JP2009279896A - プリンタ及びプリンタ用プラテン - Google Patents

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Abstract

【課題】媒体の種類や環境によらず、プラテンへの吸引によって媒体のスムーズな搬送が阻害されることがなく、媒体とインクジェットヘッドとの間隔を一定に保つことのできるプリンタを提供する。
【解決手段】媒体を搬送する媒体搬送機構と、媒体に画像を形成する画像形成機構と、画像形成機構による画像形成領域において媒体を吸引する吸引孔を有するプラテンと、プラテン上に配置されたネット状部材と、を備え、媒体はネット状部材を介してプラテンに吸引される。
【選択図】図2

Description

本発明は、プリンタ、特に、搬送される媒体を吸引保持するプラテンを備えたインクジェットプリンタに関する。
インクジェットプリンタは、インクジェットヘッドが備えるノズルから吐出されるインクを媒体に付着又は浸透させることによって画像を形成するものであって、比較的低コストでカラー画像を得られることから広く用いられている。インクジェットプリンタでは、安定した画質を実現するためには、ノズルと媒体との距離が所定の範囲内にあることが望ましい。一方、画像が形成される媒体は、搬送機構によって搬送されるが、搬送精度、インク浸透後の媒体の波打ち、媒体自体の特性その他の要因により、所望の搬送範囲内を正しく搬送されない場合がある。このため、ノズルと媒体との距離が所定範囲を超えて、例えば、媒体がノズルに接近してしまい、これにより、媒体上におけるインクの到達位置のずれ、媒体とノズルとの接触などの問題が発生して、形成された画像の品質の低下につながるおそれがあった。
このような問題を解消するために、媒体上にインクを吐出する画像形成領域において、吸引孔を備えたプラテンを配置したインクジェットプリンタが提供されている。このインクジェットプリンタでは、吸引孔を用いて媒体をプラテンに吸引することによって、媒体とノズルとの距離を所定範囲内に収めることとしている。
また、インクや媒体の種類によっては、媒体上のインクの乾燥を促すために、画像形成後の搬送路にヒータを設けたインクジェットプリンタがある。ヒータを設けることにより、画像形成後直ちに媒体を扱うことができるようになるとともに、媒体の収縮を制御でき、高い品質の画像を提供することができる。
特開2004−122554号公報
しかしながら、吸引孔を用いて媒体をプラテンに吸引すると、媒体の種類や環境によっては、次のような問題が発生するおそれがある。すなわち、腰の弱い媒体又は弾性の低い媒体では、吸引孔に強く吸引されてしまうため、搬送が困難となり画像形成を継続できない。また、気密性の低い媒体では、媒体とインクジェットヘッドとの間の空気をも吸引してしまうため、吐出されたインクの弾道を変えてしまい、これにより画像品質を低下させるおそれがある。さらに、軟性の媒体を用いた場合、吸引孔付近が凹状に変形してしまうため、媒体上のインク到達位置がずれたり、到達後定着前のインクが媒体上で流動してしまう可能性がある。また、プラテン又はその前後で、媒体の温度又は周囲の温度を低下させると、吸引孔により強く吸引されやすい。
一方、ヒータを設けたインクジェットプリンタでは、ヒータのオン状態とオフ状態とで温度差が大きいと、吸引孔に媒体が強く吸引されてしまって、搬送が困難となるおそれがある。また、ヒータを高温とすると、ヒータ自体はもちろん、ヒータの周囲も高温となるため、インクジェットプリンタの取り扱いに制約が生じる場合がある。近年は、画像形成の高速化が求められており、これに対応するためにヒータ温度をより高温にしたプリンタが増えている。このようなプリンタでは、媒体が強く吸引される現象が顕著に現れやすい。
そこで本発明は、媒体の種類や環境によらず、プラテンへの吸引によって媒体のスムーズな搬送が阻害されることがなく、媒体とインクジェットヘッドとの間隔を一定に保つことのできるプリンタを提供することを目的とする。また、本発明の目的は、ヒータによる媒体の加熱を行うとともに、プリンタの使用者がヒータで加熱された部位に直接触れることのないプリンタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のプリンタにおいては、媒体を搬送する媒体搬送機構と、媒体に画像を形成する画像形成機構と、画像形成機構による画像形成領域において媒体を吸引する吸引孔を有するプラテンと、プラテン上に配置されたネット状部材と、を備え、媒体はネット状部材を介してプラテンに吸引されることを特徴としている。
プラテン上に配置されるネット状部材は、プラテンに対して、媒体の搬送方向の両端で取り付けられることが好ましい。
プラテンは、媒体の搬送方向の両端に取付部を備え、ネット状部材を介して取付部に押さえ部材を取り付けることによってネット状部材をプラテン上に配置するとよい。
プラテンの取付部は、プラテンにおいて、搬送方向に直交する方向に渡って設けられた凹部であり、押さえ部材は、凹部に脱着可能に嵌合される棒状部材であることが好ましい。
ネット状部材はポリエチレンを含む材料で形成するとよい。
本発明のプリンタは、画像が形成された媒体を加熱する加熱機構を備えることが好ましい。
媒体を搬送する媒体搬送機構は、媒体をプラテン上へ案内する給送側ガイドと、プラテン上の媒体を排出方向へ案内する排出側ガイドと、を備え、給送側ガイド及び排出側ガイドのうち少なくとも排出側ガイド上にネット状部材を配置していることが実際的である。これは、排出側ガイドが、給送側ガイド及びプラテンよりも、ヒータによって高温にされているためである。
媒体を排出方向へ案内する排紙側ガイドは、媒体及び加熱機構から離間して配置されたガイド部材を備えるとよい。
プラテンは、プラテン固定部材において搬送方向に沿って設けた複数のねじ孔にねじをそれぞれ螺合することにより固定され、複数のねじ孔の一つは、軸直交断面形状が正円であり、それ以外のねじ孔の軸直交断面は搬送方向に直交する方向に延びる長円であることが好ましい。
給送側ガイド及び排紙側ガイドの少なくとも一方は、ガイド固定部材において搬送方向に沿って設けた複数のねじ孔にねじをそれぞれ螺合することにより固定され、複数のねじ孔の一つは、軸直交断面形状が正円であり、それ以外のねじ孔の軸直交断面は搬送方向に延びる長円であるとよい。
媒体に画像を形成する画像形成機構は、媒体に対してインクを吐出するインクジェットヘッドとすることができる。
本発明に係るプリンタ用プラテンは、搬送される媒体上に画像を形成するプリンタの画像形成領域において媒体を吸引する吸引孔を有するプラテンであって、プラテン上に配置されたネット状部材を介して媒体を吸引することを特徴としている。
本発明によると、媒体の種類やプラテン周囲の環境が変わったとしても、インクジェットヘッドとの間隔を一定に保ちつつ媒体をスムーズに搬送することができ、これにより、安定した品質の画像を提供することができる。また、ヒータを用いて媒体に到達したインクを迅速に乾燥させることにより画像形成速度を高めることができるとともに、プリンタの使用者又はプリンタの周辺物がヒータによって加熱される部位に触れることを防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態に係るプリンタについて図面を参照しつつ詳しく説明する。
本実施形態は、本発明をインクジェットプリンタに適用した場合の実施形態を示すものであるが、媒体を加熱する機能を有するものであれば、インクジェットプリンタ以外のプリンタ、例えばサーマルプリンタ、電子写真式プリンタ、にも適用することができる。
本実施形態に係るインクジェットプリンタ10は、図1、図2、又は図3に示すように、媒体搬送機構20と、画像形成機構としてのインクジェットヘッド30と、プラテン40と、ネット状部材としてのネット50、51、52と、を備える。ここで、図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ10の構成を示す、媒体排出側上方から見た斜視図である。図2は、媒体の搬送経路に関連する構成を示す側面図である。また、図3は、媒体の搬送経路に関連する構成を示す斜視図である。なお、図3においては、ネット50の図示は省略している。
以下に、各部材の詳細な構成について説明する。
媒体搬送機構20は、印刷対象となる図示しない媒体を、インクジェットヘッド30とプラテン40との間の画像形成領域へ給送するとともに、インクジェットヘッド30によって印刷された媒体を排出する。ここで、媒体とは、インクジェットヘッドによる印刷の対象であって、例えば、紙、布、プラスチックシートを含む。
媒体搬送機構20は、媒体をプラテン40上へ案内する湾曲板状の給送側ガイド21と、画像形成後の媒体をプラテン40から離れる方向へ案内する湾曲板状の排出側ガイド22と、を備える。媒体は、給送側ガイド21により図2、図3に示す給送方向F1に沿って搬送され、排出側ガイド22により図2、図3に示す排出方向F2に沿って搬送される。給送側ガイド21は、例えば鉄で構成すると剛性を高めることができる。排出側ガイド22は、例えばアルミニウムで構成すると軽量化可能となり、輸送、梱包などの場面で容易に取り外すことができる。また、媒体の搬送方向は、プラテン40の上流では給送方向F1であり、プラテン40の下流では排出方向F2となる。
媒体は、例えばロール状である場合は、給送側ガイド21よりも搬送方向上流側に配置された不図示の供給部から供給され、排出側ガイド22よりも下流側に配置された不図示の巻き取り部で巻き取られる。供給部、巻き取り部、及び、給送側ガイド21とプラテン40との間に配置したテンションローラ23により、媒体には所定の張力がかかる。
排出側ガイド22の下方には裏板18が配置されている。裏板18は、排出側ガイド22と同じ熱膨張係数を備えた材料で形成することが好ましく、熱による伸縮によるゆがみを防止でき、裏板18を配置することによりヒータ62の下部に空間を形成して、熱が逃げることを防いでいる。また、裏板18と排出側ガイド22との間に断熱材を介在させると裏板18に熱が伝わりにくくなり、排出側ガイド22の熱を保持することができる。
図4は、図2のIV部分の拡大図である。図4に示すように、排出側ガイド22には、排出側ガイド22の上面を覆うようにネット52が取り付けられている。また、排出側ガイド22の下面に沿うように、媒体を加熱する加熱機構としてのヒータ62が配置されている。同様に、給送側ガイド21には、給送側ガイド21の上面を覆うようにネット51が取り付けられるとともに、給送側ガイド21の下面に沿うように、媒体を加熱する加熱機構としてのヒータ61が配置されている。
ヒータ61、62は、例えばアルミニウムの箔状体上にヒータ線を所定形状に引き回したものを、例えば両面テープによって、給送側ガイド21又は排出側ガイド22に固定している。ヒータ61、62は、複数に分割して、それぞれに対応したサーミスタを備えるようにすると、サーミスタに接続された図示しない制御器による温度制御が可能となる。また、ヒータ61、62を分割する場合は、その境界線を媒体の搬送方向に対して傾斜させると、媒体上において、搬送方向に沿った温度むらを低減できる。また、インクジェットプリンタ10がスタンバイ状態、すなわち、画像形成又は搬送を行っていない状態では、ヒータ61、62のヒータ線への電力供給を停止し、又は、画像形成開始時の立ち上がり時間を考慮した温度で維持することが好ましい。なお、ヒータ61、62に用いるヒータ線は、公知のものであるため詳細な説明は省略する。
図2に示すインクジェットヘッド30は、下方にインクを吐出するノズルを所定数備え、媒体搬送機構20によって給送された媒体に対してインクを吐出する。インクは、印刷する画像に応じた一又は二以上のノズルから吐出される。媒体上には、インクの吐出と媒体の搬送を繰り返すことにより、所望の画像が形成される。なお、インクジェットヘッド30の構成については、その詳細な説明は省略する。
プラテン40は、長板状をなし、例えばアルミニウムの押出加工で形成する。図5に示すように、その幅方向Wが媒体の搬送方向に平行になるように、インクジェットヘッド30の下方に配置される。ここで、図5は、プラテン40、給送側ガイド21、排出側ガイド22、及びその周辺の構成を示す、媒体の排出側上方から見た斜視図である。プラテン40には、複数の吸引孔41が形成されている。この吸引孔41は、プラテン40を厚さ方向に貫通して設けられ、インクジェットプリンタ10の本体12(図1)内に設けた、図示しない吸引装置の動作により、吸引孔41内を負圧とすることにより、プラテン40上を搬送される媒体を吸引することができる。吸引孔41は、任意の形状、配置とすることができるが、媒体の幅は、規格化されているものもあり、あらかじめ想定される複数の媒体の幅付近の位置に、吸引孔41をほかの場所より配置を密集させた密集配置孔とすることが好ましい。
また、プラテン40においては、その下面に形成した複数の溝部48(図7)に線状のヒータがそれぞれ配置されている。
排出側ガイド22の上方には、媒体から離間した位置において、プラテン40の長手方向Lに平行になるように、ガイド部材として、棒状のガイドバー66が配置されている。このガイドバー66を設けたことにより、プリンタの使用者又はプリンタの周辺物が、媒体、排出側ガイド22の表面、又はネット52の表面の高温部に触れることを防ぐことができる。このため、ヒータ62による乾燥中の媒体に使用者等が接触して媒体を汚すことを防ぐことができ、さらに、使用者等が、高温になった、媒体、ヒータ62、及び、その周辺雰囲気に接触する可能性を小さくすることができる。
また、排出側ガイド22の下流側には、媒体を冷却するための冷却ファンユニット67が設けられている。この冷却ファンユニット67は、ファンによって周辺の空気を媒体に当てるものであって、ヒータ62によって加熱された媒体に付着、浸透したインクの溶剤成分を除去する。
つづいて、図6から図8を参照して、ネット50、51、52の取付構造について説明する。図6は、給送側ガイド21、プラテン40、及び排出側ガイド22の構成を示す斜視図である。図7及び図8は、プラテン40とネット50の構成を示す拡大斜視図である。図7は、プラテン40の凹部42、43に押さえ部材44、45を嵌合してネット50を保持した状態を示す。図8は、図7の状態からさらにプラテン40に押さえ板46を取り付けた状態を示す。
ネット50、51、52は、プラテン40、給送側ガイド21、又は排出側ガイド22上に一定の張力を維持しつつ取付可能な材質で構成することが好ましく、例えばプラスチックで構成するとよく、さらに、耐溶剤性及び高温・高湿度下において伸縮しづらいものが好ましい。このような性質を備えた材料としては、例えばポリエチレン、EPDM(エチレンプロピレンジエンターポリマー)を挙げることができる。ネット50、51、52の耐溶剤性は、少なくとも、インクジェットヘッド30から吐出されるインクに用いる溶剤によって形態が変わらないような性質を含む。
さらに、ネット50、51、52は、媒体との摩擦抵抗が小さい材料で構成することが好ましい。これにより、ネット50、51、52上を媒体がスムーズに搬送されるため、所望位置にインクを付着させることができ、高い品質の画像を得ることができる。
図6、図7、又は図8に示すように、プラテン40の上面にはネット50が密着配置されている。プラテン40の幅方向Wの両端には、プラテン40の長手方向に延びるように、取付部としての二本の凹部42、43がそれぞれ形成されている。プラテン40がインクジェットプリンタ10内に配置された状態で言えば、凹部42、43は、プラテン40において、媒体の搬送方向両端に、搬送方向に直交する方向に渡って、それぞれ形成されている。
ネット50は、凹部42、43と、凹部42、43の内部形状にほぼ一致する棒状の押さえ部材44、45と、によって挟持される。具体的には、所定の張力を維持しつつネット50の両端部を凹部42、43内にそれぞれ収容保持した状態で、凹部42、43に押さえ部材44、45を脱着可能にそれぞれ嵌合することによって、ネット50をプラテン40上に配置する。押さえ部材44、45は、嵌合された凹部42、43内に保持されるような弾性を備えた材料で構成することが好ましく、例えばゴムで構成することができ、さらに、耐溶剤性を備え、高温・高湿度下において弾性の変化が少ないものが好ましい。ネット50、51、52の耐溶剤性は、少なくとも、インクジェットヘッド30から吐出されるインクに用いる溶剤によって形態が変わらないような性質を含む。
さらに、図8に示すように、ネット50は、プラテン40の長手方向の両端部において、押さえ板46とプラテン40との間にそれぞれ挟持される。押さえ板46は、インクジェットヘッド30による画像形成領域外に配置され、プラテン40に対してねじ47によって脱着可能に取り付けられる。
図6に示すように、給送側ガイド21のプラテン40側の裏面には爪状の複数のネット係止部24が設けられている。また、給送側ガイド21のプラテン40から遠い側の裏面には、媒体の搬送範囲を避けた位置に、面状ファスナ25が固定されている。一方、ネット51においては、給送側ガイド21のプラテン40側端部に対応する端部には、ネット係止部24に対応する位置に図示しない切り欠き部が設けられ、反対側の端部には、面状ファスナ25に対応するように図示しない面状ファスナが設けられている。このような構成において、給送側ガイド21の複数のネット係止部24にネット51の切り欠き部をそれぞれ係止し、ネット51に所定の張力を与えつつ給送側ガイド21の面状ファスナ25にネット51の面状ファスナと付着させることにより、給送側ガイド21の上面にネット51を密着配置する。
排出側ガイド22のプラテン40側の上面には図示しない複数の挿通孔が形成されている。また、排出側ガイド22のプラテン40から遠い側の裏面には、媒体の搬送範囲を避けた位置に、面状ファスナ26が固定されている。一方、ネット52においては、排出側ガイド22のプラテン40側端部に対応する端部には、排出側ガイド22に設けた挿通孔に対応する位置に図示しない複数の取り付け孔が設けられ、反対側の端部には、面状ファスナ26に対応するように図示しない面状ファスナが設けられている。
このような構成において、排出側ガイド22の複数の挿通孔にネット52の複数の取り付け孔をそれぞれ合わせた状態で、ネット52上に、ガイド固定部材としての固定板27を配置する。固定板27には、排出側ガイド22の複数の挿通孔及びネット52の複数の取り付け孔に対応した位置に複数のねじ孔28が設けられており、これらのねじ孔28に複数のねじをそれぞれ螺合することにより、ネット52のプラテン40側の端部を排出側ガイド22に固定する。ねじ孔28に螺合するねじは、頂部側に大径部、先端部に小径部を備えた、段付きナットとともに用いる。このねじ及び段付きナットは、鉄製のものが好ましい。
固定板27のねじ孔28に挿入されたねじは、先端が、インクジェットプリンタ10の本体12に設けたねじ孔に螺合し、これにより、排出側ガイド22は本体12に固定される。複数のねじ孔28は、長板状の固定板27の厚さ方向直交断面を、中央のねじ孔では正円、それ以外のねじ孔では、固定板27の長手方向に長い長円としている。これにより、ヒータ62からの熱で固定板27が膨張したとしても、固定板27、ネット52、排出側ガイド22、及び本体12の固定状態を確実に維持することができる。
固定板27により一端が固定されたネット52は、所定の張力を与えつつ排出側ガイド22の面状ファスナ26にネット52の面状ファスナを付着させることにより、排出側ガイド22の上面に密着配置される。
本実施形態では、プラテン40、給送側ガイド21、及び排出側ガイド22上にネット50、ネット51、52をそれぞれ配置したが、ネット50のみを設け、又は、プラテン40及びネット52のみを設けても良い。別言すると、給送側ガイド21及び排出側ガイド22については、少なくとも排出側ガイド22上にネット52を配置することが好ましい。
次に、図9から図14を参照して、プラテン40の本体12側への固定構造について説明する。図9は、プラテン40、プラテン固定部材としてのプラテンポスト70、及びフレーム80の配置を示した、プラテンポスト70をプラテン40の幅方向に沿って縦に切断した断面図である。図10は、プラテン40、プラテンポスト70、及びフレーム80の配置を示した側面図である。図11は、フレーム80上におけるプラテンポスト70の配置を示す、上方から見た斜視図である。
図9、図10に示すように、プラテン40は、下方に配置された複数のプラテンポスト70の上面73に対して、複数のねじ71を用いて固定されている。ねじ71は段付きねじが好ましく、皿ばねを併用することによって、プラテン40をプラテンポスト70に対して確実に固定することができる。ねじ71及び皿ばねは鉄製であることが好ましい。
複数のプラテンポスト70は、その下方に配置されたフレーム80の上壁83に対して、ねじ81、82を用いて固定されている。プラテンポスト70及びフレーム80は、例えばアルミニウムで構成する。図11に示すように、複数のプラテンポスト70は、プラテン40の幅方向Wに直交するフレーム80の長手方向L80に配置され、好ましくは等間隔に配置されている。また、フレーム80は本体12側に固定されている。
図12に示すように、プラテンポスト70の基部72の上面73には、長手方向において等間隔に複数のねじ孔74が配置されている。ねじ孔74にはねじ71が螺合される。また、プラテンポスト70の基部72の下部には、ねじ81を螺合するためのねじ孔75が設けられている。さらに、基部72から延びる脚部76には、ねじ82を螺合するねじ孔77が形成されている。ここで、図12は、プラテンポスト70の構成を示す、上方から見た斜視図である。
フレーム80上に配置される複数のプラテンポスト70は、互いに同一の形状を備えている。プラテン40は、プラテンポスト70に皿ばねを介してねじ71で固定されている。プラテン40のねじ孔の内径は、ねじ71の外径よりも大きくしており、例えば正円、長円とすることができる。プラテン40の歪みは、皿ばねの撓みと遊びによって、プラテンポスト70へ影響を及ぼさないようにしている。ヒータ61、62による熱でフレーム80又はプラテンポスト70が収縮してもフレーム80上にプラテンポスト70を確実に保持することができる。
プラテンポスト70の上面73上には、図13に示すように、上面73の形状に沿ってスペーサ90が配置される。このスペーサ90には、ねじ孔74に対応する位置に貫通孔94が設けられている。スペーサ90は、図示しない爪部を備え、この爪部をプラテンポスト70の図示しない係合部に係合することによりプラテンポスト70に固定する。スペーサ90は、プラテン40とプラテンポスト70との間隔を調整することができるだけでなく、樹脂で成形するとプラテンポスト70及びフレーム80とプラテン40とを断熱し、プラテン40の熱がほかの部分へ伝わるのを防止できる。したがって、画像形成領域の温度変化を抑えることができ、安定した画像品質を確保できる。ここで、図13は、プラテンポスト70上にスペーサを配置した状態を示す、上方から見た斜視図である。
図14に示すように、スペーサ90が載置されたプラテンポスト70は、ねじ81、82を用いてフレーム80の上壁83に固定される。ここで、図14は、プラテンポスト70とフレーム80との関係を示した、上方から見た斜視図である。
以下に本実施形態の変形例について説明する。
ネット50は、凹部42、43に押さえ部材44、45を嵌合することによって固定していたが、これ以外の手段、例えば、ねじ、面状ファスナ、両面テープを用いて固定しても良い。
ネット51は、ネット係止部24及び面状ファスナ25を用いて両端を固定していたが、両端を面状ファスナで固定しても良い。また、これら以外の手段、例えば、ねじ、両面テープを用いて固定しても良い。
ネット52は、固定板27及び面状ファスナ26を用いて両端を固定していたが、両端を面状ファスナ又は固定板で固定しても良い。また、これら以外の手段、例えば、ねじ、両面テープを用いて固定しても良い。
上述の実施形態では長板状のプラテン40を用いたが、本発明は、円筒状又はドラム状のプラテンを用いることもできる。
また、棒状のガイド部材66に代えて、板状やネット状のガイド部材とすることもできる。
以上のように構成されたことから、上記実施形態によれば、次の効果を奏する。
(1)プラテン40上にネット50を配置したことにより、媒体搬送中の摩擦抵抗が低減するため、安定して媒体を搬送でき、これにより一定の画像品質を確保することができる。
(2)媒体の種類やプラテン40の周囲の温度環境が変わったとしても、インクジェットヘッド30との間隔を一定に保ちつつ媒体をスムーズに搬送することができ、これにより、安定した品質の画像を提供することができる。
(3)ヒータ61、62を用いて、媒体に到達したインクを迅速に乾燥させることにより画像形成速度を高めることができる。
(4)プリンタの使用者又はインクジェットプリンタ10の周辺物がヒータ62によって加熱される部位に触れることを防ぐことができる。
(5)媒体の搬送速度が速い場合には、媒体の乾燥を確実にするために、ヒータ62の温度を上げる必要がある。この場合には、画像形成領域も高温化するが、プラテン40上にネット50を配置しているため、媒体が高温のプラテン40に接触することがない。
(6)従来のインクジェットプリンタのようにプラテンに溝を掘ったり、プラテン表面を塗装することなく、低コストで、媒体とプラテン40との摩擦抵抗を低減することができる。
(7)ネットが汚れたり、破損した場合は、容易に交換することができるため、媒体の汚れを防ぐことができる。
(8)プラテン40に設けられたねじ孔は、ねじ止めするためのねじ孔形状を、ねじに対して余裕のあるように、正円と長円の組み合わせとしていることにより、高温下でプラテン40が熱によって歪みを生じたとしても、これを吸収することができるため、安定した画像を得ることができる。さらに、プラテン40とプラテンポスト70間で応力が生じないため、プラテン40の平坦度を保つことができる。
(9)排出側ガイド22を固定するためのねじ孔の形状を正円と長円の組み合わせとしているため、高温下で熱によって歪みを生じたとしても、部品間の応力の発生を防止できるため、極端な変形を防止でき、画像形成後の媒体を確実に案内することができる。
(10)プラテン40上にネット50を配置したことにより、媒体がプラテン40に吸着されて搬送されなくなることがなくなったため、媒体の種類に応じて吸引力を細かく制御する必要がない。したがって、制御に要する回路、媒体の種類の入力作業などが不要となることから、インクジェットプリンタ10の製造コストを低減することができるとともに、作業を簡易化することができる。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
以上のように、本発明に係るプリンタ及びプリンタ用プラテンは、インクジェットヘッドから媒体に対してインクを吐出して画像を形成するインクジェットプリンタに有用であり、特に、高速に画像を形成するために高温で媒体を加熱するインクジェットプリンタに適している。
本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタの構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る媒体の搬送経路に関連する構成を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る媒体の搬送経路に関連する構成を示す斜視図である。 図2のIV部分の拡大図である。 本発明の実施形態に係るプラテン、給送側ガイド、排出側ガイド、及びその周辺の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る給送側ガイド、プラテン、及び排出側ガイドの構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るプラテンとネットの構成を示す拡大斜視図であって、プラテンの凹部に押さえ部材を嵌合してネットを保持した状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るプラテンとネットの構成を示す拡大斜視図であって、図7の状態からさらにプラテンに押さえ板を取り付けた状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るプラテン、プラテンポスト、及びフレームの配置を示した、プラテンポストをプラテンの幅方向に沿って縦に切断した断面図である。 本発明の実施形態に係るプラテン、プラテンポスト、及びフレームの配置を示した側面図である。 本発明の実施形態に係るフレーム上におけるプラテンポストの配置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るプラテンポストの構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るプラテンポスト上にスペーサを配置した状態を示す、上方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るプラテンポストとフレームとの関係を示した斜視図である。
符号の説明
10 インクジェットプリンタ
12 本体
18 裏板
20 媒体搬送機構
21 給送側ガイド
22 排出側ガイド
23 テンションローラ
24 ネット係止部
25、26 面状ファスナ
27 固定板(ガイド固定部材)
28 ねじ孔
30 インクジェットヘッド(画像形成機構)
40 プラテン
41 吸引孔
42、43 凹部(取付部)
44、45 押さえ部材
46 押さえ板
47 ねじ
50、51、52 ネット(ネット状部材)
61、62 ヒータ(加熱機構)
66 ガイドバー(ガイド部材)
67 冷却ファンユニット
70 プラテンポスト(プラテン固定部材)
71 ねじ
72 基部
73 上面
74、75 ねじ孔
76 脚部
77 ねじ孔
80 フレーム
81、82 ねじ
83 上壁
90 スペーサ
94 貫通孔

Claims (12)

  1. 媒体を搬送する媒体搬送機構と、
    前記媒体に画像を形成する画像形成機構と、
    前記画像形成機構による画像形成領域において前記媒体を吸引する吸引孔を有するプラテンと、
    前記プラテン上に配置されたネット状部材と、
    を備え、
    前記媒体は前記ネット状部材を介して前記プラテンに吸引されることを特徴とするプリンタ。
  2. 前記ネット状部材は、前記プラテンに対して、前記媒体の搬送方向の両端で取り付けられる請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記プラテンは、前記媒体の搬送方向の両端に取付部を備え、
    前記ネット状部材を介して前記取付部に押さえ部材を取り付けることによって前記ネット状部材を前記プラテン上に配置する請求項2に記載のプリンタ。
  4. 前記取付部は、前記プラテンにおいて、前記搬送方向に直交する方向に渡って設けられた凹部であり、前記押さえ部材は、前記凹部に脱着可能に嵌合される棒状部材である請求項3に記載のプリンタ。
  5. 前記ネット状部材はポリエチレンを含む請求項4に記載のプリンタ。
  6. 前記画像が形成された前記媒体を加熱する加熱機構を備える請求項5に記載のプリンタ。
  7. 前記媒体搬送機構は、前記媒体を前記プラテン上へ案内する給送側ガイドと、前記プラテン上の前記媒体を排出方向へ案内する排出側ガイドと、を備え、前記給送側ガイド及び前記排出側ガイドのうち少なくとも前記排出側ガイド上にネット状部材を配置している請求項6に記載のプリンタ。
  8. 前記排紙側ガイドは、前記媒体及び前記加熱機構から離間して配置されたガイド部材を備える請求項7に記載のプリンタ。
  9. 前記プラテンは、プラテン固定部材において前記搬送方向に沿って設けた複数のねじ孔にねじをそれぞれ螺合することにより固定され、前記複数のねじ孔の一つは、軸直交断面形状が正円であり、それ以外のねじ孔の軸直交断面は前記搬送方向に直交する方向に延びる長円である請求項8に記載のプリンタ。
  10. 前記給送側ガイド及び前記排紙側ガイドの少なくとも一方は、ガイド固定部材において前記搬送方向に沿って設けた複数のねじ孔にねじをそれぞれ螺合することにより固定され、前記複数のねじ孔の一つは、軸直交断面形状が正円であり、それ以外のねじ孔の軸直交断面は前記搬送方向に延びる長円である請求項9に記載のプリンタ。
  11. 前記画像形成機構は、前記媒体に対してインクを吐出するインクジェットヘッドを備える請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のプリンタ。
  12. 搬送される媒体上に画像を形成するプリンタの画像形成領域において前記媒体を吸引する吸引孔を有するプラテンであって、
    前記プラテン上に配置された前記ネット状部材を介して前記媒体を吸引することを特徴とするプリンタ用プラテン。
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