JP7044546B2 - 検査装置、検査方法および検査プログラム - Google Patents

検査装置、検査方法および検査プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画面の表示状態を所定の基準に基づいて検査する技術に関する。
Webページ等の画面のユーザインタフェースの開発において、開発者によって画面設計に差が生じる場合があるので、専門家によるチェックやツールを用いたチェックが行われている。
例えば、特許文献1には、ユーザインタフェース全体のユーザビリティを検査することができるユーザビリティチェック結果の出力方法が開示されている。特許文献1では、ユーザインタフェースの一貫性に関するチェックルールを取得し、入力部から取得した画面情報がチェックルールに適合するかを検査する。具体的には、関連する複数の項目において異なる表現方法または入力方法等がある場合、最も多い表現方法または入力方法等を基準として、一貫性がない項目をエラーであると判定する。
特許文献2には、対象のソフトウェアについて、そのソフトウェアが出力する画面の表示内容を人が認知するために必要なリソースが、所定の要件を満たしているかを推定するユーザインタフェース評価装置が開示されている。
特許文献3には、アプリケーションのGUI(Graphical User Interface)がガイドラインにそって設計されているかどうかに関して、自動的に迅速に検証するGUI自動評価装置が開示されている。
特許第6045050号公報 特許第6015719号公報 特開平08-241191号公報
特許文献1には、上記のようなチェック機能が開示されている。このようなチェック機能を実行するアプリケーションは、検査対象のブラウザにアドインとして組み込まれていた。かかるチェック機能は、組み込まれたブラウザによる表示状態に対してしか検査することができないという課題がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、種々のブラウザによる表示状態を検査することができる検査装置等を提供することを主要な目的とする。
本発明の一態様にかかる検査装置は、複数のブラウザのうちの1つを選択するための選択メニューを表示するための情報を出力する出力手段と、選択された1つのブラウザの起動指示を出す起動指示手段と、起動されたブラウザの表示エリアの表示状態を検査する検査手段とを備える。
本発明の一態様にかかる検査方法は、複数のブラウザのうちの1つを選択するための選択メニューを表示するための情報を出力し、選択された1つのブラウザの起動指示を出し、起動されたブラウザの表示エリアの表示状態を検査する。
本発明の一態様にかかる検査プログラムは、複数のブラウザのうちの1つを選択するための選択メニューを表示するための情報を出力する処理と、選択された1つのブラウザの起動指示を出す処理と、起動されたブラウザの表示エリアの表示状態を検査する処理とを、コンピュータに実行させる。
本発明によれば、種々のブラウザによる表示状態を検査することができるという効果が得られる。
各実施形態における検査装置を実現するコンピュータ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1の実施形態にかかる検査装置の機能構成を示すブロック図である。 UI標準について説明する図である。 第1の実施形態にかかる検査装置が保持するルールの一例を示す図である。 第1の実施形態にかかる検査装置が表示するメインメニューの一例を示す図である。 第1の実施形態にかかる検査装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態にかかる検査装置のブラウザ起動指示部により起動されたブラウザの一例を示す図である。 第1の実施形態にかかる検査装置により起動されたブラウザが表示するWebページの遷移について説明する図である。 第1の実施形態にかかる検査装置の表示情報取得部により取得された表示情報の一例を示す図である。 第1の実施形態にかかる検査装置のブラウザ検査部の動作を説明するフローチャートである。 第1の実施形態にかかる検査装置のブラウザ検査部による検査結果の一例を示す図である。 第2の実施形態にかかる検査装置の動作を示すフローチャートである。 最小構成の実施形態にかかる検査装置の機能ブロック図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
第1の実施形態
第1の実施形態および他の実施形態にかかる検査装置を構成するハードウェアについて説明する。図1は、各実施形態における検査装置および検査方法を実現するコンピュータ装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、各実施形態において、以下に示す検査装置の各構成要素は、機能単位のブロックを示している。検査装置の各構成要素は、例えば図1に示すようなコンピュータ装置10とソフトウェアとの任意の組み合わせにより実現することができる。
図1に示すように、コンピュータ装置10は、プロセッサ11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、記憶装置14、入出力インタフェース15およびバス16を備える。
記憶装置14は、プログラム18を格納する。プロセッサ11は、RAM12を用いて本検査装置にかかる検査プログラム18を実行する。プログラム18は、ROM13に記憶されていてもよい。また、プログラム18は、記録媒体20に記録され、ドライブ装置17によって読み出されてもよいし、外部装置からネットワークを介して送信されてもよい。
入出力インタフェース15は、周辺機器(キーボード、マウス、表示装置など)19とデータをやり取りする。入出力インタフェース15は、データを取得または出力する手段として機能することができる。バス16は、各構成要素を接続する。
なお、検査装置の実現方法には様々な変形例がある。例えば、検査装置は、専用の装置として実現することができる。また、検査装置は、複数の装置の組み合わせにより実現することができる。
本実施形態および他の実施形態の機能を実現するように各実施形態の構成を動作させるプログラム(より具体的には、図6等に示す処理をコンピュータに実行させるプログラム)を記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのプログラム自体も各実施形態に含まれる。
該記録媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD(Compact Disc)-ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記録媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS(Operating System)上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
次に、本発明の第1の実施形態にかかる検査装置の機能構成について説明する。図2は、本発明の第1の実施形態にかかる検査装置100の機能構成を示すブロック図である。図2が示すブロックは単一の装置内に実装されてよく、あるいは複数の装置内に分かれて実装されてよい。ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてよい。
図2に示すように、検査装置100は、出力部110、起動指示部120および検査部130を備える。起動指示部120は、選択識別部121およびブラウザ起動指示部122を備える。検査部130は、表示情報取得部131、ブラウザ検査部132および結果出力部133を備える。
検査装置100は、表示装置200と通信可能に接続されている。検査装置100と表示装置200との間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてよい。表示装置200は、検査装置100内部に設けられてもよい。
検査装置100は、表示装置200に表示されたブラウザのWebページを表示する領域(表示エリア)に表示された表示状態を、UI(User Interface)標準に基づいて検査を行う装置である。この検査を、以降、「UI検査」とも称する。
ここで、UI標準について説明する。UI標準とは、業務システム等において、システム全体を通して、画面のレイアウト、画面の遷移方法、操作方法、ボタンの配置位置、配色などについて設けられた、一貫したUI設計の標準(指針)ルールである。このような標準ルールにしたがってシステム全体でUI設計がなされていると、見栄えや操作方法の統一が取れ、利用者の操作性を向上させることができる。
UI標準では、表示エリアに表示される部品(オブジェクト)のUIに関する各種ルールが定義される。例えば、ボタンの配置、大きさ、文字のフォントや大きさ、枠線の種別や太さ、特定エリアの背景色などに関してルールがそれぞれ定義されてもよい。UI標準では、また、配置する部品の相互関係に関するルールが定義されてもよい。例えば、ボタンの横並びの高さ、表示エリア内の各部品の色のコントラストなどに関してルールがそれぞれ定義されてもよい。
図3(a)および図3(b)は、UI標準について説明する図である。図3(a)に示すように、例えば、配置するボタンについて、サイズをS、M、Lと定義し、各サイズのボタンに記載する文字のフォントサイズや、その文字を記載するボタン端からの距離などのルールが定義されてもよい。
図3(b)に示すように、配置するテーブルについて、テーブルのカラムに記載する文字のサイズ、色、配列や、テーブル内に配置する部品のテーブル端からの距離、カラムに配置する部品の位置などのルールが定義されてもよい。
また、表示エリアの部品のサイズや位置に関するルールに限定されず、「ヘッダの右端にロゴマークを配置する」といった規定に関するルールでもよい。また、各ルールの重要度が定義されてもよい。
図4は、UI標準に則ったルールの一例を示す図である。ルールには、対象項目と、その対象項目に対する指摘事項とが対応付けられて保持されていてもよい。対象項目には、例えば、表示エリアを含むWebページのURL(Uniform Resource Locator)、そのWebページが示す画面名および対象部品の識別情報が含まれてもよい。指摘事項には、ルールID(IDentification)、重要度およびルール内容が含まれてもよい。
このようなルールは、例えばルール定義ファイルとしてファイル形式で検査装置100に保持されてもよい。ルール定義ファイルは、検査装置100の取得手段によりインポートされてもよい。ルールの定義は、システム開発のプロジェクト単位や、顧客単位など、各種単位で変更可能である。
次に、図2を参照して、検査装置100の各構成要素の概要を説明する。
出力部110は、UI検査機能(アプリケーション)の起動指示に応じて、ユーザからの指示を受け付けるメインメニュー210を表示するための情報を表示装置200に出力する。図5は、上記情報に基づいて表示装置200に表示されるメインメニュー210の一例を示す図である。図5に示すように、メインメニュー210は、例えば、ブラウザ選択受付部211、ブラウザ起動ボタン212、UI検査ボタン213、ブラウザ終了ボタン214および結果出力ボタン215を含む。よって、出力部110は、複数のブラウザのうちの1つを選択するための選択メニューを表示するための情報を出力する出力手段を担う。
ブラウザ選択受付部211は、UI検査の対象として、複数のブラウザのうちの1つの選択を受け付けるプルダウンメニュー機能を有する。ユーザがブラウザ選択受付部211の右側にある三角マークをクリックすると、出力部110の制御に従ってブラウザ選択受付部211の直下に選択可能なブラウザのリストが表示される。このリストには、例えば、「Google Chrome」(登録商標)、「Internet Explore」(登録商標)および「Firefox」(登録商標)が含まれる。なお、同じブラウザの異なるバージョンのブラウザを、このリストに含めてもよい。ここで選択できるブラウザは、検査装置100を構成するコンピュータ装置10(図1)に予めインストールされているとする。ユーザは、このリストの中からUI検査の対象としたいブラウザを選択する。
ブラウザ起動ボタン212は、ブラウザ選択受付部211を介して選択されたブラウザの起動指示を受け付ける。
UI検査ボタン213は、起動されたブラウザのWebページを表示する領域(表示エリア)の表示状態の検査の実行指示を受け付ける。ブラウザ終了ボタン214は、起動されたブラウザの終了指示を受け付ける。結果出力ボタン215は、UI検査を実行した結果の出力指示を受け付ける。
検査装置100は、出力部110が出力した上述のようなメインメニュー210に対する指示に応じて、UI検査を実行する。
検査装置100の起動指示部120は、メインメニュー210のブラウザ起動ボタン212の押下に応じて、選択されたブラウザ220の起動指示を出す。具体的には、選択識別部121は、メインメニュー210のブラウザ選択受付部211を介して、複数のブラウザのうちの選択された1つのブラウザの種別を識別する。ブラウザ起動指示部122は、コンピュータ装置10内にインストールされたブラウザの中から、選択識別部121により識別された種別のブラウザを、ウェブドライバ300を介して起動する。ウェブドライバ300により起動されたブラウザ220は、表示装置200に表示される。よって、起動指示部120は、選択された1つのブラウザの起動指示を出す起動指示手段を担う。なお、ウェブドライバとは、ブラウザを外部のソフトウェアから操作したり情報を取得したりできるようにするためのものである。
検査部130は、メインメニュー210のUI検査ボタン213の押下に応じて、ブラウザ220の表示エリアの表示状態を検査する。具体的には、表示情報取得部131は、ブラウザ220の表示エリアの表示状態を示す表示情報をウェブドライバ300経由で取得する。ブラウザ検査部132は、表示情報取得部131により取得された表示情報を、UI標準に基づいて検査する。ここで、UI標準に則ったルールの定義が記載されたファイルが、検査装置100に予め記憶されていてもよいし、外部の装置から取得されてもよい。ブラウザ検査部132は、このルールに基づいて表示状態の検査を行う。よって、検査部130は、起動されたブラウザの表示エリアの表示状態を検査する検査手段を担う。
結果出力部133は、メインメニュー210の結果出力ボタン215の押下に応じて、ブラウザ検査部132による検査の結果を出力する。
図6は、検査装置100の動作を示すフローチャートである。図6を参照して、検査装置100の動作について説明する。
ユーザは、UI検査の実行にあたり、まず、検査装置100によるUI検査機能の起動を指示する。検査装置100は、UI検査機能の起動指示を受けると、出力部110により、メインメニュー210を表示するための情報を表示装置200に出力する(S201)。メインメニュー210は、例えば、図5に例示した画面である。
ユーザは、メインメニュー210のブラウザ選択受付部211から、検査対象のブラウザを選択し、ブラウザ起動ボタン212を押下する。ブラウザ起動ボタン212が押下されると(S202においてYes)、選択識別部121は、ブラウザ選択受付部211において選択された1つのブラウザの種別を識別する(S203)。
ブラウザ起動指示部122は、選択識別部121により識別された種別のブラウザを起動する(S204)。このとき、ブラウザ起動指示部122は、ウェブドライバ300に対して、上記ブラウザの起動を指示する。
ウェブドライバ300は、コンピュータ装置10にインストールされたブラウザを起動する機能と、起動したブラウザから表示情報を取得する機能を少なくとも備える。ウェブドライバ300として、例えば、Selenium WebDriverが用いられる。
図7は、ウェブドライバ300経由でブラウザ起動指示部122により起動され、表示装置200に表示されたブラウザ220の一例を示す図である。ブラウザ220は、メインメニュー210とは別に表示される。なお、ブラウザ220のWebページを表示する領域を表示エリアと称し、図7において符号250で示す。表示エリアは、メニュー、アドレスバーなどを含まない。
ここで、ユーザは、表示されたブラウザ220を操作して、検査対象のWebページ(以降、「検査対象ページ」とも称する)を表示させる。例えば、ユーザは、表示されたブラウザ220のアドレスバーに、検査対象ページのURLなどの所在情報を入力し、Enterキーを押下することにより、検査対象ページをブラウザ220に表示させる。
あるいは、ユーザは、検査対象ページのリンクを含むページのURLをアドレスバーに入力してもよい。
図8(a)乃至(d)は、ブラウザ220が表示するWebページの遷移について説明する図である。ユーザは、図8(a)に示すように、例えば、ブラウザ220のアドレスバー221に、検査対象ページのリンクを含むページのURLを入力する。
図8(b)に示すように検査対象ページのリンクを含むページが表示されると、ユーザは、図8(c)に示すようなリンク222をクリックする。すると、ブラウザ220は、図8(d)に示すように、リンク222が示すWebページを表示する。このように、ユーザは、ブラウザ220を操作することにより、検査対象ページを表示させる。
検査対象ページを表示させると、ユーザは、メインメニュー210のUI検査ボタン213を押下する。UI検査ボタン213が押下されると(S205においてYes)、検査部130は、検査を実行する。具体的には、表示情報取得部131は、ウェブドライバ300を介して、ブラウザ220により表示されている検査対象ページの表示状態を示す表示情報を取得する(S206)。
ここで、表示状態を示す表示情報とは、検査対象ページに配置される部品や文字の見た目に関する情報であり、静的なHTML(HyperText Markup Language)ソースに限らず、ブラウザ220に表示されているHTMLソースの動的解析により得られる情報を含む。HTMLソースが同じであっても、表示するブラウザによって部品の配置位置が異なる場合がある。表示状態を示す表示情報は、このようなブラウザに依存する見た目の情報も含んでいる。
例えば、表示されたブラウザ220において、横方向をX軸、縦方向をY軸としたX-Y座標とした場合、表示状態を示す表示情報は、検査対象ページに配置された部品の座標値を含んでもよい。
図9は、表示情報取得部131により取得された表示情報の一例を示す図である。図9に示すように、表示情報は、部品が表示されるページ(検査対象ページ)のURL、画面名、部品の識別情報、部品の座標値、フォントサイズおよび色を含んでもよい。表示情報は、ウェブドライバ300を介して取得することができる。
ブラウザ検査部132は、表示情報取得部131が取得した表示情報を、UI標準に則って定義されたルールに基づいて検査する(S207)。ブラウザ検査部132は、ルール定義ファイルを予め保持しているとする。
図10は、ブラウザ検査部132の動作を説明するフローチャートである。図10を参照して、ブラウザ検査部132の動作について説明する。
ブラウザ検査部132は、表示情報取得部131が取得した表示情報のうち1つを読み出す(S301)。ブラウザ検査部132は、読み出した表示情報により示される部品に関するルールが、ルール定義ファイルにある場合(S302においてYes)、表示情報がルールに適合するか否かを調べる(S303)。ブラウザ検査部132は、表示情報がルールに適合する場合はルールに適合する旨を示す結果を生成し(S305)、表示情報がルールに適合しない場合は非適合である旨を示す結果を生成する(S306)。
ブラウザ検査部132は、表示情報取得部131が取得したすべての表示情報の検査が完了していない場合は(S307においてNo)、S301に戻り、完了した場合は(S307においてYes)、処理を終了する。ブラウザ検査部132は、このような検査結果を、表示されているブラウザ220に関するUI検査の結果として生成する。
ユーザは、上述のように生成された検査の結果を出力したい場合、メインメニュー210の結果出力ボタン215を押下する。結果出力ボタン215が押下されると(図6のS208においてYes)、結果出力部133は、UI検査の結果を出力する(S209)。結果出力部133は、例えば、検査した表示情報により示される部品ごとに、ルールに適合するか否かを含む検査結果を、表示装置200に表示してもよいし、Excel(登録商標)等のファイル形式でエキスポートしてもよい。
表示装置200に表示する場合、結果出力部133は、例えば部品ごとの検査結果を、表形式で表示してもよいし、吹き出し等で部品近くに表示してもよい。また、ルールに非適合の部品に関して、エラー表示をしてもよい。
なお、ブラウザ検査部132による表示情報の検査手法は上記に限定されず、他の手法を用いてもよく、例えば、特許文献3に開示される手法を用いることができる。
図11は、検査結果の一例として、Excelファイル形式で出力された結果を示す図である。図11に示すように、検査結果には、対象項目、指摘事項および検査結果が対応付けられた形式で含まれてよい。検査結果は、ルールに適合する場合は「○」、非適合の場合は「×」等で示されてもよい。
メインメニュー210に含まれるブラウザ終了ボタン214が押下されると、ブラウザ起動指示部122は、ウェブドライバ300を介して、ブラウザ220を終了する。
なお、検査装置100は、上述のように、メインメニュー210に含まれる各種ボタンの押下に応じて、上記動作を実行することに限定されない。例えば、起動指示部120は、ブラウザ起動ボタン212の押下に応答して選択されたブラウザを起動する起動指示を出したが、ブラウザ選択受付部211の操作によりブラウザが選択されたことに応答して起動指示を出しても良い。ブラウザ選択受付部211は、プルダウンメニューによりブラウザ選択を受け付けるようにしたが、各ブラウザに対応するボタンを備えることによりブラウザ選択を受け付けても良い。検査部130は、UI検査ボタン213の押下に応答してブラウザ表示エリアのUI検査を実行したが、ブラウザに検査対象とするページが表示されると、ブラウザ表示エリアのUI検査を実行してもよい。
また、起動指示部120は、選択されたブラウザをブラウザ起動指示部122により起動した後、メインメニュー210に表示しているブラウザ起動ボタン212を使用不可(グレーアウト表示)となるように制御してもよい。
以上のように、本第1の実施形態によれば、検査装置100は、複数のブラウザのうちの1つを選択するためのメニューを出力し、選択された1つのブラウザの起動指示を出し、起動されたブラウザの表示エリアの表示状態を検査する。この構成を採用することにより、本第1の実施形態によれば、選択されたブラウザごとに検査を実行できるので、ブラウザに依存するUIも含めた、ブラウザによる表示状態を検査することができるという効果が得られる。また、UIの検査を実行するアプリケーションを、ブラウザごとにアドインとして組み込む必要がないので、コストを低減することができるという効果が得られる。
第2の実施形態
図12は、第2の実施形態に係る検査装置の動作を示すフローチャートである。第2の実施形態に係る検査装置は、第1の実施形態に係る検査装置100と同様の構成を有し、図12に示す動作を実行する。図12では、第1の実施形態で説明した図6の動作に対して、S401乃至S403が追加されている。本実施形態では、S401乃至S403の動作について、主に説明する。S401乃至S403以外の動作については図6と同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
S203において、選択識別部121により、選択された1つのブラウザの種別を識別した後、ブラウザ起動指示部122は、既に起動しているブラウザの有無を判断する(S401)。既に起動しているブラウザが無い場合(S401においてNo)、ブラウザ起動指示部122は、処理をS204に進める。
既に起動しているブラウザが有る場合(S401においてYes)、ブラウザ起動指示部122は、起動しているブラウザの種別は、S203において識別されたブラウザの種別と同一か否かを判断する(S402)。起動しているブラウザの種別は、S203において識別されたブラウザの種別と同一でない場合(S402においてNo)、ブラウザ起動指示部122は、処理をS204に進める。
起動しているブラウザの種別は、S203において識別されたブラウザの種別と同一である場合(S402においてYes)、ブラウザ起動指示部122は、エラー表示をし(S403)、処理を終了する。例えば、ブラウザ起動指示部122は、「起動しているブラウザを閉じてください」等のエラー表示をする。
以上のように、第2の実施形態によれば、ブラウザ起動指示部122は、起動しているブラウザの有無と種別を判断し、選択されたブラウザが起動していない場合は、選択されたブラウザの起動指示を出し、選択されたブラウザが起動している場合は、選択されたブラウザの起動指示を出さない。
上記構成を採用することにより、第2の実施形態によれば、選択されたブラウザが複数起動することがないので、第1の実施形態による効果に加えて、ユーザの操作性が向上するという効果が得られる。
第3の実施形態
本発明の最小構成の実施形態について説明する。
図13は、本発明の最小構成の実施形態に係る検査装置100の機能ブロック図である。図13に示すように、検査装置100は、出力部110、起動指示部120および検査部130を備える。図13において、第1の実施形態において図2を参照して説明した構成と同じ構成については図2と同一符号を付し、本実施形態ではその詳細な説明を省略する。
出力部110は、複数のブラウザのうちの1つを選択するための選択メニューを表示するための情報を出力する。起動指示部120は、選択された1つのブラウザの起動指示を出す。検査部130は、起動されたブラウザの表示エリアの表示状態を検査する。
上記構成を採用することにより、第3の実施形態によれば、検査装置100は、複数のブラウザのうちの選択されたブラウザの表示エリアの表示状態を検査するので、種々のブラウザによる表示状態を検査することができるという効果が得られる。
以上、上述した実施形態を参照して本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、種々の上記開示要素の多様な組み合わせ乃至選択など、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
10 コンピュータ装置
11 プロセッサ
14 記憶装置
15 入出力インタフェース
16 バス
17 ドライブ装置
18 プログラム
19 周辺機器
20 記録媒体
100 検査装置
110 出力部
120 起動指示部
121 選択識別部
122 ブラウザ起動指示部
130 検査部
131 表示情報取得部
132 ブラウザ検査部
133 結果出力部
200 表示装置
210 メインメニュー
211 ブラウザ選択受付部
212 ブラウザ起動ボタン
213 検査ボタン
214 ブラウザ終了ボタン
215 結果出力ボタン
220 ブラウザ
221 アドレスバー
222 リンク
250 表示エリア
300 ウェブドライバ
400 検査装置
410 出力部
420 起動指示部
430 検査部

Claims (8)

  1. 複数のブラウザのうちの1つを選択するための選択メニューを表示するための情報を出力する出力手段と、
    選択された1つのブラウザの起動指示を出す起動指示手段と、
    起動されたブラウザの表示エリアの表示状態を示す表示情報を取得し、前記表示状態を検査するためのルールを含む定義ファイルに、前記表示情報により示されるオブジェクトに関するルールがある場合、前記表示情報により示されるオブジェクトが前記定義ファイルに定義されたルールに適合するかを検査し、前記オブジェクトに関するルールがない場合、前記定義されたルールに適合するかの検査をしないで処理を終了する検査手段と
    を備えた検査装置。
  2. 前記起動指示手段は、起動しているブラウザの有無を判断し、無い場合は、前記選択されたブラウザの起動指示を出し、有る場合は、前記選択されたブラウザの起動指示を出さない
    請求項1記載の検査装置。
  3. 前記起動指示手段は、起動しているブラウザの有無と種別を判断し、
    前記選択されたブラウザが起動していない場合は、前記選択されたブラウザの起動指示を出し、
    前記選択されたブラウザが起動している場合は、前記選択されたブラウザの起動指示を出さない
    請求項2記載の検査装置。
  4. 前記出力手段は、前記表示状態を検査する指示を受け付けるボタンを含む前記選択メニューを表示するための情報を出力する
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載の検査装置。
  5. 前記定義ファイルを、インポートする取得手段をさらに備えた
    請求項1から4のうちいずれか1項に記載の検査装置。
  6. 前記検査手段は、前記表示情報を、ウェブドライバ経由で取得する
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載の検査装置。
  7. 検査装置が、
    複数のブラウザのうちの1つを選択するための選択メニューを表示するための情報を出力し、
    選択された1つのブラウザの起動指示を出し、
    起動されたブラウザの表示エリアの表示状態を示す表示情報を取得し、前記表示状態を検査するためのルールを含む定義ファイルに、前記表示情報により示されるオブジェクトに関するルールがある場合、前記表示情報により示されるオブジェクトが前記定義ファイルに定義されたルールに適合するかを検査し、前記オブジェクトに関するルールがない場合、前記定義されたルールに適合するかの検査をしないで処理を終了する
    検査方法。
  8. 複数のブラウザのうちの1つを選択するための選択メニューを表示するための情報を出力する処理と、
    選択された1つのブラウザの起動指示を出す処理と、
    起動されたブラウザの表示エリアの表示状態を示す表示情報を取得し、前記表示状態を検査するためのルールを含む定義ファイルに、前記表示情報により示されるオブジェクトに関するルールがある場合、前記表示情報により示されるオブジェクトが前記定義ファイルに定義されたルールに適合するかを検査し、前記オブジェクトに関するルールがない場合、前記定義されたルールに適合するかの検査をしないで処理を終了する処理と
    を、コンピュータに実行させる検査プログラム。
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