JP2009261433A - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】あと1回で確変リミッタが作動するときに、確変遊技中に確変転落抽選に当選と大当たり抽選に当選が重複したときは、擬似連続演出で、先に前記転落抽選当選を報知し、最終的に大当たり抽選に当選を報知する。
【選択図】図33
Description
遊技開始条件となる遊技媒体通過特定領域と、
遊技媒体が前記特定領域を通過することを条件に、特別遊技当否抽選を行う特別遊技抽選手段と、
前記抽選の当否を判断する抽選結果判断手段と、
前記特定領域に対応した識別情報を変動表示可能な表示部と、
当該抽選結果に基づき、前記識別情報が所定時間変動表示した後、表示結果が予め定められた特定の表示態様になったことに応じて、遊技者にとって有利となる前記特別遊技状態を生起する特別遊技生起手段と、
前記特定領域を遊技媒体が通過する難易度を変化させる変位部材を制御する変位部材制御手段と、
前記特別遊技状態の生起に関わる前記抽選当選確率を低確率または高確率に制御する当選確率制御手段と、
前記特別遊技の生起を条件に、前記当選確率制御手段が前記当選確率を高確率に制御する特定遊技と、
前記特定遊技実行中に、前記当選確率制御手段が前記当選確率を高確率から低確率へと移行制御する契機となる抽選を実行する特定遊技転落抽選手段と、
前記表示部の識別情報の変動表示に連動して演出表示部に演出を実行する演出実行手段とを具備するとともに、
前記特定遊技中に、前記特定遊技転落抽選に当選するとともに、前記特別遊技抽選に当選したときに、当該遊技の演出表示部での、前記転落抽選当選報知を、前記特定遊技中に特別遊技に当選したときの一態様と一部が共通する演出態様で報知することを特徴とするパチンコ遊技機である。
前記一態様は、前記識別情報1回の変動時に、前記演出表示部での図柄が少なくとも1回の仮停止態様を含む複数回の擬似連続変動であることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機である。
前記特定遊技中の前記転落抽選報知を前記特別遊技当選報知よりも先に実行することを特徴とする請求項1または2に記載のパチンコ遊技機である。
前記特定遊技継続回数を記憶する特定遊技継続回数記憶手段と、
前記特定遊技回数が所定値になったときに、前記特別遊技が生起したことを条件に、前記当選確率制御手段が、前記抽選確率を強制的に高確率から低確率に制御する確率強制移行手段とを具備するとともに、
前記特定遊技継続回数が前記所定値のときに、前記特定遊技転落抽選に当選するとともに前記特別遊技抽選に当選したときに、当該遊技の前記演出表示部での、前記転落抽選当選報知を、前記特定遊技中に特別遊技に当選したときの一態様と一部が共通する演出態様で報知することを特徴とする請求項1〜3に記載のパチンコ遊技機である。
遊技開始条件となる複数の遊技媒体通過特定領域と、
遊技媒体が前記複数の特定領域のいずれかを通過することを条件に、それぞれが独立して抽選を行う特別遊技抽選手段と、
前記抽選の当否を判断する抽選結果判断手段と、
それぞれの前記特定領域に対応した識別情報を変動表示可能な表示部と、
当該抽選結果に基づき、前記識別情報が所定時間変動表示した後、表示結果が予め定められた特定の表示態様になったことに応じて、遊技者にとって有利となる前記特別遊技状態を生起する特別遊技生起手段と、
前記特定領域のうち少なくとも1つを遊技媒体が通過する難易度を変化させる変位部材を制御する変位部材制御手段と、
特別遊技状態の生起に関わる前記抽選当選確率を低確率または高確率に制御する当選確率制御手段と、遊技消化効率を低効率または高効率に制御する遊技消化効率制御手段とを具備し、
前記当選確率制御手段が前記当選確率を低確率に制御し、かつ、遊技消化効率制御手段が前記前記遊技消化効率を低効率に制御する第1遊技モードと、
前記当選確率制御手段が前記当選確率を高確率に制御し、かつ、遊技消化効率制御手段が前記遊技消化効率を低効率に制御する第2遊技モードと、
前記識別情報の変動回数が所定回数以内の間、前記当選確率制御手段が前記当選確率を低確率に制御し、かつ、遊技消化効率制御手段が前記遊技消化効率を高効率に制御する第3遊技モードと、
前記識別情報の変動回数が所定回数以内の間、前記当選確率制御手段が前記当選確率を高確率に制御し、かつ、遊技消化効率制御手段が前記遊技消化効率を高効率に制御する第4遊技モードと、
前記識別情報の変動回数が可変所定回数以内の間、前記当選確率制御手段が前記当選確率を低確率に制御し、かつ、遊技消化効率制御手段が前記遊技消化効率を高効率に制御する第5遊技モードとを、記憶している遊技モード記憶手段と、
前記特別遊技は、前記第2遊技モード時に、前記抽選に当選した結果実行される、遊技者に対して相対的に利益が少ない第1特別遊技と、前記第4遊技モード時に、前記抽選に当選した結果実行される、遊技者に対して相対的に利益が多い第2特別遊技とを含み、
さらに、所定の条件が成立したことを条件に、前記1の遊技モードを他の遊技モードに移行する遊技モード移行手段と、
前記特別遊技終了後に、前記当選確率制御手段が前記当選確率を高確率に制御する遊技モードの継続回数を記憶する高確率遊技継続回数記憶手段と、
前記高確率継続回数を所定の表示部に報知する高確率遊技継続回数報知手段と、
前記高確率遊技継続回数が、所定の回数に達したことを条件に、前記特別遊技終了後、前記遊技モード移行手段が第2遊技モードから前記第3遊技モードへ移行する契機となる第1リミッタ作動手段と、
前記高確率遊技継続回数が、所定の回数に達したことを条件に、前記特別遊技終了後、前記遊技モード移行手段が前記第4遊技モードから前記第3遊技モードへ移行する契機となる第2リミッタ作動手段と、
前記表示部の識別情報変動に連動して演出表示部において、演出を実行する演出実行手段と、
前記第2遊技モードにおいて前記第1遊技モードへ移行するか否かを決定する、もしくは、第4遊技モードにおいて前記第5遊技モードへ移行するか否かを決定する転落抽選手段とを具備し、
前記第2遊技モードもしくは、第4遊技モードでの1ゲームで、前記転落抽選に当選するとともに、前記特別遊技抽選に当選したときに、当該遊技の演出表示部での、前記転落抽選当選報知を、特別遊技当選報知よりも先に実行することを特徴とするパチンコ遊技機である。
前記転落抽選当選報知態様は、前記識別情報1回の変動時に、前記演出表示部での図柄が少なくとも1回の仮停止を含む複数回の擬似連続変動であることを特徴とする請求項5に記載のパチンコ遊技機である。
前記転落抽選当選報知態様は、前記特別遊技当選報知演出の一態様と一部が共通する演出態様に制御することを特徴とする請求項5または6に記載のパチンコ遊技機である。
前記第5遊技モードにおいて、前記当選確率制御手段が前記当選確率を低確率に制御し、かつ、遊技消化効率制御手段が前記遊技消化効率を高効率に制御する遊技回数は、前記第4遊技モードが転落抽選に当選したときの残高効率遊技回数であることを特徴とする請求項5〜7に記載のパチンコ遊技機である。
前記複数の特定領域は、少なくとも1つの特定領域と他の特定領域は、1の遊技媒体では、いずれか一方のみ通過できる遊技盤上の領域であることを特徴とする請求項5〜8に記載のパチンコ遊技機である。
パチンコ筐体の概観図(図1)
まず、第1実施例について記載する。図1はパチンコ遊技機1の外観構成を示す斜視図である。パチンコ遊技機1は、ベース枠(外枠)2に対して回動自在に取り付けられた本体枠56を有している。正面扉3には、その上部を開口する略円形の窓4が形成されている。窓4には、例えばガラス板等の透明板55が嵌め込まれており、この透明板55を介して、その奥側に本体枠56に取付られた遊技盤5(図2参照)を視認することができる。正面扉3は本体枠56に取り付けられ、本体枠56から回動して前方に開くことができる。遊技盤5の周囲には演出効果を盛り上げるランプ類L1が設置されている。
図2は、ガラス板55を透して見える遊技盤5の1構成例を示す正面図である。このうち図3には、遊技盤5の右下部の特別図柄等表示部の拡大図を示している。
液晶表示部14の右下側には、図3に詳細図を示すように、第1特別図柄表示部24と、第2特別図柄表示部28と、普通図柄表示部25とが設けられると共に、各図柄表示部24,28の周囲、25の下方にはそれぞれ、第1特別図柄保留表示部26(H11,H12,H13,H14)と、第2特別図柄保留表示部29(H21,H22,H23,H24)と、普通図柄保留表示部27(GL,RL)とが設けられている。第1特別図柄表示部24及び第2特別図柄表示部28は、それぞれ7セグメント表示器からなり、第1特別図柄表示部24は、第1始動口18に係る大当り抽選の後、図柄変動(以下、特図変動ともいう)を開始し、最終的に停止して、大当り抽選結果を示す図柄を確定表示する。同様に、第2特別図柄表示部28は、第2始動口19に係る大当り抽選の後、図柄変動を開始し、最終的に停止して、大当り抽選結果を示す図柄を確定表示する。又、第1特別図柄表示部24及び第2特別図柄表示部28での特図変動に同期して、液晶表示部14では、演出図柄の変動を伴う大当り抽選結果導出演出が実行される。
図4に示す如く、本実施例のパチンコ遊技機の制御部100は、遊技制御を司る主制御部110と、該主制御部110からの指令に基づいて主に液晶表示部14等の制御を司る副制御部120とからなり、主制御部110と副制御部120とは、主制御部110から副制御部120への一方向通信経路によって互いに電気的に接続されている。主制御部110は、CPU111、ROM112、RAM113、入力ポート101A、及び出力ポート102を備え、主制御部110の入力ポート101Aには、第1始動口18への入賞を検知する第1始動口センサ18sと、第2始動口19への入賞を検知する第2始動口センサ19sと、大入賞口22への入賞を検知する大入賞口センサ22sと、遊技球のゲート21通過を検知するゲートセンサ21sと、3つの普通入賞口30,31,32への入賞をそれぞれ検知する普通入賞口センサ30s,31s,32sとが、それぞれ電気的に接続されている。主制御部110の出力ポート102には、第1特別図柄表示部24と、第2特別図柄表示部28と、普通図柄表示部25と、第1特別図柄保留表示部26と、第2特別図柄保留表示部29と、普通図柄保留表示部27と、電チュー20の可動羽根(花弁)201,202を開閉駆動する始動口役物駆動部61と、大入賞口22の開閉板23を開閉駆動する大入賞口役物駆動部62とが、それぞれ電気的に接続されている。主制御部110のCPU111は、ROM112に格納された遊技プログラムPgに則り、入力ポート101Aに接続された各種センサの検出信号に応じて、出力ポートに接続された各表示部及び駆動部の制御、並びに副制御部120へのコマンドの送信を行う。RAM113は、遊技プログラムPgの実行に必要な情報が逐次記憶される。また、主制御部は、後述する転落抽選手段114を含む。
図5に示す第1始動入賞処理では、第1始動口18への入賞の有無を監視すると共に、入賞した場合には、各種乱数の取得処理並びに賞球払出処理を実行する。先ずステップS1にて、第1始動口18の入賞センサ18sが入賞を検知したか否かを判断し、NOと判断した場合には、ステップS1にて同じ判断を繰り返す。一方、ステップS1にてYESと判断した場合には、ステップS2へ移行して、第1始動口18入賞時に取得され大当り抽選を保留している大当り抽選乱数の数(以下、第1特図保留数という)が4か否かを判断し、YESと判断した場合には、ステップS6へ移行する一方、NOと判断した場合には、次のステップS3にて、第1特図保留数に1加算する。次のステップS4では、大当り抽選乱数R1を取得してRAM113の第1特図保留記憶領域に記憶すると共に、ステップS5にて大当り種別抽選乱数R2、及び特図変動時間抽選乱数R3の現在値をRAM113の第1特図保留記憶領域に記録する。そして、最後のステップS6にて賞球払出処理を実行して、ステップS1へ戻る。
図6に示す第2始動入賞処理では、第2始動口19への入賞の有無を監視すると共に、入賞した場合には、各種乱数の取得処理並びに賞球払出処理を実行する。先ずステップS10にて、第2始動口19の入賞センサ19sが入賞を検知したか否かを判断し、NOと判断した場合には、ステップS10にて同じ判断を繰り返す。一方、ステップS10にてイエスと判断した場合にはステップS11へ移行して、第2始動口19入賞時に取得され大当り抽選を保留している大当り抽選乱数の数(以下、第2特図保留数という)が4か否かを判断し、YESと判断した場合には、ステップS15へ移行する一方、NOと判断した場合には、次のステップS12にて第2特図保留数に1加算する。次のステップS13では、大当り抽選乱数R1を取得してRAM113の第2特図保留記憶領域に記憶すると共に、次のステップS14にて大当り種別抽選乱数R2、及び特図変動時間抽選乱数R3の現在値をRAM113の第2特図保留記憶領域に記録する。そして、最後のステップS15にて賞球払出処理を実行して、ステップS10へ戻る。
図7に示すゲート処理では、遊技球がゲート21を通過したか否かを監視し、通過した場合には普図抽選乱数の取得処理を実行する。先ずステップS20にて、第1ゲートセンサ21sが遊技球通過を検知したか否かを判断し、NOと判断した場合には、ステップS20にて同じ判断を繰り返す。一方、ステップS20にてYESと判断した場合には、ステップS21へ移行して、遊技球がゲート21を通過したときに取得され普図抽選を保留している普図抽選乱数の数(以下、普図保留数という)が4か否かを判断し、NOと判断した場合には、次のステップS22にて普図保留数に1加算すると共に、次のステップS23にて、普図抽選乱数R5の現在値をRAM113の普図保留記憶領域に記録して、ステップS20へ戻る。ステップS21にてYESと判断した場合にも、ステップS20へ戻る。ここで、普図抽選乱数R5は、大当り種別抽選乱数R2及び特図変動時間抽選乱数R3と同様に、前記遊技プログラムPg内で逐次更新されるカウンタ型のソフト乱数であって、例えば0〜251の数値範囲を有する。
図8に示す普図処理では、遊技球がゲート21を通過したときに取得した普図抽選乱数R5に基づく普図抽選処理と、当該抽選結果に応じた普通図柄表示部25の表示制御とを実行する。先ずステップS90にて、普図保留数が0か否かを判断し、YESと判断した場合には、ステップS90にて同じ判断を繰り返す。一方、NOと判断した場合にはステップS91に移行して普図保留数を1減算すると共に、ステップS92にて抽選対象となる最先取得に係る普図抽選乱数R5の退避処理、並びに該退避処理によって空きのできた普図保留記憶領域の前詰処理を行う。次のステップS93では、普図抽選を行う。具体的には、後に、詳述する時短機能が作動していないときは、普図抽選乱数R5の値が1〜29の場合は当選、それ以外の値の場合はハズレと判定する。従って、普図抽選に当選する確率は30/252である。一方、前記時短機能が作動しているときは、普図抽選乱数R5の値が1〜250の場合は当選、それ以外の値の場合はハズレと判定する。従って、普図抽選に当選する確率は250/252である。
図9に示す普通遊技処理では、普通図柄表示部25における普図変動後、普通図柄表示部25に普図抽選に当選したことを示す図柄が停止表示された場合(具体的には、緑色発光ダイオードGLが点灯)に実行される、電チュー20開放に関する制御を実行する。先ずステップS110にて時短遊技中か否かを判断し、YESと判断した場合にはステップS111にて、最大開放時間に1.8秒、最大開放回数に3をセットする一方、NOと判断した場合にはステップS112にて、最大開放時間に0.5秒、最大開放回数に1をセットする。続くステップS113にて最大カウント数に9、ステップS114にて開放回数に1をそれぞれセットすると共に、ステップS115にてカウント数に0をセットする。そして、次のステップS116にて、始動口役物駆動部61を駆動して電チュー20を開放すると共に、開放時間の計測を開始する。
図10に示す特図ゲーム処理では、第1始動口18もしくは第2始動口19への入賞時に取得した各種乱数に基づく各種抽選処理と、該各種抽選処理の結果に応じた第1特別図柄表示部24もしくは第2特別図柄表示部28の表示制御とを実行する。ここでは、第2特別図柄に係る第2始動口への入賞球あるいは保留球を第1特別図柄に係る第1始動口への入賞球あるいは保留球よりも優先して消化する制御を実行することにする。
ステップS30へ戻る。ステップS35にてNOの判断のときは、次のステップS36に移行して第1特図保留数を1減算すると共に、次のステップS37にて、抽選対象となる最先取得に係る各乱数R1〜R3の退避処理、並びに該退避処理によって空きのできた第1特図保留記憶領域の前詰処理を行う。
次に大当たり遊技処理について、図11に基づいて説明する。先ずステップS61にて、大当たり種別番号(特別図柄種別)に応じて、最大ラウンド数、大入賞口22の最大開放時間、及び各ラウンドで許容される大入賞口22への入賞の最大カウント数を設定すると共に、次のステップS62にてラウンド数に1、ステップS63にてカウント数に0をそれぞれセットした後、ステップS64にて大入賞口役物駆動部62を作動して、大入賞口22を開放すると共に、開放時間の計測を開始する。
次に、図12を参照して、本遊技機のスペック及びモード移行図について説明する(本実施例の各遊技モード及び遊技モード移行は、図11のステップS71の大当たり遊技後の遊技状態設定処理の一部に相当する)。まず、図12上部に記載されている、本実施例の遊技機のスペックについて説明する。本実施例での大当たり抽選当選確率は、低確率が1100/65536(1/59.58)であり、高確率が7000/65536(1/9.36)である。大当たり遊技終了後の確変突入率は100%で、確変遊技中は、毎ゲームごとに、確変(高確率)から低確率に転落する転落抽選を実行する。ここでの転落抽選当選確率は1/20とする。大当たり遊技に当選すると大当たり遊技終了後、確変遊技とともに、20回の回数制限の時短遊技に突入する。特別図柄は2種類有り、前記第1始動口18に係る第1特別図柄と、前記第2始動口19に係る第2特別図柄とがある。いずれの特別図柄も大当たり確率は、前記の値で同じであるが、大当たり遊技のラウンド数の振分け率が異なる。第1特別図柄で大当たりすると、2R(ラウンド)大当たり:10R(ラウンド)大当たり=50:50であるが、第2特別図図柄で大当たりすると、2R大当たり:10R大当たり=10:90である。ここでの2R大当たりは、いわゆる突然確変で、2秒間のインターバルを挟んで0.2秒間の大入賞口22の開放が2回(2ラウンド)ある大当たり遊技である。ちなみに、実質上ありえないが、1ラウンドで入賞する遊技球の上限値は9球である。一方、10ラウンド大当たりは、2秒間のインターバルを挟んで、1ラウンドの大入賞口の開放は、30秒間もしくは9球の遊技球の入賞のいずれかの条件を満たしたときに終了する。図12の各遊技モードに対応して、大当たり遊技当選確率を変化させる処理を実行する主制御部(特にCPU111)は、当選確率制御手段に相当し、所定の条件の成立に基づいて、遊技モードを移行する遊技モード移行手段にも相当する。
図14(a)に前記第1遊技モード(低確・非時短)の特別図柄の変動時間及び当該変動時間に同期して、液晶表示部14で実行される演出の抽選テーブルを表示している。変動番号は、大当たり用の変動番号とハズレ用の変動番号が共通である。大当たりのときは前記変動番号時間に応じた変動した後、特図の確定停止のときに大当たり図柄を表示し、ハズレのときは、前記変動番号時間に応じた変動した後、特図の確定停止のときにハズレ図柄を表示する。変動番号1の変動時間3秒(以下3sと記載、他も同様である)は、前記時短制御が作動したときの特図変動時間で、演出は、演出図柄が通常変動した後、ハズレ態様で停止する。また、変動番号4の特図変動時間12sでは、前記時短制御が作動しないときであり、演出図柄が通常変動した後、ハズレ態様で停止する。例えば、図16に示すように、液晶表示部14では、前記特図変動に同期して、当該液晶表示上部で、3個の演出図柄が縦方向にスクロール変動しており、背景には4人の正義キャラクタC11,C12,C13,C14が画像表示されている。
図14(b)に前記第2遊技モード(高確(確変)・時短)の特別図柄の変動時間及び当該変動時間に同期して、液晶表示部14で実行される演出の抽選テーブルを表示している。当該テーブルでの特図変動時間及び演出は、図14(a)と全く同じである。ただ、時短機能が作動しているため、大当たり抽選ハズレ時には、特図変動番号1の3s変動が75%の確率で選択される。また、前記擬似連続演出が絡む演出の信頼度は、前記テーブル(a)よりも、さらに大当たり信頼度が高くなっており、この実施例では、大当たり時の確変突入率は100%であるので、当該遊技モードで、前記擬似連続演出が実行されたときは、遊技者の確変大当たり連荘に対する期待感は大きくなる。
図14(c)に前記第3遊技モード(高確(確変)・非時短)の特別図柄の変動時間及び当該変動時間に同期して、液晶表示部14で実行される演出の抽選テーブルを表示している。当該テーブルでの特図変動時間及び演出は、図14(a)と全く同じである。ただ、時短機能が非作動のため、第1始動口18にのみにしか遊技球は入賞しない(つまり第2始動口には遊技球は入賞しない)ため、遊技の消化効率は悪くなり、大当たり抽選に当選するのに遊技回数を有するほど、持球は減っていくことになる。よって、信頼度の高い演出で、はずれると遊技者の落胆度が大きいので、前記擬似連続演出が絡む変動の大当たり信頼度は、テーブル(b)よりもさらに高くなっている。
図15(d)に前記第4遊技モード(低確(非確変)・時短)の特別図柄の変動時間及び当該変動時間に同期して、液晶表示部14で実行される演出の抽選テーブルを表示している。当該テーブルでの特図変動時間及び演出は、図14(a)と全く同じである。ただ、時短機能が作動しているため、大当たり抽選ハズレ時には、特図変動番号1の3s変動が70%の確率で選択される。また、ここでは、時短機能が作動しているので、遊技の消化が早いため、変動番号1の3s変動のみが、淡々と実行し、遊技者の期待感を向上し難い状態になりえる。よって、スーパーリーチにまで発展すれば、大当たり期待度の高い擬似連続演出のハズレ時(変動番号2及び3)の選択確率を前記第1〜第3遊技モードよりも高くしている。
前記のように本実施例では、高確率(確変)遊技中に転落抽選の当選は、大当たり抽選結果よりも優先処理する。つまり、確変中の第2遊技モードで、転落抽選に当選したときは、その変動の大当たり抽選確率は低確率となり、変動テーブルも低確率用を用いることになる。一方、本パチンコ遊技機では、転落抽選に当選したことを積極的に報知する。そこで、転落抽選の報知に前記擬似連続演出を適用する。前記転落抽選に当選し、かつ、大当たり抽選にハズレのときは、大部分は当該(e)テーブルに示すように、変動番号2もしくは3の擬似連続演出が選択される。例えば、それぞれの擬似連続演出の最後に、転落抽選を当選したことを報知する。
上記のように本実施例では、高確率(確変)遊技中に転落抽選の当選は、大当たり抽選結果よりも優先処理する。つまり、確変中の第3遊技モードで、転落抽選に当選したときは、その変動の大当たり抽選確率は低確率となり、変動テーブルも低確率用を用いることになる。基本的に、転落抽選に当選したときの演出は、第2遊技モードで転落抽選当選時の変動テーブルと同様である。ここでも、擬似連続演出が始まったときには、同じ変動態様なので、大当たり抽選に当選したのか(もちろん確率的には低いがハズレの場合もある)、転落抽選に当選したのか遊技者には分からないので、遊技者は期待と不安が交錯し、遊技に対する注目度が、飛躍的に向上する。もちろん、大当たり抽選にも当選しているときは、上記のように、擬似連続演出で一旦は、転落抽選に当選したことが報知されるが、その後、スーパーリーチに発展して、大当たりするので、遊技者は望外の喜びに浸ることになる。
遊技盤面図(図21)
次に第2実施例について、説明する。図1については、第1実施例と共通なので省略する。図21は、遊技盤面図である。なお、基本的に第1実施例と同様の機能を持つ構成要素については、図2と同じ番号で示している。
液晶表示部14の下方に設置されている第1始動口18は、基本的に第1実施例と同じ機能を持ち、常時球一個の入球を許す入賞口から成り、該第1始動口18への入賞(以下、第1始動入賞という)一個につき、所定数例えば3個の賞球を払出すと共に、例えば最大4個の未処理上限たる第1保留球の範囲内で、例えば0〜65535の所定範囲内で高速更新する大当たりの抽選用乱数を一つ取得し、主制御部110のRAM113(図22参照)の特別図柄用保留球記憶領域(図示せず)に取得順に記憶する。取得した乱数値が当選数値の例えば7を始めとする1100個の値に一致している場合は大当たりの当選、これ以外は非当選のハズレであり、この当選又はハズレは、7セグメントLEDを用いた第1特別図柄表示部24で、ランダムな第1特別図柄の変動を経て順に導出される。
図22に示す如く、本実施例のパチンコ遊技機の制御部100は、遊技制御を司る主制御部110と、該主制御部110からの指令に基づいて主に液晶表示部14等の制御を司る副制御部120とからなり、主制御部110と副制御部120とは、主制御部110から副制御部120への一方向通信経路によって互いに電気的に接続されている。主制御部110は、CPU111、ROM112、RAM113、入力ポート101A、及び出力ポート102を備え、主制御部110の入力ポート101Aには、第1始動口18への入賞を検知する第1始動口センサ18sと、第2始動口19への入賞を検知する第2始動口センサ19sと、第1大入賞口22への入賞を検知する第1大入賞口センサ22sと、第2大入賞口74への入賞を検知する第2入賞口センサ74sと、遊技球の第1ゲート21通過を検知するゲートセンサ21sと、3つの普通入賞口30,31,32への入賞をそれぞれ検知する普通入賞口センサ30s,31s,32sとが、それぞれ電気的に接続されている。主制御部110の出力ポート102には、第1特別図柄表示部24と、第2特別図柄表示部28と、普通図柄表示部25と、第1特別図柄保留表示部26と、第2特別図柄保留表示部29と、普通図柄保留表示部27と、電チュー20の可動羽根(花弁)201,202を開閉駆動する始動口役物駆動部61と、第1大入賞口22の開閉板23を開閉駆動する第1大入賞口役物駆動部62と、第2大入賞口74の開閉板73を開閉駆動する第2大入賞口役物駆動部63とが、それぞれ電気的に接続されている。主制御部110のCPU111は、ROM112に格納された遊技プログラムPgに則り、入力ポート101Aに接続された各種センサの検出信号に応じて、出力ポートに接続された各表示部及び駆動部の制御、並びに副制御部120へのコマンドの送信を行う。また、ROM112は、遊技モード記憶手段(図示せず)を含む。RAM113には、遊技プログラムPgの実行に必要な情報が逐次記憶され、特定遊技継続回数記憶手段及び高確率遊技継続回数記憶手段に相当するST回数記憶部157と時短残記憶回数記憶手段に相当する時短残回数記憶部158とを含む。また、主制御部110は、前記転落抽選手段114と第1確変リミッタ作動手段160と第2確変リミッタ記憶手段161とを含む。前記転落抽選手段114と第1確変リミッタ作動手段160(第1リミッタ作動手段)と第2確変リミッタ作動手段161(第2リミッタ作動手段)とは、後に詳述するが、ROM112の遊技プログラムとRAM113に記憶されている情報に従って、CPU111が所定の遊技状態を実現する。
次に図23に基づいて、図11のステップS71の大当たり遊技後の遊技状態設定処理の一部に相当する本実施例の各遊技モード及び遊技モード移行について説明する。本実施例の特別図柄の大当たり確率は、初期化後(RAMクリアしながら電源ON)の通常遊技時(低確率時であり、以降非確変時と記載する場合あり)が1100/65536(1/59.58)である。また、大当たり抽選に当選したときは、大当たり遊技終了後、大当たり種別に関わらず確変(高確率)遊技に移行し、当該確変遊技時では、大当たり当選確率は7000/65536(1/9.36)となる。つまり、本発明のパチンコ遊技機は、大当たり遊技時の確変突入率は100%であり、後述する確変継続リミッタ機能を作動させることが、遊技者に対する利益が相対的に少ない大当たり遊技時の(出球が小を含む)出球なし遊技モードから遊技者に対する利益が相対的に大きい出球ありモードに移行する契機となる。
次に図29に基づいて、各遊技モードの変動テーブルと演出表示について説明する。図29(a)に前記第1遊技モード(低確・非時短)の特別図柄の変動時間及び当該変動時間に同期して、液晶表示部14で実行される演出の抽選テーブルを表示している。まず、図29(a)に基づいて、第1遊技モード(低確・非時短モード)の変動テーブルについて説明する。当該第2実施例の第1遊技モードは基本的に第1実施例と同じである。
図29(b)に前記第2遊技モード(高確(確変)・非時短)の特別図柄の変動時間及び当該変動時間に同期して、液晶表示部14で実行される演出の抽選テーブルを表示している。当該テーブルでの特図変動時間及び演出は、図29(a)と全く同じである。ただ、時短機能が非作動のため、第1始動口18のみしか、遊技球は入賞しないため(第2始動口には遊技球は入賞しない)、遊技の消化効率は悪くなり、大当たり抽選に当選するのに遊技回数を有するほど、持球は減っていくことになる。よって、大当たり信頼度の高い演出で、はずれると遊技者の落胆度が大きいので、前記擬似連続演出が絡む変動の大当たり信頼度は、後に詳述する第4遊技モード(確変時短)のテーブル(d)よりもさらに高くなっている。遊技者は、当該モードで転落抽選に当選するのを避けつつ、ここで、出球なし確変大当たりを継続して、前記第1確変リミッタを作動させるべく、遊技を行う。
図29(c)に前記第3遊技モード(低確(非確変)・時短)の特別図柄の変動時間及び当該変動時間に同期して、液晶表示部14で実行される演出の抽選テーブルを表示している。当該テーブルでの特図変動時間及び演出は、図29(a)と全く同じである。ただ、時短機能が作動しているため、大当たり抽選ハズレ時には、特図変動番号1の3s変動が70%の確率で選択される。また、ここでは、時短機能が作動しており、遊技の消化が早いため、変動番号1の3s変動のみが、淡々と実行するのでは、遊技者の期待感を向上させるのは困難である。よって、スーパーリーチにまで発展すれば、大当たり期待度の高い擬似連続演出のハズレ時(変動番号2及び3)の選択確率を前記第1及び第2遊技モード、後述する第4遊技モードよりも高くしている。
図30(d)に前記第2遊技モード(高確(確変)・時短)の特別図柄の変動時間及び当該変動時間に同期して、液晶表示部14で実行される演出の抽選テーブルを表示している。当該テーブルでの特図変動時間及び演出は、図29(a)と全く同じである。ただ、時短機能が作動しているため、大当たり抽選ハズレ時には、特図変動番号1の3s変動が75%の確率で選択される。また、前記擬似変動演出が絡む演出の信頼度は、前記テーブル(a)よりも、さらに大当たり信頼度が高くなっており、この実施例では、大当たり時の確変突入率は100%であるので、当該遊技モードで、前記擬似連続演出が実行されたときは、遊技者の連荘に対する期待感は大きくなる。
当該第5遊技モードは、前記第4遊技モードで、転落抽選に当選したときに移行する低確・時短モードである。変動テーブルは、第3遊技モードと同じく、図29(c)テーブルである。
前記のように本実施例では、高確率(確変)遊技中に転落抽選結果は、大当たり抽選結果よりも優先処理する。つまり、確変中の第2遊技モードで、転落抽選に当選したときは、その変動の大当たり抽選確率は低確率となり、変動テーブルも低確率用を用いることになる。一方、本パチンコ遊技機では、転落抽選に当選したことを積極的に報知する。そこで、転落抽選の報知に前記擬似連続演出を適用する。前記転落抽選に当選し、かつ、大当たり抽選にハズレのときは、大部分は当該(e)テーブルに示すように、変動番号2もしくは3の擬似連続演出が選択される。その際、それぞれの擬似連続演出の最後に、転落抽選を当選したことを報知する。
上記のように本実施例では、高確率(確変)遊技中の転落抽選結果は、大当たり抽選結果よりも優先処理する。つまり、確変中の第4遊技モードで、転落抽選に当選したときは、その瞬間に、第5遊技モードへ移行し、その変動の大当たり抽選確率は低確率となり、変動テーブルも低確率用を用いることになる。基本的に、転落抽選に当選したときの演出は、第2遊技モードで転落抽選当選時の変動テーブルと同様である。ここでも、擬似連続演出が始まったときには、同じ変動態様なので、大当たり抽選に当選したのか(もちろん確率的には低いがハズレの場合もある)、転落抽選に当選したのか遊技者には分からないので、遊技者は期待と不安が交錯し、遊技に対する注目度が、飛躍的に向上する。もちろん、大当たり抽選にも当選しているときは、上記図33のように、擬似連続演出で一旦は、転落抽選に当選したことが報知されるが、その後、演出図柄が再変動して、図16(b)のリーチ演出を経由して、画面がホワイトアウトして、図18(a)及び(b)の演出が実行され、大当たり報知するので、遊技者は望外の喜びに浸ることになる。
Claims (9)
- 遊技開始条件となる遊技媒体通過特定領域と、
遊技媒体が前記特定領域を通過することを条件に、特別遊技当否抽選を行う特別遊技抽選手段と、
前記抽選の当否を判断する抽選結果判断手段と、
前記特定領域に対応した識別情報を変動表示可能な表示部と、
当該抽選結果に基づき、前記識別情報が所定時間変動表示した後、表示結果が予め定められた特定の表示態様になったことに応じて、遊技者にとって有利となる前記特別遊技状態を生起する特別遊技生起手段と、
前記特定領域を遊技媒体が通過する難易度を変化させる変位部材を制御する変位部材制御手段と、
前記特別遊技状態の生起に関わる前記抽選当選確率を低確率または高確率に制御する当選確率制御手段と、
前記特別遊技の生起を条件に、前記当選確率制御手段が前記当選確率を高確率に制御する特定遊技と、
前記特定遊技実行中に、前記当選確率制御手段が前記当選確率を高確率から低確率へと移行制御する契機となる抽選を実行する特定遊技転落抽選手段と、
前記表示部の識別情報の変動表示に連動して演出表示部に演出を実行する演出実行手段とを具備するとともに、
前記特定遊技中に、前記特定遊技転落抽選に当選するとともに、前記特別遊技抽選に当選したときに、当該遊技の演出表示部での、前記転落抽選当選報知を、前記特定遊技中に特別遊技に当選したときの一態様と一部が共通する演出態様で報知することを特徴とするパチンコ遊技機。 - 前記一態様は、前記識別情報1回の変動時に、前記演出表示部での図柄が少なくとも1回の仮停止態様を含む複数回の擬似連続変動であることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
- 前記特定遊技中の前記転落抽選報知を前記特別遊技当選報知よりも先に実行することを特徴とする請求項1または2に記載のパチンコ遊技機。
- 前記特定遊技継続回数を記憶する特定遊技継続回数記憶手段と、
前記特定遊技回数が所定値になったときに、前記特別遊技が生起したことを条件に、前記当選確率制御手段が、前記抽選確率を強制的に高確率から低確率に制御する確率強制移行手段とを具備するとともに、
前記特定遊技継続回数が前記所定値のときに、前記特定遊技転落抽選に当選するとともに前記特別遊技抽選に当選したときに、当該遊技の前記演出表示部での、前記転落抽選当選報知を、前記特定遊技中に特別遊技に当選したときの一態様と一部が共通する演出態様で報知することを特徴とする請求項1〜3に記載のパチンコ遊技機。 - 遊技開始条件となる複数の遊技媒体通過特定領域と、
遊技媒体が前記複数の特定領域のいずれかを通過することを条件に、それぞれが独立して抽選を行う特別遊技抽選手段と、
前記抽選の当否を判断する抽選結果判断手段と、
それぞれの前記特定領域に対応した識別情報を変動表示可能な表示部と、
当該抽選結果に基づき、前記識別情報が所定時間変動表示した後、表示結果が予め定められた特定の表示態様になったことに応じて、遊技者にとって有利となる前記特別遊技状態を生起する特別遊技生起手段と、
前記特定領域のうち少なくとも1つを遊技媒体が通過する難易度を変化させる変位部材を制御する変位部材制御手段と、
特別遊技状態の生起に関わる前記抽選当選確率を低確率または高確率に制御する当選確率制御手段と、遊技消化効率を低効率または高効率に制御する遊技消化効率制御手段とを具備し、
前記当選確率制御手段が前記当選確率を低確率に制御し、かつ、遊技消化効率制御手段が前記前記遊技消化効率を低効率に制御する第1遊技モードと、
前記当選確率制御手段が前記当選確率を高確率に制御し、かつ、遊技消化効率制御手段が前記遊技消化効率を低効率に制御する第2遊技モードと、
前記識別情報の変動回数が所定回数以内の間、前記当選確率制御手段が前記当選確率を低確率に制御し、かつ、遊技消化効率制御手段が前記遊技消化効率を高効率に制御する第3遊技モードと、
前記識別情報の変動回数が所定回数以内の間、前記当選確率制御手段が前記当選確率を高確率に制御し、かつ、遊技消化効率制御手段が前記遊技消化効率を高効率に制御する第4遊技モードと、
前記識別情報の変動回数が可変所定回数以内の間、前記当選確率制御手段が前記当選確率を低確率に制御し、かつ、遊技消化効率制御手段が前記遊技消化効率を高効率に制御する第5遊技モードとを、記憶している遊技モード記憶手段と、
前記特別遊技は、前記第2遊技モード時に、前記抽選に当選した結果実行される、遊技者に対して相対的に利益が少ない第1特別遊技と、前記第4遊技モード時に、前記抽選に当選した結果実行される、遊技者に対して相対的に利益が多い第2特別遊技とを含み、
さらに、所定の条件が成立したことを条件に、前記1の遊技モードを他の遊技モードに移行する遊技モード移行手段と、
前記特別遊技終了後に、前記当選確率制御手段が前記当選確率を高確率に制御する遊技モードの継続回数を記憶する高確率遊技継続回数記憶手段と、
前記高確率継続回数を所定の表示部に報知する高確率遊技継続回数報知手段と、
前記高確率遊技継続回数が、所定の回数に達したことを条件に、前記特別遊技終了後、前記遊技モード移行手段が第2遊技モードから前記第3遊技モードへ移行する契機となる第1リミッタ作動手段と、
前記高確率遊技継続回数が、所定の回数に達したことを条件に、前記特別遊技終了後、前記遊技モード移行手段が前記第4遊技モードから前記第3遊技モードへ移行する契機となる第2リミッタ作動手段と、
前記表示部の識別情報変動に連動して演出表示部において、演出を実行する演出実行手段と、
前記第2遊技モードにおいて前記第1遊技モードへ移行するか否かを決定する、もしくは、第4遊技モードにおいて前記第5遊技モードへ移行するか否かを決定する転落抽選手段とを具備し、
前記第2遊技モードもしくは、第4遊技モードでの1ゲームで、前記転落抽選に当選するとともに、前記特別遊技抽選に当選したときに、当該遊技の演出表示部での、前記転落抽選当選報知を、特別遊技当選報知よりも先に実行することを特徴とするパチンコ遊技機。 - 前記転落抽選当選報知態様は、前記識別情報1回の変動時に、前記演出表示部での図柄が少なくとも1回の仮停止を含む複数回の擬似連続変動であることを特徴とする請求項5に記載のパチンコ遊技機。
- 前記転落抽選当選報知態様は、前記特別遊技当選報知演出の一態様と一部が共通する演出態様に制御することを特徴とする請求項5または6に記載のパチンコ遊技機。
- 前記第5遊技モードにおいて、前記当選確率制御手段が前記当選確率を低確率に制御し、かつ、遊技消化効率制御手段が前記遊技消化効率を高効率に制御する遊技回数は、前記第4遊技モードが転落抽選に当選したときの残高効率遊技回数であることを特徴とする請求項5〜7に記載のパチンコ遊技機。
- 前記複数の特定領域は、少なくとも1つの特定領域と他の特定領域は、1の遊技媒体では、いずれか一方のみ通過できる遊技盤上の領域であることを特徴とする請求項5〜8に記載のパチンコ遊技機。
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