JP2009272145A - 押釦スイッチ用部材およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベースフィルム10に、接着層9を介して1以上のキートップ1を配置した押釦スイッチ用部材100であって、キートップ1の底面に、文字領域を除いて加飾するためのベース色層3および文字領域を加飾するための文字色層4を少なくとも備える加飾層2が設けられ、ベース色層3および/または文字色層4は、熱硬化性インクによって形成される層である押釦スイッチ用部材とする。
【選択図】図3
Description
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る押釦スイッチ用部材100の正面図である。図2は、図1に示す押釦スイッチ用部材100のA−A線断面図である。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る押釦スイッチ用部材200について説明する。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る押釦スイッチ用部材300について説明する。
まず、ポリカーボネート系樹脂製(カリバー301−22,住友ダウ社製)キートップを射出成形し、熱可塑性インク(鏡面インクNo.3,セイコーアドバンス社製)にて樹脂製キートップの裏面に、文字領域を除くようにベース色層を形成した。室温で24時間乾燥した後、ウレタン系2液硬化型の熱硬化性インク(SG429B,セイコーアドバンス社製)を用いて、ベース色層の文字領域を充填するように文字色層および隠蔽層を順次積層して形成した。文字色層および隠蔽層をそれぞれ形成した後、80℃で30分間ずつ乾燥した。一方、50μmのポリエチレンテレフタレート樹脂製ベースフィルムおよびキートップの形状にカットしたホットメルトテープ(AS−11,日東電工社製)をそれぞれ用意した。
まず、ポリカーボネート系樹脂製(カリバー301−22,住友ダウ社製)キートップを射出成形し、熱硬化性メタリックインク(SG740,セイコーアドバンス社製)にて樹脂製キートップの裏面に、文字領域を除くようにベース色層を形成した。室温で24時間乾燥した後、ウレタン系2液硬化型の熱硬化性インク(SG740,セイコーアドバンス社製)を用いて、ベース色層の文字領域を充填するように文字色層および隠蔽層を順次積層して形成した。文字色層および隠蔽層をそれぞれ形成した後、80℃で30分間ずつ乾燥した。一方、接着インキ(SG740クリア,セイコーアドバンス社製)に10%のイソホロン溶剤を添加することによってインクの粘度等を調節した後、用意した厚さ50μmのポリウレタン樹脂製ベースフィルムに、印刷により接着層を形成した。
まず、ポリカーボネート系樹脂製(カリバー301−22,住友ダウ社製)キートップを射出成形し、熱可塑性インク(CAVメイバン黒,セイコーアドバンス社製)にて樹脂製キートップの裏面に文字領域を除くようにベース色層を形成した。60℃で5分間乾燥した後、エポキシ系2液硬化型の熱硬化性インク(#1000 クリア,セイコーアドバンス社製)を用いて、ベース色層の文字領域を充填するようにクリア層を形成して60℃で5分間乾燥し、さらに、熱可塑性インク(CAVメイバン,セイコーアドバンス社製)にてクリア層の裏面に文字色層を形成した後、80℃で30分間乾燥した。一方、用意した50μmのポリウレタン樹脂製ベースフィルムにホットメルトインク(AD−HM6,十条ケミカル社製)を印刷することにより接着層を形成した。
まず、ポリカーボネート系樹脂製(カリバー301−22,住友ダウ社製)キートップを射出成形し、得られたキートップの裏面における略中央に、熱可塑性インク(CAVメイバン,セイコーアドバンス社製)にて文字色層を形成した。60℃で5分間乾燥した後、ウレタン2液硬化型の熱硬化性インク(MIB 白、帝国インキ製造社製)を用いて、文字色層およびキートップの裏面部分に接するようにベース色層を形成し、80℃で30分間乾燥した。一方、接着インキ(SG740クリア,セイコーアドバンス社製)に10%のイソホロン溶剤を添加することによってインクの粘度等を調節した後、用意したアクリル系UV硬化樹脂製の押圧子を有する厚さ50μmのポリエチレンテレフタレート樹脂製ベースフィルムに、印刷により接着層を形成した。
まず、ポリカーボネート系樹脂製(カリバー301−22,住友ダウ社製)キートップを射出成形し、熱可塑性インク(CAVメイバン,セイコーアドバンス社製)にてキートップの裏面にベース色層、文字色層および隠蔽層を順次積層して形成した。一方、接着インキ(SG740クリア,セイコーアドバンス社製)に10%のイソホロン溶剤を添加することによってインクの粘度等を調節した後、用意した50μmのポリウレタン樹脂製ベースフィルムに、印刷により接着層を形成した。
2…加飾層
3…ベース色層
4…文字色層
5…隠蔽層
6…クリア層
9…接着層
10…ベースフィルム
20…ベースシート
21…接着層
25…押圧子
50…装飾フレーム
55…接着層
61…接着用治具
62…加熱スタンプ
100,200,300…押釦スイッチ用部材
Claims (7)
- ベースフィルムに、接着層を介して1以上のキートップを配置した押釦スイッチ用部材であって、
上記キートップの底面に、文字領域を除いて加飾するためのベース色層および上記文字領域を加飾するための文字色層を少なくとも備える加飾層が設けられ、
上記ベース色層および/または上記文字色層は、熱硬化性インクによって形成される層であることを特徴とする押釦スイッチ用部材。 - ベースフィルムに、接着層を介して1以上のキートップを配置した押釦スイッチ用部材であって、
上記キートップの底面に、文字領域を除いて加飾するためのベース色層および上記文字領域を加飾するための文字色層を少なくとも備える加飾層が設けられ、
上記ベース色層と上記文字色層との間に、上記ベース色層の流動を抑えて補強する補強層を含み、当該補強層は、熱硬化性インクによって形成される層であることを特徴とする押釦スイッチ用部材。 - 前記文字色層の前記接着層側に、前記文字領域を除く隠蔽層を形成し、当該隠蔽層は、熱硬化性インクによって形成される層であることを特徴とする請求項1または2に記載の押釦スイッチ用部材。
- 前記熱硬化性インクは、エポキシ系樹脂を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の押釦スイッチ用部材。
- 前記熱硬化性インクは、ウレタン系樹脂を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の押釦スイッチ用部材。
- ベースフィルムに、接着層を介して1以上のキートップを配置した押釦スイッチ用部材の製造方法であって、
上記キートップの底面に、文字領域を除いて加飾するためのベース色層もしくは上記文字領域を加飾するための文字色層のいずれか一方の加飾層を形成する工程と、
上記ベース色層もしくは上記文字色層のいずれか他方の加飾層を形成する工程と、
上記キートップと上記ベースフィルムとを接着層を介して接着する工程と、
を有し、上記ベース色層および/また上記文字色層は、熱硬化性インクによって形成することを特徴とする押釦スイッチ用部材の製造方法。 - ベースフィルムに、接着層を介して1以上のキートップを配置した押釦スイッチ用部材であって、
上記キートップの底面に、文字領域を除いて加飾するためのベース色層を形成する工程と、
上記ベース色層の次に上記ベース色層の流動を抑えて補強する補強層を熱硬化性インクによって形成する工程と、
上記補強層の次に、上記文字領域を加飾するための文字色層を形成する工程と、
上記キートップと上記ベースフィルムとを接着層を介して接着する工程と、
を有することを特徴とする押釦スイッチ用部材の製造方法。
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