JP2009277017A - 基板設計システム、基板設計プログラム及び部品抽出プログラム - Google Patents

基板設計システム、基板設計プログラム及び部品抽出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】使用シンボルリストデータの作成に要する手数や時間を低減する。
【解決手段】部品表データの各部品番号について、当該部品番号に対応づけられた前記部品表データの型名と同じ型名がシンボル登録リストデータに存在する場合には、当該型名に対応づけられた前記シンボル登録リストデータのシンボル名を自動的に割り当てる(S14)とともに、当該部品番号に対応づけられた前記部品表データの型名と同じ型名が前記シンボル登録リストデータ(図7参照)に存在しない場合には、操作者によって入力部7により入力されたシンボル名を割り当てることによって、使用シンボルリストデータを作成して、使用シンボルリストデータ記憶部に記憶させる。
【選択図】図10

Description

本発明は、基板設計CADを用いて基板設計を行う基板設計システム及び基板設計プログラム、並びにこれに用いることができる部品抽出プログラムに関するものである。
一般的に、回路設計CADによって、各種の電子部品の機能を表現した回路図用シンボルで回路図が作成される。そして、基板設計CADによって、回路設計CADにより作成された回路図の機能を実現する基板を作製するために必要なデータ(実装する部品の位置、配線パターンなど)としての基板製造用データが作成される(例えば、下記特許文献1の図5)。
基板設計CADでは、部品の基板設計用シンボルが用いられる。1つの基板設計用シンボルは、基板製造に必要な部品に関するデータ(例えば、フットプリントデータ、外形形状、シルク形状など)をまとめたものである。各基板設計用シンボルにはシンボル名が対応づけられ、基板設計用シンボルと該基板設計用シンボルに対応づけられたシンボル名が、シンボルデータとして、シンボルデータベースに保存されている。
回路設計CADで作成された回路図の機能を実現する基板を基板設計CADにより設計するには、回路設計CADから出力されたデータから基板設計CADに適したデータを得て、このデータを基板設計用CADへ供給する必要がある。回路設計CADからは、使用する部品の部品番号と型名を記した部品表、及び、各部品間の接続情報を記した回路図ネットリストが、出力される。回路設計CADから出力されたこれらの情報に基づいて、基板設計で使用する部品の部品番号とシンボル名との対応情報である使用シンボルリストデータ、及び、各部品間の接続情報を、使用する基板設計CADの種類に応じたフォーマットで作成し、これを基板設計CADに供給する。
従来は、前記使用シンボルリストデータは、基板設計者が、回路設計CADからの部品表の各部品番号について、当該部品番号に対応づけられた部品表の型名を参照しながら、シンボルデータベースに保存されている基板設計用シンボルのうちから当該型名の部品に適した基板設計用シンボルを選択して、その選択した基板設計用シンボルのシンボル名を当該部品番号に割り当てることで、作成されていた。このとき、シンボルデータベースに保存されている基板設計用シンボルのうちに、当該部品番号に対応づけられた型名の部品に適した基板設計用シンボルが存在しない場合には、基板設計者は、新規に基板設計用シンボルを作成してシンボルデータベースに保存させた後に、その基板設計用シンボルのシンボル名を当該部品番号に割り当てていた。
このように、使用シンボルリストデータは、基板設計者が自身の判断により、部品表の各部品番号についてシンボル名を割り当てることによって、作成されている。万一、基板設計者の過誤等によってシンボル名の割り当てに誤りがあると、基板設計CADにより設計された基板は不良となってしまう。そこで、従来は、安全のために、作成された使用シンボルリストデータの各部品番号について、割り当てられたシンボル名の基板設計用シンボルが、当該部品番号に対応づけられている型名に対して適切であるか否かが、第三者によってチェックされ、第三者によって適切であると確認されてから、基板設計CADから基板製造用データを出力させている。
特開平7−141417号公報
しかしながら、前述した従来技術では、基板設計者が部品表の全ての部品番号について基板設計用シンボルのシンボル名をそれぞれ割り当てることで、使用シンボルリストデータが作成されていたので、使用シンボルリストデータの作成に著しく手数と時間を要していた。
また、前述した従来技術では、第三者が、基板設計者により作成された使用シンボルリストデータの全ての部品番号について、割り当てられたシンボル名の基板設計用シンボルが当該部品番号に対応づけられている型名に対して適切であるか否かを、いちいちチェックしなければならなかったので、そのチェックに著しく手数と時間を要していた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、使用シンボルリストデータの作成に要する手数や時間を低減することができる基板設計システム及び基板設計プログラムを提供することを目的とする。
また、本発明は、使用シンボルリストデータの作成に要する手数や時間を低減することができるとともに使用シンボルリストデータのチェックに要する手数や時間を低減することができる基板設計システム及び基板設計プログラム、並びに、これに用いることができる部品抽出プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の第1の態様による基板設計システムは、(i)基板に使用される部品の部品番号と該部品番号に対応づけられた部品の型名とを含む部品表データを記憶する部品表データ記憶手段と、(ii)前記基板に使用される部品の部品番号と該部品番号に対応づけられた部品の基板設計用シンボルのシンボル名とを含む使用シンボルリストデータを記憶する使用シンボルリストデータ記憶手段と、(iii)部品の型名と該型名に対応づけて登録された部品の基板設計用シンボルのシンボル名とを含むシンボル登録リストデータを記憶するシンボル登録リストデータ記憶手段と、(iv)部品の基板設計用シンボルと該基板設計用シンボルに対応づけられたシンボル名とを含むシンボルデータを記憶するシンボルデータ記憶手段と、(v)部品番号に対して割り当てるシンボル名を操作者の操作により入力するためのシンボル名入力手段と、(vi)前記部品表データの各部品番号について、当該部品番号に対応づけられた前記部品表データの型名と同じ型名が前記シンボル登録リストデータに存在する場合には、当該型名に対応づけられた前記シンボル登録リストデータのシンボル名を自動的に割り当てるとともに、当該部品番号に対応づけられた前記部品表データの型名と同じ型名が前記シンボル登録リストデータに存在しない場合には、前記シンボル名入力手段により入力されたシンボル名を割り当てることによって、前記使用シンボルリストデータを作成して、前記使用シンボルリストデータ記憶手段に記憶させる使用シンボルリストデータ作成手段と、(vii)前記型名及び前記シンボル名を前記シンボル登録リストデータに登録する手段と、(viii)前記基板設計用シンボル及び前記シンボル名を前記シンボルデータに登録する手段と、(ix)前記使用シンボルリストデータ及び前記シンボルデータを用いて基板設計を行う基板設計CAD部と、を備えたものである。
本発明の第2の態様による基板設計システムは、前記第1の態様において、前記部品表データと前記使用シンボルリストデータと前記シンボル登録リストデータとを照合して、それらのデータの前記部品番号と前記型名と前記シンボル名との間の対応関係が不正であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記対応関係が不正であると判定された部品を抽出する手段と、を備えたものである。
本発明の第3の態様による基板設計プログラムは、コンピュータを、前記第1又は第2の態様による基板設計システムとして機能させるためのプログラムである。
本発明の第4の態様による部品抽出プログラムは、基板に使用される部品の部品番号と該部品番号に対応づけられた部品の型名とを含む部品表データと、前記基板に使用される部品の部品番号と該部品番号に対応づけられた部品の基板設計用シンボルのシンボル名とを含む使用シンボルリストデータと、部品の型名と該型名に対応づけて登録された部品の基板設計用シンボルのシンボル名とを含むシンボル登録リストデータとを照合して、前記部品番号と前記型名と前記シンボル名との間の対応関係が不正であるか否かを判定する機能と、前記対応関係が不正であると判定された部品を抽出する機能とを、コンピュータに実現させるためのプログラムである。
本発明の第5の態様による部品抽出プログラムは、前記第4の態様において、前記使用シンボルリストデータが、前記部品表データの各部品番号について、当該部品番号に対応づけられた前記部品表データの型名と同じ型名が前記シンボル登録リストデータに存在する場合には、当該型名に対応づけられた前記シンボル登録リストデータのシンボル名を自動的に割り当てるとともに、当該部品番号に対応づけられた前記部品表データの型名と同じ型名が前記シンボル登録リストデータに存在しない場合には、操作者の操作により入力手段から入力されたシンボル名を割り当てることによって、作成されたものである。
本発明の第6の態様による部品抽出プログラムは、前記第4又は第5の態様において、前記シンボル登録リストデータが、操作者の操作により前記型名及び前記シンボル名が登録されることによって作成されたものである。
本発明によれば、使用シンボルリストデータの作成に要する手数や時間を低減することができる基板設計システム及び基板設計プログラムを提供することができる。
また、本発明によれば、使用シンボルリストデータの作成に要する手数や時間を低減することができるとともに使用シンボルリストデータのチェックに要する手数や時間を低減することができる基板設計システム及び基板設計プログラム、並びに、これに用いることができる部品抽出プログラムを提供することができる。
以下、本発明による基板設計システム、基板設計プログラム及び部品抽出プログラムについて、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態による基板設計システム1のハードウエア構成を模式的に示す概略構成図である。
本実施の形態による基板設計システム1は、ハードウエアとしては、一般的なパーソナルコンピュータを用いて構成され、CPU2と、ROM3と、RAM4と、ハードディスク5と、DVDドライブなどのディスクドライブ(記録媒体読み書き装置)6と、キーボード及びマウス等の入力部7と、液晶パネル等の表示部8と、プリンタ9と、ネットワーク21に接続するための通信装置10と、これらを相互を接続するバス11とを備えている。ハードディスク5には、基板設計用プログラムの他、各種プログラムが予めインストールされており、前記基板設計プログラム等を読み込んで実行することによって、前記CPU2等により以下に説明する機能が実現されるようになっている。
ネットワーク21には、各種の電子部品の機能を表現した回路図用シンボルで回路図を作成するコンピュータ等で構成される回路設計CAD部22が、接続されている。本実施の形態による基板設計システム1は、ネットワーク21を介して、回路設計CAD部22から、部品表データ及び回路図ネットリストデータを、受け取る。もっとも、回路設計CAD部22から出力される部品表データ及び回路図ネットリストデータを、DVDディスク等の記憶媒体に記憶させ、このDVDディスク等をディスクドライブ6で読み取るようにしてもよい。
また、ネットワーク21には、いわゆるマウンタ等の実装基板製造装置23が接続されている。実装基板製造装置23は、ネットワーク21を介して、本実施の形態による基板設計システム1から出力される基板製造用データ(回路設計CAD部22)により作成された回路図の機能を実現する基板を作製するために必要なデータ(実装する部品の位置、配線パターンなど))を受け取り、この基板製造用データに従って当該実装基板を製造するものである。なお、本実施の形態による基板設計システム1から出力される基板製造用データをディスクドライブ6でDVDディスク等の記憶媒体に記憶させ、このDVDディスク等を介して基板製造用データを実装基板製造装置23に供給するようにしてもよい。
図2は、図1中のハードディスク5の機能構成を示す機能ブロック図である。ハードディスク5は、前述した基板設計プログラム等のプログラムを記憶するプログラム記憶部31としての機能と、回路設計CAD部22から受け取った回路図ネットリストデータを記憶する回路図ネットリストデータ記憶部32としての機能と、回路設計CAD部22から受け取った部品表データを記憶する部品表データ記憶部33としての機能と、シンボルデータを記憶するシンボルデータ記憶部34としての機能と、シンボル登録リストデータを記憶するシンボル登録リストデータ記憶部35としての機能と、使用シンボル登録リストデータを記憶する使用シンボルリストデータ記憶部36としての機能と、基板設計用データを記憶する基板設計用データ記憶部37としての機能と、基板製造用データを記憶する基板製造用データ記憶部38としての機能とを担う。
図3は、回路設計CAD部22から受け取って回路図ネットリストデータ記憶部32に記憶される回路図ネットリストデータの例を示す図である。回路図ネットリストデータは、回路設計CAD部22が作成した回路図の各部品間の接続情報である。図3に示す例では、回路図ネットリストデータは、接続番号とこれに対応づけられた接続内容(例えば、互いに接続すべき部品のピン番号)とを含んでいる。例えば、図3中の1行目のデータは、接続番号NET1で識別される接続は、部品番号U1の部品の1番ピンと、部品番号R1の1番ピンと、部品番号R2の1番ピンとを、互いに接続することを示している。
図4は、回路設計CAD部22から受け取って部品表データ記憶部33に記憶される部品表データの例を示す図である。部品表データは、基板に使用される部品の部品番号と該部品番号に対応づけられた部品の型名とを含んでいる。部品番号は、1つの回路図において一意に部品を識別するために付された部品IDである。部品の型名は、部品メーカーが付した型式番号などの、部品の種類を示す情報である。例えば、図4において、1行目のデータは、部品番号「U1」の部品として、これに対応づけられた型名「IC−ABC」の部品を用いることを示している。
図5は、シンボルデータ記憶部34に記憶されるシンボルデータの例を示す図である。シンボルデータは、部品の基板設計用シンボルと該基板設計用シンボルに対応づけられたシンボル名とを含んでいる。1つの基板設計用シンボルは、基板製造に必要な部品に関するデータ(例えば、フットプリントデータ、外形形状、シルク形状など)をまとめたものである。シンボル名は、基板設計用シンボルの識別IDである。例えば、図5において、1行目のデータは、「シンボルA」(実際には、フットプリントデータ、外形形状、シルク形状などをまとめたもの。)という基板設計用シンボルが、それにシンボル名「SOP14」を付して登録されていることを示している。
図6は、シンボルデータの登録処理を示す概略フローチャートである。CPU2は、操作者による入力部7からのシンボルデータ登録処理の指令に従って、シンボルデータの登録処理を開始し、入力部7から入力された基板設計用シンボルとそのシンボル名を、シンボルデータに登録してシンボルデータ記憶部34に記憶させ(ステップS1)、シンボルデータ登録処理を終了する。
図7は、シンボル登録リストデータ記憶部35に記憶されるシンボル登録リストデータの例を示す図である。シンボル登録リストデータは、部品の型名と該型名に対応づけて登録された部品の基板設計用シンボルのシンボル名とを含んでいる。例えば、図7において、1行目のデータは、基板設計において、型名「IC−ABC」の部品に対して、シンボル名「SOP14」の基板設計用シンボル(すなわち、「シンボルA」。図5参照。)を用いることを示している。シンボル登録リストデータは、部品の型名と基板設計用シンボルのシンボル名(すなわち、そのシンボル名が示す基板設計用シンボル)との対応関係が正しいことが確認されてから、登録される。
図8は、シンボル登録リストデータの登録処理を示す概略フローチャートである。CPU2は、操作者による入力部7からのシンボル登録リストデータ登録処理の指令に従って、シンボル登録リストデータの登録処理を開始し、入力部7から互いに対応するものとして入力された型名と基板設計用シンボルのシンボル名を、シンボル登録リストデータに登録しシンボル登録リスト記憶部35に記憶させ(ステップS2)、シンボル登録リストデータ登録処理を終了する。
図9は、使用シンボルリストデータ記憶部36に記憶される使用シンボルリストデータの例を示す図である。使用シンボルリストデータは、基板に使用される部品の部品番号と該部品番号に対応づけられた基板設計用シンボルのシンボル名とを含んでいる。例えば、図9において、1行目のデータは、基板設計において、部品番号「U1」の部品について、これに対応づけられたシンボル名「SOP14」の基板設計用シンボル(すなわち、「シンボルA」。図5参照。)を用いることを示している。
図10及び図11は、使用シンボルリストデータ作成処理を含む基板設計用データ作成処理を示す概略フローチャートである。CPU2は、回路設計CAD部22からの回路図ネットリストデータが回路図ネットリストデータ記憶部32に記憶されるとともに、回路設計CAD部22からの部品表データが部品表データ記憶部33に記憶された後に、操作者による入力部7からの基板設計用データ作成処理の指令に従って、基板設計用データ作成処理を開始する。
CPU2は、基板設計用データ作成処理を開始すると、部品表データ記憶部33に記憶されている部品表データ(図4参照)の各部品番号について、当該部品番号に対応づけられた前記部品表データ(図4参照)の型名と同じ型名がシンボル登録リストデータ(図7参照)に存在する場合には、当該型名に対応づけられた前記シンボル登録リストデータ(図7参照)のシンボル名を自動的に割り当てるとともに、当該部品番号に対応づけられた前記部品表データ(図4参照)の型名と同じ型名が前記シンボル登録リストデータ(図7参照)に存在しない場合には、操作者によって入力部7により入力されたシンボル名を割り当てることによって、使用シンボルリストデータ(図9参照)を作成して、使用シンボルリストデータ記憶部36に記憶させる。これが、使用シンボルリストデータ作成処理であり、図10及び図11中のステップS11〜S21に相当している。以下に、これらの各ステップについて、詳細に説明する。
CPU2は、基板設計用データ作成処理を開始すると、まず、処理対象のデータ行を示す値mを1にセットする(ステップS11)。次に、CPU2は、部品表データ記憶部33に記憶されている部品表データ(図4参照)のm行目の型名とシンボル登録リストデータ(図7参照)の型名を照合し(ステップS12)、部品表データ(図4参照)のm行目の型名と一致する型名がシンボル登録リストデータ(図7参照)に存在するか否かを判定する(ステップS13)。存在すれば、CPU2は、部品表データ(図4参照)のm行目の型名と一致する型名に対応づけられたシンボル登録リストデータ(図7参照)のシンボル名を、使用シンボルリストデータのm行目の部品番号に自動的に割り当て(ステップS14)、ステップS16へ移行する。なお、使用シンボルリストデータ(図9参照)のm行目の部品番号は、部品表データ(図4参照)のm行目の部品番号と同一にされる。一方、ステップS13で、部品表データ(図4参照)のm行目の型名と一致する型名がシンボル登録リストデータ(図7参照)に存在しないと判定されると、CPU2は、m行目の部品番号に対するシンボル名の自動割り当ては不能であるとして記憶し(ステップS15)、ステップS16へ移行する。
ステップS16において、CPU2は、部品表データ(図4参照)の全部品(すなわち、全てのデータ行)について型名の照合(ステップS12)が完了したか否かを判定する。終了していなければ、mを1だけインクリメントし(ステップS17)、ステップS12へ戻る。一方、部品表データ(図4参照)の全部品について型名の照合が完了していれば、ステップS18へ移行する。
ステップS18において、CPU2は、ステップS15で自動割り当てが不能であるとして記憶されたデータ行があるか否かを判定する。自動割り当て不能のデータ行がなければ、全てのデータ行についてシンボル名の割り当てが完了して、使用シンボルリストデータ(図9参照)の作成が完了しているので、そのままステップS21へ移行する。一方、自動割り当て不能のデータ行があれば、ステップS19へ移行する。
ステップS19において、CPU2は、シンボル名の自動割り当てが不能であった各行の部品番号について、対応するシンボル名を入力するように操作者に案内する案内を表示部8に表示させる。そして、CPU2は、全ての自動割り当て不能の行について、対応するシンボル名が入力されるのを待つ(ステップS20)。操作者は、案内表示を見ながら、入力部7により対応するシンボル名を入力する。このとき、シンボルデータ記憶部34に記憶されているシンボルデータのうちに、当該部品番号の型式に対して流用可能な基板設計用シンボルが存在すれば、操作者は、その基板設計用シンボルのシンボル名を入力する。一方、シンボルデータ記憶部34に記憶されているシンボルデータのうちに、当該部品番号の型式に対して流用可能な基板設計用シンボルも存在しない場合は、操作者は、前述した図6に示すシンボルデータの登録処理によって、当該部品番号の型式に対して適切な基板設計用シンボル及びそのシンボル名を登録するとともに、そのシンボル名をステップS19に応答して対応シンボル名として入力する。なお、図面には示していないが、CPU2は、入力された対応シンボル名は、当該行の部品番号に対して割り当てる。全ての自動割り当て不能の行について、対応するシンボル名が入力されると、CPU2は、以上説明した各部品番号に対するシンボル名の割り当てによって作成された使用シンボルリストデータ(図9参照)を、使用シンボルリストデータ記憶部36に記憶させる(ステップS21)。
これにより、使用シンボルリストデータ作成処理が完了する。その後、CPU2は、ステップS21で使用シンボルリストデータ記憶部36に記憶された使用シンボルリストデータ(図9参照)と、回路図ネットリストデータ記憶部32に記憶されている回路図ネットリストデータ(図3参照)とを合成して、使用する基板設計CADに種類に応じたフォーマットにして、基板設計CADで用いる基板設計用データを作成し、その基板設計用データを基板設計用データ記憶部37に記憶させる(ステップS22)。このように、基板設計用データは、形式は異なるものの、情報としては、使用シンボルリストデータ(図9参照)と回路図ネットリストデータ(図3参照)を含んでいる。ステップS22が終了すると、基板設計用データ作成処理が終了する。
図12は、基板設計処理及びその終了処理を示す概略フローチャートである。基板設計用データ作成処理が終了した後、CPU2は、操作者による入力部7からの基板設計処理の指令に従って、基板設計処理、すなわち基板設計用CADの動作によって、基板設計(厳密には、基板設計支援)を行う(ステップS31)。このとき、CPU2は、基板設計用データ記憶部37に記憶されている基板設計用データを用いて、更にはシンボルデータ記憶部34に記憶されているシンボルデータを参照して、基板設計処理を行う。基板設計処理によって、基板製造用データが作成され、この基板製造用データが基板製造用データ記憶部38に記憶される。ただし、この段階では、未だ、作成された基板製造用データは実装基板製造装置23に出力されない。基板設計CAD自体としては、例えば公知のものを用いればよいので、ここではその詳細な説明は省略する。
基板設計処理が終了して基板製造用データが基板製造用データ記憶部38に記憶されると、CPU2は、操作者により入力部7から、部品確認済みの入力がなされるのを待つ(ステップS32)。
ここで、部品確認済みの入力は、後述する図13に示す部品抽出処理を行って照合できない部品がないことが確認された場合、あるいは、後述する図13に示す部品抽出処理を行って照合できない部品が抽出されたがそれに対応する処置を行って、そのような照合できない部品がなくなったことが確認された場合に、そのことを示すために、操作者によって入力部7から行われる入力である。
操作者により入力部7から部品確認済みの入力がなされると、CPU2は、基板製造用データ記憶部38に記憶されている基板製造用データを、通信装置10及びネットワーク21を介して実装基板製造装置23に供給し(ステップS33)、基板設計処理及びその終了処理を終了する。
なお、本実施の形態では、前述したように、CPU2がステップS32の処理を行って操作者による部品確認済みの入力を待つようになっているが、これに限定されるものではない。例えば、CPU2はステップS31の後に動作を終了し、操作者が、前述した部品確認済みの状態になった場合に前記基板製造用データを出力させる指令を入力部7により入力することとし、CPU2はその指令を受けた場合に前記基板製造用データを出力させるようにしてもよい。
図13は、部品抽出処理を示す概略フローチャートである。CPU2は、操作者により入力部7からの部品抽出処理の指令に従って、部品抽出処理を開始する。部品抽出処理は、前述したように基板設計処理(ステップS31)が一旦終了した後に行うことが好ましい。これは、ステップS20に関連して入力されたシンボル名(すなわち、操作者が割り当てたシンボル名)が当該部品番号の型式に対して適切であったか否かのチェックを、基板設計の初期段階で行うとすれば、基板設計の初期段階では、回路が変更になったり、場合によっては回路構成が完全に決まらないうちに基板設計を開始することもあり、それに伴う部品変更の可能性も大きく、この時点でチェックを行うのは効率的ではないからである。
CPU2は、部品抽出処理を開始すると、部品表データ記憶部33に記憶されている部品表データ(図4参照)と使用シンボルリストデータ記憶部36に記憶されている使用シンボルリストデータ(図9参照)とシンボル登録リストデータ記憶部35に記憶されているシンボル登録リストデータ(図7参照)とを照合して、それらのデータの部品番号と型名とシンボル名との間の対応関係が不正であるか否かを判定し、前記対応関係が不正であると判定された部品を抽出する。これが、部品抽出処理であり、図13中のステップS41〜S50に相当している。図13中のステップS41〜50を実現するプログラムが、本発明の一実施の形態による部品抽出プログラムに相当している。部品表データ(図4参照)と使用シンボルリストデータ(図9参照)とシンボル登録リストデータ(図7参照)との照合の様子を、図14に模式的に示している。図14中の「部品番号の照合」が図13中のステップS42に相当し、図14中の「型名の照合」が図13中のステップS44に相当し、図14中の「シンボル名の照合」が図13中のステップS46に相当している。以下に、図13中の各ステップについて、詳細に説明する。なお、設計変更等により部品表データが修正された場合には、以下の処理では、最終版の部品表データを用いる。
CPU2は、部品抽出処理を開始すると、まず、処理対象のデータ行を示す値nを1にセットする(ステップS41)。次に、CPU2は、使用シンボルリストデータ記憶部36に記憶されている使用シンボルリストデータ(図9参照)のn行目の部品番号と部品表データ記憶部33に記憶されている部品表データ(図4参照)の部品番号とを照合し(ステップS42)、使用シンボルリストデータ(図9参照)のn行目の部品番号と一致する部品番号が部品表データ(図4参照)に存在するか否かを判定する(ステップS43)。存在しなければ、照合できない部品の情報を出力し(ステップS48)、ステップS49へ移行する。ステップS43でNOの場合には、ステップS48における照合できない部品は、使用シンボルリストデータ(図9参照)のn行目の部品であり、その部品の抽出理由は「部品番号が一致しません」となる。なお、ステップS43でNOの場合は、例えば、設計変更等によって、部品表データが当初の内容から修正された場合に起こり得る。
一方、ステップS43で、使用シンボルリストデータ(図9参照)のn行目の部品番号と一致する部品番号が部品表データ(図4参照)に存在すると判定されると、CPU2は、ステップS43で一致すると判定された部品表データ(図4参照)の部品番号と対応づけられている部品表データ(図4参照)の型式と、シンボル登録リスト記憶部35に記憶されているシンボル登録リストデータ(図7参照)とを照合し(ステップS44)、部品表データ(図4参照)の当該型式と一致する型式がシンボル登録リストデータ(図7参照)に存在するか否かを判定する(ステップS45)。存在しなければ、照合できない部品の情報を出力し(ステップS48)、ステップS49へ移行する。ステップS45でNOの場合には、ステップS48における照合できない部品は、使用シンボルリストデータ(図9参照)のn行目の部品であり、その部品の抽出理由は「型名が一致しません」となる。なお、ステップS45でNOの場合は、図11中のステップS20でYESの場合(操作者によってシンボル名が割り当てられた場合)に起こる。
一方、ステップS45で、部品表データ(図4参照)の当該型式と一致する型式がシンボル登録リストデータ(図7参照)に存在すると判定されると、CPU2は、ステップS45で一致すると判定されたシンボル登録リストデータ(図7参照)のシンボル名と、使用シンボルリストデータ(図9参照)のn行目のシンボル名とを照合し(ステップS46)、両者が一致するか否かを判定する(ステップS47)。一致しなければ、照合できない部品の情報を出力し(ステップS48)、ステップS49へ移行する。ステップS46でNOの場合には、ステップS48における照合できない部品は、使用シンボルリストデータ(図9参照)のn行目の部品であり、その部品の抽出理由は「シンボル名が一致しません」となる。なお、ステップS48でNOの場合は、例えば、ステップS45でYESでかつ最終版の部品表データで型名が変更された場合に起こり得る。一方、ステップS47で、一致すると判定されると、ステップS49へ移行する。
ステップS49において、CPU2は、シンボル登録リストデータ(図7参照)の全部品(すなわち、全てのデータ行)について照合(ステップS42,S44,S46)が完了したか否かを判定する。終了していなければ、nを1だけインクリメントし(ステップS50)、ステップS42へ戻る。一方、シンボル登録リストデータ(図7参照)の全部品について照合が完了していれば、部品抽出処理を終了する。
ここで、ステップS48の照合できない部品(抽出部品)の情報の出力の例として、抽出部品の表示部8上への表示例を図15に示す。図15に示す例では、照合ができた部品(ステップS43,S45,S47の全てでYESとなった部品)の情報も表示し、対応関係が不正で照合できない部品(抽出部品)の情報を太線で囲む(実際には異なる色の表示でもよい)ことで目立たせて表示している。もっとも、照合できない部品の情報のみを表示してもよい。また、その部品の抽出理由を、抽出メッセージとして表示している。また、表示部8にこれらの部品の情報を表示させるだけでなく、プリンタ9にその情報を印刷させてもよい。図15に示す例では、部品の情報として、使用シンボルリストデータの部品番号及びシンボル名と、部品表データの型名と、シンボル登録リストデータのシンボル名とを、表示している。もっとも、表示等する部品の情報は、これらの情報に限定されるものではない。
前述したように、図13に示す部品抽出処理より抽出された部品のうち、ステップS45でNOとされた部品は、操作者(基板設計者)によって基板設計用シンボルのシンボル名が新たに割り当てられたものである。よって、この部品については、安全のために、その部品の型名に対するシンボル名の割り当てが適切であるか否かが、第三者によってチェックされる。チェックの結果、その割り当てが適切であれば、その型名とシンボル名との対応関係を、第三者によるチェック済みのものとして、前述した図8による登録処理によって、シンボル登録リストデータに登録する。そして、操作者は、図12中のステップS32で説明した部品確認済みの入力を行い、前述した図12中のステップS33へ進むのである。一方、チェックの結果、部品の型名に対するシンボル名の割り当てが適切でなかった場合には、基板設計者と第三者とで確認した適切な部品の型名とシンボル名との対応関係を、前述した図8による登録処理によって、シンボル登録リストデータに登録する。そして、これに応じて、入力部7によって、部品番号に対応するシンボル名の割り当てをし直し、図12中のステップS31の基板設計処理を再び行い、その修正処理等を行い、次回にステップS43,S45,S47でYESとなるようにする。その後、再び、図13の部品抽出処理を行えばよい。
このようにして、シンボル登録リストデータ記憶部35に記憶されているシンボル登録リストデータには、第三者によるチェック済みの部品の型名とシンボル名との対応情報のみが、登録されることになる。
なお、前述したように、図13に示す部品抽出処理より抽出された部品のうち、ステップS43でNOとされた部品及びステップS47でNOとされた部品は、入力部7によって、部品番号に対応するシンボル名の割り当てをし直し、図12中のステップS31の基板設計処理を再び行い、その修正処理等を行い、次回にステップS43,S45,S47でYESとなるようにする。その後、再び、図13の部品抽出処理を行えばよい。
本実施の形態によれば、第三者によるチェック済みの部品の型名とシンボル名との対応情報のみが登録されるシンボル登録リストデータが用いられ、図10中のステップS14のシンボル名の自動割り当てが実現されるので、従来のように、基板設計者が部品表の全ての部品番号について基板設計用シンボルのシンボル名をそれぞれ割り当てる場合に比べて、使用シンボルリストデータの作成の手数と時間が大幅に軽減される。
そして、本実施の形態では、基板設計用シンボルのシンボル名が自動的に割り当てされるのは、第三者によるチェック済みの部品の型名とシンボル名との対応情報のみが登録されるシンボル登録リストデータに登録されているもののみであるので、自動割り当てされたシンボル名と型式との対応関係は、再度チェックする必要はない。したがって、本実施の形態では、図13に示す部品抽出処理により抽出された部品についてのみ、第三者が、部品の型名とシンボル名との対応が適切であるか否かをチェックすればよい。このため、本実施の形態によれば、従来のように第三者が、使用シンボルリストデータの全ての部品番号について、割り当てられたシンボル名の基板設計用シンボルが当該部品番号に対応づけられている型名に対して適切であるか否かをチェックする場合に比べて、そのチェックの手数と時間が大幅に削減される。
ところで、本実施の形態では、図13に示す部品抽出処理により、自動的に前述した照合がなされて、照合できない部品が自動的に抽出されているが、本発明では、必ずしもこのような自動照合・自動抽出を行う必要はない。例えば、図13に示す部品抽出処理を行う代わりに、部品表データ(図4参照)、シンボル登録リストデータ(図7参照)及び使用シンボルリストデータ(図9参照)をプリンタ9で印刷し、それらのデータを見ながら、設計者や第三者が、図13に示す手順と同様の手順に従って、照合できない部品を抽出すればよい。その場合であっても、前述した従来技術に比べれば多大な利点が得られる。しかしながら、その場合には、本実施の形態と比べれば、部品抽出に手間と時間を要する上に、その抽出に過誤等が生ずる可能性があるので、本実施の形態の方がはるかに好ましい。
[第2の実施の形態]
本実施の形態による基板設計システムが前記第1の実施の形態による基板設計システム1と異なる所は、以下に説明する点のみである。
図16は、本発明の第2の実施の形態による基板設計システムのシンボル登録リストデータ記憶部35に記憶されるシンボル登録リストデータの例を示す図であり、図7に対応している。図16に示すシンボル登録リストデータが図7に示すシンボル登録リストデータと異なる所は、所定の部品の型名に対応づけて警告用メッセージが付加されている点のみである。本例では、ダイオードなどの有極性部品の場合、基板設計用データ記憶部37に記憶される基板設計用データに含まれるネットリストだけでは、アノードとカソードのどちらのピンを1ピンとしているかがわからないので、有極性部品について、部品を照合した際に、割り当てられたシンボルが適切であるか回路図の確認を促す警告用メッセージを表示させるべく、警告用メッセージを付加しているのである。もっとも、シンボル登録リストデータとは切り離して、部品の型名と警告用メッセージとの対応情報として警告用メッセージデータを記憶するようにしてもよい。
図17は、警告用メッセージの登録処理を示す概略フローチャートである。CPU2は、操作者による入力部7からの警告用メッセージ登録処理の指令に従って、警告用メッセージの登録処理を開始し、入力部7から入力された部品の型名に対応する警告用メッセージを、シンボル登録リストデータに登録してシンボル登録リストデータ記憶部35に記憶させ(ステップS61)、警告用メッセージ登録処理を終了する。なお、有極性部品に限定されず、警告用メッセージを発したい任意の部品の型名に対して、所望の任意の警告用メッセージを登録してもよい。
本実施の形態による基板設計システムは、図13に示す部品抽出処理に代えて、図18に示す部品抽出処理・警告処理を行う。図18に示す処理が図13に示す処理と異なる所は、警告処理のためのステップS71,S72が追加されている点のみである。ステップS47でYESの場合及びステップS48の後に、ステップS71へ移行する。ステップS71において、CPU2は、当該型名に対応づけられた警告用メッセージデータがシンボル登録リストデータ記憶部35に記憶されているシンボル登録リストデータ(図16参照)にあるか否かを判定する。警告用メッセージデータがない場合は、そのままステップS49へ移行する。一方、警告用メッセージデータがある場合は、その警告用メッセージデータを出力した(ステップS72)後に、ステップS49へ移行する。
ここで、ステップS48の照合できない部品(抽出部品)の情報の出力及びステップS72の警告用メッセージの出力の例として、抽出部品及び警告用メッセージの表示部8上への表示例を図19に示す。図19は、前述した図15に対応している。図19に示す例では、照合ができた部品(ステップS43,S45,S47の全てでYESとなった部品)の情報も表示し、対応関係が不正で照合できない部品(抽出部品)の情報を太線で囲む(実際には異なる色の表示でもよい)ことで目立たせて表示している。また、その部品の抽出理由を、抽出メッセージとして表示している。また、警告用メッセージがある部品の情報も太線で囲むことで目立たせて表示し、その警告用メッセージも表示している。
本実施の形態によれば、前記第1の実施の形態と同様の利点が得られる他、警告用メッセージデータにより注意を喚起することができるので、より一層好ましい。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
本発明の第1の実施の形態による基板設計システムのハードウエア構成を模式的に示す概略構成図である。 図1中のハードディスクの機能構成を示す機能ブロック図である。 回路図ネットリストデータの例を示す図である。 部品表データの例を示す図である。 シンボルデータの例を示す図である。 シンボルデータの登録処理を示す概略フローチャートである。 シンボル登録リストデータの例を示す図である。 シンボル登録リストデータの登録処理を示す概略フローチャートである。 使用シンボルリストデータの例を示す図である。 基板設計用データ作成処理の一部を示す概略フローチャートである。 基板設計用データ作成処理の他の一部を示す概略フローチャートである。 基板設計処理及びその終了処理を示す概略フローチャートである。 部品抽出処理を示す概略フローチャートである。 部品表データと使用シンボルリストデータとシンボル登録リストデータとの照合の様子を、模式的に示す図である。 照合できない部品(抽出部品)の情報の出力の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による基板設計システムで用いられるシンボル登録リストデータの例を示す図である。 警告用メッセージの登録処理を示す概略フローチャートである。 部品抽出処理・警告処理を示す概略フローチャートである。 照合できない部品(抽出部品)の情報の出力及び警告用メッセージの出力の例を示す図である。
符号の説明
1 基板設計システム
2 CPU
3 ROM
4 RAM
5 ハードディスク
6 ディスクドライブ
7 入力部
8 表示部

Claims (6)

  1. 基板に使用される部品の部品番号と該部品番号に対応づけられた部品の型名とを含む部品表データを記憶する部品表データ記憶手段と、
    前記基板に使用される部品の部品番号と該部品番号に対応づけられた部品の基板設計用シンボルのシンボル名とを含む使用シンボルリストデータを記憶する使用シンボルリストデータ記憶手段と、
    部品の型名と該型名に対応づけて登録された部品の基板設計用シンボルのシンボル名とを含むシンボル登録リストデータを記憶するシンボル登録リストデータ記憶手段と、
    部品の基板設計用シンボルと該基板設計用シンボルに対応づけられたシンボル名とを含むシンボルデータを記憶するシンボルデータ記憶手段と、
    部品番号に対して割り当てるシンボル名を操作者の操作により入力するためのシンボル名入力手段と、
    前記部品表データの各部品番号について、当該部品番号に対応づけられた前記部品表データの型名と同じ型名が前記シンボル登録リストデータに存在する場合には、当該型名に対応づけられた前記シンボル登録リストデータのシンボル名を自動的に割り当てるとともに、当該部品番号に対応づけられた前記部品表データの型名と同じ型名が前記シンボル登録リストデータに存在しない場合には、前記シンボル名入力手段により入力されたシンボル名を割り当てることによって、前記使用シンボルリストデータを作成して、前記使用シンボルリストデータ記憶手段に記憶させる使用シンボルリストデータ作成手段と、
    前記型名及び前記シンボル名を前記シンボル登録リストデータに登録する手段と、
    前記基板設計用シンボル及び前記シンボル名を前記シンボルデータに登録する手段と、
    前記使用シンボルリストデータ及び前記シンボルデータを用いて基板設計を行う基板設計CAD部と、
    を備えたことを特徴とする基板設計システム。
  2. 前記部品表データと前記使用シンボルリストデータと前記シンボル登録リストデータとを照合して、それらのデータの前記部品番号と前記型名と前記シンボル名との間の対応関係が不正であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記対応関係が不正であると判定された部品を抽出する手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の基板設計システム。
  3. コンピュータを、請求項1又は2記載の基板設計システムとして機能させるための基板設計プログラム。
  4. 基板に使用される部品の部品番号と該部品番号に対応づけられた部品の型名とを含む部品表データと、前記基板に使用される部品の部品番号と該部品番号に対応づけられた部品の基板設計用シンボルのシンボル名とを含む使用シンボルリストデータと、部品の型名と該型名に対応づけて登録された部品の基板設計用シンボルのシンボル名とを含むシンボル登録リストデータとを照合して、前記部品番号と前記型名と前記シンボル名との間の対応関係が不正であるか否かを判定する機能と、前記対応関係が不正であると判定された部品を抽出する機能とを、コンピュータに実現させるための部品抽出プログラム。
  5. 前記使用シンボルリストデータは、前記部品表データの各部品番号について、当該部品番号に対応づけられた前記部品表データの型名と同じ型名が前記シンボル登録リストデータに存在する場合には、当該型名に対応づけられた前記シンボル登録リストデータのシンボル名を自動的に割り当てるとともに、当該部品番号に対応づけられた前記部品表データの型名と同じ型名が前記シンボル登録リストデータに存在しない場合には、操作者の操作により入力手段から入力されたシンボル名を割り当てることによって、作成されたものであることを特徴とする請求項4記載の部品抽出プログラム。
  6. 前記シンボル登録リストデータは、操作者の操作により前記型名及び前記シンボル名が登録されることによって作成されたものであることを特徴とする請求項4又は5記載の部品抽出プログラム。
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