JP2009268751A - 超音波プローブ用フード及び超音波プローブ - Google Patents

超音波プローブ用フード及び超音波プローブ Download PDF

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Abstract

【課題】超音波探触子を具備してなる超音波プローブにおいて、超音波探触子を対象部位に安定して当接させることを可能とする超音波プローブ用フード及び超音波プローブを提供する。
【解決手段】本発明の超音波プローブは、超音波探触子を有する挿入部と、先端側に開口部を有する筒形状を有し、前記超音波探触子を囲うように前記挿入部に配置されたフード部と、を含み、前記フード部により囲われた空間を減圧可能なことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、超音波探触子を有する挿入部を具備してなる超音波プローブと該超音波プローブ用に装着される超音波プローブ用フードに関する。
生体内の超音波断層像を取得する装置として、体内へ挿入される挿入部に超音波を送受する超音波探触子を具備してなる超音波プローブが用いられている。
このような超音波プローブの一例としては、例えば特許第3504396号公報に開示されているような、挿入部の先端部に超音波探触子が配設されてなり、該超音波探触子を体内の対象部位に当接させて当該対象部位の超音波断層像を得る超音波内視鏡が知られている。
特許3504396号公報
しかしながら、超音波探触子を体内の対象部位に当接させて当該対象部位の超音波断層像を得る形態の超音波プローブでは、超音波探触子を対象部位に隙間なく当接させるために、超音波探触子を対象部位に押し当てる力を加えると、対象部位の表面状態によってはこの力の作用によって超音波探触子と対象部位との相対的な位置関係が変化してしまうこともあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、超音波探触子を具備してなる超音波プローブにおいて、超音波探触子を対象部位に安定して当接させることを可能とする超音波プローブ用フード及び超音波プローブを提供することを目的とする。
本発明の超音波プローブ用フードは、超音波探触子を有する超音波プローブの挿入部に装着可能であり、筒形状を有し、前記挿入部に装着された状態において少なくとも前記超音波探触子から送信される超音波が照射される領域の前記超音波の反射率が25%以下であることを特徴とする。
また、本発明の超音波プローブ用フードは、両端に開口部を有する筒形状を有し、前記筒形状の基端側の開口部において超音波探触子を有する超音波プローブの挿入部に装着可能であって、前記挿入部に装着された状態において、内面の少なくとも前記超音波探触子から送信される超音波が照射される領域が、前記基端側の開口部に向かうにつれて前記超音波探触子に近づくように傾斜していることを特徴とする。
また、本発明の超音波プローブ用フードは、両端に開口部を有する筒形状を有し、前記筒形状の基端側の開口部において超音波探触子を有する超音波プローブの挿入部に装着可能であって、前記筒形状の先端側の開口部は、前記挿入部に装着された状態において、前記超音波探触子から送信される超音波が照射される領域を含むように形成されていることを特徴とする。
また、本発明の超音波プローブは、超音波探触子を有する挿入部と、先端側に開口部を有する筒形状を有し、前記超音波探触子を囲うように前記挿入部に配置されたフード部と、を含み、前記フード部により囲われた空間を減圧可能なことを特徴とする。
本発明の超音波プローブ用フード及び超音波プローブの好ましい形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いた各図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、及び各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
(第1の実施形態)
以下に、本発明の第1の実施形態を説明する。図1は、超音波プローブの全体の構成を説明する図である。図2は、超音波プローブの挿入部の先端部の構成を説明する図である。図3は、第1の実施形態のフード部の形状を説明する図である。図4は、フード部を対象部位に当接させた状態を示す図である。図5は、フード部内に対象部位を吸引した状態を示す図である。
本実施形態の超音波プローブ1は、被検体の所定の部位の超音波断層像を得るために、挿入部20が被検体の体内に挿入された状態において、超音波探触子22により超音波を送受するものである。
超音波プローブ1は、図1に示すように、体内に挿入される挿入部20と、挿入部20に連設され術者が把持する部位である把持部2とを具備してなる。また、挿入部20の把持部2が設けられた側とは反対側の先端部21には、超音波を送受する超音波探触子22が配設されている。
以下、超音波プローブ1において、把持部2側から挿入部20の先端部21側に延在し、かつ挿入部20に沿う軸を挿入軸と称するものとし、該挿入軸に沿って把持部2から先端部21に向かう側を先端側、その反対を基端側と称するものとする。
本実施形態では、超音波探触子22は、一般にコンベックス型と称される形態のものであり、図3に示すように挿入軸を含む平面上において、挿入軸の先端方向から側方にかけての略扇形状の超音波の走査範囲22aを有する。
なお、超音波探触子22の形態は本実施形態のもの限られるものではなく、例えば複数の超音波振動子を平面上において一列に配列したリニア型の形態であってもよい。例えば、リニア型の超音波探触子によっても、いわゆるセクタ走査を行うことによって本実施形態と同様の略扇形状の超音波の走査範囲を得ることが可能である。また、超音波探触子22の走査範囲の形状及び方向も本実施形態のもの限られるものではないことは言うまでもない。
挿入部20の先端部21には、図2に示すように、先端側に開口部10aを有し、超音波探触子22を囲う筒形状のフード部10が配設されている。フード部10は、本実施形態では、図1に示すように先端側及び基端側のそれぞれに開口部10a及び開口部10bが形成された筒形状を有し、基端側の開口部10bが挿入部20の先端部21の外周面部に嵌合可能な形状を有してなる。
すなわち、本実施形態においては、フード部10は、超音波プローブ用フードとして、挿入部20とは別部材として挿入部20に着脱可能とされたものである。このようにフード部10が挿入部20に対して着脱可能に構成されていることにより、超音波プローブ1の洗滌及び消毒を容易に実施することが可能となる。なお、フード部10は、挿入部20の先端部21を構成する部材と一体に形成されるものであってもよい。
フード部10は、少なくとも超音波探触子22から送信される超音波が照射される領域、すなわち走査範囲22aにかかる領域において、該超音波の反射率が25%以下となるように構成されていることが好ましい。
フード部10の超音波の反射率が25%以下であることによって、フード部10によって反射された超音波が超音波探触子22により受信されることによって生じる、被検体の超音波断層像以外の像であるアーチファクトの発生を抑制することができる。
フード部10を構成する材料は特に限定されるものではないが、フード部10は、例えば、ポリエチレン、ポリメチルペンテン、シリコンゴム及びナイロン等のうちの一つ又は複数の種類の材料により構成することで、超音波の反射率を25%以下とすることが可能である。
また、フード部10の形状は特に限定されるものではないが、例えば、フード部10の内面において反射された超音波と、フード部10の外面において反射された超音波とが逆位相となり互いに打ち消しあうように、フード部10の厚さを超音波探触子22が送信する超音波の波長の1/4の整数倍とすれば、フード部10の反射率を低下させることが可能となり好ましい。
また、挿入部20の先端部21には、フード部10によって囲われた空間に連通するチャンネルとして、処置具挿通用チャンネル24及び吸引用チャンネル23が形成されている。
処置具挿通用チャンネル24は、超音波プローブ1の基端側において把持部2に設けられた処置具挿通口4に連通している。該処置具挿通口4に穿刺針等の処置具を挿入することにより、処置具挿通用チャンネル24を介してフード部10によって囲われた空間内に、処置具を導出させることが可能である。処置具挿通用チャンネル24を通じてフード部10内に導出させた処置具を超音波の走査範囲22a内に誘導できるように、処置具挿通用チャンネル24が配置されていることが好ましい。
また、吸引用チャンネル23は、超音波プローブ1の基端側において把持部2に設けられた吸引用コネクタ3に連通している。吸引用コネクタ3には、図示しない吸引装置が接続されており、術者が該吸引装置を作動させることによって、吸引用チャンネル23を介してフード部10によって囲われた空間内を減圧する吸引動作が可能である。
また、吸引用チャンネル23、または処置具層通用チャンネル24の少なくとも一方は図示しない送気送水装置にも接続されており、本実施形態においては、術者の操作に応じて、吸引用チャンネル23、または処置具層通用チャンネル24を介してフード部10によって囲われた空間内に気体及び液体の少なくとも一方を供給することも可能である。
なお、処置具挿通用チャンネル24及び吸引用チャンネル23は、フード部10によって囲われた空間に連通する一つのチャンネルによって兼用される形態であってもよいし、それぞれが複数形成される形態であってもよい。
以上のように構成された超音波プローブ1によれば、図4に示すように、被検体内の臓器や消化管壁等において例えば病変部91が存在する対象部位90にフード部10の先端側の開口部10aを当接させた状態において、吸引用チャンネル23を介してフード部10によって囲われた空間内の気体を排出して減圧することによって、図5に示すように対象部位90をフード部10によって囲われた空間内に引き込むことができる。
ここで、フード部10によって囲われた空間内には超音波探触子22が配設されていることから、本実施形態によれば、対象部位90を超音波探触子22に当接させることが可能となり、対象部位90の超音波断層像による観察を安定して行うことができる。
また、図示しないが、図4に示すように対象部位90にフード部10の先端側の開口部10aを当接させた状態において、生理食塩水等の超音波媒体を吸引用チャンネル23を介してフード部10によって囲われた空間内に送出した後に、フード部10によって囲われた空間内の気体を排出して減圧するようにすることもできる。
この場合、対象部位90が変形しづらい部位又は病変により硬化した部位であって、該対象部位90を減圧だけではフード部10内に引き込めずに超音波探触子22に当接させることが困難な場合であっても、フード部10内に満たされた超音波媒体を介して対象部位90との超音波の送受が行えるようになるため、より好ましい。
また、超音波探触子22を対象部位90に当接させる場合以外にも、例えば穿刺針のような処置具を用いて対象部位90の病変部91に対して処置を行う場合に、処置具を対象部位に押し当てる力の作用によって対象部位90に対する処置具の相対的な位置が変化してしまうことがある。
しかしながら、本実施形態によれば、図5に示すように、病変部91を含む対象部位90がフード部10の中に引き込まれていることを超音波断層像によって確認した後に、処置具挿通用チャンネル24を介して処置具の一例としての穿刺針30をフード部10により囲われた空間内に導出させることによって、対象部位90と処置具との位置を変化させることなく、安定して処置を行うことができる。
(第2の実施形態)
以下に、本発明の第2の実施形態を説明する。第2の実施形態は、フード部の形状の別の形態の例を示すものである。図6は、第2の実施形態のフード部の形状を示す図である。図7は、第2の実施形態の変形例のフード部の形状を示す図である。
第2の実施形態は、上述した第1の実施形態に対してフード部の形状が異なる。よって、以下ではこの相違点のみを説明するものとし、また、第1の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
図6に示すように、本実施形態のフード部11は、少なくとも超音波探触子22から送信される超音波が照射される領域の内面11aが、基端側に向かうにつれて超音波探触子22に近づくように挿入軸に対して傾斜している。また、フード部11は、少なくとも超音波探触子22から送信される超音波が照射される領域の厚さが、基端側に向かって厚くなるように形成されている。
この、フード部11の内面11aの傾斜の角度は、超音波探触子22から送信された超音波が、内面11aで正反射した場合に、超音波探触子22に返ってくることのない角度であることが好ましい。
このようにフード部11の内面11aに、基端側に向かうにつれて超音波探触子22に近づく傾斜をもたせることにより、内面11aにより反射された超音波が超音波探触子22により受信されることによって生じる、被検体の超音波断層像以外の像であるアーチファクトの発生を抑制することができる。
また、フード部11の内面11aの傾斜は、フード部11の当該箇所の厚さを基端側に向かうにつれて内側方向へ厚くすることにより形成されているため、フード部11の外径が内面11aの傾斜を設けるために大きくなってしまうことがない。
なお、フード部の少なくとも超音波探触子22から送信される超音波が照射される領域の内面を、基端側に向かうにつれて超音波探触子22に近づくように傾斜させる構成は上述した構成に限られるものではなく、例えば、図7に変形例として示す形態であってもよい。
図7に示す変形例においては、フード部12は、先端側に向かうにつれて拡開する、いわゆるテーパ状の内面形状を有している。このような形態においても、フード部12の内面に、基端側に向かうにつれて超音波探触子22に近づく傾斜をもたせることができ、内面により反射された超音波が超音波探触子22により受信されることによって生じる、被検体の超音波断層像以外の像であるアーチファクトの発生を抑制することができる。
また、図7に示す変形例によれば、フード部12の内面は、挿入軸周り全周において同一のテーパ形状を有することから、フード部12を挿入部20の先端部21に装着する場合に、フード部12の挿入軸周りの回転方向の位置合わせが不要であり、作業が容易となる。
(第3の実施形態)
以下に、本発明の第3の実施形態を説明する。第3の実施形態は、フード部の形状の別の形態の例を示すものである。図8は、第3の実施形態のフード部の形状を示す図である。図9は、第3の実施形態のフード部により対象部位を吸引した状態を示す図である。
第3の実施形態は、上述した第1の実施形態に対してフード部の形状が異なる。よって、以下ではこの相違点のみを説明するものとし、また、第1の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
図8に示すように、本実施形態のフード部13は、先端側の開口部13aが、挿入軸に対して所定の角度を有する平面13bよって切断された形状を有する。またこれにより、フード部13の開口部13aは、超音波探触子22から送信される超音波が照射される領域を含むように形成されている。別の言い方をすると、本実施形態のフード部13は、先端側の開口部が、前記筒形状の側面に対して所定の角度をなす平面によって切断された形状となるように形成されている。
すなわち、本実施形態では、超音波探触子22の超音波の走査範囲22aに、フード部13がかからないように構成されている。また、フード部13は先端側に開口部13aを具備していることから、上述した第1の実施形態と同様に、対象部位をフード部13に囲われた空間内に吸引することが可能である。
本実施形態では、このような構成を有することにより、超音波探触子22の超音波の走査範囲22aを遮るものがないことから、上述した第1の実施形態と同様の効果に加えて、より鮮明な超音波断層像を取得することができる。
また、本実施形態においては、フード部13の先端側の開口部13aは、挿入軸に対して所定の角度をなしていることから、図9に示すように、挿入部20の挿入軸と対象部位90の壁面とのなす角度が浅い場合においても、対象部位90をフード部13に囲われた空間内に容易に吸引することが可能である。このことは、特に超音波プローブ1の位置や姿勢の自由度が低い、食道もしくは腸管などの比較的径の小さい消化管、気管、又は血管等の内壁面を対象部位とした場合に有効である。
(第4の実施形態)
以下に、本発明の第4の実施形態を説明する。第4の実施形態は、フード部の形状の別の形態の例を示すものである。図10は、第4の実施形態のフード部の形状を示す図である。図11は、第4の実施形態のフード部が収縮した状態を示す図である。図12は、第4の実施形態の変形例のフード部を示す図である。図13は、第4の実施形態の変形例のフード部が収容された状態を示す図である。
第4の実施形態は、上述した第1の実施形態に対してフード部の形状が異なる。よって、以下ではこの相違点のみを説明するものとし、また、第1の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
図10及び図11に示すように、本実施形態のフード部14は、先端側に開口部14aを有する筒形状を有し、かつ挿入軸に沿う方向に収縮可能な構成を有するものである。
フード部14を収縮可能とする構成は特に限定されるものではないが、本実施形態では一例として、フード部14を弾性変形可能な樹脂材料により構成し、かつ側面部14bを蛇腹状の形状とすることによって、フード部14が挿入軸方向に弾性的に収縮するようにしている。なお、フード部は挿入軸方向ではなく、径方向に収縮する形態であってもよい。
本実施形態では、このような構成を有することにより、対象部位90にフード部14の先端側の開口部14aを当接させた状態で吸引用チャンネル23を介してフード部14によって囲われた空間内の気体を排出して減圧することによって、図11に示すように、フード部14内に対象部位が引き込まれると共に、フード部14が挿入軸方向に収縮する。
これにより、対象部位90が変形しづらい部位又は病変により硬化した部位であっても、超音波探触子22に対象部位90を当接させることができる。
また、フード部14の挿入軸方向の収縮量は、フード部14によって囲われた空間内の減圧状態に応じて変化することから、適宜に変更可能である。このため、対象部位90と超音波探触子22との距離、または対象部位90と先端部21との距離を、観察又は処置に最適な値とすることができ、作業性が向上する。
例えば、超音波探触子22により対象部位90の観察を行い、病変部91の詳細な位置を特定した後に、病変部91と処置具挿通用チャンネル24との挿入軸に直交する方向についての位置を変化させることなく、対象部位90と先端部21との距離を処置具による処置に最適な空間が得られるまで離間させることができる。これによれば、正確かつ容易に処置具を対象部位90の病変部91に位置決めすることが可能となる。
なお、フード部を軸方向に収縮させる構成のほかに、図12及び図13に示す本実施形態の変形例のように、フード部15を軸方向に進退移動可能に構成しても同様の効果が得られる。
図12及び図13に示す本実施形態の変形例では、挿入部20の先端部21の外周に円筒状形状のシリンダ部15bを配設し、フード部15は、基端側がこのシリンダ部15bの内部において挿入軸方向に摺動可能なピストン部として挿入されている。
そして、フード部15の基端側とシリンダ部15bとにより閉じられた空間内には、作動流体15cが充填されている。作動流体15cを圧縮性流体とすれば、該作動流体15cはバネとして働くため、フード部を軸方向に収縮させる構成と同様の効果が得られる。
また、上述した実施形態のようにフード部を収縮させる構成に比して、本実施形態の変形例では、フード部15の進退移動の直進性が良いため、位置決めを確実に行うことができ、作業性が向上するため好ましい。
なお、図12及び13に示した本実施形態の変形例において、作動流体15cを圧縮性又は非圧縮性の流体とし、シリンダ部15bの作動流体15cを収容する空間を、挿入部に配設された図示しない配管によって把持部2側に連通させ、シリンダ部15b内の圧力を制御可能とした構成としてもよい。
このような構成によれば、シリンダ部15b内の圧力に応じて、フード部15の挿入軸方向への進出量を変化させることが可能となり、対象部位90と挿入部20の先端部21との位置決めをより精密に行うことが可能となる。
また、超音波プローブ1を被検体内に挿入する時には、シリンダ部15b内の圧力を減圧することにより、フード部15を収容して先端部20の挿入軸方向の長さを短縮させることができるため、挿入時の作業性が向上する。
なお、以上の第1から第4の実施形態では、それぞれ異なる形状のフード部について説明をしたが、これらは超音波プローブの挿入部に対して着脱可能であることから、超音波プローブを使用する部位や処置内容に応じて適宜に交換可能であることは言うまでもない。
(第5の実施形態)
以下に、本発明の第5の実施形態を説明する。第5の実施形態は、上述した各実施形態のフード部を適用可能な超音波プローブの他の例である。
図14は、第5の実施形態の超音波プローブの概略構成を示す説明図である。図15は、第5の実施形態の超音波プローブの挿入部の先端部の構成を示す斜視図である。
第5の実施形態は、上述した第1から第4の実施形態の超音波プローブに対して、挿入部に光学観察系を有する点が異なる。よって、以下ではこの相違点のみを説明するものとし、また、第1の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
本実施形態の超音波プローブ101は、被検体の体内に挿入される挿入部102と、この挿入部102の基端に位置する操作部103と、この操作部103の側部から延出するユニバーサルコード104とで主に構成されている。
前記ユニバーサルコード104の基端部には図示しない光源装置に接続される内視鏡コネクタ104aが設けられている。この内視鏡コネクタ104aからは図示しないカメラコントロールユニットに電気コネクタ105aを介して着脱自在に接続される電気ケーブル105及び図示しない超音波観測装置に超音波コネクタ106aを介して着脱自在に接続される超音波ケーブル106が延出されている。
前記挿入部102は、先端側から順に先端部120、この先端部120の基端側に位置する湾曲自在な湾曲部108、この湾曲部108の後端に位置して前記操作部103の先端部に至る細径かつ長尺で可撓性を有する可撓管部109が連設されて構成されている。また、前記先端部120の先端側には超音波を送受するための超音波探触子22が設けられている。
前記操作部103には前記湾曲部108を所望の方向に湾曲制御するアングルノブ111、送気及び送水操作を行うための送気・送水ボタン112、吸引操作を行うための吸引ボタン113、体内に導入する処置具の入り口となる処置具挿入口114等が設けられている。
図15に示すように、挿入部102の先端部120には、観察部位に照明光を照射する照明光学部を構成する照明レンズ、及び観察部位の光学像を捉える観察光学部を構成する対物レンズからなる観察光学系125が配設されている。
また、第1の実施形態と同様に、先端部には超音波探触子22が配設されており、該超音波探触子22を囲う筒形状を有したフード部129が設けられている。そして、フード部129は、可視光領域の波長の光を所定の透過率で透過する、光透過性の材料によって
構成されている。
また、先端部120には、フード部129により囲われた空間内に連通した、処置具挿通用チャンネル24及び吸引用チャンネル23が形成されている。なお、吸引用チャンネル23は、処置具を挿通するチャンネルを兼ねるものであってもよい。
このように、本実施形態では、フード部129を、光透過性の材料により構成することにより、可視光により体内の観察を行う観察光学系125を具備した超音波プローブ101においても、上述した実施形態と同様の作用及び効果を得ることが可能となる。また、超音波プローブ101に観察光学系125を具備させる場合、観察光学系125の視野内に処置具挿通路を通過した処置具が入るように、観察光学系125と処置具挿通路とが配置されていることが好ましい。
(第6の実施形態)
上述の第1から第5の実施形態のいずれかに記載の超音波プローブ用フード、または超音波プローブを用いることにより、以下に記載する手技を行うことができる。
図16に、超音波プローブを用いて体外からアプローチする場合の手技に関するフローを例示する。図16に示すように本実施の形態は、体表から体腔へ孔をあける段階(S1)と、体腔にフード付き超音波プローブを挿入する段階(S2)と、目的部位を探索する段階(S3)と、目的部位にフード開口部を接触させる段階(S4)と、フード内を減圧する段階(S5)と、目的部位を超音波観察する段階(S6)と、体腔から超音波プローブを抜去する段階(S7)と、孔を閉じる段階(S8)と、を少なくとも含む。以下に各段階について詳細を記載する。
(S1)
S1は体表から体腔へ孔をあける段階である。孔を開ける方法としては特に限定されず、従来公知の方法を用いることができ、例えば、メス、または電気メスを用いることができる。また、目的に応じてトロッカーを穿刺して孔を開けてもよい。
段階S1において孔を開けた後に体腔内に不活性ガスを導入してもよい。目的の観察部位が肺の場合、肋間に孔を開けることが好ましい。
(S2)
S2は体腔にフード付き超音波プローブを挿入する段階である。ここでいうフードとは、上述の第1から第5の実施形態のいずれかに記載の超音波プローブ用フードであり、超音波プローブに対して着脱可能であってもよいし、超音波プローブと一体的に形成されていてもよい。
また、段階S2において超音波プローブ以外の観察系を体腔内に挿入してもよい。例えば可視光観察、蛍光観察、または赤外観察が可能な内視鏡を挿入してもよい。この場合、段階S1において超音波プローブ用とは別に、内視鏡用の切開を行ってもよい。
(S3)
S3は目的部位を探索する段階である。目的部位の探索は超音波プローブを用いて行ってもよいし、超音波プローブ以外の観察系を体腔内に挿入した場合にはそちらを用いて行ってもよいし、双方を利用してもよい。
(S4)
S4は目的部位にフード開口部を接触させる段階である。次の段階であるS5においてフード内を減圧するため、フード開口部の全周が生体と接触していることが好ましい。
(S5)
S5はフード内を減圧する段階である。フード内を減圧することによりフード内に目的部位を含む生体組織が引き寄せられ、超音波プローブの超音波探触子に目的部位を接触させることができる。フード内を減圧させる方法は特に限定されないが、超音波プローブに送気・送水管路が設けられている場合これを利用することができる。
(S6)
S6は目的部位を超音波観察する段階である。前の段階であるS5において、減圧によりフード内に生体組織が引き寄せられているため、超音波観察を安定して行うことができる。また、段階S6において、フード内に超音波媒体を導入してもよい。該超音波媒体としては特に限定されず、例えば生理食塩水または水などを用いることができる。
また、観察を行いながら処置を行ってもよい。例えば観察をしながら穿刺針を用いて穿刺と組織の採取とを行ってもよいし、穿刺針を用いて薬剤の注入を行ってもよいし、把持鉗子を用いて組織の採取を行ってもよいし、高周波スネアを用いて組織の切り離しを行ってもよい。
(S7)
S7は体腔から超音波プローブを抜去する段階である。
(S8)
S8は孔を閉じる段階である。切開した箇所を閉じる方法としては特に限定されず、従来公知の方法を用いることができる。
図17に、超音波プローブを用いて管腔内からアプローチする場合の手技の手順に関するフローを示す。図17に示すように本実施の形態は、体内にフード付き超音波プローブを挿入する段階(SI)と、目的部位を探索する段階(SII)と、目的部位にフード開口部を接触させる段階(SIII)と、フード内を減圧する段階(SIV)と、目的部位を超音波観察する段階(SV)と、体内から超音波プローブを抜去する段階(SVI)と、を少なくとも含む。以下に各段階について詳細を記載する。
(SI)
SIは体内にフード付き超音波プローブを挿入する段階である。ここでいうフードとは、上述の第1から第5の実施形態のいずれかに記載の超音波プローブ用フードであり、超音波プローブに対して着脱可能であってもよいし、超音波プローブと一体的に形成されていてもよい。超音波プローブの挿入経路は特に限定されず、目的の観察部位に応じて、例えば経口または経肛門から選ぶことができる。
(SII)
SIIは目的部位を探索する段階である。
(SIII)
SIIIは目的部位にフード開口部を接触させる段階である。次の段階であるSIVにおいてフード内を減圧するため、フード開口部の全周が生体と接触していることが好ましい。
(SIV)
SIVはフード内を減圧する段階である。フード内を減圧することによりフード内に目的部位を含む生体組織が引き寄せられ、超音波プローブの超音波探触子に目的部位を接触させることができる。フード内を減圧させる方法は特に限定されないが、超音波プローブに送気・送水管路が設けられている場合これを利用することができる。
(SV)
SVは目的部位を超音波観察する段階である。前の段階であるSIVにおいて、減圧によりフード内に生体組織が引き寄せられているため、超音波観察を安定して行うことができる。また、段階SVにおいて、フード内に超音波媒体を導入してもよい。該超音波媒体としては特に限定されず、例えば生理食塩水または水などを用いることができる。
また、観察を行いながら処置を行ってもよい。例えば観察をしながら穿刺針を用いて穿刺と組織の採取とを行ってもよいし、穿刺針を用いて薬剤の注入を行ってもよいし、把持鉗子を用いて組織の採取を行ってもよいし、高周波スネアを用いて組織の切り離しを行ってもよい。
(SVI)
SVIは体内から超音波プローブを抜去する段階である。
なお、本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う超音波プローブ用フード及び超音波プローブもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
超音波プローブの全体の構成を説明する図である。 超音波プローブの挿入部の先端部の構成を説明する図である。 第1の実施形態のフード部の形状を説明する図である。 フード部を対象部位に当接させた状態を示す図である。 フード部内に対象部位を吸引した状態を示す図である。 第2の実施形態のフード部の形状を示す図である。 第2の実施形態の変形例のフード部の形状を示す図である。 第3の実施形態のフード部の形状を示す図である。 第3の実施形態のフード部により対象部位を吸引した状態を示す図である。 第4の実施形態のフード部の形状を示す図である。 第4の実施形態のフード部が収縮した状態を示す図である。 第4の実施形態の変形例のフード部を示す図である。 第4の実施形態の変形例のフード部が収容された状態を示す図である。 第5の実施形態の超音波プローブの概略構成を示す説明図である。 第5の実施形態の超音波プローブの挿入部の先端部の構成を示す斜視図である。 第6の実施形態を説明するフローチャートである。 第6の実施形態を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 超音波プローブ、
2 把持部、
3 吸引用コネクタ、
4 処置具挿通口、
10 フード部、
10a 先端側の開口部、
10b 基端側の開口部、
11 フード部、
11a 内面、
12 フード部、
13 フード部、
13a 開口部、
13b 平面、
14 フード部、
14a 開口部、
14b 側面部、
15 フード部、
15b シリンダ部、
15c 作動流体、
20 挿入部、
21 先端部、
22 超音波探触子、
22a 走査範囲、
23 吸引用チャンネル、
24 処置具挿通用チャンネル、
30 穿刺針、
90 対象部位、
91 病変部
101 超音波プローブ、
102 挿入部、
103 操作部、
104 ユニバーサルコード、
104a 内視鏡コネクタ、
105 電気ケーブル、
105a 電気コネクタ、
106 超音波ケーブル、
106a 超音波コネクタ、
108 湾曲部、
109 可撓管部、
111 アングルノブ、
112 送気・送水ボタン、
113 吸引ボタン、
114 処置具挿入口、
120 先端部、
125 観察光学系、
129 フード部。

Claims (20)

  1. 超音波探触子を有する超音波プローブの挿入部に装着可能であり、
    筒形状を有し、
    前記挿入部に装着された状態において少なくとも前記超音波探触子から送信される超音波が照射される領域の前記超音波の反射率が25%以下であることを特徴とする超音波プローブ用フード。
  2. 両端に開口部を有する筒形状を有し、
    前記筒形状の基端側の開口部において超音波探触子を有する超音波プローブの挿入部に装着可能であって、
    前記挿入部に装着された状態において、内面の少なくとも前記超音波探触子から送信される超音波が照射される領域が、前記基端側の開口部に向かうにつれて前記超音波探触子に近づくように傾斜していることを特徴とする超音波プローブ用フード。
  3. 前記挿入部に装着された状態において、前記筒形状の内面が、前記基端側の開口部から先端側の開口部に向かうにつれて拡開していることを特徴とする請求項2に記載の超音波プローブ用フード。
  4. 少なくとも前記超音波探触子から送信される超音波が照射される領域において、前記筒形状の厚さが、前記基端側の開口部に向かうにつれて増すことを特徴とする請求項2に記載の超音波プローブ用フード。
  5. 両端に開口部を有する筒形状を有し、
    前記筒形状の基端側の開口部において超音波探触子を有する超音波プローブの挿入部に装着可能であって、
    前記フード部は、先端側の開口部が、前記筒形状の側面に対して所定の角度をなす平面によって切断された形状であることを特徴とする超音波プローブ用フード。
  6. 超音波探触子を有する挿入部と、
    先端側に開口部を有する筒形状を有し、前記超音波探触子を囲うように前記挿入部に配置されたフード部と、を含み、
    前記フード部により囲われた空間を減圧可能なことを特徴とする超音波プローブ。
  7. 前記フード部は、前記挿入部から着脱可能であることを特徴とする請求項6に記載の超音波プローブ。
  8. 前記フード部は、少なくとも前記超音波探触子から送信される超音波が照射される領域における前記超音波の反射率が25%以下であることを特徴とする請求項6又は7に記載の超音波プローブ。
  9. 前記フード部は、内面の少なくとも前記超音波探触子から送信される超音波が照射される領域が、前記先端側の開口部から基端側に向かうにつれて前記超音波探触子に近づくように傾斜していることを特徴とする請求項6又は7に記載の超音波プローブ。
  10. 前記フード部は、内面が、前記先端側の開口部の方向へ向かうにつれて拡開していることを特徴とする請求項9に記載の超音波プローブ。
  11. 前記フード部は、少なくとも前記超音波探触子から送信される超音波が照射される領域において、前記筒形状の厚さが、前記先端側の開口部から基端側に向かうにつれて増すことを特徴とする請求項9に記載の超音波プローブ。
  12. 前記フード部は、前記先端側の開口部が、前記超音波探触子から送信される超音波が照射される領域を含むように形成されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の超音波プローブ。
  13. 前記フード部は、前記先端側の開口部が、前記挿入部の挿入軸に対して所定の角度をなす平面によって切断された形状であることを特徴とする請求項6又は7に記載の超音波プローブ。
  14. 前記フード部は、収縮可能なことを特徴とする請求項6から13のいずれか一項に記載の超音波プローブ。
  15. 前記挿入部は、前記フード部を収容可能であることを特徴とする請求項6から13のいずれか一項に記載の超音波プローブ。
  16. 前記超音波探触子は、コンベックス型又はリニア型であることを特徴とする請求項6から15のいずれか一項に記載の超音波プローブ。
  17. 前記挿入部は、前記フード部により囲われた空間に連通する少なくとも一つのチャンネルを備えることを特徴とする請求項6から16のいずれか一項に記載の超音波プローブ。
  18. 前記チャンネルを少なくとも二つ有し、
    前記チャンネルの少なくとも一つは、処置具を挿通するためのチャンネルであり、
    前記チャンネルの少なくとも一つは、吸引のためのチャンネルであることを特徴とする請求項17に記載の超音波プローブ。
  19. 前記挿入部は、光学観察系を備えることを特徴とする請求項6から18のいずれか一項に記載の超音波プローブ。
  20. 前記フード部は、可視光を透過する材料からなることを特徴とする請求項19に記載の超音波プローブ。
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