JP2009275462A - 天窓開閉装置 - Google Patents

天窓開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009275462A
JP2009275462A JP2008129997A JP2008129997A JP2009275462A JP 2009275462 A JP2009275462 A JP 2009275462A JP 2008129997 A JP2008129997 A JP 2008129997A JP 2008129997 A JP2008129997 A JP 2008129997A JP 2009275462 A JP2009275462 A JP 2009275462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skylight
approaching
frame
opening
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008129997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5292916B2 (ja
Inventor
Hiroshi Yamamoto
浩史 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oiles Eco Corp
Original Assignee
Oiles Eco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oiles Eco Corp filed Critical Oiles Eco Corp
Priority to JP2008129997A priority Critical patent/JP5292916B2/ja
Publication of JP2009275462A publication Critical patent/JP2009275462A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5292916B2 publication Critical patent/JP5292916B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

【課題】風向きに影響をそれ程受けないで換気又は排煙を行い得る上に、、天窓本体に大きな風圧が作用しないようし得て大きな回転モーメントに起因する天窓本体及びこれを支持する部材等の破損を防止し得る天窓開閉装置を提供すること。
【解決手段】天窓開閉装置1は、天窓開口4を囲繞するように配された天窓枠体5と、天窓開口4を開閉するように天窓枠体5に対して天窓開口4に直交するV方向に接近離反自在に配される天窓本体6と、天窓本体6を天窓枠体5に対してV方向に接近離反させる接近離反手段7と、接近離反手段7による天窓枠体5に対する天窓本体6のV方向の接近離反を行わせるように接近離反手段7を作動させる作動手段8と、接近離反手段7による天窓枠体5に対する天窓本体6のV方向の接近離反を案内するように天窓枠体5及び天窓本体6に連結されている案内連結手段9とを具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の屋上等に彩光、排煙、換気を行うために設置される天窓開口を開閉する天窓開閉装置に関する。
特開平11−117472号公報
建物の屋上等には、採光、排煙及び換気を行う目的のための天窓開口が設けられるのであるが、特許文献1には、斯かる天窓開口を囲繞する天窓枠体の一縁と天窓本体の一縁とを蝶番等により枢着して天窓枠体に対して天窓本体を片開的に回動自在に連結し、天窓枠体の他縁と天窓本体の他縁との間にプッシュプルチェーンを張設して天窓開口を開閉する天窓開閉装置が提案されている。
ところで、天窓開閉装置は、天窓開口を開閉するようにして建物の屋外に設置される結果、当然に強風等の自然環境に曝されることになり、これに対して十分な対策を施す必要がある。
特許文献1のような片開的な構造では、風向きによって換気や排煙の状態が悪くなる場合があると共に開放側からの強風により天窓本体が風をはらむため、天窓本体に大きな風圧が作用し、天窓本体及びこれを支持する部材等に大きな回転モーメントが生じて天窓本体及びこれを支持する部材等が破損する虞を有する。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、風向きに影響をそれ程受けないで換気又は排煙を行い得る上に、天窓本体に大きな風圧が作用しないようし得て大きな回転モーメントに起因する天窓本体及びこれを支持する部材等の破損を防止し得る天窓開閉装置を提供することにある。
本発明の天窓開閉装置は、天窓開口を囲繞する天窓枠体と、天窓開口を開閉するように天窓枠体に対して天窓開口に直交する方向に接近離反自在に配される天窓本体と、この天窓本体を天窓枠体に対して接近離反させる接近離反手段と、この接近離反手段による天窓枠体に対する天窓本体の接近離反を行わせるように当該接近離反手段を作動させる作動手段と、接近離反手段による天窓枠体に対する天窓本体の接近離反を案内するように天窓枠体及び天窓本体に連結されている案内連結手段とを具備している。
本発明の天窓開閉装置によれば、天窓枠体が天窓本体に対して直交する方向に接近離反するようになっているために、天窓開口の開放において天窓枠体と天窓本体との間に方向性を有しない均等な隙間からなる通路を形成でき、斯かる通路を介して建物内から四方に排気できると共に四方から外気を建物内に取込める結果、風向きによる影響をそれ程受けないで換気又は排煙を行い得る上に、天窓本体への大きな風圧の作用を低減できて大きな回転モーメントに起因する天窓本体及びこれを支持する部材等の破損を防止し得る。
案内連結手段の好ましい一例は、一端部では天窓枠体に回転自在に連結されていると共に他端部では天窓本体に直動自在であって回転自在に連結されている一方のアーム部材と、一端部では天窓枠体に直動自在であって回転自在に連結されていると共に他端部では天窓本体に回転自在に連結されており、中間部で一方のアーム部材の中間部に交差すると共に回転自在に連結されている他方のアーム部材とを具備している。
斯かる例によれば、天窓開口の閉鎖において案内連結手段を天窓枠体に沿って収納できて、収納空間を小さくできる。
本発明の好ましい一例は、少なくとも天窓本体の自重に抗して天窓本体を天窓枠体に対して離反させる弾性力を案内連結手段を介して天窓本体に付与する弾性力付与手段を具備している。
弾性力付与手段を具備している本例によれば、天窓本体を天窓枠体から離反させるための作動手段の作動力を少なくでき、天窓本体を天窓枠体に接近させるための作動手段の作動力との均衡を図ることができる結果、大きな作動力をもった作動手段を用いなくてもよくなる。
弾性力付与手段は、天窓本体を天窓枠体に対して離反させる弾性力を発生するコイルばねを有していてもよいが、本発明は、斯かるコイルばねを有した弾性力付与手段に限定されず、例えばコイルばねに代えて又はコイルばねと共に空気ばねを有した弾性力付与手段であってもよい。
接近離反手段の好ましい一例は、長手方向に対して交差する一方の方向に可撓であって長手方向に対して交差する他方の方向に不撓であると共に一端部で天窓本体に連結されているチェーンを具備しており、この場合、作動手段は、チェーンの一端部と他端部との間の中間部において当該チェーンの長手方向に当該チェーンに走行力を加えるようになっており、チェーンは、作動手段から加えられる走行力によって天窓本体を押して天窓枠体から天窓本体を離反させるように、一端部と中間部との間で不撓状態に設定されるようになっているとよい。
斯かるチェーン(プッシュプルチェーン)を用いた接近離反手段によれば、接近離反手段の収納空間を小さくできる上に、作動手段の作動力を効率よく天窓本体に対する離反力に変換できる。
作動手段の好ましい一例は、接近離反手段を作動させる作動源としての直流電動モータと、この直流電動モータを制御する制御手段とを具備している。
作動源として直流電動モータ及び制御手段を用いることにより、接近離反手段を作動させて天窓開口を自動で開閉させることができる上に、効率よく作動力を生じさせることができる。
制御手段の一例は、直流電動モータの過電流を検出する検出手段を具備しており、この検出手段からの検出結果により直流電動モータの作動を停止するようになっている。
直流電動モータの過電流を検出して、この検出結果により直流電動モータの作動を停止するようにした制御手段によれば、天窓本体の天窓枠体への押しつけで天窓本体を停止するため、天窓開口の閉鎖において天窓枠体と天窓本体との間の隙間をなくし得て、密封状態で天窓開口を閉鎖することができる。
本発明の天窓開閉装置によれば、風向きに影響をそれ程受けないで換気又は排煙を行い得る上に、天窓本体に大きな風圧が作用しないようにし得て大きな回転モーメントに起因する天窓本体及びこれを支持する部材等の破損を防止し得る天窓開閉装置を提供することができる。
次に本発明及びその実施の形態を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
図1から図10において、本例の天窓開閉装置1は、建物2の屋上3に採光、排煙及び換気用の矩形形状又は円形状等の天窓開口4を囲繞するように配された天窓枠体5と、屋上3に形成された天窓開口4を開閉するように天窓枠体5に対して天窓開口4に直交する方向(天窓開口4の開口方向)、即ち、上下方向であるV方向に接近離反自在に配される矩形状の天窓本体6と、天窓本体6を天窓枠体5に対してV方向に接近離反させる接近離反手段7と、接近離反手段7による天窓枠体5に対する天窓本体6のV方向の接近離反を行わせるように接近離反手段7を作動させる作動手段8と、接近離反手段7による天窓枠体5に対する天窓本体6のV方向の接近離反を案内するように天窓枠体5及び天窓本体6に連結されている案内連結手段9と、天窓本体6の自重に抗して天窓本体6を天窓枠体5からV方向に離反させる弾性力を案内連結手段9を介して天窓本体6に付与する弾性力付与手段10と、天窓本体6による天窓開口4の閉鎖において天窓枠体5及び天窓本体6の間の隙間を封止する封止手段11とを具備しており、接近離反手段7、作動手段8及び案内連結手段9により天窓本体6を天窓枠体5に対してV方向に接近離反させて天窓開口4を開閉するようになっている。
建物2の屋上3に下面で固定されている角筒状の天窓枠体5は、互いに対面して平行に伸びた一方の一対の枠部21及び22と、枠部21及び22に直交していると共に互いに対面して平行に伸びた他方の一対の枠部23及び24とを一体的に具備している。
天窓本体6は、矩形状の上枠25と、上枠25の上部に嵌め込まれた採光用のガラス板26と、上枠25の下部に嵌め込まれた角筒状の下枠27と、上枠25の周縁部28に一体的に形成された雨除け用の庇部29とを具備している。
下枠27は、天窓枠体5の枠部21及び22に対応した枠部31及び32と、天窓枠体5の枠部23及び24に対応した枠部33及び34とを一体的に具備している。
接近離反手段7は、枠部23側と枠部24側との夫々に設けられており、枠部23側の接近離反手段7と枠部24側の接近離反手段7とは互いに同様に形成されており、案内連結手段9もまた、枠部21側と枠部22側との夫々に互いに同様に形成されて設けられているので、以下、枠部24側の接近離反手段7及び枠部22側の案内連結手段9を詳細に説明して、枠部23側の接近離反手段7及び枠部21側の案内連結手段9は必要に応じて説明する。
枠部24側の接近離反手段7は、枠部24の内側面41に固着された支持板42と、支持板42に固着されたケース43と、ケース43内に案内収容されるようになっていると共に長手方向に対して交差する一方の方向であるH1方向(図12参照)に可撓であって長手方向に対して交差する他方の方向であるH2方向(図12参照)に対して不撓であり、一端部44で天窓本体5に連結されているチェーン(プッシュプルチェーン)46と、チェーン46の一端部44を天窓本体5に連結する連結手段48とを具備している。
チェーン46を収容するケース43は、特に図8に示すように、チェーン46の一端部44を挿通させる開口50を上壁部51に有したケース本体52と、ケース本体52内に収容されたチェーン46を案内するようにケース本体52に設けられた案内板53と、ケース本体52に設けられていると共にチェーン46の他端部54がR1方向に回転自在に連結されたピン55とを具備しており、ケース本体52は、チェーン46の折り返し端部が貫通する開口56を有している。
チェーン46は、突部61を有した複数のチェーン片62と、各チェーン片62の間に介在されていると共にチェーン片62にピン63を介してR10方向に回転自在に連結されており、突部61に接触自在な突部64を有した複数のチェーン片65とを具備しており、チェーン片62及びチェーン片65のピン63を中心としたR10方向の相対的な回転でチェーン片62の突部61の各側端面66の当該側端面66に対面するチェーン片65の突部64の各側端面67への接触によりH2方向に不撓となる。
連結手段48は、枠部34の内側面71にねじ72を介して取付けられていると共に突起部73を有した連結部材74と、連結部材74に固着されていると共にチェーン46の一端部44のチェーン片62がR3及びR4方向に回転自在に連結されたピン75とを具備しており、連結部材74は、その突起部73の先端下面への一端部44のチェーン片62の突部61の一方の側端面の接触により当該一端部44のチェーン片62のそれ以上の回転を阻止して、一端部44のチェーン片62の垂直方向Vに対する角度θ(90°)以上のR4方向における一方の方向の回転を制限している。
作動手段8は、支持板42に固着されて支持されていると共に接近離反手段7を作動させる作動源としての電磁ブレーキ付きの直流電動モータ81と、直流電動モータ81を制御する制御手段82と、直流電動モータ81の出力回転軸に連結された減速歯車機構83と、減速歯車機構83の出力回転軸に連結されていると共ケース本体52に玉軸受84を介して回転自在に支持されている回転軸85と、回転軸85に固着されているウォームギヤ86と、回転軸85に対して直交して伸びていると共にケース本体52に滑り軸受87を介して回転自在に支持されている回転軸88と、回転軸88に固着されていると共にウォームギヤ86に噛合うハスバギヤ89と、回転軸88に固着されていると共に一端部44と他端部54との間のチェーン46の中間部において案内板53により確保されて当該チェーン46に噛み合うスプロケットホイール90と、一端で回転軸85に連結されていると共に枠部24の内側面41に沿って伸びた中空の回転伝達軸91と、支持板42に支持されていると共に入力回転軸に回転伝達軸91の他端が連結されたベベルギヤユニット92と、一端でベベルギヤユニット92の出力回転軸に連結されていると共に枠部21の内側面93に沿って伸びた中空の回転伝達軸94と、支持板42に相当する支持板98に支持されていると共に入力回転軸が回転伝達軸94の他端に連結されたベベルギヤユニット95と、べベルギヤユニット95の出力回転軸に連結されていると共に回転軸85に相当する回転軸96と、ケース本体52に相当すると共に枠部23の内側面97に支持板98を介して固着されたケース本体99内に夫々配されており、回転軸96に固着されていると共にウォームギヤ86に相当するウォームギヤ、回転軸88に相当する回転軸、この回転軸に固着されているハスバギヤ89に相当するハスバギヤ及び枠部33側のチェーン46の一端部44と他端部54との間の中間部において当該チェーン46に噛み合うスプロケットホイール90に相当するスプロケットホイールの夫々とを具備している。
直流電動モータ81は、制御手段82からの給電がない場合には、自動的に電磁ブレーキを動作させてその出力回転軸を回転しないように当該回転軸を制動する一方、制御手段82から給電される場合には、自動的に電磁ブレーキの動作を解除してその出力回転軸を回転できるように当該回転軸の制動を解除すると共にその出力回転軸を回転させるようになっている。
制御手段82は、建物2内に設置される手動操作可能なスイッチ等を具備した操作盤(図示せず)と、直流電動モータ81の過電流を検出する検出手段(図示せず)と、スイッチ等の操作による操作盤からの開命令信号により直流電動モータ81に給電を行う一方、操作盤からの閉命令信号により直流電動モータ81への給電を停止し、更に、検出手段からの検出結果により直流電動モータ81の作動を停止するべく直流電動モータ81への給電を停止するようになっている給電回路(図示せず)とを具備している。
検出手段は、スプロケットホイール90のR2方向の一方の方向の回転によるチェーン46のケース本体52からの繰り出し走行において、他端部54でピン55を引っ張ることによるチェーン46のそれ以上の繰り出し走行ができないでスプロケットホイール90のR2方向の一方の方向の回転ができない場合に生じる直流電動モータ81の過電流を検出して天窓本体6による天窓開口4の完全開放を検出する一方、スプロケットホイール90のR2方向の他方の方向の回転によるチェーン46のケース本体52内への収容走行において、封止手段11を介する天窓本体6の天窓枠体5への接触によるそれ以上の収容走行ができないでスプロケットホイール90のR2方向の他方の方向の回転ができない場合に生じる直流電動モータ81の過電流を検出して天窓本体6による天窓開口4の完全閉鎖を検出するようになっている。
以上の作動手段8は、制御盤からの開命令信号での直流電動モータ81への給電による減速歯車機構83を介する回転軸85の一方の回転で、一方では、ウォームギヤ86及びハスバギヤ89を介して回転軸88を一方の方向に回転させ、斯かる回転軸88の一方の回転でスプロケットホイール90をR2方向の一方の方向に回転させ、他方では、回転伝達軸91、ベベルギヤユニット92、回転伝達軸94及びベベルギヤユニット95を介して回転軸96を一方の方向に回転させ、斯かる回転軸96の一方の回転で枠部23側のスプロケットホイールを一方の方向に回転させ、而して、スプロケットホイール90に噛み合ったチェーン46及び枠部23側のスプロケットホイールに噛み合ったチェーン46の一端部44と他端部54との間の中間部において両チェーン46の長手方向に当該チェーン46に天窓本体6を押して天窓枠体5から天窓本体6を離反させる走行力を加えて、図11及び図12に示すように、天窓本体6を天窓開口4の完全開放位置にもたらし、直流電動モータ81への給電による減速歯車機構83を介する回転軸85の他方の回転(逆回転)で、一方では、スプロケットホイール90を他方の方向に回転させ、他方では、枠部23側のスプロケットホイールを他方の方向に回転させ、而して、枠部23側及び枠部24側の夫々のチェーン46の一端部44と他端部54との間の中間部において当該チェーン46に天窓本体6を引っ張って天窓枠体5へ天窓本体6を接近させる走行力を与えて、図3に示すように、天窓本体6を天窓開口4の完全閉鎖位置にもたらすようになっており、各チェーン46は、作動手段8から加えられる走行力によってその一端部44で連結手段48を介して天窓本体6を押して天窓枠体5から天窓本体6を離反させるように、一端部44とスプロケットホイール90及び枠部23側のスプロケットホイールに噛み合う中間部との間で不撓状態に設定されるようになっている。
案内連結手段9は、一端部101では天窓枠体5の枠部22の内側面102に、当該枠部22の内側面102に固着された支持板103、支持板103に固着された軸支持部材104並びに支持板103及び軸支持部材104に支持された軸部材105を介してR5方向に回転自在に連結されると共に他端部106では天窓本体6の下枠27の枠部32の下面に、当該枠部32の下面に取付けられているレール部材107、レール部材107にH3方向に直動自在に案内されて移動するローラ部材108及びローラ部材108を回転自在に支持した軸部材109を介してH3方向に直動自在であってR6方向に回動自在に連結されているアーム部材110と、一端部111では天窓枠体5の枠部22の内側面102に、当該枠部22の内側面102に固着された支持板103、支持板103に取付けられているレール部材112、レール部材112にH4方向に直動自在に案内されて移動するローラ部材113及びローラ部材113を回転自在に支持した軸部材114を介してH4方向に直動自在であってR4方向に回動自在に連結されていると共に他端部115では天窓本体6の下枠27の枠部32の下面に、当該枠部32の下面に取付けられている軸支持部材116及び軸支持部材116に支持された軸部材117を介してR8方向に回転自在に連結されており、中間部121でアーム部材110の中間部118に軸部材119を介してR9方向に回転自在に連結されているアーム部材120とを具備している。
案内連結手段9においては、図11に示すように、天窓本体6の天窓枠体5からの離反で、アーム部材110は、軸部材105を介して一端部101を中心に回転させると共にレール部材107に案内されるローラ部材108を介して他端部106を直動させて立ち上がり、アーム部材120も、レール部材112に案内されるローラ部材113を介して一端部111を直動させると共に軸部材117を介して他端部115を中心に回転させて立上がり、これらの立ち上がりを軸部材119を介するアーム部材110とアーム部材120との連結でもって同時的に行う一方、天窓本体6の天窓枠体5への接近で、アーム部材110及び120は、夫々が倒れるように上記と逆の動作を行い、而して、案内連結手段9は、天窓本体6の天窓枠体5からのV方向の離反及び接近をこれらの相互位置を保って案内するようになっている。
弾性力付与手段10は、天窓本体6を天窓枠体5からV方向に離反させる弾性力を発生させるコイルばね131を具備している。
コイルばね131は、一方の端部132で、支持板103に固着された係止部材133に回転自在に連結されており、他方の端部134で、アーム部材120の一端部111と中間部121との間の部位に固着されたピン135に回転自在に連結されており、天窓開口4の全閉時(図3参照)に伸びた状態になるように設定されており、縮み方向の弾性力によりアーム部材120を軸部材117を中心としてR8方向に回転させるようにして、斯かるアーム部材120の回転を介し天窓本体6を天窓枠体5から離反させるようにしている。
封止手段11は、下枠27の下部141の下面に貼り付けた弾性を有する気密ゴム142と、天窓枠体5の上面143に貼り付けた受け部材144とを具備しており、天窓開口4の閉鎖において気密ゴム142を受け部材144に押し付けて気密ゴム142を弾性変形させて天窓枠体5及び天窓本体6の間の隙間の気密を確保し、而して、天窓開口4を完全に閉鎖するようになっている。
封止手段11は、制御手段82が直流電動モータ81の過電流を検出して、この過電流の検出で直流電動モータ81を停止させるようになっているために、天窓開口4の閉鎖における気密ゴム142の弾性変形を確実に生じさせることができ、而して、十分な気密性をもって天窓開口4の完全な閉鎖を行い得る。
以上の天窓開閉装置1によれば、天窓枠体5が天窓本体6に対してV方向に接近離反するようになっているために、天窓開口4の開放において天窓枠体5と天窓本体6との間に方向性を有しない均等な隙間からなる通路を形成でき、斯かる通路を介して建物内から四方に排気できると共に四方から外気を建物内に取込める結果、風向きによる影響をそれ程受けないで換気又は排煙を行い得る上に、天窓本体6への大きな風圧の作用を低減できて大きな回転モーメントに起因する天窓本体6及びこれを支持する部材等の破損を防止し得る。
制御手段82は、直流電動モータ81の過電流を検出し、この検出結果により直流電動モータ81の作動を停止するようになっているが、これに代えて又はこれと共に、例えばリミットスイッチのような天窓本体6の開放状態を検出する開放検出器及び天窓本体の閉鎖状態を検出する閉鎖検出器を有していてもよく、斯かるリミットスイッチを用いる場合でも、天窓開口4の閉鎖において、気密ゴム142に適度な弾性変形を生じさせて直流電動モータ81を停止させるようにするとよい。
本発明の好ましい実施例の外観斜視説明図である。 図1に示す例の設置説明図である。 図1に示す例の断面説明図である。 図3に示すIV−IV線矢視断面説明図である。 図3に示すV−V線矢視断面説明図である。 図1に示す例の断面説明図である。 図1に示す例の断面説明図である。 図1に示す例の接近離反手段の一部の拡大断面説明図である。 図1に示す例の接近離反手段の一部の図8及び図10に示すIX−IX線矢視断面説明図である。 図1に示す例の接近離反手段の一部の図9に示すX−X線矢視断面説明図である。 図1に示す例の動作説明図である。 図1に示す例の動作説明図である。
符号の説明
1 天窓開閉装置
4 天窓開口
5 天窓枠体
6 天窓本体
7 接近離反手段
8 作動手段
9 案内連結手段

Claims (7)

  1. 天窓開口を囲繞する天窓枠体と、天窓開口を開閉するように天窓枠体に対して天窓開口に直交する方向に接近離反自在に配される天窓本体と、この天窓本体を天窓枠体に対して接近離反させる接近離反手段と、この接近離反手段による天窓枠体に対する天窓本体の接近離反を行わせるように当該接近離反手段を作動させる作動手段と、接近離反手段による天窓枠体に対する天窓本体の接近離反を案内するように天窓枠体及び天窓本体に連結されている案内連結手段とを具備している天窓開閉装置。
  2. 案内連結手段は、一端部では天窓枠体に回転自在に連結されていると共に他端部では天窓本体に直動自在であって回転自在に連結されている一方のアーム部材と、一端部では天窓枠体に直動自在であって回転自在に連結されていると共に他端部では天窓本体に回転自在に連結されており、中間部で一方のアーム部材の中間部に交差すると共に回転自在に連結されている他方のアーム部材とを具備している請求項1に記載の天窓開閉装置。
  3. 少なくとも天窓本体の自重に抗して天窓本体を天窓枠体に対して離反させる弾性力を案内連結手段を介して天窓本体に付与する弾性力付与手段を具備している請求項1又は2に記載の天窓開閉装置。
  4. 弾性力付与手段は、天窓本体を天窓枠体に対して離反させる弾性力を発生するコイルばねを有している請求項3に記載の天窓開閉装置。
  5. 接近離反手段は、長手方向に対して交差する一方の方向に可撓であって長手方向に対して交差する他方の方向に不撓であると共に一端部で天窓本体に連結されているチェーンを具備しており、作動手段は、チェーンの一端部と他端部との間の中間部において当該チェーンの長手方向に当該チェーンに走行力を加えるようになっており、チェーンは、作動手段から加えられる走行力によって天窓本体を押して天窓枠体から天窓本体を離反させるように、一端部と中間部との間で不撓状態に設定されるようになっている請求項1から4のいずれか一項に記載の天窓開閉装置。
  6. 作動手段は、接近離反手段を作動させる作動源としての直流電動モータと、この直流電動モータを制御する制御手段とを具備している請求項1から5のいずれか一項に記載の天窓開閉装置。
  7. 制御手段は、直流電動モータの過電流を検出する検出手段を具備しており、この検出手段からの検出結果により直流電動モータの作動を停止するようになっている請求項6に記載の天窓開閉装置。
JP2008129997A 2008-05-16 2008-05-16 天窓開閉装置 Active JP5292916B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008129997A JP5292916B2 (ja) 2008-05-16 2008-05-16 天窓開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008129997A JP5292916B2 (ja) 2008-05-16 2008-05-16 天窓開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009275462A true JP2009275462A (ja) 2009-11-26
JP5292916B2 JP5292916B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=41441152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008129997A Active JP5292916B2 (ja) 2008-05-16 2008-05-16 天窓開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5292916B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011179202A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Oiles Eco Corp 天窓開閉装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61185886U (ja) * 1985-05-10 1986-11-19
JPH11117472A (ja) * 1997-10-13 1999-04-27 Ichikoh Ind Ltd 電動天窓
JP2000328731A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Chuo Spring Co Ltd 天窓装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61185886U (ja) * 1985-05-10 1986-11-19
JPH11117472A (ja) * 1997-10-13 1999-04-27 Ichikoh Ind Ltd 電動天窓
JP2000328731A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Chuo Spring Co Ltd 天窓装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011179202A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Oiles Eco Corp 天窓開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5292916B2 (ja) 2013-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200397177Y1 (ko) 창호의 자동록킹 장치
KR20120006113A (ko) 여닫이문 자동개폐장치
EP3073034B1 (en) A manually and electrically openable roof window with a manually and electrically operable lock
JP5292916B2 (ja) 天窓開閉装置
US20110042017A1 (en) Electrical control mechanism for built-in sunshade products for hollow glass
JP5375672B2 (ja) 天窓開閉装置
US20060185249A1 (en) Roof vent
KR101427108B1 (ko) 자동창호 개폐장치
JP2006299522A (ja) 開閉装置
JP2008231690A (ja) 窓開閉装置及び窓
KR101286992B1 (ko) 지붕의 개폐장치
KR101804523B1 (ko) 틈새 차단기능을 구비한 폴딩도어
KR20150104694A (ko) 래크와 피니언을 이용한 창짝 자동 개폐장치 및 이를 포함하는 창호
KR101464290B1 (ko) 자연 환기창
JP2012162900A (ja) 庇兼用電動扉
KR100675347B1 (ko) 전동창문용 구동장치
KR20180067142A (ko) 전동식 여닫이 창호
JP5905837B2 (ja) 電動開閉建具
JP4641198B2 (ja) 開閉装置
EP1681400A3 (de) Dachfenster, insbesondere Wohndachfenster, mit Rolladen
JP2005089980A (ja) 窓装置の電動ユニット及び窓装置
KR200306354Y1 (ko) 전동 블라인드
EP4006295A1 (en) A screening arrangement for a roof window, and roof window comprising such a screening arrangement
KR200321450Y1 (ko) 전동식 프로젝트 창호
JPH0762812A (ja) 電動式天窓

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130527

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5292916

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250