JP2009267906A - スピーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】振動板の有する固有共振が発生する周波数を上昇させ、高域の限界再生周波数を向上したスピーカを提供することを目的としている。
【解決手段】振動板2は短径と長径を有する非円形状の楕円形状であって、ボイスコイル3の固着部5の外側をエッジ部2aとし、ボイスコイル3の固着部の内側を振動板部2bとし、振動板部2bの主形状が凸状あるいは凹状のドーム形状であって、このドーム形状の振動板部2bに主形状とは凹凸関係が逆でかつ全て曲面で構成されたリブ部6を形成し、このリブ部6と主形状が交差して出来る稜線(A)を曲線状とした構成である。
【選択図】図3

Description

本発明は、小型のキャビネットで低音再生を実現するスピーカに関するものである。
以下、従来のスピーカについて説明する。
図7は従来のスピーカの分解斜視図、図8は同スピーカの断面図、図9は同スピーカの磁気回路の斜視図である。
図7〜図9において、従来のスピーカは、2個の棒状のマグネット21を角型の上部プレート22と角型の下部プレート23とで挟持して磁気回路24を構成している。この磁気回路24は下部プレート23に設けた棒状のセンターポール部23aをはさんでマグネット21が平行に挟持され、上部プレート22の角型形状の磁気ギャップ窓22a内にポールピース部23aが内在する。そのため、ポールピース部23aと上部プレート22間に平行な2つの直線部では磁気ギャップ25を有する。
この磁気回路24にフレーム26を結合し、このフレーム26の外周部に振動板27を結合している。そして、この振動板27にボイスコイル28を結合し、このボイスコイル28の一部が磁気回路24の磁気ギャップ25内に配置している。このフレーム26の外周部には振動板27を覆うようにプロテクタ29を結合している。
この結果、2個の棒状マグネット21を有し、その磁気ギャップ25に直線部を有する外磁型の磁気回路の構成となるので、スペースの有効利用で小型化を図れるとともに、複数のマグネット21により大きな磁気エネルギーを得て高音圧化が図れる。
また、図7に示すように、振動板27は、短径と長径とを有する非円形状の楕円形状であって、ボイスコイル28の固着部の外側がエッジ部27bで、ボイスコイル28の固着部の内側が振動板部27aである。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2004−313930号公報
一般的に、振動板27は、その再生帯域が低域から高域まで幅広いことが望ましい。低域の限界再生周波数を確保するには、振動板27の面強度を小さくして固有共振周波数を低くすればよく、高域の限界再生周波数を確保するには、振動板27の面強度を大きくして固有共振周波数を高くすればよい。その際、例えば、振動板27のエッジ部27bの面強度を小さくして低域の限界再生周波数を確保し、振動板部27aの面強度を大きくして高域の限界再生周波数を確保し、所望の低域から高域までの再生帯域を確保すればよい。
しかし、上記構成の振動板部27aでは面強度が小さく、低域の限界再生周波数は確保できるものの、高域の限界再生周波数を確保できないという問題点を有していた。
本発明は上記問題点を解決し、低域の限界再生周波数を確保しつつ、振動板部の面強度を大きくして、振動板の有する固有共振周波数を上昇させ、高域の限界再生周波数を向上したスピーカを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明は、特に、振動板は、短径と長径とを有する非円形状であって、ボイスコイルの固着部の外側をエッジ部とし、前記ボイスコイルの固着部の内側を振動板部としており、前記振動板部には、凹部形状または凸部形状のリブ部を形成するとともに、前記振動板部と交差する前記リブ部の稜線を曲線状とした構成である。
上記構成により、振動板部には、リブ部を形成するとともにこのリブ部の稜線を曲線形状としているので、振動板部の面強度を向上できる。特に、振動板部には、振動板の短径方向と長径方向に対して面強度が低くなりやすいが、振動板部と交差するリブ部の稜線が曲線形状なので、短径方向に対しても長径方向に対しても面強度を大きくできる。
よって、低域の再生帯域を確保しつつ、振動板部の面強度も大きくできるので、振動板の有する固有共振周波数を上昇させ、高域の限界再生周波数の向上を図れる。
以下、本発明の一実施の形態のスピーカについて図面を参照しながら説明する。
図1はスピーカの斜視図、図2は同スピーカの断面図、図3は同スピーカの振動板の斜視図、図4は同スピーカのボイスコイルの斜視図、図5は同スピーカの磁気回路の斜視図である。
図1〜図5に示すように、スピーカ1は、振動板2と、この振動板2に固着したボイスコイル3と、このボイスコイル3を駆動させる磁気回路4と、これらを保持するフレームとを備えている。
この振動板2は、図3に示すように、短径と長径とを有する非円形状の楕円形状であって、図4に示すボイスコイル3の固着部5の外側をエッジ部2aとし、ボイスコイル3の固着部5の内側を振動板部2bとしている。振動板部2bは全体が凸状のドーム形状であって、このドーム形状の振動板部2bに凹部形状または凸部形状のリブ部6を形成している。このリブ部6は、振動板2の短径方向に向かって、エッジ部2aとの一方の境界である固着部5から他方の境界である固着部5まで形成し、振動板部2bと交差する稜線(A)を曲線状としている。また、リブ部6は、振動板2の長径方向に向かって、複数の凹部6aを配置して形成し、リブ部6の全面は曲面としている。この際、リブ部6と振動板部2bの凹凸関係とは互いに逆にしており、振動板部2bが凸状のドーム形状の場合は、リブ部6は凹部形状の凹部6aとしている。なお、リブ部6は、複数の凹部6aを配置して形成するだけでなく、凹部6aと凸部を交互に配置して形成してもよく、振動板部2bは全体を凹状のドーム形状にしてもよい。
また、図5に示すように、磁気回路4は、2個の棒状のマグネット7を角型の上部プレート8と角型の下部プレート9とで挟持して形成している。この磁気回路4は下部プレート9に設けた棒状のセンターポール部9aを挟んでマグネット7が平行に挟持され、上部プレート8の角型形状の磁気ギャップ窓8a内にセンターポール部9aが内在する。そのため、センターポール部9aと上部プレート8に平行な2つの直線部では磁気ギャップが形成され、この磁気ギャップにボイスコイル3が配置される。
上記構成により、振動板部2bには、リブ部6を形成するとともにこのリブ部6の稜線(A)を曲線形状としているので、振動板部2bの面強度を向上できる。特に、振動板部2bには、振動板2の短径方向と長径方向に対して面強度が低くなりやすいが、振動板部2bと交差するリブ部6の稜線(A)が曲線形状なので、短径方向に対しても長径方向に対しても面強度を大きくできる。
図6はリブ部の有無に対する周波数特性を示す特性図である。リブ部6を設けることによって、従来(点線波形)に比べて本発明(実線波形)では、低域の限界再生周波数を確保しつつ、振動板部2bの面強度に起因して、振動板部2bの有する固有共振周波数を上昇させ、高域の限界再生周波数が向上する。
また、リブ部6は、振動板2の短径方向に向かって、エッジ部2aとの一方の境界である固着部5から他方の境界である固着部5まで形成しているので、振動板部2bの面強度をより向上できる。特に、リブ部6は複数設けたり、互いに隣接するリブ部6は振動板2の長径方向に向かって、凹部6aと凸部を交互に配置して形成したり、リブ部6の全面を曲面としたりしても、面強度を大きくでき高域の限界再生周波数を向上できる。
さらに、振動板部2bは、凸状のドーム形状として全面を曲面にしても、面強度を大きくでき、高域の限界再生周波数を向上できる。この際、リブ部6と振動板部2bの凹凸関係とは互いに逆にして、振動板部2bが凸状のドーム形状となる場合は、リブ部6は凹部形状の凹部6aとしても、面強度を大きくでき高域の限界再生周波数を向上できる。
なお、振動板2は短径と長径とを有する非円形状の楕円形状としたが、トラック形状や矩形状やリング形状等でも、略同等の効果を得ることができる。
本発明に係るスピーカは、低域の限界再生周波数を確保しつつ、振動板部の面強度を大きくして、振動板の有する固有共振周波数を上昇させ、高域の限界再生周波数の向上を図れるので、携帯電話等の携帯機器に適用可能である。
本発明の一実施の形態におけるスピーカの斜視図 同スピーカの断面図 同スピーカの振動板の斜視図 同スピーカのボイスコイルの斜視図 同スピーカの磁気回路の斜視図 リブ部の有無に対する周波数特性を示す特性図 従来のスピーカの分解斜視図 同スピーカの断面図 同スピーカの磁気回路の斜視図
符号の説明
1 スピーカ
2 振動板
2a エッジ部
2b 振動板部
3 ボイスコイル
4 磁気回路
5 固着部
6 リブ部
6a 凹部
7 マグネット
8 上部プレート
8a 磁気ギャップ窓
9 下部プレート
9a センターポール部

Claims (6)

  1. 振動板と、
    前記振動板に固着したボイスコイルとを備え、
    前記振動板は、短径と長径とを有する非円形状であって、
    前記ボイスコイルの固着部の外側をエッジ部とし、
    前記ボイスコイルの固着部の内側を振動板部としており、
    前記振動板部には、凹部形状または凸部形状のリブ部を形成するとともに、前記振動板部と交差する前記リブ部の稜線を曲線状としたスピーカ。
  2. 前記リブ部は、前記振動板の短径方向に向かって、前記エッジ部との一方の境界部から他方の境界部まで形成した請求項1記載のスピーカ。
  3. 前記リブ部は複数設け、互いに隣接する前記リブ部は、前記振動板の長径方向に向かって、凹部と凸部を交互に配置して形成した請求項1記載のスピーカ。
  4. 前記振動板部は、凸状または凹状に形成した請求項1記載のスピーカ。
  5. 前記リブ部を構成する面を全て曲面とした請求項1記載のスピーカ。
  6. 前記振動板部は凸状または凹状に形成し、前記振動板部と前記リブ部の凹凸関係を逆になるように形成した請求項1記載のスピーカ。
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