JP2009284488A - 画像処理システムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラー画像出力の画質を改良する画像処理システムおよび方法を提供する。
【解決手段】黒成分を含まない原色空間によって定義される第1の色再現域に関する第1の色再現域データと、黒成分を含む原色空間によって定義される第2の色再現域に関する第2の色再現域データと、カラー画像を表す画像データが受け取られる。次に、第1の色再現域の少なくとも1つの第1の色の値が、第1の色再現域の外側に配置された第2の色再現域の部分の第2の色の値にマッピングされる。次いで、少なくとも1つの黒成分の割合の値が、それぞれのマッピングされた色の値に対して選択される。次に、選択されたそれぞれの黒成分の割合に関連付けられる黒でない色のデータが特定される。次に、選択されたそれぞれの黒成分の割合および関連する黒でない色のデータにしたがって、スカルプト化色再現域が生成される。受け取られた画像データに対応するカラー画像が、生成されたスカルプト化色再現域にしたがって、生成される。
【選択図】図6

Description

本発明は、カラー画像処理に関し、特に、カラー画像出力の画質を改良する画像処理システムおよび方法に関する。
色空間は、通常、色の特定のモデルである。インク・ジェット・プリンタ、レーザ・プリンタ、または染料昇華型プリンタを含むカラー・プリンタ等のカラー画像レンダリング装置の場合、画像は、通常、減法混色原色系からの色の選択的な配置によって生成される。減法混色原色系は、1つまたは複数の色を、白色光等の多色光源から選択的に取り除くことによって機能する。これは、所望の色出力を表すために多様な波長の光を選択的に追加することによって色が生成される加法混色原色系と対比をなす。赤‐緑‐青(RGB)等の加法混色スペクトルは、カラー・ディスプレイまたはカラー・プロジェクタ等の光を発する能動装置に使用される。
一般的な減法混色原色は、シアン‐マゼンタ‐イエロー(CMY)の原色セットを含む。これら3色の多様な比率の選択的な混合は、多様な色の生成を可能にする。それぞれの原色の量は、0%から100%まで変化させることができる。純粋なシアンは(100,0,0)として、純粋なマゼンタは(0,100,0)として、純粋なイエローは(0,0,100)として表される。3つの自由度が3次元空間内において3次元物体を定義できるため、それぞれの原色成分を0%から100%までの間において互いに対して変化させることによって、色空間内に、CMYの原色セットを用いてレンダリングすることができるすべての可能色を含む3次元の6面立方体が形成される。このCMY立方体は、このデバイス色空間内における色再現域と呼ばれる。
CMY色空間に黒色を追加した色空間はCMYKと呼ばれる。黒色を追加することによって、色再現域が、シャドウ内においてCMYの色再現域を超えて拡張される。CMYKデバイス色空間は、12面の立体である12面体としてモデリングされる。K(黒色)の追加は、CMY立方体のトップおよびボトムの3表面を分離し、辺および隅に沿った接続を保つことによってモデリングされる。このようにして、より大きな体積が、CMYKデバイス色空間のより大きな色再現域の広がりを反映する、12面体が形成される。
CMYKの使用は、階調範囲を増加させることによって、カラー画像のより良好な視覚的レンダリングを可能にする。しかし、CMYKの適用においては、出力画像に視覚的に不自然なアーティファクトが入り込むことを避けるための注意を払う必要がある。
本発明は、カラー画像出力の画質を改良する画像処理システムおよび方法を提供することを目的とする。
本発明による画像処理システムは、黒成分を含まない原色空間によって定義される第1の色再現域(color gamut)に関する第1の色再現域データを受け取る第1の受取り手段と、黒成分を含む原色空間によって定義される第2の色再現域に関する第2の色再現域データを受け取る第2の受取り手段と、カラー画像を表す画像データを受け取る第3の受取り手段とを備える。システムは、また、第1の色再現域の少なくとも1つの第1の色の値を、第1の色再現域の外側に配置される第2の色再現域の部分の第2の色の値にマッピングするマッピング手段と、それぞれのマッピングされた色の値に対して少なくとも1つの黒成分の割合の値(fractional black component value)を選択する選択手段とを備える。システムは、さらに、それぞれの選択された黒成分の割合(fractional black component)に関連付けられる黒でない色のデータを特定する特定手段と、それぞれの選択された黒成分の割合および関連する黒でない色のデータにしたがって、スカルプト化色再現域を生成する生成手段と、この生成手段によって生成されたスカルプト化色再現域にしたがって第3の受取り手段によって受け取られた画像データに対応するカラー画像を生成するカラー画像生成手段とを備える。
本発明による一実施形態においては、第1の色再現域データはCMYデバイス色空間に対応し、第2の色再現域データはCMYKデバイス色空間に対応する。
本発明の別の実施形態においては、黒成分の割合の値はL値に関連付けされ、黒でない色データはL色空間において規定される色の値のa値に関連付けされる。
本発明のさらに別の実施形態においては、システムは、さらに、第1の色再現域データおよび第2の色再現域データにしたがって定義される関数的に関係のあるデータ・ポイントのセットに対応する射線データを特定する射線データ特定手段を備える。
本発明の追加の実施形態において、選択手段は、射線データ特定手段によって特定される射線データにしたがって、少なくとも1つの黒成分の割合を選択する。
本発明の別の実施形態においては、選択手段は、さらに、少なくとも1つの黒成分の割合を、それに関連付けされた黒でない色データに関連付けされた飽和レベルにしたがって選択する。
また、本発明による画像処理方法は、黒成分を含まない原色空間によって定義される第1の色再現域に関する第1の色再現域データを受け取るステップと、黒成分を含む原色空間によって定義される第2の色再現域に関する第2の色再現域データを受け取るステップと、カラー画像を表す画像データを受け取るステップと、第1の色再現域の少なくとも1つの第1の色の値を第1の色再現域の外側に配置される第2の色再現域の部分の第2の色の値にマッピングするステップと、それぞれのマッピングされた色の値に対して少なくとも1つの黒成分の割合の値を選択するステップと、それぞれの選択された黒成分の割合に関連付けられる黒でない色のデータを特定するステップと、それぞれの選択された黒成分の割合および関連する黒でない色のデータにしたがってスカルプト化色再現域を生成するステップと、生成されたスカルプト化色再現域にしたがって受け取られた画像データに対応するカラー画像を生成するステップとを含む。
本発明によれば、カラー画像出力の画質を改良する画像処理システムおよび方法が提供される。
本発明による実施形態が適用されるシステム全体の構成例である。 本発明による実施形態のシステムの動作が実行されるコントローラのハードウェアの構成例を説明するための図である。 本発明による実施形態のシステムの動作が実行されるコントローラの機能ブロックの構成例を説明するための図である。 CMYK色再現域とCMY色再現域のグラフ表現である。 CMY色再現域とCMYK色再現域の間の正規化された区間についての黒色曲線の一例を表すグラフである。 本発明による一実施形態における動作例を表すフローチャートである。 本発明による他の実施形態における動作例を表すフローチャートである。 本発明による、さらに他の実施形態における動作例を表すフローチャートである。
以下、適宜、図面を参照しながら本発明による実施形態の説明を行う。図1は本発明による実施形態が適用される画像処理システム全体の構成例である。図に示したシステム100は、コンピュータ・ネットワーク102として表されている分散コンピューティング環境を利用して実施することができる。コンピュータ・ネットワーク102は、複数の電子装置間におけるデータの交換を可能とする本技術分野で知られている任意の分散通信システムである。コンピュータ・ネットワーク102は、例えば、仮想ローカル・エリア・ネットワーク、ワイド・エリア・ネットワーク、パーソナル・エリア・ネットワーク、ローカル・エリア・ネットワーク、インターネット、イントラネット、またはそれらの任意の組み合わせを含む本技術分野で知られている任意のコンピュータ・ネットワークである。本発明による一実施形態において、コンピュータ・ネットワーク102は、例えば、トークン・リング、IEEE802.11(x)、Ethernet(登録商標)またはその他の無線ベースまたは有線ベースのデータ通信メカニズム等の既存の多数のデータ転送メカニズムによって例示されるような物理レイヤおよびトランスポート・レイヤから構成される。尚、図にはコンピュータ・ネットワーク102を示したが、本発明は、本技術分野で知られているようなスタンドアローンの形態でも同様に実施可能である。
システム100は、さらに、様々なドキュメント処理を実行するために適切な多機能周辺装置(Multi-Function Peripheral;以下、MFPということがある。)として図に表されている、ドキュメント処理装置104を含む。しかし、MFPはドキュメント処理装置の一形態であって、本発明におけるドキュメント処理装置がMFPに限定されるものではない。ドキュメント処理装置における処理動作には、例えば、ファクシミリ通信、画像走査、コピー、印刷、電子メール、ドキュメント管理またはドキュメント保存等がある。本発明による一形態においては、ドキュメント処理装置104は、リモート・ドキュメント処理サービスを外部装置あるいはネットワークに接続された装置に対して提供する。ドキュメント処理装置104は、ユーザあるいはネットワークに接続された装置等とやり取りするように構成された、ハードウェア、ソフトウェアおよびこれらの任意の適切な組み合わせを含む。
また、本発明による一実施形態において、ドキュメント処理装置104は、例えば、IEEE 1394あるいはUSBインターフェイスを有する各種ドライブ、多様なICメモリカード等の、複数のポータブル記憶媒体を受け入れるためのインターフェイスを備える。本発明の実施形態において、ドキュメント処理装置104は、さらに、タッチスクリーン、LCD、タッチパネルまたは英数字キーパッド等のユーザ・インターフェイス106を備え、ユーザは、このようなユーザ・インターフェイスを介してドキュメント処理装置104と直接やり取りすることができる。本発明による実施形態において、ユーザ・インターフェイス106は、ユーザに対して情報を伝達するとともに、ユーザから選択内容を受け取るために有効に用いられる。ユーザ・インターフェイス106は、本技術分野で知られているように、ユーザにデータを提供するために適切な種々のコンポーネントからなる。本発明における一実施形態においては、ユーザ・インターフェイス106は、1つまたは複数のグラフィック要素、テキスト・データまたは画像等をユーザに表示し、ユーザから入力を受け取り、その入力を、さらに後ほど説明するコントローラ108等のバックエンド・コンポーネントに伝達するためのディスプレイ装置を有する。ドキュメント処理装置104は、適切な通信リンク112を介して、コンピュータ・ネットワーク102に通信可能に接続されている。適切な通信リンク112としては、例えば、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11(x)、Bluetooth(登録商標)、公衆交換電話網、専用通信ネットワーク、赤外線接続、光接続、または本技術分野において知られている他の適切な有線または無線のデータ通信チャネルがある。
本発明による実施形態において、ドキュメント処理装置104は、さらに、ドキュメント処理装置104による処理動作を容易にする、コントローラ108として示した、適切なバックエンド・コンポーネントを内蔵する。コントローラ108は、ドキュメント処理装置104の動作を制御し、あるいはユーザ・インターフェイス106を介した画像の表示を容易にし、および電子画像データの操作の指示等の処理を容易にするように構成されたハードウェア、ソフトウェアあるいはこれらの適切な組み合わせによって実装される。以下の説明においては、コントローラ108という用語は、後述する動作を実行し、もしくは実行させ、もしくは制御し、またはその他の指示を行うように機能するハードウェア、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせを含むドキュメント処理装置104に関連する任意の多数のコンポーネントの意味で、使用する。尚、図および上記の説明において、コントローラ108をドキュメント処理装置104に内蔵された形態としたが、コントローラ108は、ドキュメント処理装置104に通信可能に接続された外部装置の形態であってもよい。コントローラ108との関連において説明を行う処理動作は、本技術分野において知られている任意の汎用的なコンピューティング・システムによって実行可能である。したがって、コントローラ108は、このような汎用的なコンピューティング装置を表しており、以下の説明において使用する際にも、そのように意図されている。さらに、以下におけるコントローラ108の使用は、例としての実施形態にすぎず、当業者には明らかな他の実施形態も、本発明の一実施形態による画像処理システムおよび方法を用いることができる。コントローラ108の構成等については、後ほど図2と図3を参照しながら説明を行う。
また、ドキュメント処理装置104にはデータ記憶装置110が通信可能に接続されている。データ記憶装置110は、例えば、ハードディスク・ドライブ、その他の磁気記憶装置、光学式記憶装置、フラッシュ・メモリまたはそれらの任意の組み合わせを含む本技術分野で知られている大容量記憶装置である。一実施形態において、データ記憶装置110は、ドキュメント・データ、画像データまたは電子データベースのデータ等を保存するように適切に適合されている。データ記憶装置110は、図においてはシステム100の独立したコンポーネントとして例示されているが、例えば、内蔵ハードディスク・ドライブ等のような、ドキュメント処理装置104の内部記憶装置、あるいはコントローラ108のコンポーネント等として実装することができる。
システム100は、さらに、通信リンク116を介してコンピュータ・ネットワーク102とデータ通信可能なユーザ装置114を含む。図においてはユーザ装置114をノート形パーソナル・コンピュータとして示しているが、これは例示にすぎない。ユーザ装置114は、例えば、コンピュータ・ワークステーション、デスクトップ形パーソナル・コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant、携帯情報端末)、ウェブ適合携帯電話、スマート・フォン、専用通信ネットワーク用の電子装置、またはその他のウェブ適合電子装置を含む本技術分野において知られている任意のパーソナル・コンピューティング装置を表す。通信リンク116は、例えば、Bluetooth(登録商標)、WiMax、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11(x)、専用通信ネットワーク、赤外線接続、光接続、公衆交換電話網、または本技術分野において知られている他の適切な無線または有線のデータ通信チャネルである。ユーザ装置114は、電子ドキュメント、ドキュメント処理インストラクション、ユーザ・インターフェイスの修正、アップグレード、更新、またはパーソナル化データ等を生成し、生成したデータ等を、ドキュメント処理装置104あるいはコンピュータ・ネットワーク102に接続された他の類似装置に送る。
次に、図2および図3を参照しながら、本発明による実施形態におけるシステムの動作が実行されるコントローラのハードウェアおよび機能構成等を説明する。図2に本発明による実施形態においてシステム100の動作が実行され、図1においてコントローラ108として示した、バックエンド・コンポーネントであるコントローラ200のハードウェア・アーキテクチャの構成例を説明するための図を示す。尚、図においては、コントローラの構成要素の意義をより明確にするため、参照符号232で示した、コントローラ以外のドキュメント処理装置の構成要素の一部を併せて示している。コントローラ200は、本明細書に記載する動作を円滑に実行する能力を有する、本技術分野において知られている任意の汎用的なコンピューティング装置を表す。コントローラ200には、少なくとも1つのCPUを含むプロセッサ202が含まれる。プロセッサ202は、互いに協調して動作する複数のCPUから構成されることもある。また、コントローラ200には、BIOS機能、システム機能、システム構成データおよびコントローラ200の動作に使用する他のルーチンもしくはデータ等の静的または固定的なデータ、あるいはインストラクションのために有効に使用される、不揮発性または読出し専用メモリ(ROM)204が含まれる。
また、コントローラ200には、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ、または他の任意の適切なアドレス指定可能かつ書き込み可能なメモリ・システムから構成されるRAM206が含まれる。RAM206は、プロセッサ202により処理されるアプリケーションおよびデータ処理に関係するデータ・インストラクションのための記憶領域を提供する。
ストレージ・インターフェイス208は、コントローラ200に関連するデータの不揮発性保存、大容量保存または長期的な保存のためのメカニズムを提供する。ストレージ・インターフェイス208は、参照符号216で示したディスク・ドライブ、あるいは光学式ドライブ、テープ・ドライブ等の適切な任意のアドレス指定可能、またはシリアル記憶装置等の大容量記憶装置の他、当業者に知られている適切な任意の記憶媒体を使用する。
ネットワーク・インターフェイス・サブシステム210は、ネットワークとの間の入出力を適切にルーティングすることによって、コントローラ200が他の装置と通信することを可能にする。ネットワーク・インターフェイス・サブシステム210は、コントローラ200に対する外部装置との1つまたは複数のコネクションのインターフェイスを適切にとる。図においては、例えば、Ethernet(登録商標)およびトークン・リング等の固定または有線ネットワークとのデータ通信のための少なくとも1つのネットワーク・インターフェイス・カード214と、WiFi(Wireless Fidelity)、WiMax、無線モデム、セルラ・ネットワークまたは適切な任意の無線通信システム等の手段を介した無線通信のために適切な無線インターフェイス218を示している。ネットワーク・インターフェイス・サブシステム210は、任意の物理的データ転送レイヤあるいは物理的データ転送レイヤではないデータ転送レイヤまたはプロトコル・レイヤを適切に利用する。図においては、ネットワーク・インターフェイス・カード214は、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク、ワイド・エリア・ネットワークまたはこれらの組合せから適切に構成される物理的ネットワーク220を介したデータ交換を行うために、相互接続されている。
プロセッサ202、読出し専用メモリ(ROM)204、RAM206、ストレージ・インターフェイス208およびネットワーク・インターフェイス・サブシステム210の間のデータ通信は、バス212によって例示したバス・データ転送メカニズムを介して行われる。
また、ドキュメント・プロセッサ・インターフェイス222もバス212を介してデータ通信を行う。ドキュメント・プロセッサ・インターフェイス222は、様々なドキュメント処理動作を実行するために、ドキュメント処理ハードウェア232との接続を提供する。そのようなドキュメント処理動作には、コピー・ハードウェア224によって実行されるコピー、画像走査ハードウェア226によって実行される画像走査、印刷ハードウェア228によって実行される印刷、およびファクシミリ・ハードウェア230によって実行されるファクシミリ通信がある。コントローラ200は、これらのドキュメント処理動作のいずれかまたは全部を適切に動作させる。複数のドキュメント処理動作を実行可能なシステムは、MFP(多機能周辺装置)または多機能装置と呼ばれる。システム100の機能は、ドキュメント処理装置と関連するインテリジェント・サブシステムとして図2に示したコントローラ200(図1におけるコントローラ108に対応)を含む、ドキュメント処理装置104等の適切なドキュメント処理装置において実行される。
次に図3を参照しながらシステムの動作が実行されるコントローラの機能ブロックと動作の概要を説明する。図3に、本発明による実施形態のシステム100の動作が実行されるコントローラの機能ブロックの構成例を説明するための図を示す。尚、図3においても、コントローラの機能要素の意義をより明確にするため、コントローラ以外のドキュメント処理装置の機能要素の一部を併せて示している。図3は、ソフトウェアおよびオペレーティング・システム機能と関連して、図2に示したハードウェアの機能性を例示している。
コントローラ機能はドキュメント処理エンジン302を含む。一実施形態において、ドキュメント処理エンジン302は、印刷動作、コピー動作、ファクシミリ通信動作および画像走査動作を可能にする。これらの機能は、産業界において一般に好まれるドキュメント処理周辺装置であるMFPと関連付けられることが多い。しかし、コントローラが上記のドキュメント処理動作のすべてを可能にする必要は必ずしもない。コントローラは、上記のドキュメント処理動作のサブセットである、専用のドキュメント処理装置、あるいはより限定した目的のドキュメント処理装置においても有効に用いられる。
ドキュメント処理エンジン302はユーザ・インターフェイス・パネル310と適切にインターフェイスされており、ユーザまたは管理者は、このユーザ・インターフェイス・パネル310を介して、ドキュメント処理エンジン302によって制御される機能にアクセスすることができる。アクセスは、コントローラにローカル接続されたインターフェイスを介して行われるか、遠隔のシン・クライアント(thin client)またはシック・クライアント(thick client)によって遠隔から行われる。
ドキュメント処理エンジン302は、印刷機能部304、ファクシミリ通信機能部306および画像走査機能部308とデータ通信を行う。これらの機能部は、印刷、ファクシミリの送受信、およびドキュメント画像をコピーのために取得するか、またはドキュメント画像の電子バージョンを生成するための、ドキュメント画像走査の実際の処理動作を容易にする。
ジョブ・キュー(job queue)312は、印刷機能部304、ファクシミリ通信機能部306および画像走査機能部308とデータ通信を行う。ビットマップ・フォーマット、ページ記述言語(PDL)フォーマットまたはベクター・フォーマット等の種々の画像形式は、画像走査機能部308からジョブ・キュー312を介して以降の処理のために中継される。
ジョブ・キュー312は、また、ネットワーク・サービス機能部314ともデータ通信を行う。一実施形態において、ジョブ制御信号、状態データまたは電子ドキュメント・データが、ジョブ・キュー312とネットワーク・サービス機能部314との間で交換される。このように、クライアント側ネットワーク・サービス機能320を介したコントローラ機能へのネットワーク・ベースのアクセスに適切なインターフェイスが提供され、このインターフェイスは任意の適切なシン・クライアントまたはシック・クライアントである。一実施形態において、ウェブ・サービス・アクセスは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)、ファイル転送プロトコル(FTP)、ユニフォーム・データ・ダイアグラム・プロトコルまたは他の任意の適切な交換メカニズムによって実行される。ネットワーク・サービス機能部314は、また、FTP、電子メールまたはテルネット(TELNET)等を介した通信のために、クライアント側ネットワーク・サービス機能320とのデータ交換も有効に提供する。このように、コントローラ機能は、種々のネットワーク・アクセス・メカニズムによって、電子ドキュメントおよびユーザ情報のやり取りを容易にする。
ジョブ・キュー312は、また、画像プロセッサ316ともデータ通信を行う。画像プロセッサ316は、印刷機能部304、ファクシミリ通信機能部306または画像走査機能部308等の装置機能部と、電子ドキュメントを交換するために適したフォーマットに変換するラスタ画像処理(RIP)、ページ記述言語インタープリタまたは任意の適切な画像処理を行うメカニズムである。
さらに、ジョブ・キュー312はジョブ解析部(job parser)318とデータ通信を行い、このジョブ解析部318はクライアント装置サービス部322等の外部装置からの印刷ジョブ言語ファイルを受け取る働きをする。クライアント装置サービス部322は、電子ドキュメントの印刷、ファクシミリ通信、またはコントローラ機能による処理が有効である他の適切な電子ドキュメントの入力を含む。ジョブ解析部318は、受け取った電子ドキュメント・ファイルを解析し、前述した機能およびコンポーネントに関連する処理のために、解析した電子ドキュメント・ファイル情報をジョブ・キュー312に中継する働きをする。
次に、本発明における動作の概要を説明する。先ず、黒成分を含まない原色空間によって定義される第1の色再現域(gamut)に関する第1の色再現域データが受け取られる。続いて、黒成分を含む原色空間によって定義される第2の色再現域に関する第2の色再現域データが受け取られる。次に、第1の色再現域の少なくとも1つの第1の色の値が、第1の色再現域の外側に配置された第2の色再現域の部分の第2の色の値にマッピングされる。次いで、少なくとも1つの黒成分の割合の値(fractional black component value)が、それぞれのマッピングされた色の値に対して選択される。次に、選択されたそれぞれの黒成分の割合(fractional black component)に関連付けられる黒でない色のデータが、特定される。次に、選択されたそれぞれの黒成分の割合および関連する黒でない色のデータにしたがって、スカルプト化色再現域(sculpted gamut)が生成される。画像色再現域は、画像レンダリング処理における重要な要素である。また、カラー画像を表す画像データが受け取られる。受け取られた画像データに対応するカラー画像が、生成されたスカルプト化色再現域にしたがって、生成される。
本発明の1つの例示的な実施形態によれば、先ず、電子画像データが、ドキュメント処理装置104の動作、およびポータブル記憶媒体等を介して、またはユーザ装置114から、ドキュメント・レンダリング装置の一種であるドキュメント処理装置104によって受け取られる。ドキュメント・レンダリング装置としてのドキュメント処理装置104の参照は例示目的だけのためであり、ユーザ装置114等の他の適切な装置も、本明細書で述べるシステムおよび方法にしたがって、色データを処理することができる。受け取られた電子画像データは、電子画像、例えば、赤、緑、青(RGB)色空間における電子画像に関連する色を表す色データを含む。次に、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切な処理コンポーネントが、ドキュメント処理装置104の第1の色再現域に関連し、シアン、マゼンタ、イエロー(CMY)色空間に対応する第1の色再現域データを受け取る。この色再現域は、画像レンダリング処理シーケンスにおける重要な要素である。次いで、ドキュメント処理装置104の第2の色再現域に関連し、シアン、マゼンタ、イエロー、黒(CMYK)色空間に対応する第2の色再現域データが、コントローラ108によって受け取られる。このデータの受信は、CMYの色材のセット、例えばCMY色空間におけるドキュメント処理装置のトナー出力について、例えば、CMY色空間における立方体の6つの表面のサンプリングを必然的に伴う。それぞれの面は、0から100パーセントまで変化する2つの色材を表す一方、残り1つの色材は0%または100%の一定値である。インク等の色材空間における立方体の表面上のそれぞれの点は、例えば、L等の色空間内の色再現域表面上の相当する点に対応する。CMYKインク等の色材セットについて、アルゴリズム的に等価な幾何学的立体は12の面(facet)を有する12面体であり、この立体のそれぞれの面は、CMYデバイス色空間における立方体の表面に類似する性質を呈する。すなわち、それぞれの面について、2つのインク等の色材が変化し、残り2つのインク等の色材は、それぞれの色材の最大または最小の一定値である。
スカルプト化色再現域を組み立てることによって、本質的に、スカルプト化の境界位置となる目標L値と、対応する黒色(K)値の両方が提供される。これらの値は相互に関連するが、後ほど述べるように、これらの値は2つの異なるステップで決定される。さらに、CMY色再現域およびCMYK色再現域の予備計算は、これらの2つの関連するパラメータをどのようにして最適に選択するかに関する指針を提供する。このように、CMYK色再現域は、極大の位置(L値)および関連する最大の黒色値の両方を提供し、同様にCMY色再現域は、最小となり得る位置および最小となり得る黒色値を提供する。スカルプト化色再現域のL値および黒色値の計算については、後ほど説明する。
次に、第1の色再現域の少なくとも1つの第1の色の値が、第1の色再現域の外側に配置された第2の色再現域の部分の第2の色の値にマッピングされる。すなわち、色の値が、CMY色再現域から、CMY色再現域の外にあるCMYK色再現域の部分にマッピングされる。
図4にCMYK色再現域とCMY色再現域のグラフ表現400を示す。図には、グラフ表現400におけるメッシュとして表すCMY色再現域404の上に重ね合わされた、グラフ表現400における稜として表すCMYK色再現域402が示されている。第1の色再現域すなわちCMY色再現域404の外側に配置された第2の色再現域、例えばCMYK色再現域402の部分は、領域406として図4において示される。次に、第1の色再現域データおよび第2の色再現域データにしたがって定義される関数的に関連のあるデータ・ポイントのセットに対応する射線データ(ray data)が特定される。射線は、例えば、[a]=[0 0]の中立軸等のピボット点から発出し、CMY色再現域およびCMYK色再現域と交差する。
次に、1つのL値に関連付けられる少なくとも1つの黒成分の割合の値が、特定された射線データにしたがって、マッピングされたそれぞれの色の値について選択される。このように、射線データに基づいて、CMY色再現域およびCMYK色再現域とのLの交差が決定される。L色ではなく黒成分を選択することは、色再現域全体にわたる黒成分における滑らかな全体的な変化を保つ重要性を意味する。次いで、選択されたそれぞれの黒成分の割合に関連する黒ではない色データが、L色空間において規定される色の値のa値に関連付けされる。
次に、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントによって、スカルプト化色再現域が、特定された黒ではない色データおよび関連付けされた黒成分の割合にしたがって、生成される。スカルプト化色再現域は、画像レンダリング処理に関連する重要なステップである。画像のレンダリングは、生成されたスカルプト化色再現域に連動して、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントによって実行される。
以上の例示的な実施形態によれば、一旦、黒成分が求められると、計算された黒成分の値に適したL値が決定される。決定されるL値は、本技術分野で知られているノイズおよびその他の要因に帰する、ある程度の変動を含む。したがって、当業者は認識することになろうが、本発明は、この変動をインク等の色材空間に対立するものとしての色空間内に置く。黒成分の割合の値は所定のL値において、当初、一定である。コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントによる処理の間の、その後に続く緻密化によって、Lの関数および射線データの両方として黒成分の割合の決定が可能となる。黒成分の割合がCMYK色再現域から得られる最大黒色(K)値に適用されて、スカルプト化された黒色値(=黒成分の割合の値×最大黒色値)が取得され、その値が固定される。
値を導き出し、CMY色再現域およびCMYK色再現域に交差する射線に沿った点に関する決定が行われる。スカルプト化された黒色値は、可能性のあるL値の範囲またはセットを許容する。可能性のあるL値の範囲またはセットから、いずれのL値が中立から最も遠いか、すなわち最も飽和した色に対応するかに基づいて、選択が行われる。スカルプト化色再現域のサイズは、用いられる黒色の減少された量の制約を前提として、最大化される。図5に、CMY色再現域とCMYK色再現域の間の正規化された区間についての黒色曲線の一例を示す。図5に示したグラフは、減少された黒色量を前提とするスカルプト化色再現域のサイズを最大化するための1つの実施形態を図示する。図において、X軸は、CMY色再現域とCMYK色再現域の間の正規化された距離を表し、Y軸は黒色の割合を表す。
スカルプト化された黒色値は、図5のグラフのY軸502にマッピングされる。次に、Y軸502上のスカルプト化された黒色値から最小黒色曲線506との交点まで線が延ばされる。次いで、CMY色再現域とCMYK色再現域の間の正規化された区間における距離の割合(fractional distance)が、関連するL値の計算を行うために、X軸504に対する反射を介して決定される。本実施形態の実装の間において、ノイズおよびその他の不安定性があるため、真の最小黒色値は使用されない。例えば、すべてのデータ・ポイントの多項式近似(fit)を表す曲線510が使用される。多項式近似を表す曲線は、通常、最小黒色曲線506と最大黒色曲線508の解の間の区間内において最小黒色曲線の値より上に約10%上がる。
本発明の別の例示的な実施形態によれば、先ず、CMY色再現域およびCMYK色再現域が、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントによって組み立てられる。CMY色再現域およびCMYK色再現域スカルプト化色再現域についての範囲をひとまとめにする。次に、Lの関数として最適シータ量子化を可能にするように骨格色再現域(skeletal gamut)が組み立てられる。このような実施形態によれば、骨格色再現域は、紙の白から黒点までの主な色相の傾斜(ramp)の他、色再現域ガードルも含む。次いで、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントによって、L軸の量子化が規定される。
一定のL平面ベースでスカルプト化色再現域を組み立てるために、所定の[Lシータ]値において、例えば中立軸等の選択されたピボット点から射線が投じられる。続いて、CMY色再現域およびCMYK色再現域とのL交点が求められる。次に、CMY色再現域とCMYK色再現域の間の正規化された(0〜1)区間内の5つの点について、最大黒色および最小黒色のインキングの解が求められる。次に、最大黒色および最小黒色の値がプロットされる。ここで、例えば前述した図5にあるように、Y軸が黒色の割合を表し、X軸が正規化された距離を表す。
次に、最小黒色(K)と最大黒色(K)値の間の、予め定められたパーセンテージ、例えば10%の複数の近似点(fit points)が計算される。次いで、低次多項式が当て嵌められ、計算された点が単調であるか否かに関する判断が行われる。計算された点が単調でないときは、直線近似によって単調性が強制される。次に、黒成分の割合の値が、射線について独立に取得され、スカルプト化された黒色値が計算される。次に、計算されたスカルプト化された黒色値および最小黒色値、最大黒色値が、所望のL値を決定するように使用される。次いで、決定されたL値が、CMY色再現域およびCMYK色再現域によって規定されるスカルプト化色再現域の幾何学的境界内にあるか否かを判断するように分析される。L値が境界の外側である場合には、L値は最も近い色再現域にクリップされる。L値が境界内にある場合には、本技術分野で知られている順方向モデルが、スカルプト化された黒色値および関連するL値を前提として、反転され、結果としてCMYインク等の色材がもたらされる。次に、計算されたL値、CMYK値は、ドキュメント処理装置104に関連するデータ記憶装置110に保存され、次のシータまたは別なL平面に関する処理が、引き続いて実行される。
以上、図1ないし図5を参照しながらシステム100とその構成コンポーネントについて説明を行ったが、図6ないし図8に示すフローチャートを参照しながら行う次に述べる説明によって、理解がより深まるであろう。図6に、本発明による一実施形態における動作例を表すフローチャートを示す。先ず、S602で、黒成分を含まない原色空間、ブラック成分を持たない原色空間、例えばCMY色空間によって定義される第1の色再現域(color gamut)に関する第1の色再現域データが受け取られる。以下、図6に示した動作を実行するドキュメント・レンダリング装置としてドキュメント処理装置104を、例示の目的だけのために参照するが、ユーザ装置114等のその他の適切な装置も、以下に述べる色データの処理を実行することができる。次にS604において、黒成分を含む原色空間、例えばCMYK色空間によって定義される第2の色再現域に関する第2の色再現域データが受け取られる。
処理は、続いてS606に進み、第1の色再現域の少なくとも1つの第1の色の値が、第1の色再現域の外側に配置された第2の色再現域の部分の第2の色の値にマッピングされる。第1の色再現域の外側の第2の色再現域の部分の例は、図4に参照符号406で示した。S608においては、少なくとも1つの黒成分の割合の値が、それぞれのマッピングされた色の値について選択される。次にS610において、それぞれの選択された黒成分の割合に関連付けられる対応する黒でない色データが、特定される。次いでS612において、選択されたそれぞれの黒成分の割合および関連する黒でない色のデータにしたがって、スカルプト化色再現域が生成される。S614においては、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントが、受け取った画像データに対応するカラー画像を、生成されたスカルプト化色再現域にしたがって、生成する。
図7に、本発明による他の実施形態における動作例を表したフローチャートを示す。先ず、S702で、ユーザ装置114、ポータブル記憶媒体、またはドキュメント処理装置104の動作等から、電子画像データが、ドキュメント・レンダリング装置の一種であるドキュメント処理装置104のコントローラ108によって受け取られる。当業者は認識することになろうが、受け取られた電子画像データは、例えばRGB等の加法混色空間の色データを含むことができる。S704においては、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントが、ドキュメント処理装置104の、例えば、CMY色空間等の黒成分を含まないデバイス色空間によって定義される第1の色再現域に関する第1の色再現域データを受け取る。コントローラ108は、次にS706において、ドキュメント処理装置104の、例えば、CMYK色空間等の黒成分を含むデバイス色空間によって定義される第2の色再現域に関する第2の色再現域データを受け取る。
CMYトナー・セットまたはインク・セット、例えばドキュメント処理装置104によってCMY色空間で出力されることが可能なカラー・トナーは、色再現域境界記述子(GBD)を与える。CMY色空間等における立方体のそれぞれの面は、0から100パーセントまで変化する2つのトナー等の色材に対応し、残り1つのトナー等の色材は、それの最大値(100%)または最小値(0%)である。したがって、トナー等の色材空間における立方体の表面上のそれぞれの点は、例えば、L等の関連する色空間内の色再現域表面上の相当する点に対応する。また、例えば、黒色トナーを含むトナー・セット等のCMYKトナー・セットについて、アルゴリズム的に等価な幾何学的立体は12面を有する12面体として表され、この立体のそれぞれの面は、CMY立方体の面と類似する性質を呈する。すなわち、12面体のそれぞれの面について、トナー等の2つの色材が0から100パーセントまで変化し、残り2つのトナー等の色材は、それぞれの最小(0%)または最大(100%)の値に固定される。
前述したように、スカルプト化色再現域を組み立てることによって、本質的に、スカルプト化の境界位置となる目標L値と、対応する黒色(K)値の両方が提供される。これらの値は相互に関連するが、後ほど述べるように、これらの値は2つの異なるステップで決定される。さらに、スカルプト化色再現域の組み立てに先行するCMYおよびCMYK色再現域の計算は、それら2つの関連するパラメータをどのようにして最適に選択するかに関する指針を提供する。したがって、CMYK色再現域は、極大の位置(L値)および関連する最大の黒色値の両方を提供し、一方、CMY色再現域は、最小となり得る位置および最小となり得る黒色値を提供する。
図7に戻り、S708において、第1の色再現域データおよび第2の色再現域データにしたがって定義される関数的に関係のあるデータ・ポイントのセットに対応する射線データが特定される。次にS710において、第1の色再現域の少なくとも1つの第1の色の値が、第1の色再現域の外側に配置された第2の色再現域の部分の第2の色の値にマッピングされる。すなわち、色の値が、CMY色再現域からCMYK色再現域にマッピングされる。前述したように、第1の色再現域の外側に配置された第2の色再現域の部分の例は、図4に参照符号406で示した。射線は、例えば、[a]=[0 0]の中立軸等のピボット点から発出し、CMY色再現域およびCMYK色再現域と交差するが、これに関しては図5を参照しながら前述した。
処理はS712に続き、[Lシータ]値に関連付けられる少なくとも1つの黒成分の割合の値が、特定された射線データにしたがって、マッピングされたそれぞれの色の値について選択される。このように、CMY色再現域およびCMYK色再現域とのLの交点が、射線データに基づいて、決定される。L色ではなく黒成分を選択することは、色再現域全体にわたる黒成分における滑らかな全体的な変化を保つ重要性を意味する。コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切な処理コンポーネントは、次にS714において、L色空間において規定される色の値のa値に関連付けされる、選択されたそれぞれの黒成分の割合に関連する黒ではない色データを特定する。
次にS716で、選択されたそれぞれの黒成分の割合および関連するCMY色材にしたがって、スカルプト化色再現域が生成される。S718においては、受け取った画像データに対応するカラー画像が、生成されたスカルプト化色再現域にしたがって、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントによって、生成される。
図8に、本発明による、さらに他の実施形態における動作例を表したフローチャートを示す。先ず、S802で、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントによって、CMY色再現域が組み立てられる。S804においては、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントが、CMYK色再現域を組み立てる。CMY色再現域およびCMYK色再現域は、本発明の1つの実施形態にしたがって、スカルプト化色再現域についての範囲をひとまとめにする。次にS806において、Lの関数として最適シータ量子化を可能にするように、コントローラ108によって、骨格色再現域が生成される。例えば、骨格色再現域は、紙の白から黒点までの主な色相の傾斜(ramp)の他、色再現域ガードルも含む。S808においては、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントが、L軸の量子化を規定する。骨格色再現域は、一定のLにおけるa平面内で、射線が投影されるシータ値の最適な選択を容易にする。これは、最も鮮やかな色、すなわち所定の境界の隅と交差するシータがサンプリングされることを保証する。
処理は、次にS810に進み、一定のL平面のベースでスカルプト化色再現域を組み立てるように、所定の[Lシータ]値において、例えば中立軸等の選択されたピボット点から、射線が投じられる。S812においては、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントが、CMY色再現域およびCMYK色再現域とのL交点を求める。次にS814で、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントは、CMY色再現域とCMYK色再現域の間の正規化された(0〜1)区間内の5つの点について、最大黒色(最大K)および最小黒色(最小K)のインキングの解を求める。S816においては、最大黒色(最大K)および最小黒色(最小K)の値が、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントによって、プロットされる。このようなプロットは、黒色の割合を表すY軸および正規化された距離を表すX軸を含む。このようなプロットの例は、図5を参照しながら、前述した。
S818においては、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントが、最小黒色と最大黒色の値の間の、予め定められたパーセンテージ、例えば10%の複数の近似点を計算する。次にS820において、低次多項式が当て嵌められ、S822において、計算された点が単調であるか否かに関する判断が行われる。S822において、点が単調でないとの判断が行われると、処理はS824に進み、直線近似によって単調性が強制される。点が単調である旨の判断が行われたとき、またはS824における単調性の強制に続いて、処理はS826に進む。S826においては、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントが、射線についての黒成分の割合の値を取得する。次にS828において、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントが、スカルプト化された黒色値を計算する。
次いでS830において、コントローラ108もしくはドキュメント処理装置104に関連する他の適切なコンポーネントが、計算したスカルプト化された黒色値および最小黒色値、最大黒色値を用いて、所望のL値を決定する。次にS832で、決定されたL値が、CMY色再現域およびCMYK色再現域によって規定されるスカルプト化色再現域の幾何学的境界内にあるか否かの判断が行われる。S832において、L値がスカルプト化色再現域の幾何学的境界の内部にないと判断されると、処理はS834に進み、適切な訂正アルゴリズム、すなわち最も近い色再現域境界へのクリッピングが適用される。S832において、L値がスカルプト化色再現域の幾何学的境界の内部にあると判断されると、処理はS836に進み、CMYインキングの解を取得するように、順方向モデルが反転される。次にS838で、計算されたL値、CMYK値は、例えば、データ記憶装置110等の関連する記憶装置に保存される。次に処理はS840に進み、別のシータ、L平面が未処理の状態で残っているか否かの判断が行われる。別のシータ、L平面が未処理の状態で残っていない場合は、図8の例示的な実施形態に関する動作は終了する。別のシータ、L平面が未処理の状態で残っている場合には、処理はS810に戻り、所定のLシータ値を前提とする射線が、処理対象のシータ、L平面に関連して選択されたピボット点から投じられ、以上説明した処理が、すべてのシータ、L平面について完了するまで続けられる。
本発明は、ソース・コード、オブジェクト・コード、部分的にコンパイルされた形のようなコード中間ソースおよびオブジェクト・コードの形、あるいは本発明の実施形態で使用するために適した任意の他の形のコンピュータ・プログラムをも含む。コンピュータ・プログラムは、スタンドアローンのアプリケーション、ソフトウェア・コンポーネント、スクリプトまたは他のアプリケーションへのプラグ・インとすることができる。本発明を実施するコンピュータ・プログラムは、例えば、ROMやRAM等の記憶媒体、CD−ROM等の光記録媒体、フロッピー(登録商標)ディスク等の磁気記録媒体等の、コンピュータ・プログラムを伝達することができる任意の実体または装置である担体上で具体化することができ、あるいは電気ケーブルまたは光ケーブルによって、または無線や他の手段によって伝えられる電気信号や光信号等の任意の担体によって伝達することができる。コンピュータ・プログラムは、サーバからインターネットを介してダウンロードすることもできる。また、コンピュータ・プログラムの機能は集積回路に組み込むこともできる。説明を行った本発明の原理を実質的にコンピュータまたはプロセッサに実行させるコードを含む任意およびすべての実施形態は、本発明の範囲内にある。
本発明の好ましい実施形態の以上の説明は、例示と説明のために行った。説明は網羅的ではなく、本発明を開示した形態に限定しようとするものでもない。以上の開示を鑑みて明らかな変更または変形が可能である。実施形態は、本発明の原理とその実際的な応用例を最もよく示し、それにより当業者が、本発明を、意図された特定の使用に適した様々な実施形態において様々な変更を行って使用できるように選択され説明された。そのようなすべての変更と変形は、特許請求の範囲の記載に明示されるとおりの本発明の原理および範囲内において、当業者によって行われ得ることは明らかであり、特許請求の範囲の記載によって定められる本発明の範囲内にある。
100 システム
102 コンピュータ・ネットワーク、分散通信システム
104 ドキュメント処理装置、MFP、ドキュメント・レンダリング装置
106 ユーザ・インターフェイス
108 コントローラ
110 データ記憶装置
112、116 通信リンク
114 ユーザ装置
200 コントローラ
202 プロセッサ
204 読み出し専用メモリ、ROM
206 RAM
208 ストレージ・インターフェイス
210 ネットワーク・インターフェイス・サブシステム
212 バス
214 ネットワーク・インターフェイス・カード
216 ディスク・ドライブ
218 無線インターフェイス
220 物理的ネットワーク
222 ドキュメント・プロセッサ・インターフェイス
224 コピー・ハードウェア
226 画像走査ハードウェア
228 印刷ハードウェア
230 ファクシミリ・ハードウェア
232 ドキュメント処理ハードウェア
302 ドキュメント処理エンジン
304 印刷機能部
306 ファクシミリ通信機能部
308 画像走査機能部
310 ユーザ・インターフェイス・パネル
312 ジョブ・キュー
314 ネットワーク・サービス機能部
316 画像プロセッサ
318 ジョブ解析部
320 クライアント側ネットワーク・サービス機能
400 CMYK色再現域とCMY色再現域のグラフ表現
402 CMYK色再現域
404 CMY色再現域
406 CMY色再現域の外側に配置されたCMYK色再現域の部分
502 Y軸
504 X軸
506 最小黒色曲線
508 最大黒色曲線
510 多項式近似を表す曲線

Claims (12)

  1. 黒成分を含まない原色空間によって定義される第1の色再現域に関する第1の色再現域データを受け取る第1の受取り手段と、
    黒成分を含む原色空間によって定義される第2の色再現域に関する第2の色再現域データを受け取る第2の受取り手段と、
    カラー画像を表す画像データを受け取る第3の受取り手段と、
    前記第1の色再現域の少なくとも1つの第1の色の値を、前記第1の色再現域の外側に配置される前記第2の色再現域の部分の第2の色の値にマッピングするマッピング手段と、
    それぞれのマッピングされた色の値に対して少なくとも1つの黒成分の割合の値を選択する選択手段と、
    それぞれの選択された黒成分の割合に関連付けられる黒でない色のデータを特定する特定手段と、
    それぞれの選択された黒成分の割合および関連する黒でない色のデータにしたがって、スカルプト化色再現域を生成する生成手段と、
    この生成手段によって生成されたスカルプト化色再現域にしたがって、前記第3の受取り手段によって受け取られた画像データに対応するカラー画像を生成するカラー画像生成手段と
    を備えることを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記第1の色再現域データはCMYデバイス色空間に対応し、
    前記第2の色再現域データはCMYKデバイス色空間に対応することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記黒成分の割合の値はL値に関連付けされ、
    前記黒でない色データは、L色空間において規定される色の値のa値に関連付けされることを特徴とする請求項2に記載の画像処理システム。
  4. 前記システムは、
    前記第1の色再現域データおよび前記第2の色再現域データにしたがって定義される関数的に関係のあるデータ・ポイントのセットに対応する射線データを特定する射線データ特定手段を、さらに、備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  5. 前記選択手段は、前記射線データ特定手段によって特定される射線データにしたがって、前記少なくとも1つの黒成分の割合を選択することを特徴とする請求項4に記載の画像処理システム。
  6. 前記選択手段は、前記少なくとも1つの黒成分の割合を、それに関連付けされた黒でない色データに関連付けされた飽和レベルにしたがって選択する手段を、さらに、含むことを特徴とする請求項5に記載の画像処理システム。
  7. 黒成分を含まない原色空間によって定義される第1の色再現域に関する第1の色再現域データを受け取るステップと、
    黒成分を含む原色空間によって定義される第2の色再現域に関する第2の色再現域データを受け取るステップと、
    カラー画像を表す画像データを受け取るステップと、
    前記第1の色再現域の少なくとも1つの第1の色の値を、前記第1の色再現域の外側に配置される前記第2の色再現域の部分の第2の色の値にマッピングするステップと、
    それぞれのマッピングされた色の値に対して少なくとも1つの黒成分の割合の値を選択するステップと、
    それぞれの選択された黒成分の割合に関連付けられる黒でない色のデータを特定するステップと、
    それぞれの選択された黒成分の割合および関連する黒でない色のデータにしたがって、スカルプト化色再現域を生成するステップと、
    生成されたスカルプト化色再現域にしたがって、前記受け取られた画像データに対応するカラー画像を生成するステップと
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  8. 前記第1の色再現域データはCMYデバイス色空間に対応し、
    前記第2の色再現域データはCMYKデバイス色空間に対応することを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  9. 前記黒成分の割合の値はL値に関連付けされ、
    前記黒でない色データは、L色空間において規定される色の値のa値に関連付けされることを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 前記方法は、
    前記第1の色再現域データおよび前記第2の色再現域データにしたがって定義される関数的に関係のあるデータ・ポイントのセットに対応する射線データを特定するステップを、さらに、含むことを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  11. 前記選択するステップは、前記特定された射線データにしたがって、前記少なくとも1つの黒成分の割合を選択することを含むことを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  12. 前記選択するステップは、前記少なくとも1つの黒成分の割合を、それに関連付けされた黒でない色データに関連付けされた飽和レベルにしたがって選択することを含むことを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
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