JP2009282622A - データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォーカス移動処理をミドルウェアで実行させるための設定を容易化する。
【解決手段】ミドルウェアがアプリケーションソフトウェアを実行し、ミドルウェアが、該アプリケーションソフトウェアに関連する画面設定ファイルの情報に従い、表示部に複数の入力項目欄が形成されたデータ入力画面を表示させて各入力項目欄へのデータ入力を受付け、入力部を介して各入力項目欄に入力されたデータを処理するものにおいて、画面設定ファイルに、データ入力画面の各入力項目欄に対して選択的に変数情報を設定可能とする。いずれかの入力項目欄へのデータ入力を受付けている状態またはデータ入力が行われた状態で実行キーが入力されると、ミドルウェアが、その入力項目欄に対して変数情報が設定されているか否かを判定する。変数情報が設定されていると判定されると、次にデータ入力を受付ける入力項目欄にフォーカスを移動させる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、伝票,帳票等の作成に特化した事務処理用コンピュータ等のデータ処理装置に関する。
伝票,帳票等の作成に特化したデータ処理装置は、事務処理用コンピュータ等と称され、既に実用化されている。この種のデータ処理装置は、一般に、コンピュータの操作にGUI(Graphical User Interface)方式を採用している。すなわち、ディスプレイに複数の入力項目欄が形成されたデータ入力画面を表示させて各入力項目欄へのデータ入力を受付ける。そして、キーボード等の入力部を介して各入力項目欄にデータが入力されると、その入力データを、該当する入力項目のデータとして処理して、伝票,帳票等を作成する。
この種のデータ処理装置では、1つの入力項目欄へのデータ入力を受付けている状態またはデータ入力が行われた状態で、実行キー(または「Enter」キー)等の特定のキーが入力されると、該入力項目欄の次にデータ入力を受付ける別の入力項目欄にフォーカスが移動する。したがって、所望の入力欄へのアクセスが容易となるので、入力作業の効率が向上する。
ところで、伝票,帳票等は、その種類によって入力項目が異なる。このため、種類別にアプリケーションソフトウェアが作成される。したがって、複数種類の伝票,帳票等の作成に特化したデータ処理装置においては、それぞれの種類に対応したアプリケーションソフトウェアが実装される。そして、オペレーティングシステムの制御下で、各アプリケーションソフトウェアに共通のミドルウェアが、各アプリケーションソフトウェアを選択的に実行することによって、伝票,帳票等が作成される。
従来のこの種のデータ処理装置において、前述したようなフォーカスの移動処理をミドルウェアで実行することにより、フォーカスの移動処理に関する操作性がアプリケーションソフトウェア間で統一され、使い勝手が向上することは、既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−156980号公報
しかしながら、上記特許文献1では、フォーカス移動処理をミドルウェアで実行させるための設定までは特に開示していない。
本発明の目的は、フォーカス移動処理をミドルウェアで実行させるための設定を容易化し得たデータ処理装置を提供しようとするものである。
本発明は、オペレーティングシステムの制御下でミドルウェアがアプリケーションソフトウェアを実行し、ミドルウェアが、該アプリケーションソフトウェアに関連する画面設定ファイルの情報に従い、表示部に複数の入力項目欄が形成されたデータ入力画面を表示させて各入力項目欄へのデータ入力を受付け、入力部を介して各入力項目欄に入力されたデータを処理するデータ処理装置において、入力部は、特定キーを有するキーボードを含み、画面設定ファイルは、データ入力画面の入力項目欄毎に、自動フォーカス移動機能を有効とする変数情報を記憶可能であり、さらに、画面設定ファイルに、データ入力画面の各入力項目欄に対して選択的に変数情報を設定する変数設定手段と、データ入力画面のいずれかの入力項目欄へのデータ入力を受付けている状態またはデータ入力が行われた状態で特定キーが入力されると、その入力項目欄に対して変数情報が設定されているか否かを判定する変数判定手段と、この変数判定手段により変数情報が設定されていると判定されると、次にデータ入力を受付ける入力項目欄にフォーカスを移動させるフォーカス移動手段とを備えたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、フォーカス移動処理をミドルウェアで実行させるための設定を容易化し得たデータ処理装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、伝票,帳票等の作成に特化した事務処理用コンピュータに本発明を適用した場合である。
図1は、本実施の形態における事務処理用コンピュータの要部構成を示すブロック図である。事務処理用コンピュータは、コンピュータ本体1と、この本体1に装着されたキーボード2及びディスプレイ3の入出力デバイスとから構成されている。
コンピュータ本体1には、主制御部としてのCPU(Central Processing Unit)11、主記憶部としてのROM(Read Only Memory)12及びRAM(Random Access Memory)13、大容量記憶装置としてのHDD(Hard Disk Drive)14及びそのコントローラ15、磁気ディスク,光ディスク等の補助記憶装置をアクセスする補助記憶装置ドライバ16、プリンタ等の外部装置とのデータ通信を行う通信インターフェイス17、ポインティングデバイスであるマウスが接続されるマウスインターフェイス18、前記ディスプレイ3を制御するディスプレイコントローラ19及び前記キーボード2を制御するキーボードコントローラ20などで構成されている。CPU11と、ROM12,RAM13,HDDコントローラ15,補助記憶装置ドライバ16,通信インターフェイス17,マウスインターフェイス18,ディスプレイコントローラ19及びキーボードコントローラ20とは、アドレスバス、データバス等のバスライン21で接続されている。
ディスプレイ3は、例えばカラー液晶ディスプレイであり、伝票,帳票等のレイアウトを模したデータ入力画面を表示する表示部として機能する。
キーボード2には、文字,数字,記号等のキャラクタデータを入力するためのデータ入力用キーと複数のファンクションキーとが配置されている。ファンクションキーには、実行キー、取消キー、訂正キー、タブキー、Escキー、終了キー等が含まれる。キーボード2は、前記データ入力画面にデータを入力する入力部として機能する。
かかる構成の事務処理用コンピュータは、図2に示すように、基本プログラムであるOS(Operating System)31と、各種伝票や帳票の発行業務を種別に制御する各種アプリケーションソフトウェア(以下、業務アプリケーションと称する)32A,32B,…のファイル群と、各業務アプリケーション32A,32B,…がそれぞれ動作するために必要なミドルウェア33のファイル群とを実装している。OS31及び各種のファイル群は、HDD14に格納されている。
各業務アプリケーション32A,32B,…は、それぞれプログラムファイル41と画面設定ファイル42とから構成される。プログラムファイル41には、伝票または帳票の発行業務を制御するためのプログラムデータが保存される。画面設定ファイル42には、前記データ入力画面をディスプレイ3に表示させるための設定データが保存される。プログラムファイル41と画面設定ファイル42は、伝票または帳票の種類毎に一対となって関連付けられている。
ミドルウェア33は、プリンタを制御するプリンタドライバ、業務アプリケーションを解析し実行するインタプリタ、及びその他のツール類から構成される。
データ入力画面の一例として、納品書のデータ入力画面60を図4に示す。図示するように、納品書のデータ入力画面60には、納品書を特定する項目「伝票区分」、「伝票日付」、「伝票No」、「得意先コード」、「得意先名」、「部署名」の各データ入力欄A〜Fと、納品の明細を示す項目「商品コード」、「商品名」、「数量」、「単位」、「単価」、「摘要」及び「金額」の各データ入力欄G〜Nと、納品の合計を示す項目「小計」、「消費税額」及び「合計金額」の各データ入力欄O〜Qとが、それぞれ納品書のレイアウトに対応した位置に形成されている。帳票「納品書」の業務アプリケーション32x(x=A,B,…)を構成する画面設定ファイル42には、上記データ入力画面60をディスプレイ3に表示させるための設定データが保存される。
また、画面設定ファイル42には、図3に示すように、入力項目リスト一覧テーブル51と、入力項目別のイベント別飛び先ラベル設定テーブル52A,52B,52C,…とがさらに記憶される。帳票「納品書」に対する入力項目リスト一覧テーブル51の一例を図5に示す。図示するように、入力項目リスト一覧テーブル51は、“1”から始まる連続番号のテーブル番号別に、入力項目名、入力項目位置、イベントテーブル番号及び変数情報を記憶するように構成されている。
入力項目名は、各データ入力欄A〜Qにそれぞれ付された項目名である。入力項目位置は、データ入力画面60をX−Y平面とみなしたときの対応するデータ入力欄A〜Qの左上角と右下角のX−Y座標値である。各データ入力欄A〜Qは、いずれも矩形状をなしている。したがって、左上角と右下角のX−Y座標値を設定することで、その入力欄の位置と大きさを特定できる。イベントテーブル番号は、対応するデータ入力欄A〜Qに関連するイベント別飛び先ラベル設定テーブル52A,52B,52C,…に設定された固有の番号である。変数情報は、後述する自動フォーカス移動機能を有効とするか否かを識別する情報である。本実施の形態では、自動フォーカス移動機能を有効とする場合は変数“1”を設定し、無効とする場合は変数“0”を設定する。
データ入力欄Aの入力項目「伝票区分」に対するイベント別飛び先ラベル設定テーブル52Aの一例を図6に示す。図示するように、イベント別飛び先ラベル設定テーブル52Aには、データ入力欄Aで発生し得る各種のイベント別に、アプリケーションソフトウェアの実行場所を示す飛び先ラベルが選択的に設定される。例えば図6の例では、イベント「実行キー入力時」に対して飛び先ラベル[DKN300]が設定されている。したがって、入力項目「伝票区分」に対するデータ入力欄Aにおいて、実行キーが入力された場合には、帳票「納品書」の業務アプリケーションのうち、ラベル[DKN300]で特定される場所からプログラムが実行される。同様に、“+”キーが入力された場合には、ラベル[DKN100]で特定される場所からプログラムが実行される。これに対し、イベント「“−”キー入力時」や「締めキー入力時」等に対しては、飛び先ラベルが設定されていない。したがって、“−”キーや締めキーが入力された場合には、プログラムは実行されない。
上記入力項目リスト一覧テーブル51における変数情報の設定及び各イベント別飛び先ラベル設定テーブル52A,52B,53C,…に対する飛び先ラベルの設定は、専用の編集ツールを用いて行う。この編集ツールは、ミドルウェア33としてHDD14に記憶されていてもよいし、磁気ディスク,光ディスク等の補助記憶装置に記憶され、補助記憶装置ドライバ16を介してインストールされてもよい。
例えば、図4に示す帳票「納品書」のデータ入力画面60が表示されている状態において、上記専用の編集ツールを起動する。そうすると、CPU11は、図7の流れ図で示す手順の処理を開始する。
先ず、ST(ステップ)1としてデータ入力画面60のいずれかのデータ入力欄が選択されるのを待機する。例えばマウスの操作入力によりいずれかのデータ入力欄が選択されると(ST1のYES)、CPU11は、ST2として選択されたデータ入力欄に対応した入力項目の設定画面をディスプレイ3に表示させる。上記設定画面には、「標準」,「スタイル」及び「表示」のタブが有り、ST2では、タブ「標準」の設定画面が表示される。
この状態で、ST3として例えばマウスの操作入力によりタブ「スタイル」が選択された場合には、CPU11は、ST4としてタブ「スタイル」の設定画面70を表示させる。タブ「スタイル」の設定画面70の一例を図8に示す。図示するように、画面70には、略中央部に項目「自動フォーカス移動」のチェックボックス71が表示されている。
設定作業者は、選択入力項目のデータ入力欄に対してデータ入力を終了した後に、フォーカスを自動的に次の入力項目のデータ入力欄に移動させる場合は、上記チェックボックス71にチェックを入れる。
CPU11は、ST5としてチェックボックス71にチェックが入れられたか否かを判断する。そして、入れられた場合には(ST5のYES)、ST6として変数情報“1”を選択入力項目の情報と関連付けてRAM13に記憶する。これに対し、入れられていない場合には(ST5のNO)、ST7として変数情報“0”を選択入力項目の情報と関連付けてRAM13に記憶する。
一方、ST8として例えばマウスの操作入力によりタブ「表示」が選択された場合には、CPU11は、ST9としてタブ「表示」の設定画面80を表示させる。タブ「表示」の設定画面80の一例を図9に示す。図示するように、画面80には、上部にイベント項目の入力欄81と、飛び先ラベルの入力欄82とが表示されている。入力欄81は、予め設定された複数のイベント項目がプロダウン表示可能となっており、そのプロダウンメニューの中から所望のイベント項目を選択することによって入力する。
設定作業者は、選択入力項目のデータ入力欄で発生し得るイベント項目のうち、そのイベントに対して処理が実行される項目を選択する。そして、その選択されたイベント項目に対して実行される処理プログラムが記述されたプログラム位置を示すラベル情報を、飛び先ラベルとしてキー入力する。
CPU11は、ST10としてイベント項目別の飛び先ラベルが入力されたか否かを判断する。入力欄81,82にイベント項目と飛び先ラベルとが入力された場合には(ST10のYES)、その入力情報をRAM13に記憶する。
図8又は図9に示すように、各タブの設定画面80,90(タブ「標準」の設定画面は不図示)には、[OK]ボタンと[キャンセル]ボタンが表示されている。CPU11は、いずれかのデータ入力欄が選択された後は、ST12として[OK]ボタンが入力されるか、ST13として[キャンセル]ボタンが入力されるのを待機する。
ここで、例えばマウスの操作入力により[OK]ボタンが入力された場合には(ST12のYES)、CPU11は、ST14としてRAM13に記憶した情報を、表示中のデータ入力画面60に対応した業務アプリケーション32xの画面設定ファイル42に反映させる。すなわち、選択入力項目別の変数情報“1”または“0”については、入力項目リスト一覧テーブル51の該当項目名に対応した変数情報エリアに格納する(変数設定手段)。また、選択入力項目別のイベント項目別飛び先ラベル情報については、当該入力項目のイベント別飛び先ラベル設定テーブル52A,52B,52C,…に格納する(ラベル設定手段)
これに対し、[キャンセル]ボタンが入力された場合には(ST13のYES)、CPU11は、RAM13に記憶した情報をクリアする。
[OK]ボタンまたは[キャンセル]ボタンが入力され、それに応じた処理を実行すると、CPU11は、ST1の処理に戻る。CPU11は、データ入力画面60から次のデータ入力欄が選択されるのを待機する。そして、いずれかのデータ入力欄が選択された場合には、ST2〜ST14の処理を再度実行する。
一方、データ入力欄が選択されることなく、終了キーが操作入力された場合には(ST16のYES)、この編集ツールによる処理を終了する。
設定作業者は、上述した手順により、データ入力画面60の各データ入力欄A〜Qに対し、それぞれ変数情報“1”または“0”を設定する。また、データ入力欄A〜Q毎に、イベント別飛び先ラベルの情報を選択的に設定する。
この種の設定は、帳票「納品書」のデータ入力画面60のみならず、その他の伝票また帳票のデータ入力画面に対してもそれぞれ実行する。これらの設定情報は、それぞれ該当する業務アプリケーション32A,32B,…の画面設定ファイル42に保存される。
画面設定ファイル42に対して上記設定がなされた複数の業務アプリケーション32A,32B,…を実装してなる事務処理用コンピュータにおいては、業務メニューの中からいずれかの伝票又は帳票の作成業務が選択されると、ミドルウェア33のインタプリタが、選択業務に対応した業務アプリケーション32xを実行する。
先ず、ミドルウェア33は、当該業務アプリケーション32xの画面設定ファイル42に設定された情報により、データ入力画面をディスプレイ3に表示させる。今、ユーザによって帳票「納品書」の作成業務が選択されたものと仮定する。この場合、ディスプレイ3には、図4に示すレイアウトの納品書用データ入力画面60が表示される。
納品書用データ入力画面60が表示されると、ユーザは、先ず、項目「伝票区分」のデータ入力欄Aに対し、キーボード2を操作して伝票区分データを入力する。そして、データを入力し終えると、実行キーを押下する。
実行キーが押下されると、CPU11は、ミドルウェア33の制御により、図10の流れ図で示す手順の処理を実行する。先ず、ST21として入力項目「伝票区分」に対するイベント別飛び先ラベル設定テーブル52Aを検索する。そして、ST22としてこのテーブル52Aにおいて、イベント「実行キー入力時」に対して飛び先ラベルが設定されているか否かを判断する(ラベル判定手段)。
ここで、飛び先ラベルが設定されていない場合には(ST22のNO)、CPU11は、ST23として入力項目リスト一覧テーブル51を検索する。そして、ST24として入力項目「伝票区分」に対する変数情報が“1”であるか否かを判断する(変数判定手段)。
ここで、変数情報が“0”であった場合には(ST24のNO)、自動フォーカス移動機能が無効である。この場合、CPU11は、次のイベントに進む。
これに対し、変数情報が“1”であった場合には(ST24のYES)、自動フォーカス機能が有効である。この場合、CPU11は、ST27として入力項目リスト一覧テーブル51から現時点の入力項目「伝票区分」のテーブル番号の次に大きいテーブル番号の入力項目「伝票日付」を選択する。そして、ST28としてこの選択した入力項目「伝票日付」のデータ入力欄Bにフォーカスを移動させる(フォーカス移動手段)。その後、CPU11は、次のイベントに進む。
一方、イベント「実行キー入力時」に対して飛び先ラベルが設定されている場合には(ST22のYES)、CPU11は、ST25として当該業務アプリケーション32xのプログラムファイル41に記憶されたプログラムの飛び先ラベルによって指定される位置からプログラムを解析する。そして、ST26として所定のコマンド「次項目へ移動する」があるか否かを判断する。
コマンド「次項目へ移動する」がない場合には(ST26のNO)、自動フォーカス移動機能が無効である。この場合、CPU11は、次のイベントに進む。
これに対し、コマンド「次項目へ移動する」があった場合には(ST26のYES)、CPU11は、ST27の処理に進む。すなわち、入力項目リスト一覧テーブル51から現時点の入力項目「伝票区分」のテーブル番号の次に大きいテーブル番号の入力項目「伝票日付」を選択する。そして、この選択した入力項目「伝票日付」のデータ入力欄にフォーカスを移動させる(第2のフォーカス移動手段)。その後、CPU11は、次のイベントに進む。
なお、上記例では、入力項目「伝票区分」のデータ入力欄Aにて実行キーが入力された場合を示したが、その他の入力項目に対するデータ入力欄B〜Qにて実行キーが入力された場合も、CPU11は、図10の流れ図で示す手順の処理を実行する。
このように、データ入力画面のいずれかの入力項目欄へのデータ入力を受付けている状態あるいはデータ入力が行われた状態で、特定キーである実行キーが入力されると、先ず、その入力項目欄に対して飛び先ラベルが設定されているか否かが判定される(ラベル判定手段)。そして、飛び先ラベルが設定されていない場合には、その入力項目欄に対して変数情報“1”が設定されているか否かが判定される(変数判定手段)。そして、変数情報“1”が設定されている場合には、その入力項目欄の次にデータ入力を受付ける入力項目欄にフォーカスが自動的に移動する(フォーカス移動手段)。すなわち、変数判定手段及びフォーカス移動手段は、ラベル判定手段により飛び先ラベルが設定されていないと判定されたことを条件に実行される。
一方、入力項目欄に対して飛び先ラベルが設定されている場合には、その飛び先ラベルで指定される位置からプログラムを解析する。そして、所定のコマンド「次項目へ移動する」を検出すると、その入力項目欄の次にデータ入力を受付ける入力項目欄にフォーカスが自動的に移動する(第2のフォーカス移動手段)。
ここで、上述したラベル判定手段、変数判定手段、フォーカス移動手段、及び第2のフォーカス移動手段は、ミドルウェア33によって実行される。したがって、業務アプリケーション32A,32B,…のプログラムに、フォーカスをどの入力項目に移動させるかの記述が不要となるので、プログラム開発や保守の向上を図ることができる。
この場合において、イベント「実行キー入力時」に対して、飛び先ラベルがない入力項目については、変数情報“1”または“0”を設定するだけでよく、飛び先ラベルがある入力項目については、その飛び先ラベルで指定されるプログラムに所定の共通コマンド「次項目へ移動する」を設定するだけでよいので、設定が容易である。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、前記実施の形態では、特定キーとして実行キーを例示したが、実行キーに限定されるものではない。データ入力画面の入力項目欄に対するデータの入力終了を指示するキーであればよい。
また、前記実施の形態において、選択入力項目に対するイベント「実行キー入力時」に対して、飛び先ラベルが設定されているか否かに係らず、選択入力項目の変数情報を検索し、“1”が設定されていた場合には自動フォーカス移動機能を有効として、フォーカス移動処理を実行するようにしてもよい。この場合、ラベル判定手段は不要となる。
また、前記実施の形態では、自動フォーカス移動機能を有効とする変数情報を“1”とし、無効とする変数情報を“0”としたが、変数情報の値がこれに限定されないのは言うまでもない。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明の一実施の形態における事務処理用コンピュータの要部構成を示すブロック図 同事務処理用コンピュータに実装されるソフトウェアの構造を示す模式図。 業務アプリケーションの画面設定ファイルに記憶される主要なデータテーブルを示す模式図。 帳票「納品書」のデータ入力画面を示す図。 入力項目リスト一覧テーブルの一例を示す図。 イベント別飛び先ラベル設定テーブルの一例を示す図。 入力項目リスト一覧テーブル及びイベント別飛び先ラベル設定テーブルに対するデータ設定ツール動作時のCPUの主要な処理手順を示す流れ図。 入力項目設定画面のうちタブ「スタイル」の設定画面を示す図。 入力項目設定画面のうちタブ「表示」の設定画面を示す図。 ある入力項目に対してイベント「実行キー入力時」が発生したときの、CPUの主要な処理手順を示す流れ図。
符号の説明
1…コンピュータ本体、2…キーボード、3…ディスプレイ、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…HDD、16…補助記憶装置ドライバ、17…通信インターフェイス、18…マウスインターフェイス、31…オペレーティングシステム、32(32A,32B,…)…業務アプリケーション、33…ミドルウェア、41…プログラムファイル、42…画面設定ファイル、51…入力項目リスト一覧テーブル、52(52A,52B,…)…イベント別飛び先ラベル設定テーブル。

Claims (5)

  1. オペレーティングシステムの制御下でミドルウェアがアプリケーションソフトウェアを実行し、前記ミドルウェアが、該アプリケーションソフトウェアに関連する画面設定ファイルの情報に従い、表示部に複数の入力項目欄が形成されたデータ入力画面を表示させて前記各入力項目欄へのデータ入力を受付け、入力部を介して前記各入力項目欄に入力されたデータを処理するデータ処理装置において、
    前記入力部は、特定キーを有するキーボードを含み、
    前記画面設定ファイルは、前記データ入力画面の入力項目欄毎に、自動フォーカス移動機能を有効とする変数情報を記憶可能であり、
    前記画面設定ファイルに、前記データ入力画面の各入力項目欄に対して選択的に前記変数情報を設定する変数設定手段と、
    前記データ入力画面のいずれかの入力項目欄へのデータ入力を受付けている状態またはデータ入力が行われた状態で前記特定キーが入力されると、前記ミドルウェアが、その入力項目欄に対して前記変数情報が設定されているか否かを判定する変数判定手段と、
    この変数判定手段により前記変数情報が設定されていると判定されると、前記ミドルウェアが、次にデータ入力を受付ける入力項目欄にフォーカスを移動させるフォーカス移動手段と、
    を具備したことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記画面設定ファイルは、前記データ入力画面の入力項目欄毎に、前記特定キー入力時における前記アプリケーションソフトウェアの実行場所を示す飛び先ラベルを記憶可能であり、
    前記画面設定ファイルに、前記データ入力画面の各入力項目欄に対して選択的に前記飛び先ラベルを設定するラベル設定手段と、
    前記データ入力画面のいずれかの入力項目欄へのデータ入力を受付けている状態またはデータ入力が行われた状態で前記特定キーが入力されると、前記ミドルウェアが、その入力項目欄に対して前記飛び先ラベルが設定されているか否かを判定するラベル判定手段と、をさらに具備し、
    前記変数判定手段及びフォーカス移動手段は、前記ラベル判定手段により前記飛び先ラベルが設定されていないと判定されたことを条件に実行されることを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 前記ラベル判定手段により前記飛び先ラベルが設定されていると判定された場合、前記ミドルウェアが、その飛び先ラベルで指定される位置から前記ミドルウェアが前記アプリケーションソフトウェアを実行し、所定のコマンドを検出すると、次にデータ入力を受付ける入力項目欄にフォーカスを移動させる第2のフォーカス移動手段、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項2記載のデータ処理装置。
  4. オペレーティングシステムの制御下でミドルウェアがアプリケーションソフトウェアを実行し、前記ミドルウェアが、該アプリケーションソフトウェアに関連する画面設定ファイルの情報に従い、表示部に複数の入力項目欄が形成されたデータ入力画面を表示させて前記各入力項目欄へのデータ入力を受付け、入力部を介して前記各入力項目欄に入力されたデータを処理するデータ処理装置において、
    前記入力部は、特定キーを有するキーボードを含み、
    前記画面設定ファイルは、前記データ入力画面の入力項目欄毎に、前記特定キー入力時における前記アプリケーションソフトウェアの実行場所を示す飛び先ラベルを記憶可能であり、
    前記画面設定ファイルに、前記データ入力画面の各入力項目欄に対して選択的に前記飛び先ラベルを設定するラベル設定手段と、
    前記データ入力画面のいずれかの入力項目欄へのデータ入力を受付けている状態またはデータ入力が行われた状態で前記特定キーが入力されると、前記ミドルウェアが、その入力項目欄に対して前記飛び先ラベルが設定されているか否かを判定するラベル判定手段と、
    このラベル判定手段により前記飛び先ラベルが設定されていると判定されると、その飛び先ラベルで指定される位置から前記ミドルウェアが前記アプリケーションソフトウェアを実行し、所定のコマンドを検出すると、前記ミドルウェアが、次にデータ入力を受付ける入力項目欄にフォーカスを移動させるフォーカス移動手段、
    を具備したことを特徴とするデータ処理装置。
  5. 前記特定キーは、実行キーであることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1に記載のデータ処理装置。
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