JP2009281634A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009281634A
JP2009281634A JP2008132904A JP2008132904A JP2009281634A JP 2009281634 A JP2009281634 A JP 2009281634A JP 2008132904 A JP2008132904 A JP 2008132904A JP 2008132904 A JP2008132904 A JP 2008132904A JP 2009281634 A JP2009281634 A JP 2009281634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
header
tank
refrigerant
communication
header tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008132904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5061026B2 (ja
Inventor
Hironaka Sasaki
広仲 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP2008132904A priority Critical patent/JP5061026B2/ja
Publication of JP2009281634A publication Critical patent/JP2009281634A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5061026B2 publication Critical patent/JP5061026B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】熱交換管への冷媒の分流を均一化しうる熱交換器を提供する。
【解決手段】エバポレータの上ヘッダタンク31の前側ヘッダ部列は冷媒入口ヘッダ部1と第1中間ヘッダ部2とからなり、後側ヘッダ部列は冷媒出口ヘッダ部3と第2中間ヘッダ部4とからなる。両中間ヘッダ部2,4の内部どうしを連通路60A,60B,60Cを介して互いに通じさせる。下ヘッダタンクに、入口ヘッダ部1と第1中間ヘッダ部2および出口ヘッダ部3と第2中間ヘッダ部4とに跨る前後両中間ヘッダ部を設ける。全連通路60A,60B,60Cのうち、下ヘッダタンクの前側中間ヘッダ部における冷媒流れ方向下流側に形成された連通路60Aに流路面積縮小部61を設け、同じく前側中間ヘッダ部における冷媒流れ方向上流側に形成された連通路60Bに流路面積拡大部62を設ける。
【選択図】図5

Description

この発明は、熱交換器に関し、さらに詳しくは、たとえばCO(二酸化炭素)などの超臨界冷媒が用いられる超臨界冷凍サイクルのエバポレータに好適に使用される熱交換器に関する。
この明細書および特許請求の範囲において、「超臨界冷凍サイクル」とは、高圧側において、冷媒が臨界圧力を超えた超臨界状態となる冷凍サイクルを意味するものとし、「超臨界冷媒」とは、超臨界冷凍サイクルに用いられる冷媒を意味するものとする。また、この明細書および特許請求の範囲において、図1および図2の上下、左右を上下、左右というものとし、隣接する熱交換管どうしの間の通風間隙を流れる空気の下流側(図1に矢印Xで示す方向)を前、これと反対側を後というものとする。
たとえばカーエアコンとして使用される超臨界冷凍サイクルのエバポレータに用いられる熱交換器として、本出願人は、先に、上下方向に間隔をおいて配置された1対のヘッダタンクと、両ヘッダタンク間に、左右方向に間隔をおくとともに幅方向を前後方向に向けて配置され、かつ上下両端部がそれぞれ両ヘッダタンクに接続された複数の熱交換管とを備えており、上ヘッダタンクに、左右方向に並んだ2つのヘッダ部からなるヘッダ部列が前後方向に間隔をおいて2列設けられ、前側ヘッダ部列の右側のヘッダ部が冷媒入口ヘッダ部となっているとともに、上ヘッダタンクの一端部に冷媒入口ヘッダ部に通じる冷媒入口が形成され、後側ヘッダ部列における右側のヘッダ部が冷媒出口ヘッダ部となっているとともに、上ヘッダタンクにおける冷媒入口と同一端部に冷媒出口ヘッダ部に通じる冷媒出口が形成され、上ヘッダタンクの前側ヘッダ部列の左側のヘッダ部が第1中間ヘッダ部となるとともに、後側ヘッダ部列の左側のヘッダ部が第2中間ヘッダ部となり、上ヘッダタンクの前後に隣り合って組をなす第1および第2中間ヘッダ部の内部どうしが、上ヘッダタンクに形成された複数の連通路を介して互いに通じさせられ、下ヘッダタンクにおける上ヘッダタンクの前後各ヘッダ部列と対応する位置に、それぞれ1つの中間ヘッダ部が、上ヘッダタンクの前後各ヘッダ部列の左右方向に隣り合う2つのヘッダ部に跨るように設けられ、下ヘッダタンクの各ヘッダ部が、その内部を冷媒が左右方向に流れるようになされ、下ヘッダタンクの前側中間ヘッダ部が上ヘッダタンクの第1中間ヘッダ部に冷媒を送り出す送出側中間ヘッダ部になるとともに、同後側中間ヘッダ部が上ヘッダタンクの第2中間ヘッダ部から冷媒を受け入れる受け入れ側ヘッダ部となり、熱交換管が両ヘッダタンクの各ヘッダ部内に通じさせられ、上ヘッダタンクの第1中間ヘッダ部が、熱交換管を介して第2ヘッダタンクの前側中間ヘッダ部の左側部分(冷媒流れ方向下流側部分)に通じさせられるとともに、第2中間ヘッダ部が、熱交換管を介して下ヘッダタンクの後側中間ヘッダ部の左側部分(冷媒流れ方向上流側部分)に通じさせられており、冷媒が、下ヘッダタンクの送出側ヘッダ部の左側部分内から熱交換管を通って上ヘッダタンクの第1中間ヘッダ部内に流入するとともに、連通路を通って上ヘッダタンクの第2中間ヘッダ部内に流入し、さらに熱交換管を通って下ヘッダタンクの後側中間ヘッダ部の左側部分内に流入するようになされ、上ヘッダタンクの前後に隣り合う第1および第2中間ヘッダ部の内部どうしを通じさせるすべての連通路の流路面積が等しくなっている熱交換器を提案した(特許文献1参照)。
一般に、カーエアコン用の超臨界冷凍サイクルに用いられるエバポレータにおいて、カーエアコンが搭載された車両の車室内の快適性を向上させることを目的として、隣接する熱交換管どうしの間の通風間隙を通過してきた吹き出し空気温度をエバポレータの各部において均一にすることが望まれるが、そのために、エバポレータ内を流れる冷媒の各熱交換管への冷媒分流状態を均一に調整する必要がある。
しかしながら、特許文献1記載の熱交換器を超臨界冷凍サイクルのエバポレータに用いた場合、下ヘッダタンクの前側中間ヘッダ部において、冷媒は慣性力により下流端側(左端側)に流れやすくなるので、下ヘッダタンクの前側中間ヘッダ部と上ヘッダタンクの第1中間ヘッダ部とに通じている熱交換管群における左側に位置する複数の熱交換管を流れる超臨界冷媒の量が、右側に位置する複数の熱交換管を流れる超臨界冷媒の量よりも多くなり、その結果当該熱交換管群の各熱交換管への超臨界冷媒の分流が不均一になるおそれがある。しかも、下ヘッダタンクの前側中間ヘッダ部と上ヘッダタンクの第1中間ヘッダ部とに通じている熱交換管群における左側に位置する複数の熱交換管を流れる超臨界冷媒の量が、右側に位置する複数の熱交換管を流れる超臨界冷媒の量よりも多くなると、連通路を通って上ヘッダタンクの第1中間ヘッダ部から第2中間ヘッダ部へ流入する超臨界冷媒の量も左右方向に不均一になるので、上ヘッダタンクの第2中間ヘッダ部と下ヘッダタンクの後側中間ヘッダ部とに通じている熱交換管群における左側に位置する複数の熱交換管を流れる超臨界冷媒の量が、右側に位置する複数の熱交換管を流れる超臨界冷媒の量よりも多くなり、その結果当該熱交換管群の各熱交換管への超臨界冷媒の分流が不均一になるおそれがある。
特開2005−300135号公報
この発明の目的は、上記問題を解決し、第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部と第1ヘッダタンクの第1ヘッダ部とに通じている熱交換管群、および第1ヘッダタンクの第2ヘッダ部と第2ヘッダタンクの受け入れ側ヘッダ部とに通じている熱交換管群を構成する熱交換管への冷媒の分流を均一化しうる熱交換器を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために以下の態様からなる。
1)上下方向に間隔をおいて配置された1対のヘッダタンクと、両ヘッダタンク間に、左右方向に間隔をおくとともに幅方向を前後方向に向けて配置され、かつ上下両端部がそれぞれ両ヘッダタンクに接続された複数の熱交換管とを備えており、第1のヘッダタンクに、左右方向に並んだ複数のヘッダ部からなるヘッダ部列が前後方向に間隔をおいて複数列設けられ、第1ヘッダタンクに、前後に隣り合うヘッダ部からなる複数の組が設けられるとともに、当該全組のうち少なくとも1組の前後ヘッダ部の内部どうしが、第1ヘッダタンクに形成された複数の連通路を介して互いに通じさせられ、第2のヘッダタンクにおける第1ヘッダタンクの各ヘッダ部列と対応する位置に、第1ヘッダタンクの各ヘッダ部列を構成するヘッダ部の数よりも1つ少ない数のヘッダ部が、第1ヘッダタンクの各ヘッダ部列の左右方向に隣り合う2つのヘッダ部に跨るように設けられ、第2ヘッダタンクの各ヘッダ部が、その内部を冷媒が左右方向に流れるようになされ、熱交換管が両ヘッダタンクの各ヘッダ部内に通じさせられ、第1ヘッダタンクにおける前記連通路により通じさせられている2つのヘッダ部のうちいずれか一方の第1ヘッダ部が、熱交換管を介して当該第1ヘッダ部に冷媒を送り出す第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部における冷媒流れ方向下流側部分に通じさせられるとともに、同他方の第2ヘッダ部が、熱交換管を介して当該第2ヘッダ部から冷媒を受け入れる第2ヘッダタンクの受け入れ側ヘッダ部における冷媒流れ方向上流側部分に通じさせられており、冷媒が、第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部の冷媒流れ方向下流側部分から熱交換管を通って第1ヘッダタンクの第1ヘッダ部内に流入するとともに、連通路を通って第1ヘッダタンクの第2ヘッダ部内に流入し、さらに熱交換管を通って第2ヘッダタンクの受け入れ側ヘッダ部の冷媒流れ方向上流側部分に流入するようになされている熱交換器において、
第1ヘッダタンクの前後に組をなす第1および第2ヘッダ部を通じさせる全連通路のうち、第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部における冷媒流れ方向下流側に形成された連通路に流路面積縮小部が設けられ、同じく第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部における冷媒流れ方向上流側に形成された連通路に流路面積拡大部が設けられている熱交換器。
2)各ヘッダタンクが、タンク形成部材と、タンク形成部材における熱交換管側を向いた面を覆う管接続用プレートとにより構成され、タンク形成部材が、第1プレートと、第1プレートと管接続用プレートとの間に介在させられた第2プレートとよりなり、タンク形成部材の第1プレートに、左右方向にのびるとともに第2プレートにより開口が閉鎖された複数の外方膨出部が形成され、管接続用プレートにおける外方膨出部と対応する部分に、前後方向に長い複数の管挿入穴が左右方向に間隔をおいて貫通状に形成され、第2プレートに、第1プレートの外方膨出部内に連通し、かつ管接続用プレートの各管挿入穴を第1プレートの外方膨出部内に通じさせる前後方向に長い連通穴が貫通状に形成され、熱交換管の両端部が両ヘッダタンクの管接続用プレートの管挿入穴内に挿入されて管接続用プレートにろう付されており、タンク形成部材および管接続用プレートにおける各外方膨出部と対応する部分にヘッダ部が設けられ、第1ヘッダタンクの第2プレートにおける第1ヘッダ部の外方膨出部内に連通する第1連通穴と第2ヘッダ部の外方膨出部内に連通する第2連通穴とが、第2プレートを切除することにより形成された連通部によって通じさせられており、第1ヘッダタンクの第2プレートの第1および第2連通穴の前後方向内端部と、これらの連通穴を通じさせる連通部とにより、第1ヘッダ部内と第2ヘッダ部内とを通じさせる連通路が形成され、全連通路のうち、第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部における冷媒流れ方向下流側に形成された連通路に、第1および第2連通穴よりも幅の狭い幅狭部が形成されることによって流路面積縮小部が設けられ、同じく第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部における冷媒流れ方向上流側に形成された連通路に、第1および第2連通穴よりも幅の広い幅広部が形成されることによって流路面積拡大部が設けられている上記1)記載の熱交換器。
3)連通路の幅狭部の幅をW1mm、幅広部の幅をW2mm、第1および第2連通穴の幅をW3mmとした場合、0.3×W3≦W1≦0.8×W3、1.5×W3≦W2≦3.0×W3という関係を満たす上記2)記載の熱交換器。
4)幅狭部を有する連通路の数が、幅広部を有する連通路の数の0.8〜1.2倍である上記2)または3)記載の熱交換器。
5)連通路が、ヘッダ形成部材の第1プレートにおける前後に並んだ外方膨出部間に位置している上記2)〜4)のうちのいずれかに記載の熱交換器。
6)第1ヘッダタンクに、それぞれ左右方向に並んだ2つのヘッダ部からなるヘッダ部列が前後2列設けられ、前側ヘッダ部列の一方のヘッダ部が冷媒入口ヘッダ部となっているとともに、第1ヘッダタンクに冷媒入口ヘッダ部に通じる冷媒入口が形成され、後側ヘッダ部列における冷媒入口ヘッダ部と同一側の一方のヘッダ部が冷媒出口ヘッダ部となっているとともに、第1ヘッダタンクに冷媒出口ヘッダ部に通じる冷媒出口が形成され、第1ヘッダタンクの前側ヘッダ部列の他方のヘッダ部が第1ヘッダ部となるとともに、後側ヘッダ部列の他方のヘッダ部が第2ヘッダ部となって両ヘッダ部の内部どうしが連通路により相互に通じさせられ、第2ヘッダタンクの前後両側に、それぞれ第1ヘッダタンクの前後両ヘッダ部列の2つのヘッダ部に跨るように1つのヘッダ部が設けられ、第2ヘッダタンクの前側ヘッダ部が送出側ヘッダ部となるとともに、同じく後側ヘッダ部が受け入れ側ヘッダ部となっている上記1)〜5)のうちのいずれかに記載の熱交換器。
上記1)の熱交換器によれば、第1ヘッダタンクの前後に組をなす第1および第2ヘッダ部を通じさせる全連通路のうち、第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部における冷媒流れ方向下流側に形成された連通路に流路面積縮小部が設けられ、同じく第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部における冷媒流れ方向上流側に形成された連通路に流路面積拡大部が設けられているので、第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部における冷媒流れ方向下流側に形成された連通路を流れる冷媒の流れに対する抵抗が増大するとともに、同じく送出側ヘッダ部における冷媒流れ方向上流側に形成された連通路を流れる冷媒の流れに対する抵抗が低減される。したがって、第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部と第1ヘッダタンクの第1ヘッダ部とに通じている熱交換管群における送出側ヘッダ部の冷媒流れ方向下流側に位置する複数の熱交換管を流れる冷媒の流れに抵抗が付与されてこれらの熱交換管を流れる冷媒量が低減されるとともに、同じく送出側ヘッダ部の冷媒流れ方向上流側に位置する複数の熱交換管を流れる冷媒量が増加する。その結果、第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部において、冷媒が慣性力により下流端側に流れやすくなっていたとしても、第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部の下流端側での冷媒流量の偏った増加を防止することができ、第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部と第1ヘッダタンクの第1ヘッダ部とに通じている熱交換管群、および第1ヘッダタンクの第2ヘッダ部と第2ヘッダタンクの受け入れ側ヘッダ部とに通じている熱交換管群を構成する熱交換管への冷媒の分流を均一化することができる。
上記2)の熱交換器によれば、比較的簡単に、連通路に流路面積縮小部および流路面積拡大部を設けることができる。
上記3)および4)の熱交換器によれば、第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部と第1ヘッダタンクの第1ヘッダ部とに通じている熱交換管群、および第1ヘッダタンクの第2ヘッダ部と第2ヘッダタンクの受け入れ側ヘッダ部とに通じている熱交換管群を構成する熱交換管への冷媒の分流を、効果的に均一化することができる。
上記5)の熱交換器によれば、第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部と第1ヘッダタンクの第1ヘッダ部とに通じている熱交換管群を構成する熱交換管と、第1ヘッダタンクの第2ヘッダ部と第2ヘッダタンクの受け入れ側ヘッダ部とに通じている熱交換管群を構成する熱交換管との間を最短距離で通じさせることができるので、通路抵抗を低減することができる。
以下、この発明の実施形態を、図面を参照して説明する。この実施形態は、この発明による熱交換器を超臨界冷凍サイクルのエバポレータに適用したものである。
なお、以下の説明において、「アルミニウム」という用語には、純アルミニウムの他にアルミニウム合金を含むものとする。
図1〜図3はこの発明を適用したエバポレータの全体構成を示し、図4〜図9はエバポレータの要部の構成を示し、図10は図1のエバポレータにおける冷媒の流れを示す。
図1〜図3において、超臨界冷媒、たとえばCOを使用する超臨界冷凍サイクルのエバポレータ(30)は、上下方向に間隔をおいて配置されかつ左右方向に伸びる2つのヘッダタンク(31)(32)と、両ヘッダタンク(31)(32)間に、左右方向に間隔をおくとともに幅方向を前後方向に向けて配置され、かつ上下両端部が両ヘッダタンク(31)(32)に接続された上下方向にのびる複数の扁平状熱交換管(33)と、隣接する熱交換管(33)どうしの間の通風間隙、および左右両端の熱交換管(33)の外側に配置されて熱交換管(33)にろう付されたコルゲートフィン(34)と、左右両端のコルゲートフィン(34)の外側にそれぞれ配置されてコルゲートフィン(34)にろう付されたアルミニウムベア製サイドプレート(35)とを備えている。
図2〜図6に示すように、上ヘッダタンク(31)は、アルミニウム製タンク形成部材(36)と、両面にろう材層を有するブレージングシート、ここではアルミニウムブレージングシートから形成され、かつタンク形成部材(36)の下面を覆うようにタンク形成部材(36)にろう付された管接続用プレート(37)とを備えている。タンク形成部材(36)は、両面にろう材層を有するブレージングシート、ここではアルミニウムブレージングシートから形成され、かつ上側(外側)に配置された第1プレート(36A)と、金属ベア材、ここではアルミニウムベア材からなり、かつ第1プレート(36A)と管接続用プレート(37)との間に介在させられて両プレート(36A)(37)にろう付された第2プレート(36B)とにより構成されている。そして、上ヘッダタンク(31)には、左右方向に間隔をおいて並んで形成された2つの左右方向に長いヘッダ部(1)(2)および(3)(4)からなるヘッダ部列(5)(6)が前後方向に間隔をおいて2列設けられている(図1参照)。
上ヘッダタンク(31)のタンク形成部材(36)の第1プレート(36A)の前側部分および後側部分に、それぞれ左右方向に伸びる2つの外方膨出部(39A)(39B)(39C)(39D)が左右方向に間隔をおいて形成されている。以下、この実施形態において、前側右部分の外方膨出部(39A)を第1外方膨出部、前側左部分の外方膨出部(39B)を第2外方膨出部、後側右部分の外方膨出部(39C)を第3外方膨出部、後側左部分の外方膨出部(39D)を第4外方膨出部というものとする。第1プレート(36A)における第1〜第4外方膨出部(39A)〜(39D)の内部空間(39a)(39b)(39c)(39d)の下側を向いた開口は第2プレート(36B)により塞がれている。第1プレート(36A)は、両面にろう材層を有するアルミニウムブレージングシートにプレス加工を施することにより形成されている。
管接続用プレート(37)の前後両側部分に、それぞれ前後方向に長い複数の貫通状管挿入穴(41)が、左右方向に間隔をおいて形成されている。前列右側の複数の管挿入穴(41)は、第1プレート(36A)の第1外方膨出部(39A)の左右方向の範囲内に形成され、前列左側の複数の管挿入穴(41)は、第2外方膨出部(39B)の左右方向の範囲内に形成され、後列右側の複数の管挿入穴(41)は、第3外方膨出部(39C)の左右方向の範囲内に形成され、後列左側の複数の管挿入穴(41)は、第4外方膨出部(39D)の左右方向の範囲内に形成されている。また、各管挿入穴(41)の長さは、各外方膨出部(39A)〜(39D)の前後方向の幅よりも若干長く、管挿入穴(41)の前後両端部は各外方膨出部(39A)〜(39D)の前後両側縁よりも外方に突出している(図3参照)。また、管接続用プレート(37)の前後両側縁部に、それぞれ上方に突出して先端が第1プレート(36A)の外面まで至り、かつ第1プレート(36A)と第2プレート(36B)との境界部分を全長にわたって覆う被覆壁(42)が一体に形成され、第1プレート(36A)および第2プレート(36B)の前後両側面にろう付されている。各被覆壁(42)の突出端に、第1プレート(36A)の外面に係合する複数の係合部(43)が、左右方向に間隔をおいて一体に形成され、第1プレート(36A)にろう付されている。なお、図6に実線で示すように、係合部(43)は、3つのプレート(36A)(36B)(37)を組み合わせる前の状態では、被覆壁(42)に真っ直ぐに連なって上方にのびている。真っ直ぐな係合部を(43A)で示す。そして、3つのプレート(36A)(36B)(37)を組み合わせた後に係合部(43A)を前後方向内方に曲げることによって3つのプレート(36A)(36B)が仮止めされる。管接続用プレート(37)は、両面にろう材層を有するアルミニウムブレージングシートにプレス加工を施すことにより形成されている。
上ヘッダタンク(31)のタンク形成部材(36)の第2プレート(36B)に、第1プレート(36A)の外方膨出部(39A)〜(39D)の内部空間(39a)〜(39d)に連通し、かつ管接続用プレート(37)の管挿入穴(41)を第1プレート(36A)の外方膨出部(39A)〜(39D)の内部空間(39a)〜(39d)に通じさせる貫通状連通穴(44)が、管挿入穴(41)と同じ数だけ形成されている。連通穴(44)は管挿入穴(41)よりも一回り大きくなっている。そして、管接続用プレート(37)の前列右側の複数の管挿入穴(41)は、第2プレート(36B)の前列右側の複数の連通穴(44)を介して第1外方膨出部(39A)の内部空間(39a)に通じさせられ、同じく前列左側の複数の管挿入穴(41)は、第2プレート(36B)の前列左側の複数の連通穴(44)を介して第2外方膨出部(39B)の内部空間(39b)に通じさせられ、同じく後列右側の複数の管挿入穴(41)は、第2プレート(36B)の後列右側の複数の連通穴(44)を介して第3外方膨出部(39C)の内部空間(39c)に通じさせられ、同じく後列左側の複数の管挿入穴(41)は、第2プレート(36B)の後列左側の複数の連通穴(44)を介して第4外方膨出部(39D)の内部空間(39d)に通じさせられている。
タンク形成部材(36)の第2プレート(36B)における第1プレート(36A)の第1外方膨出部(39A)の内部空間(39a)に通じるすべての連通穴(44)、および第3外方膨出部(39C)の内部空間(39c)に通じるすべての連通穴(44)は、それぞれ第2プレート(36B)における左右方向に隣り合う連通穴(44)間の前後方向中央部分を切除することにより形成された連通部(46)により連通させられている。そして、第1プレート(36A)の第1および第3外方膨出部(39A)(39C)の内部空間(39a)(39c)に通じるすべての連通穴(44)を連通させる連通部(46)、および連通穴(44)の前後方向中央部によって、第2プレート(36B)に、第1プレート(36A)の第1および第3外方膨出部(39A)(39C)の内部空間(39a)(39c)に通じかつ冷媒が左右方向に流れる冷媒流通部(40A)(40B)が形成されている。
第2プレート(36B)における第1プレート(36A)の第2外方膨出部(39B)の内部空間(39b)に通じる各連通穴(44)(第1連通穴)と、当該連通穴(44)の後側に位置しかつ第4外方膨出部(39D)の内部空間(39d)に通じる各連通穴(44)(第2連通穴)とは、第2プレート(36B)における前後方向に隣り合う連通穴(44)間の部分を切除することにより形成された冷媒ターン用連通部(45A)(45B)(45C)により連通させられている。第2外方膨出部(39B)の内部空間(39b)に通じる各連通穴(44)と、第4外方膨出部(39D)の内部空間(39d)に通じる各連通穴(44)とを連通させる全冷媒ターン用連通部(45A)(45B)(45C)のうち左側に位置する複数の冷媒ターン用連通部(45A)の左右方向の幅は連通穴(44)の左右方向の幅よりも狭くなっており、同じく右側に位置する複数の冷媒ターン用連通部(45B)の左右方向の幅は連通穴(44)の左右方向の幅よりも広くなっており、同じく残りの冷媒ターン用連通部(45C)の左右方向の幅は連通穴(44)の左右方向の幅と等しくなっている。第2プレート(36B)は、アルミニウムベア材にプレス加工を施すことにより形成されている。なお、幅広の冷媒ターン用連通部(45B)の前後両端部は、前後の連通穴(44)まで延長させられている。
3つのプレート(36A)(36B)(37)の右端部には、それぞれ前後方向に間隔をおいて2つの右方突出部(36a)(36b)(37a)が形成されている。第2プレート(36B)には、前後2つの外方突出部(36b)の先端から右端部の連通穴(44)に通じる切り欠き(47)が形成されており、これにより上ヘッダタンク(31)の右端部に、第2プレート(36B)の前列右側の冷媒流通部(40A)および第1プレート(36A)の第1外方膨出部(39A)の内部空間(39a)に通じる冷媒入口(48)と、第2プレート(36B)の後列右側の冷媒流通部(40B)および第1プレート(36A)の第3外方膨出部(39C)の内部空間(39c)に通じる冷媒出口(49)とが形成されている。3つのプレート(36A)(36B)(37)の2つの右方突出部(36a)(36b)(37a)にまたがるように、冷媒入口(48)に通じる冷媒流入路(52)および冷媒出口(49)に通じる冷媒流出路(53)を有する冷媒入出部材(51)が、両面にろう材層を有するブレージングシート、ここではアルミニウムブレージングシート(57)により上ヘッダタンク(31)にろう付されている。冷媒入出部材(51)は、金属ベア材、ここではアルミニウムベア材からなる。
そして、上ヘッダタンク(31)のタンク形成部材(36)を構成する2つのプレート(36A)(36B)および管接続用プレート(37)における第1外方膨出部(39A)と対応する部分により冷媒入口ヘッダ部(1)が形成され、同じく上ヘッダタンク(31)のタンク形成部材(36)を構成する2つのプレート(36A)(36B)および管接続用プレート(37)における第2外方膨出部(39B)と対応する部分により前側中間ヘッダ部(2)(第1ヘッダ部)が形成されており、入口ヘッダ部(1)および前側中間ヘッダ部(2)により前側のヘッダ部列(5)が構成されている。また、上ヘッダタンク(31)のタンク形成部材(36)を構成する2つのプレート(36A)(36B)および管接続用プレート(37)における第3外方膨出部(39C)と対応する部分により出口ヘッダ部(3)が形成され、同じく上ヘッダタンク(31)のタンク形成部材(36)を構成する2つのプレート(36A)(36B)および管接続用プレート(37)における第4外方膨出部(39D)と対応する部分により後側中間ヘッダ部(4)(第2ヘッダ部)が形成されており、出口ヘッダ部(3)および後側中間ヘッダ部(4)により後側のヘッダ部列(6)が構成されている。タンク形成部材(36)の第1プレート(36A)の第1および第3外方膨出部(39A)(39C)の内部空間(39a)(39c)と第2プレート(36B)の冷媒流通部(40A)(40B)とによって、下方に開口するとともに当該開口が管接続用プレート(37)により塞がれた入口ヘッダ部(1)および出口ヘッダ部(3)の中空部(1A)(3A)が形成されている。また、タンク形成部材(36)の第1プレート(36A)の第2および第4外方膨出部(39B)(39D)の内部空間(39b)(39d)と、第2プレート(36B)の連通穴(44)および冷媒ターン用連通部(45A)(45B)(45C)の一部分とによって、下方に開口するとともに当該開口が管接続用プレート(37)により塞がれた両中間ヘッダ部(2)(4)の中空部(2A)(4A)が形成されている。
図7に示すように、上ヘッダタンク(31)の前側中間ヘッダ部(2)の中空部(2A)と後側中間ヘッダ部(4)の中空部(4A)とは、上ヘッダタンク(31)に形成された連通路(60A)(60B)(60C)を介して互いに通じさせられている。連通路(60A)(60B)(60C)は、両中空部(2A)(4A)に通じる連通穴(44)の前後両端部と連通部(45A)(45B)(45C)とからなる。したがって、全連通路(60A)(60B)(60C)のうち左側に位置する連通路(60A)に、連通穴(44)の幅よりも狭い幅狭部(60a)が形成されていることになり、これにより左側に位置する連通路(60A)に流路面積減少部(61)が設けられている。また、また、全連通路(60A)(60B)(60C)のうち右側に位置する連通路(60B)に、連通穴(44)の幅よりも広い幅広部(60b)が形成されていることになり、これにより右側に位置する連通路(60B)に流路面積拡大部(62)が設けられている。また、連通路(60A)(60B)(60C)は、ヘッダ形成部材(36)の第1プレート(36A)における前後に並んだ第2および第4外方膨出部(39B)(39D)間に位置している。
ここで、図7に示すように、連通路(60A)の幅狭部(60a)の幅をW1mm、連通路(60B)の幅広部(60b)の幅をW2mm、連通穴(44)の幅をW3mmとした場合、0.3×W3≦W1≦0.8×W3、1.5×W3≦W2≦3.0×W3という関係を満たしていることが好ましい。W1<0.3×W3の場合、通路抵抗が大きくなりすぎるおそれがあり、W1>0.8×W3の場合、冷媒の流れに抵抗を付与する効果が十分に得られないからである。また、W2<1.5×W3の場合、冷媒の流れに対する抵抗を低減させる効果が十分に得られず、W2>3.0×W3の場合、第1プレート(36A)と第2プレート(36B)との接合面積が減少して耐圧性が低下するおそれがあるからである。
また、幅狭部(60a)、すなわち流路面積減少部(61)を有する連通路(60A)の数が、幅広部(60b)、すなわち流路面積拡大部(62)を有する連通路(60B)の数の0.8〜1.2倍であることが好ましい。流路面積減少部(61)を有する連通路(60A)の数と、流路面積拡大部(62)を有する連通路(60B)の数とは同一であることが望ましいが、連通路(60A)(60B)(60C)の数が奇数になる場合もあるので、流路面積減少部(61)を有する連通路(60A)の数を、流路面積拡大部(62)を有する連通路(60B)の数の0.8〜1.2倍とするのがよい。
図1〜図3、図8および図9に示すように、下ヘッダタンク(32)は、上ヘッダタンク(31)とほぼ同様な構成であり、同一物および同一部分に同一符号を付す。両ヘッダタンク(31)(32)は、管接続用プレート(37)どうしが対向するように配置されている。下ヘッダタンク(32)の上ヘッダタンク(31)との相違点は以下に述べるとおりである。
下ヘッダタンク(32)の第1プレート(36A)に、左右方向に伸びる2つの外方膨出部(54A)(54B)が前後方向に間隔をおいて形成されている。両外方膨出部(54A)(54B)は、それぞれ上ヘッダタンク(31)の第1プレート(36A)の第1外方膨出部(39A)と第2外方膨出部(39B)、および第3外方膨出部(39C)と第4外方膨出部(39D)とにそれぞれまたがるように第1プレート(36A)の右端部から左端部にかけて形成されている。前後両外方膨出部(54A)(54B)の内部空間(54a)(54b)は、それぞれCOを左右方向に流すようになっており、COは、前側外方膨出部(54A)の内部空間(54a)を右から左に流れ、後側外方膨出部(54B)の内部空間(54b)を左から右に流れるようになっている。なお、両外方膨出部(54A)(54B)は連通させられていない。
管接続用プレート(37)の前後両側部分に、それぞれ前後方向に長い複数の貫通状管挿入穴(41)が、左右方向に間隔をおいて形成されている。前側のすべての管挿入穴(41)は、第1プレート(36A)の前側外方膨出部(54A)の左右方向の範囲内に形成され、後側のすべての管挿入穴(41)は、後側外方膨出部(54B)の左右方向の範囲内に形成されている。
タンク形成部材(36)の第2プレート(36B)における管接続用プレート(37)の管挿入穴(41)と対応する位置に形成され、かつ管挿入穴(41)を各外方膨出部(54A)(54B)の内部空間(54a)(54b)に通じさせるすべての連通穴(44)は、第2プレート(36B)における左右方向に隣り合う連通穴(44)間の部分を切除することによって形成された連通部(46)により連通させられている。そして、第1プレート(36A)の前後両外方膨出部(54A)(54B)の内部空間(54a)(54b)に通じるすべての連通穴(44)を連通させる連通部(46)、および連通穴(44)の前後方向中央部によって、第2プレート(36B)に、第1プレート(36A)の前後両外方膨出部(54A)(54B)の内部空間(54a)(54b)に通じかつ冷媒が左右方向に流れる冷媒流通部(55A)(55B)が形成されている。
なお、下ヘッダタンク(32)には冷媒入口(48)および冷媒出口(49)は形成されていない。
そして、下ヘッダタンク(32)のタンク形成部材(36)を構成する2つのプレート(36A)(36B)および管接続用プレート(37)における前後両外方膨出部(54A)(54B)と対応する部分により、前後2つの中間ヘッダ部(7)(8)が形成されている。各中間ヘッダ部(7)(8)は、上ヘッダタンク(31)の各ヘッダ部列(5)(6)と対応する位置に形成されており、これにより下ヘッダタンク(32)における上ヘッダタンク(31)の各ヘッダ部列(5)(6)と対応する位置に、上ヘッダタンク(31)の各ヘッダ部列(5)(6)を構成するヘッダ部(1)〜(4)の数よりも1つ少ない数のヘッダ部(7)(8)が、上ヘッダタンク(31)の各ヘッダ部列(5)(6)の左右方向に隣り合う2つのヘッダ部(1)(2)および(3)(4)に跨るように設けられている。また、タンク形成部材(36)の第1プレート(36A)の前後両外方膨出部(54A)(54B)の内部空間(54a)(54b)と第2プレート(36B)の冷媒流通部(55A)(55B)とによって、上方に開口するとともに当該開口が管接続用プレート(37)により塞がれた両中間ヘッダ部(7)(8)の中空部(7A)(8A)が形成されている。前側中間ヘッダ部(7)の中空部(7A)内を冷媒が右側から左側に流れ、後側中間ヘッダ部(8)の中空部(8A)内を冷媒が左側から右側に流れるようになっている。
ここで、下ヘッダタンク(32)の前側中間ヘッダ部(7)が、熱交換管(33)を介して上ヘッダタンク(31)の第1中間ヘッダ部(2)に冷媒を送り出す送出側ヘッダ部となっており、同じく後側中間ヘッダ部(8)が、熱交換管(33)を介して上ヘッダタンク(31)の第2中間ヘッダ部(4)から冷媒を受け入れる受け入れ側ヘッダ部となっている。
熱交換管(33)は、金属のベア材、ここではアルミニウム製押出形材からなり、前後方向に幅広の扁平状で、その内部に長さ方向に伸びる複数の冷媒通路(33a)が並列状に形成されており、各熱交換管の流路断面積は等しくなっている。熱交換管(33)の両端部は、それぞれ両ヘッダタンク(31)(32)の管挿入穴(41)に挿入された状態で、管接続用プレート(37)のろう材層を利用して管接続用プレート(37)にろう付されている。熱交換管(33)の両端は第2プレート(36B)の厚さ方向の中間部まで連通穴(44)内に入り込んでいる。
熱交換管(33)は両ヘッダタンク(31)(32)間に前後2列に配置されており、前側の右半部に位置する複数の熱交換管(33)の上下両端部は、上ヘッダタンク(31)の入口ヘッダ部(1)の中空部(1A)内および下ヘッダタンク(32)の前側中間ヘッダ部(7)の中空部(7A)内の右側部分に通じるように両ヘッダタンク(31)(32)に接続され、同じく左半部に位置する複数の熱交換管(33)の上下両端部は、上ヘッダタンク(31)の第1中間ヘッダ部(2)の中空部(2A)内および下ヘッダタンク(32)の前側中間ヘッダ部(7)の中空部(7A)内の左側部分に通じるように両ヘッダタンク(31)(32)に接続されている。また、後側の右半部に位置する複数の熱交換管(33)の上下両端部は、上ヘッダタンク(31)の出口ヘッダ部(3)の中空部(3A)内および下ヘッダタンク(32)の後側中間ヘッダ部(8)の中空部(8A)内の右側部分に通じるように両ヘッダタンク(31)(32)に接続され、同じく左半部に位置する複数の熱交換管(33)の上下両端部は、上ヘッダタンク(31)の第2中間ヘッダ部(4)の中空部(4A)内および下ヘッダタンク(32)の後側中間ヘッダ部(8)の中空部(8A)内の左側部分に通じるように両ヘッダタンク(31)(32)に接続されている。
ここで、上ヘッダタンク(31)の入口ヘッダ部(1)の中空部(1A)および下ヘッダタンク(32)の前側中間ヘッダ部(7)の中空部(7A)に通じる複数の熱交換管(33)、上ヘッダタンク(31)の第1中間ヘッダ部(2)の中空部(2A)および下ヘッダタンク(32)の前側中間ヘッダ部(7)の中空部(7A)に通じる複数の熱交換管(33)、上ヘッダタンク(31)の第2中間ヘッダ部(4)の中空部(4A)および下ヘッダタンク(32)の後側中間ヘッダ部(8)の中空部(8A)に通じる複数の熱交換管(33)、ならびに上ヘッダタンク(31)の出口ヘッダ部(3)の中空部(3A)および下ヘッダタンク(32)の後側中間ヘッダ部(8)の中空部(8A)に通じる熱交換管(33)により、それぞれ第1〜第4熱交換管群(63A)(63B)(63C)(63D)が形成されている。そして、上ヘッダタンク(31)の第1中間ヘッダ部(2)の中空部(2A)が、第2熱交換管群(63B)の熱交換管(33)を介して下ヘッダタンク(32)の前側中間ヘッダ部(7)の下流側部分に通じさせられており、上ヘッダタンク(31)の第2中間ヘッダ部(4)の中空部(4A)が、第3熱交換管群(63C)の熱交換管(33)によって下ヘッダタンク(32)の後側中間ヘッダ部(8)の上流側部分に通じさせられている。したがって、冷媒は、下ヘッダタンク(32)の送出側ヘッダ部である前側中間ヘッダ部(7)の中空部(7A)内の下流側部分から熱交換管(33)を通って上ヘッダタンク(31)の第1中間ヘッダ部(2)の中空部(2A)内に流入するとともに、連通路(60A)(60B)(60C)を通って上ヘッダタンク(31)の第2中間ヘッダ部(4)の内に流入し、さらに熱交換管(33)を通って下ヘッダタンク(33)の受け入れ側ヘッダ部である後側中間ヘッダ部(8)の中空部(8A)内の上流側部分に流入する。
なお、熱交換管(33)としては、アルミニウム押出形材製のものに代えて、両面にろう材層を有するアルミニウムブレージングシートに圧延加工を施すことにより形成され、かつ連結部を介して連なった2つの平坦壁形成部と、各平坦壁形成部における連結部とは反対側の側縁より隆起状に一体成形された側壁形成部と、平坦壁形成部の幅方向に所定間隔をおいて両平坦壁形成部よりそれぞれ隆起状に一体成形された複数の仕切壁形成部とを備えた板を、連結部においてヘアピン状に曲げて側壁形成部どうしを突き合わせて相互にろう付し、仕切壁形成部により仕切壁を形成したものを用いてもよい。
コルゲートフィン(34)は両面にろう材層を有するアルミニウムブレージングシートを用いて波状に形成されたものであり、その波頭部と波底部を連結する連結部に、前後方向に並列状に複数のルーバが形成されている。コルゲートフィン(34)は前後の熱交換管(33)に共有されており、その前後方向の幅は前側熱交換管(33)の前側縁と後側熱交換管(33)の後側縁との間隔をほぼ等しくなっている。なお、1つのコルゲートフィン(34)が前後両熱交換管(33)に共有される代わりに、前後の列の隣り合う熱交換管(33)どうしの間にそれぞれコルゲートフィンが配置されていてもよい。
エバポレータ(30)はすべての部品を組み合わせて一括ろう付することにより製造される。
エバポレータ(30)は、圧縮機、ガスクーラ、減圧器およびガスクーラから出てきた冷媒とエバポレータから出てきた冷媒とを熱交換させる中間熱交換器とともに超臨界冷凍サイクルを構成し、カーエアコンとして車両、たとえば自動車に搭載される。
上述したエバポレータ(30)において、図10に示すように、減圧器としての膨張弁を通過して減圧された液相のCO が、入出部材(51)の冷媒流入路(52)を通って冷媒入口(48)から上ヘッダタンク(31)の入口ヘッダ部(1)の中空部(1A)内に入り、その内部を左方に流れながら分流して、第1熱交換管群(63A)の熱交換管(33)の冷媒通路(33a)内に流入する。
第1熱交換管群(63A)の熱交換管(33)の冷媒通路(33a)内に流入したCOは、冷媒通路(33a)内を下方に流れて下ヘッダタンク(32)の前側中間ヘッダ部(7)の中空部(7A)内の右側部分に流入し、その内部を左方に流れ、分流して第2熱交換管群(63B)の熱交換管(33)の冷媒通路(33a)内に流入する。
第2熱交換管群(63B)の熱交換管(33)の冷媒通路(33a)内に流入したCOは、冷媒通路(33a)内を上方に流れて上ヘッダタンク(31)の第1中間ヘッダ部(2)の中空部(2A)内に入り、上ヘッダタンク(31)に形成された連通路(60A)(60B)(60C)を通って第2中間ヘッダ部(4)の中空部(4A)内に入る。第2中間ヘッダ部(4)の中空部(4A)内に流入したCOは、第3熱交換管群(63C)の熱交換管(33)の冷媒通路(33a)内に流入し、冷媒通路(33a)内を下方に流れて下ヘッダタンク(32)の後側中間ヘッダ部(8)の中空部(8A)内の左側部分に流入し、その内部を右方に流れ、分流して第4熱交換管群(63D)の熱交換管(33)の冷媒通路(33a)内に流入する。
第4熱交換管群(63D)の熱交換管(33)の冷媒通路(33a)内に流入したCOは、冷媒通路(33a)内を上方に流れて上ヘッダタンク(31)の出口ヘッダ部(3)の中空部(3A)内に入り、その内部を右方に流れ、冷媒出口(49)および入出部材(51)の冷媒流出路(53)を通って流出する。そして、COが熱交換管(33)の冷媒通路(33a)内を流れる間に、通風間隙を図1および図10に矢印Xで示す方向に流れる空気と熱交換をし、気相となって流出する。
このとき、下ヘッダタンク(32)の前側中間ヘッダ部(7)の中空部(7A)においては、COは慣性力により左方(冷媒流れ方向下流端側)に流れやすくなっているので、第2熱交換管群(63B)の左側に位置する熱交換管(33)の冷媒通路(33a)内に流入しやすくなっており、右側に位置する熱交換管(33)の冷媒通路(33a)内には流入しにくくなっている。しかしながら、連通路(60A)の流路面積減少部(61)および連通路(60B)の流路面積拡大部(62)の働きにより、左側、すなわち下ヘッダタンク(32)の前側中間ヘッダ部(7)の流れ方向下流側に形成された連通路(60A)を流れる冷媒の流れに抵抗が付与されるとともに、同じく右側、すなわち前側中間ヘッダ部(7)の流れ方向上流側に形成された連通路(60B)を流れる冷媒の流れに対する抵抗が低減される。したがって、下ヘッダタンク(32)の前側中間ヘッダ部(7)と上ヘッダタンク(31)の第1中間ヘッダ部(2)とに通じている第2熱交換管群(63B)における左側に位置する複数の熱交換管(33)を流れる冷媒の流れに対する抵抗が増大してこれらの熱交換管(33)を流れる冷媒量が低減されるとともに、同じく右側に位置する複数の熱交換管(33)を流れる冷媒の流れに対する抵抗が低減されてこれらの熱交換管(33)を流れる冷媒量が増加する。その結果、下ヘッダタンク(32)の前側中間ヘッダ部(7)において、冷媒が慣性力により左側に流れやすくなっていたとしても、下ヘッダタンク(32)の前側中間ヘッダ部(7)の下流端側での冷媒流量の偏った増加を防止することができ、下ヘッダタンク(32)の前側中間ヘッダ部(7)と上ヘッダタンク(31)の第1中間ヘッダ部(2)とに通じている第2熱交換管群(63B)を構成する熱交換管(33)、および上ヘッダタンク(31)の第2中間ヘッダ部(4)と下ヘッダタンク(32)の後側中間ヘッダ部(8)とに通じている第3熱交換管群(63C)を構成する熱交換管(33)への冷媒の分流を均一化することができる。
上記実施形態では、タンク形成部材(36)の第2プレート(36B)の数は1であるが、これに限定されるものではなく、第1プレート(36A)と管接続用プレート(37)との間に、複数の第2プレート(36B)が積層状に介在させられていてもよい。この場合、各第2プレート(36B)に連通穴(44)、連通部(45A)(45B)(45C)(46)などが形成される。
また、上記実施形態においては、この発明による熱交換器が超臨界冷凍サイクルのエバポレータに適用されているが、これに限るものではなく、この発明による熱交換器は、他の用途に供されることもある。
また、上記実施形態においては、超臨界冷凍サイクルの超臨界冷媒として、COが使用されているが、これに限定されるものではなく、エチレン、エタン、酸化窒素などが使用される。
さらに、上記実施形態のエバポレータは、上下逆向きにして用いられることもある。
この発明による熱交換器を適用したエバポレータの全体構成を示す斜視図である。 図1のエバポレータの後側部分を示す後方から前方を見た一部省略垂直断面図である。 図2のA−A線拡大断面図である。 図2のB−B線拡大断面図である。 図2のC−C線拡大断面図である。 図1のエバポレータの上ヘッダタンクの部分を示す分解斜視図である。 図5の部分拡大図である。 図2のD−D線断面図である。 図1のエバポレータの下ヘッダタンクの部分を示す分解斜視図である。 図1のエバポレータにおける冷媒の流れを示す図である。
符号の説明
(1):冷媒入口ヘッダ部
(1A):中空部
(2):第1中間ヘッダ部(第1ヘッダ部)
(2A):中空部
(3):冷媒出口ヘッダ部
(3A):中空部
(4):第2中間ヘッダ部(第2ヘッダ部)
(4A):中空部
(5):前側ヘッダ部列
(6):後側ヘッダ部列
(7):前側中間ヘッダ部(送出側ヘッダ部)
(7A)(8A):中空部
(8):後側中間ヘッダ部(受け入れ側ヘッダ部)
(8A):中空部
(30):エバポレータ(熱交換器)
(31)(32):ヘッダタンク
(33):熱交換管
(36):タンク形成部材
(36A):第1プレート
(36B):第2プレート
(37):管接続用プレート
(39A)〜(39D):外方膨出部
(39a)〜(39d):内部空間
(41):管挿入穴
(44):連通穴
(45A)(45B)(45C):連通部
(48):冷媒入口
(49):冷媒出口
(54A)(54B):外方膨出部
(54a)(54b):内部空間
(60A)(60B)(60C):連通路
(60a):幅狭部
(60b):幅広部
(61):流路面積減少部
(62):流路面積拡大部

Claims (6)

  1. 上下方向に間隔をおいて配置された1対のヘッダタンクと、両ヘッダタンク間に、左右方向に間隔をおくとともに幅方向を前後方向に向けて配置され、かつ上下両端部がそれぞれ両ヘッダタンクに接続された複数の熱交換管とを備えており、第1のヘッダタンクに、左右方向に並んだ複数のヘッダ部からなるヘッダ部列が前後方向に間隔をおいて複数列設けられ、第1ヘッダタンクに、前後に隣り合うヘッダ部からなる複数の組が設けられるとともに、当該全組のうち少なくとも1組の前後ヘッダ部の内部どうしが、第1ヘッダタンクに形成された複数の連通路を介して互いに通じさせられ、第2のヘッダタンクにおける第1ヘッダタンクの各ヘッダ部列と対応する位置に、第1ヘッダタンクの各ヘッダ部列を構成するヘッダ部の数よりも1つ少ない数のヘッダ部が、第1ヘッダタンクの各ヘッダ部列の左右方向に隣り合う2つのヘッダ部に跨るように設けられ、第2ヘッダタンクの各ヘッダ部が、その内部を冷媒が左右方向に流れるようになされ、熱交換管が両ヘッダタンクの各ヘッダ部内に通じさせられ、第1ヘッダタンクにおける前記連通路により通じさせられている2つのヘッダ部のうちいずれか一方の第1ヘッダ部が、熱交換管を介して当該第1ヘッダ部に冷媒を送り出す第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部における冷媒流れ方向下流側部分に通じさせられるとともに、同他方の第2ヘッダ部が、熱交換管を介して当該第2ヘッダ部から冷媒を受け入れる第2ヘッダタンクの受け入れ側ヘッダ部における冷媒流れ方向上流側部分に通じさせられており、冷媒が、第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部の冷媒流れ方向下流側部分から熱交換管を通って第1ヘッダタンクの第1ヘッダ部内に流入するとともに、連通路を通って第1ヘッダタンクの第2ヘッダ部内に流入し、さらに熱交換管を通って第2ヘッダタンクの受け入れ側ヘッダ部の冷媒流れ方向上流側部分に流入するようになされている熱交換器において、
    第1ヘッダタンクの前後に組をなす第1および第2ヘッダ部を通じさせる全連通路のうち、第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部における冷媒流れ方向下流側に形成された連通路に流路面積縮小部が設けられ、同じく第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部における冷媒流れ方向上流側に形成された連通路に流路面積拡大部が設けられている熱交換器。
  2. 各ヘッダタンクが、タンク形成部材と、タンク形成部材における熱交換管側を向いた面を覆う管接続用プレートとにより構成され、タンク形成部材が、第1プレートと、第1プレートと管接続用プレートとの間に介在させられた第2プレートとよりなり、タンク形成部材の第1プレートに、左右方向にのびるとともに第2プレートにより開口が閉鎖された複数の外方膨出部が形成され、管接続用プレートにおける外方膨出部と対応する部分に、前後方向に長い複数の管挿入穴が左右方向に間隔をおいて貫通状に形成され、第2プレートに、第1プレートの外方膨出部内に連通し、かつ管接続用プレートの各管挿入穴を第1プレートの外方膨出部内に通じさせる前後方向に長い連通穴が貫通状に形成され、熱交換管の両端部が両ヘッダタンクの管接続用プレートの管挿入穴内に挿入されて管接続用プレートにろう付されており、タンク形成部材および管接続用プレートにおける各外方膨出部と対応する部分にヘッダ部が設けられ、第1ヘッダタンクの第2プレートにおける第1ヘッダ部の外方膨出部内に連通する第1連通穴と第2ヘッダ部の外方膨出部内に連通する第2連通穴とが、第2プレートを切除することにより形成された連通部によって通じさせられており、第1ヘッダタンクの第2プレートの第1および第2連通穴の前後方向内端部と、これらの連通穴を通じさせる連通部とにより、第1ヘッダ部内と第2ヘッダ部内とを通じさせる連通路が形成され、全連通路のうち、第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部における冷媒流れ方向下流側に形成された連通路に、第1および第2連通穴よりも幅の狭い幅狭部が形成されることによって流路面積縮小部が設けられ、同じく第2ヘッダタンクの送出側ヘッダ部における冷媒流れ方向上流側に形成された連通路に、第1および第2連通穴よりも幅の広い幅広部が形成されることによって流路面積拡大部が設けられている請求項1記載の熱交換器。
  3. 連通路の幅狭部の幅をW1mm、幅広部の幅をW2mm、第1および第2連通穴の幅をW3mmとした場合、0.3×W3≦W1≦0.8×W3、1.5×W3≦W2≦3.0×W3という関係を満たす請求項2記載の熱交換器。
  4. 幅狭部を有する連通路の数が、幅広部を有する連通路の数の0.8〜1.2倍である請求項2または3記載の熱交換器。
  5. 連通路が、ヘッダ形成部材の第1プレートにおける前後に並んだ外方膨出部間に位置している請求項2〜4のうちのいずれかに記載の熱交換器。
  6. 第1ヘッダタンクに、それぞれ左右方向に並んだ2つのヘッダ部からなるヘッダ部列が前後2列設けられ、前側ヘッダ部列の一方のヘッダ部が冷媒入口ヘッダ部となっているとともに、第1ヘッダタンクに冷媒入口ヘッダ部に通じる冷媒入口が形成され、後側ヘッダ部列における冷媒入口ヘッダ部と同一側の一方のヘッダ部が冷媒出口ヘッダ部となっているとともに、第1ヘッダタンクに冷媒出口ヘッダ部に通じる冷媒出口が形成され、第1ヘッダタンクの前側ヘッダ部列の他方のヘッダ部が第1ヘッダ部となるとともに、後側ヘッダ部列の他方のヘッダ部が第2ヘッダ部となって両ヘッダ部の内部どうしが連通路により相互に通じさせられ、第2ヘッダタンクの前後両側に、それぞれ第1ヘッダタンクの前後両ヘッダ部列の2つのヘッダ部に跨るように1つのヘッダ部が設けられ、第2ヘッダタンクの前側ヘッダ部が送出側ヘッダ部となるとともに、同じく後側ヘッダ部が受け入れ側ヘッダ部となっている請求項1〜5のうちのいずれかに記載の熱交換器。
JP2008132904A 2008-05-21 2008-05-21 熱交換器 Expired - Fee Related JP5061026B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008132904A JP5061026B2 (ja) 2008-05-21 2008-05-21 熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008132904A JP5061026B2 (ja) 2008-05-21 2008-05-21 熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009281634A true JP2009281634A (ja) 2009-12-03
JP5061026B2 JP5061026B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=41452275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008132904A Expired - Fee Related JP5061026B2 (ja) 2008-05-21 2008-05-21 熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5061026B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03247993A (ja) * 1990-02-23 1991-11-06 Calsonic Corp 積層型熱交換器
JP2002139292A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Mitsubishi Electric Corp プレート熱交換器及びそれを備えた冷凍サイクルシステム
JP2005300135A (ja) * 2004-03-17 2005-10-27 Showa Denko Kk 熱交換器用ヘッダタンクおよびこれを用いた熱交換器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03247993A (ja) * 1990-02-23 1991-11-06 Calsonic Corp 積層型熱交換器
JP2002139292A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Mitsubishi Electric Corp プレート熱交換器及びそれを備えた冷凍サイクルシステム
JP2005300135A (ja) * 2004-03-17 2005-10-27 Showa Denko Kk 熱交換器用ヘッダタンクおよびこれを用いた熱交換器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5061026B2 (ja) 2012-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4724594B2 (ja) 熱交換器
JP2005326135A (ja) 熱交換器
JP4724433B2 (ja) 熱交換器
US7448440B2 (en) Heat exchanger
JP2006132920A (ja) 熱交換器
JP2008298319A (ja) 熱交換器
JP2006170598A (ja) 熱交換器
JP2007093025A (ja) 熱交換器およびその製造方法
JP2006105581A (ja) 積層型熱交換器
JP2010096423A (ja) 冷媒蒸発器およびそれを用いた空調装置
JP2005195316A (ja) 熱交換器
JP4972488B2 (ja) 熱交換器
JP2007032952A (ja) 熱交換器用ヘッダタンクおよびこれを用いた熱交換器
JP2005308386A (ja) 熱交換器
JP4663262B2 (ja) 熱交換器
JP2007187435A (ja) 熱交換器
JP2008008603A (ja) 熱交換器
JP2005195318A (ja) エバポレータ
JP5061026B2 (ja) 熱交換器
JP4574321B2 (ja) 熱交換器
JP2008025956A (ja) 熱交換器
JP2009115378A (ja) 熱交換器
JP2008089188A (ja) 熱交換器
JP2009113625A (ja) エバポレータ
JP2005195317A (ja) 熱交換器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120806

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5061026

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees