JP2009276180A - 流量計 - Google Patents

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幸宏 藤倉
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Abstract

【課題】上部ケース及び仕切り板に流路を延長することなく、また、部品点数を増加することなく、気密性の高い排出流路を形成することができる流量計を提供する。
【解決手段】流量計は、被測定流体が流入する流体導入部7と、流体導入部7から流入した被測定流体の流量を計測する計量室8と、計量室8で流量を計測した被測定流体を排出する流体排出部3とを備える。流体排出部3は、スチレン系やオレフィン系などのエラストマーで形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、流量計に関し、より詳細には、膜式ガスメータなどの流量計に関する。
従来ガスメータなどに一般に使用されている膜式流量計において、装置内部を流れる流体の流れによって計量膜(ダイヤフラム)を往復動作させ、この往復動作をリンク機構によって回転運動へと変えている(例えば、特許文献1を参照)。
図6は、従来の膜式ガスメータの内部構成を示す図で、図中、100はガスメータを示す。ガスメータ100は、膜式ガスメータであり、上部ケース101、排出流路102、切替えバルブ103、分離板104、仕切り板105、導入流路106、計量室107、本体ケース108を備える。
従来の膜式ガスメータの場合、本体ケース107に取り付けられた計量膜と膜蓋(図示せず)にて形成される各計量室107から排出されるガスは、本体ケース108、仕切り板105、分離板104、切替えバルブ103により流路が分離されている。本体ケース108、仕切り板105、分離板104はそれぞれ、ガスケットまたは接着剤により固定され気密構造となっている。また、切り替えバルブ103は、分離板104上に回転自在に固定されており、切替えバルブ103の底面と分離板104の上面が摺動し気密構造となっている。
切替えバルブ103の回転により流路が切替わり、各計量室107から排出された計量後のガスは、本体ケース108と仕切り板105により形成される流路を経由し、上部ケース101の内部において隔離された排出流路102を経由してガスメータ100の排出口から排出される。
上部ケース101の内部で隔離された排出流路102は、仕切り板105と一体で形成された流路と、上部ケース101と一体で形成された流路とがガスケットにより接合された気密構造となっている。または、上部ケース101の排出口と仕切り板105の間を樹脂製の接続管にて排出流路102を構成している。仕切り板105と接続管下部、および、上部ケース101の排出口と接続管上部はそれぞれガスケットにて接続され気密構造となっている。
特開2003−315133号公報
しかしながら、上部ケース101の内部で隔離された排出流路102を形成する際に、仕切り板105及び上部ケース101それぞれに一体で流路を形成する場合、排出流路102の長さに応じてそれぞれに流路分を延長する必要があり、部品に奥行きが深い穴形状が発生するため、部品の成形性が良くない。また、排出流路102に樹脂製の接続管を用いる場合は、接続管と上下のガスケット部品が必要となり、部品点数が増加する。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、部品の成形性を良くし、また、部品点数を増加することなく、気密性の高い排出流路を形成した流量計を提供すること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、被測定流体が流入する流体導入部と、該流体導入部から流入した被測定流体の流量を計測する流量計測部と、該流量計測部で流量を計測した被測定流体を排出する流体排出部とを備える流量計であって、前記流体排出部は、エラストマーで形成されていることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記流体排出部の内周面の少なくとも一部が支持部材で形成されたことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記流体排出部の外周面の少なくとも一部が支持部材で形成されたことを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1の技術手段において、前記流体排出部の内部の少なくとも一部に支持部材が内包されたことを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第2乃至第4のいずれか1の技術手段において、前記支持部材が金属で形成されたことを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第2乃至第4のいずれか1の技術手段において、前記支持部材が樹脂で形成されたことを特徴としたものである。
本発明によれば、上部ケース内部の隔離された排出流路をエラストマーで形成することにより、部品の成形性を良くし、また、部品点数を増加することなく、気密性の高い排出流路を形成することができる。
図1は、本発明に係る流量計の内部構成の一例を説明するための図で、図中、1は流量計(以下、ガスメータで代表する)を示す。ガスメータ1は、例えば、膜式ガスメータであって、上部ケース2、流体排出部3、切替えバルブ4、分離板5、仕切り板6、流体導入部7、計量室8、本体ケース9を備える。
図2は、エラストマーで形成された流体排出部3の形状例を示す斜視図である。
図3は、内周面に支持部材が形成された流体排出部3の断面形状の一例を示す図である。
図4は、外周面に支持部材が形成された流体排出部3の断面形状の一例を示す図である。
図5は、支持部材が内包され形成された流体排出部3の断面形状の一例を示す図である。
ガスメータ1は、流体導入部7から流入したガスを計量室8で計測後、計量室8から各計量室8の流路を分離する仕切り板6を経由して、上部ケース2の排出口より排出させる。この際、仕切り板6と上部ケース2の排出口の間の流体排出部(以下、排出流路ともいう)3をエラストマーにより形成する。これにより、気密性の高い流路構造を実現することができる。なお、計量室8は、本発明の流量計測部に相当する。
前述したように、従来メータの場合、仕切り板と排出口を繋ぐ排出流路を形成するために、上部ケースに形成される排出口の下部及び仕切り板に形成される排出口の上部を延長しガスケットを介して接合している。これに対して、本発明のガスメータ1の場合、上記の排出経路をエラストマーで形成することにより上部ケース及び仕切り板の延長部を不要とすることができる。
ここで、エラストマーとは、ゴム的性質を持ちながらも射出成形などの溶融成形が可能な高分子材料のことをいう。ゴム的性質とは、ある荷重を材料に与えて変形した後、荷重を取り去ると元の形に戻る性質(ゴム弾性) のことを意味する。熱可塑性エラストマーの特異な性質は、軟らかいゴム成分からなる軟質相と硬い樹脂成分からなる硬質相とに分離している構造に由来する。軟質相が軟らかく組成変形する性質を示し、硬質相が加硫ゴムの架橋点のように塑性変形を阻止(拘束)する。この二つの働きによって、加硫ゴムと同様のゴム弾性を示す。
硬質相の相構造は例えば結晶構造,凍結相,水素結合など様々であり、熱可塑性エラストマーの種類にはスチレン系,オレフィン系,PVC系,ウレタン系,エステル系,アミド系などがある。
図1において、単純な形状であり、かつ、凸(凹)量が少ない仕切り板6の上面と、単純な形状であり、かつ、凸(凹)量が少ない上部ケース2の排出口下面とにより、図2に示すようなエラストマー製の管を挟み込むことにより気密性を確保して、排出流路3を形成する。仕切り板6とエラストマー製の排出流路3の間、及び、上部ケース2とエラストマー製の排出流路3の間の気密構造に関しては、エラストマー製の管であるために、仕切り板6と上部ケース2により上下方向へ圧縮することで確保することができる。また、仕切り板6の排出口穴内径とエラストマー製の排出流路3の外径、及び上部ケース2の排出穴内径とエラストマー製の排出流路3の外径による直径方向への圧縮が可能である。
また、図3に示すように、流体流路3は、外周面をエラストマー3aで形成し、内周面の少なくとも一部を支持部材3bで形成するようにしてもよい。これは、流体流路3をエラストマー単体で構成した場合に比べ、強度が高くなるという効果がある。流体流路3の形状または長さによって内周面の一部又は全部を支持部材3bで形成する。これにより、任意の形状であっても、強度面での問題がなくなる。
また、図4に示すように、流体流路3は、内周面をエラストマー3aで形成し、外周面の少なくとも一部を支持部材3bで形成するようにしても同様に強度面の効果を得ることが可能である。
また、図5に示すように、流体流路3は、内周及び外周面をエラストマー3aで形成し、内部の少なくとも一部に支持部材3bを内包し形成するようにしても同様に強度面の効果を得ることが可能である。
特に、エラストマー3aで形成された流体流路3の内周面又は外周面又は内部の少なくとも一部が金属製の支持部材3bであると強度面でより好ましい。また、エラストマー3aで形成された流体流路3の内周面の少なくとも一部が樹脂製の支持部材3bであっても良い。このように樹脂製とすることで、流体流路3の形状にもよるが、金属製ほどの強度を必要としない場合に好適に用いることができ、コスト面でも金属製の支持部材に比べて安価となる。
このように、仕切り板上面と上部ケース排出口下面にて、エラストマー製の管を挟み込むことにより、単一の部品により排出流路を形成して、かつ、気密構造を実現することができる。
また、排出流路をエラストマーで形成するため、仕切り板の排出部上面の形状、及び、上部ケース排出口下面の形状を単純な形状として機能を果たすことが可能となり、また、各部品において排出流路を形成する凸(凹)量を低減することが可能となる。このことにより、仕切り板及び上部ケースの部品形成が単純となり、かつ、部品を構成する材料を削減することができ、部品コストの低減が見込まれる。
また、仕切り板上面と上部ケース排出口下面にて挟み込まれたエラストマー製の管に対して、金属製の支柱を付加することにより、エラストマー製の管の形状安定性を向上することが出来る。なお、この金属製支柱は、エラストマー製管の内周部、中央部、または外周部に設けられるものとする。
さらに、仕切り板上面と上部ケース排出口下面にて挟み込まれたエラストマー製の管に対して、樹脂製の支柱を付加することにより、エラストマー製の管の形状安定性を向上することが出来る。なお、この樹脂製支柱は、エラストマー製管の内周部、中央部、または外周部に設けられるものとする。
本発明に係る流量計の内部構成の一例を説明するための図である。 エラストマーで形成された流体排出部の形状例を示す斜視図である。 内周面に支持部材が形成された流体排出部の断面形状の一例を示す図である。 外周面に支持部材が形成された流体排出部の断面形状の一例を示す図である。 内部に支持部材が形成された流体排出部の断面形状の一例を示す図である。 従来の膜式ガスメータの内部構成を示す図である。
符号の説明
1,100…流量計(ガスメータ)、2,101…上部ケース、3,102…流体排出部(排出流路)、4,103…切替えバルブ、5,104…分離板、6,105…仕切り板、7,106…流体導入部、8,107…計量室、9,108…本体ケース。

Claims (6)

  1. 被測定流体が流入する流体導入部と、該流体導入部から流入した被測定流体の流量を計測する流量計測部と、該流量計測部で流量を計測した被測定流体を排出する流体排出部とを備えた流量計であって、
    前記流体排出部は、エラストマーで形成されていることを特徴とする流量計。
  2. 前記流体排出部の内周面の少なくとも一部が支持部材で形成されたことを特徴とする請求項1に記載の流量計。
  3. 前記流体排出部の外周面の少なくとも一部が支持部材で形成されたことを特徴とする請求項1に記載の流量計。
  4. 前記流体排出部の内部の少なくとも一部に支持部材が内包されたことを特徴とする請求項1に記載の流量計。
  5. 前記支持部材が金属で形成されたことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の流量計。
  6. 前記支持部材が樹脂で形成されたことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の流量計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012208089A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Osaka Gas Co Ltd ガスメータ
JP2012208090A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Osaka Gas Co Ltd ガスメータ

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JP2012208089A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Osaka Gas Co Ltd ガスメータ
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