JP2009273306A - サーボ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サーボ装置10は、出力軸の目標位置信号と、サーボモータ16から得られる出力軸の現在位置信号等との誤差を増幅手段21で増幅し、PWM 波形としてモータに与え、誤差が小さくなる方向にモータを駆動する。不感帯設定手段23は、誤差がフィードバック制御によって修正すべき大きさか否かを判断する基準値を設定する。モータ停止と判断された場合、不感帯は通常の0.4 °から10°に変更される。モータが停止すると外力が加わってもサーボ装置には停止位置で外力に対する保持電流は流れず、電力の無駄な消費が抑えられる。
【選択図】図5
Description
なお、上記のようなパルス幅が入力された場合では誤差パルスは±500μsとなり、それを拡大すればモータの駆動デューティは100%となる。
このようなサーボ装置では、被制御対象である出力軸の動作角度範囲の両端位置を回転スイッチで検出する構成上、動作角度範囲の角度はスイッチのハード構成で定められる特定値に決まっており、これを簡単に変更することはできない。このため、このサーボ装置を実際の模型飛行機に実装する場合、実機の脚の引出し位置及び格納位置に合せてサーボ装置の動作角度範囲を調整する必要があっても、これが容易には行えなかった。
モータを用いて被制御対象を所望の位置に設定するために、入力パルスの幅によって与えられる目標位置と、フィードバックされた現在位置との誤差が小さくなるように前記モータを制御するサーボ装置において、
前記誤差が所定値よりも小さい時には前記誤差に基づく前記モータの制御を行なわないものとした場合の前記所定値である不感帯を設定するとともに、前記モータが停止したと判断された場合には前記不感帯を前記モータが駆動されている間の不感帯よりも大きくなるように変更する不感帯設定手段を有することを特徴としている。
前記不感帯設定手段は、前記被制御対象の移動範囲の中央位置を含む所定範囲内に前記目標位置が存在する時には、前記モータが停止したと判断された場合であっても、前記不感帯を前記モータが駆動されている間の不感帯と同一に維持し、前記被制御対象の移動範囲の中央位置を含む所定範囲外に前記目標位置が存在する時には、前記モータが停止したと判断された場合に、前記不感帯を前記モータが駆動されている間の不感帯よりも大きくなるように変更することを特徴としている。
前記不感帯設定手段が、前記モータが停止したと判断し、前記不感帯を前記モータが駆動されている間の不感帯よりも大きくなるように変更した場合において、
その後に前記被制御対象の現在位置と目標位置との差分が前記不感帯よりも大きい場合には前記不感帯を再び前記モータが駆動されている間の不感帯と同じに設定することを特徴としている。
前記不感帯設定手段は、前記モータの回転速度が所定値よりも小さい状態が所定時間を越えて継続した場合に、前記モータが停止したと判断することを特徴としている。
前記目標位置から、前記現在位置とともに、前記モータの前記回転速度に比例した微分制御量を差し引いて前記誤差を得ることを特徴としている。
図1は、第1実施形態のサーボ装置の最終的な被制御対象である引込み脚機構を備えたラジコン操縦の模型飛行機の正面図であり、図2は、同模型飛行機の引込み脚機構の格納状態を示す模式構造図であり、図3は、同模型飛行機の引込み脚機構の使用状態を示す模式構造図であり、図4は、第1実施形態のサーボ装置の回路図であり、図5は、第1実施形態のサーボ装置の制御動作を示す流れ図である。
図6は、第2実施形態のサーボ装置の制御動作を示す流れ図である。
図1に示す模型飛行機1はラジコンによって操縦され、本例のサーボ装置の最終的な被制御対象である引込み脚機構を備えている。引込み脚機構は、離着陸時に使用する車輪を飛行中は機体内に格納しておくための機構である。
図4に示す本例のサーボ装置10は、モータ16と、モータを制御する後述する制御回路と、モータ16の駆動軸にギア17を介して連動連結され、本サーボ装置が直接的に位置制御を行なおうとする被制御対象である出力軸と、該出力軸に連結され、フィードバック情報を生成して前記制御回路に提供するポテンショメータ18等を有している。
図5に示す不感帯設定の繰り返し手順は、入力パルスが入力されている間は、本例では例えば2.6msごとに繰り返されている。まず、S1にて不感帯設定が開始されると、S2にてモータ16の回転数が2300rpm以下であるか否かが判断される(S2)。なお、モータ16の回転数が2300rpmである場合、本例のギア17における減速機構の減速比が906:1であるとすれば、サーボ装置の出力軸は約15°/secで回転していることとなる。
第2実施形態は、第1実施形態のラジコン操縦の模型飛行機1に搭載される引込み脚用の他の構成例のサーボ装置である。第2実施形態のサーボ装置は、その回路構成は第1実施形態の図4に示したものと同一であるが、図6に示すその制御手順は第1例とは異なる部分がある。以下の説明では、本例の図6及び第1例に係る図4を参照し、第1実施形態と同様の構成部分(図6中の工程を含む)については、図面中に第1実施形態における図示及び説明におけるものと同一の符号を付してその説明を省略する他、その他の共通部分についても第1実施形態の説明を援用するものとする。
5…最終的な被制御対象である引込み脚の支持板に設けられた車輪
10…サーボ装置
15…計測カウンタ
16…モータ
18…ポテンショメータ
19,20…AD変換器
21…誤差増幅手段
22…PWM生成手段
23…不感帯設定手段
Claims (5)
- モータを用いて被制御対象を所望の位置に設定するために、入力パルスの幅によって与えられる目標位置と、フィードバックされた現在位置との誤差が小さくなるように前記モータを制御するサーボ装置において、
前記誤差が所定値よりも小さい時には前記誤差に基づく前記モータの制御を行なわないものとした場合の前記所定値である不感帯を設定するとともに、前記モータが停止したと判断された場合には前記不感帯を前記モータが駆動されている間の不感帯よりも大きくなるように変更する不感帯設定手段を有することを特徴とするサーボ装置。 - 前記不感帯設定手段は、前記被制御対象の移動範囲の中央位置を含む所定範囲内に前記目標位置が存在する時には、前記モータが停止したと判断された場合であっても、前記不感帯を前記モータが駆動されている間の不感帯と同一に維持し、前記被制御対象の移動範囲の中央位置を含む所定範囲外に前記目標位置が存在する時には、前記モータが停止したと判断された場合に、前記不感帯を前記モータが駆動されている間の不感帯よりも大きくなるように変更することを特徴とする請求項1記載のサーボ装置。
- 前記不感帯設定手段が、前記モータが停止したと判断し、前記不感帯を前記モータが駆動されている間の不感帯よりも大きくなるように変更した場合において、
その後に前記被制御対象の現在位置と目標位置との差分が前記不感帯よりも大きい場合には前記不感帯を再び前記モータが駆動されている間の不感帯と同じに設定することを特徴とする請求項1又は2に記載のサーボ装置。 - 前記不感帯設定手段は、前記モータの回転速度が所定値よりも小さい状態が所定時間を越えて継続した場合に、前記モータが停止したと判断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のサーボ装置。
- 前記目標位置から、前記現在位置とともに、前記モータの前記回転速度に比例した微分制御量を差し引いて前記誤差を得ることを特徴とする請求項4記載のサーボ装置。
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JP2008123525A JP5075004B2 (ja) | 2008-05-09 | 2008-05-09 | サーボ装置 |
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JP2008123525A JP5075004B2 (ja) | 2008-05-09 | 2008-05-09 | サーボ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008123525A Active JP5075004B2 (ja) | 2008-05-09 | 2008-05-09 | サーボ装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011126625A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Ricoh Co Ltd | 記録紙後処理装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5965305A (ja) * | 1982-10-06 | 1984-04-13 | Canon Inc | 可変不感帯を有する制御系 |
JPS61147314A (ja) * | 1984-12-20 | 1986-07-05 | Futaba Corp | モ−タサ−ボ装置 |
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2008
- 2008-05-09 JP JP2008123525A patent/JP5075004B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011126625A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Ricoh Co Ltd | 記録紙後処理装置 |
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