JP2009261428A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステージ上の遊技球の動きの変化にランダム性を持たせるとともに、入賞部に入賞しなかった遊技球にも存在価値を見い出して、これにより、遊技の興趣を向上させる。
【解決手段】遊技機であって、センターケース20の開口部の下部に備えられたステージ200は、上下動可能に構成されるとともに、当該ステージ上面から突出しない第1状態と、ステージ上面から突出した第2状態とに変換可能な可動部材310、320を備え、第1始動入賞口13より下方に設けられた球受部が遊技球を受けることによって、当該遊技球の荷重によりリンク機構が可動部材を第1状態から第2状態へと変換させ、ステージ上面から突出した可動部材によって、ステージ上を転動する遊技球を第1始動入賞口13に誘導可能に構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、前面に遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域に設けられ、前面側が開口したセンターケースと、遊技領域のセンターケースの下方に配置され、遊技球が入賞する入賞部とを備え、前記入賞部への遊技球の入賞に基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与する遊技機に関する。
従来、遊技機においては、センターケースのステージ上に可動部材を設けて、可動部材を動作させることによりステージ上を転動する遊技球の動きを変化させようとしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−350815号公報
しかしながら、上記特許文献1の発明の場合、可動部材は電気的駆動源により動作するため、当該可動部材の動きが周期的となってしまい、ステージ上を転動する遊技球の動きの変化も画一的となっていた。
また、始動口等の入賞部に入賞しなかった遊技球は、アタッカーが開いている場合を別にしてアウト穴に入るしかないことから、入賞部からはずれ穴までの間、遊技者は何の期待も抱くことができなかった。このため、遊技盤の遊技領域の入賞部以下に存在する遊技球には何の意味もなく、遊技の興趣を欠くことになってしまっていた。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、ステージ上の遊技球の動きの変化にランダム性を持たせることができるとともに、入賞部に入賞しなかった遊技球にも存在価値を見い出すことができ、これにより、遊技の興趣を向上させることができる遊技機を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
前面に遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技領域に設けられ、前面側が開口したセンターケースと、前記遊技領域の前記センターケースの下方に配置され、遊技球が入賞する入賞部と、を備え、前記入賞部への遊技球の入賞に基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与する遊技機において、
前記センターケースの開口部の下部には、遊技球が転動可能なステージが備えられ、
前記ステージは、
上下動可能に構成されるとともに、当該ステージ上面から突出しない第1状態と、前記ステージ上面から突出した第2状態とに変換可能な可動部材を備え、
前記入賞部より下方に設けられ、遊技球を受ける球受部を有し、前記球受部が受けた遊技球の荷重により前記可動部材を前記第1状態と前記第2状態とに相互に変換可能なリンク機構を備え、
前記球受部が遊技球を受けることによって、当該遊技球の荷重により前記リンク機構が前記可動部材を前記第1状態から前記第2状態へと変換させ、前記ステージ上面から突出した可動部材によって、前記ステージ上を転動する遊技球を前記入賞部に誘導可能に構成されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、球受部が受けた遊技球の荷重により可動部材がステージ上面から突出しない第1状態とステージ上面から突出した第2状態とに相互に変換可能に構成されているので、可動部材の動きに法則性がなくなり、これによって、ステージ上の遊技球の動きにランダム性を持たせることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
また、球受部が入賞部より下方に設けられているので、入賞部に入賞しなかった遊技球でも、ステージ上の可動部材を動作させることができるため、入賞部より下方に存する遊技球にも存在価値を与えることができる。従って、盤面の遊技領域全体の遊技球に存在価値を見い出すことができることとなって、遊技の興趣を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、
前記ステージは、
左右両側のうちの少なくとも何れか一方の側部に設けられ、遊技球を導入する導入部と、後部に設けられ、遊技球が転動する転動部と、前記転動部よりも前側に設けられ、前記可動部材が突出可能に配設された可動部材配設部と、を備え、前記導入部から流入した遊技球が前記転動部及び前記可動部材配設部に流入可能に構成され、
前記可動部材は、前記入賞部側の端部を上下動させるように回動自在に構成され、前記第2状態にて、前記導入部から流入した遊技球が当該可動部材上を転動可能に構成されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、可動部材は、入賞部側の端部を上下動させるように回動自在に構成され、ステージ上面から突出した第2状態にて、導入部から流入した遊技球が当該可動部材上を転動可能に構成されているので、ステージ上面から突出した可動部材によって導入部から流入して転動部を転動する遊技球を入賞部に誘導することができる。さらに、可動部材の入賞部側の端部が上方向に移動した状態で、当該可動部材の上面の傾斜が遊技球の速度を減速する方向となって、球が入賞部に誘導される確率を高くすることができるという優れた効果を得ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機において、
前記センターケースに、前記遊技領域の左右両側のうちの何れか一方の側を流下する遊技球が流入する導入口と、前記導入口に流入された遊技球を前記ステージの前記導入部に排出する排出口と、を備え、
前記球受部は、前記遊技領域の左右両側のうちの他方の側に配置されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、球受部は、遊技領域の左右両側のうちの他方の側、即ち、センターケースの導入口が配設されている側と反対側に配置されているので、センターケースの一側のみに導入口が設けられている遊技機において、他側に遊技球が転動してしまっても、当該遊技球によって可動部材を可動させることができるため、遊技の興趣を欠くことがなくなる。
また、一側よりの打ち方で導入口に遊技球を流入させ、その後、排出口を介してステージ上に排出される遊技球を入賞部に入賞させる上で可動部材を可動させるための球受部が配設されている他側よりに遊技球を発射するという新しい遊技方法を提供することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機において、
前記リンク機構は、
前記球受部が受けた遊技球が転動する球転動部を備え、前記球受部が受けた遊技球の荷重により所定の軸を中心として所定方向に回動し、回動後に前記球転動部を遊技球が転動するように構成され、
前記可動部材は、前記球受部が受けた遊技球の荷重により前記第1状態から前記第2状態に変換し、前記球転動部を転動する遊技球が落下して前記リンク機構が前記所定方向と反対方向に回動すると、前記第2状態から前記第1状態に変換することを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、可動部材は、球受部が受けた遊技球の荷重により第1状態から第2状態に変換した後、球転動部を転動する遊技球が落下してリンク機構が所定方向と反対方向に回動すると、第2状態から前記第1状態に変換するため、遊技球が球転動部を転動する間、可動部材が第2状態に変換された状態を維持することができ、可動部材が遊技球を誘導する時間が長くなって、この結果として、遊技球が入賞部に入賞する確率を高くすることができるという優れた効果を得ることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機において、
前記可動部材は、一対となって設けられ、前記第2状態に変換した各々の可動部材の対向する側壁同士で形成された間隙により、前記ステージ上を転動する遊技球を前記入賞部に誘導可能に構成されていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、可動部材は一対となって設けられ、第2状態に変換した各々の可動部材の対向する側壁同士で形成された間隙に遊技球が流入して、ステージ上を転動する遊技球を入賞部に誘導させ易くすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の遊技機において、
前記リンク機構は、
前記一対の可動部材の各々のリンク接触部と接触して当該可動部材を支持する支持部を備え、
前記支持部は、前記第1状態にて前記リンク接触部と一直線で接触して支持するとともに、前記第2状態にて前記リンク接触部と左右方向に平行な平面内の二直線で接触して支持することを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、支持部は、第1状態にて一対の可動部材の各々のリンク接触部と一直線で接触して支持するとともに、第2状態にてリンク接触部と左右方向に平行な平面内の二直線で接触して支持するので、より単純な機構で一対の可動部材を上下動させて第2状態にて略対称に配置することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の遊技機において、
前記入賞部への遊技球の入賞に基づいて、識別情報を変動表示させる変動表示器を備え、当該変動表示器における識別情報が予め定められた表示態様となった場合に、遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能に構成されていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、入賞部への遊技球の入賞に基づいて、識別情報を変動表示させる変動表示器を備え、当該変動表示器における識別情報が予め定められた表示態様となった場合に、遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能に構成された遊技機であっても、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、可動部材の動きに法則性がなくなり、これによって、ステージ上の遊技球の動きにランダム性を持たせることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
また、入賞部に入賞しなかった遊技球でも、ステージ上の可動部材を動作させることができるため、入賞部より下方に存する遊技球にも存在価値を与えることができる。従って、盤面の遊技領域全体の遊技球に存在価値を見い出すことができることとなって、遊技の興趣を向上させることができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
ここでは、本発明にかかる遊技機の適例としてのパチンコ遊技機について説明を行う。
図1に示すように、本実施形態の遊技機100は、矩形枠状に構成された機枠110を備え、機枠110の前面側には、該機枠110に対して前方向へ扉状に回動可能に矩形枠状の前面枠120が軸着されている。
前面枠120は、当該前面枠120に備えられる各種部材等の取付用のベースとなる前面枠本体130と、当該前面枠本体130に対して、その前面側に回動可能に軸支されたクリア部材保持枠140と、前面枠本体130の前面のクリア部材保持枠140の下側に取り付けられた発射操作ユニット150と、を有する。
前面枠本体130は、矩形枠状の機枠110の前面側をちょうど覆うような概略矩形板状に構成されるとともに、その中央から上端部にわたる部分に、遊技盤1を嵌め込んで収容するための方形状の開口部が形成されている。そして、前面枠本体130に収容された遊技盤1の前面が前面枠本体130の開口部から前側に臨むようになっている。
即ち、遊技盤1は、前面枠本体130に嵌め込まれることで前面枠120に取り付けられている。
また、前面枠本体130の遊技盤1が嵌め込まれた開口部、即ち、前面枠本体130の中央より少し下側から上端部にわたる部分には、前面枠本体130の前側を覆うクリア部材保持枠140が配置されており、遊技盤1の前面とクリア部材保持枠140に嵌め込まれたクリア部材としてのガラス板との間で、遊技盤1の前面に設けられたガイドレール2に囲まれた部分が、遊技球が発射されて流下する遊技領域1aとされている。
また、クリア部材保持枠140の一方の側部(遊技機100の前面側から見て左側の側部)は、前面枠本体130の一方の側部に回動可能に軸支されて、扉状に開閉自在とされ、クリア部材保持枠140を開くことにより、遊技盤1の前面側の遊技領域1aの前側を開放可能となっている。
クリア部材保持枠140には、前面枠本体130の開口部をほぼ閉塞するように、該開口部に嵌め込まれた遊技盤1との間に遊技球が流下可能な遊技領域1aとなる間隔を開けて二重のガラス板が固定されている。そして、クリア部材保持枠140において、遊技機100の前側からガラス板を介して遊技盤1の前面側の少なくとも遊技領域1aの部分が視認可能となっている。
また、クリア部材保持枠140の前面であって、ガラス板が固定されて遊技領域1aを視認可能とする部分の周囲には、内部にLED43(図2に図示)を備える枠装飾装置141、音声を出力するスピーカ145,145などが設けられている。
また、前面枠本体130に軸着されたクリア部材保持枠140の開放端側となる前面側から見て右側の端部の前面には、施錠装置の一部をなす鍵穴143が形成されている。
鍵穴143は、前面枠本体130の施錠装置の一部であるとともに、クリア部材保持枠140の施錠装置の一部でもあって、鍵穴143に鍵を入れて一方(例えば左回り)に回すと前面枠本体130の施錠が解除され、他方(例えば右回り)に回すとクリア部材保持枠140の施錠が解除されるようになっている。
また、前面枠本体130の前面側のクリア部材保持枠140の下側には、発射操作ユニット150が取り付けられている。
発射操作ユニット150は、左右側部のうちの一側部となる左側部を前面枠本体130に軸着されて、左右方向に回動して開閉自在な開閉パネル151とその下の下部パネル152とからなる。
開閉パネル151は、排出された遊技球を貯留するとともに、遊技球を発射する発射装置(図示略)に遊技球を送る上皿153を有している。上皿153の周囲には、遊技者が操作可能な演出用ボタン(図示略)が設けられている。
また、開閉パネル151の下側の下部パネル152には、上皿153に収容しきれない遊技球を収容する下皿154及び灰皿155と、遊技領域1aに向けての遊技球の発射操作を行うとともに、該遊技領域1aに遊技球を発射する際の発射勢を調節するための操作ハンドル156、音声を出力するスピーカ157などが設けられている。
遊技盤1は、各種部材の取付ベースとなる平板状の遊技盤本体1b(木製もしくは合成樹脂製)を備え、該遊技盤本体1bの前面に、ガイドレール2で囲まれた遊技領域1aを有している。また、遊技盤本体1bの前面であってガイドレール2の外側には、前面構成部材3,3,…が取り付けられている。そして、このガイドレール2で囲まれた遊技領域1a内に発射装置から遊技球(打球;遊技媒体)を発射して遊技を行うようになっている。
遊技領域1a内には、普図始動ゲート4と、普図変動表示ゲームの未処理回数を表示する普通図柄記憶表示器6(図2に図示)、普図変動表示ゲームを表示する普通図柄表示器5(図2に図示)が設けられている。
また、遊技領域1a内には、第1始動入賞口13(入賞装置)と、第2始動入賞口をなす普通変動入賞装置7(入賞装置)と、補助遊技としての特図変動表示ゲームの未処理回数を点灯表示する特別図柄記憶表示器15(図2に図示)、特図変動表示ゲームを表示する特別図柄表示器9が設けられている。
なお、普通図柄記憶表示器6、普通図柄表示器5、特別図柄記憶表示器15、特別図柄表示器9は、遊技状態を表す遊技状態表示LEDと併せて、セグメントLEDとして一体にセンターケース20に設けられており、このセグメントLEDが遊技機100の状態を表示する状態表示器8をなす。
さらに遊技領域1aには、上端側が手前側に倒れる方向に回動して開放可能になっているアタッカ形式の開閉扉10aを有し、補助遊技としての特図変動表示ゲームの結果如何によって大入賞口を閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)から開放状態(遊技者にとって有利な状態)に変換する特別変動入賞装置10、入賞口などに入賞しなかった遊技球を回収するアウト穴11が設けられている。
また、遊技領域1aには、複数の一般入賞口12,…が配設されている。一般入賞口12は、第1始動入賞口13の左側に3つ設けられ、右側に1つ設けられている。
第1始動入賞口13の右側の一般入賞口12は、遊技盤1の裏面側に設けられたリンク部材(後述)へ遊技球を誘導する誘導手段を構成している(詳細後述)。
この他、遊技領域1aには、打球方向変換部材としての風車14、多数の障害釘(図示略)などが配設されている。
普図始動ゲート4内には、該普図始動ゲート4を通過した遊技球を検出するための普図始動センサ4a(図2に図示)が設けられている。そして、遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球が普図始動ゲート4内を通過すると、普図変動表示ゲームが行われる。
また、普図変動表示ゲームを開始できない状態、例えば、既に普図変動表示ゲームが行われ、その普図変動表示ゲームが終了していない状態や、普図変動表示ゲームが当って普通変動入賞装置7が開状態に変換されている場合に、普図始動ゲート4を遊技球が通過すると、普図始動記憶数の上限数未満でならば、普図始動記憶数が1加算されて普図始動記憶が1つ記憶されることとなる。
なお、普図変動表示ゲームの始動記憶は、LEDを備える普通図柄記憶表示器6にて表示されるようになっている。
普図(普通図柄)変動表示ゲームは、遊技領域1a内に設けられた普通図柄表示器5で実行されるようになっている。
なお、表示装置41の表示部42の一部で普図変動表示ゲームを表示するようにしても良く、この場合は識別図柄として、例えば、数字、記号、キャラクタ図柄などを用い、これを所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うようにする。この普図変動表示ゲームの停止表示が特別の結果態様となれば、普図の当りとなって、普通変動入賞装置7の開閉部材7a,7aが所定時間(例えば、0.5秒間)開放される。これにより、普通変動入賞装置7に遊技球が入賞しやすくなり、特図変動表示ゲームの始動が容易となる。
普通変動入賞装置7は、左右一対の開閉部材7a,7aを具備し、第1始動入賞口13の下部に配設され、この開閉部材7a,7aは、常時は遊技球の直径程度の間隔をおいた閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)を保持しているが、普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合には、駆動装置としてのソレノイド(普電SOL7b、図2に図示)によって、逆「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置7に遊技球が流入し易い状態(遊技者にとって有利な状態)に変化させられるようになっている。
また、本実施形態の遊技機100は、特図変動表示ゲームの結果態様に基づき、遊技状態として時短状態を発生可能となっている。
この時短状態においては、上述の普図変動表示ゲームの実行時間が上述の長い実行時間よりも短くなるように制御され(例えば、10秒が1秒)、これにより、単位時間当りの普通変動入賞装置7の開放回数が実質的に多くなるように制御される。また、時短状態においては、普図変動表示ゲームが当り結果となって普通変動入賞装置7が開放される場合に、開放時間が通常状態の短い開放時間より長くされるように制御される(例えば、0.3秒が1.8秒)。また、時短状態においては、普図変動表示ゲームの1回の当り結果に対して、普通変動入賞装置7が1回ではなく、2回以上の複数回(例えば、2回)開放される。さらに、時短状態においては普図変動表示ゲームの当り結果となる確率が通常状態より高くなるように制御される。即ち、通常状態よりも普通変動入賞装置7の開放回数が増加される。
この普通変動入賞装置7と第1始動入賞口13は、特図変動表示ゲームの始動入賞口も兼ねている。即ち、普通変動入賞装置7と第1始動入賞口13の内部(入賞領域)に備えられた特図始動センサ7d(図2に図示)によって遊技球を検出することに基づき、補助遊技としての特図変動表示ゲームを開始する始動権利が発生するようになっている。
この特図変動表示ゲームを開始する始動権利は、所定の上限数(例えば4)の範囲内で始動記憶(特図始動記憶)として記憶される。従って、特図変動表示ゲームが開始可能な状態で、且つ、始動記憶数が0の状態で、普通変動入賞装置7もしくは第1始動入賞口13に遊技球が入賞すると、始動権利の発生に伴って始動記憶が記憶されて、始動記憶数が1加算されるととともに、直ちに始動記憶に基づいて、特図変動表示ゲームが開始され、この際に始動記憶数が1減算される。
一方、特図変動表示ゲームが直ちに開始できない状態、例えば、既に特図変動表示ゲームが行われ、その特図変動表示ゲームが終了していない状態や、特別遊技状態となっている場合に、普通変動入賞装置7もしくは第1始動入賞口13に遊技球が入賞すると、始動記憶数が上限数未満ならば、始動記憶数が1加算されて始動記憶が1つ記憶されることになる。そして、始動記憶数が1以上となった状態で、特図変動表示ゲームが開始可能な状態(前回の特図変動表示ゲームの終了もしくは特別遊技状態の終了)となると、始動記憶数が1減算されるとともに、記憶された始動記憶に基づいて特図変動表示ゲームが開始される。なお、特図変動表示ゲームの始動記憶は、LEDを備える特図記憶表示器にて表示されるようになっている。
補助遊技としての特図(特別図柄、識別情報)変動表示ゲームは、遊技領域1a内に設けられた特別図柄表示器9で実行されるようになっており、複数の識別情報を変動表示したのち、所定の結果態様を停止表示することで行われる。また、表示装置41にて複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる特図変動表示ゲームに対応した飾り特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。そして、この特図変動表示ゲームの結果として、特別図柄表示器9の表示態様が特別結果態様(たとえば「7」)となった場合には、大当たりとなって特別遊技状態(いわゆる、大当たり状態)となる。また、これに対応して表示装置41の表示態様も特別結果態様(例えば、「7,7,7」等のゾロ目数字の何れか)となる。なお、遊技機100に特別図柄表示器9を備えずに、表示装置41のみで特図変動表示ゲームを実行するようにしても良い。
また、本実施形態の遊技機100は、特図変動表示ゲームの結果態様に基づき、遊技状態として確変状態(第2確率状態)を発生可能となっている。この確変状態(第2確率状態)は、特図変動表示ゲームでの当り結果となる確率が、通常確率状態(第1確率状態)に比べて高い状態である。ここで、本実施形態の遊技機100は、確変状態が発生していても、例えば、確変当たりに対応して表示装置41に表示される図柄を通常確率状態と共通としたり、また、飾り特図変動表示ゲームの演出内容を通常確率状態と共通とすることで、現在の特図変動表示ゲームが通常確率状態であるか確変状態であるかを遊技者が認識し難い、いわゆる確変潜伏モードを設定するようにしても良い。
なお、確変状態と時短動作状態はそれぞれ独立して発生可能であり、両方を同時に発生することも可能であるし、一方のみを発生させることも可能である。
また、遊技領域1aの略中央には、特図変動表示ゲームの表示領域となる窓部22を形成するセンターケース20が取り付けられ、センターケース20に形成された窓部22の後方には、表示装置41が配されるようになっている。
なお、センターケース20の詳細な構成については後述する。
表示装置41は、例えば、液晶ディスプレイを備え、表示内容が変化可能な表示部42がセンターケース20の窓部22を介して遊技盤1の前面側から視認可能となるように配されている。
なお、表示装置41は、液晶ディスプレイを備えるものに限らず、EL、CRT等のディスプレイを備えるものであっても良い。
変動入賞装置としての特別変動入賞装置10は、上端側が手前側に倒れる方向に回動して開放可能になっているアタッカ形式の開閉扉10aによって開閉される大入賞口を備えていて、特別遊技状態中は、大入賞口を閉じた状態から開いた状態に変換することにより大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせる。なお、開閉扉10aは、例えば、駆動装置としてのソレノイド(大入賞口開閉SOL10b、図2に図示)により駆動される。また、大入賞口の内部(入賞領域)には、該大入賞口に入った遊技球を検出する検出手段としてのカウントセンサ10c(図2に図示)が配設されている。
また、遊技領域1aに設けられた各一般入賞口12には、一般入賞口12に入った遊技球を検出するための入賞口センサ12a(図2に図示)が配設されている。そして、遊技を開始することにより遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球が、一般入賞口12,12,…、普通変動入賞装置7、第1始動入賞口13、特別変動入賞装置10等の入賞口の何れかに入賞すると、それぞれの入賞口に対応した所定数の賞球が排出装置によって排出される(払い出される)ようになっている。
また、図2に示すように、遊技機100は、その制御系として遊技の進行を制御するメイン制御装置としての遊技制御装置30、この遊技制御装置30の制御下で各種の演出に関する制御を行うサブ制御装置としての演出制御装置40を備えている。
遊技制御装置30は、CPU31a、RAM31b、ROM31c等を備える遊技用マイコン31とともに、入力インタフェース32(入力I/F)、出力インタフェース33(出力I/F)、各種処理の同期やタイマ等のためのパルス信号を出力するクロック(CLK)34(発振器)等により構成されている。
CPU31aは、制御部、演算部を備え、演算制御を行う他、特図変動表示ゲームの大当たり判定用乱数値などの各種乱数値なども生成している。
また、CPU31aは、判定手段として、特図始動センサ7dからの遊技球の検出信号の入力に基づき特図変動表示ゲームの始動条件が成立して、特図始動センサ7dからの遊技球の検出信号の入力に基づいて、特図の大当たり判定用乱数値を抽出してROM31cに記憶されている判定値と比較し、特図変動表示ゲームの当たり外れ、即ち、特別遊技状態を発生させるか否かを判定する処理を行う。
RAM31bは、普通変動入賞装置7に設けられた特図始動センサ7dのオン信号などを記憶する記憶領域や、前記各種乱数値の記憶領域、並びに、CPU31aの作業領域等を備えている。
ROM31cには、遊技上の制御プログラムや制御データが書き込まれている他、上述の各種乱数値に対応して、特図変動表示ゲームの大当り発生を判定するための、特図変動表示ゲームの大当り判定値、変動パターン(リーチアクションの種類)の判定値などが記憶されている。
また、入力インタフェース32には、ローパスフィルタ及びバッファーゲートを介して、特図始動センサ7d、普図始動センサ4a、入賞口センサ12a,12a,…、カウントセンサ10cなどが接続されている。そして、入力インタフェース32は、これらから入力された各種信号を中継し、CPU31aに対し出力する。
また、出力インタフェース33には、CPU31aから出力される各種の制御信号が入力される。これら制御信号は、該出力インタフェース33により中継されて、図示しない出力ポート及びドライバを介して、特別図柄表示器9、特別図柄記憶表示器15、普通図柄表示器5、普通図柄記憶表示器6、普電SOL7b、大入賞口開閉SOL10b、遊技機外部の管理装置などと接続する外部通信端子16、演出制御装置40、排出発射制御装置50に出力される。
排出発射制御装置50は、サブ制御装置として、遊技制御装置30からの制御信号(賞球コマンド)や、球貸機からの制御信号(球貸しコマンド)に基づいて所要数の遊技球(賞球、貸球)を排出装置から排出させる制御を行う。また、排出発射制御装置50には、操作ハンドル156からの信号(操作ハンドル156に設けられたタッチセンサからの信号や、操作ハンドル156の回動角度を判断するための信号)が入力されるようになっており、この入力信号に基づき発射装置を作動、停止する制御や発射勢を調節する制御を行う。
演出制御装置40は、演算処理用CPU40a、ROM40b、RAM40c等を備えるとともに、通信インタフェース(通信I/F)40d、グラフィックプロセッサとしてのGDP40e、画像や映像データが記憶された画像ROM40f等により構成されている。
この演出制御装置40は、通信インタフェース40dを介して遊技制御装置30から受信した演出制御データ(各種コマンドなど)に基づいて、遊技制御装置30の制御の下に遊技機100の制御を行うものである。
また、通信インタフェース40dには、表示装置41、遊技盤1やクリア部材保持枠140の枠装飾装置141として設けられた各種LED基板43や、可動演出装置(図示略)の演出役物駆動モータ(図示略)、スピーカ145,157が接続され、遊技制御装置30の制御のもとこれらを制御することで遊技の演出を行うようになっている。
また、遊技制御装置30には、電源供給装置(図示略)から電力が供給されており、その他の装置にも電源供給装置から電力が供給されるようになっている。さらに、電源供給装置には、停電時等の外部からの電力の供給が途絶えた場合でも電力を供給可能とするためのバックアップ電源が備えられ、停電時等に各制御装置の揮発性メモリに保存されたデータの消失を防止するようになっている。
これらの制御回路においては、例えば以下のような制御が行われる。
遊技制御装置30の遊技用マイコン31では、普図始動ゲート4に備えられた普図始動センサ4aからの遊技球の検出信号の入力に基づき、普図の当たり判定用乱数値を抽出してROM31cに記憶されている判定値と比較し、普図変動表示ゲームの当たり外れを判定する処理を行う。そして、普通図柄表示器5に、識別図柄を所定時間変動表示した後、停止表示する普図変動表示ゲームを表示する処理を行う。この普図変動表示ゲームの結果が当たりの場合は、普通図柄表示器5に特別の結果態様を表示するとともに、普電SOL7bを動作させ、普通変動入賞装置7の開閉部材7a,7aを所定時間(例えば、0.5秒間)上述のように開放する制御を行う。なお、普図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、普通図柄表示器5にはずれの結果態様を表示する制御を行う。
また、普通変動入賞装置7に備えられた特図始動センサ7dからの遊技球の検出信号の入力に基づき、特図の大当たり判定用乱数値を抽出してROM31cに記憶されている判定値と比較し、特図変動表示ゲームの当たり外れを判定する処理を行う。また、この他に変動パターンの判定を行う処理などを行い、これらの結果を含む制御信号(演出コマンド)を、演出制御装置40に出力する。そして、特別図柄表示器9に、識別図柄を所定時間変動表示した後、停止表示する特図変動表示ゲームを表示する処理を行う。また、演出制御装置40では、遊技制御装置30からの制御信号に基づき、表示装置41で特図変動表示ゲームに対応した飾り特図変動表示ゲームを表示する処理や、スピーカ145,157からの音の出力、枠装飾装置141としての装飾ランプLED43を制御する処理、可動演出装置の演出役物駆動モータを動作する処理を行う。
そして、遊技制御装置30の遊技用マイコン31は、特図変動表示ゲームの結果が当たりの場合は、特別図柄表示器9に特別の結果態様を表示するとともに、特別遊技状態を発生させる処理を行う。この特別遊技状態を発生させる処理においては、例えば、大入賞口開閉SOL10bにより特別変動入賞装置10の開閉扉10aを開放し、大入賞口内への遊技球の流入を可能とする制御を行う。そして、大入賞口に所定個数(例えば10個)の遊技球が入賞するか、大入賞口の開放から所定時間(例えば25秒または1秒)が経過するかの何れかの条件が達成されるまで大入賞口を開放することを1ラウンドとし、これを所定ラウンド回数(例えば15回または2回)継続する(繰り返す)制御(サイクル遊技)を行う。なお、特図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、特別図柄表示器9にはずれの結果態様を表示する制御を行う。
また、遊技制御装置30の遊技用マイコン31は、各種入賞口に設けられたセンサ(特図始動センサ7d、カウントセンサ10c、入賞口センサ12a)から入力される遊技球の検出信号に基づき、排出発射制御装置50に制御信号を出力し、排出装置を制御して所定数の遊技球が払い出されるようにする。
次に、センターケース20について、図3〜図5を参照して説明する。
図3及び図4は、センターケース20を示す斜視図であり、このうち、センターケース20から床部材210を取り除いた状態を示す斜視図である。また、図5は、センターケース20を示す裏面図である。
図3〜図5に示すように、センターケース20は、前面側が開口するとともに、奥側に表示部42を前側に臨ませる略矩形状の窓部22が形成されている。センターケース20の外周壁の左側部には、ワープ流路23bへの入口となるワープ入口23a(導入口)が形成されている。
ワープ入口23aは、左上方に向かって開口するように形成され、当該ワープ入口23aを介して導入された遊技球はワープ流路23bを通って排出口23cからセンターケース20内に排出される。
排出口23cは、センターケース20の内周壁の左側部に右方に向けて開口するように形成され、排出口23cから排出された遊技球は、右斜め下方に向かって緩やかに傾斜した傾斜路23dを通ってステージ200上に排出される。
ここで、ステージ200について、図6〜図8を参照して説明する。
図6(a)は、ステージ200を手前側右斜め上方から視て示す斜視図であり、図6(b)は、ステージ200を奥側左斜め上方から視て示す斜視図である。また、図7(a)は、可動部材が第1状態のステージ200とリンク機構を示す斜視図であり、図7(b)は、その裏面図である。また、図8(a)は、可動部材が第2状態のステージ200とリンク機構を示す斜視図であり、図8(b)は、その裏面図である。
なお、図7(b)及び図8(b)にあっては、床部材210を模式的に破線で表し、当該床部材210を透過した状態を表している。
ステージ200は、センターケース20の前側開口の下部、具体的には、窓部22の手前側下部に形成されている(図3等参照)。
また、ステージ200は、図6に示すように、遊技球が転動する床部材210と、床部材210の前面側に配設された前壁構成板部材220とを備えている。
床部材210は、前方部分が低くなるように形成され、且つ、左右両側が中央部に向かって下るように湾曲した傾斜面となっており、当該床部材210上面を遊技球が転動可能となっている。
また、床部材210は、傾斜路23dを介して遊技球を導入する導入部211と、導入部211に連続して形成され、遊技球が転動する転動部212と、導入部211及び転動部212に連続して形成され、一対の可動部材310、320が上面より突出可能に配設された可動部材配設部213と、導入部211及び転動部212の後側に形成された後側起立壁部214と、左右両端部の前側に形成された左右の前側起立壁部215、216とを備えている。
床部材210の左側縁部の手前側には、傾斜路23dが連絡されており、左前側起立壁部215の左端後側縁部と後側起立壁部214の左端前側縁部の間に形成された間隙を介して導入部211に遊技球を導入可能となっている。
即ち、後側起立壁部214は、左右両側に亘って延在するように略上下方向に起立して形成されている。また、後側起立壁部214の中央側は、転動部212の後端縁部に沿って延在するように形成されるとともに、左右両側側ほど前側に突出するように円弧状に湾曲して形成されている。
また、左前側起立壁部215は、略上下方向に起立するように形成されている。また、左前側起立壁部215は、床部材210の左端手前側から転動部212及び可動部材配設部213側になるにつれて後側に突出するよう湾曲し、転動部212及び可動部材配設部213との境界部分から前側に前後方向に沿って延在している。
左前側起立壁部215の左端後側縁部と後側起立壁部214の左端前側縁部の間隙は、例えば、遊技球1個分或いはそれ以上空けて形成され、当該間隙を通って導入部211に遊技球が導入される。そして、導入部211に導入された遊技球は、後側起立壁部214及び左前側起立壁部215の間を通って転動部212及び可動部材配設部213に流入可能となっている。
なお、床部材210の右側部も左側部と略同様の構成をなしている。
即ち、右前側起立壁部216は、略上下方向に起立するように形成されている。また、右前側起立壁部216は、床部材210の右端手前側から転動部212及び可動部材配設部213側になるにつれて後側に突出するよう湾曲し、転動部212及び可動部材配設部213との境界部分から前側に前後方向に沿って延在している。
そして、右前側起立壁部216の右端後側縁部と後側起立壁部214の右端前側縁部の間隙は、例えば、遊技球1個分或いはそれ以上空けて形成され、当該間隙を通って遊技球がステージ200上からこぼれ落ちることとなる。
転動部212は、床部材210の後部に設けられており、略中央部が最も低くなっているとともに、略中央部から左右両側に延在するように設けられている。
また、転動部212の前側に、可動部材配設部213が設けられている。
可動部材配設部213も、転動部212と同様に、略中央部が最も低くなっているとともに、略中央部から左右両側に延在するように設けられている。
また、可動部材配設部213には、一対の左側可動部材310及び右側可動部材320が各上面を上方に臨ませるように配設されている。
左右両側の可動部材310、320は、床部材210の後端部から下側に延出された軸受板部217の2つの軸受部217a、217a(図6(b)参照)と前壁構成板部材220の2つの軸受部221、221(図12(a)参照)にそれぞれ配設された回動軸330、330を軸心として所定方向に回動自在に配設されている。
そして、左右両側の可動部材310、320は、第1始動入賞口13の右側の一般入賞口12に入賞した遊技球の荷重によりリンク部材400が回動することで可動自在となっている(図7及び図8参照)。
なお、リンク機構を構成するリンク部材400及び左右両側の可動部材310、320の詳細な構成については後述する。
転動部212及び可動部材配設部213の左右方向の略中央部、具体的には、左右両側の可動部材310、320の間には、前後方向に沿って形成された球誘導路218が形成されている。
球誘導路218は、その延在方向に直交する断面が遊技球の外形に沿うように円弧状に形成され、前側に向かって緩やかに傾斜して形成されている。また、前壁構成板部材220の球誘導路218に対応する部分にも、球誘導路218の曲率と略等しい曲率の溝部222が形成されている。
そして、球誘導路218の下側には、第1始動入賞口13が配設されており、ステージ200上で転動する遊技球が球誘導路218に沿って流下して第1始動入賞口13に入賞し易いようになっている。
なお、可動部材配設部213の前側には、起立壁部が設けられていないため、当該可動部材配設部213上を転動する遊技球は前側にこぼれ落ちることとなる。
ここで、リンク部材400について、図9を参照して説明する。
図9(a)は、リンク部材400を手前側右斜め上方から視て示す斜視図であり、図9(b)は、リンク部材400を図9(a)と異なる方向から視て示す斜視図である。
リンク部材400は、遊技盤1の裏面側に設けられたリンク取付部材500(図4参照)に回動自在に配設されている。
また、リンク部材400は、前後方向の所定幅を有し、全体としてジグザグ状に屈曲するように延在した部材であり、具体的には、横長延在部410と、横長延在部410の左端部に連続して形成された縦延在部420と、縦延在部420の上端部に連続して形成された横短延在部430とを備えている。
そして、リンク部材400は、その略全体を後側以外の方向、即ち、前側、上下両側、左右両側から覆われるようにリンク取付部材500に取り付けられている。
ここで、リンク取付部材500について説明する。
リンク取付部材500は、リンク部材400を前側、上下両側、左右両側から覆うように後側に開口した凹型に形成され、具体的には、リンク部材400の横長延在部410及び縦延在部420を前側から覆う前側板部510と、横長延在部410を上側から覆う上側板部520と、横長延在部410を下側から覆う下側板部530と、縦延在部420を左側から覆う左側板部540と、縦延在部420を右側から覆う右側板部550と、遊技球の回収路561を構成する回収路構成部560とを備えている。
なお、図示は省略するが、リンク取付部材500の後側には、当該リンク取付部材500の後側開口を覆うように後側被覆板が取り付けられるようになっている。
前側板部510は、上下方向及び左右方向に対して略平行に延在する部材である。また、前側板部510には、遊技領域1aの遊技球をリンク部材400に誘導する誘導孔511(図4参照)が形成されている。
誘導孔511は、第1始動入賞口13の右側の一般入賞口12に入賞した遊技球が連絡樋を通って通過させるものであり、当該誘導孔511を通過した遊技球はリンク部材400の球受部411(後述)により受けられる。
また、前側板部510の上端部には、リンク部材400が回動自在に軸着される回動軸512が設けられている。
回動軸512は、前後方向に延在して形成され、リンク部材400を当該回動軸512を中心として回動自在に支持する。
なお、リンク部材400の上方向への回動は、横長延在部410がリンク取付部材500の上側板部520の内面に当接することで規制され、一方、リンク部材400の下方向への回動は、横長延在部410が下側板部530に当接することで規制される。即ち、リンク取付部材500は、リンク部材400の回動範囲を規制している。
このように、リンク取付部材500の回動軸512とリンク部材400は、左右両側の可動部材310、320を上下動させるリンク機構を構成している。
また、回収路構成部560は、リンク部材400の球受部411(後述)が受けた遊技球を回収するための回収路561を構成するものである。具体的には、回収路構成部560は、前側板部510と、上下方向及び前後方向に対して略平行に延在するとともに所定間隔を空けて配設された外側板部562及び内側板部563と、後側被覆板部(図示略)により筒状に形成され、その内側が回収路561となっている。
そして、誘導孔511を介してリンク部材400の球受部411により受けられた遊技球が流下し、その後回収されるようになっている。
リンク部材400の横長延在部410には、遊技球を受ける球受部411と、球受部411が受けた遊技球が転動する球転動部412が設けられている。
球受部411は、誘導孔511と対向するように配設され、横長延在部410の上面と当該上面から上側に湾曲して延出された延出部413により構成されている。
延出部413の横長延在部410の上面からの高さは、遊技球の外径よりも高くされており、当該延出部413により遊技球の左側への移動が規制されている。即ち、球受部411が受けた遊技球は、延出部413により左側への移動が規制され、リンク部材400の下方向への回動後に右側へと移動する。
また、球転動部412は、球受部411の右側に連続して形成され、横長延在部410の上面により構成されている。
そして、球転動部412は、球受部411が受けた遊技球の荷重によりリンク部材400が回動軸512を中心として下方向に回動し、当該回動後に遊技球が転動するように構成されている。即ち、リンク部材400が下方向に回動して、横長延在部410が下側板部530に当接することで当該リンク部材400の下方向への回動が規制された状態で、横長延在部410は、縦延在部420側から右斜め下向きに緩やかに傾斜した状態となり、この状態で横長延在部410の上面を遊技球が転動可能となっている。
なお、遊技球が球転動部412からこぼれ落ちると、より具体的には、球転動部412から落ちた遊技球が回収路561により回収されると、リンク部材400が回動軸512を中心として上方向に回動することとなる。
縦延在部420は、横長延在部410に対して略直交するように形成され、縦延在部420の上端部には、リンク取付部材500の回動軸512が挿通される軸受を有する軸受部421が形成されている。
軸受部421は、前後方向に沿って筒状に形成され、回動軸512に外挿されることで当該回動軸512を中心としてリンク部材400が回動自在に支持される。
横短延在部430は、縦延在部420に対して略直交するように形成され、横短延在部430の先端部には、左右両側の可動部材310、320を下側から支持する支持面部431が形成されている。
支持面部431は、横短延在部430の他の部分に対してわずかに下向きに傾斜して形成され、リンク部材400が回動軸512を中心として上方向に回動した状態で、左右方向と平行な平面に対して略平行となるようになっている(後述)。
また、横短延在部430の先端部であって、支持面部431の下側には、バラスト部432が設けられている。
バラスト部432は、球受部411や球転動部412に遊技球の荷重がかかっていない状態では、リンク部材400が上方向に回動するとともに、球受部411や球転動部412に所定数(例えば、1個)の遊技球の荷重がかかるとリンク部材400が下方向に回動するようにバランスをとっている。
これにより、リンク部材400は、球受部411や球転動部412に遊技球の荷重がかかっていない状態では、リンク部材400が上方向に回動し、横長延在部410がリンク取付部材500の上側板部520の内面に当接することで当該回動が規制され、一般入賞口12に連通された誘導孔511と球受部411が対向した状態となっている。
一方、球受部411に所定数の遊技球の荷重がかかると、リンク部材400が下方向に回動して、横長延在部410が下側板部530に当接することで当該回動が規制され、その後、回収路561側に向けて傾斜した球転動部412(横長延在部410)の上面を遊技球が転動していく。そして、遊技球が球転動部412からこぼれ落ちると、遊技球は回収路561により回収され、リンク部材400が回動軸512を中心として上方向に回動する。
リンク部材400は、上記の動作を球受部411で遊技球を受ける毎に繰り返すようになっている。
そして、上記のリンク部材400の回動の際に支持面部431が上下方向に移動することで、支持面部431により支持される左右両側の可動部材310、320が回動軸512を中心として上下方向に回動し、これにより、左右両側の可動部材310、320をステージ200上面から突出しない第1状態(図7参照)とステージ200上面から突出させた第2状態(図8参照)とに相互に変換可能となっている。
次に、左右両側の可動部材310、320について、図面を参照して詳細に説明する。
先ず、左側可動部材310について、図10を参照して説明する。
図10(a)は、左側可動部材310を手前側右斜め上方から視て示す斜視図であり、図10(b)は、左側可動部材310を奥側左斜め上方から視て示す斜視図である。
左側可動部材310は、図10(a)及び図10(b)に示すように、左端部に床部材210の軸受部217a及び前壁構成板部材220の軸受部221に配設された回動軸330が挿通される軸挿通部311が設けられ、軸挿通部311の右側に当該軸挿通部311に連続して可動部材本体部312が設けられている。
軸挿通部311は、前後方向に沿って筒状に形成され、回動軸330に外挿されることで当該回動軸330を中心として左側可動部材310が右側(第1始動入賞口13側)の端部を上下動させるように回動自在に支持される。
可動部材本体部312は、前後方向の幅が軸挿通部311の同方向の幅と略等しくなっているとともに、上下方向の厚さが軸挿通部311と反対側(ステージ200の中央側)になるにつれて次第に大きくなるようになっている。
また、可動部材本体部312の上面は、遊技球が転動する面を構成しており、下側に凸となるように緩やかに湾曲した傾斜面となっている。
上面の軸挿通部311と反対側の端部には、当該端部に連続して下向きに延在する左起立壁313が形成されている。
左起立壁313は、当該左側可動部材310の第2状態にて、ステージ200上面から突出して球誘導路218の左側に配置される。
即ち、可動部材配設部213の球誘導路218の左側には、当該球誘導路218に隣接するように可動部材本体部312の上面を上方に臨ませる左開口部213aが形成されている。そして、左側可動部材310は、第1状態にて、可動部材配設部213の左開口部213a以外の面と略面一となっており、第2状態に変換されることで、可動部材本体部312及び左起立壁313がステージ200上面から突出した状態となる。これにより、球誘導路218の左側に左起立壁313が配置された状態となり、第2状態に変換した右側可動部材320の右起立壁323(後述)と対向配置される。
また、可動部材本体部312の左起立壁313の下端部には、リンク部材400の支持面に当接する第1及び第2リンク接触部314、315が接続部を介して設けられている。
第1及び第2リンク接触部314、315は、略円柱状に形成され、前後方向に沿って2つ配設されている。これら2つのリンク接触部314、315は、略等しい外径を有し、且つ、前後方向に沿った同軸上に位置するように配設されている。
また、手前側の第1リンク接触部314は、奥側の第2リンク接触部315よりも長尺に形成されている。そして、第1リンク接触部314は、可動部材本体部312の前端部から第2リンク接触部315の前後方向の長さと略等しい長さの分後側にずらして配設され、第2リンク接触部315は、第1リンク接触部314との間に、第1リンク接触部314の前後方向の長さと略等しい間隔を空けて配設されている。
即ち、第1リンク接触部314の手前側には、右側可動部材320の第3リンク接触部324(後述)が配設されるとともに、第1リンク接触部314と第2リンク接触部315の間には、右側可動部材320の第4リンク接触部325(後述)が配設されるようになっている(詳細後述;図12及び図13参照)。
次に、右側可動部材320について、図11を参照して説明する。
図11(a)は、右側可動部材320を手前側右斜め上方から視て示す斜視図であり、図11(b)は、右側可動部材320を奥側左斜め上方から視て示す斜視図である。
右側可動部材320は、図11(a)及び図11(b)に示すように、右端部に床部材210の軸受部217a及び前壁構成板部材220の軸受部221に配設された回動軸330が挿通される軸挿通部321が設けられ、軸挿通部321の右側に当該軸挿通部321に連続して可動部材本体部322が設けられている。
軸挿通部321及び可動部材本体部322は、左側可動部材310の軸挿通部311及び可動部材本体部312と略等しい形状をなしている。
即ち、軸挿通部321は、前後方向に沿って筒状に形成され、回動軸330に外挿されることで当該回動軸330を中心として右側可動部材320が左側(第1始動入賞口13側)の端部を上下動させるように回動自在に支持される。
また、可動部材本体部322は、前後方向の幅が軸挿通部321の同方向の幅と略等しくなっているとともに、上下方向の厚さが軸挿通部321と反対側(ステージ200の中央側)になるにつれて次第に大きくなるようになっている。
また、可動部材本体部322の上面は、遊技球が転動する面を構成しており、下側に凸となるように緩やかに湾曲した傾斜面となっている。
上面の軸挿通部321と反対側の端部には、当該端部に連続して下向きに延在する右起立壁323が形成されている。
右起立壁323は、当該右側可動部材320の第2状態にて、ステージ200上面から突出して球誘導路218の右側に配置される。
即ち、可動部材配設部213の球誘導路218の右側には、当該球誘導路218に隣接するように可動部材本体部322の上面を上方に臨ませる右開口部213bが形成されている。そして、右側可動部材320は、第1状態にて、可動部材配設部213の右開口部213b以外の面と略面一となっており、第2状態に変換されることで、可動部材本体部322及び右起立壁323がステージ200上面から突出した状態となる。これにより、球誘導路218の右側に右起立壁323が配置された状態となり、第2状態に変換した左側可動部材310の左起立壁313と対向配置される。
従って、第2状態に変換した左右両側の可動部材310、320の対向する左起立壁313と右起立壁323の間隙の間には、球誘導路218が設けられているため、ステージ200上を転動する遊技球を球誘導路218を流下させて当該球誘導路218の下側の第1始動入賞口13に誘導することができる。
また、可動部材本体部322の右起立壁323の下端部には、リンク部材400の支持面に当接する第3及び第4リンク接触部324、325が接続部を介して設けられている。
第3及び第4リンク接触部324、325は、略円柱状に形成され、前後方向に沿って2つ配設されている。これら2つのリンク接触部324、325は、第1及び第2リンク接触部314、315と略等しい外径を有し、且つ、前後方向に沿った同軸上に位置するように配設されている。
また、第3リンク接触部324の前後方向の長さは、左側可動部材310の第2リンク接触部315の同方向の長さと略等しくなっている。また、奥側の第4リンク接触部325の前後方向の長さは、左側可動部材310の第1リンク接触部314の同方向の長さと略等しくなっている。そして、第4リンク接触部325は、可動部材本体部312の後端部から第3リンク接触部324の前後方向の長さと略等しい長さの分前側にずらして配設され、第3リンク接触部324は、第4リンク接触部325との間に、第4リンク接触部325の前後方向の長さと略等しい間隔を空けて配設されている。
即ち、第3リンク接触部324の奥側には、左側可動部材310の第2リンク接触部315が配設されるとともに、第3リンク接触部324と第4リンク接触部325の間には、左側可動部材310の第1リンク接触部314が配設されるようになっている(詳細後述;図12及び図13参照))。
次に、リンク部材400による左側可動部材310及び右側可動部材320の支持状態について、図12及び図13を参照して説明する。
図12(a)は、リンク部材400による左側可動部材310及び右側可動部材320の支持状態を説明するための裏面図であり、図12(b)は、第1状態の左側可動部材310及び右側可動部材320の係合部分を拡大して示す斜視図である。また、図13(a)は、リンク部材400による左側可動部材310及び右側可動部材320の支持状態を説明するための裏面図であり、図13(b)は、第2状態の左側可動部材310及び右側可動部材320の係合部分を拡大して示す斜視図である。
なお、図12(b)及び図13(b)にあっては、リンク部材400の図示を省略している。
図12(a)及び図12(b)に示すように、リンク部材400の支持面部431は、第1状態、即ち、リンク部材400の球受部411や球転動部412に遊技球の荷重がかかっていない状態では、左側可動部材310の第1及び第2リンク接触部314、315と右側可動部材320の第3及び第4リンク接触部324、325と一直線で接触して支持する。
即ち、図12(b)に示すように、左右両側の可動部材310、320は、第1状態では、左側可動部材310の第1及び第2リンク接触部314、315と右側可動部材320の第3及び第4リンク接触部324、325が互い違いに配置されるように係合した状態となっており、これら第1〜第4リンク接触部314、315、324、325は、略一直線状に沿って配置されている。
そして、当該第1状態にて、支持面部431は、第1〜第4リンク接触部314、315、324、325の外周面部の所定位置を当接させるようにして支持している。このとき、支持面部431と第1〜第4リンク接触部314、315、324、325の接触部位は、略一直線となっている。
一方、球受部411に所定数の遊技球の荷重がかかると、横長延在部410が下方向に、且つ、横短延在部430が上方向に回動していく。そして、図13(a)及び図13(b)に示すように、上方向に回動する支持面部431の上面に沿って第1〜第4リンク接触部314、315、324、325を摺動させながら左右両側の可動部材310、320が回動軸512を中心として上方向に回動して第2状態に変換する。
このとき、支持面部431は、左右方向に平行な平面と略平行に延在した状態となるため、支持面部431と第1及び第2リンク接触部314、315との接触部位は、所定の一直線状に配置されるとともに、支持面部431と第3及び第4リンク接触部324、325との接触部位は、所定の一直線状に配置される。つまり、支持面部431と第1〜第4リンク接触部314、315、324、325とは、左右方向に平行な平面(例えば、水平面)内の二直線で接触する。
従って、左側可動部材310の第1及び第2リンク接触部314、315と右側可動部材320の第3及び第4リンク接触部324、325の高さが略等しくなっており、左右両側の可動部材310、320が第2状態に変換することで、第1状態に対して略等しい高さだけ上側に移動した状態となる。
その後、回収路561側に向けて傾斜した球転動部412(横長延在部410)の上面を遊技球が転動していき、遊技球が球転動部412からこぼれ落ちると、遊技球は回収路561により回収され、横長延在部410が回動軸512を中心として上方向に回動する。
これにより、支持面部431は下方向に回動して、当該支持面部431により支持される左右両側の可動部材310、320が第2状態から第1状態へと変換する。
以上のような遊技機100は、前面に遊技領域1aが形成された遊技盤1と、遊技領域1aに設けられ、前面側が開口したセンターケース20と、遊技領域1aのセンターケース20の下方に配置され、遊技球が入賞する第1始動入賞口13とを備え、第1始動入賞口13への遊技球の入賞に基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与する遊技機100において、センターケース20の開口部の下部には、遊技球が転動可能なステージ200が備えられ、ステージ200は、上下動可能に構成されるとともに、当該ステージ200上面から突出しない第1状態と、ステージ200上面から突出した第2状態とに変換可能な可動部材310、320を備え、第1始動入賞口13より下方に設けられ、遊技球を受ける球受部411を有し、球受部411が受けた遊技球の荷重により可動部材310、320を第1状態と第2状態とに相互に変換可能なリンク部材400を備え、球受部411が遊技球を受けることによって、当該遊技球の荷重によりリンク部材400が可動部材310、320を第1状態から第2状態へと変換させ、ステージ200上面から突出した可動部材310、320によって、ステージ200上を転動する遊技球を第1始動入賞口13に誘導可能に構成されている。
従って、球受部411が受けた遊技球の荷重により可動部材310、320がステージ200上面から突出しない第1状態とステージ200上面から突出した第2状態とに相互に変換可能に構成されているので、可動部材310、320の動きに法則性がなくなり、これによって、ステージ200上の遊技球の動きにランダム性を持たせることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
また、球受部411が第1始動入賞口13より下方に設けられているので、第1始動入賞口13に入賞しなかった遊技球でも、ステージ200上の可動部材310、320を動作させることができるため、第1始動入賞口13より下方に存する遊技球にも存在価値を与えることができる。従って、盤面の遊技領域1a全体の遊技球に存在価値を見い出すことができることとなって、遊技の興趣を向上させることができる。
また、ステージ200は、左右両側のうちの少なくとも何れか一方の側部に設けられ、遊技球を導入する導入部211と、後部に設けられ、遊技球が転動する転動部212と、転動部212よりも前側に設けられ、可動部材310、320が突出可能に配設された可動部材配設部213と、を備え、導入部211から流入した遊技球が転動部212及び可動部材配設部213に流入可能に構成され、可動部材310、320は、第1始動入賞口13側の端部を上下動させるように回動自在に構成され、第2状態にて、導入部211から流入した遊技球が当該可動部材310、320上を転動可能に構成されている。
従って、可動部材310、320は、第1始動入賞口13側の端部を上下動させるように回動自在に構成され、ステージ200上面から突出した第2状態にて、導入部211から流入した遊技球が当該可動部材310、320上を転動可能に構成されているので、ステージ200上面から突出した可動部材310、320によって導入部211から流入して転動部212を転動する遊技球を第1始動入賞口13に誘導することができる。さらに、可動部材310、320の第1始動入賞口13側の端部が上方向に移動した状態で、当該可動部材310、320の上面の傾斜が遊技球の速度を減速する方向となって、球が第1始動入賞口13に誘導される確率を高くすることができるという優れた効果を得ることができる。
また、センターケース20に、遊技領域1aの左右両側のうちの何れか一方の側を流下する遊技球が流入するワープ入口23aと、ワープ入口23aに流入された遊技球をステージ200の導入部211に排出する排出口23cと、を備え、球受部411は、遊技領域1aの左右両側のうちの他方の側に配置されている。
従って、球受部411は、遊技領域1aの左右両側のうちの他方の側、即ち、センターケース20のワープ入口23aが配設されている側と反対側に配置されているので、センターケース20の一側のみにワープ入口23aが設けられている遊技機100において、他側に遊技球が転動してしまっても、当該遊技球によって可動部材310、320を可動させることができるため、遊技の興趣を欠くことがなくなる。
また、一側よりの打ち方でワープ入口23aに遊技球を流入させ、その後、排出口23cを介してステージ200上に排出される遊技球を第1始動入賞口13に入賞させる上で可動部材310、320を可動させるための球受部411が配設されている他側よりに遊技球を発射するという新しい遊技方法を提供することができる。
また、リンク部材400は、球受部411が受けた遊技球が転動する球転動部412を備え、球受部411が受けた遊技球の荷重により所定の軸を中心として所定方向に回動し、回動後に球転動部412を遊技球が転動するように構成され、可動部材310、320は、球受部411が受けた遊技球の荷重により第1状態から第2状態に変換し、球転動部412を転動する遊技球が落下してリンク部材400が所定方向と反対方向に回動すると、第2状態から第1状態に変換するように構成されている。
従って、可動部材310、320は、球受部411が受けた遊技球の荷重により第1状態から第2状態に変換した後、球転動部412を転動する遊技球が落下してリンク部材400が所定方向と反対方向に回動すると、第2状態から第1状態に変換するため、遊技球が球転動部412を転動する間、可動部材310、320が第2状態に変換された状態を維持することができ、可動部材310、320が遊技球を誘導する時間が長くなって、この結果として、遊技球が第1始動入賞口13に入賞する確率を高くすることができるという優れた効果を得ることができる。
また、可動部材310、320は、一対となって設けられ、第2状態に変換した各々の可動部材310、320の対向する側壁同士で形成された間隙により、ステージ200上を転動する遊技球を第1始動入賞口13に誘導可能に構成されている。
従って、可動部材310、320は一対となって設けられ、第2状態に変換した各々の可動部材310、320の対向する側壁同士で形成された間隙に遊技球が流入して、ステージ200上を転動する遊技球を第1始動入賞口13に誘導させ易くすることができる。
また、リンク部材400は、一対の可動部材310、320の各々のリンク接触部314、315、324、325と接触して当該可動部材310、320を支持する支持面部431を備え、支持面部431は、第1状態にてリンク接触部314、315、324、325と一直線で接触して支持するとともに、第2状態にてリンク接触部314、315、324、325と左右方向に平行な平面内の二直線で接触して支持するように構成されている。
従って、支持面部431は、第1状態にて一対の可動部材310、320の各々のリンク接触部314、315、324、325と一直線で接触して支持するとともに、第2状態にてリンク接触部314、315、324、325と左右方向に平行な平面内の二直線で接触して支持するので、より単純な機構で一対の可動部材310、320を上下動させて第2状態にて略対称に配置することができる。
また、第1始動入賞口13への遊技球の入賞に基づいて、識別情報を変動表示させる特別図柄表示器9を備え、当該特別図柄表示器9における識別情報が予め定められた表示態様となった場合に、遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能に構成されている。
従って、第1始動入賞口13への遊技球の入賞に基づいて、特別図柄表示器9にて変動表示する識別情報が予め定められた表示態様となった場合に、遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能に構成された遊技機100であっても、可動部材310、320の動きに法則性がなくなり、これによって、ステージ200上の遊技球の動きにランダム性を持たせることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
また、第1始動入賞口13に入賞しなかった遊技球でも、ステージ200上の可動部材310、320を動作させることができるため、第1始動入賞口13より下方に存する遊技球にも存在価値を与えることができる。従って、盤面の遊技領域1a全体の遊技球に存在価値を見い出すことができることとなって、遊技の興趣を向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、左右両側の可動部材310、320を設けるようにしたが、これに限られるものではなく、何れか一方の可動部材を設けるようにしても良い。
即ち、左右両側の可動部材のうち、ワープ入口側となる可動部材のみを上下動させるようにするだけで、第2状態の可動部材の上面の傾斜が遊技球の速度を減速する方向となって、球が入賞部に誘導される確率を高くすることができる。
また、左右両側の可動部材のうち、ワープ入口と反対側となる可動部材のみを上下動させるようにするだけで、第2状態の可動部材によって、導入部から流入して転動部を転動する遊技球を入賞部に誘導することができる。
また、上記実施形態では、導入口をなすワープ入口23aをセンターケース20の左側部に設けるようにしたが、これに限られるものではなく、センターケース20の右側部に設けるようにしても良い。即ち、遊技領域1aの右側を流下する遊技球がセンターケース20の右側部に配設されたワープ入口23aを介してセンターケース20内に流入するように構成しても良い。
さらに、上記実施形態では、リンク取付部材500の前後方向に延在する回動軸512とリンク部材400によって、左右両側の可動部材310、320を上下動させるリンク機構を構成するようにしたが、リンク機構の構造はこれに限られるものではなく、遊技球の荷重により可動部材を上下動可能な構成であれば如何なるものであっても良い。
また、球受部411を遊技盤1の裏面側に配設して、一般入賞口12に入賞した遊技球の荷重によりリンク部材400を回動させるようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、遊技盤1の前面に通過ゲートを設けて、その下側に球受部を配設するようにしても良い。
さらに、上記実施形態では、始動検出手段での遊技球の検出により発生する始動入力に基づき、変動表示装置で複数の図柄を所定時間変動表示した後に停止して結果態様を表示し、該結果態様が特別結果態様であった場合に、遊技者に所定の遊技価値を付与する特別遊技状態を発生するような、いわゆる第1種タイプのゲームを行う遊技機100を例示して説明したが、これに限られるものではなく、例えば、始動検出手段での遊技球の検出により発生する始動入力に基づき、変動入賞装置に設けられた可動部材を所定時間開状態に変換し、変動入賞装置の内部の入賞空間に受け入れた遊技球が、入賞空間内に設けた特別入賞口へ入賞することにより遊技者に所定の遊技価値を付与する特別遊技状態を発生するような、いわゆる第2種タイプ(羽根物タイプ)のゲームを行う遊技機100であっても良い。
なお、本発明の遊技機は、前記実施形態に示されるようなパチンコ遊技機100に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの遊技球を使用する全ての遊技機に適用可能である。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明を適用した一実施の形態の遊技機を示す正面図である。 図1の遊技機の制御系の一部を示すブロック図である。 図1の遊技機に備わるセンターケースを示す斜視図である。 図3のセンターケースから床部材を取り除いた状態を示す斜視図である。 図3のセンターケースを示す裏面図である。 図3のセンターケースに備わるステージを示す斜視図である。 図6のステージとリンク機構を説明するための図である。 図6のステージとリンク機構を説明するための図である。 図7のリンク機構を構成するリンク部材を説明するための斜視図である。 図6のステージを構成する左側可動部材を説明するための斜視図である。 図6のステージを構成する右側可動部材を説明するための斜視図である。 図9のリンク部材による図10の左側可動部材と図11の右側可動部材の支持状態を説明するための斜視図である。 図9のリンク部材による図10の左側可動部材と図11の右側可動部材の支持状態を説明するための斜視図である。
符号の説明
100 遊技機
30 遊技制御装置
20 センターケース
13 第1始動入賞口(入賞部)
200 ステージ
23a ワープ入口(導入口)
23c 排出口
211 導入部
212 転動部
213 可動部材配設部
310 左側可動部材
313 左起立壁
314、315 リンク接触部
320 右側可動部材
323 右起立壁
324、325 リンク接触部
400 リンク部材(リンク機構)
411 球受部
412 球転動部
431 支持面部

Claims (7)

  1. 前面に遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技領域に設けられ、前面側が開口したセンターケースと、前記遊技領域の前記センターケースの下方に配置され、遊技球が入賞する入賞部と、を備え、前記入賞部への遊技球の入賞に基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与する遊技機において、
    前記センターケースの開口部の下部には、遊技球が転動可能なステージが備えられ、
    前記ステージは、
    上下動可能に構成されるとともに、当該ステージ上面から突出しない第1状態と、前記ステージ上面から突出した第2状態とに変換可能な可動部材を備え、
    前記入賞部より下方に設けられ、遊技球を受ける球受部を有し、前記球受部が受けた遊技球の荷重により前記可動部材を前記第1状態と前記第2状態とに相互に変換可能なリンク機構を備え、
    前記球受部が遊技球を受けることによって、当該遊技球の荷重により前記リンク機構が前記可動部材を前記第1状態から前記第2状態へと変換させ、前記ステージ上面から突出した可動部材によって、前記ステージ上を転動する遊技球を前記入賞部に誘導可能に構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記ステージは、
    左右両側のうちの少なくとも何れか一方の側部に設けられ、遊技球を導入する導入部と、後部に設けられ、遊技球が転動する転動部と、前記転動部よりも前側に設けられ、前記可動部材が突出可能に配設された可動部材配設部と、を備え、前記導入部から流入した遊技球が前記転動部及び前記可動部材配設部に流入可能に構成され、
    前記可動部材は、前記入賞部側の端部を上下動させるように回動自在に構成され、前記第2状態にて、前記導入部から流入した遊技球が当該可動部材上を転動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記センターケースに、前記遊技領域の左右両側のうちの何れか一方の側を流下する遊技球が流入する導入口と、前記導入口に流入された遊技球を前記ステージの前記導入部に排出する排出口と、を備え、
    前記球受部は、前記遊技領域の左右両側のうちの他方の側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記リンク機構は、
    前記球受部が受けた遊技球が転動する球転動部を備え、前記球受部が受けた遊技球の荷重により所定の軸を中心として所定方向に回動し、回動後に前記球転動部を遊技球が転動するように構成され、
    前記可動部材は、前記球受部が受けた遊技球の荷重により前記第1状態から前記第2状態に変換し、前記球転動部を転動する遊技球が落下して前記リンク機構が前記所定方向と反対方向に回動すると、前記第2状態から前記第1状態に変換することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
  5. 前記可動部材は、一対となって設けられ、前記第2状態に変換した各々の可動部材の対向する側壁同士で形成された間隙により、前記ステージ上を転動する遊技球を前記入賞部に誘導可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
  6. 前記リンク機構は、
    前記一対の可動部材の各々のリンク接触部と接触して当該可動部材を支持する支持部を備え、
    前記支持部は、前記第1状態にて前記リンク接触部と一直線で接触して支持するとともに、前記第2状態にて前記リンク接触部と左右方向に平行な平面内の二直線で接触して支持することを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記入賞部への遊技球の入賞に基づいて、識別情報を変動表示させる変動表示器を備え、当該変動表示器における識別情報が予め定められた表示態様となった場合に、遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の遊技機。
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