JP2009263132A - 集合住宅向け昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一般にエレベーターが設置されていない5階建て、またはそれ以下の集合住宅において、最近増加している「足腰が弱くなり関節が痛んで歩行は可能だが、階段の上がり下りができない高齢者の人々や事故等で車椅子の生活になった方、心臓病によって階段の上がり下りができなくなった人々を対象にした昇降装置である。
【解決手段】 現在のエレベーターの設置されていない5階建て集合住宅において、2階以上の各家庭で出入り口のある踊り場04と直結したエレベーターを新たに設置することは大変に難しい。そこで、各階中間踊り場06にある鉄柵07の外側に設けられた昇降装置03から新しく発明したテレスコアーム02を伸ばすことにより、かご01を出入り口のある踊り場04に接地して階段の上がり降りのできない人が乗って目的の階に運ぶことができるようにした。
【選択図】図1

Description

一般に、エレベーターが設置されていない5階建て、またはそれ以下の集合住宅において、最近増加している「足腰が弱くなり関節が痛んで歩行は可能だが、階段の上がり下りができない高齢者の人々や事故等で車椅子の生活になった方、心臓病によって階段の上がり下りができなくなった人々を対象にした昇降装置である。
従来の車椅子等の階段昇降装置は、装置自体の構造が住宅用等の建設工事時に予め設置が必要な大掛かりなものを目的としたものか、移設可能な車椅子等階段昇降装置として必要のないときは取り外し、移動させ、一般用の階段として利用可能とすることを目的としたものである。
例えば、車椅子の乗ったままで階段の昇降を可能とし、不使用時には最上段の階段下に格納できる車椅子用階段昇降装置が知られている。(特許文献1)
また、必要に応じて撤去、設置箇所の変更を用意とする車椅子等昇降エスカレータ装置が知られている。(特許文献2)
住宅では、中間踊り場に乗降できる昇降機付き階段室型集合住宅が知られている。(特許文献3)
特開2004−35173 特開2003−321173 特開2000−282697
しかしながら、上述した従来例における車椅子等階段昇降装置では、現存のエレベーターの設置されていない5階建て集合住宅において、改めて設置することは改修工事を必要とし、用意に設置できるものではない。また、移設可能な車椅子等昇降エスカレータ装置では、必要時に設置する人員や、装置の格納管理が適切に行う人員が必要となる。加えて、耐久性に問題を生じることがある。
出入り口のある踊り場から階段室エレベーターに乗降するためには、最低6段以上の階段を上がるか降りていかないと乗降できない。車椅子に乗っている人、心臓病の人や非常に関節が痛み階段が負担になる人たちには、役に立たないか大変に苦痛であり、かごが出入り口のある踊り場まで到達する必要が生じる。階段室エレベーターを身体の不自由な人たちのために、大きな予算をかけ設置しても、実質的に一般の健康な人々が利用して、本当に不自由な人たちには利用されない事態を招いている。
つまり、従来の車椅子等階段昇降装置では、エレベーターが設置されていない5階建て、またはそれ以下の集合住宅において、大掛かりな改修工事を必要としないで設置可能であり、使用しない場合は格納することが可能で、一般の健康な人々の歩行等の邪魔にならない車椅子等階段昇降装置が求められている。
このため、本発明では、上記の従来型車椅子等階段昇降装置にある不都合な課題を解決し、本当に安全な車椅子等階段昇降装置を欲している「事故や健康上の不自由さ故車椅子の生活になった人々」に利用可能となる集合住宅向け階段昇降装置の提供をその目的とする。
テレスコアームの考案。1階より5階まで上下する昇降装置の中間階段の踊り場に設けられた鉄柵の上開口部との水平空間をかごが出入り口のある踊り場に到達させるためにテレスコアームを考案した。
かごの改良。水平空間を通過するためには、かごの高さを約1m・15cm、幅は約90cmとし、長さは90cmから1m・50cm程度とする。車椅子に座った姿勢で高さが約1m・15cm以下になるように座る位置が低い車椅子を選択したり、身体の不自由な人には折り畳み式で、リクライニング式に椅子を設置したり、天井部は水平空間部通過時、大変に低いので圧迫感を感じるため、かごが昇降装置に収納されたとき、上下するキャップ形状での天井部が30cmから50cm程度へ昇るものと踊り場での乗降時には、天井部が開放されるようなに構成するものである。
ガイドレールとローラ付ステーの考案。2本の支柱の間にガイドレールを設置し、かごの裏面上部に取付けたローラー付ステーの嵌り込みによって位置決めと荷重を支えることと、偏荷重による倒れ防止の為にかごの裏面下部に壁面に向かってローラーを取付けて安定を図る構成にするものである。
約1/4倍のテレスコアーム試作機(図2)を製作し、実証試験を行った。高さ44cm×収縮時幅74cm、伸びた時の幅1m42cmのテレスコアーム先端に樹脂で作ったかごを取り付けてかごの中に約35Kgの重りを入れて、作動テストを行った。実機では減速機付きモータを使用するが、ここでは手動式ハンドルを回すこととし、手動によってスムーズに伸縮が出来た。
安全対策システム。出入り口のある踊り場と中間踊り場との間、警報音と安全柵を設置することで安全性を図る構成する。また、踊り場に向かってCCDカメラを設置し、かご内にモニターテレビを取付けて安全監視を可能にすることができる構成にする。その他、安全の為に、ソフト開発と、リミットスイッチとセンサーを使用してさらなる安全性の確保を図ることができる構成にするため安全対策は高水準に維持可能となる。
本発明の集合住宅向け車椅子等昇降装置は、以上のように構成され機能することから、本当に安全な車椅子等階段昇降装置を欲している「事故や健康上の不自由さ故車椅子の生活になった人々」に利用可能となる集合住宅向け階段昇降装置の提供することができる。
30から40年前に、各地の都市や周辺において、低所得者向けとして5階建て集合住宅が多数建てられ、平均して30戸建ての棟が全国に数万棟あるとされる。高齢化社会に入り、一戸建て住宅、エレベータ付マンションなどに移り住むことの出来なかった人で現在も集合住宅の2階以上に住み、年齢と共に関節が痛み、歩行は可能だが階段の上がり降りが出来ない、心臓病を発病して階段が苦痛、何らかの事情で車椅子の生活になった人などが大勢すんでいる現状がある。毎日1階まで降りて新聞、郵便物を取りに行く、近くの公園での散歩、近くの店での買い物をすることが、身体の不自由な人達には大変な苦痛を与え、自宅から何日も出て行かなくなってしまうことを引き起こし、社会問題化しているのも事実である。本発明が実施されることにより、エレベータのない集合住宅の2階以上に住まれている方の中で、階段の上がり降りがほとんど出来ない人々が玄関前踊り場から、各階に容易に行くことが出来るようになる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づき説明する。
図1および図4、図5に示すように、昇降装置03のかごガイドシュか、またはローラーガイドに、先端部にかご01を取付けたテレスコアーム02が固定されている。昇降装置03は1階と各中間踊り場06に上がり降りする時は常時かごの天井部が上がっているが中間踊り場06に到着後、天井部が定位置に下がり、モニターで安全確認後、ボタンを押すことによってテレスコアーム02が水平空間に向かって伸び、出入り口のある踊り場04にかご01が到着し天井部が開放される。かごの総重量最大、約165Kg(人60Kg+車椅子15Kg+かご50から90Kg)を想定した場合、テレスコアーム02の耐荷重は200Kg程度と計算するが、荷重はほとんどガイドレール29で受けるものとする。この構成により、荷重がテレスコアーム02とガイドレール29に分散して受けるため、過度の荷重付加がテレスコアーム02にかからないようになっている。
一般のエレベーターのかごにこだわらずに、かごを明るく乗り心地よく、軽量、強固で機能的と安価でかつ安全性の高いものが求められる。強硬度アルミ製等の本体板に底板を固定し、両方の側面に扉を設けて天井部は上下するキャップ型とし天井板は左右スライド式で乗降時に開放されることにより乗降を容易にすることができる。そして、前面板や扉の上半分と天井部には透明アクリル板などを使用する。それらの条件を満たされて一体化されたゴンドラタイプのかご01にするといっそう良い効果をえることができる。
本発明である集合住宅向け車椅子等昇降装置は、考案したテレスコアーム02、改良したかご01、考案したガイドレール28とローラ付ステー30、安全対策システムにより、以上のように構成され機能することから、本当に安全な車椅子等階段昇降装置を欲している「事故や健康上の不自由さ故車椅子の生活になった人々」に利用可能となる集合住宅向け階段昇降装置の提供することができ、産業上の利用可能性を有する。
全体斜視図 テレスコアーム平面図 テレスコアーム正面図 支柱、ガイドレール設定正面図 かご案内用ステー
符号の説明
01 かご
02 テレスコアーム
03 昇降装置
04 出入り口のある踊り場
05 階段
06 中間踊り場
07 鉄柵(又はコンクリート柵)
08 仕切り壁
09〜16 当板
17〜21 当板
22〜25 LMガイド
26 手動式ハンドル
27〜28 支柱
29 ガイドレール
30 ローラー付きステー
31 荷重受けローラー
32 軸付ローラー
33 反力受ステー
34 反力受ローラー
35 反力受板
02a〜02e 折曲板
a1〜a3 ローラー付支柱
b1〜b2 ローラー付支柱
c1〜c2 ローラー付支柱
d1〜d2 ローラー付支柱
e1 ローラー付支柱

Claims (4)

  1. 外付け昇降装置と集合住宅階段部内側水平方向の約3メートル離れた各階の出入り口のある踊り場とを、昇降装置側に備え付けたかご側面の内側か、又は、かごガイドシュ直接に、先端部に移動用かごを固定したテレスコアームを固定し、テレスコアームの伸縮によって、かごを移動させることができる集合住宅向け昇降装置。
  2. 荷重の支えと高さ方向の位置決めと横振れ防止のためにガイドを壁面上部に設け、かごの裏面に設けた先端ローラー付きステーのはまり込みと、製缶構造体のテレスコアームの水平に伸びた時の偏荷重による歪みを防止するためにかごの下部から壁面に向かってローラーを設けることによって、車椅子をも乗車可能なかごを水平方向に移動させることができる請求項1の集合住宅向け昇降装置。
  3. テレスコアームは、5枚程度の数枚の折り曲げ板02aから02eのそれぞれのLMガイド22から25で連結し、各板の開放された面の両端をサポート板で固定している。また、駆動モータに取り付けられた2つの溝付きのモータープーリーが折り曲げ板02aに固定されていて、それを起点として2本のワイヤロープがそれぞれ溝付きのローラー支柱を通って支柱e1に両先端部が固定されている。テレスコアームを延ばした状態で、1本のワイヤロープをモータープーリーからローラー付支柱a1→a2→e1、もう1本のワイヤロープが各ローラー支柱を折り返しながら、モータープーリーからローラー付支柱a3→b1→b2→c1→c2→d1→d2→e1の順に通して両端が固定されている。そこで、それらの取り付けにおいて、サポート板に取り付けられたローラー付支柱のa3、b2、c2が伸縮時に干渉するために3ヶ所のサポート板を当板11と12、当板13と14、当板15と16のように2分割した構造体で構成しているテレスコアームを有する請求項1および請求項2の集合住宅向け昇降装置。
  4. ガイドレールとローラー付ステーは、かごを水平方向に移動する時に、かごを踊り場の定位置に着地させるためと荷重を支えるために、壁面側にかごの移動両端部に支柱を立て固定したものにC型チャネルガイドレール、または、削り出しガイドレールを水平に取り付ける。そして、かごの壁側に面する外側か、または、テレスコアーム折曲板02eの壁面側かにステーを設け、そのステー先端部は底面に荷重を支えるためと位置決めするためのローラーと上部にはC型チャネル上部裏側に当たるような倒れ防止のためのローラーか、軸付ローラーを取り付けたものがあり、テレスコアームが延びるに従いかごの偏荷重がかかって傾きが生じるので、かごの下部に傾きに対する反力受けのローラーを設けたガイドレールとローラー付ステーを有する請求項1および請求項2の集合住宅向け昇降装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110304523A (zh) * 2018-09-10 2019-10-08 陈景辉 一种利用齿轮沿齿轨滚动来带动吊箱从户外直入上楼的设计

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