JP2009279175A - 媒体位置判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁界などの強弱に影響を受けることなく遊技用のチップなどの媒体が遊技台のどの位置に載置されているのかを的確に読み取ることができるようにする。
【解決手段】複数の交差領域121において検出された遊技チップ71は(ステップS6のY)、遊技チップ71が検出された複数の交差領域121の各中心部を結ぶラインの中間を仮の中心座標とする(ステップS7)。そして、仮の中心座標間の距離が遊技チップ71の直径より小さいかを判断する(ステップS8)。仮の中心座標間の距離が遊技チップ71の直径より小さい複数の遊技チップ71については、当該複数の遊技チップ71の仮の中心座標を結ぶラインの中間の位置にそれぞれ置かれていると判断し(ステップS9)、そうでない各遊技チップ71については、それぞれその仮の中心座標位置に別々に置かれていると判断する(ステップS10)。
【選択図】図18

Description

本発明は、遊技に使用する媒体位置判定装置に関する。
特許文献1〜3には、X側送信アンテナ及びY側送信アンテナで電波を発信させると、XYのクロスポイントにおけるテーブルに垂直なフラックス(flux)により電波を発生させて、当該クロスポイント上のテーブルに載置されたチップに設けられた無線ICタグのIDを読み取り、この読取りはベット部ごとに順次行う技術について開示されている。
特開2004‐195156号公報 特開2004‐105321号公報 特開2004‐102953号公報
カジノなどで使用されるルーレット、ブラックジャックその他の遊技では、ベット用のボード上に遊技用のチップをベットして遊技を行う。このチップには無線ICタグが設けられていて、ベット用のボードに設けられたアンテナから磁界を発生させて当該無線ICタグ読み取るようにしている。そして、この読取りは、ベット用のボード上の複数の領域について順次実行され、どのチップがベット用のボード上のどの領域にベットされているかを判定することができる。
しかしながら、アンテナから発生させる磁界は同心円状のループを描いて戻ってくる。そして、磁力が弱すぎる場合には磁界のループが届かないために、同一の領域に積み上げられている複数枚のチップの無線ICタグのうち、上部に位置しているものについては無線ICタグの情報を読み取れない恐れがある。一方、磁力が強すぎる場合には、磁界のループが隣接する他の領域にも強い影響を与え、当該隣接する領域に位置しているチップの無線ICタグまで読み取ってしまう恐れがある。そして、このような磁界の強弱により各チップについてボード上のどの領域に載置されているのかを的確に読み取ることができなくなる恐れがある。
本発明は、磁界などの強弱に影響を受けることなく遊技用のチップなどの媒体が遊技台のどの位置に載置されているのかを的確に読み取ることができるようにすることである。
(1)本発明は、遊技用の媒体が載置される遊技台と、前記遊技台上に形成されている複数の領域ごとに当該領域上に載置されている媒体をそれぞれ電磁的に読み取る読取手段と、前記読取手段の読取により前記各領域上に載置されている前記各媒体について当該各媒体を識別する識別情報を特定する識別情報特定手段と、前記識別情報特定手段による前記識別情報の特定により同一の前記媒体が複数の前記領域で特定されたときは当該複数の領域の中間位置を当該媒体の仮の位置として特定する仮位置特定手段と、前記仮位置特定手段で仮の位置を特定した複数の前記媒体については当該各媒体の互いの仮の位置間の距離に基づいて当該各媒体が別の位置にあるか同一の位置にあるかを判定する異同判定手段と、前記識別情報特定手段により同一の前記識別情報の前記媒体が特定の前記領域でのみ特定されたときは当該識別情報の前記媒体は当該領域の中心部に位置すると判定し、前記異同判定手段によりそれぞれ別の位置にあると判定した前記各媒体については前記仮位置特定手段により仮の位置として特定した位置にそれぞれ位置すると判定し、前記異同判定手段により同一の位置にあると判定した前記各媒体については前記仮位置特定手段により仮の位置として特定した各位置の中間の位置にいずれも位置すると判定する媒体位置判定手段と、を備えていることを特徴とする媒体位置判定装置である。
(2)この場合に、前記遊技台上に載置されている媒体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された媒体の一端から他端までの距離を算出して、この算出した距離に基づいて前記遊技媒体の中心座標を算出する撮像媒体算出手段と、をさらに備え、前記媒体位置判定手段は、位置を判定できなかった前記媒体については前記撮像媒体算出手段で算出した中心座標に位置すると判定する、ことを特徴とするようにしてもよい。
(1)の発明によれば、異なる複数の領域で読み取られた媒体については、当該複数の領域の中間位置を当該媒体の仮の位置として特定し、仮の位置を特定した複数の媒体については当該各媒体の互いの仮の位置間の距離に基づいて当該各媒体が別の位置にあるか同一の位置にあるかを、媒体の大きさとの兼ね合いで、仮の位置間の距離が近すぎるときは同一位置にあると判定でき、仮の位置間の距離が遠いときはそれぞれ別の位置にあると判定できるので、磁界などの強弱に影響を受けることなく媒体が遊技台のどの位置に載置されているのかを的確に読み取ることができる。
(2)の発明によれば、すべての媒体について適切に遊技台上の位置を特定することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、ルーレット盤の平面図である。図2は、遊技用ベット装置のベット用ボードの平面図である。図3は、ベット用ボードの一部拡大斜視図である。
ルーレット盤51及び遊技用ベット装置1は、例えばカジノホテル内のカジノなどで使用される。すなわち、遊技者は、ルーレット盤51に投入されたルーレット球61の出目位置を予想し、遊技用ベット装置1を使用して当該出目位置に対応するベット部位3に遊技チップ71をベットする各種遊技を行なう。
媒体位置判定装置となる遊技用ベット装置1は、その上面にルーレット盤51の出目位置に対応する複数のベット部位3(例えば、0,00,1,2,…,35,36の数字で区分けされた各スポット)が割り当てられた、遊技チップ71をベットするためのベット用ボード4を備えている。ベット用ボード4上の各ベット部位3は、枠5によって区切られたベット用ボード4の上面の各領域である。各遊技チップ71には、当該遊技チップ71に関する情報が記録された無線ICタグ72が設けられている。ルーレット盤51には、当該ルーレット盤51上におけるルーレット球61の出目位置や出目種類を検出する出目検出装置52が設けられている。また、ベット用ボード4には、ベット部位3に遊技チップ71がベットされた際に、無線ICタグ72に記録された遊技チップ71に関する情報を読み取ることによって当該遊技チップ71のベット位置及び掛け金の価値を検出するベット情報検出装置11(後述)を備えている。さらに、図示は省略するが、カジノ内にはルーレット盤51上におけるルーレット球61の位置と遊技チップ71のベット位置及び価値とに基づいて、当該遊技(ルーレットゲーム)の配当金を算出する配当金算出システム(後述)が用意されている。
無線ICタグ72に記録された遊技チップ71に関する情報には、当該遊技チップ71を特定する固有番号(遊技チップ71を識別する番号)、価値(1ドル、5ドル、10ドル等)や色、当該遊技チップ71を使用可能な場所(当該遊技チップ71が使用されるカジノを識別する情報)等の情報が含まれる。また、当該遊技チップ71には固有番号のみを記録し、他の情報はカジノ内の所定のサーバ装置に固有番号と関連付けて記憶しておき、無線ICタグ72から読取った固有番号に基づいて当該情報を検索するようにしても良い。
出目検出装置52は、ID読取装置から構成されている(詳細は図示せず)。このID読取装置は、X側スキャンドライバから互いに平行に延出したX側送信アンテナ及びX側受信アンテナと、Y側スキャンドライバから互いに平行に延出したY側送信アンテナ及びY側受信アンテナとを直交配置して構成されている。このID読取装置によれば、X側送信アンテナ及びY側送信アンテナからスキャン電波を発信させると、アンテナ相互のクロスポイント付近に読取用電波が立ち上がる。この読取用電波は、X側受信アンテナ及びY側受信アンテナで受信されるが、クロスポイント付近にルーレット球61あると、ルーレット球61の誘電体化に伴うインピーダンスの変化によって、受信状態に変化が生じる。この変化状態を検出することによって、ルーレット61の有無が判断される。
より詳細に説明すると、ルーレット盤51は、円形の回転体構造を成しており、その中心軸53に対して同心円状に合計38個のポケット54(図では一部のみを示す)が形成されている。各ポケット54には、ベット用ボード4に割り当てられた複数のベット部位3に対応した数字(例えば、0,00,1,2,…,35,36)が表示されている。ID読取装置のクロスポイントは、38個のポケット54にそれぞれ配置されており、ポケット54にルーレット球61が入ったとき、そのルーレット球61はいずれかのクロスポイント上に位置付けられる。上述した読取用電波は、遊技中は常時立ち上がった状態にあるため、あるクロスポイント上にルーレット球61が位置付けられると、そのポケット54の受信状態のみが変化する。この結果、ルーレット盤51の何処の位置(何処のポケット54)にルーレット球61が入ったのかを検出することができる。このとき検出されたデータは、カジノホテル内のPTS(プレーヤートラッキングシステム)サーバ(図示せず)に送られ、その履歴が一括管理される。
なお、ルーレット球61には、当該ルーレット球61を識別するルーレット球識別情報が記録された無線ICタグ(図示せず)が設けられている。この無線ICタグはルーレット球61に埋め込まれており、ルーレット球識別情報には、当該ルーレット球61の出所や使用可能な場所(当該ルーレット球61が使用可能なカジノ)、球の種類等の情報が含まれている。ルーレット球識別情報記録手段に記録されたルーレット球識別情報は、出目検出装置52のID読取装置によって読み取ることができる。そして、読み取られた情報に基づいて、使用できるルーレット球61と、そうでないものとの判別を行うことができる。このため、偽造されたルーレット球61を持ち込んで使用するといった不正行為や侵害行為などの発生を防止することが可能となる。
このような遊技システムにおいて、ルーレット盤51での遊技を希望する者は、証明カードを持ってカジノに入場する。この証明カードは、カジノホテルにチェックインした客に対しホテルフロントのカード発券機によって発行されるカードである。証明カードは、その客を特定するためのカードであり、その発行以降は、お客は当該カジノホテル内において当該証明カードを提示してチェックを受けることにより全ての施設の利用が可能となる。例えば、ホテル内のレストランやバーのレジでは、証明カードがカードリーダで読み取られることによって支払請求金額が当該カジノホテルのホテルサーバに当該客の識別情報と関連付けて蓄積され、客がカジノホテルをチェックアウトする際には全ての支払請求金額がホテルのフロントの端末に表示される。即ち、証明カードは、カジノホテル内でのさまざまな決済に使用するクレジットカードとしての機能を有している。
そして、客が証明カードを持ってカジノに入場した際、遊技チップ発行/精算機で所望枚数の遊技チップ71を入手し、ベット用ボード4に設けられた証明カード読み取り用の読取装置(図示せず)に証明カードをセットする。このとき、読取装置が証明カードの内容を読み取って、その客を特定し、遊技の参加者として認識する。読取装置による認識データは、前述のPTSサーバに送られ、現在のゲームにおける参加者として登録される。なお、証明カードの読取方式は、証明カードの記録方式(磁気記録、光記録)に応じて任意に設定(磁気的な読取方式、光学的な読取方式)することが可能である。
ルーレットゲームにおいては、まず、ディーラーがルーレット盤51を廻してルーレット球71をルーレット盤51内に投入する。この間、遊技の参加者は、手持ちの遊技チップ71をベット用ボード4の所望のベット部位3にベットする。図2の例では、ある参加者はコーナー(4,5,7,8)にベットし、別の参加者がストレート(9)にベットし、別の参加者がコラム(2to1)にベットしている。このとき、ベット情報検出装置11によって各参加者のベット位置と掛け金の価値(1ドル、5ドル、10ドル等の掛け金の金額)とが検出され、その検出結果がPTSサーバに送られ、その履歴が一括管理される。
その後、ルーレット盤51の回転が緩やかになって、ルーレット球61が入ったポケット54の出目が例えば「8」である場合、出目検出装置52によってルーレット球61の出目位置「8」が検出され、その検出結果がPTSサーバに送られ、その履歴が一括管理される。なお、このPTSサーバは、当該ルーレット盤51以外のルーレット盤や、スロットマシンなどの他の遊技機に関して履歴や様々なデータを一括管理するようにしてもよい。
カジノホテル内の集計・分析サーバ(図示せず)には、配当金算出システムが構築されており、ルーレット盤51上におけるルーレット球61の位置(前述の例では出目「8」)と遊技チップ71のベット位置及び掛け金の価値とに基づいて、当該遊技(ルーレットゲーム)の配当金が算出される。
次に、遊技用ベット装置1のベット情報検出装置11について詳細に説明する。
図4は、ベット情報検出装置11の読取装置12、制御装置14及び無線ICタグ72の電気的な接続のブロック図である。
制御装置14は、読取装置12に対して、磁界を発生させて無線ICタグ72に起電させるように、また、無線ICタグ72の記録している情報を読み取って当該データを送信するように命令する。
読取装置12は、複数のアンテナ(ループアンテナ)21と、送受信部22と、切替部23と、制御部24とを備えている。
制御部24は、制御装置14からの命令を受け取り、これに応じて送受信部22と切替部23とを駆動する。
送受信部22は、アンテナ21に通電して無線ICタグ72において起電させるための磁界を発生させる。すなわち、各アンテナ21を順次切替え、各アンテナ21について順番に磁界を発生させる。この磁界の発生と同時に、切替部23は、負荷変調された電波信号を送受信部22で復調することにより、無線ICタグ72の情報を読取る。
無線ICタグ72は、いわゆる磁界型の無線ICタグであり、メモリ73と、制御部74と、送受信部75と、アンテナ76とを備えている。メモリ73は、遊技チップ71を特定する固有番号(遊技チップ71を識別する番号)を記憶している記憶装置である。また、前述のとおり、価値(1ドル、5ドル、10ドル等)や色、当該遊技チップ71を使用可能な場所(当該遊技チップ71が使用されるカジノを識別する情報)等の情報を記憶していてもよい。制御部74は、読取装置12から受信したコマンド、リクエスト、命令などを解釈し、これに応答する動作を実行する。送受信部75は、変調部(図示せず)、復調部(図示せず)を有しており、読取装置12と交信を行うために信号の変調/復調を行う。アンテナ76は読取装置12からの磁界により送受信部75に給電すると共に、送受信部75からの変調された変調波を受け取り、これを読取装置12に受信させるよう、空中に放射する。
このように、ベット情報検出装置11は、無線ICタグ72の起電と、無線ICタグ72の情報の読み取りとを読取装置12のアンテナ21で行うようにしているが、これらを別々のアンテナで行なうようにしても良い。
次に、充電装置12の切替部23について説明する。
図5〜図7は、切替部23の構成を説明する回路図である。切替部23は、X側スキャンドライバ41とY側スキャンドライバ42とを備えている。X側スキャンドライバ41からは互いに平行な複数本のX側送信ライン43が延びている。また、Y側スキャンドライバ42からは互いに平行な複数本のY側送信ライン44が延びている。この複数本のX側送信ライン43と複数本のY側送信ライン44とは一方が縦方向、他方が横方向に延びて各所で交差している。そして、この各クロスポイントにはリレー回路45が設けられている。各リレー回路45は、そのコイル46の一端側がX側送信ライン43、他端側がY側送信ライン44に接続されている。コイル46のX側送信ライン43側にはダイオード48がX側送信ライン43側をカソード側、コイル46側をアノード側として介装されている。通常、各リレー回路45をオフにしておく場合は、各X側送信ライン43をHレベルに維持しておき、各Y側送信ライン44をLレベルに維持しておく。そして、いずれかのリレー回路45のスイッチ47をオンにしたいときは、所望のリレー回路45がそのクロスポイントにおいて接続されているX側送信ライン43をLレベルに切り替え、同様にそのクロスポイントにおいて接続されているY側送信ライン44をHレベルに切り替える。これによりコイル46に通電してスイッチ47が閉じる。
このような各リレー回路45は、図7に示すように、各アンテナ21にリレー回路45がそれぞれ1つ設けられている。すなわち、各アンテナ21において、1つのアンテナ21は1つのリレー回路45と直列に接続されていて、あるリレー回路45がオフであれば当該リレー回路45と直列接続されたアンテナ21は駆動せず、リレー回路45がオンになれば当該リレー回路45と直列接続されたアンテナ21が駆動する。このようなリレー回路45は高周波リレーである。
図8は、ベット用ボード4における各アンテナ21の配置の他の例を示す平面図である。この例では、(11)番、(12)番、(13)番、…と番号が付されている縦長の領域91と、(51)番、(52)番、(53)番、…と番号が付されている横長の領域92とが存在し、縦長の各領域91と横長の各領域92とは互いに交差している。縦長の各領域91に沿ってそれぞれ1つのアンテナ21が対応して配置され、また、横長の各領域92に沿ってそれぞれ1つのアンテナ21が対応して配置されている。よって、ある領域91のアンテナ21を駆動することにより、当該領域91上に配置されている遊技チップ71の無線ICタグ72を読み取ることができ、ある領域92のアンテナ21を駆動することにより、当該領域92上に配置されている遊技チップ71の無線ICタグ72を読み取ることができる。
この例では、例えば、最初に(11)番、(12)番、(13)番、…の順に縦長の領域91のアンテナ21を順次駆動し、次に、(51)番、(52)番、(53)番、…の順に横長の各領域92のアンテナ21を順次駆動する。例えば、(11)番の領域91に遊技チップ71が置かれているときは、当該領域91全体の遊技チップ71の無線ICタグ72を読み取ることになるが、後で(51)番、(52)番、(53)番、…のすべての横長の領域92についても同様の読み取り動作を行うので、縦長の領各域91の読み取り結果と横長の各領域92の読み取り結果とのアンドをとることにより、ある領域91とある領域92とが交差する領域に置かれた遊技チップ71の無線ICタグ72の読み取り結果を明らかにすることができる。
図9は、遊技用ベット装置1の電気的な接続のブロック図である。遊技用ベット装置1は、各種演算を行い、各部を集中的に制御するCPU101と、各種固定データや制御プログラムを格納したROM102と、CPU101の作業エリアとなるRAM103とがバス104で接続されている。また、バス104には、ベット情報検出装置11と、カジノホテル内の他のサーバ装置などと通信を行う通信インターフェイス(I/F)105とが接続されている。
次に、ROM102に格納されている制御プログラムに基づいてCPU101が実行する特徴的な処理について説明する。
図10は、ベット用ボード4上の一部の拡大平面図である。ベット用ボード4上はライン111により複数のベット部位3に仕切られている。遊技者は遊技チップ71をベット用ボード4上においてベットする。このとき、遊技チップ71をベットする場所としては、2本のライン111の交点上、1本のライン111の線上、及び、ライン111で囲まれているベット部位3の枠内の3つの場合があり、それぞれ異なった意味を持っている。
すなわち、図11に示すように、賭ける位置がα,β,γのいずれであるかに応じて賭ける対象が変わり、それに伴って配当も異なっている。αの位置は2本のライン111の交点上であり、この位置に遊技チップ71を置いた場合は当該交点の周囲の4つのベット部位3に跨って遊技チップ71を置いたことを示している。βの位置は1本のライン111の線上であり、当該ライン111の両側の2つのベット部位3に跨って賭けたことを示している。γの位置はベット部位3の枠内であり、当該1つのベット部位3に賭けたことを示している。
図12は、実際にベット用ボード4上に遊技チップ71が賭けられている様子の平面図である。遊技チップ71は複数枚が積み重ねられて同一場所に置かれうる。
ここで、Aのエリアには、2本のライン111の交点上、1本のライン111の線上、ベット部位3の枠内のいずれにおいても遊技チップ71が正しく置かれている。また、Bのエリアには2本のライン111の交点上、1本のライン111の線上、ベット部位3の枠内のいずれにおいても中心を外れて遊技チップ71が置かれている。
以下では、Aのエリア、Bのエリアのように遊技チップ71が置かれている場合について、各遊技チップ71がどのように読み取られるかについて説明する。
図13は、縦長の領域91、横長の領域92とベット部位3との配置関係を示す平面図である。図13において、遊技チップ71の配置は図12と対応している。この例では、縦長の領域91がa1〜a7まで用意され、横長の領域92がb1〜b7まで用意されている。a1〜a7の縦長の領域91、b1〜b7の横長の領域92にはそれぞれ前述のとおりアンテナ21が対応していて、各アンテナ21で順次遊技チップ71の読み取りを行ない、同一の遊技チップ71について縦長の領域91での検出と横長の領域92での検出とのアンドをとることにより、当該遊技チップ71が縦長の領域91と横長の各領域92との交差する交差領域121のいずれに位置するかを判断することができる。
そして、この例では、1つのベット部位3に対して少なくとも9つの交差領域121が対応していて、この9つの交差領域121は、それぞれ2本のライン111の交点上、1本のライン111の線上、ベット部位3の枠内(中央部)のそれぞれに対応しているので、その9つの交差領域121のいずれで遊技チップ71を検出したかにより、遊技チップ71が2本のライン111の交点上、1本のライン111の線上、ベット部位3の枠内(中央部)のいずれに位置しているかを判断することができる。
また、遊技チップ71を読み出したアンテナ21の位置と、各交差領域121との対応は、集計・分析サーバ(図示せず)上の所定のデータベース(図示せず)で照合することにより明らかとなり、読み取った遊技チップ71のIDに基づく掛け金の額、及び遊技結果に基づく各ベット部位3の配当から払い戻し額を決定することが可能になる。
最初に、Aのエリアの遊技チップ71の読み取りについて説明する。この場合は、遊技チップ71がほぼ特定の単一の交差領域121にのみ置かれており、同一の遊技チップ71については単一の交差領域121においてのみ検出される。すなわち、図12、図13の例では、a1の縦長の領域91のアンテナ21とb5の横長の領域92のアンテナ21とにより、これらの領域の交差領域121(以下、「(a1,b5)の交差領域121」のように表記する)でIDを特定できた遊技チップ71に関しては、2本のライン111の交線上にあるものと判断できる。そして(a1,b5)の交差領域121の周囲の交差領域121では同一の遊技チップ71の読み取りは行なわれない。同様に、(a3,b4)の交差領域121でIDを特定できた遊技チップ71に関しては、1本のライン111の上にあるものと判断できる。そして、(a3,b4)の交差領域121の周囲の交差領域121では同一の遊技チップ71の読み取りは行なわれない。さらに、(a2,b6)の交差領域121でIDを特定できた遊技チップ71に関しては、ベット部位3の中央部にあるものと判断できる。そして、(a2,b6)の交差領域121の周囲の交差領域121では同一の遊技チップ71の読み取りは行なわれない。
次に、Bのエリアの遊技チップ71の読み取りについて説明する。この場合は、遊技チップ71が互いに隣接する複数の交差領域121に跨って置かれており、同一の遊技チップ71が隣接する複数の交差領域121でそれぞれ検出される。
この場合は、同一のIDの遊技チップ71が互いに隣接する複数の交差領域121で検出されるので、当該遊技チップ71は隣接する複数の交差領域121に跨って配置されていると考えることが出来、同一の遊技チップ71が検出された2つの交差領域121の中間位置(両交差領域121の境界部)が当該遊技チップ71の中心位置と見ることが出来る。これは図13に示すB‐1の遊技チップ71に相当し、(a5,b2)の交差領域121、(a6,b2)の交差領域121のそれぞれで検出されるので、各遊技チップ71の中心は、(a5,b2)の交差領域121と、(a6,b2)の交差領域121との境界位置で、b2の横長の領域92の幅の半分の位置にあると考えることができる。なお、ベット情報検出装置11は、予め遊技チップ71の面積の半分がアンテナ21に掛った状態で、積み上げた状態の全遊技チップ71が読めるような強度の磁界を各アンテナ21から発生するように設定されている。
次に、B−2の状態の遊技チップ71の読み取りについて説明する。図14は図13のB-2の遊技チップ71を拡大表示したものであり、この場合ベット部3の枠の制限から偏った配置で複数の交差領域121に跨って遊技チップ71が賭けられている。従って、少しだけ積み上げられた遊技チップ71が乗っているだけの交差領域121では、積上げられた全遊技チップ71を読み取れない状況が発生する。
このときの読取の様子を図15に示す。図15において、横軸のa5,a6,…は縦長の領域91の番号を示し、縦軸のb3,b4,…は横長の領域92の番号を示している。よって、例えば、横軸のa5と縦軸のb4とが交差するエリアは(a5,b4)の交差領域121を示し、当該エリア内の1001,1002,1003,…などの数字は当該交差領域121において読み取られた遊技チップ71のID(チップ番号)を示している。
ここで、各遊技チップ71の仮の中心座標を求める。このときに複数の交差領域121で読み取られた各遊技チップ71の仮の中心座標はその読み取られた複数の交差領域121の各中心位置の間の位置とする。このようにして図15のような遊技チップ71の読み取りの結果から図16のような結果を得る。ここでは、各遊技チップ71の「チップ番号」ごとに、当該遊技チップ71の位置である「チップ位置」、その遊技チップ71の「仮の中心座標」をそれぞれ示している。チップ位置に例えば(a5&a6,b4)のように記載されているのは、(a5,b4)の交差領域121と(a6,b4)の交差領域121とで当該遊技チップ71が検出されたことを示し、この例における仮の中心座標は図17に図示している。
ここで、仮の中心座標のaとbとは横長の領域92の幅の半分の距離しか離れていないことから、横長の領域92の幅のほぼ1.5倍の直径を有する遊技チップ71を仮の中心座標のaが中心となるように積み上げ、同時に別の遊技チップ71を仮の中心座標のbが中心となるように積み上げることは不可能であることがわかる。よって、仮の中心座標のaの遊技チップ71とbの遊技チップ71とは同一の位置に積み上げられていると判断することができる。その場合は、中心座標のaの遊技チップ71とbの遊技チップ71とは同一グループであると判断し、図16では「同一グループ」の欄に仮の中心座標のaとbとが記載されている。このような判断は予め明らかである遊技チップ71の直径に比べて複数の遊技チップ71の仮の中心座標間の距離が短すぎるか否か、すなわち、複数の遊技チップ71の仮の中心座標間の距離が遊技チップ71の直径より短いか否かにより判断することができる。同様にして、中心座標のcの遊技チップ71とdの遊技チップ71とは同一グループであると判断することができる。これら同一グループにある各遊技チップ71の中心位置は、そのグループにある各遊技チップ71の仮の中心座標の平均値とすることができる。
よって、仮の中心座標がa,bの各位置となる全遊技チップ71はaとbの中間位置に積み上げられていると判断し、仮の中心座標がc,dの各位置となる全遊技チップ71はcとdの中間位置に積み上げられていると判断することができる。したがって、1001〜2004の各遊技チップ71については、同一のベット部位3の2箇所に置かれていると判断でき、かつ、当該ベット部位3の枠組内にあると判断できる。
図18は、図12以下を参照して説明した処理をCPU101が実行するときのフローチャートである。
すなわち、CPU101は、各縦長の領域91の各アンテナ21、各横長の領域92の各アンテナ21で順次遊技チップ71の読み取り動作を行って、各遊技チップ71のIDを特定し(ステップS1)、かかる処理がすべて終了したときは(ステップS2のY)、各縦長の領域91の読み取り結果と各横長の領域92の読み取り結果とのアンドをとることにより、各交差領域121において検出された遊技チップ71のIDを特定する(ステップS3)。
この結果、ある遊技チップ71が単一の交差領域121においてのみ検出されたときは(ステップS4)、その遊技チップ71については、その検出された交差領域121の中心部に置かれているものと判断する(ステップS5)。
一方、複数の交差領域121において検出された遊技チップ71については(ステップS6のY)、当該遊技チップ71が検出された複数の交差領域121の各中心部を結ぶラインの中間を仮の中心座標とする(ステップS7)。
そして、仮の中心座標を求めた遊技チップ71間について、仮の中心座標間の距離が遊技チップ71の直径より小さいかを判断する(ステップS8)。仮の中心座標間の距離が遊技チップ71の直径より小さいときは(ステップS8のY)、仮の中心座標間の距離が遊技チップ71の直径より小さい複数の遊技チップ71については、当該複数の遊技チップ71の仮の中心座標を結ぶラインの中間の位置にそれぞれ置かれていると判断し(ステップS9)、そうでない各遊技チップ71については、それぞれその仮の中心座標位置に別々に置かれていると判断する(ステップS10)。
以上の処理により全遊技チップ71について中心座標を特定したときは(ステップS11のY)、一連の処理を終了する。
また、中心座標を特定できない遊技チップがあったときは(ステップS12のY)、画像表示や音声などによりエラー表示・報知を行う(ステップS13)。
以上説明した遊技用ベット装置1によれば、異なる複数の交差領域121で読み取られた遊技チップ71については、当該複数の交差領域121の中間位置を当該遊技チップ71の仮の中心座標として特定し、仮の中心座標を特定した複数の遊技チップ71については当該各遊技チップ71の互いの仮の中心座標間の距離に基づいて当該各遊技チップ71が別の位置にあるか同一の位置にあるかを、遊技チップ71の大きさとの兼ね合いで、仮の中心座標間の距離が近すぎるときは同一位置にあると判定でき、仮の中心座標間の距離が遠いときはそれぞれ別の位置にあると判定できるので、アンテナ21の発する磁界の強弱に影響を受けることなく遊技チップ71がベット用ボード4上のどの位置に載置されているのかを的確に読み取ることができる。
また、図19に示すように、ベット用ボード4上の遊技チップ71を撮像する1又は複数台の撮像装置201を設け、図18の処理のほかに図20の処理も行うようにしてもよい。
すなわち、図20に示すように、撮像装置201でベット用ボード4上の遊技チップ71を撮像し(ステップS21)、この撮像データから各遊技チップ71における最長距離(遊技媒体の一端から他端までの距離。ここでは、円形の遊技チップ71の例であるため、遊技チップ71の直径)を算出し(ステップS22)、この最長距離から各遊技チップ71の中心座標を算出する(ステップS23)。
各遊技チップ71の最長距離の算出のためには、赤外線カメラで撮像した撮像データに基づいて算出する手段(例えば、特開平7‐167618号公報、特開平8‐86851号公報など参照)が知られている。また、ステレオカメラのステレオマッチング法、EMアルゴリズム、SVMを用いて撮像データから三角測量を用いて算出する手段(http://www.is.kochi-u.ac.jp/~honda/studentarc/03koike-pre.pdf、特開2004‐28811号公報など参照)も知られている。
このようにして各遊技チップ71の中心座標を求めれば、各交差領域121の座標は予め明らかであるので、各遊技チップ71がどの交差領域121のどの位置にあるかを知ることができる。
そこで、図18の処理、図20の処理を平行して行い、図18の処理において、中心座標を特定できない遊技チップ71があったときは(ステップS12のY)、当該遊技チップ71については図20の処理で求めた中心座標を適用するようにすればよい。
これにより、図18の処理のみでは中心座標を特定できなかった遊技チップ71についても中心座標を特定することができる。
なお、以上の説明では、ルーレット用の遊技用ベット装置1の例で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、また、遊技媒体の形状に限定されるものでなく、遊技台上にダイス、カード、駒、碁石などの媒体を置いて遊技するシックボー、カード、将棋、チェス、囲碁、五目並べなどの様々な遊技に適用することができ、遊技台上におけるダイス、カード、駒、碁石などの媒体の位置を的確に検出することができる。
ルーレット盤の平面図である。 本発明の一実施の形態である遊技用ベット装置のベット用ボードの平面図である。 ベット用ボードの一部拡大斜視図である。 ベット情報検出装置の読取装置、制御装置及び無線ICタグの電気的な接続のブロック図である。 切替部の構成を説明する回路図である。 切替部の構成を説明する回路図である。 切替部の構成を説明する回路図である。 ベット用ボードにおける各アンテナの配置の他の例を示す平面図である。 遊技用ベット装置の電気的な接続のブロック図である。 遊技用ベット装置が実行する処理を説明する説明図である。 遊技用ベット装置が実行する処理を説明する説明図である。 遊技用ベット装置が実行する処理を説明する説明図である。 遊技用ベット装置が実行する処理を説明する説明図である。 遊技用ベット装置が実行する処理を説明する説明図である。 遊技用ベット装置が実行する処理を説明する説明図である。 遊技用ベット装置が実行する処理を説明する説明図である。 遊技用ベット装置が実行する処理を説明する説明図である。 遊技用ベット装置が実行する処理を説明するフローチャートである。 別の実施の形態における遊技用ベット装置の電気的な接続のブロック図である。 遊技用ベット装置が実行する処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 遊技用ベット装置
3 ベット部
4 遊技用ベットボード
11 ベット情報検出装置
21 アンテナ
71 遊技チップ
91 縦長の領域
92 横長の領域
111 ライン
121 交差領域

Claims (2)

  1. 遊技用の媒体が載置される遊技台と、
    前記遊技台上に形成されている複数の領域ごとに当該領域上に載置されている媒体をそれぞれ電磁的に読み取る読取手段と、
    前記読取手段の読取により前記各領域上に載置されている前記各媒体について当該各媒体を識別する識別情報を特定する識別情報特定手段と、
    前記識別情報特定手段による前記識別情報の特定により同一の前記媒体が複数の前記領域で特定されたときは当該複数の領域の中間位置を当該媒体の仮の位置として特定する仮位置特定手段と、
    前記仮位置特定手段で仮の位置を特定した複数の前記媒体については当該各媒体の互いの仮の位置間の距離に基づいて当該各媒体が別の位置にあるか同一の位置にあるかを判定する異同判定手段と、
    前記識別情報特定手段により同一の前記識別情報の前記媒体が特定の前記領域でのみ特定されたときは当該識別情報の前記媒体は当該領域の中心部に位置すると判定し、前記異同判定手段によりそれぞれ別の位置にあると判定した前記各媒体については前記仮位置特定手段により仮の位置として特定した位置にそれぞれ位置すると判定し、前記異同判定手段により同一の位置にあると判定した前記各媒体については前記仮位置特定手段により仮の位置として特定した各位置の中間の位置にいずれも位置すると判定する媒体位置判定手段と、
    を備えていることを特徴とする媒体位置判定装置。
  2. 前記遊技台上に載置されている媒体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された媒体の一端から他端までの距離を算出して、この算出した距離に基づいて前記遊技媒体の中心座標を算出する撮像媒体算出手段と、
    をさらに備え、
    前記媒体位置判定手段は、位置を判定できなかった前記媒体については前記撮像媒体算出手段で算出した中心座標に位置すると判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の媒体位置判定装置。
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