JP2009283419A - 面状光源及び液晶表示装置 - Google Patents

面状光源及び液晶表示装置 Download PDF

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崇 志村
Taku Kumasaka
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Abstract

【課題】 面状光源及び液晶表示装置において、複数の導光板を並べても隣接する端面間の隙間における輝度低下を抑制し、見栄えを改善すること。
【解決手段】 LED光源2と、該LED光源2を光入射面である基端側端面3aに配しLED光源2から入射され導光した光を光路変換して主面3b側から面状に出射する導光板3と、を備えた複数のライトユニット4が、互いに導光板3を隣接状態にして複数列並べられて構成された面状光源1であって、基端側端面3a以外で互いに隣接する導光板の端面3cが、それぞれ主面3bに対して傾斜している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液晶表示パネルなどを照明する面状光源及びこれを備えた液晶表示装置に関する。
薄型テレビジョン装置や薄型モニター等の大型ディスプレイには、画像表示のための液晶表示装置が広く採用されている。この液晶表示装置には、液晶表示パネルの裏面側から光を照射して表示画面の輝度を高めるバックライトユニットが用いられている。
上記バックライトユニットでは、導光板と、該導光板の側端面に配置させたLED等の光源と、を備え、光源からの光を導光して主面全体から液晶表示パネルに向けて出射させている。
近年、液晶テレビジョン装置の大型化に伴って、その軽量化や薄型化がさらに要望されているが、バックライト方式では混色性や輝度ムラが厚みと反比例の関係となり、薄型化が困難であった。また、サイドエッジ面に光源を配した導光板を用いたバックライトユニットであって、大型の導光板を作製する方法として射出成形方式を採用した場合、大面積でかつ薄型のものを作製する際に、形状全体に樹脂が転写、充填され難いという限界があった。また、樹脂を十分に充填するためには、成型機を大型化し、射出圧力を上げることで解決される場合もあるが、大型の成型機は設備費用の多大なコストがかかるため、製品コスト的に採用が難しい。
このため、従来、例えば特許文献1には、多数の光源が回路基板上に実装され、各光源に対応して複数の導光板(導光体)が2次元に配列された照明装置が提案されている。これら面光源装置及び照明装置では、導光板において光源が配された端面及び該端面に対向した端面以外の端面が、光の出射面である主面に対して垂直な面とされ、隣接する導光板の端面と互いに突き合わされている。
特開平9−186825号公報(図2)
しかしながら、上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
従来、導光板を隣接させて複数配列させる際に、導光板同士を近接させて配置するが、実装上の固定方法、組み付け誤差、材厚及び熱膨張等を考慮して隣接する導光板の間隔を一定のクリアランスに設定して互いに端面を突き合わせている。この際、特許文献1に記載の技術のように、隣接する導光板の端面同士が、主面に対して垂直な面とされていると、内部を導光される光が垂直な端面で内側に反射されて端面から主面側外部に出射され難いため、隣接する端面間の隙間が暗部となる不都合があった。このため、隣接する導光板の間に線状の輝度低下部分が発生し、見栄えが悪くなるという不都合があった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、複数の導光板を並べても隣接する端面間の隙間における輝度低下を抑制し、見栄えを改善することができる面状光源及び液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明の面状光源は、光源と、該光源を光入射面である基端側端面に配し前記光源から入射され導光した光を光路変換して主面側から面状に出射する導光板と、を備えた複数のライトユニットが、互いに前記導光板を隣接状態にして複数列並べられて構成された面状光源であって、前記基端側端面以外で互いに隣接する前記導光板の端面が、それぞれ前記主面に対して傾斜していることを特徴とする。
この面状光源では、光入射面である基端側端面以外で互いに隣接する導光板の端面が、それぞれ主面に対して傾斜しているので、端面から外部に光が出射され易くなり、端面同士の隙間における輝度が向上する。したがって、隣接する端面近傍の輝度が補正されて輝度低下が抑制され、全体の見栄えが改善される。また、導光板間の輝度が向上するので、導光板同士の間隔を従来よりも広く設定することができ、固定方法、組み付け誤差、材厚、熱膨張等を考慮した余裕のある設計が可能になる。
また、本発明の面状光源は、前記基端側端面以外で互いに隣接する前記導光板の端面が、前記主面に対して45°傾斜していることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、隣接する導光板の端面が、主面に対して45°傾斜しているので、内部を導光される光を効率的に外部に出射させることができる。
また、本発明の面状光源は、前記基端側端面以外で互いに隣接する前記導光板の端面が、それぞれ前記主面側に向けられていることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、隣接する導光板の端面が、それぞれ主面側に向けられているので、両方の端面から主面側に光が出射され易く、端面間の輝度を向上させることができる。
また、本発明の面状光源は、前記基端側端面以外で互いに隣接する前記導光板の端面が、それぞれ前記主面と反対側に向けられていることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、隣接する導光板の端面が、それぞれ主面と反対側に向けられているので、導光板端面から出射された光が反射シート等により主面側に反射されることで、隣接する端面間における輝度を高めることが可能になる。
また、本発明の面状光源は、前記基端側端面以外で互いに隣接する前記導光板の端面の一方が、前記主面側に向けられていると共に、前記導光板の端面の他方が、前記主面と反対側に向けられて前記導光板の端面の一方に対してその上方に配されていることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、隣接する導光板の端面の一方が、主面側に向けられていると共に、導光板の端面の他方が、主面と反対側に向けられて導光板の端面の一方に対してその上方に配されているので、主面側から見た平面視で導光板の端面が重なった状態となり、両方の端面から出射される光も重なって端面間の輝度を向上させることができる。
本発明の液晶表示装置は、液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの裏面側に配された上記本発明の面状光源と、を備えていることを特徴とする。すなわち、この液晶表示装置では、上記本発明の面状光源を備えているので、導光板間の輝度低下が抑制され、見栄えが良好な大面積の画像表示が得られる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係る面状光源によれば、光入射面である基端側端面以外で互いに隣接する導光板の端面が、それぞれ主面に対して傾斜しているので、端面から外部に光が出射され易くなり、端面同士の隙間における輝度低下が抑制され、全体の見栄えが改善される。したがって、大型成型機や金型加工が不要で、簡単かつ低コストに作製可能な小型サイズの導光板を複数設置することで、大型サイズを実現できると共に、隣接する導光板端部の輝度低下を抑制し、見栄えの良好な面状光源を得ることができる。また、この面状光源を備えた液晶表示装置によれば、見栄えの良好な大面積の画像表示を得ることができる。
以下、本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第1実施形態を、図1から図4に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
本実施形態における面状光源1は、液晶表示装置のバックライトユニットであって、図1から図3に示すように、複数のLED光源(光源)2と、該LED光源2を光入射面である基端側端面3aに配しLED光源2から入射され導光した光を光路変換して主面3b側から面状に出射する導光板3と、を備えた複数のライトユニット4が、互いに導光板3を隣接状態にして複数列並べられて構成されている。
上記導光板3は、長方形状とされていると共に複数の縦列及び横列からなるマトリクス状に配置されている。特に、本実施形態の面状光源1は、大型サイズのバックライトで主流の縦横比である16:9となるように導光板3の形状及び設置枚数が決定されている。なお、本実施形態では、長辺方向を横列とすると共に短辺方向を縦列とし、縦8列及び横6列にライトユニット4が並べられている。
また、基端側端面3a以外で互いに隣接する導光板3の端面3cは、それぞれ主面3bに対して垂直ではなく、傾斜しており、本実施形態では、主面3bに対して45°傾斜している。
さらに、基端側端面3a以外で互いに隣接する導光板3の端面3cは、それぞれ主面3b側に向けられて配されている。なお、隣接する導光板3の端面3cに、それぞれドット形状やプリズム形状等の微細光学形状を施して輝度の補正を行っても構わない。
これら隣接する導光板3は、組み付け誤差、端面3c近傍の輝度及び見栄え等に応じて互いに数mmの距離だけ離間させて配列される。
なお、光入射面である基端側端面3aは、LED光源2からの光を効率的に内部に入光させると共に良好に導光させるため、LED光源2の光出射面に対向して主面3bに対して垂直な面とされている。
この面状光源1では、例えば入光面(光入射面)である基端側端面3aが図1における横方向に延在するように導光板3が配置され、光の出射方向が図1における上下方向(縦方向)になるように、LED光源2の光出射面が図1における上下方向に向けて設置されている。
上記導光板3は、例えば透明なポリカーボネイト樹脂やアクリル樹脂等で形成されている。
また、上記導光板3は、例えばベゼル(図示略)を介して又は直接、リジッド基板5に設置される。さらに、各LED光源2は、ベゼル又はリジッド基板5に固定されたフレキシブルプリント基板(図示略)に接続されている。
基端側端面3aにおけるLED光源2に対向した領域には、例えば断面V字状の入光プリズム(図示略)が複数形成されている。また、導光板3の主面である光出射面には、例えば白色ドットパターン(図示略)が形成されている。なお、光出射面又はその対向面に、例えばプリズム状やレンチキュラーレンズ状の微細光学形状等の他の光学形状を施しても構わない。例えば、プリズム状の微細光学形状を施した場合、LED光源2から遠いほど、プリズムの頂角が大きく設定される。また、断面不等辺三角形状のプリズムとし、頂角が大きくなるに従い、プリズム形状の深さが深く設定される、又はプリズムピッチが狭く設定される。
上記LED光源2は、基端側端面3aに光出射面である先端面を対向させて設置された白色LEDである。この白色LEDは、例えば基板上の半導体発光素子を樹脂材で封止したものであり、半導体発光素子として、例えば青色(波長λ:470〜490nm)LED素子又は紫外光(波長λ:470nm未満)LED素子であって、例えばサファイア基板などの絶縁性基板上に窒化ガリウム系化合物半導体(例えばInGaN系化合物半導体)の複数の半導体層が積層されて形成されたものである。
また、この半導体発光素子を封止する樹脂材は、シリコーン樹脂を主剤とし、例えばYAG蛍光体が添加されている。このYAG蛍光体は、半導体発光素子からの青色光又は紫外光を黄色光に変換させて混色効果により白色光を生じさせるものである。なお、LED光源2は、先端面からのみ光が出射されるように先端面以外の樹脂材側面には、反射枠が形成されている。また、白色LEDとしては、上記以外でも種々のものが採用可能である。
また、本実施形態の液晶表示装置10は、例えば大型液晶テレビジョン装置等の液晶ディスプレイに適用される表示装置であって、図3及び図4に示すように、液晶表示パネル11と、液晶表示パネル11の裏面側に配された上記面状光源1と、を備えている。
すなわち、この液晶表示装置10は、上記複数のライトユニット4からなる面状光源1と、並べられた複数の導光板3上に配され導光板3からの光を拡散させて面内の光強度を均一にする拡散板12Aと、該拡散板12A上に配された拡散シート12Bと、拡散シート12B上に配され拡散シート12Bからの光を液晶表示パネル11に向けた上方向への照射光として出射するプリズムシート13と、該プリズムシート13上に配された上記液晶表示パネル11と、導光板3の下面に配された反射シート14と、を備えている。
なお、本実施形態では、液晶表示パネル11の画面側及び面状光源1の光出射面側を表面側又は上面側として記載している。
上記拡散板12A及び拡散シート12Bは、例えば、アクリル樹脂やポリカーボネイト樹脂などの透明樹脂にシリカ粒子などを分散させた板及びシートである。
上記プリズムシート13は、拡散シート12Bからの光を上面側に集光するための透明シート状の部材であり、平行な複数の稜線を有するプリズム部を上面側に有している。また、プリズムシート13は、LED光源2の光軸に対して、プリズム部の稜線がねじれの位置に設定され、特に、上方への高い指向性が得られる方向として、LED光源2の光軸に直交する方向と平行に設定される。
上記反射シート14は、光反射機能を有する金属板、フィルム、箔等であって、本実施形態では銀蒸着膜を設けたフィルムが採用されている。なお、上記銀蒸着膜の代わりに、アルミ金属蒸着膜などを採用しても構わない。この反射シート14は、両面テープ(図示略)によってベゼル又はリジッド基板5上に貼られている。
上記液晶表示パネル11は、透過型又は半透過型の液晶表示パネルが採用される。例えば、透過型の液晶表示パネル11の場合、透明電極、配向膜及び偏光板をそれぞれ有する上基板と下基板との間隙にTN液晶やSTN液晶等の液晶をシール材で封止したパネル本体と、を備えたものである。
このように実施形態の面状光源1は、光入射面である基端側端面3a以外で互いに隣接する導光板の端面3cが、それぞれ主面3bに対して傾斜しているので、端面3cから外部に光が出射され易くなり、端面3c同士の隙間における輝度が向上する。特に、隣接する導光板3の端面3cが、それぞれ主面3b側に45°の傾斜角で向けられているので、両方の端面3cから主面3b側に光が出射され易く、端面3c間の輝度を向上させることができる。
また、導光板3間の輝度が向上するので、導光板3同士の間隔を従来よりも広く設定することができ、固定方法、組み付け誤差、材厚、熱膨張等を考慮した余裕のある設計が可能になる。
したがって、この面状光源1をバックライトユニットとして採用した液晶表示装置10では、導光板3間の輝度低下が抑制され、見栄えが良好な大面積の画像表示が得られる。
次に、本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第2及び第3実施形態について、図5及び図6を参照して以下に説明する。なお、以下の各実施形態の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、基端側端面3a以外で互いに隣接する導光板3の端面3cが、それぞれ主面3b側に向けられているのに対し、図5に示すように、第2実施形態の面状光源21では、基端側端面以外で互いに隣接する導光板23の端面23cが、それぞれ主面23bと反対側に向けられている点である。すなわち、第2実施形態の面状光源21では、隣接するライトユニット24において、隣接する導光板23の端面23cが、それぞれ主面23bと反対側の反射シート14に向けて配されている。
したがって、第2実施形態では、隣接する導光板23の端面23cが、それぞれ主面23bと反対側に向けられ、導光板23の主面23bと反対側に反射シート14が設けられているので、導光板23の端面23cから出射された光が反射シート14により主面23b側に反射されることで、隣接する端面23c間における輝度を高めることが可能になる。
第3実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、基端側端面3a以外で互いに隣接する導光板3の端面3cが、それぞれ主面3b側に向けられているのに対し、図6に示すように、第3実施形態の面状光源31では、基端側端面以外で互いに隣接する導光板33の端面33cの一方が、主面33b側に向けられていると共に、導光板33の端面33cの他方が、主面33bと反対側に向けられて導光板3の端面33cの一方に対してその上方に配されている点である。
すなわち、第3実施形態の面状光源31では、隣接するライトユニット34において、隣接する導光板33の端面33cが互いに平行な傾斜面になって対向状態とされている。したがって、この第3実施形態の面状光源31では、隣接する導光板33の端面33cの一方が、主面33b側に向けられていると共に、導光板33の端面33cの他方が、主面33bと反対側に向けられて導光板33の端面33cの一方に対してその上方に配されているので、主面33b側から見た平面視で導光板33の端面33cが重なった状態となり、両方の端面33cから出射される光も重なって端面33c間の輝度を向上させることができる。
次に、本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第4及び第5実施形態について、図7及び図8を参照して以下に説明する。
第4実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、長方形状の導光板3が縦列と横列とからなるマトリクス状に配列されているのに対し、図7に示すように、第4実施形態の面状光源41は、対角線上の一対の角部が面取りされた略長方形状の導光板43が斜め方向(長方形の対角線方向)に複数並べられて構成されている点である。
すなわち、第4実施形態では、複数のライトユニット44が斜め方向に配列されて、隣接する導光板43の角部において面取りされた端面43cが、それぞれ主面43b側に向けられた傾斜面とされている。したがって、第4実施形態においても、斜めに配列され隣接する導光板43の面取りされた端面43c間において輝度が向上し、見栄えを改善することができる。
第5実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、長方形状の導光板3が縦列と横列とからなるマトリクス状に配列されているのに対し、図8に示すように、第5実施形態の面状光源51は、複数の六角形状の導光板53が六角形格子状配列においてジグザグ的に横方向に配列されている点である。
すなわち、第5実施形態では、六角形状の導光板53を備えた複数のライトユニット54がジグザグ的に横方向に配列されて、隣接する導光板53の端面53cが、それぞれ主面53b側に向けられた傾斜面とされている。したがって、第5実施形態においても、隣接する六角形状の導光板53の端面53c間において輝度が向上し、見栄えを改善することができる。
なお、上記第4及び第5実施形態では、斜め方向や横方向の一方向にライトユニット及び導光板を並べているが、これら形状のライトユニット及び導光板を2次元的に配列してより大面積の面状光源としても構わない。
次に、本発明に係る面状光源及び液晶表示装置を、実施例により図9から図12を参照して具体的に説明する。
まず、4つのライトユニットを並べた場合について、隣接する導光板の端面の距離xを0mm、1mm、2mmにそれぞれ設定した場合における輝度分布を測定した。
本発明の第1実施例としては、図9の(i)に示すように、第1実施形態に対応して隣接する導光板3の端面3cを両方とも主面3b側に向けた場合の輝度分布を、図10の(i)に示す。
また、本発明の第2実施例としては、図9の(ii)に示すように、第2実施形態に対応して隣接する導光板23の端面23cを両方とも主面23bと反対側に向けた場合の輝度分布を、図10の(ii)に示す。
さらに、本発明の第3実施例としては、図9の(iii)に示すように、第3実施形態に対応して隣接する導光板33の端面33cを両方とも平行な傾斜面とした場合の輝度分布を、図10の(iii)に示す。
なお、図9の(iv)に示すように、比較例として主面に対して垂直な端面63c同士が隣接した従来の導光板63を並べた場合についても、同様に輝度分布を測定した結果を図10の(iv)に示す。
この結果、第1実施例では、距離xが0mmのときが最も見栄えが良く、隣接する導光板3の端面3c間を結合部としたとき、面状光源全体の平均輝度と結合部の輝度との差(面状光源全体の平均輝度に対する結合部の輝度の変化率)は18%であった。また、第2実施例では、距離xが2mmのときが最も見栄えが良く、面状光源全体の平均輝度と結合部の輝度との差は14%であった。さらに、第3実施例では、距離xが0〜3mmのいずれも、隣接する導光板33の端面33c近傍に明るい線が出ている。これらに対して比較例では、距離xが0〜3mmのいずれも、隣接する導光板63の端面63c間が暗く、見栄えが悪いことがわかる。
次に、第1〜第3実施例及び比較例について、距離xを0〜7mmまで1mm毎に広く設定した場合の輝度分布(隣接する導光板の端面近傍)を測定した結果を、図11の(i)〜(iv)に示す。
この結果、第1実施例では、距離xが6mmのときが最も見栄えが良く、面状光源全体の平均輝度と結合部の輝度との差は7%であった。また、第2実施例では、距離xを離しても、いずれも隣接する導光板23の端面23c近傍に明るい線が出ている。なお、第2実施例では、距離xを3mm離した時点で隣接する導光板23の端面23c間が暗くなっているため、それ以上離しても見栄えが改善されないため、図示していない。
さらに、第3実施例では、距離xを0〜7mmまで離しても、いずれも隣接する導光板33の端面33c近傍に明るい線が出ている。これらに対して比較例では、距離xが0mmのときに最も見栄えが良いが、実装上は導光板63間のクリアランスが必要なため、距離xを0mmに設定することは困難である。また、比較例では、距離xを離すと、輝線が発生してしまっている。
次に、最も見栄えが良かった第1実施例(i:x=6mm)と比較例(iv:x=0mm)とについて、輝度分布をグラフにした結果を、図12に示す。
このグラフからわかるように、比較例では、中央部(結合部)で輝度の局所的な低下が見られるのに対し、第1実施例では、中央部(結合部)で輝度の局所的な低下がないことがわかる。このように、本発明の実施例では、結合部に暗部が生じず、距離xを調整することで見栄えが改善されることがわかる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、第5実施形態では、六角形状の導光板を用いているが、三角形状又は六角形状以外の多角形状の導光板を採用しても構わない。このような多角形状の導光板を適宜選択して配置することにより、種々の画面形状に対応させることが可能になる。
また、LED光源としてRGB−LEDを用いて、あらゆる色の光を出射させることも可能である。例えば、RGB−LEDとして、一つのパッケージに赤色LED素子(R)、緑色LED素子(G)及び青色LED素子(B)を実装したLEDを光源とする場合や、一つの導光板に互いに発光色の異なるLED光源をそれぞれ配置しても構わない。これらの場合、各LEDにおいて印加電流を制御することで、面状光源全体又はライトユニット毎に、様々な色の光で照明することが可能になる。
なお、光源としてLED光源を採用したが、蛍光管等の他の光源を採用しても構わない。
また、上記各実施形態のバックライトユニットでは、拡散板及び拡散シートを各1枚用いているが、いずれか一方を省略したり、少なくとも一方を複数枚使用したバックライトユニットとしても構わない。さらに、拡散板又は拡散シートを、プリズムシートと液晶表示パネルとの間に配置したバックライトユニットとしても構わない。すなわち、これら拡散板及び拡散シートは、輝度ムラ調整のため、その枚数やヘイズを考慮して適宜、設置位置及び枚数等が設定される。
また、1枚のプリズムシートを用いているが、2枚のプリズムシートを採用したバックライトユニットとしても構わない。
なお、上記各実施形態では、液晶表示パネルの大きさに対応した大きさの拡散板、拡散シート及びプリズムシートを採用しているが、これらを導光板のように複数に分割したものを並べて配置する構成を採用しても構わない。
本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第1実施形態において、面状光源を示す平面図である。 第1実施形態において、互いに隣接する2つのライトユニットを示す簡易的な斜視図である。 第1実施形態において、液晶表示パネルを除く液晶表示装置を示す要部の拡大断面図である。 第1実施形態において、液晶表示装置を示す要部の拡大断面図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第2実施形態において、面状光源を示す要部の拡大断面図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第3実施形態において、面状光源を示す要部の拡大断面図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第4実施形態において、面状光源を示す平面図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第5実施形態において、面状光源を示す平面図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の実施例及び比較例において、隣接する導光板の形態及び距離を要部の拡大断面で示す説明図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の実施例及び比較例において、並べられた4枚の導光板による輝度分布を濃淡で表した図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の実施例及び比較例において、隣接する導光板による輝度分布を濃淡で表した図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の実施例及び比較例において、隣接する導光板による輝度分布を示すグラフである。
符号の説明
1,21,31,41,51…面状光源、2…LED光源(光源)、3,23,33,43,53,63…導光板、3a…基端側端面、3b,23b,33b,43b,53b…主面、3c,23c,33c,43c,53c…隣接する導光板の端面、4,24,34,44,54…ライトユニット、10…液晶表示装置、11…液晶表示パネル、12A…拡散板、12B…拡散シート、13…プリズムシート、14…反射シート

Claims (6)

  1. 光源と、該光源を光入射面である基端側端面に配し前記光源から入射され導光した光を光路変換して主面側から面状に出射する導光板と、を備えた複数のライトユニットが、互いに前記導光板を隣接状態にして複数列並べられて構成された面状光源であって、
    前記基端側端面以外で互いに隣接する前記導光板の端面が、それぞれ前記主面に対して傾斜していることを特徴とする面状光源。
  2. 請求項1に記載の面状光源において、
    前記基端側端面以外で互いに隣接する前記導光板の端面が、前記主面に対して45°傾斜していることを特徴とする面状光源。
  3. 請求項1又は2に記載の面状光源において、
    前記基端側端面以外で互いに隣接する前記導光板の端面が、それぞれ前記主面側に向けられていることを特徴とする面状光源。
  4. 請求項1又は2に記載の面状光源において、
    前記基端側端面以外で互いに隣接する前記導光板の端面が、それぞれ前記主面と反対側に向けられていることを特徴とする面状光源。
  5. 請求項1又は2に記載の面状光源において、
    前記基端側端面以外で互いに隣接する前記導光板の端面の一方が、前記主面側に向けられていると共に、前記導光板の端面の他方が、前記主面と反対側に向けられて前記導光板の端面の一方に対してその上方に配されていることを特徴とする面状光源。
  6. 液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルの裏面側に配された請求項1から5のいずれか一項に記載の面状光源と、を備えていることを特徴とする液晶表示装置。
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