JP2009265753A - 自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【課題】
商品の選択に迷っている利用者に対する販売促進を可能とする自動販売機を提供する。
【解決手段】
表示部13に表示された「おまかせ機能」による商品の指定方法を選択し、選択された方法に基づいて商品選択部15で商品を選択する。このとき、商品を購入する利用者が指定した商品から選択する方法、商品グループを指定することにより商品を選択する方法、販売する全商品から商品を選択する方法があり、これらの方法を条件として商品の選択を行う。
【選択図】図1
商品の選択に迷っている利用者に対する販売促進を可能とする自動販売機を提供する。
【解決手段】
表示部13に表示された「おまかせ機能」による商品の指定方法を選択し、選択された方法に基づいて商品選択部15で商品を選択する。このとき、商品を購入する利用者が指定した商品から選択する方法、商品グループを指定することにより商品を選択する方法、販売する全商品から商品を選択する方法があり、これらの方法を条件として商品の選択を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動販売機に関する。
対人販売を要しない自動販売機では利用者の嗜好や季節、土地柄、企業戦略等に合わせたさまざまな種類の商品を販売している。
利用者が自動販売機で商品を購入する時、購入したい商品が決まっておりその商品のみを購入するのではなく、その商品が売り切れであった場合や購入したい商品を複数の商品から選択しようとしている場合、購入する商品を選ぶ必要がある。このため、販売する商品を魅力的にするのはもとより、販売している商品の中から選択して商品を購入してもらえるようなサービスを提供する必要がある。
このとき、特許文献1では、自動販売機で商品を購入する利用者が商品購入時のサービスを専用の選択釦を操作して所望のサービスを選択し、選択されたサービスの提供を受けることができる技術を公開している。
すなわち、自動販売機でさまざまなサービスを提供することにより顧客吸引力を向上させている。
また、電子マネー若しくは現金投入のいずれによっても商品を購入できる自動販売機においては、特許文献2に記載されたように、電子マネーによる場合、利用者は購入したい商品を選択した後、対価となる金銭を電子マネーで支払うことになり、現金投入による場合には、現金投入後に購入したい商品を選択することになる。先に購入したい商品を選択した後で現金投入を行うと、先に選択された商品の情報はキャンセルされ、通常の現金投入による商品販売処理が行われる。
すなわち、商品選択後に現金投入を行う場合には、利用者は選択した商品を記憶しておくことで、通常の現金投入による状態に切り換わっても、先に選択した商品と同じ商品を選択することができる。
特開2004−355050号公報
特開2004−30393号公報
特許文献1では、自動販売機で販売する商品に関するサービス以外にもさまざまなサービスを提供している。これらのサービスのために自動販売機を利用してもらい、販売する商品の購入に役立てている。
しかし、購入しようとする商品が売り切れや未販売であったりして商品の選択で迷っている利用者に対しては、これらのサービス提供によって商品の販売が絶対的に可能になるというわけではない。
特許文献2では、電子マネー若しくは現金投入のいずれによっても商品を購入できる自動販売機でありながら、電子マネーによる商品購入と現金投入による商品購入とでは、利用者の操作順序が異なり、更に商品選択に迷う場合には、利用者の商品に対する購入意欲を削ぐことになる。
本発明は、電子マネー若しくは現金投入のいずれの場合であっても利用者の操作順序が異なることは無く、商品の選択に迷っている利用者に対する販売促進を可能とする自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、販売可能な複数の商品の中から複数の販売候補商品が指定された情報を入手する商品指定情報入手手段と、前記商品指定情報入手手段により入手した複数の販売候補商品の中から1つの販売商品を決定する販売商品決定手段と、前記販売商品決定手段により決定した前記販売商品の決済処理を行う決済処理手段と、前記決済処理手段による前記決済処理が終了した後、前記販売商品を払い出す商品払出手段とを具備する。
また、請求項2の発明は、販売可能な複数の商品グループの中から1つの販売候補商品グループが指定された情報を入手する商品グループ指定情報入手手段と、前記商品グループ指定情報入手手段により入手した販売候補商品グループに含まれる複数の販売候補商品を選択し、該選択された複数の販売候補商品の中から1つの販売商品を決定する販売商品決定手段と、前記販売商品決定手段により決定された前記販売商品の決済処理を行う決済処理手段と、前記決済処理手段による前記決済処理が終了した後、前記販売商品を払い出す商品払出手段とを具備する。
また、請求項3の発明は、販売可能な複数の商品の中から1つの販売候補商品の選択を指示する商品選択指示手段と、前記商品選択指示手段による指示により選択された販売候補商品から販売商品を決定する販売商品決定手段と、前記販売商品決定手段により決定した前記販売商品の決済処理を行う決済処理手段と、前記決済処理手段による前記決済処理が終了した後、前記販売商品を払い出す商品払出手段とを具備する。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記決定手段は、前記複数の販売候補商品の中の1つの商品を予め設定した所定の優先度に基づき選択し、該選択した商品を前記販売商品として決定する。
また、請求項5の発明は、請求項1または2の発明において、前記決済手段は、前記商品指定情報入手手段若しくは前記商品グループ指定情報入手手段により入手した前記複数の販売候補商品の最安値となる販売価格を決済する第1の決済手段と、前記販売商品決定手段で決定した販売商品の販売価格が前記最安値でない場合は、該販売商品の販売価格と前記最安値との差額を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出した前記差額を決済する第2の決済手段とを具備する。
本発明の請求項1によれば、情報入手した複数の指定販売候補商品の中から販売する商品を決定することができ、電子マネー若しくは現金投入のいずれの場合であっても利用者の操作順序が異なることは無く、商品の購入を迷っている利用者への販売促進が可能になるという効果を奏する。
また、請求項2によれば、情報入手した商品グループに属する商品の中から商品を決定することができ、電子マネー若しくは現金投入のいずれの場合であっても利用者の操作順序が異なることは無く、商品の購入を迷っている利用者への販売促進が可能になるという効果を奏する。
また、請求項3によれば、1つの販売候補商品を選択するように指示する商品選択指示情報を入手することで販売商品を決定することができ、電子マネー若しくは現金投入のいずれの場合であっても利用者の操作順序が異なることは無く、商品の購入を迷っている利用者への販売促進が可能になるという効果を奏する。
また、請求項4によれば、情報入手した複数の販売候補商品の中から商品を優先度に基づいて選択して決定することができ、販売者の意図する販売が可能になるという効果を奏する。
また、請求項5によれば、暫定の価格である最安値を前もって支払うことで、商品をより高い確率で販売することが可能になるという効果を奏する。
以下、本発明に係わる自動販売機の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における自動販売機を適用して構成した自動販売機の構成を示す図の一例である。
図1において、自動販売機は、金銭の対価として商品の販売を行う装置であって、電子決済部100、紙幣処理部101、硬貨処理部102、制御部103、商品払出部104を具備する。
電子決済部100は、商品払出部104からの商品の払い出しに際して、電子マネー機能を有するカード(以下、「電子マネーカード」という)を用いた電子決済を行う。電子決済として、購入者が指定した商品の価格を電子マネーカードのマネー情報から差し引く処理を行う。
電子決済部100では、電子決済が完了するとこれを制御部103へ通知し、制御部103では、その商品の払い出しを商品払出部104に指示する。
紙幣処理部101および硬貨処理部102では、投入された紙幣および硬貨を認識して貨幣による決済を行う。紙幣処理部101、硬貨処理部102で認識した貨幣の価格を制御部103へと通知し、制御部103では、紙幣処理部101、硬貨処理部102に投入された紙幣および硬貨の価格が販売する商品の価格以上であると判断される場合にその商品の払い出しを商品払出部104へと指示する。
商品払出部104では、制御部103からの商品の払い出し指示に基づき、指定された商品を搬出することによる払い出しを行う。
このときの制御部103は、自動販売機における主制御であって、商品の販売における全処理の制御を行う。
そして、電子決済部100は、さらに、電子決済制御部10、情報処理部11、入出力部12、表示部13、算出部14、商品選択部15、商品情報管理部16、タイマー部17を具備して構成し、表示部13を介して指定された商品の選択方式によって商品選択部15で商品の選択処理を実行して販売商品を決定し、当該決定された商品に対する価格を電子決済する。
入出力部12は、電子マネーカードに搭載された電子マネー機能におけるマネー情報の入力(読み取り)および出力(書込み)を行う。この入出力部12は、例えばカードリーダライターによって構成される。
電子マネーカードが入出力部12にかざされること若しくは接触させることによって、その電子マネーカードに価値付けされたマネー情報が入力(読み取り)され、また同時に所定の金額が出力(書込み)される。
表示部13は、図7および図8に示す画面を表示させるタッチパネル式の表示ディスプレイであって、おまかせ機能における商品の選択方式を指定可能な画面を表示する。このときの「おまかせ機能」とは、特定の商品を指定して購入するのではなく、複数の商品や商品グループ等を指定することでこれらに該当する商品の中のいずれかを選択して販売する機能である。
例えば、購入者が複数商品で購入を迷っている場合、購入者が指定した条件(複数の商品や商品グループ等)に基づいて商品を選択して購入できるようにする。
もちろん、選択する商品は一品ずつに限られることはなく、二品・三品と複数の品数を同時に選択して販売できるように構成してもよい。この場合、商品の購入者が品数を指定することで、図1の商品選択部15がその指定された品数の商品を選択する。
なお、表示部13は、タッチパネル式の表示ディスプレイに限定されることなく画面の表示のみを提供し、他に、ボタン等による指定方法を設けた構成であってもよい。
以下で、表示部13に表示される画面の例を、図7および図8を用いて説明する。
図7に示す画面は、図1に示す構成の自動販売機が搭載するおまかせ機能による商品の選択が可能であることを示す画面である。その「おまかせ機能」として、図7に示す画面では3つの選択方法を提供しており、第1に、指定した複数商品の中からいずれかを選択する方法、第2に、商品の種別による商品グループを指定することによってその商品グループ内の商品の中からいずれかを選択する方法、第3に、提供する全商品の中からいずれかを選択する方法がある。
この図7に示すような画面を用いて、おまかせ機能による商品選択を行う場合、自動販売機では、商品を選択した後にその商品に対する金額の支払いを受けるという方式によって商品の販売を行う。
まず、第1の方法として、指定した複数商品の中からいずれかを「おまかせ」で選択する場合、商品の購入者が複数の商品をボタンを押下すること等により指定して、電子マネーカードの電子マネー情報が入出力部12で入力されることによって商品選択部15による商品の選択が行われる。
第2の方法として、商品グループを指定して「おまかせ」で商品を選択する場合、商品グループ決定ボタン701を押下する。この商品グループ決定ボタン701の押下によって図8に示す画面が表示され、商品グループの指定が可能となる。図8に示す画面で商品グループを指定後、電子マネーカードの電子マネー情報が入出力部12で入力されることによって商品選択部15による商品の選択が行われる。
第3の方法として、ランダムによる「おまかせ」で商品を選択する場合、ランダム決定ボタン702を押下する。このランダム決定ボタン702を押下して電子マネーカードの電子マネー情報が入出力部12で入力されると、商品選択部15によって全商品の中から商品が選択される。
なお、第1の方法によって商品を選択する場合、異なる金額の商品の選択を拒否し、同額の商品のみを選択可能にすることも可能である。この場合、その旨を示す画面を購入者に表示し、購入者により同額の商品が指定されることにより、それらの同額商品の中から商品の選択を可能とする。
図8は、図7の商品グループ決定ボタン701が押下されることにより表示される画面であって、商品グループの一覧を表示した画面である。
図8に示す画面では、商品グループとして「コーヒー」、「コールド商品」、「お茶」、「ほっと商品」、「炭酸飲料」、「100円商品」が選択可能な状態を示し、また、他の商品グループを表示する次ページの画面の表示のために、「次へ」という名称のリンクボタンが示されている。
この「次へ」という名称のリンクボタンを押下すると、これらの商品グループ以外の商品グループが表示される次ページの画面に遷移する。
そして、図8に示すように商品グループの一覧が表示された状態で、例えば「コールド商品」が購入者により指定されると、商品種別として「コールド」が指定されている商品が販売候補商品の商品グループとなる。また、「100円商品」が選択されると、商品価格が「100円」である商品が販売候補商品の商品グループとなる。
図7および図8に示す画面を用いて、購入者が「おまかせ機能」における商品の選択方式を指定すると、図1に示す表示部13から情報処理部11を介して電子決済制御部10に通知される。このとき、電子決済制御部10では、通知された選択方式を識別する。
これにより、識別した選択方式が、指定した複数商品の中からいずれかを選択する第1の方法である場合、電子決済制御部10は、商品情報管理部16で管理するその商品の在庫数と価格を確認して、商品選択部15に対し、表示部13で指定された商品の情報と、その商品に対して商品情報管理部16で管理する在庫数とを含む商品の選択要求を商品選択部15に通知する。
商品選択部15は、商品の選択要求を受信すると、指定された商品のうち1つを選択する。このときの選択方法として、受信した在庫数の情報から最も在庫数の多い商品を選択する方法や売れ筋商品を選択する方法、さらには販売優先度の高い商品を選択する方法などがある。
最も在庫数の多い商品を選択する方法では、制御部103から受信した在庫数を比較して最も在庫数が多いと判断された商品を選択する。また、売れ筋商品を選択する方法では、過去の集計データを元に一定期間内に最も販売された商品を選択する。さらに、販売優先度の高い商品を選択する方法では、商品ごとに販売優先度を設けておき、最も販売優先度の高い商品を選択する。
このようにして商品選択部15によって商品が選択されると、商品選択部15は、選択した商品を電子決済制御部10に通知し、その商品の金額を決済するために、表示部13に電子マネーカードの提示を購入者に指示する画面を表示させる。
これによって電子マネーカードのマネー情報が入出力部12に入力されると、情報処理部11は、電子決済制御部10から通知された商品の金額を記憶媒体のマネー情報から差し引く処理を行う。
また、この第1の方法によって利用者が指定した複数商品の中からいずれかを選択する場合、商品情報管理部16で管理するその商品の在庫数と価格を確認して、選択された商品の中の最安値を決定し、その最安値を決済した後に商品を選択する処理を行ってもよい。
この場合、最安値が決定し、入出力部12に電子マネーカードのマネー情報が入力されると、電子決済部10から最安値が通知されてこの最安値をマネー情報から差し引くことが指示されている情報処理部11が、その金額(最安値)をそのマネー情報から差し引く処理を行う。そして、情報処理部11では、電子決済制御部10に差し引く処理の完了を通知する。
続いて、この電子決済制御部10は、表示部13で指定された商品の情報と、その商品に対して商品情報管理部16で管理する在庫数とを含む商品の選択要求を商品選択部15に通知する。
商品選択部15は、商品の選択要求を受信すると、指定された商品のうち1つを選択する。このときの選択方法として、上記に示すように、受信した在庫数の情報から最も在庫数の多い商品を選択する方法や売れ筋商品を選択する方法、さらには販売優先度の高い商品を選択する方法などがある。
このようにして商品選択部15によって商品が選択されると、商品選択部15は、選択した商品を電子決済制御部10に通知し、電子決済制御部10では、電子マネーカードから差し引いた金額(最安値)と選択された商品の価格を比較して同一である場合には制御部103にこれを通知する。このとき制御部103では、商品払出部104に商品の払い出しを指示し、商品払出部104では選択された商品の払い出しを行う。
それに対して、電子マネーカードから差し引いた金額(最安値)と選択された商品の価格とが同一でない場合、電子決済制御部10は、算出部14に対してその差額の算出を要求する。これにより、算出部14では、差額を算出して電子決済制御部10に応答する。
差額が算出されると、電子決済制御部10では、その差額分の決済を行うために、表示部13に電子マネーカードの提示を購入者に指示する画面を表示させる。
これによって電子マネーカードのマネー情報が入出力部12に入力されると、電子決済制御部10から差額の差し引きが通知された情報処理部11がその差額分のマネー情報を差し引く処理を行う。
以上のような処理により商品に対する金額が決済されると、情報処理部11は電子決済制御部10にこれを通知する。これによって、電子決済制御部10は、電子決済が完了したことおよび選択された商品を制御部103に通知する。このとき制御部103では、商品払出部104に商品の払い出しを指示し、商品払出部104では選択された商品の払い出しを行う。
これにより、指定した複数商品の中からいずれかの商品を選択することが可能となる。このときの詳細な処理の流れを図2のフローチャートに示す。
続いて、識別した選択方式が、商品グループを指定して商品を選択する第2の方法である場合、電子決済部10では、商品選択部15に指定された商品グループによる商品の選択を指示する。商品選択部15では、指定された商品グループに含まれる商品から、上記に示すような選択方法で商品の選択を行う。
商品選択部15で商品が選択されると、これを電子決済制御部10へ通知して、電子決済制御部10は表示部13に選択された商品の金額と決済を指示する画面を表示させる。
これにより電子マネーカードのマネー情報が入出力部13に入力されると、電子決済制御部10から選択された商品の金額の決済が指示された情報処理部11では、この金額をマネー情報から差し引く処理を行って電子決済制御部10へと通知する。
そして、電子決済制御部10では、電子決済が完了したことおよび選択された商品を制御部103に通知する。このとき制御部103では、商品払出部104に商品の払い出しを指示し、商品払出部104では選択された商品の払い出しを行う。
このようにして、指定した商品グループの中からいずれかの商品を選択することができる。このときの詳細な処理の流れを図5のフローチャートに示す。
さらに、識別した選択方式が、ランダムで全商品の中から商品を選択する場合、電子決済部10では、商品選択部15に商品を選択することを指示する。商品選択部15では、全商品の中から、上記に示すような選択方法で商品の選択を行う。
ちなみに、上記に示すような選択方法以外にも、ランダムで選択する場合、乱数を用いて商品を選択する方法もある。但し、この乱数を用いる方法についての詳細は省略する。
このように商品選択部15で商品が選択されると、これを電子決済制御部10へ通知して、電子決済制御部10は表示部13に選択された商品の金額と決済を指示する画面を表示させる。
これにより電子マネーカードのマネー情報が入出力部13に入力されると、電子決済制御部10から選択された商品の金額の決済が指示された情報処理部11では、この金額をマネー情報から差し引く処理を行って電子決済制御部10へと通知する。
そして、電子決済制御部10では、電子決済が完了したことおよび選択された商品を制御部103に通知する。このとき制御部103では、商品払出部104に商品の払い出しを指示し、商品払出部104では選択された商品の払い出しを行う。
なお、おまかせ機能による商品の購入によって、当たりくじの権利を発生させたり、ポイントの付与やポイント追加を行っても良い。
このようにして、全商品の中から商品を選択することができる。このときの詳細な処理の流れを図6のフローチャートに示す。
以下に、図2乃至図6のフローチャートを用いて本発明の自動販売機で行われる処理の流れを説明する。
このうち、図2乃至図4は、購入者により指定された複数商品のうち、いずれか1つの商品を選択する処理の流れを示すフローチャートである。
図2では、複数の商品の指定にあたり、指定された1つ1つの商品に対して次の処理を行う。
購入者により商品の指定を受け付ける(201)と、その指定された商品の在庫数を取得して(202)最も低額な商品の金額を決定する(203)。
2つの商品が指定された場合にはこれらの処理(201、202、203)を2度繰り返し、3つの商品が指定された場合には3度繰り返すこととなる。これらの処理のうち、最も低額な商品を特定する処理(203)は、指定した商品の金額と先に指定された商品のうちの最低の金額とを比較して最も小さい額(「最安値」という)を決定する処理である。
ちなみに、指定した商品が1つ目である場合にはその商品の金額を最安値と仮に決定し、2つ目以降の商品が指定されるのを待つ。
商品が指定されるたびに支払操作が行われたかを判断する(204)。支払操作が行われず(204でNO)、上記の商品を指定する処理を繰り返し行うことにより複数の商品を指定することができる。
商品の指定が完了して、電子マネーカードを読取装置にかざす等の支払操作が行われた場合は(204でYES)、商品の指定が完了したことを示し、特定した最安値をその電子マネーカードに記録された電子マネーから差し引く処理を行う(205)。続いて、指定された複数の商品から1つの商品を選択する処理を行い(206)、選択した商品の金額と差し引いた金額(最安値)とを比較する(207)。
比較した結果、これらの金額が同一であるかを判断して(208)、これらの金額が同一である場合(208でYES)、すなわち選択した商品の金額が差し引いた額である場合には、その商品の払い出しを行う(209)。
もちろん、商品の選択処理(206)によって選択された商品を購入者に提示して確認させる処理を行い、商品の購入が指示されることで払い出すような構成であってもよい。
また、比較した結果、選択された商品の金額と差し引いた金額(最安値)とが同一でない場合(208でNO)には、その差額を算出して(210)、電子マネーカードの提示を促す画面を表示させる(211)。これにより、電子マネーカードが提示されたかを判断し(212)、電子マネーカードが提示された場合(212でYES)には、その差額を差し引く処理を行う(213)。
また、電子マネーカードが提示されていない場合(212でNO)には、その状態となってから一定時間以上が経過したかを判断して(214)、一定時間以上を経過する前である場合(214でYES)には電子マネーカードが提示されるのを待つ。
それに対して、一定時間以上電子マネーカードが提示されない場合(214NO)には、本フローチャートの処理を終了する。このとき、予め差し引いた金額(最安値)の払い戻しを行う。払い戻し方法として、差し引いた金額を貨幣によって返却する方法や、後日電子決済によって返却する方法がある。
ちなみに、差額の支払を行うために提示された電子マネーカードが、最安値の金額を支払うために提示された電子マネーカードとの同一性は問わない。もちろん、硬貨や紙幣の現金による支払いも可能である。
図3は、図2に示すフローチャートの変形例であって、図2では電子マネーカードの提示によって複数商品の指定を確定させているが、図3に示すフローチャートでは、商品の指定をボタン(例えば「おまかせボタン」)の押下によって確定させた場合の流れを示す。
図3において、図2に示す処理と同様、1つ1つの商品に対して、商品が指定されて(301)その指定された商品の在庫数を取得して(302)最も低額な商品の金額を決定する(303)という各処理が行われる。その後に、「おまかせボタン」が押下されたかの判断(304)でこの「おまかせボタン」が押下されたと判断する場合(304でYES)には、指定された複数の商品から1つの商品を選択する処理を行い(305)、選択した商品の金額の支払いとして電子マネーカードのマネー情報の入力を指示する画面を表示する(306)。
これにより、マネー情報が入力されて支払いが完了したかを判断する(307)。
マネー情報が入力されて支払いが完了した場合(307でYES)には、選択した商品の払い出しを行う(308)。
それに対して、支払いが完了していない場合(307でNO)には、商品が選択されてから経過した時間が一定時間以上であるかを判断する(309)。一定時間以上が経過していない場合(309でNO)には、支払いが完了するのを待つ状態となる。
また、一定時間以上が経過した場合(309でYES)には、処理を停止して、選択した商品を無効とする。
図4は、図2および図3に示すフローチャートの変形例であって、図2および図3では電子マネーカードによる決済を行う処理を示しているが、図4では現金(紙幣、硬貨)による支払いを行う場合の処理の流れを示している。
図4において、図2および図3に示す処理と同様、1つ1つの商品に対して、商品が指定されて(401)その指定された商品の在庫数を取得して(402)最も低額な商品の金額を決定する(403)という各処理が行われる。その後に、決定した最低金額以上の現金が投入されたかを判断して(404)、その現金が投入された場合(404でYES)には、指定された商品からいずれかの商品を選択する商品の選択処理を行う(405)。
商品が選択されると、続いて、選択された商品の金額と投入された現金の金額(最安値)とを比較して(406)、同一の金額であるかを判断する(407)。同一の金額であると判断した場合(407でYES)には、支払いが完了していることから、選択した商品の払い出しを行う(408)。
また、商品の金額と投入された現金の金額とが異なる場合(407でNO)には、その差額を計算して(409)、投入された金額の方が大きいが否かを判断する(410)。投入された金額の方が大きい場合(410でYES)には、計算した差額分の現金を返金して(411)選択した商品の払い出しを行う(408)。
もちろん、商品を払い出した後に差額分の現金を返金するような構成であってもよい。このような構成において、その差額分で他の商品の購入が可能である場合にはその差額分の現金を返金することなく続けて商品の購入を可能とする。
投入された現金よりも選択した商品の金額の方が大きい場合(410でNO)には、差額の現金の投入を指示する画面を表示して(412)差額の現金の投入がされたかを判断する(413)。差額の現金が投入された場合(413でYES)には、選択した商品の払い出しを行う(408)。
また、差額の現金が投入されない場合(413でNO)には、画面が表示されてから経過した経過時間が一定時間以上経過しているかを判断する(414)。
一定時間以上経過していない場合(414でNO))には、差額の投入を受け付ける状態となる。また、一定時間以上経過した場合(414でYES)には、投入された現金を返却して(415)選択した商品を無効とする。
以上のような処理により、複数の商品を指定することでおまかせ機能による商品の選択が行われる。
図5は、商品グループ指定によるおまかせ機能で商品を選択する処理の流れを示すフローチャートである。
図5は、図7に示すような画面から商品グループ選択の商品グループ決定ボタン701が押下されると処理が開始され、図8に示すような商品グループの一覧を示す画面が表示される。表示された商品グループの一覧から購入者が特定の商品グループを指定すると(502)、指定された商品グループ内に該当する商品からいずれかを選択する選択処理を行う(503)。
選択処理が行われると、選択された商品を画面に表示し(504)、購入者により電子マネーカードのマネー情報が入力されたかを判断する(505)。マネー情報が入力された場合(505でYES)には、そのマネー情報から選択した商品の金額を差し引く処理を行い(506)、商品の払い出しを行う(507)。
また、マネー情報が入力されない場合(505でNO)には、商品が選択されて表示されてから一定時間以上が経過したかを判断する(508)。一定時間以上が経過した場合(508でYES)には、選択した商品を無効として処理を終了する。
一定時間以上が経過していない場合(508でNO)には、マネー情報が入力されるのを待つ状態となる。
これにより、商品グループを指定することでおまかせ機能による商品の選択が行われる。
図6は、全商品の中から販売する商品を選択する処理の流れを示すフローチャートである。
図6は、図7に示すような画面からランダム選択のランダム決定ボタン702を押下すると処理が開始され、所定の条件で商品の選択を行う(601)。
商品が選択されると、電子マネーカードのマネー情報の入力を指示する画面を表示して(602)、電子マネーカードのマネー情報が入力されたかを判断する(603)。電子マネーカードのマネー情報が入力された場合(603でYES)には、選択された商品の金額を差し引く処理を行い(604)、選択した商品の払い出しを行う(605)。
また、電子マネーカードのマネー情報が入力されない場合(603でNO)には、画面表示を行ってから一定時間以上が経過したかを判断して(606)、一定時間以上経過した場合(606でYES)には選択した商品を無効として処理を終了する。
また、一定時間以上経過していない場合(606でNO)には、マネー情報が入力されるのを待つ状態となる。
これにより、ランダムでおまかせ機能による商品の選択が行われる。
本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
10 電子決済制御部
11 情報処理部
12 入出力部
13 表示部
14 算出部
15 商品選択部
16 商品情報管理部
17 タイマー部
100 電子決済部
101 紙幣処理部
102 硬貨処理部
103 制御部
104 商品払出部
11 情報処理部
12 入出力部
13 表示部
14 算出部
15 商品選択部
16 商品情報管理部
17 タイマー部
100 電子決済部
101 紙幣処理部
102 硬貨処理部
103 制御部
104 商品払出部
Claims (5)
- 販売可能な複数の商品の中から複数の販売候補商品が指定された情報を入手する商品指定情報入手手段と、
前記商品指定情報入手手段により入手した複数の販売候補商品の中から1つの販売商品を決定する販売商品決定手段と、
前記販売商品決定手段により決定した前記販売商品の決済処理を行う決済処理手段と、
前記決済処理手段による前記決済処理が終了した後、前記販売商品を払い出す商品払出手段と
を具備する自動販売機。 - 販売可能な複数の商品グループの中から1つの販売候補商品グループが指定された情報を入手する商品グループ指定情報入手手段と、
前記商品グループ指定情報入手手段により入手した販売候補商品グループに含まれる複数の販売候補商品を選択し、該選択された複数の販売候補商品の中から1つの販売商品を決定する販売商品決定手段と、
前記販売商品決定手段により決定された前記販売商品の決済処理を行う決済処理手段と、
前記決済処理手段による前記決済処理が終了した後、前記販売商品を払い出す商品払出手段と
を具備する自動販売機。 - 販売可能な複数の商品の中から1つの販売候補商品の選択を指示する商品選択指示手段と、
前記商品選択指示手段による指示により選択された販売候補商品から販売商品を決定する販売商品決定手段と、
前記販売商品決定手段により決定した前記販売商品の決済処理を行う決済処理手段と、
前記決済処理手段による前記決済処理が終了した後、前記販売商品を払い出す商品払出手段と
を具備する自動販売機。 - 前記決定手段は、
前記複数の販売候補商品の中の1つの商品を予め設定した所定の優先度に基づき選択し、該選択した商品を前記販売商品として決定する請求項1乃至3のいずれかに記載の自動販売機。 - 前記決済手段は、
前記商品指定情報入手手段若しくは前記商品グループ指定情報入手手段により入手した前記複数の販売候補商品の最安値となる販売価格を決済する第1の決済手段と、
前記販売商品決定手段で決定した販売商品の販売価格が前記最安値でない場合は、該販売商品の販売価格と前記最安値との差額を算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出した前記差額を決済する第2の決済手段と
を具備する請求項1または2記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008111528A JP2009265753A (ja) | 2008-04-22 | 2008-04-22 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008111528A JP2009265753A (ja) | 2008-04-22 | 2008-04-22 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009265753A true JP2009265753A (ja) | 2009-11-12 |
Family
ID=41391564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008111528A Pending JP2009265753A (ja) | 2008-04-22 | 2008-04-22 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009265753A (ja) |
-
2008
- 2008-04-22 JP JP2008111528A patent/JP2009265753A/ja active Pending
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