JP2009281365A - タービン動翼組立体および蒸気タービン - Google Patents

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Abstract

【課題】運転時においても所定の固定位置から倒れを生じることなく、回転方向(周方向)の遠心力場の均一性を維持することができ、高い精度での組み立てが実現可能なタービン動翼組立体および蒸気タービンを提供することを目的とする。
【解決手段】止め翼であるタービン動翼10aは、シャンク部20が、シャンク部20における一方の周方向側面22aの、タービンロータ100の軸方向の中心部に形成された切り欠き部50と、シャンク部20における一方の周方向側面22aに、タービンロータ100の軸方向の一端部22bから切り欠き部50に亘って形成された切り欠き部60と、切り欠き部50から翼有効部側に貫通して形成され、止め部材160を切り欠き部50内の翼有効部側に移動する移動部材170を挿入するための貫通通路70とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、火力発電用等に使用される蒸気タービンに関し、特に、翼根部をタービンロータの軸方向に挿入して植設する軸方向挿入翼根部形式のタービン動翼を備えるタービン動翼組立体およびこれを備える蒸気タービンに関する。
タービン動翼では、蒸気通路部構成要素としての流体設計以外に、例えば高遠心力に対する強度設計や、蒸気等の外力に起因するタービン動翼の共振振動の発生を抑制する振動設計が重要である。
強度設計としては、タービンロータのロータ翼車の外周部先端に取り付けられるタービン動翼との結合部構造が最も重要であり、一般的に、凹凸の噛み合わせである翼根部を介して結合される。この翼根部嵌め合い構造は、鞍形翼根部形式と軸方向挿入翼根部形式の2系統に大別され、それぞれ広く使用されている(例えば、特許文献1−2参照。)。
図14は、従来の鞍形翼根部形式による翼根部嵌め合い構造を説明するための、ロータ翼車300およびタービン動翼310を示す斜視図である。図15は、従来の軸方向挿入翼根部形式による翼根部嵌め合い構造を説明するための、ロータ翼車350およびタービン動翼360を示す斜視図である。図16は、従来の鞍形翼根部形式におけるロータ翼車300およびタービン動翼310のタービンロータの軸方向の断面を示す図である。図17は、従来の軸方向挿入翼根部形式におけるロータ翼車350およびタービン動翼360のタービンロータの軸方向の断面を示す図である。図18は、従来の軸方向挿入翼根部形式において、止め翼をねじ止めによって固定した際のロータ翼車350およびタービン動翼360をタービンロータの軸方向から見たときの平面図である。図19は、従来のスナッバ形式翼におけるシュラウド部390の構成を示す平面図である。図20は、スナッバ形式翼における半径方向の位置の制御をするための構成を備えた、基準動翼370における翼根部370aとロータ翼車395の断面を示す図である。図21は、スナッバ形式翼における半径方向の位置の制御をするための構成を備えた、オフセット動翼380における翼根部380aとロータ翼車395の断面を示す図である。
鞍形翼根部形式は、図14に示すような、タービンロータの周方向に加工された凹凸の周方向の1個所に設けられた切欠部301からタービン動翼310を半径方向に挿入し、タービン動翼側からロータ翼車300を抱え込む形式である。一方、軸方向挿入翼根部形式は、図15に示すような、タービンロータの軸方向に凹状に形成された複数の翼溝をタービンロータの周方向に沿って一周に亘り設けてなるロータ翼車350の翼溝にタービン動翼360を挿入する形式である。
これらの翼根部形式を比較した場合、図16および図17に示すように、同じロータ翼車300、360の幅aに対して、それに組み合わされるタービン動翼310、360の幅は、軸方向挿入翼根部形式における翼幅b2の方が、鞍形翼根部形式における翼幅b1よりも大きくすることができる。これは、双方が共に許容応力を満足している限りにおいて、軸方向挿入翼根部形式におけるタービン動翼310の方が、負荷能力が高いことを意味している。
この優位点を利用して、軸方向挿入翼根部形式は、ロータスパン、換言すればタービンロータの長さを短く抑えるための設計が必要な各種タービンなどに使用されている。また、既設タービンに関する性能向上のための改造設計において、狭い間隔に重要な機能を持たせるために、鞍形翼根部形式から軸方向挿入翼根部形式へ変更することも行われている。
また、規定数のタービン動翼をロータ翼車に植設する際、最後の1枚のタービン動翼を止め翼として植設する。上記した従来の鞍形翼根部形式の場合には、この止め翼は、図14に示すように、半径方向の抜けを防止するため、止めビスまたは止めピン等の固定部材311によってロータ翼車に固定される。
一方、上記した従来の軸方向挿入翼根部形式の場合には、図15に示すように、最後の1枚のタービン動翼である止め翼以外のタービン動翼360の翼根部361は、溝部にタービンロータの軸方向に沿って挿入される。そして、タービン動翼360を所定の位置まで挿入し、翼根部361の周方向側の側面に設けられた切り欠き部362と、溝部間のロータ翼車350の頂部に設けられた2つの突起部351との間に、止めキー363を挿入する。この止めキー363を挿入することによって、タービン動翼360のタービンロータの軸方向への移動が防止される。このようにして止め翼以外のタービン動翼360は植設される。一方、止め翼を挿入する際には、止めキー363を挿入することは不可能なので、止め翼360aを溝部へ挿入後、図18に示すように、止めねじ364によって隣接するタービン動翼360と固定され、タービンロータの軸方向への移動が防止される。
振動設計に関し、タービン動翼が単独で自立する場合には、この単翼の特性に依存する多数の振動モードが存在する。蒸気力等の外力による起振力がこれらの振動モードに一致または近接すると、タービン動翼の共振応力が過大になり、最悪の場合には、破壊に至ることもある。このため、植設されたタービン動翼を複数枚ずつ連結する群翼構造(例えば、特許文献3参照。)、あるいは、全周のタービン動翼を全て連結する全周一群構造(例えば、特許文献4参照。)等により、振動モードを制御する設計が行われている。
全周一群構造として、単翼の先端部にシュラウドを備え、シュラウドの背側および腹側に当り面を設け、一方の当り面が隣接するタービン動翼のもう一方の当り面と接触するように組み立て、全周の翼を一群として構成するスナッバ構造がある。このスナッバ構造では、スナッバの当り面の摩擦による振動抑制効果が高く、また、全周一群構造であるため、振動モードの数が限られる。さらに、群翼構造の場合のように、群頭翼、群尾翼が存在しないために、振動モード上の特異点が存在せず、全翼に均一な振動応力を発生する。そのため、振動モードを制御し易いなど、制振設計上のメリットが大きく、スナッバ形式翼は広く利用されている。
このようなスナッバ形式翼においては、溝部へタービン動翼を植設する際、隣接するスナッバどうしが完全に接触していても、運転時においては、遠心力によるタービン動翼本体の浮き上がりや伸び、タービン動翼相互間の熱膨脹差等のため、スナッバ間の接触が不十分になったり、スナッバ間に隙間を生じることがある。スナッバ間に隙間が生じると、制振効果が期待できなくなり、タービンの運転信頼性に著しい欠陥を生じることとなる。そのため、従来のスナッバ形式翼においては、図19に示すような、基準動翼(普通翼)370と遠心力による半径方向の浮き上がりを期待するオフセット動翼380を交互に配置し、隣接するシュラウド部390を積極的に接触させる楔型スナッバ形式が採用されることがある。
シュラウド部390を積極的に接触させるためのスナッバ形式翼における半径方向の位置の制御は、主として、図20および図21に示すような、翼根部370a、380aをロータ翼車395に形成された溝部に挿入した際に生じる嵌め合い隙間m、nを、基準動翼370とオフセット動翼380とで異なる値に調整することで行っている。
上記した、強度設計および振動設計の重要な2つの設計条件を踏まえ、最近のタービンにおいては、性能特性に影響を及ぼす重要な段落のタービン動翼には、軸方向挿入翼根部形式、かつスナッバ形式翼が採用される傾向にある。
特開平9−177502号公報 特開2006−283681号公報 特開2000−18002号公報 特開2004−52757号公報
しかしながら、上記した従来の軸方向挿入翼根部形式によるタービン動翼の植設方式によりタービン動翼を植設する場合、止め翼以外のタービン動翼においては、止めキーとそれに付随する固定構造部を考慮に入れた設計計算により、翼根部の重心を動翼の重心線に合わせることは比較的容易である。一方、止め翼については、ロータ翼車と翼根部の軸方向端部が止めねじで固定されるため、遠心力に対する効果を大きく乱すことになる。
また、上記した従来の楔形スナッバ形式を採用した場合には、個々のタービン動翼について、その半径方向の動きを精密に制御する必要があるため、設計、機械加工、さらには組立作業においても、十分な注意が必要になり、非常に複雑な製作手順になるという欠点がある。特に、運転中においては、一つのタービン動翼にかかる遠心力の一部が、シュラウド部を介して隣接するタービン動翼にもかかるため、隣接するタービン動翼の翼根部の応力が大きくなる可能性を有し、精密な設計と厳密な組立の双方を必要とする。
また、上記した従来のスナッバ形式翼を用いた場合、精密なシミュレーション計算により、組立時および回転上昇時に生じる僅かなタービン動翼の倒れ、すなわち傾きが、スナッバに発生する摩擦力の不均一やシュラウド外周面の凹凸、翼根部のフック部に生ずる応力の不均一あるいは応力集中等を発生させることがわかってきた。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、運転時においても所定の固定位置から倒れを生じることなく、回転方向(周方向)の遠心力場の均一性を維持することができ、高い精度での組み立てが実現可能なタービン動翼組立体および蒸気タービンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様によれば、それぞれ翼高さ方向に沿って順に翼根部、翼有効部およびシュラウドを備える複数のタービン動翼と、複数の翼溝を円周方向に沿って一周に亘り設けてなる翼車を少なくとも1つ有するタービンロータとを備え、前記タービンロータの翼車に設けられた複数の前記翼溝に前記タービン動翼の前記翼根部をそれぞれ植設して円周方向に一周に亘る翼列を形成したタービン動翼組立体であって、前記タービン動翼の翼根部は、前記翼溝に挿入される植込部と、前記植込部と前記翼有効部との間に形成されるシャンク部と、前記シャンク部における一方の周方向側面に形成された中央切り欠き部とを備えるとともに、前記中央切り欠き部のそれぞれに前記タービン動翼のタービンロータの軸方向への移動を防止するための止め部材が挿入されてなり、かつ、前記翼車の前記翼溝に最後に植設される前記タービン動翼の前記シャンク部は、タービンロータの軸方向の一端部から前記中央切り欠き部に亘って形成された軸方向切り欠き部と、前記中央切り欠き部から前記翼有効部側に貫通して形成され、前記止め部材を前記中央切り欠き部内の前記翼有効部側に移動し、前記止め部材のタービンロータの軸方向側の側面と前記中央切り欠き部の内壁面とを接触可能な状態にする移動部材を挿入するための貫通通路とを備えることを特徴とするタービン動翼組立体が提供される。
本発明に係るタービン動翼組立体によれば、運転時においても所定の固定位置から倒れを生じることなく、回転方向(周方向)の遠心力場の均一性を維持することができ、高い精度での組み立てを実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る一実施の形態のタービン動翼10、10aおよびタービンロータ100の翼溝110の構成を示す斜視図である。図2Aは、翼溝110に最後に植設されるタービン動翼以外のタービン動翼10の一方の周方向側面を示す平面図である。図2Bは、図2Aに示されたタービン動翼10を翼溝110に挿入する側から見たときの平面図である。図3Aは、翼溝110に最後に植設されるタービン動翼10aの一方の周方向側面を示す平面図である。図3Bは、図3Aに示されたタービン動翼10aを翼溝110に挿入する側から見たときの平面図である。
図1に示すように、タービン動翼10、10aは、タービンロータ100のロータ翼車101に形成された翼溝110に挿入され、止め部材150、160によって固定され、タービンロータ100の周方向に翼列を形成する。以下に各構成について説明する。
図1〜図3Bに示すように、タービン動翼10、10aは、翼高さ方向に沿って順に翼根部20、翼有効部30およびシュラウド40を備えている。なお、このタービン動翼10、10aは、タービンロータ100の周方向に並んで複数形成され、かつロータ翼車101の凹状の翼溝110に、タービンロータ100の軸方向に挿入される、いわゆる軸方向挿入翼根部形式のタービン動翼である。
翼根部20は、タービンロータ100の翼溝110に挿入される植込部21と、この植込部21と翼有効部30との間に形成されるシャンク部22とを備えている。
植込部21は、軸方向挿入翼根部形式の嵌め合い凹凸形状を有し、その凹凸形状は、タービンロータ100の翼溝110の形状に対応している。この嵌め合い凹凸形状によって、タービン動翼10、10aが、タービンロータ100の半径方向へ抜けることを防止している。
シャンク部22には、図2Aおよび図3Aに示すように、シャンク部22における一方の周方向側面22aの、タービンロータ100の軸方向の中心部に切り欠き部50が形成されている。この切り欠き部50は、タービンロータ100の翼溝110に植設されたタービン動翼10、10aが、タービンロータ100の軸方向へ移動することを防止するための止め部材150、160を挿入するための溝である。なお、止め部材150、160の構成については後述する。また、図3Aに示すように、翼溝110に最後に植設されるタービン動翼10a、いわゆる止め翼のシャンク部22には、シャンク部22における一方の周方向側面22aに、タービンロータ100の軸方向の一端部22bから切り欠き部50に亘って形成された切り欠き部60が形成されている。また、シャンク部22には、切り欠き部50から翼有効部側に貫通する貫通通路70が形成されている。この貫通通路70は、止め部材160を移動させる移動部材170を切り欠き部50内に挿入するための通路である。
ここで、図3Aに示すように、切り欠き部50の翼高さ方向の長さは、切り欠き部60の翼高さ方向の長さよりも長く、すなわち、切り欠き部50の方の切り欠きが、翼高さ方向により深く形成され、切り欠き部60と切り欠き部50との境界で翼高さ方向に段差を有している。また、切り欠き部50のタービンロータ100の軸方向の幅は、後述する止め部材150、160が挿入可能な幅に設定され、具体的には、止め部材150、160を挿入することが可能な最小値に設定されることが好ましい。切り欠き部50のタービンロータの軸方向の幅が、止め部材150、160の幅M(後述する図4および図5参照)に対して大き過ぎると、タービン動翼10、10aがタービンロータ100の軸方向に移動することになり好ましくない。
また、タービン動翼10、10aの先端部にはシュラウド40を備え、シュラウド40の背側および腹側に当り面を設け、一方の当り面が隣接するタービン動翼10、10aのもう一方の当り面と接触するように構成されている。また、ここでは、前述したような、公知な楔形スナッバ翼方式を採用し、タービン動翼を交互に基準動翼、オフセット動翼として構成し、図20および図21に示した前述した公知な技術と同様に、植込部21と翼溝110との嵌め合い凹凸形状における各間隙を、基準動翼とオフセット動翼とで異なる値に設定している。このように構成することで、運転中の遠心力がかかった状態において、シュラウド40間の接触面圧を全周にわたって均一にすることができる。
次に、タービン動翼10、10aを植設するタービンロータ100の構成について説明する。
図1に示すように、タービンロータ100には、タービンロータ100の軸方向に凹状に形成された複数の翼溝110をタービンロータの周方向に沿って一周に亘り設けてなるロータ翼車101が少なくとも一列形成されている。ロータ翼車101に形成された翼溝110は、嵌め合い凹凸形状を有している。また、翼溝110間のロータ翼車101の頂部101aには、2つの突起部120が所定の間隔をおいて形成されている。
なお、図1には、1つのタービン動翼列の段落を構成するためのロータ翼車101を示しているが、このタービンロータ100の周方向に形成されたロータ翼車101は、構成するタービン動翼列の段落数に応じて、タービンロータ100の軸方向に複数段形成される。
次に、止め部材150、160について説明する。
図4は、止め部材150の構成を示す斜視図である。図5は、止め部材160の構成を示す斜視図である。
図4に示すように、止め部材150、160は、例えばタービンロータ100の軸方向に所定の幅Mを有するL字状の部材で構成されている。
止め部材150、160の幅Mは、翼溝110間のロータ翼車101の頂部101aに設けられた2つの突起部120の間に、止め部材150、160を挿入することが可能な最大値に設定されることが好ましい。止め部材150、160の幅Mが、翼溝110間のロータ翼車101の頂部101aに設けられた2つの突起部間の間隔に対して小さ過ぎると、止め部材150、160がタービンロータ100の軸方向に移動することになる。すなわち、この移動によって、タービン動翼10、10aもタービンロータの軸方向に移動することになり好ましくない。
止め部材150、160の幅方向に垂直な止め部材150、160の奥行き長さNは、この奥行き長さ方向の一端部側が2つの突起部120の間に位置し、他端部側が切り欠き部50内に位置するように設定されている。また、他端部側の他端面が、奥行き長さ方向の切り欠き部50の側面に接触するように設定されることが好ましい。
また、翼溝110に最後に植設されるタービン動翼10aを翼溝110に挿入する際、止め部材160は、タービン動翼10aの挿入前に2つの突起部間に配置される。そして、翼溝110に最後に植設されるタービン動翼10aのシャンク部22における一方の周方向側面22aに形成された切り欠き部60によって、タービン動翼10aを翼溝110に挿入する際、止め部材160と接触することを回避するように構成されている。そのため、止め部材160の高さHは、翼高さ方向の切り欠き部60の長さ、すなわち、タービン動翼10aを翼溝110に挿入した際の、翼溝110間のロータ翼車101の頂部101aにおける表面とこの表面に対向する切り欠き部60の上面60a(図3A参照)との距離よりも短く構成される。
また、止め部材160には、止め部材160の高さH方向に、ねじ穴161が形成されている。このねじ穴161は、周面にねじ山171が螺刻された円筒状の部材で構成された移動部材170のねじ山171と螺合するように構成されている。
次に、タービン動翼10、10aをタービンロータ100に植設する工程について説明する。
図6は、最初に翼溝110に挿入されたタービン動翼10を止め部材150で固定した状態を示す斜視図である。図7は、図6のA−A断面であり、特に止め部材150を設置した部分について示した図である。図8は、最後に植設されるタービン動翼10a以外のタービン動翼10が植設された状態を示す斜視図である。図9は、最後に植設されるタービン動翼10aが翼溝110に挿入され、タービンロータ100の軸方向に押し進められている状態を周方向側面側から見たときの平面図である。図10および図11は、最後に植設されるタービン動翼10aが翼溝110に挿入され、止め部材160が移動される状態を周方向側面側から見たときの平面図である。図12は、図10のB−B断面を示す図である。
まず、タービン動翼10を翼溝110に挿入し、所定の位置、すなわち切り欠き部50が2つの突起部120間に位置するまで進める。続いて、図6および図7に示すように、止め部材150を突起部120間および切り欠き部50に挿入する。このように止め部材150を挿入することで、タービン動翼10のタービンロータ100の軸方向への移動を防止する。この工程と同様の工程によって、最後に植設されるタービン動翼10a以外のタービン動翼10が植設される。
続いて、残された最後の1つの翼溝110を構成する一方のロータ翼車101の頂部101aに設けられた2つの突起部120の間に止め部材160を挿入して所定の位置に設置する。図12に示すように、止め部材160の周方向の位置設定は、例えば、タービン動翼10aに隣接するタービン動翼10のシャンク部22に当接させることで行う。
続いて、残された最後の1つの翼溝110に、最後に植設されるタービン動翼10aを挿入する。図9に示すように、シャンク部22における一方の周方向側面22aに、タービンロータ100の軸方向の一端部22bから切り欠き部50に亘って切り欠き部60が形成されているので、突起部間に設置された止め部材160と接触することなく、タービン動翼10aを挿入することができる。タービン動翼10aの切り欠き部50の挿入方向側の側面50aが、止め部材160と接触する位置にきたときに挿入を停止する。
続いて、翼有効部30側から貫通通路70に移動部材170を挿入し、その挿入方向に位置する止め部材160のねじ穴161に挿入し所定の方向に回転させる。この回転によって移動部材170とねじ穴161とが螺合し、移動部材170を回転することで、図10に示すように、止め部材160が、貫通通路70側(図10中の矢印方向側)、すなわち翼有効部30側に移動する。そして、図11に示すように、止め部材160の貫通通路70側の端面は、切り欠き部60と切り欠き部50との境界に形成される翼高さ方向の段差を越えて、貫通通路70側に移動される。これによって、止め部材160のタービンロータ100の軸方向側の両側面160a、160bが、それぞれ切り欠き部50のタービンロータ100の軸方向側の側面50a、50bに接触する。このため、タービン動翼10aは、タービンロータ100の軸方向に移動することができない状態となる。
なお、図12に示すように、止め部材160の一方の周方向の側面におけるロータ翼車101側に位置する部分に突出部160cを備えてもよい。この突出部160cは、止め部材160を移動する際においても、タービンロータ100の軸方向側から見ることができるので、止め部材160の移動位置を確認しながら止め部材160を移動することができる。また、移動部材170は、蒸気等による浸食を防止するため、止め部材160を移動後、シャンク部22から翼有効部30側に突出せずに、貫通通路70内に収容されていることが好ましい。また、タービン動翼10、10aが翼溝110に対して、特にタービンロータ100の周方向に傾いて挿入されることを防止するために、タービン動翼10、10aを挿入する翼溝110が鉛直下方となる位置、すなわち翼溝110が鉛直下方に開口する位置においてタービン動翼10、10aの固定を行うことが好ましい。
上記した工程で、タービンロータ100の翼溝110にタービン動翼10、10aが植設され、タービンロータ100の周方向に翼列が形成される。
上記したように、本発明の一実施の形態に係るタービン動翼10、10aでは、タービン動翼10、10aにおけるシャンク部22の一方の周方向側面22aの、タービンロータ100の軸方向の中心部に切り欠き部50を形成し、この切り欠き部50を利用して止め部材160によってタービン動翼10、10aを固定することで、タービン動翼10、10aにおける、回転方向(周方向)の遠心力場の均一性を維持することができる。特に、止め翼として機能するタービン動翼10aを、この切り欠き部50を利用して止め部材160および移動部材170によって固定することができるので、従来の他の固定方式に比べて、均一な回転方向(周方向)の遠心力場を得ることができる。さらに、例えば、タービンロータの軸方向の止め翼の固定が、ねじ止めによって行われている従来の軸方向挿入翼根部形式のタービン動翼に比べて、固定部の機械的強度も向上する。特に、スナッバ翼式のタービン動翼の場合には、シュラウド(スナッバ)によるタービンロータの軸方向の固定力が期待できないため、固定部の機械的強度の向上は、段落翼としての信頼度を向上させる。また、タービン動翼の、タービンロータの軸方向への抜け止め構造の主要部は、蒸気等に晒されない位置に配置されているため、浸食等を防止することができる。
また、軸方向挿入翼根部形式のタービン動翼10、10aを採用することでタービンロータ100の軸方向へのタービン動翼10、10aの倒れを防止することができる。さらに、タービン動翼10、10aを挿入する翼溝110が鉛直下方となる位置、すなわち翼溝110が鉛直下方に開口する位置においてタービン動翼10、10aの固定を行うことで、タービン動翼10、10aの、タービンロータ100の周方向への倒れを防止することができる。
上記において、主に、タービン動翼10、10aの固定構造について説明したが、さらにタービン動翼10、10aは、以下の構成を備えることが好ましい。
図13は、タービン動翼10、10aを翼溝110に挿入する方向から見たときの平面図である。
図13に示すように、タービン動翼10、10aにおける、翼根部20、翼有効部30およびシュラウド40のそれぞれの重心20g、30g、40gが、翼根部20をタービンロータ100の周方向に均等に2分割する面Pと、翼根部20をタービンロータ100の軸方向に均等に2分割する面Qとの交差線L上に位置することが好ましい。
また、翼根部20、翼有効部30およびシュラウド40の少なくとも1つの重心が、交差線L上から外れる場合には、翼根部20、翼有効部30およびシュラウド40のそれぞれの重心20g、30g、40gを合成した合成重心が、交差線L上に位置するように設定される。また、タービン動翼10、10aをタービンロータ100に植設した際、交差線Lがタービンロータ100の半径方向の延長線上にあるように設定することが好ましい。
上記したように、タービン動翼10、10aにおける、翼根部20、翼有効部30およびシュラウド40のそれぞれの重心20g、30g、40gを交差線L上に位置させることで、軸方向挿入翼根部形式を有するスナッバ翼であるタービン動翼10、10aのそれぞれにおける、翼遠心力の負荷による倒れを防止することができる。
以上、本発明を一実施の形態により具体的に説明したが、本発明はこれらの実施の形態にのみ限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本発明に係る一実施の形態のタービン動翼およびタービンロータの翼溝の構成を示す斜視図。 翼溝に最後に植設されるタービン動翼以外のタービン動翼の一方の周方向側面を示す平面図。 図2Aに示されたタービン動翼を翼溝に挿入する側から見たときの平面図。 翼溝に最後に植設されるタービン動翼の一方の周方向側面を示す平面図。 図3Aに示されたタービン動翼を翼溝に挿入する側から見たときの平面図。 止め部材の構成を示す斜視図。 止め部材の構成を示す斜視図。 最初に翼溝に挿入されたタービン動翼を止め部材で固定した状態を示す斜視図。 図6のA−A断面であり、止め部材を設置した部分について示した図。 最後に植設されるタービン動翼以外のタービン動翼が植設された状態を示す斜視図。 最後に植設されるタービン動翼が翼溝に挿入され、タービンロータの軸方向に押し進められている状態を周方向側面側から見たときの平面図。 最後に植設されるタービン動翼が翼溝に挿入され、止め部材が移動される状態を周方向側面側から見たときの平面図。 最後に植設されるタービン動翼が翼溝に挿入され、止め部材が移動される状態を周方向側面側から見たときの平面図。 図10のB−B断面を示す図。 タービン動翼を翼溝に挿入する方向から見たときの平面図。 従来の鞍形翼根部形式による翼根部嵌め合い構造を説明するための、ロータ翼車およびタービン動翼を示す斜視図。 従来の軸方向挿入翼根部形式による翼根部嵌め合い構造を説明するための、ロータ翼車およびタービン動翼を示す斜視図。 従来の鞍形翼根部形式におけるロータ翼車およびタービン動翼のタービンロータの軸方向の断面を示す図。 従来の軸方向挿入翼根部形式におけるロータ翼車およびタービン動翼のタービンロータの軸方向の断面を示す図。 従来の軸方向挿入翼根部形式において、止め翼をねじ止めによって固定した際のロータ翼車およびタービン動翼をタービンロータの軸方向から見たときの平面図。 従来のスナッバ形式翼におけるシュラウド部の構成を示す平面図。 スナッバ形式翼における半径方向の位置の制御をするための構成を備えた、基準動翼における翼根部とロータ翼車の断面を示す図。 スナッバ形式翼における半径方向の位置の制御をするための構成を備えた、オフセット動翼における翼根部とロータ翼車の断面を示す図。
符号の説明
10,10a…タービン動翼、20…翼根部、21…植込部、22…シャンク部、30…翼有効部、40…シュラウド、70…貫通通路、100…タービンロータ、101…ロータ翼車、101a…頂部、110…翼溝、120…突起部、170…移動部材。

Claims (3)

  1. それぞれ翼高さ方向に沿って順に翼根部、翼有効部およびシュラウドを備える複数のタービン動翼と、
    複数の翼溝を円周方向に沿って一周に亘り設けてなる翼車を少なくとも1つ有するタービンロータと
    を備え、前記タービンロータの翼車に設けられた複数の前記翼溝に前記タービン動翼の前記翼根部をそれぞれ植設して円周方向に一周に亘る翼列を形成したタービン動翼組立体であって、
    前記タービン動翼の翼根部は、
    前記翼溝に挿入される植込部と、
    前記植込部と前記翼有効部との間に形成されるシャンク部と、
    前記シャンク部における一方の周方向側面に形成された中央切り欠き部と
    を備えるとともに、前記中央切り欠き部のそれぞれに前記タービン動翼のタービンロータの軸方向への移動を防止するための止め部材が挿入されてなり、かつ、
    前記翼車の前記翼溝に最後に植設される前記タービン動翼の前記シャンク部は、
    タービンロータの軸方向の一端部から前記中央切り欠き部に亘って形成された軸方向切り欠き部と、
    前記中央切り欠き部から前記翼有効部側に貫通して形成され、前記止め部材を前記中央切り欠き部内の前記翼有効部側に移動し、前記止め部材のタービンロータの軸方向側の側面と前記中央切り欠き部の内壁面とを接触可能な状態にする移動部材を挿入するための貫通通路と
    を備えることを特徴とするタービン動翼組立体。
  2. 前記タービンロータの翼車には、隣り合う翼溝の間にそれぞれ軸方向に離間して設けられた2つの突起部を有し、
    前記止め部材はそれぞれ、前記2つの突起部の間と前記中央切り欠き部に配置されることを特徴とする請求項1記載のタービン動翼組立体。
  3. ケーシングと、
    前記ケーシング内に配置された請求項1または請求項2記載のタービン動翼組立体と
    を備えることを特徴とする蒸気タービン。
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