JP2009264424A - 油圧制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 油圧スイッチへ検出油圧を導くための専用油路を設ける必要がなく、油圧スイッチを固定するための専用のネジ穴を設ける必要がなく、さらに油圧スイッチを含むバルブボディの体格の大型化を抑える。
【解決手段】 摩擦係合装置CLの駆動油圧の切替えを行なう油圧制御弁1の調圧軸穴11の内部に、油圧スイッチSWを挿入配置する。このシンプルな構造により、油圧スイッチSWは、調圧軸穴11内においてF/B油圧を検出でき、検出油圧を油圧スイッチSWへ導くための専用油路をサーキットボディ10に設ける必要がない。また、油圧スイッチSWをサーキットボディ10に固定するための専用のネジ穴を設ける必要がない。さらに、油圧スイッチSWがサーキットボディ10の上部に膨出配置されないため、油圧スイッチSWを搭載したサーキットボディ10の上下寸法を抑えることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動変速機の摩擦係合装置の係合油圧を制御する油圧制御装置に関する。
(従来の技術)
自動変速機は、クラッチやブレーキ等の複数の摩擦係合装置を備え、車両走行状態(乗員の運転状態を含む)に応じて適宜任意の摩擦係合装置を作動させて、車両走行状態に応じた変速段を達成する。
自動変速機には、複数の摩擦係合装置が同時に係合すると不具合が生じるものがある。このような場合、同時に係合すると不具合が生じる摩擦係合装置の係合状態を検出して、同時係合を禁止するフェールセーフを行なうものが知られている。なお、「摩擦係合装置の係合状態」とは、クラッチであればトルク伝達がなされている状態であり、ブレーキであればトルク制動がなされている状態である。
あるいは、上記フェールセーフとは異なり、自動変速機の変速制御精度の向上、変速時間の短縮を図るために、摩擦係合装置の駆動油圧の充填終了タイミングを電気的に検出する要求がある。
ここで、フェールセーフの一例を、図7を参照して説明する。
以下の説明では、同時に係合すると不具合が生じる複数の摩擦係合装置を、第1摩擦係合装置CL1と第2摩擦係合装置CL2と称し、第1、第2摩擦係合装置CL1、CL2のそれぞれに駆動油圧を発生させる油圧制御弁を、第1油圧制御弁CTR1と第2油圧制御弁CTR2と称する。
また、第1、第2油圧制御弁CTR1、CTR2の作動を制御するパイロット弁を、第1パイロット弁P1と第2パイロット弁(図示しない)と称する。そして、この第1パイロット弁P1と第2パイロット弁は、TCU(トランスミッション・コントロール・ユニットの略:制御装置)100によって作動が制御される。
なお、図7中に示す符号51は、第1パイロット弁P1から第1油圧制御弁CTR1に与えられるパイロット油圧の変動(所謂、ジャダ)を吸収するダンパ弁である。
第2摩擦係合装置CL2の係合中に第1摩擦係合装置CL1の係合を禁止し、逆に第1摩擦係合装置CL1の係合中に第2摩擦係合装置CL2の係合を禁止するために、第1、第2摩擦係合装置CL1、CL2の係合状態をそれぞれ第1、第2油圧スイッチSW1、SW2を用いて電気的に検出して「フェールセーフ」を行なう技術が提案されている。
この技術は、第1摩擦係合装置CL1に与えられる駆動油圧が所定油圧(閾値)に達するとONする第1油圧スイッチSW1と、第2摩擦係合装置CL2に与えられる油圧が所定油圧(閾値)に達するとONする第2油圧スイッチSW2とを備えている。そして、TCU100は、第1油圧スイッチSW1のON時(第1摩擦係合装置CL1の係合時)に第2摩擦係合装置CL2が排圧状態となるように第2パイロット弁を制御し、第2油圧スイッチSW2のON時(第2摩擦係合装置CL2の係合時)に第1摩擦係合装置CL1が排圧状態となるように第1パイロット弁P1を制御する技術である。
(従来技術の問題点)
従来の技術では、第1摩擦係合装置CL1の係合時に上昇する油圧を第1油圧スイッチSW1へ導き、第1油圧スイッチSW1のON−OFF状態に基づいて第1摩擦係合装置CL1の係合状態を検出していた。
同様に、第2摩擦係合装置CL2の係合時に上昇する油圧を第2油圧スイッチSW2へ導き、第2油圧スイッチSW2のON−OFF状態に基づいて第2摩擦係合装置CL2の係合状態を検出していた(例えば、特許文献1〜3参照)。
しかし、従来の技術では、内部に油圧サーキットを形成するサーキットボディ10(バルブボディの一例)に、検出油圧を第1、第2油圧スイッチSW1、SW2まで導く専用の油路J1をレイアウトして設ける必要があり、コストアップの要因になっていた。
また、従来の技術における、第1、第2油圧スイッチSW1、SW2の固定技術は、油圧サーキットを形成するサーキットボディ10にネジ穴J2を形成し、そのネジ穴J2に、第1、第2油圧スイッチSW1、SW2に設けられた雄ネジをねじ込むことで、第1、第2油圧スイッチSW1、SW2がサーキットボディ10に固定されるものであった(例えば、特許文献2参照)。
このように、サーキットボディ10に、第1、第2油圧スイッチSW1、SW2を取り付けるための専用のネジ穴J2を加工する必要があり、コストアップの要因になっていた。
あるいは、図示しないが、油圧スイッチをモジュール化してバルブボディに固定する技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
しかし、モジュール化された油圧スイッチをバルブボディに固定する際に取付ネジを用いるため、バルブボディにモジュール化された油圧スイッチを取り付けるための専用のネジ穴を加工する必要があり、コストアップの要因になっていた。
さらに、特許文献1〜3のいずれの技術においても、油圧スイッチは、バルブボディの表面に取り付けられるものであったため、油圧スイッチを含むバルブボディの外径寸法(通常は上下方向幅)が大型化し、車両に対するバルブボディの搭載性が悪化する要因になっていた。
特開2001−50382号公報 特開2003−329120号公報 特開2006−341562号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、(1)油圧スイッチへ検出油圧を導くための専用油路を設ける必要がなく、(2)油圧スイッチを固定するための専用のネジ穴を設ける必要がなく、(3)さらに油圧スイッチを搭載することによる油圧スイッチを含むバルブボディの体格の大型化を抑えることのできる油圧制御装置の提供にある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の油圧制御装置の油圧スイッチは、スプール弁の軸穴の内部に挿入配置されて、スプール弁の油圧を検出する。
このように、油圧スイッチは、スプール弁の油圧を検出するため、検出油圧を油圧スイッチへ導くための専用油路をバルブボディにレイアウトして設ける必要がなく、バルブボディの加工コストを抑えることができる。
また、油圧スイッチがスプール弁の軸穴を利用して、軸穴の内部に配置されるため、油圧スイッチを固定するための専用のネジ穴をバルブボディに設ける必要がなく、バルブボディの加工コストを抑えることができる。
さらに、油圧スイッチがスプール弁の軸穴の内部に配置されるため、従来技術のように油圧スイッチがバルブボディの表面に膨出配置されない。このため、油圧スイッチをバルブボディに搭載しても、油圧スイッチを含むバルブボディの体格の大型化を抑えることができる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載の油圧制御装置のスプール弁は、摩擦係合装置の駆動油圧の切替えを行なう油圧制御弁であり、油圧スイッチは、油圧制御弁の軸穴に配置される。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載の油圧制御装置のスプール弁は、油圧の変動の吸収を行なうダンパ弁であり、油圧スイッチは、ダンパ弁の軸穴に配置される。
〔請求項4の手段〕
請求項4に記載の油圧制御装置のスプール弁は、油路の開閉切替えを行なうシフト弁であり、油圧スイッチは、シフト弁の軸穴に配置される。
〔請求項5の手段〕
請求項5に記載の油圧制御装置の油圧スイッチは、摩擦係合装置の駆動油圧に応じて作動する。
〔請求項6の手段〕
請求項6に記載の油圧制御装置の油圧スイッチは、摩擦係合装置の駆動油圧の切替えを行なう油圧制御弁を駆動するパイロット油圧に応じて作動する。
最良の形態1の油圧制御装置は、軸方向へ延びる軸穴を有するバルブボディ、および軸穴内において軸方向へ摺動可能に支持されるスプールを備えたスプール弁を具備し、自動変速機の摩擦係合装置の係合油圧を制御する。
この油圧制御装置は、油圧に応じて作動する油圧スイッチを備え、この油圧スイッチは、軸穴の内部に挿入配置されるものである。
本発明が適用された実施例1を、図1〜図3を参照して説明する。
〔油圧制御装置の基本構成〕
自動変速機は、車両走行用の出力を発生するエンジンの出力回転比の変更、回転方向の変更、車種に応じて2輪と4輪の切換を行なうものであり、これらを行なうために複数の摩擦係合装置CL(多板式油圧クラッチ、多板式油圧ブレーキ等:図中には1つのみ示す)を搭載するとともに、複数の摩擦係合装置CLの係脱を車両走行状態に応じてコントロールする油圧制御装置(油圧コントローラ)を搭載している。
各摩擦係合装置CLは、摩擦係合部(多板等)と、この摩擦係合部の係脱を行なう油圧アクチュエータとから構成される。
油圧制御装置は、各摩擦係合装置CLの係脱をコントロールするために各油圧アクチュエータの駆動油圧を制御するものであり、各油圧アクチュエータに対応して設けられた油圧制御系と、各油圧制御系を電気的にコントロールするTCU100とを備える。
以下では、複数存在する摩擦係合装置CLのうちの1つを例に、その摩擦係合装置CLの駆動油圧のコントロールを行なう油圧制御系を説明する。
摩擦係合装置CLに与えられる駆動油圧は、油圧制御弁1によりコントロールされる。なお、この実施例では、油圧制御弁1がパイロット弁2から受けるパイロット油圧により駆動される例を示す。
油圧制御弁1は、パイロット弁2からパイロット油圧を受ける弁駆動油室3を備えており、この実施例では弁駆動油室3が排圧されている時に摩擦係合装置CLの駆動油圧を排圧し、弁駆動油室3の油圧が高められることで摩擦係合装置CLに与える駆動油圧が上昇するN/L(ノーマリ・ロー)タイプを示す。
具体的に、本実施例に示す油圧制御弁1は、三方弁構造を持つスプール弁であり、調圧軸穴(軸穴の一例)11、調圧弁体(スプールの一例)12および調圧スプリング13で構成される。
調圧軸穴11は、油圧サーキットを成すサーキットボディ10(バルブボディの一例)に形成されて調圧弁体12を軸方向へ摺動自在に支持するバルブ挿入穴であり、この調圧軸穴11には、図示しないオイルポンプ(油圧発生手段)から油路や切替弁等を介して入力油圧(オイル)が供給される入力ポート14、摩擦係合装置CLと連通する出力ポート15、低圧側(オイルパン等)に連通する排出ポート16、出力ポート15から出力される駆動油圧の一部を減圧して調圧スプリング13が配置されたF/B室17へ与えるF/B(フィードバック)ポート18、パイロット弁2からパイロット油圧を受ける弁駆動ポート19が設けられている。なお、図中の符号20は、排出ポート16と連通するドレンポートである。
入力ポート14、出力ポート15、排出ポート16、F/Bポート18、弁駆動ポート19、ドレンポート20等のオイルポートは、調圧軸穴11の側面に形成された穴であり、調圧軸穴11の側面には図示左側から図示右側に向けて、弁駆動ポート19、排出ポート16、出力ポート15、入力ポート14、ドレンポート20、F/Bポート18が形成されている。
調圧弁体12は、調圧軸穴11内において軸方向へ摺動自在に配置されたスプールであり、各ポートの切替えを行なう複数のランドを備える。
次に、調圧弁体12に設けられる複数のランドを説明する。調圧弁体12は、入力ポート14と出力ポート15の連通状態を調整する入力切替ランド21、出力ポート15と排出ポート16の連通状態を調整する排出切替ランド22を備える。そして、入力切替ランド21と排出切替ランド22の間に、出力ポート15に連通する分配室が形成される。また、調圧弁体12は、入力切替ランド21の図示右側にF/Bランド23を備える。
ここで、複数のランドのうち、少なくとも弁駆動油室3側(図示左側)のランドは、弁駆動油室3に与えられるパイロット油圧の上昇により調圧スプリング13の付勢力に抗して調圧弁体12が図示右側へ駆動されるように、大径に設けられている。具体的にこの実施例1では、F/Bランド23が、入力切替ランド21および排出切替ランド22より小径に設けられている。
F/Bランド23の図示右側には、調圧スプリング13が配置されるバネ室を兼ねたF/B室17が設けられており、出力ポート15とF/B室17を連通するF/Bポート18にはオリフィスが設けられ、F/B室17に適切なF/B油圧が発生するようになっている。
そして、F/B室17に印加される油圧(オリフィスで減圧された摩擦係合装置CLの駆動油圧)が大きくなるに従って調圧弁体12を図示左側(閉弁方向)に変位させる軸力(F/B力)が発生する。
調圧スプリング13は、調圧弁体12を図示左側(閉弁方向)に付勢する筒状に螺旋形成されたコイルスプリングであり、調圧軸穴11の図示右側のF/B室17内に圧縮された状態で配置される。
ここで、調圧軸穴11の図示右側は、後述する油圧スイッチSWによって閉塞されるものであり、F/Bランド23と油圧スイッチSWの間にF/B室17内が形成され、F/Bランド23と油圧スイッチSWの間に調圧スプリング13が圧縮配置される。
一方、調圧軸穴11の図示左側は、プラグ24によって閉塞される。このプラグ24は、調圧軸穴11の内部に挿入された後、リテーナ25によってサーキットボディ10に固定されるものであり、プラグ24と調圧弁体12との間に弁駆動油室3が形成される。
パイロット弁2は、三方弁構造のスプール弁よりなるパイロット三方弁31と、このパイロット三方弁31を駆動するリニアソレノイド32とからなる。
この実施例で開示するパイロット弁2は、リニアソレノイド32がOFFされている時に、油圧制御弁1の弁駆動油室3に連通するパイロット出力ポート33とドレン側のパイロット排出ポート34の連通度合が大きく、弁駆動油室3を排圧するものであり、TCU100からリニアソレノイド32に与えられる電流値(指令電流)が上昇するに従って、入力油圧(ポンプ油圧)が与えられるパイロット入力ポート35とパイロット出力ポート33の連通度合を高めるN/L(ノーマリ・ロー)タイプを示す。
なお、この実施例では、パイロット三方弁31の一例としてスプール弁を用いるが、ボール弁などの他の弁体形状を採用する三方弁であっても良い。
TCU100は、自動変速機を制御する電子制御装置(コンピュータ装置)であり、車両走行状態に応じてリニアソレノイド32の電流値(指令電流)をデューティ比制御することで、パイロット油圧をコントロールして調圧弁体12の変位位置を制御し、出力ポート15から摩擦係合装置CLに与えられる駆動油圧のコントロールを行なう。
〔実施例1の背景〕
上述したように、自動変速機には、複数の摩擦係合装置CLが搭載されている。複数の摩擦係合装置CLの中には、同時に係合すると不具合が生じるものがある。
そこで、同時に係合すると不具合が生じる摩擦係合装置CLが同時に係合しないようにTCU100がパイロット弁2を制御する必要がある。同時係合を禁止するフェールセーフとして、油圧制御弁1から摩擦係合装置CLに与えられる駆動油圧を電気的に検出して、摩擦係合装置CLの係合状態を検出することが考えられる。
あるいは、上記フェールセーフとは異なり、自動変速機の変速制御精度の向上、変速時間の短縮を図るために、摩擦係合装置CLの充填終了タイミングを電気的に検出する要求がある。
そこで、上記フェールセーフの目的、あるいは上記充填終了タイミングの検出の目的で、摩擦係合装置CLの駆動油圧の状態を、油圧スイッチSWで検出することが考えられる。
しかし、従来の技術では、次に示す問題点があった。
(1)摩擦係合装置CLの駆動油圧を、サーキットボディ10の表面に後付けした油圧スイッチSWへ導くものであった。このため、摩擦係合装置CLの駆動油圧を油圧スイッチSWへ導く専用の油路(図7の符号J1参照)をサーキットボディ10にレイアウトして設ける必要があり、コストアップの要因となっていた。特に、油圧スイッチSWの真下に「専用の油路」が通る必要があり、バブルボディ10の上面における油圧スイッチSWのレイアウトも制約を受けるものであった。
(2)従来技術の油圧スイッチSWは、サーキットボディ10の表面にネジ止めされるものであった。このため、サーキットボディ10に、油圧スイッチSWを取り付けるための専用のネジ穴(図7の符号J2参照)を加工する必要があり、コストアップの要因になっていた。
(3)従来技術の油圧スイッチSWは、サーキットボディ10の上面または下面に装着されるものであった。このため、油圧スイッチSWを含むサーキットボディ10の上下寸法が大型化し、サーキットボディ10の車両搭載性が悪化する要因になっていた。
〔実施例1の特徴技術〕
この実施例1は、摩擦係合装置CLの駆動油圧の切替えを行なう油圧制御弁1の調圧軸穴11の内部に、油圧スイッチSWを挿入配置するというシンプルな構成を採用して、上記の問題点を解決している。
この実施例1の油圧スイッチSWは、調圧軸穴11の図示右側の内部に挿入された後、リテーナ36によってサーキットボディ10に固定されるものであり、油圧スイッチSWと調圧弁体12との間にF/B室17が形成される。
この実施例1の油圧スイッチSWは、摩擦係合装置CLの駆動油圧に応じて作動するものである。具体的に、この実施例1の油圧スイッチSWは、摩擦係合装置CLの駆動油圧に応じた油圧となるF/B油圧によって作動するものである。
ここで、油圧スイッチSWは、検出対象の油圧が所定の油圧に上昇するとONし、検出対象の油圧が所定の油圧に低下すると自己OFFするスイッチ部品である。
ここで、油圧スイッチSWの具体的な一例を、図2、図3を参照して説明する。
油圧スイッチSWは、ダイヤフラム41、導電性ボディ42、絶縁性ボディ43、出力端子44を備える。
ダイヤフラム41は、検出油圧と大気圧(例えば、オイルパン内)とを区画する金属製(導電性)板バネであり、無負荷状態において検出油圧側へ膨出する自己復帰タイプの隔膜形状を呈する。
導電性ボディ42は、導電性金属よりなり、ボディアースされているサーキットボディ10とダイヤフラム41とを導通する。また、導電性ボディ42には、検出油圧(この実施例ではF/B室17の油圧)をダイヤフラム41の一方の受圧面に導く検出ポート45が形成されている。ここで、検出ポート45の開口端には、図2(a)に示すように、溝(一例として十字溝)46が形成されており、調圧弁体12の図示右端によって検出ポート45が閉塞される不具合を回避している。
絶縁性ボディ43は、絶縁性の樹脂よりなり、出力端子44を絶縁保持するものである。なお、図1では、絶縁性ボディ43に大気圧導入穴47を設ける例を示すが、図2(b)に示すように、ダイヤフラム41の図示右側の一部まで導電性ボディ42で設ける場合、導電性ボディ42に大気圧導入穴47を設けても良い。
出力端子44は、絶縁性ボディ43に絶縁保持されるものであり、出力端子44の一端に設けられた導電性のコンタクト48がダイヤフラム41と大気圧側で対向配置されるとともに、出力端子44の他端が図3(a)に示すように、調圧軸穴11の外側に露出配置される。
出力端子44の他端は、図3(b)に示すように、コネクタ49aと接続され、リード線49を介してTCU100に接続される。なお、図3(c)に示すように、出力端子44を中心部に設け、リテーナ36に出力端子44との接触を避ける穴36aを設けて、出力端子44と電気的な接続を行なうようにしても良い。
そして、検出ポート45内に導かれる油圧が所定の油圧に上昇すると、ダイヤフラム41が大気圧側へ変位してコンタクト48に接触して、油圧スイッチSWがONする。逆に、検出ポート45内に導かれる油圧が所定の油圧に低下すると、ダイヤフラム41が検出ポート45側に変位してコンタクト48から離れ、油圧スイッチSWがOFFする。
実施例1の作動例を説明する。
(停止状態)
TCU100が摩擦係合装置CLを非係合とする状態では、TCU100がパイロット弁2をOFFした状態となっている。この時、弁駆動油室3は排圧状態となり、調圧弁体12は停止位置で停止し、出力ポート15が排圧状態となり、摩擦係合装置CLは非係合の状態に保たれる。
(変速制御開始)
TCU100が摩擦係合装置CLの係合の実行を判断し、TCU100が変速制御を開始すると、先ずTCU100がパイロット弁2をフル通電する。その結果、パイロット弁2から弁駆動油室3にパイロット油圧が急速に供給され、素早く調圧弁体12の変位が開始される。
(駆動油圧供給開始)
調圧弁体12が図示右側へ移動を開始し、入力ポート14と出力ポート15の連通度合が大きくなることで、摩擦係合装置CLへ駆動油圧の供給が開始される。この時、摩擦係合装置CLの油圧充填途中であり、出力ポート15に発生する駆動油圧は低く、F/B室17に加わるF/B油圧も低く、F/B油圧により調圧弁体12を図示左側(閉弁方向)へ押し戻す力は小さい。
(充填完了)
摩擦係合装置CLへの油圧充填が進み、摩擦係合装置CLに与えられる駆動油圧が高まり、摩擦係合装置CLへの駆動油圧の充填動作が完了すると(まだ係合していない状態)、TCU100は摩擦係合装置CLの係合を滑らかに行なうために、一旦、パイロット弁2の指令電流を下げ、続いて徐々にパイロット弁2の指令電流を上げてパイロット油圧を高める制御を実行する。
(係合達成)
パイロット油圧の上昇による調圧弁体12の変位により、摩擦係合装置CLへの油圧充填がさらに進み、それに伴いF/B油圧が上昇する。そして、摩擦係合装置CLに与えられる駆動油圧が係合油圧に達すると、それに伴うF/B油圧の上昇によって油圧スイッチSWがOFFからONへ切り替わり、TCU100において摩擦係合装置CLが係合したことを検出することができる。
これにより、TCU100は、同時に係合すると不具合が生じる摩擦係合装置CLの係合を禁止して、フェールセーフを実施することができる。
なお、上記では複数設けられる摩擦係合装置CLのうちの1つの油圧制御系について説明したものであり、少なくてもフェールセーフが要求される他の摩擦係合装置CLの油圧制御系においても上記特徴技術が同様に設けられている。
(実施例1の効果)
この実施例1の油圧スイッチSWは、油圧制御弁1の調圧軸穴11内に挿入配置されて、油圧制御弁1におけるF/B油圧に基づき摩擦係合装置CLの係合状態を検出する。
このように、油圧スイッチSWは、調圧軸穴11内において油圧制御弁1のF/B油圧を検出するため、検出油圧を油圧スイッチSWへ導くための専用油路をサーキットボディ10にレイアウトして設ける必要がない。これによって、サーキットボディ10の加工コストを抑えることができる。
また、油圧スイッチSWが、油圧制御弁1の調圧軸穴11の内部に配置されるため、油圧スイッチSWをサーキットボディ10に固定するための専用のネジ穴をサーキットボディ10に設ける必要がなく、サーキットボディ10の加工コストを抑えることができる。 さらに、油圧スイッチSWが、油圧制御弁1の調圧軸穴11の内部に配置されるため、従来技術のように油圧スイッチSWがサーキットボディ10の上下方向に膨出配置されない。このため、油圧スイッチSWを含むサーキットボディ10の上下寸法を抑えることができ、車両の搭載性を向上させることができる。
実施例2を図4を参照して説明する。なお、以下の実施例において上記実施例1と同一符号は同一機能物を示すものである。
上記の実施例1では、油圧制御弁1の調圧軸穴11の内部に油圧スイッチSWを挿入配置する例を示した。
これに対し、この実施例2は、油圧の変動の吸収を行なうダンパ弁(スプール弁の一例)51のダンパ軸穴52の内部に油圧スイッチSWを挿入配置したものである。
具体的に、この実施例2のダンパ弁51は、摩擦係合装置CLに駆動油圧を供給する油路53の途中に設けられるものであり、ダンパボディ(バルブボディの一例)54に形成されたダンパ軸穴52の内部においてスプールよりなるダンパ弁体55が軸方向へ摺動自在に支持され、このダンパ弁体55はダンパスプリング56により図示右側(油路53に通じるダンパ室の容積を小さくする方向)へ付勢されている。なお、図中、符号57は、ダンパスプリング56が配置されるバネ室の呼吸穴である。
この実施例2の油圧スイッチSWは、ダンパ軸穴52の図示右端に挿入配置され、摩擦係合装置CLの駆動油圧によってON−OFF作動するものである。このように設けても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
また、油圧制御弁1からダンパ弁51に至る油路53の距離Lを短くレイアウトすることができれば、油圧制御弁1の直後で摩擦係合装置CLの駆動油圧を油圧スイッチSWによって検出することができ、油圧の検出遅れを小さくできる。
さらに、ダンパ軸穴52の開口端を閉塞するプラグ部品を油圧スイッチSWが兼ねるため、プラグ部品を削減することができる。
なお、この実施例2では、摩擦係合装置CLに駆動油圧を発生させる油圧制御弁1として、電磁アクチュエータ58により直接駆動するダイレクト制御タイプを示すが、実施例1と同様、パイロット弁2(符号、実施例1参照)により駆動されるパイロット制御タイプであっても良い。
実施例3を図5を参照して説明する。
この実施例3は、油路の開閉切替えを行なうシフト弁(スプール弁の一例)61のシフト軸穴62の内部に油圧スイッチSWを挿入配置したものである。
具体的に、この実施例3のシフト弁61は、第2摩擦係合装置CL2(符号、図7参照)に駆動油圧を供給する油路63の開閉を行なうものであり、サーキットボディ10に形成されたシフト軸穴62の内部においてスプールよりなる開閉弁体64が軸方向へ摺動自在に支持され、この開閉弁体64はシフトスプリング65により図示左側(開閉弁体64が第2摩擦係合装置CL2に駆動油圧を供給する油路63を開く側)へ付勢されている。
シフト弁61の図示左端の受圧室66には、図示しないオイルポンプ(油圧発生手段)から油路や切替弁等を介して入力油圧(オイル)が供給されている。一方、シフトスプリング65が配置されるバネ室は、第1摩擦係合装置CL1に駆動油圧を供給する油路53と連通している。
そして、この実施例3の油圧スイッチSWは、シフト軸穴62の図示右端に挿入配置され、第1摩擦係合装置CL1の駆動油圧によってON−OFF作動するものである。このように設けても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
また、フェールセーフの一方の摩擦係合装置をシフト弁61で同時係合を禁止し、フェールセーフの他方の摩擦係合装置を油圧スイッチSWの検出によって同時係合を禁止することで、油圧スイッチSWの数を1つにでき、部品点数の低減によりコストを抑えることができる。
さらに、シフト軸穴62の開口端を閉塞するプラグ部品を油圧スイッチSWが兼ねるため、プラグ部品を削減することができる。
なお、この実施例3では、第1摩擦係合装置CL1に駆動油圧を発生させる油圧制御弁1として、電磁アクチュエータ58により直接駆動するダイレクト制御タイプを示すが、実施例1と同様、パイロット弁2(符号、実施例1参照)により駆動されるパイロット制御タイプであっても良い。
また、この実施例3では、第2摩擦係合装置CL2へ駆動油圧を供給する油路63の開閉を行なうシフト弁61に油圧スイッチSWを設ける例を示したが、オイルポンプから入力油圧の供給を受ける油路の開閉を行なうシフト弁61に油圧スイッチSWを設けても良い。
実施例4を図6を参照して説明する。
上記の実施例1〜3では、摩擦係合装置CLに与えられる駆動油圧を油圧スイッチSWで検出することで摩擦係合装置CLの係合状態を検出する例を示した。
これに対し、この実施例4は、油圧制御弁1を駆動するパイロット油圧を油圧スイッチSWで検出することで、摩擦係合装置CLの係合状態を検出するものである。
具体的に、この実施例は、実施例1で示したプラグ24に代えて、油圧スイッチSWを調圧軸穴11の内部に挿入配置したものであり、油圧制御弁1の図示左端において油圧制御弁1を駆動するパイロット油圧を検出することができる。このように設けても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお、この実施例4では、油圧スイッチSWを調圧軸穴11の内部に配置する例を示したが、実施例2で示したダンパ弁51を、パイロット出力ポート33と弁駆動ポート19を連通する油路に設ける場合には(例えば、図7参照)、そのダンパ弁51におけるプラグ部品(図7の符号J3参照)に代えてプラグ機能も兼ねる油圧スイッチSWを配置し、油圧スイッチSWによりパイロット油圧を検出しても良い。
〔変形例〕
上記の実施例では、油圧制御弁1の一例としてN/Lタイプを示したが、N/H(ノーマリ・ハイ)タイプの油圧制御弁1であっても良い。
上記の実施例では、パイロット弁2の一例としてN/Lタイプを示したが、N/Hタイプのパイロット弁2であっても良い。
摩擦係合装置の係脱をコントロールする油圧回路図である(実施例1)。 油圧スイッチを軸方向から見た図、および油圧スイッチの断面図である(実施例1)。 油圧スイッチの配線の取り出し例を示す説明図である(実施例1)。 摩擦係合装置の係脱をコントロールする油圧回路図である(実施例2)。 摩擦係合装置の係脱をコントロールする油圧回路図である(実施例3)。 摩擦係合装置の係脱をコントロールする油圧回路図である(実施例4)。 摩擦係合装置の係脱をコントロールする油圧回路図である(従来例)。
符号の説明
1 油圧制御弁(スプール弁)
10 サーキットボディ(バルブボディ)
11 調圧軸穴(油圧制御弁の軸穴)
12 調圧弁体(スプール)
51 ダンパ弁(スプール弁)
52 ダンパ軸穴(ダンパ弁の軸穴)
54 ダンパボディ(バルブボディ)
55 ダンパ弁体(スプール)
61 シフト弁(スプール弁)
62 シフト軸穴(シフト弁の軸穴)
64 開閉弁体(スプール)
CL 摩擦係合装置
CL1 第1摩擦係合装置
CL2 第2摩擦係合装置
SW 油圧スイッチ

Claims (6)

  1. 軸方向へ延びる軸穴を有するバルブボディ、および前記軸穴内において軸方向へ摺動可能に支持されるスプールを備えたスプール弁を具備し、
    自動変速機の摩擦係合装置の係合油圧を制御する油圧制御装置において、
    この油圧制御装置は、油圧に応じて作動する油圧スイッチを備え、
    この油圧スイッチは、前記軸穴の内部に挿入配置されることを特徴とする油圧制御装置。
  2. 請求項1に記載の油圧制御装置において、
    前記スプール弁は、前記摩擦係合装置の駆動油圧の切替えを行なう油圧制御弁であり、 前記油圧スイッチは、前記油圧制御弁の軸穴に配置されることを特徴とする油圧制御装置。
  3. 請求項1に記載の油圧制御装置において、
    前記スプール弁は、油圧の変動の吸収を行なうダンパ弁であり、
    前記油圧スイッチは、前記ダンパ弁の軸穴に配置されることを特徴とする油圧制御装置。
  4. 請求項1に記載の油圧制御装置において、
    前記スプール弁は、油路の開閉切替えを行なうシフト弁であり、
    前記油圧スイッチは、前記シフト弁の軸穴に配置されることを特徴とする油圧制御装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の油圧制御装置において、
    前記油圧スイッチは、前記摩擦係合装置の駆動油圧に応じて作動することを特徴とする油圧制御装置。
  6. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の油圧制御装置において、
    前記油圧スイッチは、前記摩擦係合装置の駆動油圧の切替えを行なう油圧制御弁を駆動するパイロット油圧に応じて作動することを特徴とする油圧制御装置。
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