JP2009275372A - 人工芝充填用粒状物および同人工芝充填用粒状物を充填してなる人工芝構造体 - Google Patents

人工芝充填用粒状物および同人工芝充填用粒状物を充填してなる人工芝構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP2009275372A
JP2009275372A JP2008125623A JP2008125623A JP2009275372A JP 2009275372 A JP2009275372 A JP 2009275372A JP 2008125623 A JP2008125623 A JP 2008125623A JP 2008125623 A JP2008125623 A JP 2008125623A JP 2009275372 A JP2009275372 A JP 2009275372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
artificial turf
filling
granular material
artificial lawn
hardness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008125623A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4623750B2 (ja
Inventor
Takashi Horio
孝志 堀尾
Hideyuki Okuyama
英之 奥山
Takeshi Ishimaru
毅 石丸
Katsuyuki Tanaka
克往 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2008125623A priority Critical patent/JP4623750B2/ja
Priority to CN200910129584.1A priority patent/CN101581068A/zh
Priority to KR20090031353A priority patent/KR101480568B1/ko
Priority to US12/423,380 priority patent/US20090286018A1/en
Priority to EP09006087A priority patent/EP2119830A3/en
Publication of JP2009275372A publication Critical patent/JP2009275372A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4623750B2 publication Critical patent/JP4623750B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C13/00Pavings or foundations specially adapted for playgrounds or sports grounds; Drainage, irrigation or heating of sports grounds
    • E01C13/08Surfaces simulating grass ; Grass-grown sports grounds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B17/00Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics
    • B29B17/02Separating plastics from other materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B9/00Making granules
    • B29B9/12Making granules characterised by structure or composition
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C13/00Pavings or foundations specially adapted for playgrounds or sports grounds; Drainage, irrigation or heating of sports grounds
    • E01C13/06Pavings made in situ, e.g. for sand grounds, clay courts E01C13/003
    • E01C13/065Pavings made in situ, e.g. for sand grounds, clay courts E01C13/003 at least one in situ layer consisting of or including bitumen, rubber or plastics
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S273/00Amusement devices: games
    • Y10S273/13Artificial grass
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/24355Continuous and nonuniform or irregular surface on layer or component [e.g., roofing, etc.]
    • Y10T428/24372Particulate matter

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】生産性、施工性が良く、リサイクル性も良好な人工芝充填用粒状物および同人工芝充填用粒状物を充填してなる人工芝構造体を提供する。
【解決手段】JIS−K6253のタイプA法による硬度が60以上の合成樹脂を素材として、空隙部51が全体積(素材が存在する部分の体積+上記空隙部の体積)の10〜75%を占めるように形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、人工芝のパイル間に充填される人工芝充填用粒状物に関し、さらに詳しく言えば、生産性、施工性が良く、リサイクル性も良好な人工芝充填用粒状物に関する。
ロングパイル人工芝は、通常の人工芝よりも長いパイルが植設された基布のパイル間に充填材を充填したものからなり、天然芝に近い弾力特性を持つ人工芝サーフェイスとして各種運動競技施設に普及している。
ロングパイル人工芝用の充填材としては、例えば特許文献1に示すように、ゴムチップ(廃タイヤや工業用ゴムの破砕品)や熱可塑性エラストマー(EPDMやPEベースの弾力性のある樹脂)の弾性粒状物が用いられる。
しかしながら、従来の充填材は、次のような問題があった。すなわち、従来の弾性粒状物は、JIS−K6253のタイプA法による硬度が40〜65と柔らかいため、施工時に500〜1000kgを1ロットとして袋詰めして現場に運び込んだ際に、粒状物同士が自重によってくっつき合って塊を形成する、いわゆるブロッキング現象が発生する。
したがって、施工時に塊となった粒状物を解し直したのち、パイルに充填していた。また、塊化した粒状物を完全に解すことは実際には困難であり、小さな塊となった充填材塊は、パイルへの均一な散布や充填の妨げになるばかりでなく、弾性特性にも影響を与えかねない。
さらには、敷設充填後に使用者や機具によって加えられる踏圧によっても、充填材同士がブロッキング現象を起こして結合する場合があり、これにより、人工芝表面が硬く締まってしまい、人工芝の弾力特性が変化してしまうこともあった。
また、別の問題として、人工芝構造体は一定の耐用年数が経過すると、新しい人工芝に張り替える必要がある。使用済みの人工芝は、充填材を回収したのちに撤去され、その後産業廃棄物として処分されるが、単に産業廃棄物として処理するのは環境上好ましくない。
そこで、最近では、人工芝の一部を再利用する人工芝のリサイクル技術が提案されている。例えば特許文献2には、人工芝をリサイクル可能なナイロン6で構成することにより、回収した人工芝をスムーズに原料までリサイクルする点が示されているし、特許文献3には、熱可塑性樹脂を用いてパイルを基布に固定したことにより、人工芝自体を再生原料としてリサイクルする点が示されている。
しかしながら、上記特許文献2,3は、いずれの場合も充填した粒状物を人工芝から完全に除去することを前提としており、経年使用によって粒状物が湿ったり、踏み固められていることは考慮されておらず、パイルに入り込んだ粒状物を完全に除去することはほぼ不可能である。
また、リサイクルの観点から見て、弾性粒状物は人工芝とは異なる材質からなる不純物であるため、リサイクルするためには、人工芝を構成する素材と充填材を構成する素材とを同じにしておく方法が考えられる。この方法であれば、人工芝のパイル間に粒状物が残されていても、同一素材として扱えるのでマテリアルリサイクルが可能である。
しかしながら、同一素材を用いたとしてもなお次のような問題がある。すなわち、実際に人工芝を溶融して混合した場合、その再生品は非常に硬くゴムのような弾性がないため、そのまま粒状に成形して、人工芝に充填してもロングパイル人工芝が本来持つ天然芝に近い柔らかさを作り出すことはできなかった。
特開2002−294620号公報 特開平9−242011号公報 特開平2000−17605号公報
そこで、本発明は上述した課題を解決するため、生産性、施工性が良く、リサイクル性も良好な人工芝充填用粒状物および同人工芝充填用粒状物を充填してなる人工芝構造体を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明は以下に示すいくつかの特徴を備えている。請求項1に記載の発明は、人工芝のパイル間に充填される人工芝充填用粒状物において、JIS−K6253のタイプA法による硬度が60以上の合成樹脂を素材として、表面の少なくとも一部が凹まされた空隙部を備えている立体形状を呈し、上記空隙部が全体積(素材が存在する部分の体積+上記空隙部の体積)の10〜75%を占めることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、上記立体は、中空な円筒状に形成されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1において、上記立体は、中空な半球状に形成されていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、上記請求項1において、上記立体は、馬蹄状(断面U字状)に形成されていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、上記請求項1において、上記立体は多面体からなり、少なくとも1つの面が凹まされて上記空隙部が形成されていることを特徴としている。
また、本発明には、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の人工芝充填用粒状物をパイル間に充填した人工芝構造体も含まれる。
請求項1に記載の発明によれば、JIS−K6253のタイプA法による硬度が60以上の合成樹脂を素材として、表面の少なくとも一部が凹まされた空隙部を備えている立体形状を呈し、上記空隙部が全体積(素材が存在する部分の体積+上記空隙部の体積)の10〜75%を占めることにより、粒状物の空隙部によって変形の際の衝撃エネルギーを吸収でき、人工芝に弾力性を与えることができる。
より具体的な効果としては、素材の硬度が60以上であることにより、粒状物同士がひっつき合って塊化するブロッキング現象が生じにくい。硬度が60未満の場合は、粒状物同士がくっつき合うブロッキング現象を起こすため好ましくない。
さらには、空隙部が全体積の10%未満の場合は、粒状物の剛性が高すぎるため、弾力性が乏しいため好ましくない。逆に、空隙部が全体積の75%よりも大きい場合は、粒状物の剛性が弱くなりすぎるため、へたりやすく塑性変形しやすいため好ましくない。
請求項2〜4に記載の発明によれば、立体を中空な円筒状や、半球状、さらには馬蹄状(断面U字状)に形成したことにより、空隙によって粒状物を変形しやすくなり、衝撃エネルギーをより効果的に吸収させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、粒状物が多面体から形成されている場合に、少なくとも1つの面の表面から内側に切り欠くようにして空隙部が形成されていてもよい。これによっても、同様に弾力性のある粒状物が形成できる。
次に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこの限りではない。図1は、本発明の人工芝充填用粒状物を充填した人工芝構造体の要部断面図であり、図2は充填材の各種形状の模式図である。図3は、多面体形状の粒状物の空隙部およびその空隙率の算出方法を示す模式図である。
図1に示すように、この人工芝構造体1は、基盤2上に敷設された人工芝3を有し、人工芝3のパイル4の間には粒状物5が充填されている。この実施形態において、基盤2は、地面を平坦に均した簡易舗装面が用いられるが、これ以外に、砂利などを敷き詰めてあってもよいし、アスファルトなどで舗装された既設舗装面を用いてもよい。
さらには、基盤2の上に弾性舗装などを設けてもよく、本発明において、基盤2の構成は、仕様に応じて変更可能であり、任意的事項である。
人工芝3は、基布31に所定間隔でパイル4が植設されている。基布31は、例えばポリプロピレン,ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂が好適に選択されるが、リサイクル性を考慮して、溶融性のよい低密度ポリエチレンがより好ましい。
この例において、基布31は、ポリプロピレンやポリエチレンなどの合成樹脂製の平織り布が用いられているが、これ以外に、平織り布に合成樹脂の綿状物をパンチングにより植え付けたものであってもよい。なお、基布31の色は、仕様に応じて任意に決定されるが、粒状物に作り替えられたときに、太陽の熱を吸収しにくいように黒色以外の色に着色されていることが好ましい。
パイル4は、基布31の表面から先端までのパイル長さH1が40〜75mmと長い、いわゆるロングパイルであることが好ましい。パイル4は、ポリプロピレン,ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂が好適に選択されるが、リサイクル性を考慮して、溶融性のよい低密度ポリエチレンがより好ましい。パイル4は緑色に着色されているが、黒色以外であれば任意の色が用いられる。
パイル4には、モノテープヤーンまたはモノフィラメントヤーンを複数本束ねたもの、あるいは、帯状のスプリットヤーンが用いられてよい。この例において、パイル4は、太さが8000〜11000dtexであって、植え付け量1000〜2000g/mで基布31に植え付けられている。
また、基布31の裏面には、タフティングされたパイル4の抜け落ちを防止するため、裏止め材32(バッキング材)が一様に塗布されている。裏止め材32には、例えばSBRラテックスやウレタンなどの熱硬化性樹脂が用いられるが、必要に応じて例えば炭酸カルシウムなどの増量剤が添加される。
この例において、裏止め材32は、塗布量が600〜800g/m(乾燥時)となるように一様に塗布されている。なお、裏止め材32は、再生する粒状物の再生時の色を考慮して、黒色以外の色に着色されていることが好ましい。
本発明において、基布31およびパイル4は、リサイクル性を考慮して、ポリプロピレンやポリエチレンなどの加熱、溶融が容易な熱可塑性樹脂で構成されているが、裏止め材5は、作業性などを考慮して、SBRラテックスなどの熱硬化性樹脂が用いられている。
すなわち、人工芝3は、熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の複合体からなる。したがって、人工芝3を加熱、溶融した際、熱硬化性樹脂は熱可塑性樹脂の中で均一に分散し、双方が混合した単一素材として残ることになる。そこで、本発明は、裏止め材32を含めた全樹脂量100wt%のうち、50wt%以上が熱可塑性樹脂からなるように構成されている。
すなわち、熱可塑性樹脂が全体の50wt%未満の場合、裏止め材32などの熱硬化性樹脂が含まれていても、溶融した熱可塑性樹脂の中に均一に分散しなくなり、単一な素材として扱うことができなくなるおそれがあるため好ましくない。
裏止め材32は、パイル4を固定し、人工芝3の寸法安定を満たせば加工性、コストなどを考慮して熱可塑性樹脂でないものも選択できるが、リサイクルの際に、粒状物5に適度な弾性を付与するためには、SBRやウレタンなどの比較的柔らかい素材を用いることがより効果的である。
この人工芝3に充填材としての粒状物5が充填されている。粒状物5は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂にEPDM、EVA、SBRなどの弾性を持ったエラストマーを適宜配合して、JIS−K6253のタイプA法による硬度が60以上の合成樹脂を素材としている。
樹脂とエラストマーがともに熱可塑性の場合は、両者を加熱しながら攪拌混合することで均一化することができる。エラストマーが熱硬化性の場合は、微粉末化したエラストマー粒子を加熱溶融した樹脂に加えて、均一に分散させてもよく、硬度が60以上となる素材が得られれば、その組成や製造方法は任意であってよい。
これによれば、素材の硬度が60以上としたことにより、粒状物同士がひっつき合って塊化するブロッキング現象が生じにくい。
図2(a)を併せて参照して、粒状物5aは、JIS−K6253のタイプA法による硬度が60以上の合成樹脂を素材として、表面の少なくとも一部が凹まされた空隙部51を備えている立体形状(図2(a)では中空な円筒状)に形成されている。
これによれば、粒状物5aが円筒体形状であるために、外力によって繰り返し変形を受けても、塑性変形しにくく、人工芝に充填後も弾力性が維持される。さらには、表面が円筒であるため、肌が擦り付けられても、擦過傷などを生じさせにくい。
また、素材の硬度が60以上であることにより、粒状物同士がひっつき合って塊化するブロッキング現象が生じにくい。硬度が60未満の場合は、粒状物同士がくっつき合うブロッキング現象を起こすため好ましくない。
より好ましい態様としては、空隙部51は、全体積(素材が存在する部分の体積+空隙部51の体積)の10〜75%を占めている。これによれば、粒状物5aの空隙部51によって変形の際の衝撃エネルギーを吸収でき、人工芝3に弾力性を与えることができる。
すなわち、空隙部51が全体積の10%未満の場合は、粒状物5aの剛性が高すぎるため、弾力性が乏しいため好ましくない。逆に、空隙部51が全体積の75%よりも大きい場合は、粒状物5aの剛性が弱くなりすぎるため、へたりやすく塑性変形しやすいため好ましくない。
この例において、粒状物5は、軸線方向に沿って所定の空隙51を有する中空な円筒状に形成されているが、上述した空隙率を満足する立体形状であれば、これ以外の形状であってもよい。
すなわち、図2(b)に示すように、中央に空隙部51を有する馬蹄状(断面U字状)の粒状物5bであってもよい。さらには、図2(c)に示すように、一端から中央にかけてすり鉢状にくり抜かれた空隙部51を有する半球状の粒状物5cであってもよい。
図2(a)〜(c)に記載された空隙部51は、粒状物5a〜5cの内部を貫通するように設けられているが、粒状物5を多面体として形成し、すくなくとも1つ面の一部を切り欠いたり、凹ますなどして形成された空隙も本発明に含まれる。
すなわち、図2(d)に示す粒状物5dは、断面十字状の柱状に形成されている。図3を併せて参照して、この粒状物5dは、仮想的な六角柱を呈し、素材の存在する部分(十字状の部分)の間に空隙部51が4カ所設けられている。
これによれば、素材の存在する部分の間に挟まれるようにして、空隙部51が形成されることにより、同様の弾力効果が得られる。なお、参考までに図3にその形状の空隙率の算出方法を例示する。
この例において、空隙部51は仮想六角柱を例にとって説明したが、これ以外に図2(e)に示すような断面星形状に形成された粒状物5eであってもよい。これによっても、同様の効果が得られる。
空隙部51の形成方法は、押出やプレス、削り出しなどの機械的な可能によって形成されていることが好ましい。すなわち、大きな素材の塊を粉砕して形成された粒状物に形成される微細凹凸などは空隙率をコントロールすることができないため好ましくない。
粒状物5は真比重が1.1以上であることが好ましい。すなわち、真比重が1.1以下になると、風雨で飛ばされたり流されやすいばかりでなく、サッカーなどの競技中に蹴り出されたり、飛散したりしやすくなる、
そこで粒状物5は、比重が1.1以上となるように調整されている。比重を増加させる方法の一例としては、炭酸カルシウムなどの添加剤を添加する方法が上げられるが、これ以外の方法で比重を上げてもよい。
粒状物5の製造方法は、原材料を加熱、溶融して金型内に射出成形することで中空なチューブ状に形成され、それを所定の長さで切断することにより円筒状に形成されるが、上述した条件を満足すれば、その製造方法は任意であってよい。
この例において、粒状物5は、上述した熱可塑性樹脂とエラストマーとの混合物の新生品からなるが、これ以外に使用済みの廃人工芝3を再溶解して粒状に成形した再生品から生成してよく、少なくとも上述した各条件を満足していればよい。
粒状物5は、単一種類からなることが好ましい。すなわち、粒状物5が複数種類の重量物の混合物からなると、粒状物を人工芝から抜き取って新しく敷設した人工芝に再充填する場合、人工芝から除去した後で種別毎に分別しなければならない。また、人工芝3から抜き取られる割合が不均一であるため、再充填しても再生前と同じ性状の人工芝構造体にできないおそれがある。
粒状物5は、所定の色に着色されていることが好ましく、より好ましくは黒色以外の色に着色されていることが好ましい。これによれば、粒状物5を例えば緑系や茶系の色に着色することにより、人工芝やグラウンドに近い美観性状を得ることができるばかりでなく、太陽光を吸収して、熱が籠もるのを防止することができる。そのためには、素材となる人工芝を構成するパイル、基布および裏止め材は黒色以外であることが好ましい。
粒状物5の充填厚さは、要求される弾力性により任意に選択されるが、粒状物5の流出や飛散を防止するうえで、パイル4の突出高さH2(充填した層の表面からパイル先端までの長さ)が10〜30mm以上となる厚さであることが好ましい。
すなわち、本発明によれば、使用済みの人工芝1を路盤から回収して、加熱、溶解し、粒状物に成形したのちに、再生粒状物を再び路盤上に新しく敷設された人工芝の粒状物として充填することにより、人工芝を人工芝用途材としてリサイクルでき、循環型のリサイクルシステムを構築することができる。
次に、本発明の具体的な実施例1〜7を比較例1〜3とともに説明する。まず、下記の方法で人工芝および粒状物を作製した。
〔人工芝の作製〕
低密度ポリエチレン製スプリットヤーン(太さ11000dtex)を目付量1000g/mで芝丈50mmとなるようにポリプロピレン製基布(重量:100g/m)にタフティングにより植設し、SBRと炭酸カルシウムの混合物(混合比;SBR:炭酸カルシウム=1:2)をラテックスにしたものを裏止め材として、基布の裏面側に塗布したのち、ラテックスを乾燥させて人工芝を製造した。
このときの製品重量は1850g/mであったので、裏止め材の乾燥重量は750g/m(SBR250g/m:炭酸カルシウム500g/m)であると判断した。
〔粒状物の作製〕
高密度ポリエチレン(HDPE)と、オレフィン系熱可塑性エラストマー(リケン社製型番VG9700Q)とを各実施例および比較例に応じて所定の配合比で配合し、加熱混合したのち、口金からひも状に押し出したものを細かく裁断して、粒状物を作製した。口金の形状を変えて、各実施例および比較例の粒状物をそれぞれ作製した。
〔サンプル芝の施工〕
1m×1mの大きさで上記人工芝(芝丈50mm)を路盤上に敷設したのち、各実施例および比較例の粒状物を10kg(平均厚さ30mm)で充填して、サンプル芝を作製したのち、以下の各評価を行った。
〔硬度測定評価〕
各実施例および比較例のサンプルをインジェクション成形にてφ30mm×H10mmの円柱状に形成したのち、JIS−K6253のタイプA法に準拠した硬度測定を行った。
〔衝撃吸収性評価〕
各実施例および比較例のサンプルをDIN18032に規定された衝撃試験を行い衝撃吸収性(弾力性)を評価した。測定は、同じ測定条件で5回行ったのち、測定度の粒状物の変形状態を観察した。
また、各実施例および比較例のサンプルの総合的な評価を「塑性変形がなく、衝撃吸収性が53%以上を◎」、「塑性変形がなく、衝撃吸収性が50%を○」、「塑性変形がほとんどなく、衝撃吸収性が50%以上を△」、「塑性変形が見られ、衝撃吸収性が50%未満を×」とする4段階で評価した。
以下に、その測定結果を示す。
《実施例1》
〔配合比〕高密度PE:エラストマー=7:3
〔断面形状〕円筒状
〔外径〕2.8mm
〔内径〕1.0mm
〔高さ〕2.0mm
〔硬度〕83
〔空隙率〕12%
〔衝撃吸収性〕50
〔塑性変形〕なし
〔総合評価〕○
《実施例2》
〔配合比〕高密度PE:エラストマー=7:3
〔断面形状〕円筒状
〔外径〕2.8mm
〔内径〕2.0mm
〔高さ〕2.0mm
〔硬度〕83
〔空隙率〕50%
〔衝撃吸収性〕53
〔塑性変形〕なし
〔総合評価〕◎
《実施例3》
〔配合比〕高密度PE:エラストマー=7:3
〔断面形状〕円筒状
〔外径〕2.8mm
〔内径〕2.4mm
〔高さ〕2.0mm
〔硬度〕83
〔空隙率〕75%
〔衝撃吸収性〕51
〔塑性変形〕ほとんどなし
〔総合評価〕△
《実施例4》
〔配合比〕高密度PE:エラストマー=5:5
〔断面形状〕円筒状
〔外径〕2.8mm
〔内径〕2.0mm
〔高さ〕2.0mm
〔硬度〕75
〔空隙率〕50%
〔衝撃吸収性〕55
〔塑性変形〕なし
〔総合評価〕◎
《実施例5》
〔配合比〕高密度PE:エラストマー=3:7
〔断面形状〕円筒状
〔外径〕2.8mm
〔内径〕2.0mm
〔高さ〕2.0mm
〔硬度〕60
〔空隙率〕50%
〔衝撃吸収性〕52
〔塑性変形〕なし
〔総合評価〕○
《実施例6》
〔配合比〕高密度PE:エラストマー=7:3
〔断面形状〕半円筒状
〔外径〕2.8mm
〔内径〕2.3mm
〔高さ〕2.0mm
〔硬度〕83
〔空隙率〕65%
〔衝撃吸収性〕53
〔塑性変形〕なし
〔総合評価〕◎
《実施例7》
〔配合比〕高密度PE:エラストマー=7:3
〔断面形状〕半円筒状
〔外径〕2.8mm
〔内径〕1.5mm
〔高さ〕2.0mm
〔硬度〕83
〔空隙率〕30%
〔衝撃吸収性〕54
〔塑性変形〕なし
〔総合評価〕◎
〈比較例1〉
〔配合比〕高密度PE:エラストマー=2:8
〔断面形状〕円筒状
〔外径〕2.8mm
〔内径〕2.0mm
〔高さ〕2.0mm
〔硬度〕45
〔空隙率〕50%
〔衝撃吸収性〕47
〔塑性変形〕あり
〔総合評価〕×
〈比較例2〉
〔配合比〕高密度PE:エラストマー=7:3
〔断面形状〕円筒状
〔外径〕2.8mm
〔内径〕0.8mm
〔高さ〕2.0mm
〔硬度〕83
〔空隙率〕8%
〔衝撃吸収性〕38
〔塑性変形〕なし
〔総合評価〕×
〈比較例2〉
〔配合比〕高密度PE:エラストマー=7:3
〔断面形状〕円筒状
〔外径〕2.8mm
〔内径〕2.5mm
〔高さ〕2.0mm
〔硬度〕83
〔空隙率〕78%
〔衝撃吸収性〕45
〔塑性変形〕あり
〔総合評価〕×
以下に、実施例1〜7および比較例1〜3の充填材の性状およびその評価結果のまとめを表1に示す。
Figure 2009275372
上記各実施例と比較例とを比較検討した結果、以下のような知見を得た。
(1)比較例1は、エラストマーの配合比が大きいために硬度が低くなり、その結果、衝撃吸収性が低く、試験後に粒状物に変形が見られた。
(2)比較例2は、空隙率が低いため、反発力が高くなりすぎてしまい、衝撃吸収性を低下させている。
(3)比較例3は、空隙率が高すぎるため、粒状物のエネルギー吸収量が小さくなり、その結果、衝撃吸収性が低くなる。
本発明の一実施形態に係る人工芝充填用粒状物を充填した人工芝構造体の要部断面図。 (a)〜(e)人工芝充填用粒状物の各種形状を表す模式的な斜視図。 図3(d)の粒状物の空隙部と空隙率の算出方法を説明する説明図。
符号の説明
1 人工芝構造体
2 路盤
3 人工芝
31 基布
32 裏止め材
4 パイル
5 粒状物

Claims (6)

  1. 人工芝のパイル間に充填される人工芝充填用粒状物において、
    JIS−K6253のタイプA法による硬度が60以上の合成樹脂を素材として、表面の少なくとも一部が凹まされた空隙部を備えている立体形状を呈し、上記空隙部が全体積(素材が存在する部分の体積+上記空隙部の体積)の10〜75%を占めることを特徴とする人工芝充填用粒状物。
  2. 上記立体は、中空な円筒状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の人工芝充填用粒状物。
  3. 上記立体は、中空な半球状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の人工芝充填用粒状物。
  4. 上記立体は、馬蹄状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の人工芝充填用粒状物。
  5. 上記立体は多面体からなり、少なくとも1つの面が凹まされて上記空隙部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の人工芝充填用粒状物。
  6. 上記請求項1ないし5のいずれか1項に記載の人工芝充填用粒状物をパイル間に充填してなることを特徴とする人工芝構造体。
JP2008125623A 2008-05-13 2008-05-13 人工芝充填用粒状物および同人工芝充填用粒状物を充填してなる人工芝構造体 Expired - Fee Related JP4623750B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008125623A JP4623750B2 (ja) 2008-05-13 2008-05-13 人工芝充填用粒状物および同人工芝充填用粒状物を充填してなる人工芝構造体
CN200910129584.1A CN101581068A (zh) 2008-05-13 2009-03-31 人造草坪填充用颗粒物及填充该人造草坪填充用颗粒物而形成的人造草坪结构体
KR20090031353A KR101480568B1 (ko) 2008-05-13 2009-04-10 인조 잔디 충전용 입상물 및 이 인조 잔디 충전용 입상물을 충전하여 이루어지는 인조 잔디 구조체
US12/423,380 US20090286018A1 (en) 2008-05-13 2009-04-14 Artificial grass granulated infill and artificial grass structure using the same
EP09006087A EP2119830A3 (en) 2008-05-13 2009-05-04 Artificial grass granulated infill and artificial grass structure using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008125623A JP4623750B2 (ja) 2008-05-13 2008-05-13 人工芝充填用粒状物および同人工芝充填用粒状物を充填してなる人工芝構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009275372A true JP2009275372A (ja) 2009-11-26
JP4623750B2 JP4623750B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=40937494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008125623A Expired - Fee Related JP4623750B2 (ja) 2008-05-13 2008-05-13 人工芝充填用粒状物および同人工芝充填用粒状物を充填してなる人工芝構造体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20090286018A1 (ja)
EP (1) EP2119830A3 (ja)
JP (1) JP4623750B2 (ja)
KR (1) KR101480568B1 (ja)
CN (1) CN101581068A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019522131A (ja) * 2016-07-18 2019-08-08 ポリテックス・シュポルトベレーゲ・プロドゥクシオンス・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングPolytex Sportbelaege Produktions GmbH 凝集体インフィルを含む人工芝

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1026444C2 (nl) * 2004-06-17 2005-12-20 Ten Cate Thiolon Bv Kunstgrassportveld voorzien van een instrooimateriaal alsmede een dergelijk instrooimateriaal.
US20070237921A1 (en) * 2006-04-10 2007-10-11 Knapp Timothy A Woven artificial turf
JP4386457B2 (ja) * 2007-12-14 2009-12-16 住友ゴム工業株式会社 人工芝構造体および同人工芝構造体を用いた人工芝施設並びに人工芝構造体のリサイクル方法
JP4502400B2 (ja) * 2007-12-27 2010-07-14 住友ゴム工業株式会社 人工芝充填用粒状物および同人工芝充填用粒状物を充填してなる人工芝構造体
US20110135851A1 (en) * 2008-03-27 2011-06-09 So.F.Ter.-S.P.A. Polymer granules suitable as infill material for artificial turf structures
US8455063B2 (en) * 2009-10-07 2013-06-04 Sungyull Lee Artificial turf infill and artificial turf including the same
WO2012058555A2 (en) * 2010-10-29 2012-05-03 The Quantum Group, Inc. Artificial turf systems and applications thereof
JP5794737B2 (ja) * 2012-07-02 2015-10-14 住友ゴム工業株式会社 人工芝
CN102898770B (zh) * 2012-10-30 2014-10-08 常州瑞弗橡塑材料有限公司 人造草坪填充用空心热塑性橡胶填充颗粒及其制备方法
KR101400101B1 (ko) * 2013-11-12 2014-05-28 (주)대건씨앤엘 인조잔디 충진용 에스이비에스 고무칩 제조방법
NL2014875B1 (en) * 2015-05-28 2017-01-31 Ten Cate Thiolon Bv Artificial Turf System.
CN105838016A (zh) * 2016-06-13 2016-08-10 广州傲胜人造草股份有限公司 一种热塑性弹性粒子及包含该热塑性弹性粒子的人造草坪
KR101723817B1 (ko) * 2016-07-28 2017-04-06 화인케미칼 주식회사 인조잔디 충진용 및 그라운드 포장용 탄성칩
CN106497093A (zh) * 2016-11-07 2017-03-15 广州市众智体育科技有限公司 运动场地合成面层材料填充用可回收环保颗粒
US20210301474A1 (en) * 2020-03-26 2021-09-30 Celanese International Corporation Infill for an Artificial Turf System
EP4047131A1 (en) * 2021-02-22 2022-08-24 Improve Tec Hönö AB Infill granule for use in an aritificial turf system

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09242011A (ja) * 1996-03-11 1997-09-16 Toray Ind Inc リサイクル可能な人工芝
JP2000017605A (ja) * 1998-04-30 2000-01-18 Sumitomo Rubber Ind Ltd 人工芝生
JP2002294620A (ja) * 2001-04-04 2002-10-09 Sumitomo Rubber Ind Ltd 人工芝構造体および人工芝グラウンド

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2801531B2 (ja) * 1993-09-22 1998-09-21 山陽芝生株式会社 芝生保護方法
TW294691B (en) * 1994-08-16 1997-01-01 Jsp Corp Expansion-molded article of polyolefin resin having open voids and production thereof
ITPD20040251A1 (it) * 2004-10-14 2005-01-14 A P I Applic Plastiche Indust Particolato elastomerizzato da utilizzarsi come intasamento per manti erbosi sintetici
EP1853765A1 (en) * 2005-03-01 2007-11-14 DSMIP Assets B.V. Artificial turf structure with granular infill
JP4813832B2 (ja) 2005-07-06 2011-11-09 株式会社リコー カラー画像形成装置
ITPD20050213A1 (it) * 2005-07-12 2007-01-13 A P I Applic Plastiche Indus T Granulo in materia plastica da utilizzarsi come intasamento per manti erbosi sintetici
JP4502400B2 (ja) * 2007-12-27 2010-07-14 住友ゴム工業株式会社 人工芝充填用粒状物および同人工芝充填用粒状物を充填してなる人工芝構造体
US20110135851A1 (en) * 2008-03-27 2011-06-09 So.F.Ter.-S.P.A. Polymer granules suitable as infill material for artificial turf structures
JP4623749B2 (ja) * 2008-05-13 2011-02-02 住友ゴム工業株式会社 人工芝充填用粒状物および同人工芝充填用粒状物を充填してなる人工芝構造体
US8455063B2 (en) * 2009-10-07 2013-06-04 Sungyull Lee Artificial turf infill and artificial turf including the same

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09242011A (ja) * 1996-03-11 1997-09-16 Toray Ind Inc リサイクル可能な人工芝
JP2000017605A (ja) * 1998-04-30 2000-01-18 Sumitomo Rubber Ind Ltd 人工芝生
JP2002294620A (ja) * 2001-04-04 2002-10-09 Sumitomo Rubber Ind Ltd 人工芝構造体および人工芝グラウンド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019522131A (ja) * 2016-07-18 2019-08-08 ポリテックス・シュポルトベレーゲ・プロドゥクシオンス・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングPolytex Sportbelaege Produktions GmbH 凝集体インフィルを含む人工芝

Also Published As

Publication number Publication date
US20090286018A1 (en) 2009-11-19
KR101480568B1 (ko) 2015-01-08
EP2119830A3 (en) 2011-05-04
JP4623750B2 (ja) 2011-02-02
CN101581068A (zh) 2009-11-18
KR20090118832A (ko) 2009-11-18
EP2119830A2 (en) 2009-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4623750B2 (ja) 人工芝充填用粒状物および同人工芝充填用粒状物を充填してなる人工芝構造体
JP4623749B2 (ja) 人工芝充填用粒状物および同人工芝充填用粒状物を充填してなる人工芝構造体
JP4502400B2 (ja) 人工芝充填用粒状物および同人工芝充填用粒状物を充填してなる人工芝構造体
US7060334B2 (en) Infill material for synthetic-grass structures, corresponding synthetic-grass structure and process of preparation
EP2206833A1 (en) A method of producing an infill material for synthetic-grass structures, corresponding material, and synthetic grass structure
JP4386457B2 (ja) 人工芝構造体および同人工芝構造体を用いた人工芝施設並びに人工芝構造体のリサイクル方法
EP3272939B1 (en) Artificial turf comprising an agglomerate infill
JP5984311B2 (ja) 人工芝および人工芝施設
AU2017304472B2 (en) Artificial turf infill comprising natural fibers embedded in a vulcanized portion
JP2004060393A (ja) 充填材入り人工芝および運動競技場
EP3336252A1 (en) Artificial turf infill with a vulcanized portion and natural fibers

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101027

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4623750

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees