JP2009283380A - 点火装置 - Google Patents

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融 吉永
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Abstract

【課題】電磁波ノイズ抑制効果に優れた点火装置の提供を目的とする。
【解決手段】内燃機関40に装着される点火プラグ10と、高エネルギ電源20、30とを具備し、電気エネルギを内燃機関40の燃焼室400内に放出して、点火を行う点火装置1において、点火プラグ10は、長軸状に伸びる中心電極110と、中心電極110の外周を覆う略筒状の絶縁体120と、絶縁体120の外周を覆う略筒状のハウジング131〜135と、ハウジング131〜135の先端に連なる接地電極130とからなり、点火プラグ10は、中心電極110と接地電極130との間に電気エネルギを放出する放電空間140を具備し、中心電極110とハウジング131〜135との間に形成される浮遊容量Csの低減を図るべく、浮遊容量低減手段として低誘電率層150を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の点火に用いられる点火装置における電磁波ノイズの抑制に関するものであり、特に、点火プラグへの大電流の供給により、高温、高圧で、容積的に大きな体積プラズマを機関燃焼室内に噴射して、機関の点火を行うプラズマ式点火装置に好適なものである。
自動車等の内燃機関の点火に用いられる点火装置は、点火プラグの中心電極と接地電極との間の放電空間に高電圧を印加して火花放電を発生させて点火を行っている。 このような点火装置では、点火した時に瞬間的に大きな電流変化が生じ、電磁波ノイズが発生する。
電磁波ノイズは、車両に搭載された様々な電子制御機器の誤作動や電波雑音の混入などの障害を起こす虞がある。
そこで、従来の点火装置では、点火プラグの中心電極のターミナル部と放電部との間に抵抗体を直列に介装して電磁波ノイズの抑制を図る方法が広く一般に用いられている(特許文献1等)。
一方、環境保護の見地から、燃焼排気中のエミッション低減や燃費向上のために、近年、内燃機関において希薄混合燃焼や、過給混合燃焼などが要求され、着火条件が厳しくなってきている。そのため、難着火性の内燃機関においても安定した着火の得られる点火装置が望まれている。
このような、難着火性の内燃機関において良好な点火を可能とする点火装置として、点火プラグに極めて短い時間に高エネルギを供給して、点火プラグの中心電極と接地電極との間に区画された放電空間内の気体に高エネルギを与え、高温・高圧のプラズマ状態とし、機関の燃焼室内に噴射して着火を行うプラズマ式点火装置について種々と提案されている(特許文献2等)。
ところが、このようなプラズマ式点火装置においては、大電流を点火プラグに供給する必要があるため、特許文献1にあるように、抵抗体を介装して点火時に発生する電磁波ノイズの低減を図ることが困難である。
そこで、従来のプラズマ式点火装置においては、電磁波ノイズの防止方法として、プラズマ発生用電源と点火プラグとを繋ぐプラズマ発生用配線にシールド線を用い、点火プラグ全体を覆うように電磁波シールドを施し、さらに、放電用電源と点火プラグとを繋ぐ放電用配線に抵抗線を用いることにより電磁波ノイズを遮断する方法が開示されている(特許文献3等)。
特開昭52−3944号公報 実開昭55−166092号公報 実開昭55−172659号公報
ところが従来の点火装置では、中心電極とその周りを覆うハウジングとの間に浮遊容量が形成される虞がある。このため、点火時には、この浮遊容量に蓄積された電気が瞬間的に流れ、電磁波ノイズとして放射される虞がある。
さらに、特許文献1や特許文献3にあるように、抵抗体を点火プラグ内部又は、高エネルギ電源と点火プラグとの間に介装した場合であっても、抵抗体の先端側には、中心電極とハウジングとの間に浮遊容量が形成され、電磁波ノイズの放射を完全には防止できない虞がある。
また、一般に点火プラグの絶縁体にはアルミナが使用されているが、アルミナは絶縁体であると同時に比誘電率が8.5程度の誘電体でもあるため、中心電極とハウジングとの間に形成される浮遊容量を大きくする働きがある。
そこで、本願発明は、かかる実情に鑑み、中心電極とハウジングとの間に形成される浮遊容量を低減し、放電時における電磁波ノイズの発生そのものを抑制する効果に優れた点火装置の提供を目的とするものである。
請求項1の発明では、内燃機関に装着される点火プラグと、該点火プラグに電気エネルギを印加する高エネルギ電源とを具備し、該高エネルギ電源から上記点火プラグに供給された電気エネルギを上記内燃機関の燃焼室内に放出して、該内燃機関の点火を行う点火装置において、上記点火プラグは、長軸状に伸びる中心電極と、該中心電極の外周を覆う略筒状の絶縁体と、該絶縁体の外周を覆う略筒状のハウジングと、該ハウジングの先端に連なる接地電極とからなり、上記中心電極と上記接地電極との間に上記高エネルギ電源からの供給された電気エネルギを放出する放電空間を具備し、上記中心電極と上記ハウジングとの間に形成される浮遊容量の低減を図るべく、浮遊容量低減手段を設ける。
本発明者等の鋭意試験により、上記中心電極と上記ハウジングとの間に形成される浮遊容量を小さくすれば、点火時に発生する電磁波ノイズを効果的に抑制できることが判明した。したがって、請求項1の発明によれば、中心電極とハウジングとの間に形成される浮遊容量が小さくなり、点火時に発生する電磁波ノイズの小さい点火装置が実現できる。
具体的には、請求項2の発明のように、上記浮遊容量低減手段として、上記中心電極の上記ハウジングに覆われた部位の全部又は一部の外径を縮径した中心電極径小部を形成するのが望ましい。
上記中心電極と上記ハウジングとの間に形成される浮遊容量は、上記ハウジングの内径φDと上記中心電極の外径φDとの比D/Dの対数ln(D/D)に逆比例する。請求項2の発明によれば、上記中心電極と上記ハウジングとの間に形成される浮遊容量が小さくなり、点火時に発生する電磁波ノイズを小さくすることができる。
また、請求項3の発明のように、上記浮遊容量低減手段として、上記ハウジングと上記中心電極との間に略筒状の低誘電率層を設けた構成としても良い。
上記中心電極と上記ハウジングとの間に形成される浮遊容量は、上記中心電極と上記ハウジングとの間に介装される上記絶縁体の静電容量と上記低誘電率層の静電容量とを直列に接続した場合の合成容量とみなすことができる。静電容量の合成容量は、オームの法則が成立することから、上記絶縁体の単位長さ当たりの静電容量をC、上記低誘電率層の単位長さ当たりの静電容量をCとすると上記中心電極と上記ハウジングとの間に形成される浮遊容量Csは下記式1で表すことができる。
Cs=C・C/(C+C)・・・式1
したがって、上記低誘電率層の比誘電率をできる限り小さくすれば、上記中心電極と上記ハウジングとの間に形成される浮遊容量Csを可及的に小さくできる。
請求項3の発明によれば、上記中心電極と上記ハウジングとの間の比誘電率を相対的に低くすることができる。したがって、上記中心電極と上記ハウジングとの間に形成される浮遊容量がさらに小さくなり、点火時に発生する電磁波ノイズをさらに抑制できる。
さらに、上記低誘電率層は、請求項4の発明のように、上記絶縁体外周と上記ハウジング内周との境界に介設した構成としても良いし、請求項5の発明のように、上記中心電極外周と上記絶縁体内周との境界に介設した構成であっても良いし、さらに、これらを組み合わせて、上記絶縁体外周と上記ハウジング内周との境界と上記中心電極外周と上記絶縁体内周との境界との両方に介設した構成としても良い。
より具体的には、請求項6の発明のように、上記低誘電率層は、比誘電率が3以下の低誘電率材料によって形成するのが望ましい。
請求項4から6の発明によれば、上記中心電極と上記ハウジングとの間に形成される浮遊容量を小さくして電磁波ノイズの発生を抑制した点火装置が実現可能となる。
さらに具体的には、請求項7の発明のように、上記低誘電率層は、空気又は空気を含む多孔体によって形成するのが望ましい。
空気の比誘電率は、約1.000586と真空の比誘電率に最も近く、請求項7の発明によれば、上記中心電極と上記ハウジングとの間に形成される浮遊容量を小さくして電磁波ノイズの発生を抑制した点火装置が実現可能となる。また、タルク(3MgO・4SiO・HO)、シロキ酸樹脂(SiOC)等の比較的比誘電率の低い耐熱性材料に空気を導入し多孔体とすることによって更に低誘電率化を図ったものを上記低誘電率層として充填した構成としても良い。
請求項8の発明では、上記高エネルギ電源は、高電圧を印加する放電用電源と大電流を供給するプラズマ発生用電源とによって構成する。
請求項8の発明によれば、上記中心電極と上記ハウジングとの間に形成される浮遊容量を小さくして電磁波ノイズの発生を抑制しつつ、上記高電圧電源によって上記放電空間内の絶縁を破壊し、導電状態となった上記放電空間内に上記プラズマ発生用電源から大電流を放出することによって、放電空間内の気体に瞬間的に高い電気エネルギを与え、極めて着火性に優れた点火源を発生させることができる。
請求項9の発明のように、上記点火プラグは、上記絶縁体を上記中心電極の下端面よりも下方に延設せしめて、上記絶縁体の内側に上記放電空間を区画し、上記中心電極の下端面と上記接地電極の内周面とを上記放電空間に対向せしめた構成とするのが望ましい。
請求項9の発明によれば、上記絶縁体内部に区画した放電空間内の限られた容積の気体に高エネルギが与えられると、高温高圧のプラズマ状態となって、上記放電空間から噴射し、大きな容積の火炎核を形成するため、極めて着火性に優れ、かつ、点火時の電磁波ノイズの発生が少ない点火装置が実現可能となる。
また、請求項10の発明のように、上記点火プラグは、上記絶縁体の下端面から露出せしめた上記中心電極の先端と上記接地電極とを所定の放電距離を設けて対向せしめて上記放電空間を区画した構成であっても良い。
請求項10の発明によれば、極めて着火性に優れ、かつ、点火時の電磁波ノイズの発生が少ない点火装置が実現可能となる。
本発明の点火装置は、自動車用直噴スプレーガイドエンジン等の内燃機関において希薄混合燃焼や過給混合燃焼等の難着火性の条件下でも良好な点火を可能とするプラズマ式点火装置として好適なものであり、放電時に発生する電磁波ノイズを極めて低いレベルに抑制できる。
図1を参照して、本発明の第1に実施形態における点火装置1の概要を説明する。点火装置1は、図略の内燃機関40に装着される点火プラグ10と、点火プラグ10に電気エネルギを印加する高エネルギ電源20、30とを具備し、高エネルギ電源20、30から点火プラグ10に供給された電気エネルギを内燃機関40の燃焼室400内に放出して内燃燃機関40の点火を行う。
点火プラグ10は、長軸状に伸びる中心電極11と、中心電極11の外周を覆う略筒状の絶縁体12と、絶縁体12の外周を覆う略筒状のハウジング13と、ハウジング13の先端に連なる接地電極130とからなり、中心電極11と接地電極13との間に高エネルギ電源20、30からの供給された電気エネルギを放出する放電空間140が区画されている。
本発明の要部である点火プラグ10には、中心電極11とハウジング13との間に形成される浮遊容量の低減を図るべく、浮遊容量低減手段として、中心電極11のハウジング13に覆われた部位の外径が径小となるように縮径された中心電極径小部113が形成されている。
さらに、中心電極径小部113と絶縁体12の内径との間に形成された空間は、略筒状の低誘電率層150を構成している。
空気の比誘電率は、約1.000586と真空の比誘電率に最も近く、中心電極11とハウジング12との間に形成される浮遊容量を小さくすることができる。
また、タルク(3MgO・4SiO・HO)、シロキ酸樹脂(SiOC)等の比較的比誘電率の低い耐熱性材料に空気を導入し多孔体とすることによって低誘電率材料の更なる低誘電率化を図って、低誘電率層150として充填した構成としても良い。
なお、比誘電率が充分に低く耐熱性、絶縁性が確保できる材料であれば、緻密体によって低誘電率層150とした構成であっても良い。
中心電極11は、長軸状に形成されている。中心電極11の先端には、下端面が放電空間に露出する中心電極放電部110が形成されている。中心電極径小部113の先端部112と中心電極放電部110とは、導電性接着剤111を介して接続されている。中心電極11のハウジング13から基端側に露出する部位は中軸部114が形成され、絶縁体12に保持されている。さらに、中心電極11の基端には高エネルギ電源20、30に接続される中心電極ターミナル部115が形成されている。
中心電極放電部110は、例えばイリジウム、イリジウム合金等の耐熱性に優れた導電性材料によって形成されている。
中心電極小径部113、113、中心電極中軸部114、中心電極ターミナル部115は、鉄鋼材料、銅等の良電導性で高熱伝導性の金属材料によって形成されている。
導電性接着剤111は、例えば、導電性を持つ金属粉末とガラス粉末との混合物で構成されている。導電性接着剤粉末を加熱し、溶解させた後に中心電極放電部110と中心電極先端部112との間に導電性接着剤111を介してホットプレス等に圧縮手段により圧縮した後、冷却固化して、中心電極放電部110と中心電極先端部112とを固定する。
絶縁体12は、耐熱性、機械的強度、高温における絶縁耐力、熱伝導率などに優れた高純度のアルミナ等の絶縁性セラミック材料を用いて略筒状に形成された絶縁体120によって構成され、内側に中心電極11を保持している。
絶縁体基体120の基端側は、コルゲート状に形成され延面距離を長くした絶縁体頭部123が形成され、中心電極ターミナル部115とハウジング13との電気絶縁性を確保している。
絶縁体基体120の中腹には、径大となる絶縁体係止部121が形成され封止部材160、161、162を介して、ハウジング13内に固定されている。
中心電極放電部110の先端面と絶縁体基体120の先端の内周壁と接地電極130の内周壁とによって放電空間140が区画され、中心電極放電部110と接地電極130との間で放電可能となっている。
接地電極130を含むハウジング13は、ニッケル、鉄等の金属材料によって、略筒状に形成され、絶縁体12を覆っている。
先端側外周にはガスケット170を介して内燃機関40に螺結するためのネジ部132が形成され、基端側外周には、ネジ部132をネジ締めするための六角部133が形成され、その基端側には、絶縁体12を加締め固定するハウジング加締め部135が形成されている。
接地電極130は、ハウジング13の先端に連なって形成されている。絶縁体基体120の先端面を覆うように形成され、絶縁体基体120の開孔と連通する開孔が形成され略円環状となっている。
図2を参照して、本発明の作用原理について説明する。
図2(a)は、図1中に枠Aで囲った部位を示し、本発明の第1の実施形態における点火プラグ10の軸方向に対する単位長さ当たりの基本構成を示す要部模式図、本図(b)は、比較例として示す浮遊容量低減手段を持たない従来の点火プラグ10zの要部模式図である。
ハウジング13(131〜135)は、絶縁体12を保持収納する保持部材であると同時に接地電極130と電気的に接続されており、略筒状の側面電極を構成し、中心電極11(110〜113)との間で2重円筒状のコンデンサを形成している。
したがって、本図(a)に示すように中心電極小径部113とハウジング13との間に形成される単位長さ当たりの浮遊容量Csは、浮遊容量低減手段として設けられている低誘電率層150の単位長さ当たりの静電容量Cと絶縁体12の単位長さ当たりの静電容量Cとを直列に繋いだものとみなすことができる。
真空の比誘電率をεとし、中心電極小径部113の外径をφDとし、低誘電率層150の外径をφD、比誘電率εとし、絶縁体基体120の外径をφD、比誘電率εとすると、浮遊容量Csは、浮遊容量低減手段として設けられている低誘電率層150の単位長さ当たりの静電容量Cと絶縁体12の単位長さ当たりの静電容量Cとの間には以下の関係が成り立つ。
Cs=1/(1/C+1/C)=C・C/(C+C)・・・式1
ここで、
=2π・ε・ε/(ln(D/D))・・・式2
=2π・ε・ε/(ln(D/D))・・・式3
式1、2、3より、
Cs=2π・ε・ε・ε/{ε・ln(D/D)+ε・ln(D/D)}・・・式4
一方、図2(b)に示すように、従来の点火プラグ10zの中心電極外径をφD、絶縁体外径をφD、比誘電率をεとすると、従来の点火プラグの中心電極11zとハウジング131との間に形成される浮遊容量Czは、下記式5で表すことができる。
z=2π・ε・ε/(ln(D/D))・・・式5
したがって、本発明の中心電極11とハウジング13との間に形成される静電容量Csと従来の静電容量Czとを比較すると、下記式6が成立する。
Cs/Cz=ε・ln(D/D)/{ε・ln(D/D)+ε・ln(D/D)}・・・式6
ここで、本実施形態において、中心電極小径部113の外径φDを1.5mm、低誘電率層150の外径φDを4.2mm、比誘電率ε=1.000586(空気)、絶縁体12の外径φDを11.0mm、比誘電率ε=8.5とし、
点火プラグ10zの中心電極外径φDzを4.2mm、絶縁体12zの外径φD4zを11.0mm、比誘電率ε2z=8.5とすると、式5、6からCs/Czは、およそ0.1となる。
すなわち、本発明によれば、中心電極11とハウジング12との間に形成される浮遊容量Csを従来の約10分の1程度に低減できると考えられる。
図3(a)は、本発明の第2の実施形態における点火プラグ10aの要部断面模式図であり、誘電率低減手段として中心電極小径部113のみを形成した構成を示し、本図(b)は、本発明の第3の実施形態における点火プラグ10bの要部断面模式図であり、誘電率低減手段として、中心電極小径部113を設け、さらに中心電極小径部113と絶縁体120bとの間に低誘電率層150を形成し、さらに絶縁体129bとハウジング131との間にも低誘電率層151を形成した構成である。
本発明の第2の実施形態においては、中心電極小径部113とハウジング131との間に形成される単位長さ当たりの静電容量Csaは、下記式7で表され、本発明の第3の実施形態における中心電極小径部113とハウジング131との間に形成される単位長さ当たりの静電容量Csbは、下記式8で表される。
Csa=C
=2π・ε・ε/(ln(D/D))・・・式7
Csb=1/(1/C+1/Cb+1/C)・・・式8
ここで、
=2π・ε・ε/(ln(D/D))・・・式9
b=2π・ε・ε/(ln(D/D))・・・式10
=2π・ε・ε/(ln(D/D))・・・式11
図4に、本発明の第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態における点火プラグ10、10a、10bにおいて、φDを4.2mm、φDを11.0mm、φDを10.6mmとし、φDを変化させた場合の中心電極113とハウジング13との間に形成される浮遊容量Cs、Csa、Csbをそれぞれ、実施例1、実施例2、実施例3とし、従来の点火プラグ10zにおける浮遊容量を比較例1として示す。
図4に示すように、本発明によれば、いずれの実施形態において、従来に比べ大幅に中心電極とハウジングとの間に形成される浮遊容量を小さくすることができる。
図5に、本発明の点火装置1の電磁波ノイズ測定方法の概要を示す。図5に示すように、点火装置1から、所定の距離(例えば500mm)を離してノイズ検出コイル(φ82mm、20T)を設け、オシロスコープ6によって、電波ノイズを10回測定した最大幅P−Pmax(V)を測定した。なお、測定は、点火装置1の全体をシールド50で覆った状態で行った。
図6に、中心電極11とハウジング13との間に形成される浮遊容量Csを変化させた時のノイズレベルP−Pmax(v)を示す。
図6に示すように、中心電極11とハウジング13との間に形成される浮遊容量Csを小さくすることによって、ノイズレベルを低減できることが明らかとなった。
よって、本発明の点火装置によれば、中心電極11とハウジング13との間に形成される浮遊容量Csを極めて小さくできるので、点火時に発生する電波ノイズを極めて小さく抑制できることが期待される。
以下に、本発明の実施形態における変形例について説明する。なお、以下の説明において、上記実施形態と共通する構成については同じ符号を付したので説明を省略し、各変形例における特徴的な構成についてのみ説明する。
図7、8に本発明の第1の実施形態における点火プラグの変形例として、点火プラグ10a、10bを示す。
本発明の第1の実施形態において、細長い中心電極小径部113を導電接着材111に押しつけて挿入、固定するが、この時、中心電極小径部113が座屈する虞がある。
そこで、図7に示すように、点火プラグ10aでは、中心電極小径部113の複数箇所を部分的に拡径したガイド部116aを設けてある。中心電極11を絶縁体12内に挿入する際に、ガイド部116aの端縁が絶縁体12の内周壁に摺動しながら挿入される。
したがって、本実施形態によれば、上記実施形態と同様の電磁波ノイズ低減効果に加えて、製造工程での、挿入時の座屈を防ぐこともでき、より信頼性の高い点火装置が実現できる。なお、本実施形態において、ガイド部116aは、中心電極小径部113の一部を拡径して形成しても良いし、略環状のガイド部形成部材を用意してこれを中心電極小径部113に装着する構成としても良い。
なお、本実施形態において、ガイド部116aとハウジング131との間に形成される浮遊容量は、局所的に、従来の点火プラグ10zと同程度となるが、その影響は小さく、第1の実施形態における点火プラグと同程度の効果が期待できる。
また、本実施形態において、低誘電率層150aは、上記実施形態と同様、空気であっても良いし、低誘電率材料であっても良い。
また、図8に示すように、点火プラグ10bでは、中心電極11の座屈を防止する手段として、中心電極小径部113bを、先端側に向かって徐々に径小となるように基端側を太く、先端側を細く形成した構成としても良い。
この場合、中心電極小径部113bとハウジング131との間に形成される浮遊容量は、中心電極小径部113bを中心電極小径部113bの平均的な外径で一様の外径に形成した時と同程度となる。
図9に、本発明の第2の実施形態における点火プラグ10cの構成例を示す。
本実施形態では、上述の如く、中心電極小径部113cを細径に形成してあるので、中心電極11とハウジング13との間に形成される浮遊容量が小さくできるのに加え、中心電極小径部112cと絶縁体120cの内周壁とのクリアランスが小さいので、中心電極小径部112cを導電性接着剤112cに押しつけながら挿入した時に、中心電極小径部113cが座屈され難くなる。
図10に、本発明の第3の実施形態における点火プラグ10dの構成例を示す。本実施形態においては、絶縁体係止部121の基端側では、低誘電率層150dが、中心電極小径部113dと絶縁体120との境界に形成され、絶縁体計四分121の先端側では、低誘電率層151dが絶縁体120とハウジング131との境界に形成されている。
なお、低誘電率層150d、151d内に低誘電率材料として空気が存在している場合、点火プラグ10dが受ける熱によって、空気の体積は変化するが、絶縁体12と中心電極11とのクリアランスギャップ又は、絶縁体12とハウジング13とのクリアランスギャップを通じて出入りするので点火プラグ10dは、低誘電率層150d、151d内の空気が熱変化により体積変化しても影響を受けることはない。
中心電極11とハウジング13との間に形成される浮遊容量Csは、中心電極11のハウジング13に覆われた部分の長さLに比例するので、この長さLはできる限り短くするのが望ましい。
そこで、本発明の第3の実施形態における点火プラグの変形例として図11に示す点火プラグ10eでは、中心電極小径部113eの長さLeをできる限り短くすべく、接地電極130をハウジング13のネジ部132の形成された部位の内側に引き込んだ位置に形成してある。
このような構成とすることによって、さらに、中心電極11とハウジング13との間に形成される浮遊容量を小さくできる。
図12に、本発明の第4の実施形態として示す点火プラグ10fのように、中心電極11のハウジング13に覆われた部位に中心電極小径部を設けることなく、絶縁体120の内径を外側に向かって拡径して、低誘電率層150fを形成した構成としても良い。本実施形態においても、低誘電率層150fによる浮遊容量低減の効果が期待できる。
図13に、本発明をいわゆるスパークプラグに適用した点火プラグ10gを示す。点火プラグ10gは、絶縁体12gの下端面から露出せしめた中心電極11gの先端110gと接地電極130gとを所定の放電距離を設けて対向せしめて放電空間140gを区画した構成である。
本実施形態においては、本発明の第1の実施形態をスパークプラグに適用した構成例を示したが、第2、第3の実施形態を適用することも可能である。
図14、15に本発明の点火装置に適用可能な高エネルギ電源20、30の構成例を示す。
図14(a)は、高電圧を点火プラグ10に印加する放電用電源回路20と大電流を供給するプラズマ発生用電源回路30とを示す等価回路図であり、図14(b)は、その変形例である。
図14(a)に示すように、放電用電源20は、電源21に接続され、イグニションスイッチ21と点火コイル23と外部の電子制御装置(ECU)25からの点火指令によって火コイル23を駆動する点火コイル駆動回路24と放電電流を整流する整流素子26と放電用電源回路20から発信される電磁波ノイズを吸収する抵抗体27とによって構成され、プラズマ発生用電源回路300は、電源30に接続され、抵抗32と電源31によって充電されるプラズマ発生用コンデンサ33、プラズマ発生用電流を整流する整流素子33とによって構成されている。
点火コイル駆動回路24は、ECU25によって開閉制御されるトランジスタを含み、電源20からの電圧を点火コイル23によって昇圧した高電圧の点火プラグ10への供給を制御している。
放電電流を整流する整流素子26は、点火コイル23からの高電圧を整流するとともにプラズマ発生用コンデンサ33からの大電流の逆流を阻止している。
プラズマ発生用コンデンサ33は、電源30によって充電され、放電時には点火プラグ10に大電流を放出する。
プラズマ電流を整流する整流素子34は、プラズマ発生用コンデンサ33からの大電流を整流するとともに点火コイル23からの放電電圧の逆流を阻止している。
イグニッションスイッチ22が投入され、ECU25からの点火信号により、電源20の一次電圧が点火コイル23の一次コイル230に印加され、点火コイル駆動回路24のスイッチングによって一次電圧が遮断されると、点火コイル23内の磁界が変化し、自己誘導作用により点火コイル23の二次コイル231に10〜30kVの正の二次電圧が誘起される。
一方、プラズマ発生用コンデンサ33は、点火プラグ10と並列に接続されており、電源31により充電されている。
印加された二次電圧が中心電極110と接地電極130との放電電圧を超えると両電極間に放電が開始され、放電空間140内の気体が小領域でプラズマ状態となる。このプラズマ状態の気体は、導電性を有し、プラズマ発生用コンデンサ33の両極間に蓄えられた電荷の放電を引起し、放電空間140内の気体の更なるプラズマ状態化を誘発、領域を拡大し、高温・高圧の体積プラズマとなって、内燃機関内へ噴射され、内燃機関内の混合気の点火を行うことができる。
本実施形態によれば、中心電極11とハウジング13との間に形成される浮遊容量Csを小さくして電磁波ノイズの発生を抑制しつつ、放電用電源回路20からの高電圧の印加によって放電空間140内の絶縁を破壊し、導電状態となった放電空間140内にプラズマ発生用電源回路から大電流を放出することによって、放電空間140内の気体に瞬間的に高い電気エネルギを与え、極めて着火性に優れた点火源を発生させることができる。
本実施形態において、図14(b)に示すように、整流素子34aを放電用電源回路20aとプラズマ発生用電源回路30aの両方の電流を整流すべく、点火コイル23の二次コイル231aとコンデンサ33とに接続した構成としても良い。このような、構成としても、本発明の要部である、点火プラグ10に本発明の浮遊容量低減手段を設ければ、上記実施形態と同様に電磁波ノイズを低減する効果が発揮できる。
図15(a)は、放電用電源回路として、コンデンサ28に蓄えたエネルギによって高電圧を点火プラグ10に印加する、いわゆるCDI型の放電用電源回路20bとプラズマ発生用電源回路30bとを用いた点火装置1bの等価回路図である。このような回路であっても、本発明の要部である、点火プラグ10に本発明の浮遊容量低減手段を設ければ、上記実施形態と同様に電磁波ノイズを低減する効果が発揮できる。
図15(b)は、放電用電源回路として、昇圧手段として圧電トランス29を用いた放電用電源回路20cと、プラズマ発生用電源回路30とを含む点火装置1cの等価回路図である。このような回路であっても、本発明の要部である、点火プラグ10に本発明の浮遊容量低減手段を設ければ、上記実施形態と同様に電磁波ノイズを低減する効果が発揮できる。
本発明は、上記実施形態に限定するものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、1の点火装置の構成を示したが、複数の気筒からなる内燃機関の各気筒に搭載された点火装置に適宜採用し得るものである。
本発明の第1の実施形態における点火装置の構成を示す要部断面図。 (a)は、本発明の第1に実施形態における点火プラグの要部断面模式図、(b)は、比較例として示す従来の点火プラグの要部断面模式図。 (a)は、本発明の第2の実施形態における点火プラグの要部断面模式図、(b)は、第3の実施形態における点火プラグの要部断面模式図。 本発明の各実施形態における中心電極外径の変化に対する浮遊容量を比較例とともに示す特性図。 本発明の効果の確認に用いた電磁波ノイズ測定方法の概要を示す構成図。 本発明の効果について、浮遊容量の変化に対するノイズレベルを示す特性図。 本発明の第1の実施形態における点火プラグの変形例を示す断面図。 本発明の第1の実施形態における点火プラグの変形例を示す断面図。 本発明の第2の実施形態における点火プラグの変形例を示す断面図。 本発明の3の実施形態における点火プラグの変形例を示す断面図。 本発明の4の実施形態における点火プラグの変形例を示す断面図。 本発明の第1の実施形態における点火プラグの変形例を示す断面図。 本発明の第1の実施形態における点火プラグの変形例を示す断面図。 (a)は、本発明に適用し得る高エネルギ電源の等価回路図、(b)は、その変形例を示す等価回路図。 (a)は、本発明に適用し得る高エネルギ電源の変形例を示す等価回路図、(b)は、他の変形例を示す等価回路図。
符号の説明
1 点火装置
10 点火プラグ
110 中心電極
120 絶縁部材
130 接地電極
131、132、133、143、135 ハウジング
140 放電空間
150 浮遊容量低減手段(低誘電率層)
20、30 高エネルギ電源
40 内燃機関

Claims (10)

  1. 内燃機関に装着される点火プラグと、該点火プラグに電気エネルギを印加する高エネルギ電源とを具備し、該高エネルギ電源から上記点火プラグに供給された電気エネルギを上記内燃機関の燃焼室内に放出して、該内燃機関の点火を行う点火装置において、
    上記点火プラグは、長軸状に伸びる中心電極と、該中心電極の外周を覆う略筒状の絶縁体と、該絶縁体の外周を覆う略筒状のハウジングと、該ハウジングの先端に連なる接地電極とからなり、上記中心電極と上記接地電極との間に上記高エネルギ電源からの供給された電気エネルギを放出する放電空間を具備し、
    上記中心電極と上記ハウジングとの間に形成される浮遊容量の低減を図るべく、浮遊容量低減手段を設けたことを特徴とする点火装置。
  2. 上記浮遊容量低減手段は、上記中心電極の上記ハウジングに覆われた部位の全部又は一部の外径を縮径した中心電極径小部であることを特徴とする点火装置。
  3. 上記浮遊容量低減手段は、上記ハウジングと上記中心電極との間に設けた略筒状の低誘電率層であることを特徴とする請求項1又は2に記載の点火装置。
  4. 上記低誘電率層は、上記絶縁体外周と上記ハウジング内周との境界に介設したことを特徴とする請求項3に記載の点火装置。
  5. 上記低誘電率層は、上記中心電極外周と上記絶縁体内周との境界に介設したことを特徴とする請求項3又は4に記載の点火装置。
  6. 上記低誘電率層は、比誘電率が3以下の低誘電率材料によって形成したことを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の点火装置。
  7. 上記低誘電率層は、空気又は空気を含む多孔体によって形成したことを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1項に記載の点火装置。
  8. 上記高エネルギ電源は、高電圧を印加する放電用電源と大電流を供給するプラズマ発生用電源とからなることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の点火装置。
  9. 上記点火プラグは、上記絶縁体を上記中心電極の下端面よりも下方に延設せしめて、上記絶縁体の内側に上記放電空間を区画し、上記中心電極の下端面と上記接地電極の内周面とを上記放電空間に対向せしめたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の点火装置。
  10. 上記点火プラグは、上記絶縁体の下端面から露出せしめた上記中心電極の先端と上記接地電極とを所定の放電距離を設けて対向せしめて上記放電空間を区画したことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の点火装置。
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