JP2009266470A - コンタクト - Google Patents

コンタクト Download PDF

Info

Publication number
JP2009266470A
JP2009266470A JP2008112497A JP2008112497A JP2009266470A JP 2009266470 A JP2009266470 A JP 2009266470A JP 2008112497 A JP2008112497 A JP 2008112497A JP 2008112497 A JP2008112497 A JP 2008112497A JP 2009266470 A JP2009266470 A JP 2009266470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
contact
axial direction
plunger
insulating housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008112497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5020155B2 (ja
Inventor
Akihiro Yodogawa
昭洋 淀川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokowo Co Ltd
Original Assignee
Yokowo Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokowo Co Ltd, Yokowo Mfg Co Ltd filed Critical Yokowo Co Ltd
Priority to JP2008112497A priority Critical patent/JP5020155B2/ja
Priority to US12/428,109 priority patent/US7713095B2/en
Priority to EP09005643A priority patent/EP2112718A2/en
Publication of JP2009266470A publication Critical patent/JP2009266470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5020155B2 publication Critical patent/JP5020155B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/22Contacts for co-operating by abutting
    • H01R13/24Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted
    • H01R13/2407Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted characterized by the resilient means
    • H01R13/2421Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted characterized by the resilient means using coil springs
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/51Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
    • H01R12/55Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals
    • H01R12/57Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals surface mounting terminals

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】回路基板にスプリングコネクタを略平行に配設し、半田付け面からの高さを低くしたコンタクトを提供する。
【解決手段】絶縁ハウジング20に、底面と平行でしかも底面側が軸方向にスリット状に開口された挿入孔20aを設ける。導電金属板からなる断面C字状またはU字状で軸方向に開口部26aを設けた軸方向に長いケース26を、開口部26aが絶縁ハウジング20の上面側となるようにして挿入孔20aに挿入するとともにケース26の外周面の一部分を絶縁ハウジング20の底面のスリット状の開口から僅かに突出させる。ケース26内に、導電金属からなるプランジャ28をその先端部28aを突出させて軸方向に移動自在で抜けでないように配設するとともに、プランジャ28を突出方向に弾性付勢するスプリングコイル22を配設する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、回路基板に対してスプリングコネクタを略平行に配設するコンタクトに関するものである。
回路基板に対してスプリングコネクタを略平行に配設する従来のコンタクトの一例を図11および図12を参照して簡単に説明する。図11は、従来のコンタクトの外観を示し、(a)は正面図であり、(b)は底面図であり、(c)は側面図である。図12は、図11の(b)の導電金属チューブ内の構造を省略したA−A断面拡大矢視図である。図11および図12において、スプリングコネクタ10は、一端が開口され他端が閉塞された導電金属チューブ12内に、開口端側から図示しないスプリングコイルが挿入され、さらに導電金属からなるプランジャ14が挿入され、プランジャ14の先端部を突出させた状態で軸方向に移動自在でしかも抜けでないように、開口端が狭窄されて構成されている。また、絶縁樹脂等からなる略箱形の絶縁ハウジング16に底面と平行でしかも底面側が軸方向にスリット状に開口された有底の挿入孔16a、16a…が設けられ、これらの挿入孔16a、16a…にそれぞれスプリングコネクタ10、10…が挿入され、導電金属チューブ12、12…の外周面の一部分が絶縁ハウジング16の底面のスリット状の開口から僅かに突出した状態とされてコンタクトが構成されている。そして、回路基板にかかる構成のコンタクトを搭載し、絶縁ハウジング16の底面から突出した導電金属チューブ12、12…の外周面の一部分が回路基板の接続端子に半田リフロー等により半田付けされて電気的接続がなされる。かかる構成の従来技術と同様な技術が、特開2000−195600号公報に示されている。
特開2000−195600号公報
上述の従来のコンタクトの構造にあっては、図12に示すごとく、回路基板に搭載されたコンタクトの回路基板の半田面からの高さHは、導電金属チューブ12の外形寸法Dとこの導電金属チューブ12を覆う部分の絶縁ハウジング16の厚さTの和となる。携帯電話機等にあっては、小型化および薄型化が著しく、コンタクトにあってもより薄くすることが望まれている。しかし、導電金属チューブ12の外形寸法Dを小さくすることは、内蔵されるスプリングコイルおよびプランジャ14の小型化が必要であり、技術的に困難であるとともに製造が難しくなる。また、導電金属チューブ12を覆う部分の絶縁ハウジング16の厚さTを薄くすることは、絶縁ハウジング16の機械的強度が弱くなるため自ずと限界がある。なお、かかる構成のコンタクトは、一例として、電子機器等のバッテリーパックの電気的接続に用いられている。
本発明は、上述のごとき事情に鑑みてなされたもので、回路基板に対してスプリングコネクタを略平行に配設し、しかも回路基板の半田付け面からの高さを低くすることができるコンタクトを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明のコンタクトは、絶縁ハウジングにその底面と略平行にスプリングコネクタを配設するコンタクトであって、前記絶縁ハウジングに前記底面と平行でしかも前記底面側が軸方向にスリット状に開口された挿入孔を設け、導電金属板からなる断面C字状またはU字状で前記軸方向に開口部を設けた前記軸方向に長いケースを前記開口部が前記絶縁ハウジングの上面側となるようにして前記挿入孔に挿入するとともに前記ケースの外周面の一部分を前記絶縁ハウジングの前記底面のスリット状の開口から僅かに突出させ、前記ケース内に、導電金属からなるプランジャをその先端部を突出させて前記軸方向に移動自在で抜けでないように配設するとともに、前記プランジャを突出方向に弾性付勢するスプリングコイルを配設して構成されている。
そして、前記ケースに前記挿入孔への挿入に際して弾性変形して外形寸法を小さくできる係合片を設け、前記絶縁ハウジングの前記挿入孔の周面に前記係合片が弾性復帰して係合して前記挿入方向と反対方向への抜けを阻止する係合凹部を設けて構成しても良い。
また、前記ケースの前記プランジャの太径部が移動する前記軸方向の範囲に、前記太径部に弾接するように前記軸方向に対して径方向の弾力性を有する摺接部を設けて構成しても良い。
さらに、前記ケースの前記プランジャの太径部が移動する前記軸方向の範囲の両端側で、前記ケースに前記開口部と反対側の一部を除いて前記軸方向と略直交するスリットを設けて前記摺接部が前記径方向の弾力を有するように構成することもできる。
そしてまた、前記ケースの前記摺接部の両端側の前記スリットの間に、前記軸方向と略平行に長い切り欠きを設けて、前記摺接部の前記径方向の弾力を小さくするように構成することもできる。
さらにまた、前記ケースの前記摺接部に、前記プランジャの前記太径部に弾接する前記軸方向の凸条を設けて構成することもできる。
そしてさらに、前記ケースの前記摺接部を断面が波状に形成して前記凸条を設けて構成することもできる。
請求項1記載のコンタクトにあっては、従来の導電金属チューブに代えて、導電金属板からなる断面C字状またはU字状の軸方向に開口部を設けた軸方向に長いケースを用いているので、ケースの高さを低くすることができ、それだけコンタクトの高さを低くすることができる。しかも、ケースは板金からなり、チューブよりも容易かつ安価に製造できる。
請求項2記載のコンタクトにあっては、ケースに設けた係合片が、挿入孔に設けた係合凹部に係合することで、挿入孔に挿入されたケースが抜け出るのが阻止され、組み立てが容易である。
請求項3記載のコンタクトにあっては、ケースにプランジャの太径部に弾接する摺接部を設けたので、プランジャとケースが確実に電気的接続される。
請求項4記載のコンタクトにあっては、プランジャの太径部が移動する範囲の両端側で、ケースに軸方向と略直交するスリットを設けることで、ケースに太径部に弾接する摺接部を簡単に形成することができる。
請求項5記載のコンタクトにあっては、摺接部を形成するスリットの間に軸方向と略平行に長い切り欠きを設けたので、摺接部がケースと連なる部分の寸法が短くなり、それだけ弾性変形し易くなり、プランジャの太径部に摺接部が弾接する弾力を小さくすることができる。
請求項6記載のコンタクトにあっては、摺接部に軸方向の凸条を設けたので、この凸条の先端部がプランジャの太径部に当接し、確実な電気的接続が得られる。
請求項7記載のコンタクトにあっては、摺接部の断面を波状とすることで、摺接部に軸方向の凸条を簡単に形成できる。
以下、本発明の第1実施例を図1ないし図6を参照して説明する。図1は、本発明のコンタクトの第1実施例の外観斜視図である。図2は、絶縁ハウジングを底面側から見た外観斜視図である。図3は、導電金属板からなるケースを示し、(a)は外観斜視図であり、(b)は(a)のB−B断面拡大矢視図である。図4は、図1の本発明のコンタクトの第1実施例の組み立てを示す底面側から見た外観斜視図である。図5は、図1のC−C断面の一部の拡大矢視図である。図6は、図1のケース内の構造を省略した断面矢視図である。
図1ないし図6において、絶縁樹脂等からなる略箱形の絶縁ハウジング20に、従来技術と同様に、底面と平行でしかも底面側が軸方向にスリット状に開口された有底の挿入孔20a、20a…が複数本平行に設けられる。これらの挿入孔20a、20a…の底部には、スプリングコイル22の一端が当接して軸方向と交差する方向への移動が規制される当接凹部20b、20b…がそれぞれに設けられる。また、挿入孔20a、20a…の底部側の周面に、係合凹部20c、20c…が設けられる。さらに、挿入孔20a、20a…のスリット状の開口に対向する周面に、軸方向に挿入孔20a、20a…の開口側から底部側まで伸びて挿入孔20a、20a…の内側に向かって突出する突条のレール部20d、20d…がそれぞれに設けられている。レール部20d、20d…の突条の先端面は断面がスプリングコイル22の外周面の径と同じまたは僅かに大きく形成されている。そして、絶縁ハウジング20の両端側に、回路基板30の表面に絶縁ハウジング20を半田付け固定するための半田付け補強板24が設けられる。導電金属板からなるケース26は、絶縁ハウジング20の挿入孔20aに挿入し得る断面外形で、軸方向に長く、しかも断面C字状またはU字状で軸方向に長いスリット状の開口部26aが設けられる。ケース26の開口部26aの開口された幅は、挿入孔20aのレール部20dが挿入嵌合される幅に設定されている。このケース26が、挿入孔20aに対して、開口部26aを上面側として、開口部26aとは反対側の外周面の一部分が絶縁ハウジング20の底面のスリット状の開口から僅かに突出して挿入され得る形状とされている。しかも、ケース26には、係合片26b、26b…が設けられ、挿入孔20aに挿入する際に容易に弾性変形して外形寸法が小さくなり、挿入孔20aに挿入されて係合凹部20cに臨むと弾性復帰して、挿入方向と反対方向への抜けが規制されるようになされる。さらに、ケース26内には、組み立てに際して、スプリングコイル22と導電金属からなるプランジャ28が挿入されるが、プランジャ28がケース26から抜け出ないようにするとともに先端部28aを外方に突出させるための狭窄部26cが設けられる。プランジャ28は、狭窄部26cを通過し得る先端部28aと狭窄部26cを通過できない太径部28bを有し、軸方向に移動自在である。このプランジャ28の太径部28bが軸方向に移動する範囲で、ケース26には太径部28bに弾接するように軸方向に対して径方向の弾力を有する摺接部26dが設けられている。この摺接部26dは、太径部28bが軸方向に移動する範囲の両端側に、開口部26aと反対側の一部を除いて軸方向と略直交するスリット26e、26e、26e、26eが設けられて、径方向の弾性を有する形状とされる。そしてさらに、これらの両端側のスリット26e、26e、26e、26eで囲まれる部分が、図3(b)に示されるように、断面が波状とされて、軸方向に長い凸条26f、26f、26f、26fがケース26の内側に形成される。これらの凸条26f、26f、26f、26fは、スリット26e、26e…の周方向における先端部と中間部の間および基端部と中間部との間にそれぞれ形成され、プランジャ28の太径部28bに弾接するようになされる。そして、本願発明のコンタクトの組み立ては、図4に示されるごとく、絶縁ハウジング20の挿入孔20aにスプリングコイル22を挿入し、さらにプランジャ28を配して、ケース26が挿入される。そして、ケース26が所定量だけ軸方向に挿入されると、係合片26b、26bが係合凹部20c、20cに係合して、抜けが阻止される。ここで、スプリングコイル22は、所定の弾力でプランジャ28を付勢するように縮設された状態となる。この絶縁ハウジング20にスプリングコイル22とプランジャ28およびケース26が組み込まれた状態で、スプリングコイル22とプランジャ28とケース26およびレール部20dにより、従来の導電金属チューブ12を用いたのと同様の作用を奏するスプリングコネクタが構成される。
かかる構成の本発明のコンタクトにあっては、図5に示すごとく、絶縁ハウジング20の底面の開口から僅かに突出させたケース26の外周面の一部分を回路基板30に当接させて、半田付け補強板24とともに半田リフロー等で半田付け固定される。図6に示すように、図11および図12に示す従来の導電チューブ12に代えて、断面C字状またはU字状のケース26を用いているので、ケース26の回路基板30の半田付け面からの高さKを、従来の導電金属チューブ12よりも低くすることができ、このケース26を覆う部分の絶縁ハウジング20の厚さTが同じであっても、本発明のコンタクトの回路基板30の半田付け面からの高さHを、従来よりも低くすることができる。しかも、ケース26は、板金からなり、その製造コストを安価とすることが可能である。なお、図5に示すごとく、プランジャ28の太径部28bを断面小判型とし、ケース26の開口部26aに臨んで絶縁ハウジング20の一部が僅かながらもケース26の内側に突出させて、ケース26内の空間の断面形状が略D字状等の円形でないようにすることで、プランジャ28が軸回りに回転することが規制される。また、摺接部26dに設けた軸方向の凸条26f、26f、26f、26fが太径部28bに弾接するので、摺接部26bの電気的導電が確実になし得る。
次に、本発明の第2実施例で用いるケースを図7を参照して説明する。図7は、本発明のコンタクトの第2実施例で用いるケースの外観斜視図である。図7において、図3に示す第1実施例で用いるケースと同じまたは均等な部材若しくは構造には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
図7に示す第2実施例で用いる導電金属板からなるケース36が、図3に示す第1実施例で用いるケース26と大きく相違するところは、摺接部36dを形成するスリット36e、36e…の位置にある。図7に示すケース36にあっては、プランジャ28の太径部28bが移動する範囲の前側にスリット36e、36eを設けるとともに、後側は係合片26b、26bを形成するためのものと共用するスリット36e、36eを設けて、摺接部36dが形成されている。なお、この摺接部36dには、第1実施例のごとく凸条26f、26f…が設けられていないが、設けることも可能である。
さらに、本発明の第3実施例で用いるケースを図8を参照して説明する。図8は、本発明のコンタクトの第3実施例で用いるケースの外観斜視図である。図8において、図3に示す第1実施例で用いるケースと同じまたは均等な部材若しくは構造には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
図8に示す第3実施例で用いる導電金属板からなるケース46が、図3に示す第1実施例で用いるケース26と相違するところは、摺接部46dに、第1実施例のごとく凸条26f、26f…が設けられていないことにある。
また、本発明の第4実施例で用いるケースを図9を参照して説明する。図9は、本発明のコンタクトの第4実施例で用いるケースの外観斜視図である。図9において、図3に示す第1実施例で用いるケースと同じまたは均等な部材若しくは構造には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
図9に示す第4実施例で用いる導電金属板からなるケース56が、図3に示す第1実施例で用いるケース26と相違するところは、摺接部26d、26dを形成するスリット26e、26e…の軸方向の間で、スリット26e、26e…の周方向の中間位置に、軸方向と略平行で軸方向に長い切り込み56g、56gを設けたことにある。これらの切り込み56g、56gを設けることで、摺接部26d、26dの遊端側と基端側が連なる寸法が短くなり、それだけ遊端側の弾性変形が容易となり、遊端側がプランジャ28の太径部に弾接する弾力を小さくでき、プランジャ28の摺動性を損なうことがない。
さらにまた、本発明の第5実施例で用いるケースを図10を参照して説明する。図10は、本発明のコンタクトの第5実施例で用いるケースの外観斜視図である。図10において、図3に示す第1実施例および図9に示す第4実施例で用いるケースと同じまたは均等な部材若しくは構造には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
図10に示す第5実施例で用いる導電金属板からなるケース66が、図3に示す第1実施例で用いるケース26と相違するところは、摺接部26d、26dを形成するスリット26e、26e…の軸方向の間で、スリット26e、26e…の周方向の先端側位置に、軸方向と略平行で軸方向に長い切り込み66g、66gを設けたことにある。これらの切り込み66g、66gを、スリット26e、26e…の周方向の先端側位置に設けることで、摺接部26d、26dが基端側でケース26に連なる寸法が短くなり、それだけ遊端側の弾性変形が容易となり、遊端側の全体でプランジャ28の太径部に弾接する弾力を小さくでき、プランジャ28の摺動性を損なうことがない。
なお、上記実施例にあっては、スプリングコイル22の一端が絶縁ハウジング20の有底の挿入孔20a、20a…の底に設けられた当接凹部20b、20b…に当接されているが、これに限られず、ケース26にスプリングコイル22の一端が当接する規制部を設けても良い。かかる構成にあっては、プランジャ28とスプリングコイル22を予め組み込んだケース26を、絶縁ハウジング20の挿入孔20aに挿入するようにすれば良い。そして、挿入孔20aのケース26の挿入寸法が規制できれば、挿入孔20aは有底である必要もない。
本発明のコンタクトの第1実施例の外観斜視図である。 絶縁ハウジングを底面側から見た外観斜視図である。 導電金属板からなるケースを示し、(a)は外観斜視図であり、(b)は(a)のB−B断面拡大矢視図である。 図1の本発明のコンタクトの第1実施例の組み立てを示す底面側から見た外観斜視図である。 図1のC−C断面の一部の拡大矢視図である。 図1のケース内の構造を省略した断面矢視図である。 本発明のコンタクトの第2実施例で用いるケースの外観斜視図である。 本発明のコンタクトの第3実施例で用いるケースの外観斜視図である。 本発明のコンタクトの第4実施例で用いるケースの外観斜視図である。 本発明のコンタクトの第5実施例で用いるケースの外観斜視図である。 従来のコンタクトの外観を示し、(a)は正面図であり、(b)は底面図であり、(c)は側面図である。 図11の(b)の導電金属チューブ内の構造を省略したA−A断面拡大矢視図である。
符号の説明
14、28 プランジャ
16、20 絶縁ハウジング
16a、20a 挿入孔
20b 当接凹部
20c 係合凹部
20d レール部
22 スプリングコイル
24 半田付け補強板
26、36、46、56、66 ケース
26a 開口部
26b 係合片
26c 狭窄部
26d、36d、46d 摺接部
26e、36e スリット
26f 凸条
26g 切り込み
28a 先端部
28b 太径部
30 回路基板
56g、66g 切り込み

Claims (7)

  1. 絶縁ハウジングにその底面と略平行にスプリングコネクタを配設するコンタクトであって、前記絶縁ハウジングに前記底面と平行でしかも前記底面側が軸方向にスリット状に開口された挿入孔を設け、導電金属板からなる断面C字状またはU字状で前記軸方向に開口部を設けた前記軸方向に長いケースを前記開口部が前記絶縁ハウジングの上面側となるようにして前記挿入孔に挿入するとともに前記ケースの外周面の一部分を前記絶縁ハウジングの前記底面のスリット状の開口から僅かに突出させ、前記ケース内に、導電金属からなるプランジャをその先端部を突出させて前記軸方向に移動自在で抜けでないように配設するとともに、前記プランジャを突出方向に弾性付勢するスプリングコイルを配設して構成したことを特徴とするコンタクト。
  2. 請求項1記載のコンタクトにおいて、前記ケースに前記挿入孔への挿入に際して弾性変形して外形寸法を小さくできる係合片を設け、前記絶縁ハウジングの前記挿入孔の周面に前記係合片が弾性復帰して係合して前記挿入方向と反対方向への抜けを阻止する係合凹部を設けて構成したことを特徴とするコンタクト。
  3. 請求項1記載のコンタクトにおいて、前記ケースの前記プランジャの太径部が移動する前記軸方向の範囲に、前記太径部に弾接するように前記軸方向に対して径方向の弾力性を有する摺接部を設けて構成したことを特徴とするコンタクト。
  4. 請求項3記載のコンタクトにおいて、前記ケースの前記プランジャの太径部が移動する前記軸方向の範囲の両端側で、前記ケースに前記開口部と反対側の一部を除いて前記軸方向と略直交するスリットを設けて前記摺接部が前記径方向の弾力を有するように構成したことを特徴とするコンタクト。
  5. 請求項4記載のコンタクトにおいて、前記ケースの前記摺接部の両端側の前記スリットの間に、前記軸方向と略平行に長い切り欠きを設けて、前記摺接部の前記径方向の弾力を小さくするように構成したことを特徴とするコンタクト。
  6. 請求項3記載のコンタクトにおいて、前記ケースの前記摺接部に、前記プランジャの前記太径部に弾接する前記軸方向の凸条を設けて構成したことを特徴とするコンタクト。
  7. 請求項6記載のコンタクトにおいて、前記ケースの前記摺接部を断面が波状に形成して前記凸条を設けて構成したことを特徴とするコンタクト。
JP2008112497A 2008-04-23 2008-04-23 コンタクト Expired - Fee Related JP5020155B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008112497A JP5020155B2 (ja) 2008-04-23 2008-04-23 コンタクト
US12/428,109 US7713095B2 (en) 2008-04-23 2009-04-22 Contact
EP09005643A EP2112718A2 (en) 2008-04-23 2009-04-22 Electrical contact

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008112497A JP5020155B2 (ja) 2008-04-23 2008-04-23 コンタクト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009266470A true JP2009266470A (ja) 2009-11-12
JP5020155B2 JP5020155B2 (ja) 2012-09-05

Family

ID=40756768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008112497A Expired - Fee Related JP5020155B2 (ja) 2008-04-23 2008-04-23 コンタクト

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7713095B2 (ja)
EP (1) EP2112718A2 (ja)
JP (1) JP5020155B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190002329A (ko) * 2017-06-29 2019-01-08 몰렉스 엘엘씨 커넥터 단자 어셈블리

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009026585A (ja) * 2007-07-19 2009-02-05 Yokowo Co Ltd ライトアングルタイプのスプリングコネクタ
US8337256B1 (en) * 2011-08-26 2012-12-25 Cheng Uei Precision Industry Co., Ltd. Pogo-pin connector
US8936495B2 (en) * 2013-01-08 2015-01-20 Honeywell Federal Manufacturing & Technologies, Llc Dual contact pogo pin assembly
US9614320B2 (en) * 2014-08-26 2017-04-04 Google Inc. Dongle for quick release
CN105846204B (zh) * 2015-01-12 2018-06-12 贝尔威勒电子股份有限公司 电连接器
CN105846205B (zh) * 2015-01-12 2018-01-26 贝尔威勒电子股份有限公司 探针式连接器
CN205385059U (zh) * 2015-12-21 2016-07-13 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 电源连接器
CN113193426B (zh) * 2021-04-29 2022-05-13 中航光电科技股份有限公司 连接器插座、连接器组件及设备

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61148781A (ja) * 1984-12-24 1986-07-07 株式会社東芝 バネピン
JPH03125509U (ja) * 1990-03-30 1991-12-18
JPH07282881A (ja) * 1994-04-13 1995-10-27 Mitsubishi Electric Corp スプリングコネクタ
JP2000195600A (ja) * 1998-10-28 2000-07-14 Tyco Electronics Amp Kk 表面実装型電気コネクタ及びその製造方法
JP2007220482A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Shin Etsu Polymer Co Ltd 圧接挟持型コネクタ及びその接続構造
US7435109B1 (en) * 2007-11-26 2008-10-14 Yokowo Co., Ltd. Spring connector

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7306479B1 (en) * 2006-07-05 2007-12-11 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Cable connector assembly with strain relief member
CN201000993Y (zh) * 2006-12-18 2008-01-02 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 电连接器

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61148781A (ja) * 1984-12-24 1986-07-07 株式会社東芝 バネピン
JPH03125509U (ja) * 1990-03-30 1991-12-18
JPH07282881A (ja) * 1994-04-13 1995-10-27 Mitsubishi Electric Corp スプリングコネクタ
JP2000195600A (ja) * 1998-10-28 2000-07-14 Tyco Electronics Amp Kk 表面実装型電気コネクタ及びその製造方法
JP2007220482A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Shin Etsu Polymer Co Ltd 圧接挟持型コネクタ及びその接続構造
US7435109B1 (en) * 2007-11-26 2008-10-14 Yokowo Co., Ltd. Spring connector

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190002329A (ko) * 2017-06-29 2019-01-08 몰렉스 엘엘씨 커넥터 단자 어셈블리
KR102012843B1 (ko) * 2017-06-29 2019-08-22 몰렉스 엘엘씨 커넥터 단자 어셈블리
US10468804B2 (en) 2017-06-29 2019-11-05 Molex, Llc Connector terminal assembly

Also Published As

Publication number Publication date
US7713095B2 (en) 2010-05-11
JP5020155B2 (ja) 2012-09-05
EP2112718A2 (en) 2009-10-28
US20090269990A1 (en) 2009-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5020155B2 (ja) コンタクト
JP5553502B2 (ja) 基板対基板コネクタ
JP6074289B2 (ja) 雌コネクタ及びカードエッジコネクタ
JP5692333B1 (ja) 電気コネクタのハウジング
US9601854B2 (en) Female terminal
JP5738093B2 (ja) ジョイントコネクタ
EP2822102B1 (en) Electrical connector
JP5924038B2 (ja) 端子の接続構造
US20140169871A1 (en) Connector
EP2843771B1 (en) Connector housing, electric connector and method of inserting connector terminal into connector housing
US20190245293A1 (en) Terminal module and connector
JP5904283B2 (ja) 同軸コネクタ
JP2010073549A (ja) コネクタおよびその製造方法
JP2012094381A (ja) 電気接続箱
KR101725380B1 (ko) 커넥터 단자 및 그를 포함하는 커넥터
JP5718136B2 (ja) ジョイントコネクタ
JP6445072B2 (ja) コネクタ
JP5851869B2 (ja) 電気接続箱
JP2011048982A (ja) フローティングコネクタ
JP2010257907A (ja) コネクタ、及びコネクタの製造方法
WO2014002408A1 (ja) 電気コネクタ
JP2006294513A (ja) 雌型の端子金具及びコネクタ
JP2003346602A (ja) スライド型電気部品
KR100589451B1 (ko) 푸시 버튼 스위치
JP2005050695A (ja) コネクタおよびコネクタの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110308

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120607

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120611

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees