の保持部位115−1C、115−2Cに滑りながら充填管2−1の先端部2−1aに向って移動するようになっている。
図4ないし図6を参照して、ケーシング装着装置110の作動について説明する。充填管2−1へのケーシングCの装着が完了すると、円筒状部材120(ケーシング押進部材117)が押進終了位置P4から待機位置P3に戻り、そしてケーシングクランパー115は、一対の保持部位115−1C、115−2Cの夫々を相対する保持部位115−1C、115−2Cから互いに後退(矢印BM方向)させて、位置P2から位置P1に戻り(図4参照)、そこに開状態で停止する。ケーシングホッパー116から落下したケーシングCがフロントクランパー115−1に載置すると、ケーシングクランパー115は位置P2迄移動してケーシングCを長手軸線X1上に配置する。ケーシングホッパー116内のケーシングCは、位置P2上のフロントクランパー115−1のケーシングシャッター部115−1Zによって落下が防止される。充填管2−3によるケーシングCへの充填が終了して、充填管移動体10の矢印A方向への割り出し回転(図2参照)によって、空の充填管2が充填場所IIIから装着場所Iに移動されて来ると、待機位置P3上の円筒状部材120が矢印BR方向への移動を開始する。円筒状部材120の押進面120Aが押進終了位置P4に到達すると、充填管2−1へのケーシングCの装着が完了する。
次に、ソーセージ等の連鎖状食品の製造装置150が備える本発明の別の実施形態であるケーシング装着装置110Aについて、主に図8を参照して説明する。製造装置150は1体の充填管2のみを備えている点で、装置100と異なる。
製造装置150には、充填管支持体13に設けられた充填管2にケーシングCを装着するための装着場所Iと、ケーシングCに原料を充填するための充填場所IIIが充填管支持体13の回転軸線Xo回りに所定角度α、本例では120度間隔に設けられている。充填管移動手段4は所定量、本例では120度矢印AR方向に回転移動して充填管2を装着場所Iから充填場所III上に配列させた状態で停止し、充填終了すると、充填管2を充填場所IIIから装着場所Iまで矢印A方向に120度回転移動して、次のケーシングCの装着に備えるようになっている。ここで、所定角度αを例えば180度としても良い。
ケーシング装着装置110Aは回転軸線Xoよりも上方に位置した装着場所Iで停止している充填管2の下流(矢印B方向)に配設されている(図1参照)。ケーシング装着装置110Aはリンク形成手段9の調整その他の目的のために、リンク形成手段9から離反できるようになっている。リンク機構151が本体ハウジング1aに設けられている。リンク機構151は、エアシリンダ152によって駆動されて、上下並びに左右方向(矢印H方向)に往復移動するようになっている。リンク機構151は、駆動機構122を収容したハウジング113が固着した基板153に接続している。基板153はリンク機構151の作動に従ってリンク形成手段9に対して矢印H方向に往復移動するようになっている。
前記ケーシング装着装置110Aについて更に説明する。図9から図12を参照して、装置200は前記ケーシング装着装置110Aを備えており、且つ装置100と同じ構成からなる3体の充填管2を有した充填管移動手段4を備えている。ケーシング装着装置110Aは、ケーシング保持手段111と、ケーシング押進手段112と、ケーシング保持手段111をリンク形成手段9から離反させる離反手段155とを備えている。
即ち、装置200は、前述した装置150と同様に、ケーシングCが充填管2と実質的に整合するように充填管2の下流(矢印B方向)にケーシングCの外周Cdを保持したケーシング保持手段111を配置し、ケーシング保持手段111で保持されたケーシングCを充填管2に装着するケーシング装着装置110Aを備えており、ケーシングCを充填管2に装着する装着場所Iの下方位置に充填ケーシングSCをリンクに形成するリンク形成手段9を設け、ケーシング保持手段111をリンク形成手段9に対して、充填管2の長手軸線X1に直交する方向にリンク形成手段9の上方でH1方向及びH2方向へ往復移動させる離反手段155を備えている。
本装置200においては、リンク形成手段9はチャック5によって充填管2の長手軸線X回りを回転する充填ケーシングSCの外周を絞って捻り部SCaを形成するピンチャー部材9Aを有した一対のチェーン9Bを備えている。充填管2は長手軸線X回りに回転せずに、静止している。ピンチャー部材9Aを有した一対のチェーン9Bとチャック5は、特公昭40−27509号公報に開示された被覆体・チャック48とリンク形成用チェーン76とクリンプ用ラグ80と、捻りを形成する作用に関しては実質同じ構成である。
リンク形成手段9が載っている制動部材移動体41は本体ハウジング1aにヒンジ機構41−1を介して取り付けられており、充填管移動手段4が回転軸線Xo回りに回転するに際して、ヒンジ機構41−1を中心に時計方向に回転して充填管2から離れるように構成されている(図10参照)。
ケーシング保持手段111とケーシング押進手段112は、本体ハウジング1aに取り付けられたブラケット160に設けられた離反手段155である前記リンク機構151によって支持されており、製造装置200の運転中は、前述したようにケーシングCを充填管2に装着すべく、リンク形成手段9の上方の所定位置に配置されている。一方、ケーシング保持手段111はリンク形成手段9の上部カバーを兼ねており、充填運転中は、図10で示す矢印方向に回転移動する一対のチェーン9B、9Bを有するリンク形成手段9を上部から覆うようになっている。一方、リンク形成手段9の点検調整の時や、制動部材移動体41からのリンク形成手段9取り外し等に際しては、ケーシング保持手段111とケーシング押進手段112は、第12図で示した位置PB迄移動するように、即ち、リンク形成手段9から離反するように構成されている。
ケーシング保持手段111は駆動機構122を収容したハウジング113の下部に固着した前記基板153を有しており、基板153は水平方向に延びた平面部を有する部材であって、ハウジング113が所定位置PAに停止した状態において、リンク形成手段9のほぼ全体を上方から覆うと共に、ハウジング113の下部全体を覆うことができる形状を有している(図10参照)。
基板153は、制動部材移動体41との間にリンク形成手段9を上部から覆えない領域を有しているが(図10参照)、これは、前記した制動部材移動体41のヒンジ機構41−1を中心にした回転を許容するためであるが、この領域はケーシングホッパー116によって上方から覆われるようになっている。
基板153の上面部位にはエアシリンダ119を固着したブラケット119Bが取り付けられている。
主に図11を参照して、離反手段155は、ケーシング保持手段111を所定位置に支持する支持手段156と支持手段156を移動させる駆動手段157とを備えている。本実施形態における離反手段155は、支持手段156であるリンク機構151と、駆動手段157であるエアシリンダ152と、リンク機構151とエアシリンダ152を取り付けた主基板169とを備えている。
リンク機構151は、ハウジング113に固着された一対の軸161、161と、軸161、161に回動自在に嵌った一対の後部リンク162、162と、後部リンク162、162に固着した水平駆動軸163と、ハウジング113に固着された一対の軸164、164と、軸164、164に回動自在に嵌った一対の前部リンク165、165と、前部リンク165、165に固着した水平従動軸166と、水平駆動軸163を軸支した一対の軸受け167、167と、水平従動軸166を軸支した一対の軸受け167、167と、二対の軸受け167、167が取り付けられた一対のリンク支持基板168、168を備えている。
リンク支持基板168、168は、ケーシングクランパー115が充填管2−1に対して長手軸線X1方向の所定位置に配置されるように、ブラケット160に取り付けられている主基板169に固着している。この様に一対の後部リンク162、162並びに一対の前部リンク165、165はハウジング113に一対の軸161、161と一対の軸164、164とを介して連結して該ハウジング113を支持しており、ハウジング113はリンク機構151によって、リンク形成手段9の上方の所定位置PAに配設されるようになっている(図11)。
主基板169には、リンク機構151を駆動する上記したエアシリンダ152が揺動自在に取り付けられており、エアシリンダ152のロッド152Aは、水平駆動軸163に固着したレバー170に連結している。
リンク形成手段9からのケーシング保持手段111とケーシング押進手段112の離反の作動について、図11と図12を参照して説明する。エアシリンダ152を作動してロッド152Aを伸長させることによって、リンク形成手段9の上方位置に在るハウジング113を後退位置PBまで移動させ、次に充填運転の再開に備えて、ロッド152Aを収縮させることによってハウジング113をリンク形成手段9の上方の所定位置PA迄移動させる。
ロッド152Aが矢印R1方向に伸長するとレバー170を介して水平駆動軸163が反時計方向に回転駆動される。この水平駆動軸163の回転に基づいて一対の後部リンク162、162が反時計方向に回転し、後部リンク162、162に接続したハウジング113が後方(矢印H1方向)に移動する。一対の前部リンク165、165は後方に移動するハウジング113と共に反時計方向に回転し、結果として、ハウジング113は水平姿勢を保った状態で後退位置PBまで移動する。
この様にしてケーシング保持手段111とケーシング押進手段112がリンク形成手段9から離反すると、ハウジング113と基盤153がリンク形成手段9から上方且つ後方へ遠ざかるので、制動部材移動体41上のリンク形成手段9の調整点検や、制動部材移動体41上からのリンク形成手段9の着脱が可能となる。
次に、ロッド152Aが矢印R2方向に収縮すると、前述した矢印R1方向へのロッド152A伸長とは逆の作動によって、ハウジング113が前方(矢印H2方向)へ移動し、リンク形成手段9の上方の所定位置PAにて停止する。これによってケーシング保持手段111とケーシング押進手段112は充填管2−1に対して所定位置に配設され、次の充填運転が再開される。
本実施形態は、長手軸線Xに直交する方向において充填管支持体13の回転軸線Xoとリンク機構151との間に充填場所IIIを配設させたので(図8)、ソーセージ等の連鎖状食品の製造装置150、200を、長手軸線Xに直交する方向においてコンパクトにすることができる。
本実施形態は、長手軸線Xに直交する方向においてリンク形成手段9よりも後方(矢印H1側)にリンク機構151を設けたので、鉛直方向(装置上下方向)においてケーシング保持手段111をリンク形成手段9により接近させて設けることができる。
本実施形態は、離反手段155の支持手段156がリンク機構151で構成されているので、一対の後部リンク162、162を後方へ回転させるだけで、ケーシング保持手段111とケーシング押進手段112をリンク形成手段9から上方且つ後方へ遠ざけることができる。更に、構造が簡潔でコンパクトで廉価な装置にできる。
本実施形態では、ケーシング押進手段112も離反するように構成されているが、本発明においてはケーシング押進手段がリンク形成手段から離反することを必須としない。
本実施形態ではリンク機構151で構成されているが、リンク機構151にかえて離反手段155を、水平面上を往復直動するケーシング保持手段を摺動自在に支持する支持手段156としてのガイドレールと、ガイドレールで支持されたケーシング保持手段を往復直動させる駆動手段157としての公知のアクチュエータ、例えば、ロッドレスエアシリンダとによって構成しても良い。
本実施形態によるケーシング装着装置110、110Aによると、対向した二つの保持部位115−1C、115−2Cの間で挟まれて保持されたケーシングCを押進めるので、襞Csと襞Csとを密着させる方向の圧縮力がケーシングCに作用して襞Csと襞Csとの緩みを防止できる。
本実施形態のケーシング装着装置110、110Aによると、ケーシングCの前端部Ceを所定距離L押し進めることによってケーシングCを充填管2に装着させるようにしたので、簡潔構造で廉価なケーシング装着手段となる。
本実施形態の押進部材往復動手段118を長手軸線X1からオフセットして長手軸線X1のケーシング押進部材117に並置させて、ケーシング押進部材117を駆動するようにしても良い。押進部材往復動手段118は往復直動タイプのアクチュエータ(公知のエアシリンダ、他)に限定されない。例えば、制御モータで駆動されるボールネジや、制御モータで駆動される巻掛け走行体に取り付けられたケーシング押進部材117によってケーシングCを押進する様にしても良い。
本実施形態にかかるケーシング装着装置110、110Aは、1体以上の充填管を備えるソーセージ等の製造装置に適応できるものである。充填管移動体10は回転移動するタイプに限定されずに、例えば直動往復移動するタイプにたいしても適応できる。
以上述べた本発明にかかるケーシングを充填管に装着する方法及び装置は、人工ケーシングを用いたソーセージ等の食品の製造に対して広く適用することが可能である。
2 充填管
9 形成手段
111 ケーシング保持手段
113 ハウジング
115 ケーシングクランパー
115−1 フロントクランパー
115−2 リアクランパー
115−1C,115−2C 保持部位
116 ケーシングホッパー
117 ケーシング押進部材
121 基板
122 駆動機構
155 離反手段
D1 間隔
C ケーシング
Cd 外周
Ce 前端部
P1 受容位置
SC 充填ケーシング
SP 間
X1 充填管の長手軸線

Claims (9)

  1. ケーシングが充填管と実質的に整合するように充填管の下流にケーシングの外周を保持したケーシング保持手段を配置し、ケーシング保持手段で保持されたケーシングを充填管に装着する工程を備えた、ソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する方法において、
    対向して配されたケーシング保持手段の一対の保持部位の夫々を相対する保持部位に向けて互いに前進させ、
    上記前進を停止して所定の間隔でもって対向した一対の保持部位によってケーシングの外周を挟んで保持して、ケーシングが充填管に実質的に整合するように位置決めし、
    上記保持されたケーシングのその前端部を、ケーシングの長手方向に延びる一対の保持部位の間を移動するケーシング押進部材によって充填管に向けて押進め、
    ケーシング押進部材で押進められるケーシングのその外周が一対の保持部位に滑りながら充填管に向って移動する、
    ことを特徴とする、ソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する方法。
  2. ケーシングが充填管と実質的に整合するように充填管の下流にケーシングの外周を保持したケーシング保持手段を配置し、ケーシング保持手段で保持されたケーシングを充填管に装着する、ソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置において、
    ケーシング保持手段は、対向して配されており且つ相対する保持部位に向って互いに前進した後に停止して形成される所定の間隔でケーシングの外周を挟んで保持する一対の保持部位を有しており、上記一対の保持部位で外周を保持されたケーシングのその前端部に、ケーシングの長手方向に延びる一対の保持部位の間で当接するケーシング押進部材が、ケーシングの外周が上記一対の保持部位に滑りながら充填管に向って移動するように、充填管に向って一対の保持部位の間を移動することを特徴とする、ソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置。
  3. 保持部位はケーシングの長手方向に関して静止したケーシングクランパーに形成されており、ケーシングクランパーはケーシングの長手方向に延びていることを特徴とする、請求項2に記載のソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置。
  4. ケーシングクランパーは一対のフロントクランパーとリアクランパーを備えており、フロントクランパーの一方の保持部位は略V形の断面形状をした一方の案内面で、そしてリアクランパーの他方の保持部位は略V形の断面形状をした他方の案内面で構成されていることを特徴とする、請求項3に記載のソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置。
  5. ケーシングクランパーはケーシングクランパーの上方に設けられたケーシングポッパーから落下するケーシングCを受容する受容位置から、ケーシングが充填管に実質的に整合する位置迄、ケーシングの長手方向に直交する方向へ移動することを特徴とする、請求項3に記載のソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置。
  6. ケーシングクランパーを上記受容位置と上記実質的に整合する位置との間を往復移動させる駆動機構がリンク形成手段の上方位置に設けられていることを特徴とする、請求項5に記載のソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置。
  7. 駆動機構を内部に設けたハウジングを設け、ハウジングはリンク形成手段に対して往復移動することを特徴とする請求項6に記載のソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置。
  8. ケーシングを充填管に装着する場所の下方位置に充填ケーシングをリンクに形成するリンク形成手段を設け、
    ケーシング保持手段をリンク形成手段に対して、充填管の長手軸線に直交する方向にリンク形成手段の上方で往復移動させる離反手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載のソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置。
  9. ケーシングが充填管と実質的に整合するように充填管の下流にケーシングの外周を保持したケーシング保持手段を配置し、ケーシング保持手段で保持されたケーシングを充填管に装着する、ソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置において、
    ケーシングを充填管に装着する場所の下方位置に充填ケーシングをリンクに形成するリンク形成手段を設け、
    ケーシング保持手段をリンク形成手段に対して、充填管の長手軸線に直交する方向にリンク形成手段の上方で往復移動させる離反手段を備えていることを特徴とするソーセージ等食品用ケーシングを充填管に装着する装置。
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