JP2009266441A - 固体高分子型燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力特性の安定化が可能な固体高分子型燃料電池を提供する。
【解決手段】複数の単位セルは、略直方体からなる燃料電池スタック300の側面300Cから側面300Dへ向かう方向に積層されており、各単位セルにおいて、空気(または酸素)を流すセパレータは、直方体の側面300Bから側面300Aへ向かう方向にジグザグ状に形成された複数の溝を有する。吸引ファン400は、直方体の側面300A側に配置され、各単位セルのセパレータに形成された複数の溝を流れる空気(または酸素)を吸引する。
【選択図】図11

Description

この発明は、固体高分子型燃料電池に関し、特に、スタック型の固体高分子型燃料電池に関するものである。
従来、水素ガスのパージ機能を有する燃料電池が知られている(特許文献1)。この燃料電池は、燃料電池スタックと、水素用制御バルブと、水素吸引ポンプと、制御ユニットとを備える。
水素用制御バルブは、燃料電池スタックの後段に配置される。水素吸引ポンプは、水素用バルブの後段に配置される。
そして、制御ユニットは、水素吸引ポンプの水素ガスの吸引力を通常稼動時よりも増大させる。また、制御ユニットは、水素用制御バルブの開度を通常稼動時よりも小さくし、その後、水素用制御バルブを開放させる。
したがって、水素吸引ポンプは、通常稼動時よりも開度を小さくした水素用制御バルブを介して水素用制御バルブの圧力損失を大きくした状態で燃料電池スタックから水素ガスを吸引するとともに、開放された水素用制御バルブを介して燃料電池スタックから水素ガスを吸引する。
その結果、通常稼動時よりも開度を小さくした水素用制御バルブを介して水素ガスを吸引するときに燃料電池スタック内に溜まった水素ガスが水素用制御バルブの開放時に一気に外部が噴出する。
したがって、燃料電池スタック内に溜まった水分のパージを行なうことができる。
特開2001−307757号公報
しかし、特許文献1に記載の燃料電池においては、水素用制御バルブの開度を小さくすることと、水素用制御バルブを開放することとを繰り返し行なうため、水素ガスの固体高分子膜への供給が不安定になり、出力特性が不安定になるという問題がある。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、出力特性の安定化が可能な固体高分子型燃料電池を提供することである。
この発明によれば、固体高分子型燃料電池は、略直方体の形状を有するスタック型の固体高分子型燃料電池であって、複数の単位セルと、吸引器とを備える。複数の単位セルは、直方体の第1の面から第1の面に対向する第2の面へ向かう方向へ積層され、かつ、直列に接続される。吸引器は、複数の単位セルの各々に流れる酸化剤ガスを吸引する。複数の単位セルの各々は、固体高分子電解質膜と、第1および第2のセパレータとを含む。第1のセパレータは、固体高分子電解質膜の一方側に配置され、固体高分子電解質膜に酸化剤ガスを供給する。第2のセパレータは、固体高分子電解質膜の他方側に配置され、固体高分子電解質膜に還元剤ガスを供給する。第1のセパレータは、ガス流路部と、ガス通過部とを含む。ガス流路部は、固体高分子電解質膜に酸化剤ガスを供給する。ガス通過部は、ガス流路部と一体に成形され、固体高分子電解質膜に供給される還元剤ガスが通過する。そして、ガス流路部は、直線状に形成された溝の長さよりも長い長さを有する複数の溝を含む。隣接する第1および第2の単位セルは、第1の単位セルに含まれる第2のセパレータと第2の単位セルに含まれる第1のセパレータとによって直列に接続されている。
好ましくは、吸引器は、複数の溝の各々の一方端側に配置され、複数の溝の各々の他方端は、外部に開放されている。
好ましくは、第1のセパレータの複数の溝は、還元剤ガスが第2のセパレータを流れる方向と略直交する方向に形成されている。
好ましくは、第1のセパレータの複数の溝の各々は、酸化剤ガスが流れる方向に対してジグザグ状の形状を有する。
好ましくは、ガス流路部および前記ガス通過部は、金属板からなり、第1のセパレータの複数の溝は、ガス流路部を構成する金属板の表裏面に形成されている。
好ましくは、金属板は、ステンレス鋼からなる。
好ましくは、第2のセパレータは、直方体の第1の側面から第2の側面へ向かう方向へ還元剤ガスを流し、吸引器は、第1および第2の側面に略直交する第3および第4の側面のいずれか一方の側面側に配置されている。
好ましくは、第3および第4の側面は、第1および第2の側面よりも大きい面積を有する。
この発明によれば固体高分子型燃料電池は、直線状に形成された溝の長さよりも長い長さを有する複数の溝を流れる酸化剤ガスを吸引する吸引器を備えるので、固体高分子型燃料電池を冷却するとともに、電極に供給される酸化剤ガスの量を適切な量に設定する。
したがって、この発明によれば、固体高分子型燃料電池の出力特性を安定させることができる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による固体高分子型燃料電池に用いるセパレータの平面図である。図1を参照して、この発明の実施の形態による固体高分子型燃料電池に用いるセパレータ10は、ステンレス鋼等の金属板からなり、ガス通過部11,12と、ガス流路部13と、孔14〜17とを備える。ガス通過部11,12、ガス流路部13、および孔14〜17は、金属板にプレス成形を施すことによって一体的に成形される。
ガス通過部11は、孔111〜114からなる。孔111〜114は、セパレータ10を貫通するようにセパレータ10の一方端側に配置される。孔111〜114の各々は、ミリオーダーの直径を有する。また、ガス通過部12は、孔121〜124からなる。孔121〜124は、セパレータ10を貫通するようにセパレータ10の他方端側に孔111〜114に対向して配置される。孔121〜124の各々は、孔111〜114の直径と同じ直径を有する。
ガス流路部13は、複数の溝131〜143を有する。複数の溝131〜141の各々は、セパレータ10の基準面18からミリオーダーの深さおよびミリオーダーの幅を有し、ガスが流れる方向DR1においてジグザグ状に形成される。そして、複数の溝131〜141は、ミリオーダーの間隔で配置される。
溝142は、方向DR1において、セパレータ10の一方端側に配置され、溝143は、方向DR1においてセパレータ10の他方端側に配置される。溝142,143の各々は、複数の溝131〜141に略直交するように直線状に形成される。そして、溝142,143の各々は、セパレータ10の基準面18から2mmよりも小さい深さ、ミリオーダーの幅および10cm程度の長さを有する。
孔14〜17は、セパレータ10を貫通するようにセパレータ10の4隅に配置される。そして、孔14〜17の各々は、ミリオーダーの直径を有する。
孔14,111〜114,15は、セパレータ10の一方端側において、ミリオーダーの間隔で直線状に配置される。また、孔16,121〜124,17は、セパレータ10の他方端側において、孔14,111〜114,15の間隔と同じ間隔で直線状に配置される。
ガス通過部11の孔111〜114およびガス通過部12の孔121〜124は、水素ガスを紙面に垂直な方向に通過させる。溝131〜141は、空気(または酸素)を方向DR1へ流す。溝142,143は、セパレータ10と後述する固体高分子電解質膜との密着性を向上させるための板を配置するための溝である。孔14〜17は、固体高分子型燃料電池を組上げるときのボルトが通る孔である。
図2は、図1に示すセパレータ10の裏面の平面図である。図2を参照して、凸部131A〜141Aは、それぞれ、図1に示す溝131〜141に対応する。したがって、凸131A〜141Aは、基準面19から1mmよりも小さい高さと、ミリオーダーの幅を有する。そして、凸部131A〜141Aは、ミリオーダーの間隔で配置される。
図3は、図1に示す溝142部分の拡大図である。図3を参照して、溝142は、複数の溝131〜141に略直交する方向に直線状に形成されている。平板30は、1mmよりも小さい厚み、ミリオーダーの幅および10cmよりも長い長さを有する(図3の(a)参照)。
そして、平板30は、溝142に挿入される。平板30は、上述したように、溝142と同じ寸法を有するため、平板30の上面30Aは、セパレータ10の基準面18に一致する(図3の(b)参照)。
なお、平板30が溝142に挿入されても、平板30の厚みは、溝131〜141の深さよりも薄いため、空気(または酸素)は、溝131〜141を流れることができる。
また、溝143にも、平板30と同じ平板が挿入される。
図4は、図1に示すセパレータ10の斜視図である。図4を参照して、セパレータ10は、上述した溝131〜141を前面10Aに有し、溝151〜160を裏面10Bに有する。
溝151〜160は、それぞれ、溝131,132間、溝132,133間、溝133,134間、溝134,135間、溝135,136間、溝136,137間、溝137,138間、溝138,139間、溝139,140間、および溝140,141間に形成される。
そして、溝151〜160は、溝131〜141と同じ寸法を有し、溝131〜141と同じように方向DR1においてジグザグ状に形成される。
その結果、空気(または酸素)は、セパレータ10の溝131〜141,151〜160を方向DR1へ流れる。すなわち、空気(または酸素)は、セパレータ10の表裏面を流れる。
図5は、この発明の実施の形態による固体高分子型燃料電池に用いる他のセパレータの平面図である。図5を参照して、セパレータ20は、ステンレス鋼等の金属板からなり、ガス供給部21と、ガス排出部22と、凸部23,24と、ガス流路部25と、凹部26〜29と、孔31〜34とを備える。
セパレータ20は、セパレータ20の基準面35から1mmよりも小さい深さだけ窪んだ凹部201を有する。そして、ガス供給部21、ガス排出部22、凸部23,24およびガス流路部25は、凹部201に形成される。
ガス供給部21は、孔211〜214と、凸部215〜217とを含む。孔211〜214および凸部215〜217は、セパレータ20の長さ方向における一方端側に配置される。そして、孔211〜214は、セパレータ20を貫通し、セパレータ20の幅方向に直線状に配列される。
また、孔211〜214の各々は、上述したセパレータ10の孔111〜114,121〜124と同じ直径を有する。そして、孔211〜214は、孔111〜114,121〜124と同じ間隔で配置される。
凸部215〜217は、凹部201から1mmよりも小さい高さだけ突出している。したがって、凸部215〜217の上面は、セパレータ20の基準面35に一致する。そして、凸部215〜217は、孔211〜214の直径に略等しい長さを有し、それぞれ、孔211,212間、孔212,213間、および孔213,214間に配置される。
ガス排出部22は、孔221〜224と、凸部225〜227とを含む。孔221〜224および凸部225〜227は、セパレータ20の長さ方向における他方端側に配置される。そして、孔221〜224は、セパレータ20を貫通し、セパレータ20の幅方向に直線状に配列される。
また、孔221〜224の各々は、上述したセパレータ10の孔111〜114,121〜124と同じ直径を有する。そして、孔221〜224は、孔111〜114,121〜124と同じ間隔で配置される。
凸部225〜227は、凹部201から1mmよりも小さい高さだけ突出している。したがって、凸部225〜227の上面も、セパレータ20の基準面35に一致する。そして、凸部225〜227は、孔221〜224の直径に略等しい長さを有し、それぞれ、孔221,222間、孔222,223間、および孔223,224間に配置される。
凸部23は、セパレータ20の幅方向にミリオーダーの間隔で直線状に配列された複数の凸部からなる。そして、凸部23は、ガス供給部21とガス流路部25との間に配置され、凹部201から1mmよりも小さい高さだけ突出している。
凸部24は、セパレータ20の幅方向に4mmの間隔で直線状に配列された複数の凸部からなる。そして、凸部24は、ガス排出部22とガス流路部25との間に配置され、凹部201から1mmよりも小さい高さだけ突出している。
ガス流路部25は、複数の溝251を有する。複数の溝251は、セパレータ20の基準面35に対して1mmよりも小さい深さを有し、ミリオーダーの幅を有する。そして、複数の溝251は、凸部23と凸部24との間に直線状に形成される。隣接する2つの溝251,251間の凸部252は、凹部201から1mmよりも小さい高さだけ突出しており、セパレータ20の基準面35に一致する。
凹部26は、セパレータ20の幅方向において、凸部23の一方端側に配置され、凹部201に接する。凹部27は、セパレータ20の幅方向において、凸部23の他方端側に配置され、凹部201に接する。
凹部28は、セパレータ20の幅方向において、凸部24の一方端側に配置され、凹部201に接する。凹部29は、セパレータ20の幅方向において、凸部24の他方端側に配置され、凹部201に接する。
そして、凹部26〜29の各々は、セパレータ20の基準面35から1mmよりも小さい深さだけ窪んでおり、ミリオーダーの幅を有する。
孔31〜34は、セパレータ20の四隅にセパレータ20を貫通するように形成される。そして、孔31〜34の各々は、ミリオーダーの直径を有する。
ガス供給部21は、孔211〜214から水素ガスを受け、その受けた水素ガスをガス流路部25に供給する。ガス流路部25は、ガス供給部21から水素ガスを受け、その受けた水素ガスをガス供給部21からガス排出部22の方向へ流す。ガス排出部22は、ガス流路部25から水素ガスを受け、その受けた水素ガスを孔221〜224から排出する。
孔31〜34は、固体高分子型燃料電池を組上げるときのボルトが通る孔である。
セパレータ20が固体高分子型燃料電池に用いられる場合、孔31,32,33,34は、それぞれ、セパレータ10の孔16,17,14,15に対向する。また、セパレータ20が固体高分子型燃料電池に用いられる場合、孔211〜214は、それぞれ、セパレータ10の孔121〜124に対向し、孔221〜224は、それぞれ、セパレータ10の孔111〜114に対向する。
図6は、図5に示すセパレータ20の裏面の平面図である。図6を参照して、セパレータ20は、裏面において、凸部201Rと、複数の凹部252Rとを有する。凸部201Rは、図5に示す凹部201に対応するものであり、基準面36から1mmよりも小さい高さだけ突出している。
複数の凹部252Rは、図5に示す複数の凸部252に対応するものであり、複数の凹部252Rの面は、基準面36に一致する。複数の凹部252Rが形成される結果、複数の凸部251Rが形成される。そして、複数の凸部251Rは、図5に示す複数の溝251に対応する。
図7は、図5に示す凸部23および凹部26,27の拡大図である。図7を参照して、凹部26の一方端26Aと、凹部27の一方端27Aとの距離は、数cmである。平板40は、1mmよりも小さい厚み、ミリオーダーの幅、および数cmの長さを有する。そして、平板40は、両端が凹部26,27に嵌合するように凸部23上に配置される(図7の(a)参照)。
そうすると、凹部201は、セパレータ10の基準面35から1mmよりも小さい深さだけ窪んでおり、凸部23は、凹部201から1mmよりも小さい高さを有し、平板40は、1mmよりも小さい厚みを有するので、平板40の上面40Aは、セパレータ10の基準面35に一致する。
なお、凹部28,29にも、平板40と同じ平板が挿入される。
図8は、図1から図7に示すセパレータ10,20を備えた固体高分子型燃料電池の断面図である。図8を参照して、固体高分子型燃料電池100は、固体高分子電解質膜110と、ガス拡散電極120,130と、セパレータ140,150と、ガスケット160,170とを備える。
ガス拡散電極120は、その一主面に触媒180を担持し、触媒180が固体高分子電解質膜110の一方面に接するように固体高分子電解質膜110の一方側に配置される。また、ガス拡散電極130は、その一主面に触媒190を担持し、触媒190が固体高分子電解質膜110の他方面に接するように固体高分子電解質膜110の他方側に配置される。
セパレータ140は、図5および図6に示すセパレータ20からなり、ガス拡散電極120の一主面(触媒180が担持された一主面と反対側の一主面)に接するように配置される。この場合、図5に示すセパレータ20の面がガス拡散電極120側に向けられる。セパレータ150は、図1および図2に示すセパレータ10からなり、ガス拡散電極130の一主面(触媒190が担持された一主面と反対側の一主面)に接するように配置される。この場合、図1に示すセパレータ10の面がガス拡散電極130側に向けられる。
ガスケット160は、固体高分子電解質膜110の外周部とセパレータ140の外周部との間に設けられ、気密性を保持してセパレータ140の外周部を固体高分子電解質膜110の外周部に連結する。ガスケット170は、固体高分子電解質膜110の外周部とセパレータ150の外周部との間に設けられ、気密性を保持してセパレータ150の外周部を固体高分子電解質膜110の外周部に連結する。
固体高分子電解質膜110は、たとえば、フッ素系のイオン交換膜からなる。ガス拡散電極120,130の各々は、ガス透過性および導電性を有する多孔体からなる。触媒180,190の各々は、白金(Pt)または白金合金(Pt−Ru)からなる。ガスケット160,170の各々は、フッ素樹脂、バイトンゴム、シリコンゴムおよびエチレンプロピレンゴム等のいずれかからなる。そして、フッ素樹脂は、より具体的には、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、およびテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)等である。
図9は、図8に示す固体高分子型燃料電池100を構成する各部品の斜視図である。固体高分子型燃料電池100を構成するセパレータ150、ガスケット170、固体高分子電解質膜110、ガスケット160、およびセパレータ140を、それぞれ、図9の(b),(c),(d),(e),(f)に示す。
また、固体高分子型燃料電池100は、ガスケット210,230をさらに備える。そして、ガスケット210,230をそれぞれ図9の(a),(g)に示す。
ガスケット210は、ガスケット2110,2120からなる。ガスケット2110は、孔2111,2112,2113を有する。孔2111,2112,2113は、ガスケット2110を貫通する。また、ガスケット2120は、孔2121,2122,2123を有する。孔2121,2122,2123は、ガスケット2120を貫通する。
そして、孔2111,2113,2121,2123は、セパレータ150(10)の孔14〜17およびセパレータ140(20)の孔31〜34と同じ直径を有する。また、孔2112,2122は、セパレータ150(10)の孔111〜114,121〜124およびセパレータ140(20)の孔211〜214,221〜224と同じ直径を有する。
ガスケット170は、孔171〜177を有する。孔171〜177は、ガスケット170を貫通する。そして、孔171〜174は、セパレータ150(10)の孔14〜17およびセパレータ140(20)の孔31〜34と同じ直径を有する。また、孔175,176は、セパレータ150(10)の孔14〜17よりも大きい。
ガスケット160は、孔161〜167を有する。孔161〜167は、ガスケット160を貫通する。そして、孔161〜164は、セパレータ150(10)の孔14〜17およびセパレータ140(20)の孔31〜34と同じ直径を有する。また、孔165,166は、ガスケット170の孔175,176と同じ大きさを有する。
ガスケット230は、孔231〜235を有する。孔231〜235は、ガスケット230を貫通する。そして、孔231〜234は、セパレータ150(10)の孔14〜17およびセパレータ140(20)の孔31〜34と同じ直径を有する。
図10は、図9に示す部品を用いて組み立てたときの固体高分子型燃料電池100の斜視図である。図10を参照して、固体高分子型燃料電池100は、ガスケット210、セパレータ150(10)、ガスケット170、固体高分子電解質膜110、ガスケット160、セパレータ140(20)およびガスゲット230を順次積層した構造を有する。
そして、孔2111,14,171,161,31,231は、ガスケット210からガスケット230への方向において、直線状に配置される。また、孔2113,15,172,162,32,232も、ガスケット210からガスケット230への方向において、直線状に配置される。さらに、孔2121,16,173,163,33,233も、ガスケット210からガスケット230への方向において、直線状に配置される。さらに、孔2123,17,174,164,34,234も、ガスケット210からガスケット230への方向において、直線状に配置される。さらに、孔2112,111〜114,175,165,211〜214も、ガスケット210からガスケット230への方向において、直線状に配置される。さらに、孔2122,121〜124,176,166,221〜224も、ガスケット210からガスケット230への方向において、直線状に配置される。
その結果、セパレータ140(20)のガス供給部21は、孔2112,111〜114,175,165を介して水素ガスを受け、その受けた水素ガスをガス流路部25に供給する。そして、ガス流路部25は、ガスケット160の孔167を介して固体高分子電解質膜110に水素ガスを供給するとともに、余った水素ガスをガス排出部22へ流す。ガス排出部22は、ガス流路部25から受けた水素ガスを孔221〜224を介して排出する。
そして、排出された水素ガスは、孔235,166,176,121〜124,2122を介して流れる。
一方、空気(または酸素)は、外部からセパレータ150(10)のガス流路部13へ入り、溝131〜141を流れる。溝131〜141は、外部から入って来た空気(または酸素)をガスケット170の孔177を介して固体高分子電解質膜110に供給するとともに、余った空気(または酸素)を外部へ排出する。
このように、水素ガスは、セパレータ150(10)のガス通過部11を通ってセパレータ140(20)のガス供給部21へ供給されるとともに、セパレータ140(20)のガス排出部22から排出された後、セパレータ150(10)のガス通過部22を通って固体高分子型燃料電池100の厚み方向に流れるので、セパレータ150(10)のガス通過部11,12は、セパレータ150(10)が固体高分子電解質膜110に供給する空気(または酸素)と異なる水素ガスが流れるガス通過部である。
再び、図8を参照して、固体高分子電解質膜110は、触媒180によって分離された電子eと水素イオンHとのうち、水素イオンHのみを触媒190側へ通過させる。ガス拡散電極120は、セパレータ140(20)から供給された水素ガスを触媒180へ拡散させる。触媒180は、ガス拡散電極120に供給された水素ガスを電子eと水素イオンHとに分離する。
ガス拡散電極130は、セパレータ150(10)から供給された空気(または酸素)を触媒190へ拡散させる。触媒190は、固体高分子電解質膜110から供給された水素イオンHと、ガス拡散電極130から供給された電子eと空気(または酸素)とを反応させ、水を生成する。
セパレータ140(20)は、ガス拡散電極120に接する一主面に凹凸構造からなるガス供給溝140Aを有する。このガス供給溝140Aは、図5に示す溝251からなる。そして、ガス供給溝140Aは、水素ガスの供給口(=ガス供給部21)および排出口(=ガス排出部22)に繋がっている。したがって、セパレータ140(20)は、ガス供給溝140Aを介して水素ガスをガス拡散電極120に供給する。
セパレータ150(10)は、ガス拡散電極130に接する一主面に凹凸構造からなるガス供給溝150Aを有する。このガス供給溝150Aは、図1に示す溝131〜141からなる。そして、ガス供給溝150Aは、固体高分子型燃料電池100の外部に繋がっている。したがって、セパレータ150(10)は、ガス供給溝150Aを介して空気(または酸素)をガス拡散電極130に供給する。
固体高分子型燃料電池100が発電する動作について説明する。セパレータ140(20)のガス供給溝140Aを介して水素がガス拡散電極120へ供給されると、ガス拡散電極120は、水素ガスを触媒180へ拡散し、触媒180は、水素を水素イオンHと電子eとに分離する。
そうすると、固体高分子電解質膜110は、触媒180によって分離された水素イオンHおよび電子eのうち、水素イオンHのみを透過して触媒190へ供給する。一方、電子eは、触媒180からガス拡散電極120を介してセパレータ140(20)へ移動し、セパレータ140(20)から外部の負荷(図示せず)を介してセパレータ150(10)へ流れる。そして、セパレータ150(10)は、電子eをガス拡散電極130へ供給する。
また、セパレータ150(10)のガス供給溝150Aを介して空気(または酸素)がガス拡散電極130へ供給される。そして、ガス拡散電極130は、空気(または酸素)を触媒190へ拡散し、電子eを触媒190へ供給する。
そうすると、水素イオンH、空気(または酸素)および電子eは、触媒190の助けを借りて反応し、水になる。
このようにして、固体高分子型燃料電池100は発電する。そして、固体高分子型燃料電池100のセパレータ140(20),150(20)は、上述したように、金属板のプレス成形によって一体的に形成されるので、固体高分子型燃料電池100を低コストで作製できる。
図11は、この発明の実施の形態による固体高分子型燃料電池の斜視図である。図11を参照して、この発明の実施の形態による固体高分子型燃料電池1000は、燃料電池スタック300と、吸引ファン400とを備える。
燃料電池スタック300は、略直方体の形状を有し、後述するように、複数の単位セルが直列に接続された構造からなる。
吸引ファン400は、燃料電池スタック300の側面300A側に配置され、燃料電池スタック300に流れる空気(または酸素)を1.50m/minの風量で側面300Bから側面300Aへ向かう方向へ吸引する。そして、側面300Aは、側面300C,300Dの面積よりも大きい面積を有する。
図12は、図11に示す線XII−XII間における燃料電池スタック300の断面図である。図12を参照して、燃料電池スタック300は、端板310,350と、単位セル321〜32n(nは2以上の整数)と、シール部材331〜33n−1,341〜34n−1とを備える。
n個の単位セル321〜32nは、端板310と端板350との間に直列に配列される。単位セル321〜32nの各々は、図8に示す固体高分子型燃料電池100からなる。なお、図12においては、図8に示すガス拡散電極120,130が省略されている。
n個の単位セル321〜32nが直列に配列される場合、単位セル321のセパレータ150(10)は、単位セル322のセパレータ140(20)に接し、単位セル322のセパレータ150(10)は、単位セル323のセパレータ140(20)に接し、以下、同様にして単位セル32n−1のセパレータ150(10)は、単位セル32nのセパレータ140(20)に接する。この場合、セパレータ140(20)の裏面とセパレータ150(10)の裏面とが接する。
そして、各単位セル321〜32nにおいて、セパレータ150(=セパレータ10)の複数の溝131〜141,151〜160は、図12に示す紙面に垂直な方向に形成されている。
上述したように、セパレータ140(=セパレータ20),150(=セパレータ10)は、金属板からなるので、隣接する2つの単位セル(単位セル321,322;322,323;・・・;32n−1,32n)のセパレータ140(20)とセパレータ150(10)とが接するようにn個の単位セル321〜32nを直列に配列することによって、n個の単位セル321〜32nは、電気的に直列に接続される。
シール部材331〜33n−1は、それぞれ、単位セル321のガス供給部21側と単位セル322のガス供給部21側との間、単位セル322のガス供給部21側と単位セル323のガス供給部21側との間、・・・、単位セル32n−1のガス供給部21側と単位セル32nのガス供給部21側との間に配置される。また、シール部材341〜34n−1は、それぞれ、単位セル321のガス排出部22側と単位セル322のガス排出部22側との間、単位セル322のガス排出部22側と単位セル323のガス排出部22側との間、・・・、単位セル32n−1のガス排出部22側と単位セル32nのガス排出部22側との間に配置される。
再び、図11を参照して、図12に示すn個の単位セル321〜32nは、直方体の側面300Cから側面300Dへ向かう方向に積層されており、各単位セル321〜32nのセパレータ150(=セパレータ10)の複数の溝131〜141,151〜160は、直方体の側面300Bから側面300Aへ向かう方向に配置されている。
したがって、吸引ファン400は、各単位セル321〜32nのセパレータ150(=セパレータ10)に形成された複数の溝131〜141,151〜160を流れる空気(または酸素)を吸引する。この場合、吸引ファン400が配置された側と反対側の複数の溝131〜141,151〜160の端は、外部に開放されている。したがって、吸引ファン400によって吸引することによって、より多くの空気(または酸素)を複数の溝131〜141,151〜160内に取り込むことができる。
図13は、平均セル電圧と発電時間との関係を示す図である。図13において、縦軸は、平均セル電圧を表し、横軸は、発電時間を表す。また、曲線k1は、この発明による固体高分子型燃料電池1000の平均セル電圧と発電時間との関係を示し、曲線k2は、吸引ファン400を設けない固体高分子型燃料電池の平均セル電圧と発電時間との関係を示す。
図13を参照して、この発明による固体高分子型燃料電池1000の平均セル電圧は、吸引ファン400を設けない固体高分子型燃料電池の平均セル電圧よりも高く、かつ、安定している。
このように、吸引ファン400によって溝131〜141,151〜160を流れる空気(または酸素)を吸引することによって、固体高分子型燃料電池1000の平均セル電圧は、高くなり、かつ、安定する。
これは、次の理由による。固体高分子型燃料電池においては、高分子電解質膜のプロトン導電性が反応ガスの湿度に著しく依存するので、反応ガスの湿度が低すぎると、高分子電解質膜が乾燥して膜抵抗が増大し、セル特性の低下を引き起こすこととなる。そして、電極の加湿が低い場合に空気流量が多くなると、セル特性の低下が著しくなる。
しかし、この発明においては、上述したように、セパレータ150(=セパレータ10)の溝131〜141,151〜160に流れる空気(または酸素)を吸引ファン400によって吸引するので、溝131〜141,151〜160に流れる空気(または酸素)が低加湿であっても、その低加湿な空気(または酸素)が過度に電極に供給されることが抑制される。
特に、溝131〜141,151〜160は、ジグザク形状を有するので、吸引ファン400によって空気(または酸素)を吸引することによって、適量な空気(または酸素)が電極に供給されることになる。
したがって、溝131〜141,151〜160に流れる空気(または酸素)を吸引ファン400によって吸引することによって、平均セル電圧が高くなるとともに、安定する。
また、上述したように、セパレータ150(10)の裏面がセパレータ140(20)の裏面と接触し、セパレータ150(10)は、空気(または酸素)を流すための溝131〜141,151〜160が表面および裏面に形成されているため、燃料電池スタック300においては、セパレータ150(10)は、隣接する2つの単位セルを冷却する。したがって、セパレータ140(10)を用いることによって、燃料電池スタック300の冷却効果を高くでき、その結果、固体高分子型燃料電池1000の特性を向上できる。
さらに、吸引ファン400は、直方体からなる燃料電池スタック300の側面300C,300Dよりも面積が大きい側面300A側に配置されているので、吸引ファン400によって溝131〜141,151〜160に流れる空気(または酸素)をより多く吸引でき、固体高分子型燃料電池1000の冷却性能を向上できる。
上述したように、セパレータ10は、金属板をプレス成形することによって作製されるので、ガス通過部11,12、およびガス流路部13を有するセパレータ10を低コストで作製できる。
また、この発明による固体高分子型燃料電池1000は、セパレータ10を備えるので、固体高分子型燃料電池1000を低コストで作製できる。
なお、セパレータ10は、ステンレス鋼に限らず、硫酸に対して耐腐食性を有する金属板から成っていればよい。
また、上記においては、セパレータ10は、ジグザグ状に形成された複数の溝131〜141を含むと説明したが、この発明においては、これに限らず、セパレータ10は、一般的には、直線状の溝の長さよりも長い長さを有する複数の溝を備えていればよく、複数の溝の形状は、どのような形状であってもよい。直線状の溝の長さよりも長い長さを有する複数の溝を備えていれば、固体高分子型燃料電池1000の冷却効果を向上できるとともに、固体高分子電解質膜110へ空気(または酸素)を効率的に供給して固体高分子型燃料電池1000の特性を向上できるからである。
さらに、吸引ファン400は、側面300B側に配置されていてもよい。
さらに、この発明による固体高分子型燃料電池1000は、自動車に代表される各種移動体、家庭用電源およびおよびパーソナルコンピュータの電源等に用いられる。
さらに、この発明においては、空気(または酸素)は、「酸化剤ガス」を構成し、水素ガスは、「還元剤ガス」を構成する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、出力特性の安定化が可能な固体高分子型燃料電池に適用される。
この発明の実施の形態による固体高分子型燃料電池に用いるセパレータの平面図である。 図1に示すセパレータの裏面の平面図である。 図1に示す溝部分の拡大図である。 図1に示すセパレータの斜視図である。 この発明の実施の形態による固体高分子型燃料電池に用いる他のセパレータの平面図である。 図5に示すセパレータの裏面の平面図である。 図5に示す凸部および凹部の拡大図である。 図1から図7に示すセパレータを備えた固体高分子型燃料電池の断面図である。 図8に示す固体高分子型燃料電池を構成する各部品の斜視図である。 図9に示す部品を用いて組み立てたときの固体高分子型燃料電池の斜視図である。 この発明の実施の形態による固体高分子型燃料電池の斜視図である。 図11に示す線XII−XII間における燃料電池スタックの断面図である。 平均セル電圧と発電時間との関係を示す図である。
符号の説明
10,20,140,150 セパレータ、11,12 ガス通過部、13,25 ガス流路部、21 ガス供給部、22 ガス排出部、14〜17,31〜34,111〜114,121〜124,161〜167,171〜177,211〜214,221〜224,231〜235,2111〜2113,2121〜2123 孔、18,19,35,36 基準面、23,24,131A〜141A,215〜217,225〜227,252 凸部、26〜29 凹部、30,40 平板、30A,40A 上面、300 燃料電池スタック、110 固体高分子電解質膜、120,130 ガス拡散電極、131〜143,251 溝、160,170,210,230 ガスケット、180,190 触媒、310,350 端板、321〜32n 単位セル、331〜33n−1,341〜34n−1 シール部材、400 吸引ファン、1000 固体高分子型燃料電池。

Claims (8)

  1. 略直方体の形状を有するスタック型の固体高分子型燃料電池であって、
    前記直方体の第1の面から前記第1の面に対向する第2の面へ向かう方向へ積層され、かつ、直列に接続された複数の単位セルと、
    前記複数の単位セルの各々に流れる酸化剤ガスを吸引する吸引器とを備え、
    前記複数の単位セルの各々は、
    固体高分子電解質膜と、
    前記固体高分子電解質膜の一方側に配置され、前記固体高分子電解質膜に前記酸化剤ガスを供給する第1のセパレータと、
    前記固体高分子電解質膜の他方側に配置され、前記固体高分子電解質膜に還元剤ガスを供給する第2のセパレータとを含み、
    前記第1のセパレータは、
    前記固体高分子電解質膜に前記酸化剤ガスを供給するためのガス流路部と、
    前記ガス流路部と一体に成形され、前記固体高分子電解質膜に供給される還元剤ガスが通過するガス通過部とを含み、
    前記ガス流路部は、直線状に形成された溝の長さよりも長い長さを有する複数の溝を含み、
    隣接する第1および第2の単位セルは、前記第1の単位セルに含まれる前記第2のセパレータと前記第2の単位セルに含まれる前記第1のセパレータとによって直列に接続されている、固体高分子型燃料電池。
  2. 前記吸引器は、前記複数の溝の各々の一方端側に配置され、
    前記複数の溝の各々の他方端は、外部に開放されている、請求項1に記載の固体高分子型燃料電池。
  3. 前記第1のセパレータの前記複数の溝は、前記還元剤ガスが前記第2のセパレータを流れる方向と略直交する方向に形成されている、請求項1または請求項2に記載の固体高分子型燃料電池。
  4. 前記第1のセパレータの複数の溝の各々は、前記酸化剤ガスが流れる方向に対してジグザグ状の形状を有する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の固体高分子型燃料電池。
  5. 前記ガス流路部および前記ガス通過部は、金属板からなり、
    前記第1のセパレータの複数の溝は、前記ガス流路部を構成する前記金属板の表裏面に形成されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の固体高分子型燃料電池。
  6. 前記金属板は、ステンレス鋼からなる、請求項5に記載の固体高分子型燃料電池。
  7. 前記第2のセパレータは、前記直方体の第1の側面から第2の側面へ向かう方向へ前記還元剤ガスを流し、
    前記吸引器は、前記第1および第2の側面に略直交する第3および第4の側面のいずれか一方の側面側に配置されている、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の固体高分子型燃料電池。
  8. 前記第3および第4の側面は、前記第1および第2の側面よりも大きい面積を有する、請求項7に記載の固体高分子型燃料電池。
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