JP2009279900A - 画像記録装置 - Google Patents

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雅之 片岡
Masaharu Nakagawa
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Abstract

【課題】画像記録装置内部の各駆動部の動作が不安定になることを抑制する技術を提供する。
【解決手段】画像記録装置1では、給紙部3から供給される印刷用紙Pは、無端状搬送機構20により移動するテーブル10上に保持される。そして、テーブル10の搬送が、無端状搬送機構20の駆動からリニアモータ機構61の駆動に切り替えられ、画像記録部4により画像の記録が実行される。その後、テーブル10の搬送駆動源が、再び無端状搬送機構20の駆動に切り替えられ、テーブル10上の印刷用紙Pが排紙部5により排出される。なお、複数のテーブル10の各テーブル間は、テーブル10の移動方向に沿って伸縮可能なカバー部材11によって接続される。また、当該テーブル10とカバー部材11とは、連結軸100a,100bにより回転可能に連結される。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェットノズルから記録媒体上にインクを吐出して画像を記録する技術に関する。
従来より、記録媒体をローラやベルトなどの搬送手段を利用して搬送し、この記録媒体の移送方向と交差する方向に列設された多数のインクジェットノズルから移動中の記録媒体上にインクを吐出することにより、記録媒体上に画像を記録する画像記録装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2004−314605号公報
ここで、特許文献1のように、ローラやベルトなどの搬送手段を利用して記録媒体を搬送しつつ画像を記録する場合には、記録媒体を確実に定位置にて保持させることが困難である。そこで、剛性を有するテーブルの水平面に記録媒体を保持させて搬送を行いつつ、画像を記録する方法が考えられる。
この方法では、記録媒体を吸着保持した複数のテーブルを、インクジェットノズルが列設された記録部領域に向けて、所定の間隔を設けつつ順次搬送される。これにより、記録媒体を所定の位置にて保持しつつ搬送することが可能となるため、高精度な印刷を実現することができる。
ところが、複数のテーブルを所定の周回軌道上を移動させる場合には、平板状のテーブルを、周回軌道のうちの曲線部分を円滑に通過させるために、各テーブル間に隙間を形成させている。そのため、インクジェットノズルからの予期しないインク漏れやインクミストなどが発生した場合に、テーブル間の隙間を通過したインクが装置内の各駆動部に付着するため、各駆動部が故障するおそれがある。また、記録媒体に付着したインクを乾燥させるために、熱風を吹き付ける熱処理が一般的に行われるが、熱風が各テーブル間の隙間を通過することによって、各駆動部に歪みが生じ、高精度な搬送が行えなくなるおそれもある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、画像記録装置内部の各駆動部の動作が不安定になることを抑制する技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、記録媒体上に画像を記録する画像記録装置であって、表面に記録媒体を保持する複数のテーブルと、前記複数のテーブルを、各テーブル間に所定の間隔を設けつつ、所定の周回軌道に沿って搬送する搬送機構と、前記各テーブル間の位置に配置され、前記複数のテーブルとともに移動するカバー部材と、前記複数のテーブルに保持された記録媒体に向けてインクを吐出することによって、前記記録媒体に画像を記録する記録ヘッドとを備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る画像記録装置であって、前記カバー部材は、前記複数のテーブルの移動方向に沿って伸縮可能であることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明に係る画像記録装置であって、前記カバー部材は、複数の板状部材と、前記複数の板状部材を前記移動方向に沿って互いにスライド移動させるスライド機構とを含むことを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項2または3の発明に係る画像記録装置であって、前記カバー部材は、前記移動方向に沿って伸張したときの最大長さが前記移動方向に沿って収縮したときの最小長さの2倍以上であることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明に係る画像記録装置であって、前記搬送機構は、一対のローラ部材と、前記一対のローラ部材を回転駆動する駆動機構と、前記一対のローラ部材に巻回された無端状の索体とを有する無端搬送機構と、前記複数のテーブルのそれぞれを前記無端状の索体に対応する軌跡に沿って移動可能に案内するガイド機構とを含むことを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5の発明に係る画像記録装置であって、前記搬送手段は、前記複数のテーブルに連結可能な可動子と、前記可動子を前記複数のテーブルの移動軌跡に沿って移動させる固定子とを有するリニアモータ機構、をさらに含み、前記記録ヘッドは、前記複数のテーブルのうちの前記可動子に連結されて移動するテーブルに保持された記録媒体に向けて、インクを吐出することを特徴とする。
請求項1ないし6に記載の発明によれば、周回移動するテーブルの各間に、カバー部材を設けることによって、予期せずに漏出したインクや、インク吐出時に生じるインクミストが、テーブル間の隙間を通過することを効果的に防止することができる。したがって、搬送機構などの各駆動部にインクが付着することを防止することができるため、その動作が不安定になることを抑制できる。
また、請求項2に記載の発明によれば、各テーブルの間の距離が変化する場合に、当該変化に応じてカバー部材の長さ幅を変化させることができるため、テーブルの移動を妨げることなく効果的にテーブル間の隙間を覆うことができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、複数の板状部材と、これらを互いにスライド移動させるスライド機構によりカバー部材を構成することで、容易かつ低コストで、伸縮可能なカバー部材を構成することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、カバー部材を、長さが2倍以上に伸縮するように構成することで、カバー部材がテーブルの移動を妨げることを確実に防止できる。
また、請求項5に記載の発明によれば、ガイド機構を設けることによって、テーブルを所定の周回軌道に沿って高速で搬送することが可能となる。
また、請求項6に記載の発明によれば、画像の記録のときに、テーブルをリニアモータ機構の駆動により搬送することで、記録媒体が高精度に位置決めされた状態で画像の記録を行うことができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
<1. 実施の形態>
<1.1. 画像記録装置1の構成および機能>
図1は、本発明に係る実施の形態における画像記録装置1の概略を示す側面図である。また、図2は、図1に示す画像記録装置1の画像記録部4を取り除いて示す斜視図である。
なお、図1および図2では、図示および説明の都合上、Z軸方向が鉛直方向を表し、XY平面が水平面を表すものとして定義するが、それらは位置関係を把握するために便宜上定義するものであって、以下に説明する各方向を限定するものではない。以下の各図についても同様である。また、図2においては、説明の都合上、カバー部材11を破線で示している。
画像記録装置1は、平面状の主面(表面)を有する複数(ここでは10個)のテーブル10を所定の間隔を設けつつ周回軌道に沿って移動させるテーブル移動機構2と、印刷用紙Pをテーブル10に供給する給紙部3と、移動するテーブル10の表面に保持された印刷用紙Pに画像を記録する画像記録部4と、画像が記録された印刷用紙Pを排紙する排紙部5とから主に構成される。また、詳細は後述するが、各テーブル10の間には、それらのテーブル10で形成される間隙範囲の全体を覆うように、カバー部材11がそれぞれ連結されている。
本実施の形態における画像記録装置1では、まず給紙部3から送り出された印刷用紙Pがテーブル10上に供給される。印刷用紙Pが供給される段階のテーブル10は、テーブル移動機構2に含まれる無端状搬送機構20の駆動力によって移動している。そして、印刷用紙Pを搭載したテーブル10の走行経路(周回軌道の往路)中には、画像記録のための特定区間(「画像記録区間」とも称する。)が設定されている。
テーブル10の搬送は、この画像記録区間に進入する段階で、無端状搬送機構20とテーブル10との係合が解除されて、無端状搬送機構20による駆動からリニアモータ機構61による駆動へと切り替わる。この画像記録区間においては、リニアモータ機構61を用いてテーブル10を走行させつつ、画像記録部4によりテーブル10上の印刷用紙Pへの画像の記録が実行される。そしてテーブル10がさらに走行して画像記録区間を離脱する段階で、テーブル10の搬送がリニアモータ機構61による駆動から無端状搬送機構20をによる駆動へと切り替わり、その後にテーブル10上の印刷用紙Pが排紙部5に排出される。
すなわち、この装置においては、無端状搬送機構20とテーブル10との連結を解くことができるように構成し、リニアモータ機構61による画像記録区間での精密なテーブル10の搬送が、無端状搬送機構20による他のテーブル10の駆動とは実質的に独立して実行できるように構成されている。このようにして、本実施の形態における画像記録装置1では、高速な画像の記録を高精度に実行することが可能となっている。
なお、ここでは、印刷用紙P上に画像を記録する場合について説明するが、この発明はその他の記録媒体に画像を記録する画像記録装置に対しても同様に適用することが可能である。
[テーブル移動機構2]
テーブル移動機構2は、無端状搬送機構20により複数(ここでは、10個)のテーブル10を周回軌道に沿って高速で移動させる。この周回軌道は、上側の往路と下側の復路との直線部分が、両端の略円弧部分でつながった軌道である。また、詳細は後述するが、画像の記録時には、これらのテーブル10を無端状搬送機構20から切り離して、リニアモータ機構61により精度よく一方向に移動させる。なお、テーブル10は、リニアガイドのレール21により案内される。
図3は、テーブル移動機構2の要部を示す縦断面図である。また、図4は、リニアガイドのレール21およびチェーン22と、テーブル10との連結関係を示す部分側面図である。また、図5は、リニアガイドのレール21およびチェーン22とテーブル10との連結関係を示す部分拡大図である。また、図6は、リニアガイドのレール21およびチェーン22とテーブル10との連結関係を示す部分斜視図である。
図3に示すように、各テーブル10の四隅には、連結部23を介してリニアガイドの受け部24が配設されている。この受け部24は、側板25に配設された左右一対のリニアガイドのレール21と係合している。レール21は、無端状の形状を有するため、各テーブル10は、レール21および受け部24からなるリニアガイドにより案内され、所定の周回軌道に沿って移動可能となっている。
図1に示すように、一方(−Y側)の側板25には、一対のスプロケット26が回転可能に配設されている。このスプロケット26には、チェーン22が巻回されている。一対のスプロケット26に巻回されたチェーン22と、レール21および受け部24からなる無端状のリニアガイドとは、互いに対応する形状を有する。
また、図1および図2に示すように、一方(図1では+X側)のスプロケット26の側方には、スプロケット27が付設されており、このスプロケット27と、モータの駆動により回転する駆動スプロケット271と、従動スプロケット272とは、チェーン273により連結されている。つまり、チェーン22は、駆動スプロケット271の駆動によって、一対のスプロケット26に巻回された状態で回動する。
なお、図4に示すように、チェーン22は、二対のスプロケット28,29の作用により、途中でその配置の高さ位置が変更されている。一対のスプロケット26は、この発明の無端状搬送機構20におけるローラ部材を構成し、チェーン22は、この発明の無端状搬送機構20の索体を構成する。なお、チェーン22の代わりに同期ベルトを使用してもよく、スプロケット26の代わりに同期プーリなどを使用してもよい。
[リニアモータ機構61]
図3に示すように、画像記録装置1の下部には、4個のリニアモータ機構61が配設されている。各リニアモータ機構61は、本体に立設された支持板62と、この支持板62に対向配置された移動ベース63と、支持板62および移動ベース63を連結するとともに移動ベース63を支持板62に対して水平方向(X軸方向)に移動可能に案内する一対のリニアガイド64を備える。支持板62には、リニアモータの固定子65が固定されており、移動ベース63にはリニアモータの可動子66が固定されている。
リニアモータ機構61では、テーブル10の移動方向に配設された固定子65を磁極変化させることによって、可動子66をテーブル10の移動方向およびその逆方向(X軸方向)へ所望の速度で移動させることができる。このため、移動ベース63は、固定子65および可動子66よりなるリニアモータの駆動によって、図3中、X軸方向に往復移動する。
チェーン22とテーブル10とは、画像の記録前(テーブル10が前処理材塗布ヘッド41と対向する前)にその連結状態が一旦解除され、画像の記録後(テーブル10が記録ヘッド424と対向し、さらにスキャナ44の下方を通過した後)に再び連結状態となる。このチェーン22とテーブル10との連結の切り替えは、後述する第1連結機構により実行される。
一方、リニアモータ機構61の可動子66とテーブル10とは、画像の記録前(テーブル10が前処理剤塗布ヘッド41の下方にさしかかる前)には開放状態から連結状態となり、画像の記録後(テーブル10が最後の記録ヘッド424と対向し、さらにスキャナ44の下方を通過した後)には、連結状態から開放状態となる。この可動子66とテーブル10との連結の切り替えは、後述する第2連結機構により実行される。
なお、図1および図3に示すように、テーブル10の走行経路の下方には、吸着ファン90が付設されている。また、図示を省略するが、テーブル10は、中空状の構造を有しており、図2および図6に示すように、テーブル10の表面には、テーブル10の中空部と連通する吸着孔101が形成されている。本実施の形態における画像記録装置1では、吸着ファン90から排気を行うことにより、テーブル10の表面に供給された印刷用紙Pをテーブル10上に吸着保持することが可能となっている。
次に、チェーン22とテーブル10との連結の切り替えを行う第1連結機構について説明する。
[第1連結機構]
図5および図6に示すように、チェーン22には、第1連結部として機能する連結ピン221が付設されている。一方、テーブル10の移動方向の先端には、第2連結部として機能する連結板102が付設されている。この連結板102には、図5中、略三角形状の孔部が形成されており、連結ピン221は、当該孔部内に遊挿されている。
上述したように、チェーン22は、二対のスプロケット28,29の作用により、途中でその高さ位置が変更されている。すなわち、チェーン22は、テーブル10が画像記録部4と対向する位置において、その位置が相対的に低くなり、その両端側(+X側および−X側)部分においては、位置が相対的に高くなっている。
チェーン22の位置が高い場合には、図5において実線で示すように、連結ピン221が連結板における略三角形の孔部の天井の角部分と当接することにより、連結ピン221と連結板102とが互いに連結される。一方、チェーン22の位置が低い場合には、図5において二点鎖線で示すように、連結ピン221が連結板102における略三角形の孔部の各部分から離間し、連結板102に対して下方に移動する。これにより、連結ピン221と連結板102との連結が解除される。
すなわち、図5に示すように、チェーン22の駆動により移動するテーブル10は、領域Aにおいては、連結ピン221と連結板102とが互いに連結されており、図5に示す領域Bにおいては、連結ピン221と連結板102とが解除される。そして領域Cにおいて、テーブル10の駆動源が、チェーン22からリニアモータ機構61の可動子66に切り替えられる。
次に、リニアモータ機構61の可動子66とテーブル10との連結の切り替えを行う第2連結機構について、図7ないし10を参照しつつ説明する。
[第2連結機構]
図7ないし10は、第2連結機構による連結および開放動作を説明するための図である。
図7に示すように、テーブル10の下面には、第4連結部として機能するVブロック103が付設されている。また、上述のリニアモータの可動子66に連結する移動ベース63の上端には、軸67を中心に揺動可能なラッチレバー68が配設されている。ラッチレバー68の一方の端部には、第3連結部として機能するカムフォロワー72が設けられている。カムフォロワー72とVブロック103の凹部とが互いに当接することによって、テーブル10と移動ベース63とが連結する。また、ラッチレバー68の他方の端部には、カムフォロワー71が配設されている。そして移動ベース63の上端には、軸73を中心に揺動するロックレバー69が設けられている。
移動ベース63が給紙部3側(+X側)の端部に配置されているときには、図7に示すように、カムフォロワー71が固定カム78に乗り上げており、カムフォロワー72は下方位置にある。この状態からテーブル10がチェーン22の駆動によって移動し、Vブロック103の凹部がカムフォロワー72の上方の位置まで到達すると、リニアモータ機構61の駆動により移動ベース63が(−X)方向への移動を開始する。
移動ベース63が移動を開始すると、図8に示すように、カムフォロワー71が固定カム78上から移動カム80上へ移動する。これに伴って、ラッチレバー68が揺動し、カムフォロワー72がVブロック103の凹部に当接し、カムフォロワー72とVブロック103とが連結する。すなわち、テーブル10とリニアモータ機構の可動子66とが、連結された状態となる。
この状態で、引き続きリニアモータ機構61が移動ベース63を(−X)方向へ移動させることによって、テーブル10が(−X)方向へ移動する。このリニアモータ機構61によるテーブル10の移動は、チェーン22を利用した無端状搬送機構20に比べて、位置精度に優れているため、画像記録装置1の記録精度を向上させることができる。
一方、移動ベース63が排紙部5側の端部に配置されたときには、図9に示すように、カムフォロワー71が移動カム80から固定カム79の傾斜面に沿って移動する。これに伴って、ラッチレバー68が揺動し、カムフォロワー72がVブロック103の凹部から離間して、カムフォロワー72とVブロック103の連結が解除される。すなわち、テーブル10とリニアモータ機構61の可動子66との連結が解除された状態となる。連結が解除されたテーブル10は、引き続いてチェーン22の駆動によって(−X)方向への移動を継続する。
一方、移動ベース63は、リニアモータ機構61の駆動によって、排紙部5側の端部から給紙部3側の端部に復帰する。このときには、図10に示すように、エアシリンダ70の駆動によりロックレバー69を、軸73を中心に揺動させる。これにより、ラッチレバー68は、カムフォロワー72がVブロック103から隔離する位置で固定される。
この状態において、リニアモータ機構61の駆動により、移動ベース63を排紙部5側の端部から給紙部3側の端部まで移動させる。このときには、ラッチレバー68が、カムフォロワー72がVブロック103から離間する位置で固定されていることによって、テーブル10の移動方向と逆方向に移動するカムフォロワー72などがVブロック103などと干渉することを防止することができる。
図11は、4個のリニアモータ機構61の可動子66により10個のテーブル10を移動させる様子を示すタイムテーブルである。なお、図11では、複数のテーブル10のそれぞれを区別するため、配列順に枝番aないしjを付与している。また、図11には、テーブル10の周回軌道上の座標として原点位置P1および位置P2,P3,P4,P5をプロットしている。
原点位置P1は、給紙部3付近の所定位置であり、原点位置P1では、テーブル10は、連結板102と連結ピン221とが連結された状態で、チェーン22の駆動力で周囲軌道に沿って移動する。また、位置P2は、リニアモータ機構61の可動子66の移動開始位置に相当する。この位置P2においても、テーブル10は、チェーン22の駆動力で周回軌道に沿って移動する。
位置P3は、カムフォロワー72がVブロック103の凹部に当接することで、テーブル10と可動子66との連結が行われる位置である(図8参照)。また、連結板102と連結ピン221との連結が解除される位置でもある。可動子66は、この位置P3における移動速度がチェーン22の移動速度と一致するように、位置P2から加速を開始する。
位置P4は、リニアモータ機構61の可動子66とテーブル10との連結が解除される位置である。位置P4の少し前の位置において連結ピン27と連結板54との連結が完了しているものとする。なお、テーブル10は位置P3と位置P4の間で前処理剤塗布ヘッド21に対向する。
位置P5は、リニアモータ機構61の可動子66の移動終了位置に相当する。可動子66は、テーブル10との連結が解除された後、徐々に減速し、位置P5において停止する。なお、テーブル10は位置P4と位置P5の間でメインヒート用のヒータ435に対向する。
可動子66は位置P5で停止後、テーブル10の移動方向とは逆方向に位置P2まで高速で移動する。このときには、図10に示したように、移動カム80を下方に下げ、ロックレバー69がラッチレバー68を固定することにより、カムフォロワー72がVブロック103の凹部と干渉しない位置に固定されている。
例えば、図11に示すように、1番目のテーブル10aを移動させたリニアモータ機構61(可動子66aを備える。)は、排紙部5側の端部の位置P5から給紙部3側の端部の位置P2に復帰し、続いて5番目のテーブル10eを移動させる。同様に、2番目のテーブル10bを移動させたリニアモータ機構61(可動子66bを備える。)は、排紙部5側の端部の位置P5から給紙部3側の端部の位置P2に復帰し、続いて6番目のテーブル10fを移動させる。
さらに、3番目のテーブル10cを移動させたリニアモータ機構61(可動子66cを備える。)は、排紙部5側の端部の位置P5から給紙部3側の端部の位置P2に復帰し、続いて7番目のテーブル10gを移動させる。同様に、4番目のテーブル10dを移動させたリニアモータ機構61(可動子66dを備える。)は、排紙部5側の端部の位置P5から給紙部3側の端部の位置P2に復帰し、続いて8番目のテーブル10hを移動させる。
そして、図11に示すリニアモータ機構61による駆動範囲以外においては、各テーブル10は、チェーン22を有する無端状搬送機構20の駆動により移動する。すなわち、本実施の形態における画像記録装置1では、画像の記録を行う際に、4つのリニアモータ機構61のうちのいずれか1つを利用することによって、位置精度に優れたテーブル10の搬送が順次実行される。
[カバー部材11]
図12は、カバー部材11の表側を示す斜視図である。また、図13は、図12に示すカバー部材11の裏側を示す斜視図である。カバー部材11は、複数のテーブル10の各テーブル10間の位置に配置されており、各テーブル10間を連結して覆う(図1参照)。カバー部材11は、図12に示すように、例えばステンレス材などの液密材料からなる複数(ここでは3枚)の板状部材11a,11b,11cにより構成される。
図6に示すように、カバー部材11の板状部材11aの前方端部(図12中、−X方向の端部)と、テーブル10の移動方向の後方端部とには所定サイズの孔が設けられている。これらの孔を連結軸100aで接続することで、テーブル10と板状部材11aとを回転可能となるように連結される。
また、板状部材11cの後方端部(図12中、+X方向の端部)と、テーブル10の進行方向の前方端部とにも、所定サイズの孔が設けられており、これらの孔を連結軸100bで接続することで、テーブル10と板状部材11cとが当該連結軸を中心に回転可能となるように連結される。
このように、テーブル10とカバー部材11とを連結軸によって連結することにより、無端状搬送機構20あるいはリニアモータ機構61の駆動によって移動するテーブル10とともに、カバー部材11をテーブル10と同様の周回軌道に沿って移動させることができる。
また、図13に示すように、板状部材11a,11b,11cのそれぞれの両側には、移動方向(図13中、X軸方向)に沿って収納部111a,111bおよびサイド部111cが延設されている。
収納部111aは、収納部111bをその内部に収納することができ、板状部材11bの移動方向を規定する。また、収納部111bは、サイド部111cをその内部に収納することが可能となっており、板状部材11cの移動方向を規定する。すなわち、収納部111a,111bおよびサイド部111cは、板状部材11a,11b,11cをテーブル10(あるいはカバー部材11)の移動方向に沿って互いにスライド移動させるスライド機構として機能する。
板状部材11a,11b,11cのそれぞれの、カバー部材11の移動方向の前方側(図13中、(−X)側)端部裏側には、移動方向と直交する方向に沿って延びる係合部112a,112b,112cが突設されている。
係合部112aは、収納部111bを収納部111aに収納する際(カバー部材11が収縮するとき)に、係合部112bと当接する。これにより、板状部材11bが板状部材11aを超えて(−X)側へスライド移動することを抑制する。また、係合部112bは、カバー部材11が伸張するときに、収納部111aの(−X)側に設けられた係止部113aと当接することで、収納部111bが収納部111aから完全に離脱することを防止する。
また、係合部112cは、カバー部材11が伸張するときに、収納部111bの(−X)側に設けられた係止部113bと当接することでサイド部111cが収納部111bから完全に離脱することを防止する。
図14は、図12に示すカバー部材11を収縮させた状態を示す斜視図である。図14に示すように、カバー部材11は、板状部材11b,11cが板状部材11aに重なるようにして収縮する。このX軸方向の最小長さ幅は、カバー部材11を伸張させたとき(図12参照)の最大長さ幅の半分以下とされる。
図1に示すように、本実施の形態における画像記録装置1では、各テーブル10間の距離は、テーブル10が水平方向に移動する間では、ほぼ一定である。しかし、テーブル10が方向転換する間(垂直方向に移動する間)では、当該距離が一時的に長くなったり、短くなったりする(図1参照)。本実施の形態におけるカバー部材11は、この変化するテーブル10間の距離に応じて、移動方向の長さ幅を2倍以上に変化(伸縮)させることができるため、テーブル10の移動を妨げることなく、テーブル10間の隙間をカバーすることができる。
これにより、記録ヘッド42からのインク吐出により生じるインクミストや、記録ヘッド42から予期せずに漏出するインクが、テーブル10間の隙間を通過して、下方に配置されたテーブル移動機構2(特に、リニアモータ機構61)の各駆動部に付着することを効果的に抑制できる。
また、ヒータ43から下方に向けて吹き付けられる高温の熱風が、テーブル10間を通過することを防止できる。これにより、テーブル移動機構2(特に、リニアモータ機構61)の駆動部の各部材に歪みが生じることを効果的に抑制できる。
なお、本実施の形態では、カバー部材11は、3枚の板状部材11a,11b,11cにより構成されるものとしているが、これに限られるものではなく、例えば、2枚または4枚以上の板状部材により構成してもよい。
[給紙部3]
再び図1に戻って、給紙部3は、主にストッカー部31と供給部32とで構成される。ストッカー部31は、印刷用紙Pを備蓄する機能を有しており、所定の給紙機構によって備蓄した印刷用紙Pを1枚ずつ供給部32のコンベア321上に搬送する。
供給部32は、ストッカー部31から供給された印刷用紙Pを、図1中(−X)方向へ順次送り搬送されるテーブル10上に1枚ずつ供給する。なお、詳細は省略するが、供給部32は、印刷用紙Pをコンベア321により搬送し、テーブル10の移動方向の前方端に設けられたテーブル爪104(図6参照)まで印刷用紙Pが到達すると、所定のカム機構によりテーブル爪104が閉じてテーブル10に対して固定される。
なお、リニアモータ機構61の駆動によりテーブル10がさらに(−X)方向へ移動すると、テーブル10上の印刷用紙Pは、図示しないスクイジローラによりテーブル10に圧着されるとともに、テーブル10の下方に設けられた吸着ファン90の作用により吸着される。この状態で、印刷用紙Pは、画像記録部4の領域に搬送される。
[画像記録部4]
画像記録部4は、主に前処理剤塗布ヘッド41、4個の記録ヘッド42、5個のヒータ43およびスキャナ44を備える。画像記録部4は、テーブル移動機構2により一方向に走行移動するテーブル10の上面に吸着保持させた印刷用紙Pに対し、インクジェット方式で画像を記録する。
前処理剤塗布ヘッド41は、記録ヘッド42により画像を記録する前に、あらかじめ印刷用紙Pに透明な所定の前処理剤を塗布する。
記録ヘッド42は、ブラックインクを吐出する記録ヘッド421、シアンインクを吐出する記録ヘッド422、マゼンダインクを吐出する記録ヘッド423、イエローインクを吐出する記録ヘッド424とで構成される。これらの記録ヘッド42は、一方向に移動するテーブル10の上方にそれぞれ配設される。なお、記録ヘッド42は、テーブル10の移動方向と直交する方向(図1中、Y軸方向)に列設された多数のインクジェットノズルを備え、これらのインクジェットノズルから印刷用紙P上にインクを吐出して、画像を記録する。
5個のヒータ43は、それぞれプレヒート用のヒータ431、中間ヒート用のヒータ432,433,434、および、メインヒート用のヒータ435で構成される。これらのヒータ43は、印刷用紙Pに向けて熱風を吹き付けることによって、インクなどの液を乾燥させる構成となっている。
スキャナ44は、ライン状のCCDカメラを備え、記録された画像全体(またはその一部)を撮像する。撮像して得た画像データは、図示しないコンピュータなどからなる制御部に送られ、パッチの濃度測定などが実行される。
[排紙部5]
排紙部5は、所定の挟持機構により挟持されて搬送される印刷用紙Pをその外周部に巻回してテーブル10から分離する排紙胴51を備える。さらに、排紙部5は、排紙胴51から受け取った画像記録済みの印刷用紙Pを、ストッカー部に搬送する第1コンベア52および第2コンベア53と、排紙胴51から受け取った印刷用紙Pを、排紙テーブルに搬送する第3コンベア54および第4コンベア55と、搬送路の切替機構56とを備える。
図1および図2に示すように、排紙胴51は、円筒形の一部から構成され、軸511を中心に回転する。テーブル10の前方端が、排紙胴51の下方の位置まで移動すると、図示しないカム機構により、テーブル爪104が開放状態となる。さらに、テーブル10の移動と同期して排紙胴51が回転し、図示しないリンク機構により、排紙胴51の挟持機構にて印刷用紙Pが挟持される。これにより、排紙胴51に印刷用紙Pが巻回され、テーブル10から印刷用紙Pが分離される。
なお、吸着ファン90による排気量は、テーブル10が排紙部5付近に配置されたときには小さくなるように設定されている。このため、印刷用紙Pの先端をテーブル10から剥離するときには、吸着孔101による印刷用紙Pの吸着保持力が、適切に弱められるよう構成されている。
第1コンベア52は、一対の軸に巻回された複数のベルトを備える。この第1コンベア52では、排紙胴51搬送された印刷用紙Pがベルト上に載置されて搬送される。第1コンベア52におけるベルトの傾斜部分と対向する位置には、第1コンベア52により搬送される印刷用紙Pに向けて空気を吹き付けるファンが配置されており、印刷用紙Pを第1コンベア52のベルトにより確実に搬送することができる。
この第2コンベア53は、第1コンベア52により搬送された印刷用紙Pをその上方から吸着保持して搬送するためのものであり、一対の軸に巻回された複数(例えば4本)のベルトを備える。
なお、第2コンベア53は、チャンバーにベルトが巻回された構造を有する。当該チャンバーの下面を構成する平板には、多数のスリットが形成されている。また、ベルトにも多数の孔部が形成されており、当該孔部とスリットとが互いに対応する位置にある。したがって、ベルトに挟まれたチャンバー内を減圧することにより、スリットおよび孔部を介して、印刷用紙Pを上方から吸着搬送することができる。
印刷用紙Pの先端が第2コンベア53における搬送方向の下流側に到達したタイミングでベルトに挟まれたチャンバー内の減圧を停止することにより、印刷用紙Pの吸着保持が解除される。そして、この領域において、印刷用紙Pは、その搬送方向と直交する方向(Y軸方向)の中央部付近に向けて空気吹き付け管から空気が吹き付けられる。これにより、印刷用紙Pは、その中央部を中心に二つ折り状態になってストッカー部(図示せず)に落下する。
第3コンベア54は、一対の軸に巻回された複数のベルトを備える。この第3コンベア54においては、第1コンベア52のベルト上に載置されて搬送され、後述の搬送路の切替機構56により第3コンベア54側に変向された印刷用紙Pが、ベルト上に載置されて搬送される。第3コンベア54におけるベルトと対向する上方の位置には、第3コンベア54により搬送される印刷用紙Pに向けて空気を吹き付けるファンが配設されており、印刷用紙Pを第3コンベア54のベルトによって確実に搬送することができる。
この第4コンベア55は、一対の軸に巻回された複数のベルトを備える。この第4コンベア55においては、第3コンベア54のベルト上に載置されて搬送された印刷用紙Pが、ベルト上に載置されて搬送される。第4コンベア55におけるベルトと対向する上方の位置には、第4コンベア55により搬送される印刷用紙Pに向けて空気を吹き付けるファンが配設されており、印刷用紙Pを第4コンベア55のベルトによって、確実に搬送することができる。
切替機構56は、所定の軸を中心に揺動する案内板561を備え、案内板561が、上側の位置に配置された場合、第1コンベア52のベルトにより搬送される印刷用紙Pは、第2コンベア53に搬送される。一方、案内板561が下側の位置に配置された場合、第1コンベア52のベルトにより搬送される印刷用紙Pは、第3コンベア54に搬送される。
以上のような構成において、テーブル10上の印刷用紙Pは、排紙胴51の作用によりテーブル10から分離され、排紙胴51の外周部に巻回されて第1コンベア52に搬送される。そして、この印刷用紙Pは、第1コンベア52の上部に載置されて搬送された後、第2コンベア53でその上面より吸着保持されて搬送される。そして、当該印刷用紙Pは、ストッカー部の上方でその吸着保持が解除されるとともに、その搬送方向と直交する方向の中央部付近に向けて空気吹き付け管から空気を吹き付けられる。これにより、印刷用紙Pは、その中央部を中心に二つ折り状態になってストッカー部に落下し回収される。
また、印刷が終了した印刷用紙Pを目視で確認する場合には、第1コンベア52上に配置された切替機構56により、第1コンベア52により搬送されている印刷用紙Pを第3コンベア54方向に案内する。この印刷用紙Pは、第3コンベア54および第4コンベア55の上部に載置されて搬送された後、排紙テーブル上に排出される。
<1.2. 効果>
本実施の形態における画像記録装置1では、画像記録部4により画像の記録を行うときに、無端状搬送機構20からリニアモータ機構61に切替えてテーブル10を搬送するため、テーブル10の搬送精度を高めることができるため、高速かつ高精度な画像記録を実現することができる。
また、画像記録装置1では、テーブル10とテーブル10との間の位置に、カバー部材11を設けることで、画像記録部4の記録ヘッド42から、インク吐出により発生するインクミストや、予期せずに漏出したインクが、テーブル10間を通過して下方に落下することを防止することができる。これにより、インク付着によるリニアモータ機構61のエンコーダの検出不良や駆動エラーの発生など、動作が不安定となることを効果的に抑制できる。
また、各テーブル10間をカバー部材11で覆うことにより、ヒータ43から放出される熱風を遮断することが可能となるため、リニアモータ機構61の駆動の不安定化や、リニアスケールの伸縮などによる位置精度不良の発生を効果的に抑制することができる。
また、画像記録装置1では、所定の周回軌道に沿って複数のテーブル10が移動するときの各テーブル10間の距離に応じて、カバー部材11が伸縮する。これにより、各テーブル10間に比較的大きな隙間を生じさせることないため、インク(インクミストを含む。)や熱に対して、リニアモータ機構61などの駆動部を効果的に保護することができる。
<2. 変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
例えば、上記実施の形態における画像記録装置1では、複数の板状部材11a,11b,11cを互いにスライド移動させることにより長さ幅が変化するカバー部材11によって、各テーブル10間の隙間を覆うと説明したが、カバー部材11の構成は、これに限られるものではない。カバー部材11を、例えば、巻き取り機構を備えたいわゆるロールスクリーン型のカバー部材や、蛇腹形状を有する伸縮可能なカバー部材とすることも妨げられない。また、伸縮可能な樹脂性部材(例えばゴムなど)を各テーブル10間に設けることによって、テーブル10間の隙間を覆う構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、リニアモータ機構61によって、テーブル10を搬送した状態で、印刷用紙Pに画像記録を行うとしているが、リニアモータ機構61の代わりに、ボールネジを利用した直動機構を設けることによって、テーブル10の搬送を行う構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、ヒータ43により熱風を吹き付けることにより、インクなどの液を乾燥させる構成としていたが、これに限られるものではなく、例えばUR/UV硬化装置により熱を付加することで、インクを硬化させる構成としてもよい。
また、上記実施形態および各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
本発明に係る実施の形態における画像記録装置の概略を示す側面図である。 図1に示す画像記録装置の画像記録部を取り除いて示す斜視図である。 テーブル移動機構の要部を示す縦断面図である。 リニアガイドのレールおよびチェーンと、テーブルとの連結関係を示す部分側面図である。 リニアガイドのレールおよびチェーンとテーブルとの連結関係を示す部分拡大図である。 リニアガイドのレールおよびチェーンとテーブルとの連結関係を示す部分斜視図である。 第2連結機構による連結および開放動作を説明するための図である。 第2連結機構による連結および開放動作を説明するための図である。 第2連結機構による連結および開放動作を説明するための図である。 第2連結機構による連結および開放動作を説明するための図である。 4個のリニアモータ機構の可動子により10個のテーブルを移動させる様子を示すタイムテーブルである。 カバー部材の表側を示す斜視図である。 図12に示すカバー部材の裏側を示す斜視図である。 図12に示すカバー部材を収縮させた状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 画像記録装置
10 テーブル
102 連結板
103 Vブロック
11 カバー部材
11a,11b,11c 板状部材
111a,111b 収納部
111c サイド部
2 テーブル移動機構
20 無端状搬送機構
21 レール
22 チェーン
221 連結ピン
23 連結部
24 受け部
26 スプロケット
3 給紙部
4 画像記録部
42 記録ヘッド
5 排紙部
61 リニアモータ機構
65 固定子
66 可動子

Claims (6)

  1. 記録媒体上に画像を記録する画像記録装置であって、
    表面に記録媒体を保持する複数のテーブルと、
    前記複数のテーブルを、各テーブル間に所定の間隔を設けつつ、所定の周回軌道に沿って搬送する搬送機構と、
    前記各テーブル間の位置に配置され、前記複数のテーブルとともに移動するカバー部材と、
    前記複数のテーブルに保持された記録媒体に向けてインクを吐出することによって、前記記録媒体に画像を記録する記録ヘッドと、
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  2. 請求項1に記載の画像記録装置であって、
    前記カバー部材は、前記複数のテーブルの移動方向に沿って伸縮可能であることを特徴とする画像記録装置。
  3. 請求項2に記載の画像記録装置であって、
    前記カバー部材は、
    複数の板状部材と、
    前記複数の板状部材を前記移動方向に沿って互いにスライド移動させるスライド機構と、
    を含むことを特徴とする画像記録装置。
  4. 請求項2または3に記載の画像記録装置であって、
    前記カバー部材は、
    前記移動方向に沿って伸張したときの最大長さが前記移動方向に沿って収縮したときの最小長さの2倍以上であることを特徴とする画像記録装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像記録装置であって、
    前記搬送機構は、
    一対のローラ部材と、前記一対のローラ部材を回転駆動する駆動機構と、前記一対のローラ部材に巻回された無端状の索体とを有する無端搬送機構と、
    前記複数のテーブルのそれぞれを前記無端状の索体に対応する軌跡に沿って移動可能に案内するガイド機構と、
    を含むことを特徴とする画像記録装置。
  6. 請求項5に記載の画像記録装置であって、
    前記搬送手段は、
    前記複数のテーブルに連結可能な可動子と、前記可動子を前記複数のテーブルの移動軌跡に沿って移動させる固定子とを有するリニアモータ機構、
    をさらに含み、
    前記記録ヘッドは、前記複数のテーブルのうちの前記可動子に連結されて移動するテーブルに保持された記録媒体に向けて、インクを吐出することを特徴とする画像記録装置。
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