JP2009266487A - 電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源用端子部への手の指の侵入を防止することができる電気機器を提供する。
【解決手段】ボディ1及びカバー2を結合して成る箱形の器体Aと、複数のねじ端子から成り少なくとも給電用の電線が何れかのねじ端子に接続される端子部とを備え、端子部は、カバー2の上面及び側面に跨って開口した複数の端子用凹所20にそれぞれねじ端子を配設して成り、端子用凹所20の上面側の開口を塞ぐ端子カバー4を備え、端子カバー4には、端子用凹所20の側面側の開口の少なくとも一部を覆う延設片41が一体に形成され、各端子用凹所20を互いに隔てる隔壁21にそれぞれ設けられた凸部21bと、延設片41において前記各凸部21bと対向する部位に設けられて凸部21bと嵌合する凹部41aとを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば遠隔監視制御システムの調光端末器等の電気機器に関する。
従来から、遠隔監視制御システムの調光端末器のように分電盤に収納される電気機器が知られており、例えば特許文献1に開示されている。以下、この種の電気機器の従来例について図面を用いて説明する。尚、以下の説明では、図9における上下を上下方向、器体の長手方向における紙面手前側を前方向、紙面奥側を後方向と定めるものとする。
この従来例は、図9に示すように、分電盤協約寸法として規格化された器体A内に、2線式の信号線を介して中央制御装置(図示せず)に分岐接続され中央制御装置から送出されたアドレスデータ及び制御データを含む伝送信号を受信する伝送処理回路(図示せず)と、アドレスデータが設定されたアドレス設定部(図示せず)と、照明負荷(図示せず)への供給電力を制御する電力制御素子(図示せず)とを収納して成る。器体Aは、例えば上面開口したアルミダイカスト等の熱伝導性の高い材料から形成された略直方体状のボディ1と、絶縁性を有する合成樹脂材料から形成されて下面を開口した略直方体状のカバー2とを組立ねじ(図示せず)で結合することにより構成される。
カバー2の長手方向における両端部には、それぞれ短手方向に沿って2つのねじ端子(図示せず)を1組として成る複数組の端子部が設けられており、カバー2の前側には、商用電源(図示せず)からの電線が接続される電源用端子部30と、照明負荷からの電線が接続される負荷用端子部31とが設けられ、カバー2の後側には、調光信号等の信号を伝送するための信号線が接続される信号用端子部32が設けられている。
カバー2の長手方向における両端部には、それぞれカバー2の上面及び側面に跨って開口した端子用凹所20がカバー2の短手方向に沿って複数(図示では4箇所ずつ)設けられており、各端子用凹所20の間はカバー2と一体に形成された隔壁21によって隔てられている。これら端子用凹所20にねじ端子が配設されることで、上記各端子部30〜32が構成される。
ボディ1の下部の長手方向における両端部には、それぞれ分電盤内に器体Aを固定するための固定用部材を結合するための一対の結合孔10が貫設されている。即ち、結合孔10には分電盤に設けたDIN規格のレールに取り付けるための取付具(図示せず)や、器体1同士を連設するための連設板(図示せず)などが挿入される。
ここで、電源用端子部30には商用電源などの外部からの電源から電力が供給されることから他の端子部31,32と比較して高電圧が印加される。このため、電源用端子部30には、手の指などが触れて感電するのを防止するために端子カバー4が覆設されている。端子カバー4は、絶縁性材料から略矩形板状に形成され、前側の各端子用凹所20の上面開口を覆う形で器体Aに固定ねじ5によって取り付けられる。而して、各端子用凹所20の前側の開口を手の指が入らない程度の寸法とすることができ、手の指が電源用端子部30に触れるのを防ぐようになっている。
特開平5−153672号公報
しかしながら、上記従来例では、端子用凹所20に手の指を強引に挿入しようとすると、端子カバー4が手の指の押圧力によって撓み、押し上げられることで手の指の侵入を許してしまい、手の指が電源用端子部30に触れる等して安全性が損なわれる虞があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、電源用端子部への手の指の侵入を防止することができる電気機器を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、外部からの電源の供給を受けて動作する回路を収納した箱形の器体と、複数のねじ端子から成り少なくとも給電用の電線が何れかのねじ端子に接続される端子部とを備えた電気機器であって、端子部は、器体の側面及び天面と平行な方向に並設されるとともに器体の側面及び天面に跨って開口した一乃至複数の端子用凹所にそれぞれねじ端子を配設して成り、端子用凹所の前記天面側の開口を塞ぐ端子カバーを備え、端子カバーには、端子用凹所の前記側面側の開口の少なくとも一部を覆う延設片が一体に形成され、延設片の器体の側面及び天面と平行な方向の移動を規制する規制手段が設けられたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、規制手段は、器体の側面及び天面と平行な方向において各端子用凹所を互いに隔てる隔壁にそれぞれ設けられた凸部と、延設片において前記各凸部と対向する部位に設けられて凸部と嵌合する凹部とから成ることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、延設片は、各端子用凹所の前記側面側の開口全面を覆うように形成されるとともに、外部からの電線が挿入される電線挿入孔が各端子用凹所と対応する部位に貫設され、規制手段は、延設片において電線挿入孔を囲む部位であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、延設片には、複数の隔離片が器体の側面及び天面と平行な方向に互いに隔てられて一体に形成され、規制手段は、隔離片に設けられた凸部と、器体において前記凸部と対向する部位に設けられて凸部と嵌合する凹部とから成ることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、器体の天面には、端子カバーの一部と対向する位置に溝部が設けられ、端子カバーには、溝部に挿入される複数の突片が設けられ、溝部には、突片が係止される係止凹部が設けられたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、突片は、端子カバーの器体の側面及び天面と平行な方向における両端からそれぞれ外方向に突設され、端子カバーには、前記両端から器体の天面に垂直な方向に突出する一対の摘み部が設けられたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、延設片によって手の指の端子用凹所への侵入を防ぐことができ、仮に端子用凹所に手の指を強引に挿入しようとした場合でも延設片が規制手段によって器体の側面及び天面と平行な方向に移動するのを規制されるので、延設片が前記方向に拡開する等して端子カバーが押し上げられるのを防止することができ、端子部への手の指の侵入を防ぐことができる。
請求項2の発明によれば、延設片によって手の指の端子用凹所への侵入を防ぐことができ、仮に端子用凹所に手の指を強引に挿入しようとした場合でも延設片が凸部及び凹部の嵌合によって器体の側面及び天面と平行な方向に移動するのを規制されるので、延設片が前記方向に拡開する等して端子カバーが押し上げられるのを防止することができ、端子部への手の指の侵入を防ぐことができる。
請求項3の発明によれば、延設片によって手の指の端子用凹所への侵入を防ぐことができ、仮に端子用凹所に手の指を強引に挿入しようとした場合でも延設片が電線挿入孔を囲む部位によって器体の側面及び天面と平行な方向に移動するのを規制されるので、延設片が前記方向に拡開する等して端子カバーが押し上げられるのを防止することができ、端子部への手の指の侵入を防ぐことができる。
請求項4の発明によれば、延設片によって手の指の端子用凹所への侵入を防ぐことができ、仮に端子用凹所に手の指を強引に挿入しようとした場合でも延設片が凸部及び凹部の嵌合によって器体の側面及び天面と平行な方向に移動するのを規制されるので、延設片が前記方向に拡開する等して端子カバーが押し上げられるのを防止することができ、端子部への手の指の侵入を防ぐことができる。
請求項5の発明によれば、端子カバーの突片を器体の溝部に挿入するとともに突片を溝部の係止凹部に係止させることで、端子カバーと器体とをねじ止めする事無く端子カバーを器体に容易に取り付けることができる。
請求項6の発明によれば、摘み部を手の指で挟持することで端子カバーを撓ませて突片と係止凹部との係止を解除することができるので、端子カバーを器体から容易に取り外すことができる。
以下、本発明に係る電気機器の各実施形態について図面を用いて説明する。尚、以下の説明では、図1(a)における上下を上下方向、端子カバー4の主片40の短手方向における紙面手前側を前方向、紙面奥側を後方向と定めるものとする。
(実施形態1)
以下、本発明に係る電気機器の実施形態1について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は従来例と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略するものとする。本実施形態は、図1(a),(b)に示すように、端子カバー4に、端子用凹所20の前面側の開口の少なくとも一部を覆う延設片41を一体に形成し、延設片41の長手方向の移動を規制する規制手段を設けたことに特徴がある。
端子カバー4は、略矩形状の主片40と、主片40の短手方向における一端縁から下方に向けて一体に突設された略矩形状の延設片41とから断面略L字状に構成されている。主片40には、厚み方向に貫設されてねじ端子を締め付けるためのドライバ等の冶具を挿入する略円形状の冶具挿入孔40bが長手方向に沿って4つ設けられている。また、主片40の長手方向における略中央部には、後述するカバー2のねじ挿通孔22aと連通する略円形状のねじ挿通孔40aが厚み方向に貫設されている。而して、該ねじ挿通孔40a及びカバー2のねじ挿通孔22aに固定ねじ5を挿通して螺合することにより端子カバー4がカバー2に取付固定される。
延設片41は、端子カバー4をカバー2に取り付けた状態において各端子用凹所20の前面側の開口が後述する圧着端子6を2つ重ねた状態で挿入可能であって且つ手の指が入らない程度の寸法となるように形成されている。また、延設片41の下端縁には、後述する隔壁21と対向する位置に凹部41aが長手方向に沿って3つ設けられている。
圧着端子6は、図3(b)に示すように、外部から引き回される電線(図示せず)の一端部が取り付けられる本体部61と、前記電線の一端部と機械的且つ電気的に接続されるとともに端子用凹所20に貫設されたねじ挿通孔20aと略同一寸法のねじ挿通孔(図示せず)が貫設された導体部60とから成る。この圧着端子6の導体部60を端子用凹所20の底部に載置し、それぞれに設けられたねじ挿通孔を介してねじ止めすることでねじ端子と圧着端子6とが機械的且つ電気的に接続されるようになっている。
端子用凹所20の底部には、圧着端子6をねじ止めするための略円形状のねじ挿通孔20aが貫設されており、該ねじ挿通孔20aを挟む形でねじ端子を取り付けるための一対の略矩形状の取付孔20bが貫設されている。尚、ねじ端子については周知であるので、本実施形態及び下記の各実施形態では図示及び説明を省略する。前側の各隔壁21には、端子カバー4の延設片41が差し込まれる窪み部21aがそれぞれ設けられており、各窪み部21aの底部には、上方に突出するとともに延設片41に設けられた凹部41aと嵌合する突部21bが突設されている。即ち、延設片41の凹部41aと隔壁21の突部21bとが上述の規制手段となる。
而して、延設片41によって手の指の端子用凹所20への侵入を防ぐことができる。また、仮に端子用凹所20に手の指を強引に挿入しようとした場合でも、隔壁21の凸部21bが延設片41の凹部41aに嵌合していることから、延設片41が長手方向に沿って移動するのが規制されるので、延設片41が前記長手方向に拡開する等して端子カバー4が押し上げられるのを防止することができ、各端子部30,31への手の指の侵入を防ぐことができる。
(実施形態2)
以下、本発明に係る電気機器の実施形態2について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は実施形態1と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略するものとする。本実施形態は、図2に示すように、延設片41を端子用凹所20の前側の開口を全て覆う程度の寸法に形成するとともに、各端子用凹所20と対応する位置に圧着端子6を2つ重ねて挿入可能であって且つ手の指が入らない程度の大きさの略矩形状の電線挿入孔41bを貫設したことに特徴がある。このため、延設片41における各電線挿入孔41bの下側の部位が互いに連結されており、当該部位が規制手段となる。
而して、延設片41によって手の指の端子用凹所20への侵入を防ぐことができる。また、仮に端子用凹所20に手の指を強引に挿入しようとした場合でも、延設片41の電線挿入孔41bの下側の部位によって延設片41が長手方向に沿って移動するのが規制されるので、延設片41が前記長手方向に拡開する等して端子カバー4が押し上げられるのを防止することができ、各端子部30,31への手の指の侵入を防ぐことができる。
ところで、圧着端子6を2つ重ねてねじ端子に取り付ける場合には、本体部61の下方への出っ張りが挿入の妨げとなり、無理に挿入しようとすることで圧着端子6が端子カバー4を押し上げてしまうという問題があった。そこで、本実施形態では、図3(a),(b)に示すように、端子カバー4を取り付けた際に各電線挿入孔41bの下端縁が各端子用凹所20の下端縁よりも下方に位置するようにすることで、本体部61の下方への出っ張りを逃がす段差アを設けている。而して、該段差アを設けることによって圧着端子6を2つ重ねてねじ端子に取り付ける際に圧着端子6が端子カバー4を押し上げてしまうのを防止することができる。
(実施形態3)
以下、本発明に係る電気機器の実施形態3について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は実施形態1と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略するものとする。本実施形態は、図4(a),(b)に示すように、延設片41の下端縁から下方に突出する略矩形状の複数(図示では5つ)の隔離片42を延設片41の長手方向に沿って所定の間隔を空けて突設し、各隔離片42の下端部にカバー2に向かって突出する嵌合突部42aを突設するとともに、カバー2の前面において各嵌合突部42aと対応する位置に嵌合突部42aが嵌合する嵌合凹部23を設けたことに特徴がある。即ち、隔離片42の嵌合突部42aとカバー2の嵌合凹部23とが規制手段となる。尚、各隔離片42は、端子カバー4を取り付けた際に各端子用凹所20の前側の開口を空けるように互いに離間して突設されている。
而して、延設片41によって手の指の端子用凹所20への侵入を防ぐことができる。また、仮に端子用凹所20に手の指を強引に挿入しようとした場合でも、隔離片42の嵌合突部42aがカバー2の嵌合凹部23に嵌合していることから、延設片41が長手方向に沿って移動するのが規制されるので、延設片41が前記長手方向に拡開する等して端子カバー4が押し上げられるのを防止することができ、各端子部30,31への手の指の侵入を防ぐことができる。
尚、図5に示すように、各嵌合凹部23を連結して延設片41の長手方向に沿った溝状に形成しても構わない。この場合でも上記と同様の効果を奏することができる。
(実施形態4)
以下、本発明に係る電気機器の実施形態4について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は実施形態3と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略するものとする。本実施形態は、図6(a),(b)に示すように、器体Aの上面には、端子カバー4を取り付けた際に端子カバー4の主片40の後端縁と対向する位置に主片40の長手方向に沿って溝部22bが設けられ、端子カバー4の主片40の後端縁には、その長手方向における両端部からそれぞれ下方に突出する突片43が突設されたことに特徴がある。突片43は、図6(b)に示すように断面略L字状に形成されている。また、溝部22b内には、その長手方向における両端部にそれぞれ突片43の一端部が係止される係止凹部22cが設けられている。
而して、図6(c)に示すように、端子カバー4の突片43をカバー2の溝部22bに挿入するとともに、突片43の一端部を溝部22bの係止凹部22cに係止させることで、上記各実施形態のように端子カバー2と器体Aとをねじ止めする事無く端子カバー4を器体Aに容易に取り付けることができる。
(実施形態5)
以下、本発明に係る電気機器の実施形態5について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は実施形態4と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略するものとする。本実施形態は、図7及び図8(a),(b)に示すように、端子カバー4の主片40の長手方向における両端部に、それぞれ前記長手方向における外方に向かって突出する突片43が突設され、且つ前記両端部から上方に突出する一対の摘み部44が突設されたことに特徴がある。尚、カバー2の係止凹部22cは、それぞれ溝部22b内の長手方向における両端部の上記突片43の一端部と対向する位置に設けられている。また、各摘み部44が設けられた部位の近傍には切り欠き40cが設けられており、各摘み部44を主片40の長手方向に沿った内方に撓み易くしている。
ここで、上記実施形態4では、端子カバー4を器体Aに容易に取り付けることができるものの、端子カバー4を取り外す際にはマイナスドライバ等の冶具を端子カバー4とカバー2との間に差し込み、てこの原理を利用して端子カバー4を押し上げることで端子カバー4を取り外さなければならないために、端子カバー4を取り外す作業が容易でない。これに対して本実施形態では、端子カバー4を器体Aに取り付けた状態において摘み部44を手の指で挟持することで、端子カバー4を撓ませて突片43と係止凹部22cとの係止を解除することができるので、端子カバー4を器体Aから容易に取り外すことができる。
ところで、上記実施形態2では、電線挿入孔41bに圧着端子6を通した状態で圧着端子6をねじ端子に取り付けなければならず、取付作業が容易でないという問題がある。また、延設片41に電線挿入孔41bを貫設するためには、端子カバー4の製造時においてスライドコアを使用しなければならず、製造に手間とコストがかかるという問題がある。一方、上記実施形態1,3〜5では、電線挿入孔41bの下方に相当する部位が開放されているので、上記実施形態2における問題は生じない。
尚、上記各実施形態では、従来例と同様に遠隔監視制御システムの調光端末器を例として説明しているが、調光端末器に限定される必要は無く、外部からの電源の供給を受けて動作する回路を有する電気機器であれば種々の用途に応じた他の構成であっても構わないことは言うまでもない。
本発明に係る電気機器の実施形態1を示す図で、(a)は全体斜視図で、(b)は一部分解斜視図である。 本発明に係る電気機器の実施形態2を示す一部分解斜視図である。 (a)は同上の前面図で、(b)は一部拡大した断面図である。 本発明に係る電気機器の実施形態3を示す図で、(a)は全体斜視図で、(b)は一部分解斜視図である。 同上の他の構成を示す全体斜視図である。 本発明に係る電気機器の実施形態4を示す図で、(a)は器体の斜視図で、(b)は端子カバーの斜視図で、(c)は一部拡大した断面図である。 本発明に係る電気機器の実施形態5を示す全体斜視図である。 (a)は同上の器体の斜視図で、(b)は端子カバーの斜視図である。 従来の電気機器を示す全体斜視図である。
符号の説明
20 端子用凹所
21 隔壁
21b 凸部
30 電源用端子部
4 端子カバー
41 延設片
41a 凹部
A 器体

Claims (6)

  1. 外部からの電源の供給を受けて動作する回路を収納した箱形の器体と、複数のねじ端子から成り少なくとも給電用の電線が何れかのねじ端子に接続される端子部とを備えた電気機器であって、端子部は、器体の側面及び天面と平行な方向に並設されるとともに器体の側面及び天面に跨って開口した一乃至複数の端子用凹所にそれぞれねじ端子を配設して成り、端子用凹所の前記天面側の開口を塞ぐ端子カバーを備え、端子カバーには、端子用凹所の前記側面側の開口の少なくとも一部を覆う延設片が一体に形成され、延設片の器体の側面及び天面と平行な方向の移動を規制する規制手段が設けられたことを特徴とする電気機器。
  2. 前記規制手段は、器体の側面及び天面と平行な方向において各端子用凹所を互いに隔てる隔壁にそれぞれ設けられた凸部と、延設片において前記各凸部と対向する部位に設けられて凸部と嵌合する凹部とから成ることを特徴とする請求項1記載の電気機器。
  3. 前記延設片は、各端子用凹所の前記側面側の開口全面を覆うように形成されるとともに、外部からの電線が挿入される電線挿入孔が各端子用凹所と対応する部位に貫設され、規制手段は、延設片において電線挿入孔を囲む部位であることを特徴とする請求項1記載の電気機器。
  4. 前記延設片には、複数の隔離片が器体の側面及び天面と平行な方向に互いに隔てられて一体に形成され、規制手段は、隔離片に設けられた凸部と、器体において前記凸部と対向する部位に設けられて凸部と嵌合する凹部とから成ることを特徴とする請求項1記載の電気機器。
  5. 前記器体の天面には、端子カバーの一部と対向する位置に溝部が設けられ、端子カバーには、溝部に挿入される複数の突片が設けられ、溝部には、突片が係止される係止凹部が設けられたことを特徴とする請求項4記載の電気機器。
  6. 前記突片は、端子カバーの器体の側面及び天面と平行な方向における両端からそれぞれ外方向に突設され、端子カバーには、前記両端から器体の天面に垂直な方向に突出する一対の摘み部が設けられたことを特徴とする請求項5記載の電気機器。
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