JP2009282300A - 光学シートおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光が透過するデバイスにおいて光の透過効率を向上させる構造を、優れた生産性で実現する。
【解決手段】第1の層12と、第1の層12とは屈折率が異なり第1の層12に密着された第2の層13とからなる光学シート10を構成する。第1の層12と第2の層13の界面18は100〜500nmピッチの凹凸面である。この光学シート10を、屈折率が異なる2つの部材の間に挟むように配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光の透過効率を向上させる光学シートおよびその製造方法に関する。
屈折率が高い発光体からガラスなどを通して外部に光を放出するデバイスでは、屈折率が高い層と低い層の界面で光の反射が起こる。特に、この界面に浅い角度で入射する光は全反射も起こりうる。有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどは、このようなデバイスの一例であり、発光体が発する光を効率良く外部へ取り出す方法が求められている。
界面での反射によるロスを抑制するためには、屈折率が変化する界面に可視光の波長以下の周期的な凹凸構造を形成するのが有効であることが知られている。有機EL素子において発光効率を向上させる技術としては、例えば特許文献1に開示されているように、ガラス等の透明基板上にゾルゲル材料とナノインプリント方法を用いて微細な凹凸を作成し、さらに、その微細な凹凸に高屈折率材料を塗布し、表面を平坦化することによって複合基板を作製し、この複合基板の上に有機EL素子を積層・製造する方法がある。
特開2007−287486号公報
しかしながら、従来の方法では、光透過性を高くしたい製品に対し膜などを積層、例えば特許文献1ではガラス基板の上に凹凸の層を形成していくため生産性が悪いという問題がある。また、凹凸を形成する型も製品に合わせたサイズにする必要があり、生産コストが高くなるという問題もある。さらに、ガラス基板などの硬い基板に対し凹凸の層を積層するのも、大きなパネルになると取扱いが不便で生産性が悪いという問題がある。
そこで、本発明は、光が透過するデバイスにおいて光の透過効率を向上させる構造を、優れた生産性で実現することを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、第1の層と、前記第1の層と屈折率が異なり前記第1の層に密着された第2の層とからなる光学シートであって、前記第1の層と前記第2の層の界面が100〜500nmピッチの凹凸面となっていることを特徴とする。
このような光学シートによれば、第1の層と第2の層との界面が、100〜500nmピッチの凹凸面となっていることで、界面での反射が抑制される。そのため、第1の層の屈折率を、第1の層に隣接する層と同等にし、第2の層の屈折率を、第2の層に隣接する層と同等にすれば、この光学シートを屈折率が異なる2つの材料間に挟むように設置することで、屈折率が異なる2つの材料間での光の透過率が向上する。つまり、光透過性を高くしたい製品に対して製膜や凹凸形成などを行う必要がなく、屈折率が異なる材料間に本発明の光学シートを挟むように配置するという簡易な手段で光透過率の向上を図ることができる。
前記した光学シートにおいては、前記第1の層および前記第2の層の少なくとも一方の外側面に可撓性の支持フィルムが設けてもよい。このように第1の層および第2の層の一方または両方の外側面に可撓性の支持フィルムを設けることで、第1の層および第2の層が非常に薄い場合であっても、光学シートを取扱い易くすることができる。そのため、製品への光学シートの貼り付け時にシワがよったりすることを防止することができる。
前記した光学シートにおいては、前記界面の凹凸のアスペクト比は0.5〜3.0であることが望ましい。アスペクト比を0.5以上とすることで、凹凸面での光の回折を起こりやすくして透過率向上の効果を期待することができ、3.0以下とすることで凹凸形状を生産性良く形成することができる。
前記した光学シートにおいては、前記第1の層の屈折率が1.4〜1.6であり、前記第2の層の屈折率が1.7〜2.0である構成とすることができる。透明電極として知られるITOの屈折率は、1.8〜1.9であり、ガラスの屈折率は1.5程度なので、第1の層および第2の層をこのような屈折率とすることで、第2の層をITO側に向けてITO層とガラスの間にこの光学シートを配置すれば、ITOからガラス側への光の透過率を向上することができる。すなわち、有機ELディスプレイにおいて、光の取り出し効率を向上させることができる。
前記した光学シートにおいては、前記第2の層には、屈折率を第1の層よりも高く調整するため、金属酸化物が分散された構成とすることが可能である。
前記した課題を解決する本発明は、可撓性の支持フィルムに第1の光硬化性樹脂を塗布する第1層塗布工程と、表面に100〜500nmピッチの凹凸を有する型に前記支持体上の光硬化性樹脂を押し付けながら、硬化光を照射する第1層硬化工程と、前記第1の光硬化性樹脂とは異なる屈折率の第2の光硬化性樹脂を、硬化後の前記第1の光硬化性樹脂の表面に塗布する第2層塗布工程と、前記第2の光硬化性樹脂に硬化光を照射する第2層硬化工程と、を有することを特徴とする。
このような製造方法によれば、第1層硬化工程により型の表面の凹凸が第1の光硬化性樹脂の層に転写されて第1の光硬化性樹脂が硬化する。そして、第1の光硬化性樹脂とは異なる屈折率の第2の光硬化性樹脂を、硬化後の前記第1の光硬化性樹脂の表面に塗布、つまり、この第1の光硬化性樹脂の凹凸が形成された面に塗布することで、第1の光硬化性樹脂と第2の光硬化性樹脂との間の界面に100〜500nmピッチの凹凸面が形成される。そして、この塗布した第2の光硬化性樹脂に対し第2層硬化工程で硬化光を照射することで、第2の光硬化性樹脂が硬化する。このようにして、前記した光学シートを効率良く製造することができる。なお、本明細書において、光硬化性樹脂を硬化させる硬化光は、いわゆる可視光のみを意味せず、硬化反応を起こせる限り紫外線、放射線などをも含む。
そして、前記した製造方法においては、前記可撓性の支持フィルムを剥離する剥離工程をさらに有してもよい。剥離工程の追加により、支持フィルムが無い状態の光学シートを製造することができる。
前記した製造方法においては、前記支持フィルムは、帯状フィルムであり、前記型は、外周面に凹凸が形成された第1のロール型であり、前記第1層塗布工程は、前記帯状フィルムに対して連続して行い、前記第1層硬化工程は、前記ロール型に前記第1の光硬化性樹脂が塗布された帯状フィルムを巻き付けて行うことが望ましい。
このような製造方法により、本発明の光学シートを連続的に大量に生産することが可能となる。
前記した製造方法においては、前記第2層硬化工程は、外周面が平滑に形成された第2のロール型に、前記第2の光硬化性樹脂を対面させて前記帯状フィルムを巻き付けながら硬化光を照射して行うことが望ましい。
このような製造方法により、第2のロール型の表面が第2の光硬化性樹脂の表面に転写され、第2の光硬化性樹脂の表面を特に平滑に形成することが可能となる。
本発明の光学シートによれば、第1の層および第2の層の屈折率を、光が入る側に隣接する層の屈折率および光が出る側に隣接する層の屈折率に合わせることで、光の透過率を向上させることができる。そして、対象となる製品に対し、製膜や、凹凸形成などの工程を行う必要がなく、本発明の光学シートを貼り付け、2つの材料間に挟むという簡易な工程で光の透過率を向上することができるので、極めて生産性良く有機ELディスプレイなどのデバイスの光の取り出し効率の向上を図ることができる。そして、本発明の光学シートの製造方法によれば、上記の光学シートを効率良く製造することができる。
次に、本発明に係る光学シートおよびその製造方法の一実施形態について説明する。参照する図において、図1は、本発明の一実施形態に係る光学シートの断面図であり、(a)支持フィルムがない場合と、(b)支持フィルムが一方の面にある場合と、(c)支持フィルムが両方の面にある場合であり、図2は、有機ELディスプレイに本発明の光学シートを適用した場合を示す断面図である。
図1(a)に示すように、光学シート10は、第1の層12と、第2の層13とが互いに密着されてなるシート状光学素子である。第1の層12は、例えば、アクリル系の光硬化性樹脂を用いることができる。第2の層13は、例えばアクリル系の光硬化性樹脂に金属酸化物を分散させることで屈折率を第1の層12よりも高くしたものを用いることができる。
上記の金属酸化物としては、チタン、ゲルマニウム、ジルコニウム、亜鉛、セリウム、錫、アンチモンなどの酸化物を採用することができる。
第1の層および第2の層に用いることができる材料としては、透過性を向上させようとする光が透過可能であれば特に限定されず、上記の他にも、各種の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂など、溶融状態から硬化させることが可能な材料を用いることができる。
第1の層12と第2の層13の界面18は、ピッチが100〜500nmの周期的な凹凸面となっている。この凹凸形状は、凸部および凹部が、筋状(縞状)に延びた形状であってもよいし、散点状に配列された形状であってもよい。
凹凸のピッチが500nm以下、好ましくは350nm以下であることで、第1の層と第2の層の間での光の反射を抑制し、透過率を向上させることができる。また、凹凸のピッチが100nm以上であることで、凹凸形成が容易となり、生産性を向上させることができる。
前記した凹凸面の凹凸のアスペクト比(光学シート10の平面方向のピッチに対する凹凸の高さの比)は、0.5〜3.0であるのが望ましい。例えば、凹凸のピッチが200nmであるときに凹凸の山と谷の高さの差は、100nm以上であるのがよく、例えば200nmなどとするとよい。アスペクト比を0.5以上とすることで、凹凸面での光の回折を起こりやすくして透過率向上の効果を期待することができ、3.0以下とすることで凹凸の形成が容易となるからである。
本実施形態では、第1の層12の屈折率よりも第2の層13の屈折率を高くしているが、第1の層12の屈折率を第2の層13の屈折率よりも高くしてもよい。両層の屈折率の具体的な値は、例えば有機ELディスプレイの光取り出し効率を向上させようとした場合、第1の層12の屈折率を1.4〜1.6とし、第2の層13の屈折率を1.7〜2.0とするのが望ましい。
有機ELディスプレイは、一般にカソード、電子輸送層、発光層、正孔輸送層、透明電極などを積層したものを発光体として有しており、この最も外側に位置する透明電極として用いられるITOは1.8〜1.9程度の非常に高い屈折率を有する。そして、この透明電極を透過して放出された光が、ガラス板などのカバーを通して外部に放出されるとき、ガラスの屈折率が1.5程度であることから、透明電極とガラスの界面で反射が起こりやすい。そこで、図2に示すように、表面にITOの透明電極を有する発光体20に、第2の層13を密着させて光学シート10を貼り付け、ガラス板21を第1の層12に密着させて配置する。
ガラス板21と第1の層12を密着させ、また、発光体20と第2の層13を密着させるため、これらの層の間に粘着剤を設けてもよい。この場合、粘着剤は隣接する層と屈折率がほぼ同じのものを用いるとよい。もっとも、ガラス板21と第1の層12を密着でき、発光体20と第2の層13を密着できる限り、粘着剤は使用しなくてもよい。
このようにガラス板21と発光体20の間に光学シート10を配置することで、発光体20で発光した光が各界面で反射することなく、ガラス板21の外部に放出することができる。すなわち、第1の層12および第2の層13の屈折率を上記の範囲とすることで、光学シート10を有機ELディスプレイの光取り出し効率を向上させる光学素子として適用することができる。もちろん、実際に適用する場合には、ガラス板21の屈折率と第1の層12の屈折率とがほぼ一致するように第1の層12の屈折率を調整し、発光体20の表面の層の屈折率と第2の層13の屈折率とがほぼ一致するように、第2の層13の屈折率を調整するのが望ましい。
第1の層12および第2の層13の厚みは特に限定されないが、光の透過率を高くするためには薄い方がよく、取り扱い易さを考慮すると適度に厚い方がよい。第1の層12および第2の層13の厚みは、例えば、それぞれ5〜50μm程度がよいが、この範囲に限定されるものではない。
上記のような光学シート10は、そのままでは薄くて取り扱いが不便な場合には、第1の層12および第2の層13の外側の面の少なくとも一方に可撓性の支持フィルムを設けるとよい。例えば、図1(b)に示すように、第1の層12の外側面に第1の支持フィルム11を設けた構成としたり、図1(c)に示すように、第1の層12の外側面に第1の支持フィルム11を設けるとともに、第2の層13の外側面に第2の支持フィルム14を設けた構成とするとよい。なお、第1の支持フィルム11および第2の支持フィルム14は、光学シート10の取り扱いを向上させる補助的部材に過ぎないので、明細書において、第1の層12と第2の層13からなる光学シート10に、第1の支持フィルム11または/および第2の支持フィルム14を設けたものも、「光学シート10」と称する。
第1の支持フィルム11および第2の支持フィルム14は、第1の層12および第2の層13から剥離可能であるものを用いるのがよい。第1の層12および第2の層から剥離が容易であることで、対象物に光学シート10を貼り付ける作業を行い易くなる。また、第1の支持フィルム11および第2の支持フィルム14が可撓性であることで、光学シート10を巻き取って搬送、保管などができるとともに、対象物に光学シート10を貼り付ける作業を行い易くなる。
第1の支持フィルム11および第2の支持フィルム14は、このような剥離性および可撓性を備えさせるため、例えば、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートまたはポリプロピレンなどを用いることができる。
第1の支持フィルム11および第2の支持フィルム14の厚さとしては、例えば50〜200μmのものが、取扱性および価格の面から好適である。すなわち、厚さが50μm以上であると、適度な剛性があるので取扱が容易であり、厚さが200μm以下であると、十分な取扱性を有しながら、コストを抑えることができる。もっとも、透過率を向上する観点からは、第1の支持フィルム11および第2の支持フィルム14の厚さは、共に薄い方が望ましい。
次に、上記のような光学シート10の製造方法について説明する。参照する図において、図3は、光学シートの製造工程図であり、図4は、光学シートに層を形成していく過程を示した拡大断面図であり、図5は、光学シートの製造工程の一部を変更した図であり、図6は、図5における第2層硬化工程の拡大断面図である。
図3に示すように、光学シート10の製造工程においては、第1の支持フィルム11の巻出し工程S10、第1層塗布工程S20、第1層硬化工程S30、第2層塗布工程S40、第2層硬化工程S50および巻取工程S60を有する。
巻出し工程S10では、長い帯状フィルムである第1の支持フィルム11が巻かれたロール11Rから第1の支持フィルム11を巻出して、後の工程へ送り出す(図4(a)参照)。送り出されたワーク(第1の支持フィルム11)は、適宜、図示しないローラにより進行方向を案内される。
第1層塗布工程S20では、エクストルージョン塗布によってアクリル系の光硬化性樹脂(第1の光硬化性樹脂12A)を塗布する(図4(b)参照)。塗布する第1の光硬化性樹脂12Aの厚みは、例えば3〜30μmとする。
第1層硬化工程S30では、ロール金型31(第1のロール型)に、第1の光硬化性樹脂12Aの層が設けられた第1の支持フィルム11を、第1の光硬化性樹脂12Aの層を対面させて巻き付ける。そして、ロール金型31に巻き付けた第1の支持フィルム11に外側から光源32で硬化光としての紫外線(UV)を照射する(図4(c)参照)。ロール金型31には、表面に、100〜500nmピッチの凹凸が予め形成されており、この凹凸の形状が第1の光硬化性樹脂12Aに転写された状態で、上記のように硬化光を照射する。そのため、第1の光硬化性樹脂12Aはロール金型31の凹凸形状が転写されて硬化し、第1の層12となる。なお、第1の支持フィルム11の外側から硬化光を照射して第1の光硬化性樹脂12Aを硬化させるために、第1の支持フィルム11は、硬化光の透過率が高いものを用いるのがよい。
ロール金型31からは、ワークの進行に伴い、第1の層12が設けられた第1の支持フィルム11が剥離される。
第2層塗布工程S40では、凹凸形状が形成された第1の層12の表面に、金属酸化物によって屈折率が高く調整されたアクリル系の第2の光硬化性樹脂13Aをエクストルージョン塗布によって塗布する(図4(d)参照)。塗布厚さは、第1の光硬化性樹脂12Aと同様、3〜30μmとすることができる。この塗布の際、第1の層12の表面の凹凸に空気が混入するように思われるかもしれないが、凹凸のピッチがサブミクロン程度に小さくなると、キャピラリ効果により凹凸の谷部まで第2の光硬化性樹脂13Aが入り込んで空気は混入しない。もっとも、第2層塗布工程S40の雰囲気を減圧して、空気の混入をより確実に防止してもよい。第2層塗布工程S40により塗布された第2の光硬化性樹脂13Aの表面は、表面張力により平滑となる。
第2層硬化工程S50では、第2の光硬化性樹脂13Aに光源52により硬化光としての紫外線(UV)を照射する(図4(d)参照)。これにより、第2の光硬化性樹脂13Aが硬化し、第2の層13となる。この硬化の際、酸素が存在すると、硬化が進まないため、窒素パージなどにより、酸素を除去するか、図示はしないが、硬化光が透過する材料をラミネートした上で、この透明材料を通して硬化光を照射するとよい。
巻取工程S60では、第2の支持フィルム14をロール14Rから巻き出して、第2の層13の表面に貼り付けた後、巻取装置により、完成した光学シート10(図4(e)参照)を巻き取る。なお、第2の支持フィルム14を設けるか否かは任意である。
このようにして、光学シート10を連続的に大量に生産することが可能である。なお、支持フィルムを設けない光学シート10を製造する場合には、第2層硬化工程S50の後に、第1の支持フィルム11を第1の層12および第2の層13からなるシートから剥離する剥離工程を設け、この第1の支持フィルム11が剥離されたものを製品とすればよい。
また、第2の層13の表面の平滑性を向上させたい場合、図5および図6に示すように、第2層塗布工程S40の後の第2層硬化工程S50において、外周面が平滑なロール金型51(第2のロール型)に第2の光硬化性樹脂13Aの層が対面するようにワークを巻き付け、この巻き付けたワークの外側から光源52で紫外線を照射するとよい。これにより、ロール金型51の平滑な表面が第2の光硬化性樹脂13Aに転写されて第2の光硬化性樹脂13Aが硬化し、第2の層13の表面がより平滑となる。また、第2の光硬化樹脂13Aがロール金型51に封止されることで、酸素が遮断され、硬化が可能となる。なお、ここでの平滑とは、界面18の凹凸よりも平滑の意味である。
以上のようにして、本実施形態の光学シート10によれば、第1の層12および第2の層13の屈折率を、光が入る側に隣接する層の屈折率および光が出る側に隣接する層の屈折率に合わせることで、光の透過率を向上させることができる。そして、対象となる製品に対し、製膜や、凹凸形成などの処理を行う必要がなく、光学シート10を貼り付け、2つの材料間に挟むという簡易な工程で対象製品の光の透過率を向上することができるので、極めて生産性良く、有機ELディスプレイなどのデバイスの光の取り出し効率の向上を図ることができる。そして、本実施形態の光学シート10の製造方法によれば、上記の光学シートを連続的に大量に製造することができる。
以上の実施形態における、ロール金型31は、表面に極めて微細なサブミクロンオーダーの凹凸が形成されているが、このような金型は、以下のような方法でつくるとよい。以下、サブミクロンオーダーの凹凸を金型表面に形成する方法の一例を説明する。
参照する図において、図7は、円筒外表面の加工方法に用いる設備を示す断面図であり、図8は、浸漬工程を示す断面図(a)と、取出工程および乾燥工程を示す断面図(b)である。また、図9は、フォトレジスト層に光を照射して凹部パターンを形成し始める状態を示す断面図(a)と、凹部パターンの形成が終了した状態を示す断面図(b)である。さらに、図10は、フォトレジスト層に凹部パターンが形成された状態を示す断面図(a)と、フォトレジスト層の外表面とワークの外表面とにクロムを成膜した状態を示す断面図(b)と、ワークの外表面からフォトレジスト層を除去した状態を示す断面図(c)である。
まず、ロール金型31を製作するにあたり、円筒形の金型素材の外周面に凹凸を形成する。図7に示すように、まず、塗布液101を入れた液層102を用意するとともに、円筒状の金型素材(ワーク103)をその中心軸CA回りに回転可能に支持するチャック装置104を用意する。
ここで、塗布液101は、後述するフォトレジスト層105(図9参照)を構成する化合物が有機溶剤に溶解されることで生成されている。例えば、塗布液101としては、下記化学式の色素材料を、有機溶剤であるTFP(テトラフルオロプロパノール)溶剤に2%(重量比)で溶解させたものを使用することができる。
Figure 2009282300
ワーク103の材料としては、例えば、ステンレス系の材料(もしくは加工しやすい金属材料)やAl23などが好ましい。また、ワーク103の外表面103aには、クロムメッキをしてもよい。このようにクロムメッキをすると、ワーク103の表面硬度や表面平滑性を上げることができる。なお、ワーク103の外表面103aに塗布液101を塗布する前においては、ワーク103を洗浄しておく。
さらに、チャック装置104としては、図7に示すようなワーク103の外表面103aを支持する装置よりも、ワーク103の内周面を支持する装置を利用するのが望ましい。ワーク103の外表面103aを支持する装置では、ワーク103の上端部(チャック装置104で把持される部分)に塗布液101を塗布することができないが、ワーク103の内周面を支持する装置ではワーク103の外表面全体に塗布液101を塗布できるからである。そのため、ワーク103の内周面を支持する装置を利用した場合には、ワーク103を無駄に長く形成する必要がなくなり、材料の歩留まりを向上させることができる。
そして、図8(a)に示すように、チャック装置104で把持した円筒状のワーク103を、その中心軸CAが鉛直方向に沿うような姿勢で液層102内に入れて、液層102内の塗布液101中に浸漬させる(浸漬工程)。その後は、図8(b)に示すように、ワーク103を中心軸CA回りに回転させながら所定位置まで引き上げていく(取出工程)。
このようにワーク103を回転させることにより、液層102から取り出したワーク103の外表面103aを伝って流れ落ちようとする塗布液101に遠心力がかかるので、塗布液101が下方に流れ難くなる。そのため、重力の影響によって塗布液101の厚さがワーク103の上部から下部に向けて徐々に厚くなってしまうことが抑えられる。また、液層102の塗布液101中にワーク103を浸漬させるので、液層102から取り出したワーク103の外表面103a全体に塗布された塗布液101は、略同時に乾燥するようになっている。
そして、ワーク103を所定位置まで引き上げた後は、引き続きワーク103を回転させることでワーク103の外表面103aに塗布された塗布液101を乾燥させる(乾燥工程)。これにより、前述した重力の影響による塗布液101の厚さのムラの抑制が維持されつつ、ワーク103の外表面103aが迅速に乾燥する。そして、塗布液101の乾燥が完了すると、ワーク103の外表面103aに、ヒートモードの形状変化が可能なフォトレジスト層105が所定の膜厚で形成されることとなる。
ここで、ヒートモードの形状変化が可能なフォトレジスト層105とは、強い光の照射により光が熱に変換されてこの熱により材料が形状変化して凹部を形成することが可能な層であり、いわゆるヒートモード型のフォトレジスト材料の層である。なお、フォトレジスト層105の膜厚の上限値は、1μmが望ましく、0.5μmがさらに望ましく、0.3μmが特に望ましい。また、フォトレジスト層105の膜厚の下限値は、0.01μmが望ましく、0.03μmがさらに望ましく、0.05μmが特に望ましい。
なお、フォトレジスト層105の膜厚を良好にコントロールするためには、塗布液101の粘度を0.5〜20mPa・s好ましくは0.5〜15mPa・s(CBC株式会社:ラボ用振動粘度計VM−10Aで常温で測定)の範囲から設定し、ワーク103の周速を0.1〜10m/sの範囲から設定し、引き上げ速度を0.02〜2m/sの範囲から設定することが望ましい。ここで、塗布液101の粘度調整は、溶剤の量を調整することによって行われる。
なお、例えば、塗布液101の色素材料濃度60mg/cc、粘度を12mPa・sにするとともに、周速0.5m/sでワーク103を回転させながら、0.2m/sの速度で引き上げ、ワーク103の回転速度を徐々に上げていくことで周速を1m/sまで上げて乾燥を行うと、フォトレジスト層105の膜厚を略均一(1.5μm)にすることができる。より具体的には、ワーク103を液層102から完全に引き上げるまでは、周速0.5m/sに保ち、引き上げた後5〜20秒も周速0.5m/sのままに保つ。次に、5〜20秒かけて、周速を1m/sまで上げる。さらに、その後、5〜10秒かけて、周速を1.5m/sまで上げる。これにより、塗布液101がワーク103上で十分乾いていない場合には、ワーク103を低速回転することで、ワーク103からの塗布液101の飛散が抑制され、塗布液101がある程度乾燥したときにワーク103を徐々に高速回転していくことで、塗布液101の乾燥を早めることができる。なお、ワーク103の周方向における加速度としては、0.05〜0.2m/s2、より好ましくは0.05〜0.1m/s2が望ましい。また、フォトレジスト層105の膜厚は、ワーク103の周速や引き上げ速度だけでなく、塗布液101の物性、塗布液101とワーク103の外表面103aとの濡れ性などにも影響を受けるので、必要に応じて適宜条件を変更しながら、膜厚を調整するのが望ましい。
その後は、図9(a)に示すように、ワーク103を把持させたままのチャック装置104を、レーザ照射装置106の前まで移動させる。そして、図9(a),(b)に示すように、チャック装置104によって、ワーク103を回転させながら中心軸CAに沿って移動させるとともに、レーザ照射装置106から集光したレーザ光を出射することで、フォトレジスト層105に螺旋状の凹部パターン151を形成する(光照射工程)。
具体的には、フォトレジスト層105に、材料の光吸収波長域に入る波長(材料で吸収される波長)のレーザ光を照射すると、フォトレジスト層105によってレーザ光が吸収され、この吸収された光が熱に変換され、光の照射部分の温度が上昇する。これにより、フォトレジスト層105が、軟化、液化、気化、昇華、分解などの化学または/および物理変化を起こす。そして、このような変化を起こした材料が移動または/および消失して、ワーク103の外表面103a上から除去されることで、凹部パターン151が形成される。
なお、レーザ照射装置106から出射されるレーザ光の出力値等は、比較的短時間のレーザ光の照射によりワーク103の外表面103aが露出するような値に適宜設定されている。また、凹部パターン151の幅(半値幅)が1μm以下となるように、レーザ光のスポット径が適宜設定されている。ここで、半値幅とは、凹部パターン151の深さの半分の深さ位置での幅を意味する。
また、レーザ照射装置106としては、例えばパルステック工業株式会社製NE500(波長405nm、NA0.85)を採用することができる。さらに、凹部パターン151の形成方法としては、例えば、ライトワンス光ディスクや追記型光ディスクなどで公知となっているピットの形成方法を適用することができる。具体的には、例えば、ピットサイズによって変化するレーザの反射光の強度を検出し、この反射光の強度が一定となるようにレーザの出力を補正することで、均一なピットを形成するといった、公知のランニングOPC技術(例えば、特許第3096239号公報段落[0012])を適用することができる。
そして、フォトレジスト層105に螺旋状の凹部パターン151を形成した後は、図10(a),(b)に示すように、ワーク103を図示せぬ真空チャンバーに入れて、ワーク103の外表面103aとフォトレジスト層105の外表面105aに対して金属材料の一例としてのクロム107を蒸着またはスパッタリングにより成膜する。その後は、図10(c)に示すように、エタノールなどの洗浄液でフォトレジスト層105を洗い流すと、ワーク103の外表面103aにクロム107からなるパターン(凸部)が形成される(凹凸形成工程)。この成膜は、上記の方法の他にも、例えばニッケルを電鋳することによりフォトレジスト層105がない部分にニッケル層を成長させる方法を採用することもできる。そして、以上のように構成された円筒状のワーク103の内部に円柱部材を嵌め込むことで、外表面103aに凹凸パターンを有した円柱状のロール金型31が製造される。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されることなく適宜変形して実施することができる。
本発明の光学シートの好適な適用例として、有機ELディスプレイを例示したが、本発明の光学シートは、例えば、有機EL照明を含む自発的に発光するパネルや、太陽電池パネルなどにも適用することができる。
本発明の一実施形態に係る光学シートの断面図である。 有機ELディスプレイに本発明の光学シートを適用した場合を示す断面図である。 光学シートの製造工程図である。 光学シートに層を形成していく過程を示した拡大断面図である。 光学シートの製造工程の一部を変更した図である。 図5における第2層硬化工程の拡大断面図である。 円筒外表面の加工方法に用いる設備を示す断面図である。 浸漬工程を示す断面図(a)と、取出工程および乾燥工程を示す断面図(b)である。 フォトレジスト層に光を照射して凹部パターンを形成し始める状態を示す断面図(a)と、凹部パターンの形成が終了した状態を示す断面図(b)である。 フォトレジスト層に凹部パターンが形成された状態を示す断面図(a)と、フォトレジスト層の外表面とワークの外表面とにクロムを成膜した状態を示す断面図(b)と、ワークの外表面からフォトレジスト層を除去した状態を示す断面図(c)である。
符号の説明
10 光学シート
11 第1の支持フィルム
12 第1の層
12A 第1の光硬化性樹脂
13 第2の層
13A 第2の光硬化性樹脂
14 第2の支持フィルム
18 界面
20 発光体
21 ガラス板
31 ロール金型
32 光源
51 ロール金型
52 光源
S10 巻出し工程
S20 第1層塗布工程
S30 第1層硬化工程
S40 第2層塗布工程
S50 第2層硬化工程
S60 巻取工程

Claims (9)

  1. 第1の層と、前記第1の層と屈折率が異なり前記第1の層に密着された第2の層とからなる光学シートであって、前記第1の層と前記第2の層の界面が100〜500nmピッチの凹凸面となっていることを特徴とする光学シート。
  2. 前記第1の層および前記第2の層の少なくとも一方の外側面に可撓性の支持フィルムが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光学シート。
  3. 前記界面の凹凸のアスペクト比が0.5〜3.0であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学シート。
  4. 前記第1の層の屈折率が1.4〜1.6であり、前記第2の層の屈折率が1.7〜2.0であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光学シート。
  5. 前記第2の層には、金属酸化物が分散されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光学シート。
  6. 可撓性の支持フィルムに第1の光硬化性樹脂を塗布する第1層塗布工程と、
    表面に100〜500nmピッチの凹凸を有する型に前記支持体上の光硬化性樹脂を押し付けながら、硬化光を照射する第1層硬化工程と、
    前記第1の光硬化性樹脂とは異なる屈折率の第2の光硬化性樹脂を、硬化後の前記第1の光硬化性樹脂の表面に塗布する第2層塗布工程と、
    前記第2の光硬化性樹脂に硬化光を照射する第2層硬化工程と、を有することを特徴とする光学シートの製造方法。
  7. 前記可撓性の支持フィルムを剥離する剥離工程をさらに有することを特徴とする請求項6に記載の光学シートの製造方法。
  8. 前記支持フィルムは、帯状フィルムであり、前記型は、外周面に凹凸が形成された第1のロール型であり、
    前記第1層塗布工程は、前記帯状フィルムに対して連続して行い、
    前記第1層硬化工程は、前記ロール型に前記第1の光硬化性樹脂が塗布された帯状フィルムを巻き付けて行うことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の光学シートの製造方法。
  9. 前記第2層硬化工程は、外周面が平滑に形成された第2のロール型に、前記第2の光硬化性樹脂を対面させて前記帯状フィルムを巻き付けながら硬化光を照射して行うことを特徴とする請求項8に記載の光学シートの製造方法。
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