JP2009277475A - 照明装置、液晶表示装置及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】点状光源の個数を削減と均一発光面の実現とを両立させることができる照明装置、液晶表示装置及び電子機器を提供する。
【解決手段】筐体11の底面部のLEDチップ30を補間する位置に拡散反射部材40を配設する。拡散反射部材40は、LEDチップ30と対向する対向面42が内側に凹んだ形状を成していると共に、筐体11の底面側から開口部側へ向けて断面積が小さくなるように構成されており、拡散反射部材40の筐体11の底面側から開口部側へ向かう方向での輪郭41は、当該拡散反射部材40の内側に凹んだ傾斜面を有している。
【選択図】図3
【解決手段】筐体11の底面部のLEDチップ30を補間する位置に拡散反射部材40を配設する。拡散反射部材40は、LEDチップ30と対向する対向面42が内側に凹んだ形状を成していると共に、筐体11の底面側から開口部側へ向けて断面積が小さくなるように構成されており、拡散反射部材40の筐体11の底面側から開口部側へ向かう方向での輪郭41は、当該拡散反射部材40の内側に凹んだ傾斜面を有している。
【選択図】図3
Description
本発明は、点状光源を有する照明装置、この照明装置を備えた液晶表示装置及び電子機器に関する。
液晶表示装置は、自分自身が発光する自発光素子ではなく、外部からの何らかの光によって映像を表示する受動型素子であるため、フロントライトや、バックライトなどの照明装置が用いられる。
液晶表示装置の照明装置としては、大別して、高輝度、高効率、大型化可能な直下(ダイレクト)方式と、小型、薄型、低消費電力であるエッジライト(サイドライト)方式との2種類がある。
液晶表示装置の照明装置としては、大別して、高輝度、高効率、大型化可能な直下(ダイレクト)方式と、小型、薄型、低消費電力であるエッジライト(サイドライト)方式との2種類がある。
直下型バックライトは、液晶パネルの背面に光源を並べ、直接光を利用することで高輝度、高効率な面光源を達成することができる。光源としては、一般的にLED等が用いられる。
光源としてLEDを適用した直下型バックライトでは、発光面の輝度ムラを防ぐために、一定間隔でかなりの数量のLEDを配置する必要があり、コストが嵩む。
光源としてLEDを適用した直下型バックライトでは、発光面の輝度ムラを防ぐために、一定間隔でかなりの数量のLEDを配置する必要があり、コストが嵩む。
一方、バックライト価格に対するLED価格を削減するために、単純にLEDの個数を減らすと、LEDとLEDとの間が広がるためにこの部分が暗くなり、輝度ムラが発生してしまう。
LEDの個数を削減して輝度ムラを改善するためには、液晶パネルとLEDとの間のギャップを広げたり、拡散板に印刷を追加し拡散板のヘイズを上げたりする手法が考えられるが、いずれも輝度が低下したりバックライトの厚さが増したりするなどのデメリットが生じてしまう。
LEDの個数を削減して輝度ムラを改善するためには、液晶パネルとLEDとの間のギャップを広げたり、拡散板に印刷を追加し拡散板のヘイズを上げたりする手法が考えられるが、いずれも輝度が低下したりバックライトの厚さが増したりするなどのデメリットが生じてしまう。
そこで、従来、点状光源と拡散板との間に第2の反射板を配置することで、バックライトの薄型化を図りつつ輝度ムラの発生を抑制するという面状光源装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数の光源ユニットの間に、点状光源(LED)を中心として外側に膨らむようなR形状の曲面部を有する仕切り部材を設けることで、当該曲面部の内面で光を反射させ、輝度ムラの発生を抑制するというバックライト装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−311353号公報
特開2006−243532号公報
また、複数の光源ユニットの間に、点状光源(LED)を中心として外側に膨らむようなR形状の曲面部を有する仕切り部材を設けることで、当該曲面部の内面で光を反射させ、輝度ムラの発生を抑制するというバックライト装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記各特許文献に記載の従来装置にあっては、点状光源の上方に第2の反射板を設けたり、光源ユニットの長手方向に沿って仕切り部材を配置したりしているだけであるため、点状光源の数量を減らした場合には高い輝度補間効果が得られないおそれがある。
そこで、本発明は、点状光源の個数を削減と均一発光面の実現とを両立させることができる照明装置、液晶表示装置及び電子機器を提供することを課題としている。
そこで、本発明は、点状光源の個数を削減と均一発光面の実現とを両立させることができる照明装置、液晶表示装置及び電子機器を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る照明装置は、面内に複数配列された点状光源と、複数の前記点状光源の間に該点状光源を補間するように配設され、前記点状光源から出射される光を拡散反射する拡散反射体と、を備えることを特徴としている。
このように、点状光源を補間する位置に配設した拡散反射体によって点状光源の光を拡散反射することで、拡散反射体を点状光源の代替の擬似光源とすることができ、輝度補間作用を得ることができる。したがって、点状光源の個数を削減してコストを削減しつつ、発光面の輝度ムラや照明装置の厚さを増すことを抑制することができる。
このように、点状光源を補間する位置に配設した拡散反射体によって点状光源の光を拡散反射することで、拡散反射体を点状光源の代替の擬似光源とすることができ、輝度補間作用を得ることができる。したがって、点状光源の個数を削減してコストを削減しつつ、発光面の輝度ムラや照明装置の厚さを増すことを抑制することができる。
また、本発明に係る照明装置は、上記において、前記拡散反射体の前記点状光源と対向する側の輪郭外形は、内側に凹んだ形状を成していることを特徴としている。
これにより、点状光源の光の拡散反射作用を高めることができ、点状光源の個数を削減したことに起因する輝度ムラの発生を抑制することができる。
また、本発明に係る照明装置は、上記において、前記拡散反射体は、高さ方向に向けて断面積が小さくなるように構成されていることを特徴としている。
これにより、点状光源の光の拡散反射作用を高めることができ、点状光源の個数を削減したことに起因する輝度ムラの発生を抑制することができる。
また、本発明に係る照明装置は、上記において、前記拡散反射体は、高さ方向に向けて断面積が小さくなるように構成されていることを特徴としている。
これにより、高い拡散反射作用を得ることができると共に、拡散反射体の前記開口部側端部を細くすることができるので、表示面において拡散反射体の形が見えてしまうなどの表示品位の低下を抑制することができる。
さらに、本発明に係る照明装置は、上記において、前記拡散反射体の高さ方向に向かう輪郭が、当該拡散反射体の内側に凹んだ傾斜面を有していることを特徴としている。
さらに、本発明に係る照明装置は、上記において、前記拡散反射体の高さ方向に向かう輪郭が、当該拡散反射体の内側に凹んだ傾斜面を有していることを特徴としている。
これにより、点状光源から発した光をより効果的に拡散することができる。そのため、複数色の光を混色して白色光を生成するような場合であっても、当該白色光の色ムラを抑制することができる。
また、本発明に係る照明装置は、上記において、前記点状光源が実装された底面からの前記拡散反射体の高さが、前記点状光源の前記底面からの高さより高く構成されており、前記拡散反射体の前記傾斜面は、前記底面からの高さ方向に向かって該底面側から順に第1の勾配と、該第1の勾配より大きい勾配を有した第2の勾配と、を備えていることを特徴としている。
また、本発明に係る照明装置は、上記において、前記点状光源が実装された底面からの前記拡散反射体の高さが、前記点状光源の前記底面からの高さより高く構成されており、前記拡散反射体の前記傾斜面は、前記底面からの高さ方向に向かって該底面側から順に第1の勾配と、該第1の勾配より大きい勾配を有した第2の勾配と、を備えていることを特徴としている。
このように、点状光源を拡散反射体の下方部に配置することで、LEDなどの指向性を有する点状光源からの光を、拡散反射体によって効果的に反射させることができる。また、拡散反射体の下方部を緩やかな傾斜とするので、点状光源の光を効果的に照明装置の出射面側に反射することができる。
さらに、本発明に係る照明装置は、上記において、前記点状光源はLEDで構成されていることを特徴としている。
さらに、本発明に係る照明装置は、上記において、前記点状光源はLEDで構成されていることを特徴としている。
このように、光源としてLED(発光ダイオード)を用いるので、一般的な光源としてのCFL(陰極蛍光ランプ)を用いる場合と比較して、光源ユニットの小型化を図ることができる。
また、本発明に係る液晶表示装置は、上記の何れか1つの照明装置と、前記照明装置により光が照射される液晶パネルとを備えることを特徴としている。
また、本発明に係る液晶表示装置は、上記の何れか1つの照明装置と、前記照明装置により光が照射される液晶パネルとを備えることを特徴としている。
これにより、コストを削減しつつ薄型化および表示品位の確保を実現した照明装置を搭載した液晶表示装置とすることができる。
さらにまた、本発明に係る電子機器は、上記液晶表示装置を備えることを特徴としている。
これにより、コストを削減しつつ薄型化および表示品位の確保を実現した照明装置を搭載した電子機器とすることができる。
さらにまた、本発明に係る電子機器は、上記液晶表示装置を備えることを特徴としている。
これにより、コストを削減しつつ薄型化および表示品位の確保を実現した照明装置を搭載した電子機器とすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の液晶表示装置を構成する液晶モジュール1の分解斜視図である。
この液晶モジュール1は、バックライト10と、液晶パネル20とを備え、液晶表示装置は、当該液晶モジュール1と、前記液晶パネル20を駆動するドライバIC及びその信号制御回路(図示せず)とを備える。
図1は、本実施形態の液晶表示装置を構成する液晶モジュール1の分解斜視図である。
この液晶モジュール1は、バックライト10と、液晶パネル20とを備え、液晶表示装置は、当該液晶モジュール1と、前記液晶パネル20を駆動するドライバIC及びその信号制御回路(図示せず)とを備える。
バックライト10は、液晶パネル20の背面に配置されて該液晶パネル20を照射するものであり、本実施形態では液晶パネルに光を照射する光源を液晶パネルの真下に配置した直下型バックライトを適用する。
この図1に示すように、バックライト10は、樹脂又は金属板からなり上面が開口された箱状に形成された筐体11を有し、筐体11の底面には、点状光源としてのLEDチップ30および後で詳述する拡散反射部材(拡散反射体)40が図示しない実装基板を介して配設されるようになっている。
この図1に示すように、バックライト10は、樹脂又は金属板からなり上面が開口された箱状に形成された筐体11を有し、筐体11の底面には、点状光源としてのLEDチップ30および後で詳述する拡散反射部材(拡散反射体)40が図示しない実装基板を介して配設されるようになっている。
そして、筐体11の上側には、拡散板12と、拡散シート13と、2枚のレンズシート14,15と、反射偏光シート16とがこの順番で配置される。また、ここでは図示しないが、筐体11の内壁には白色反射シート、或いは高反射処理された白色樹脂や金属反射板が配置されたり貼り付けられたりしている。
このような構成により、LEDチップ30から照射された光は、直接又は上記白色反射シート及び上記拡散反射部材40によって上方(液晶パネル20側)に反射され、拡散板12によって拡散される。このようにして導かれた光は、拡散シート13でさらに散乱されて均一にされると共に、レンズシート14,15、反射偏光シート16によって作用を受けて、これが液晶パネル20の背面に導かれる。
なお、拡散シート及びレンズシートは、液晶パネル20に充分な明るさを得られるのであれば、シートの枚数や重ねる順番もこれに限られるものではない。
液晶パネル20は、透明な絶縁性を有する材料、例えばガラス基板からなり、2枚の基板を所定の間隔で対向させ、表示領域外周をシール材で接着すると共に液晶を封入した構成となっている。
液晶パネル20は、透明な絶縁性を有する材料、例えばガラス基板からなり、2枚の基板を所定の間隔で対向させ、表示領域外周をシール材で接着すると共に液晶を封入した構成となっている。
この液晶パネル20は、図1に示すように、バックライト10の上側に配置される。
図2は、筐体11内部の構造を示す側断面図である。
LEDチップ30は、例えば赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色をそれぞれ発光する3種類のLEDにより構成されている。このとき、RGBの3色が混色して白色化されることになる。
図2は、筐体11内部の構造を示す側断面図である。
LEDチップ30は、例えば赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色をそれぞれ発光する3種類のLEDにより構成されている。このとき、RGBの3色が混色して白色化されることになる。
なお、ここではLEDチップ30をRGB3色のLEDにより構成する場合について説明したが、白色(擬似白色)タイプのLEDを適用することもできる。
また、筐体11の底面上には、LEDチップ30の光を拡散反射する拡散反射部材40が配設されている。拡散反射部材40としては、白色部材を用いるものとする。また、拡散反射部材40が配設される基板40aの表面には、筐体11の内壁と同様に白色反射シートが貼り付けられている。
また、筐体11の底面上には、LEDチップ30の光を拡散反射する拡散反射部材40が配設されている。拡散反射部材40としては、白色部材を用いるものとする。また、拡散反射部材40が配設される基板40aの表面には、筐体11の内壁と同様に白色反射シートが貼り付けられている。
拡散反射部材40の高さ(筐体11の底面上から拡散反射部材40の拡散板12側端部までの高さ)は、LEDチップ30の高さ(筐体11の底面上からLEDチップ30の拡散板側の表面までの高さ)より高く構成されている。
そして、拡散反射部材40は、筐体11の底面側(図2の下側)から開口部側(図2の上側)に向けて断面積が小さくなる形状となっており、筐体11の底面側から開口部側に向かう方向での輪郭41は、内側に凹んだ形状となっている。
そして、拡散反射部材40は、筐体11の底面側(図2の下側)から開口部側(図2の上側)に向けて断面積が小さくなる形状となっており、筐体11の底面側から開口部側に向かう方向での輪郭41は、内側に凹んだ形状となっている。
具体的には、拡散反射部材40の下方部(筐体11の底面上からLEDチップ30の高さまでの範囲)は、輪郭41が緩やかな勾配となっており、拡散反射部材40の上方部(LEDチップ30の表面から拡散反射部材40の拡散板12側端部までの範囲)は、輪郭41が下方部での勾配と比較して急勾配となっている。
このように、拡散反射部材40の高さ方向に向かう輪郭41は、当該拡散反射部材40の内側に凹んだ傾斜面を有している。なお、この傾斜面は曲面で構成することもできる。
このように、拡散反射部材40の高さ方向に向かう輪郭41は、当該拡散反射部材40の内側に凹んだ傾斜面を有している。なお、この傾斜面は曲面で構成することもできる。
図3は、LEDチップ30及び拡散反射部材40の配置例を示す図である。
この図3に示すように、LEDチップ30及び拡散反射部材40はアレイ状に配置されており、各行および各列において、LEDチップ30と拡散反射部材40とが交互に配置されている。言い換えると、拡散反射部材40は、各LEDチップ30を補間する位置に配置されている。
この図3に示すように、LEDチップ30及び拡散反射部材40はアレイ状に配置されており、各行および各列において、LEDチップ30と拡散反射部材40とが交互に配置されている。言い換えると、拡散反射部材40は、各LEDチップ30を補間する位置に配置されている。
すなわち、拡散反射部材40の四方にそれぞれLEDチップ30が配置されるようになっており、拡散反射部材40は、各LEDチップ30と対向する4つの対向面42を有することになる。ここで、拡散反射部材40の底面11側端部である4つの対向面42の輪郭外形は、内側に凹んだ曲線形状を成している。
ところで、直下型バックライトにおいて、バックライト発光面の輝度ムラ(明るい部分と暗い部分との輝度差)を防ぐためには、図4(a)に示すように、一定間隔でかなりの数量の発光素子(LED)130を配置する必要がある。図4(a)に示すようにLED130を配置した場合、図4(b)に示すように、発光面に輝度ムラは発生しないが、バックライト価格に対するLEDの価格はかなり高価なものとなってしまう。
LEDの価格を削減するためにはLEDの個数を減らせばよいが、図5(a)や図6(a)に示すように、単純にLEDの個数を減らすだけでは、LEDとLEDとの間隔が広がるため、図5(b)や図6(b)の符号αに示すように、LEDとLEDとの間の部分が暗くなり輝度ムラが発生してしまう。
LED個数を削減して輝度ムラを改善するためには、液晶パネルとLEDとの間のギャップを広げたり、拡散板に印刷を追加してヘイズを上げたりする手法が考えられるが、いずれも輝度が低下したりバックライトの厚さが増したりするなどのデメリットが生じてしまう。
LED個数を削減して輝度ムラを改善するためには、液晶パネルとLEDとの間のギャップを広げたり、拡散板に印刷を追加してヘイズを上げたりする手法が考えられるが、いずれも輝度が低下したりバックライトの厚さが増したりするなどのデメリットが生じてしまう。
一方、バックライトの薄型化を図りつつ輝度ムラの発生を抑制するために、点状光源と拡散板との間に第2の反射板を配置したり、複数の光源ユニットの間に、曲面部を有する仕切り部材を設けて当該曲面部の内面で光を反射させたりすることが考えられている。しかしながら、これらの場合、点状光源の上方に第2の反射板を設けたり、光源ユニットの長手方向に沿って仕切り部材を配置したりしているだけであるため、点状光源の数量を減らした場合には高い輝度補間効果が得られないおそれがある。
これに対して本実施形態では、図2および図3に示す形状の拡散反射部材40を、LEDチップ30を補間する位置に配設しているので、拡散反射部材40によって各LEDチップ30の光を拡散反射させることで、拡散反射部材40を、LEDチップ30を補間する位置に配設された擬似光源とすることができる。
したがって、光源の数量を減らしても、拡散反射部材40による輝度補間作用によって、光源を図4(a)に示すように一定間隔でかなりの数量を配置した場合と同等の状態とすることができ、図4(b)に示すように輝度ムラのない均一発光面とすることができる。
したがって、光源の数量を減らしても、拡散反射部材40による輝度補間作用によって、光源を図4(a)に示すように一定間隔でかなりの数量を配置した場合と同等の状態とすることができ、図4(b)に示すように輝度ムラのない均一発光面とすることができる。
このように、上記実施形態では、点状光源を補間する位置に拡散反射部材を配設するので、この拡散反射部材によって点状光源から発せられる光を拡散反射することで、拡散反射部材を点状光源の代替の擬似光源とすることができ、輝度補間作用を得ることができる。したがって、点状光源の個数を削減してコストを削減しつつ、発光面の輝度低下や輝度ムラ、照明装置の厚さUPを抑制することができる。
また、拡散反射部材における点状光源と対向する筐体底面側端部の輪郭外形を、内側に凹んだ形状とするので、点状光源の光の拡散反射作用を高めることができ、点状光源の個数を削減したことに起因する輝度ムラの発生を抑制することができる。
さらに、拡散反射部材を、筐体の底面側から開口部側へ向けて(高さ方向に向けて)断面積が小さくなるように構成するので、高い拡散反射作用を得ることができると共に、拡散反射部材の前記開口部側端部を細くすることができるので、表示面において拡散反射部材の形が見えてしまうなどの表示品位の低下を抑制することができる。
さらに、拡散反射部材を、筐体の底面側から開口部側へ向けて(高さ方向に向けて)断面積が小さくなるように構成するので、高い拡散反射作用を得ることができると共に、拡散反射部材の前記開口部側端部を細くすることができるので、表示面において拡散反射部材の形が見えてしまうなどの表示品位の低下を抑制することができる。
また、拡散反射部材の筐体の底面側から開口部側へ向かう方向(高さ方向)での輪郭を、拡散反射部材の内側に凹んだ形状とするので、点状光源の光をより効果的に拡散反射することができる。そのため、RGB3色の光を混色して白色光を生成するLEDチップを用いた場合であっても、当該白色光の色ムラを抑制することができる。
またこのとき、拡散反射部材の筐体底面からの高さを点状光源の筐体底面からの高さより高く構成することで、点状光源を拡散反射部材の下方部に配置するので、LEDなどの指向性を有する点状光源からの光を、拡散反射部材によって効果的に反射させることができる。さらに、拡散反射部材の下方部を緩やかな傾斜とするので、点状光源の光を効果的に照明装置の出射面側に反射させることができる。
また、点状光源としてLEDを適用するので、一般的な光源としてのCFL(陰極蛍光ランプ)を用いる場合と比較して、照明装置の小型化を図ることができる。
また、点状光源としてLEDを適用するので、一般的な光源としてのCFL(陰極蛍光ランプ)を用いる場合と比較して、照明装置の小型化を図ることができる。
なお、上記実施形態においては、図3に示すように、各行および各列において、LEDチップ30と拡散反射部材40とを交互に配置する場合について説明したが、拡散反射部材40がLEDチップ30を補間する位置に配置されていればよく、例えば、LEDチップ30をハニカム構造に配置し、6つのLEDチップの中心に拡散反射部材40を配置することもできる。
さらに、上記実施形態においては、拡散反射部材40を図2および図3に示す形状とする場合について説明したが、例えば、拡散反射部材40の四方に4つのLEDチップ30が配設されている場合、拡散反射部材40の形状を四角錐とすることもできる。
また、上記実施形態においては、点状光源としてLEDを適用する場合について説明したが、電球等にも本発明を適用することができる。
さらに、上記実施形態においては、本発明に係る照明装置を液晶表示装置のバックライトに適用する場合について説明したが、サイドライトやフロントライトに適用することもできる。
また、上記実施形態においては、点状光源としてLEDを適用する場合について説明したが、電球等にも本発明を適用することができる。
さらに、上記実施形態においては、本発明に係る照明装置を液晶表示装置のバックライトに適用する場合について説明したが、サイドライトやフロントライトに適用することもできる。
次に、上述した液晶表示装置を適用した電子機器について説明する。
図7は、上述した液晶表示装置を適用した液晶テレビ200の構成を示す斜視図である。
図7は、上述した液晶表示装置を適用した液晶テレビ200の構成を示す斜視図である。
この図7に示すように、液晶テレビ200には、上述した液晶表示装置を備える液晶表示部210が設けられている。この液晶表示部210は、輝度ムラ等がなく表示品位の高いものとなる。
なお、当該液晶表示装置が適用される電子機器としては、図7に示す液晶テレビの他にも、ノートパソコン等、各種電子機器が挙げられる。
なお、当該液晶表示装置が適用される電子機器としては、図7に示す液晶テレビの他にも、ノートパソコン等、各種電子機器が挙げられる。
1…液晶モジュール、10…バックライト、20…液晶パネル、11…筐体、12…拡散板、13…拡散シート、14,15…レンズシート、16…反射偏光シート、30…LEDチップ、40…拡散反射部材、41…(拡散反射部材の)輪郭、42…対向面、200…液晶テレビ
Claims (8)
- 面内に複数配列された点状光源と、
複数の前記点状光源の間に該点状光源を補間するように配設され、前記点状光源から出射される光を拡散反射する拡散反射体と、
を備えることを特徴とする照明装置。 - 前記拡散反射体の前記点状光源と対向する側の輪郭外形は、内側に凹んだ形状を成していることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記拡散反射体は、高さ方向に向けて断面積が小さくなるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
- 前記拡散反射体の高さ方向に向かう輪郭が、当該拡散反射体の内側に凹んだ傾斜面を有していることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
- 前記点状光源が実装された底面からの前記拡散反射体の高さが、前記点状光源の前記底面からの高さより高く構成されており、
前記拡散反射体の前記傾斜面は、前記底面からの高さ方向に向かって該底面側から順に第1の勾配と、該第1の勾配より大きい勾配を有した第2の勾配と、を備えていることを特徴とする請求項4に記載の照明装置。 - 前記点状光源はLEDで構成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の照明装置。
- 前記請求項1乃至6の何れか1項に記載の照明装置と、前記照明装置により光が照射される液晶パネルとを備えることを特徴とする液晶表示装置。
- 前記請求項7に記載の液晶表示装置を備える電子機器。
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