JP2009268536A - 塗布具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内部が液剤Wを収容する液剤収容室とされると共に、液剤収容室内の液剤を流出させる液剤流出孔4が形成された本体部3と、流出された液剤を浸潤によって保持すると共に表面が塗布面5aとされた液剤保持部材5と、液剤流出孔を開閉可能に設けられ、液剤保持部材を被塗布面Xに押し付けたときに液剤流出孔を開状態にする弁体6と、塗布面の一部を覆うように設けられ、多数の突起部7が表面に形成された被覆板8と、を備えている塗布具1を提供する。
【選択図】図3
Description
特に、塗布した液剤が除去され易いので、再度液剤を塗布し直す必要があった。よって、二度手間になるうえ、液剤の減りを早めてしまうものであった。
本発明に係る塗布具は、液剤を被塗布面に塗布する塗布具であって、内部が前記液剤を収容する液剤収容室とされると共に、液剤収容室内の液剤を流出させる液剤流出孔が頂面に形成された有頂筒状の本体部と、前記液剤流出孔を覆うように前記本体部に取り付けられ、流出された前記液剤を浸潤によって保持すると共に表面が塗布面とされた液剤保持部材と、前記液剤流出孔を開閉可能に設けられ、前記液剤保持部材を前記被塗布面に押し付けたときに液剤流出孔を開状態にする弁体と、前記塗布面の一部を覆うように設けられ、多数の突起部が表面に形成された被覆板と、を備えていることを特徴とする。
まず、被塗布面に液剤を塗布する場合には、液剤保持部材の塗布面を被塗布面に当てた状態で液剤保持部材を押し付ける。すると、弁体が液剤流出孔を開状態にするので、液剤収容室内に収容されている液剤が液剤流出孔から外部に流出する。すると、流出した液剤は、本体部と液剤保持部材との間に流れ込むと共に、該液剤保持部材に浸潤して保持される。そして、保持された液剤は、液剤保持部材から染み出るように被塗布面に塗布される。その結果、被塗布面に対して液剤を塗布することができる。
なお、液剤保持部材には液剤が浸潤によって保持されているので、塗布面を軽く被塗布面に当てることで、少量の液剤を塗布することも可能である。
特に、多数の突起部を利用するので、手を使用せざるを得なかった従来とは異なり、既に塗布した液剤を拭って除去してしまう可能性が低い。よって、液剤を再度塗布する二度手間をなくすことができるうえ、液剤を無駄に使用してしまうことを防止することができる。また、手に液剤が付着して汚れてしまう不都合もない。
そして、この状態から被塗布面に多数の突起部を利用して何らかの処置を施したい場合には、僅かに傾けるだけで被覆板を被塗布面に当てることができる。
このように、弁体と被覆板との位置関係が明確になっているので、塗布動作と処置を施す動作とを瞬時にしかも明確に切り替えることができる。従って、使い易さをさらに向上することができる。しかも、動作を瞬時に切り替えることができるので、例えば塗布したばかりの新しい液剤の効能を速やかに発揮させるといったことが可能である。加えて、多数の突起部を利用して被塗布面に何らかの処置を施している最中に、塗布面が押圧されないので、弁体が誤って開状態になり難い。よって、液剤を無駄に流出させてしまうことを防止することができる。
本実施形態の塗布具1は、図1に示すように、容器2の口部側に取り付けられて使用されるものであり、容器2内に貯留された液剤Wを被塗布面Xに塗布するものである。なお、本実施形態では、液剤Wを育毛剤とし、被塗布面Xを頭皮と想定して説明する。
外側筒10は、樹脂材料等を例えば射出成形により有底筒状に形成されたものであって、底面を容器2側に向けた状態で、容器2の口部内に嵌合固定されている。この際、外側筒10の外周面に形成された鍔部10aが、口部の端部に当接するまで外側筒10が口部内に嵌り込んでいる。これにより、外側筒10は、姿勢が安定して強固に固定されていると共に口部に対して位置決めがなされている。
また、外側筒10の底面の略中心には、容器2側から液剤Wを流入させる流入孔10bが形成されている。これにより、容器2を傾けた時に、容器2内に貯留されている液剤Wが流入孔10bを介して外側筒10の内部に流れ込むようになっている。
そして、これら内側筒11と外側筒10とで作り出される内部空間が、上記液剤収容室Hとして機能する。よって、流入孔10bを介して外側筒10の内部に流れ込んだ液剤Wは、この液剤収容室H内に一旦収容された状態となる。
この被覆板8の表面は、スポンジ体5の塗布面5aと略同一の面となっており、多数の突起部7が形成されている。この突起部7は、被塗布面Xに刺激を与える(被塗布面Xに対する適切な処置)ことで既に塗布された液剤Wの効能を有効に発揮させるためのものであり、例えば、ニトリルゴム(NBR)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)等の弾性変形可能な軟材質の材料で形成されている。
この弁体6は、樹脂材料等によって射出成形されたものであり、液剤流出孔4の内径よりも外径が若干小さい円筒部6aと、該円筒部6aの基端側から末広がり状に形成されたテーパ部6bと、テーパ部6bと外側筒10の底面との間に配置されたばね部6cと、で一体的に形成されている。ばね部6cは、円筒部6a及びテーパ部6bをスポンジ体5に向けて常に付勢している。これにより、テーパ部6bは、液剤流出孔4を塞いで閉状態としている。この際、円筒部6aの先端は、スポンジ体5の裏面に当接した状態となっている。
このように弁体6は、液剤流出孔4を開閉する役割を果すと共に、スポンジ体5を被塗布面Xに押し付けたときに液剤流出孔4を開状態にする役割を果している。
まず、被塗布面Xに液剤Wを塗布する場合には、容器2を手で把持して口部側が下側になるように逆さにする。この時点で、容器2内に貯留されている液剤Wが流入孔10bを介して液剤収容室Hに流れ込み、該収容室H内に一旦収容される。この際、弁体6によって液剤流出孔4は閉じられているので、液剤収容室H内の液剤Wは液剤流出孔4から流れだしてしまうことはない。
なお、スポンジ体5には液剤Wが浸潤によって保持されているので、塗布面5aを軽く被塗布面Xに当てることで、少量の液剤Wを塗布することも可能である。
特に、スポンジ体5の塗布面5aと同一面内に被覆板8が形成されているので、傾きを変えるだけの僅かなことで、液剤Wを塗布する動作から必要に応じて被塗布面Xに刺激を与える動作に速やかに切り替えることができ、非常に使い易い。
加えて、被覆板8を被塗布面Xに当てて多数の突起部7で刺激を与えている場合には、図4に示すように、弁体6が元の状態に戻って液剤流出孔4を閉状態にしている。そのため、刺激を与えている最中に、液剤Wを液剤収容室Hから無駄に流出させてしまうことを防止することができる。
このように本発明に係る塗布具1によれば、多数の突起部7を利用して、液剤Wの種類に応じた適切な処置を被塗布面Xに対して自在に施すことができる。
W…液剤
X…被塗布面
1…塗布具
3…本体部
4…液剤流出孔
5…スポンジ体(液剤保持部材)
5a…塗布面
6…弁体
7…突起部
8…被覆板
Claims (2)
- 液剤を被塗布面に塗布する塗布具であって、
内部が前記液剤を収容する液剤収容室とされると共に、液剤収容室内の液剤を流出させる液剤流出孔が頂面に形成された有頂筒状の本体部と、
前記液剤流出孔を覆うように前記本体部に取り付けられ、流出された前記液剤を浸潤によって保持すると共に表面が塗布面とされた液剤保持部材と、
前記液剤流出孔を開閉可能に設けられ、前記液剤保持部材を前記被塗布面に押し付けたときに液剤流出孔を開状態にする弁体と、
前記塗布面の一部を覆うように設けられ、多数の突起部が表面に形成された被覆板と、を備えていることを特徴とする塗布具。 - 請求項1に記載の塗布具において、
前記被覆板は、前記塗布面を平面視したときに前記弁体上から外れた位置に設けられていることを特徴とする塗布具。
Priority Applications (1)
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2008
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