JP2009260039A - ステージ装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】貼り合わせられる他の基板に対して搭載する基板の高い平行度を出すことが可能なステージ装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】ステージ装置34は、下基板Wdを保持するためのウェハテーブル36と、ウェハテーブル36を搭載するチルトテーブル38と、チルトテーブル38とウェハテーブル36との間に設けられ、ウェハテーブル36を介して入力される荷重を検出する第1から第3ロードセル40,42,44と、チルトテーブル38を支持する支持テーブル45と、を備える。第1から第3ロードセル40,42,44の検出値LC1,LC2,LC3が等しくなるように、支持テーブル45上で第1及び第2駆動機構46,48によりチルトテーブル38を傾斜させる。これにより、チルトを調整して基板の高い平行度を出すことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、チルトテーブルの傾斜を調整して、搭載された基板を他の基板に貼り合わせるためのステージ装置及びその制御方法に関する。
半導体基板などの基板同士の貼り合わせにおいて、ステージ装置が用いられる。このステージ装置は、一般的に、水平面内におけるXY方向の位置決めを行うXYステージ上に搭載され、XYステージによりXY方向について基板の位置決めがなされた後で、回転(θ)方向及び鉛直(Z)方向の位置決めを行うと共に、チルトの調整を行うものである。
ここで、基板同士を貼り合せる際には、貼り合わせ不良や破損を防ぐため、基板の高い平行度が要求される。従来、このような基板の平行度を出す技術として、例えば特許文献1に開示されたものがある(なお、この特許文献1に開示の技術は、基板同士の貼り合わせに関するものではなく、半導体チップとTABテープとのボンディングに関するものである)。このステージ装置では、レーザ変位計やダイヤルゲージなどにより計測用部材33を介してボンディングツール下面の傾斜を計測し、この計測値に基づいてチルトテーブル(プレート16)の傾斜を調整することで、チップ搭載ステージ20をボンディングツールの下面の平行度に倣い合わせている。
特開平9−64094号公報
しかしながら、上記した従来の技術を基板の貼り合わせに利用したのでは、ある程度の平行度まで倣い合わせることはできるものの、達成できる平行度に限界があるため、残った微小な傾きにより過度な反力が作用して基板を破損させたり、貼り合わせ不良が生じたりするおそれがあった。
本発明は、上記した事情に鑑みて為されたものであり、貼り合わせられる他の基板に対して搭載する基板の高い平行度を出すことが可能なステージ装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係るステージ装置は、基板を保持するための保持面を有する基板保持テーブルと、基板保持テーブルの保持面と反対側に位置する面上の異なる三点であって三角形の頂点を構成する三点にそれぞれ対向するように配置され、基板保持テーブルに保持された基板が貼り合わせられる他の基板と当接することにより基板保持テーブルを介して入力される荷重を検出する第1の荷重センサ、第2の荷重センサ及び第3の荷重センサと、第1から第3の各荷重センサの検出値に基づいて、基板保持テーブルを傾動させるための傾動機構と、を備えることを特徴とする。
このステージ装置では、基板保持テーブルを介して入力される荷重を検出する第1から第3の荷重センサを備えているため、貼り合わせられる他の基板に対する基板の微小な傾きを、第1から第3の荷重センサの検出値のバラツキとして検出することが可能となり、この検出値に基づいて傾動機構を駆動して基板保持テーブルの傾斜を調整することで、基板の高い平行度を出すことが可能となる。
ステージ装置は、傾動機構を駆動制御する制御装置を更に備え、制御装置は、第1から第3の各荷重センサの検出値がそれぞれ同一の範囲内に収まるように、傾動機構を駆動すると好ましい。このようにすれば、制御装置により自動で傾斜調整することができる。
傾動機構は、基板保持テーブルの平面視において互いに交差する二つの軸のうち一方の軸の周りに基板保持テーブルを傾動させるための第1駆動機構と、他方の軸の周りに基板保持テーブルを傾動させるための第2駆動機構とを有すると好ましい。このようにすれば、傾斜の調整が容易になる。
二つの軸は、基板保持テーブルの平面視における保持中心である原点を通り且つ互いに直交しており、第1の荷重センサ及び第2の荷重センサは、それぞれ他方の軸と平行なライン上に一方の軸を挟んで配置され、第3の荷重センサは、他方の軸を挟んで第1の荷重センサ及び第2の荷重センサが配置された側と反対側で一方の軸上に配置されていると好ましい。このようにすれば、傾斜調整のための第1及び第2駆動機構の制御が容易になる。
制御装置は、第1及び第2の各荷重センサの検出値に基づいて、これらが同一の範囲内に収まるように第1駆動機構を駆動すると共に、第1及び第2の荷重センサの検出値の平均値と第3の荷重センサの検出値とがそれぞれ同一の範囲内に収まるように第2駆動機構を駆動すると好ましい。このようにすれば、傾斜の調整が容易になる。
ステージ装置は、基板保持テーブルを上下動させるZ駆動機構を更に備え、制御装置は、第1及び第2駆動機構を駆動して基板保持テーブルの傾斜姿勢を調整した後に、第1から第3の各荷重センサの検出値がそれぞれ目標値の同一の範囲内に収まるように、Z駆動機構を駆動すると好ましい。このようにすれば、基板の平行度を出した後で、所望の貼り合わせ力で基板同士を貼り合わせることができ、貼り合わせ不良や破損をより一層低減することができる。
ステージ装置は、基板保持テーブルを搭載する搭載面を有するチルトテーブルを更に備え、第1から第3の各荷重センサは、それぞれチルトテーブルの搭載面と基板保持テーブルとの間に設けられていると好ましい。このようにすれば、チルトテーブルを介して基板保持テーブルを傾動させることができる。また、第1から第3の各荷重センサを、それぞれチルトテーブルの搭載面と基板保持テーブルとの間に安定して保持することができる。また、荷重センサを基板保持テーブルに近い位置に配置することができるため、基板に作用する荷重をより正確に測定することができる。
基板保持テーブルとチルトテーブルとは、鉛直方向に弾性を有する回転規制用板バネによって連結されていると好ましい。このようにすれば、基板保持テーブルを介して入力される荷重を検出可能としつつ、チルトテーブルに対する基板保持テーブルのθz方向回転(XY面内回転)を規制することができる。
本発明に係るステージ装置の制御方法は、基板を保持する保持面を有する基板保持テーブルを備えたステージ装置の制御方法である。この方法は、基板保持テーブルの保持面に保持された基板に作用する荷重を、基板保持テーブルの保持面と反対側に位置する面上の異なる三点であって三角形の頂点を構成する三点にそれぞれ対向するように基板保持テーブルの下方に配置された第1から第3の荷重センサにより検出する荷重検出工程と、第1から第3の荷重センサの検出値がそれぞれ同一の範囲内に収まるように、基板保持テーブルの姿勢を調整する姿勢調整工程と、を含むことを特徴とする。
このステージ装置の制御方法では、基板保持テーブルに保持された基板と貼り合わせられる他の基板とが当接することにより入力される荷重を第1から第3の荷重センサにより検出する荷重検出工程を備えているため、貼り合わせられる他の基板に対する基板の微小な傾きを、第1から第3の荷重センサの検出値のバラツキとして検出することが可能となり、この検出値に基づいて第1から第3の荷重センサの検出値がそれぞれ同一の範囲内に収まるように基板保持テーブルの傾斜を調整することで、基板の高い平行度を出すことが可能となる。
本発明によれば、貼り合わせられる他の基板に対して搭載する基板の高い平行度を出すことが可能なステージ装置及びその制御方法を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係るステージ装置を備えた基板組立装置の構成を模式的に示す概略図である。図1に示すように、基板組立装置1は、除振器12、定盤14、ボディー16、上部ステージ20、下部ステージ30、及び制御装置90を備えている。
除振器12は、基板組立装置1へ伝わる振動を取り除く。この除振器12の上に、定盤14が設けられている。ボディー16は、側壁部と上壁部とを有し、定盤14上で密閉空間を形成する。
上部ステージ20は、ボディー16の上壁部の内面に搭載されている。上部ステージ20は、XYステージ22とウェハテーブル24とを有している。ウェハテーブル24は、貼り合せの対象である上部基板Wuを、静電吸着や真空吸着により保持する。XYステージ22は、水平面内でウェハテーブル24に保持された上部基板WuのXY方向の位置決めを行う
下部ステージ30は、定盤14上に搭載されている。下部ステージ30は、XYステージ32と本実施形態に係るステージ装置34とを有している。ステージ装置34は、ウェハテーブル36、チルトテーブル38、第1から第3ロードセル(第1から第3の荷重センサ)40,42,44、支持テーブル45、第1及び第2駆動機構(傾動機構)46,48、θ駆動機構50、及びZ駆動機構52を備えている。
このステージ装置34は、チルトテーブル38を第1及び第2駆動機構46,48で駆動し、支持テーブル45をθ駆動機構50で駆動することによって、載置面38a(すなわち、載置面38a上に搭載されたウェハテーブル36に保持される下部基板Wd)の傾斜角度調整及び回動角度調整が行われる。また、エアシリンダであるZ駆動機構52によって、高さ位置の調整も行われる。なお、図3に示すように、水平面内で互いに90度をなすようにX軸及びY軸を設定し、鉛直方向にZ軸を定めて3次元直交座標系を設定し、以下必要な場合にXYZ座標系を用いて説明する。
ウェハテーブル36は、図1及び図2に示すように、貼り合せの対象である下部基板Wdを保持する。このウェハテーブル36は、静電力によりウェハを吸着する静電チャックESCと、静電チャックESCを真空吸着する真空チャックVACとを有している。
チルトテーブル38は、図3から図5に示すように、円板状のテーブルであり、ウェハテーブル36を載置するための平面状の載置面38aを上面側に有し、凸球面状の軸受面38bを下面側に有する。この軸受面38bの鉛直方向の中心軸線Lはチルトテーブルの中心軸線と一致する。
チルトテーブルの側面38cには、中心軸線Lから見てX軸方向の位置に、断面L字型の作動部60が設けられる。図3に示すように、作動部60は、支持テーブル45よりも低い位置でX軸方向に突出する第1の作動片60cと、第1の作動片60cの中心軸線L側の端部と側面38cとを連結させるための鉛直方向に延びる連結部60dとを有している。また、側面38cには、中心軸線Lから見てY軸方向の位置に、断面L字型の作動部62が設けられている。作動部62は、支持テーブル45よりも低い位置でY軸方向に突出する第2の作動片62cと、第2の作動片62cの中心軸線L側の端部と側面38cとを連結させるための鉛直方向に延びる連結部62dとを有している。なお、第1の及び第2の作動片60c,62cはXY平面上に広がる矩形板とされている。
矩形状の支持テーブル45は、エアシリンダであるZ駆動機構52に設けられたロッド53の上端に形成されている。図5に示すように、支持テーブル45の上面の略中央部には、チルトテーブル38の軸受面38bを支持するために凹球面状とされた軸受面45bが形成されている。
また、支持テーブル44には、軸受面45bを形成するように多孔部45cが埋設され、軸受面45bには多数の微小な孔が形成されている。この多孔部45cからは、パイプP45が導出されて外部の空気圧源(図示せず)と接続されている。空気圧源は、多孔部45cへ圧縮空気を供給し、その圧縮空気が軸受面45bの多数の孔から軸受面38bに対して吹きつけられる。これによって、軸受面38bと軸受面45bの間に空気膜が形成され、軸受面38bは、軸受面45bから抵抗を受けることなく非接触状態で支持されることとなる。
支持テーブルの側面45dには、図3に示すように、中心軸線Lから見てY軸の反対方向の位置に、断面L字型の作動部64が設けられる。作動部64は、Y軸の負の方向へ突出する連結部64dと、連結部64dの自由端部から下方へ突出する第3の作動片64cを有している。なお、第3の作動片64cは、YZ平面上に広がる矩形板とされている。
第1駆動機構(傾動機構)46は、第1の作動片60cの上方に配置された支持片66a及び下方に配置された支持片66bとを有する支持部材66と、支持片66aと第1の作動片60cとの間に延在するベローズアクチュエータ68と、支持片66bと第1の作動片60cとの間に延在するベローズアクチュエータ70とからなる。そして、第1の作動片60cは、ベローズアクチュエータ68の先端とベローズアクチュエータ70の先端とで挟み込まれる。また、支持部材66は、支持片66a,66bを連結させる矩形板状の連結部66cを有しており、連結部66cの支持テーブル45側の側面は、支持テーブル45に固定されている。
ベローズアクチュエータ68は、図6に示すように、鉛直方向に伸縮可能なベローズ68aと、ベローズ68aの下端側の開口部を封止する円板状の作動板68bとを備える。ベローズ68aの上端側の開口部は支持片66aに固定されることにより封止される。これによって、ベローズアクチュエータ68の内部空間68cは、ベローズ68aと、支持片66aと作動板68bとによって密閉され、その気密性は保たれている。
作動板68bの中央部には、上方へ延びるシャフト68dが形成され、このシャフト68dは、支持片66aに設けられたボス66cのガイド穴に挿入されることによって鉛直方向に移動可能とされている。また、作動板68bの中央部には、第1の作動片60cへ向かって突出する半球面状の押圧部68eが形成され、この押圧部68eは、第1の作動片60cの上面60aと当接することによってベローズアクチュエータ68の鉛直方向の駆動に伴い発生する力を第1の作動片60cに伝達することができる。
ベローズアクチュエータ68の内部空間68cからは、配管P68が導出され、外部に設けられたサーボ弁68fと接続されている。そして、サーボ弁68fを制御することで、内部空間68c内の空気を供給及び排出することができ、内部空間68cの気圧の変化に伴って、作動板68bの鉛直方向の移動量を任意に制御することができる。
ベローズアクチュエータ70も、上述のベローズアクチュエータ68と同様の構成を有し、サーボ弁70fを制御することで作動板70bの鉛直方向の移動量を任意に制御することができる。また、押圧部70eは、第1の作動片60cの下面60bと当接することによって、ベローズアクチュエータ70の鉛直方向の駆動に伴い発生する力を第1の作動片60cに伝達することができる。なお、ベローズアクチュエータ70は、ベローズ70a、内部空間70c、シャフト70d、を備え、内部空間70cとサーボ弁70fとは配管P70で連結されている。
第2駆動機構(傾動機構)48は、図4に示すように、第2の作動片62cの上方に配置された支持片72a及び下方に配置された支持片72bを有する断面コ字型の支持部材72と、支持片72aと第2の作動片62cとの間に延在するベローズアクチュエータ74と、支持片72bと第2の作動片62cとの間に延在するベローズアクチュエータ76とからなる。そして、第2の作動片62cは、ベローズアクチュエータ74の先端とベローズアクチュエータ76の先端とで挟み込まれる。また、支持部材72は、支持片72aと支持片72bとを連結させる矩形板状の連結部72c有し、連結部72cの支持テーブル45側の側面は、支持テーブル45に固定されている。なお、ベローズアクチュエータ74,76は、ベローズアクチュエータ68と同様の構成を有している。
θ駆動機構50は、図3に示すように、第3の作動片64cを間に挟むようにX軸方向に離間して配置された支持片56a及び支持片56bを有する断面コ字型の支持部材56と、支持片56aと第3の作動片64cとの間に延在するベローズアクチュエータ78と、支持片56bと第3の作動片64cとの間に延在するベローズアクチュエータ80とからなる。そして、第3の作動片64cは、ベローズアクチュエータ78の先端とベローズアクチュエータ80の先端とで挟み込まれている。また、支持部材56は、支持片56aと支持片56bとを連結する矩形板状の連結部56cを有し、連結部56cは、ベースプレート82の上面82aに固定されている。なお、ベローズアクチュエータ78,80の構成は、ベローズアクチュエータ68と同様の構成を有している。
エアシリンダであるZ駆動機構52のロッド53は、図5に示すように、下端に円筒体52aの内周と略同一の径を有する円板状のピストン53aを有する。円筒体52aの内部空間において、ピストン53aよりも上側の内部空間52b及び下側の内部空間52cからは、それぞれパイプP84,P86が導出されている。
第1から第3ロードセル(第1から第3の荷重センサ)40,42,44は、上記したチルトテーブル38の載置面38aとウェハテーブル36との間において、異なる三点であって三角形の頂点を構成する三点にそれぞれ対向するように配置されており、ウェハテーブル36を介して入力される荷重を検出する。このとき、平面視において、この三角形の内部にウェハテーブル36の重心が位置するような配置とされている。本実施形態では、図7に示すように、上記したXYZ座標系の原点Oをチルトテーブル38の平面視における中心(基板の保持中心)に設定した場合において、X軸と平行なライン上にY軸を挟んでそれぞれ第1及び第2ロードセル40,42が配置されている。また、X軸を挟んで第1及び第2ロードセル40,42と反対のY軸上に第3ロードセル44が配置されている。ここでは、第1から第3ロードセル40,42,44は、原点Oを中心とした120度の等角度間隔の位置に配置されている。
そして、前述した第1駆動機構46は、X軸上に配置されてY軸周りのチルトを調整する。また、第2駆動機構48は、Y軸上に配置されてX軸周りのチルトを調整する。
図2に示すように、ウェハテーブル36とチルトテーブル38とは、鉛直方向に弾性を有するL字状の回転規制用板バネ39によって連結されている。回転規制用板バネ39は、中心軸線L周りに互いに直角をなして4箇所に配置されており、板バネ39の一端は、チルトテーブル38にネジ止めされ、他端はウェハテーブル36にネジ止めされている。回転規制用板バネ39によって、ウェハテーブル36がチルトテーブル38に対して中心軸線L周りに回転してしまうこととXY面内でチルトテーブル38に対してウェハテーブル36がXY並進方向にずれることを防止することができる。
なお、図3から図5では、チルトテーブル38より上部の構成の図示を省略しているが、かかる構成のステージ装置34が、ベースプレート82を介してXYステージ32に搭載されている。
制御装置90は、ステージ装置34の制御も含めて、基板組立装置1の制御を行う。この制御装置90による制御の詳細は、後述する。
次に、基板組立装置1による基板の貼り合わせについて説明する。
まず、上部ステージ20のウェハテーブル24に貼り合せの対象である上部基板Wuを保持し、XYステージ22により上部基板WuのXY方向の位置決めを行う。次に、下部ステージ30のウェハテーブル36に貼り合せの対象である下部基板Wdを保持し、XYステージ32により下部基板WdのXY方向の位置決めを行う。次に、θ駆動機構50により支持テーブル45を駆動し、中心軸線L(Z軸)周りの下部基板Wdの回転位置の位置決めを行う。これらの位置決めは、レーザ干渉計や顕微鏡など、図示しない光学系からの検出信号に基づいて、制御装置90により自動制御される。
この状態から、貼り合わせに移る。この場合のステージ装置34の制御方法について、図8及び図9のフローチャートを参照して説明する。
まず、第1から第3ロードセル40,42,44の現在の検出値で、ゼロリセットする(ステップS1)。次に、Z駆動機構52により、支持テーブル45を上昇させる(ステップS2)。支持テーブル45の上昇により、ウェハテーブル36に保持された下部基板Wdが上部基板Wuに当接すると、反力が生じて第1から第3ロードセル40,42,44に荷重が入力される。この第1から第3ロードセル40,42,44による検出値LC1,LC2,LC3は、制御装置90に送られる。制御装置90は、第1から第3ロードセル40,42,44による検出値LC1,LC2,LC3のいずれかがゼロより大きいか否か判定し(ステップS3)、いずれも未だゼロであれば、ステップS2に戻ってZ駆動機構52により支持テーブル45を更に上昇させる。
一方、ステップS3において第1から第3ロードセル40,42,44による検出値LC1,LC2,LC3のいずれかがゼロより大きいと判定されると、制御装置90は、第1から第3ロードセル40,42,44による検出値LC1,LC2,LC3がいずれも上限値A(>0)を下回るか否か判定する(ステップS4)。
そして、ステップS3において第1から第3ロードセル40,42,44による検出値LC1,LC2,LC3のいずれかが上限値A以上であると判定されると、Z駆動機構52によって支持テーブル45を下降させ(ステップS5)、ステップS3に戻る。一方、ステップS3において第1から第3ロードセル40,42,44による検出値LC1,LC2,LC3がいずれも上限値Aを下回ると判定されると、ステップS6に進む。
ステップS6においては、制御装置90は、第1ロードセル40による検出値LC1が、第2ロードセル42による検出値LC2より大きいか否か判定する。ステップS6における判定がYESの場合は、上部基板Wuを基準として、Y軸周りの時計周り方向に下部基板Wdが傾斜しているとして、第1の作動片60cを押し上げる方向に第1駆動機構46を駆動する(ステップS7:Aθx上昇)。一方、ステップS6における判定がNOの場合は、上部基板Wuを基準として、Y軸周りの反時計周り方向に下部基板Wdが傾斜しているとして、第1の作動片60cを押し下げる方向に第1駆動機構46を駆動する(ステップS8:Aθx下降)。
このように、ステップS7又はステップS8において第1駆動機構46を駆動したら、再度、制御装置90は、第1から第3ロードセル40,42,44による検出値LC1,LC2,LC3がいずれも上限値A(>0)を下回るか否か判定する(ステップS9)。そして、ステップS9において第1から第3ロードセル40,42,44による検出値LC1,LC2,LC3のいずれかが上限値A以上であると判定されると、ステップS5に戻ってZ駆動機構52によって支持テーブル45を下降させ、ステップS3に戻る。一方、ステップS9において第1から第3ロードセル40,42,44による検出値LC1,LC2,LC3がいずれも上限値Aを下回ると判定されると、ステップS10に進む。
ステップS10では、制御装置90は、第1ロードセル40による検出値LC1が、第2ロードセル42による検出値LC2と等しいか否か判定する。なお、ステップS10における「等しい」か否かの判定は、完全同一だけではなく、荷重整定範囲(E>0)を設定し、誤差範囲(±E)内にある実質的に等しい場合も含むものである。ステップS10の判定がNOの場合は、ステップS6に戻り、再度Y軸周りの傾斜を調整する。一方、ステップS10の判定がYESの場合は、ステップS11に進み、X軸周りの傾斜の調整に移る。
ステップS11では、第3ロードセル44の検出値LC3が、第1及び第2ロードセル40,42の検出値LC1,LC2の平均値よりも大きいか否か判定する。ステップS11における判定がYESの場合は、上部基板Wuを基準として、X軸周りの時計周り方向に下部基板Wdが傾斜しているとして、第2の作動片62cを押し下げる方向に第2駆動機構48を駆動する(ステップS12::Aθy下降)。一方、ステップS11における判定がNOの場合は、上部基板Wuを基準として、X軸周りの反時計周り方向に下部基板Wdが傾斜しているとして、第2の作動片62cを押し上げる方向に第2駆動機構48を駆動する(ステップS13:Aθy上昇)。
このように、ステップS12又はステップS13において第2駆動機構48を駆動したら、再度、制御装置90は、第1から第3ロードセル40,42,44による検出値LC1,LC2,LC3がいずれも上限値A(>0)を下回るか否か判定する(ステップS14)。そして、ステップS14において第1から第3ロードセル40,42,44による検出値LC1,LC2,LC3のいずれかが上限値A以上であると判定されると、ステップS5に戻ってZ駆動機構52によって支持テーブル45を下降させ、ステップS3に戻る。一方、ステップS14において第1から第3ロードセル40,42,44による検出値LC1,LC2,LC3がいずれも上限値Aを下回ると判定されると、ステップS15に進む。
ステップS15では、制御装置90は、第1及び第2ロードセル40,42による検出値L1,L2の平均値が、第3ロードセル44による検出値L3と等しいか否か判定する。なお、ステップS15における「等しい」か否かの判定は、完全同一だけではなく、荷重整定範囲(E>0)を設定し、誤差範囲(±E)内にある実質的に等しい場合も含むものである。ステップS15の判定がNOの場合は、ステップS11に戻り、再度X軸周りの傾斜を調整する。一方、ステップS15の判定がYESの場合は、第1から第3ロードセル40,42,44の検出値LC1,LC2,LC3が等しく、チルトが調整されて基板Wu,Wdの平行度が極めて高くなったものとして、ステップS16に進み、貼り合わせ荷重の調整に移る。
なお、第1及び第2ロードセル40,42による検出値L1,L2の平均値が、第3ロードセル44による検出値L3と等しいか否かの判定は、第1及び第2ロードセル40,42による検出値L1,L2が等しい状態では、第1ロードセル40による検出値L1と第3ロードセル44による検出値L3とが等しいか否か、或いは第2ロードセル42による検出値L2と第3ロードセル44による検出値L3とが等しいか否かを判定しているのと同義であり、これにより判定するようにしてもよい。
ステップS16では、制御装置90は、第1から第3ロードセル40,42,44による検出値LC1,LC2,LC3がいずれも貼り合せの目標荷重B(>0)を下回るか否か判定する。そして、ステップS16において第1から第3ロードセル40,42,44による検出値LC1,LC2,LC3のいずれも貼り合せの目標荷重Bを下回ると判定されると、Z駆動機構52によって支持テーブル45を上昇させる(ステップS17)。一方、ステップS16において第1から第3ロードセル40,42,44による検出値LC1,LC2,LC3のいずれかが貼り合せの目標荷重B以上であると判定されると、Z駆動機構52によって支持テーブル45を下降させる(ステップS18)。
そして、第1から第3ロードセル40,42,44による検出値L1,L2,L3のいずれも貼り合せの目標荷重Bと等しいか否か判定する(ステップS19)。なお、ステップS19における「等しい」か否かの判定は、完全同一だけではなく、荷重整定範囲(E>0)を設定し、誤差範囲(±E)内にある実質的に等しい場合も含むものである。
ステップS19における判定がNOの場合は、目標荷重Bが付与されていないとして、ステップS16に戻る。一方、ステップS19における判定がYESの場合は、目標荷重Bが付与されているとして、この貼り合わせ荷重で基板Wu,Wd同士の貼り合わせを行い、基板の組立を完了する。
以上詳述したように、本実施形態のステージ装置34では、ウェハテーブル36を介して入力される荷重を検出する第1から第3ロードセル40,42,44を備えているため、貼り合わせられる上部基板Wuに対する下部基板Wdの微小な傾きを、第1から第3ロードセル40,42,44の検出値LC1,LC2,LC3のバラツキとして検出することが可能となり、この検出値LC1,LC2,LC3に基づいて第1及び第2駆動機構46,48を駆動し、検出値LC1,LC2,LC3が等しくなるようにチルトステージ38のチルトを調整することで、基板Wdの高い平行度を出すことが可能となる。
また、チルトテーブル38の平面視において中心を原点OとしXY座標系を設定した場合において、第1駆動機構46は、X軸上に配置されてY軸周りのチルトを調整し、第2駆動機構48は、Y軸上に配置されてX軸周りのチルトを調整するため、それぞれの軸周りのチルト調整が分担され、チルトの調整が容易になる。
また、X軸と平行なライン上にY軸を挟んでそれぞれ第1及び第2ロードセル40,42が配置され、X軸を挟んで第1及び第2ロードセル40,42と反対のY軸上に第3ロードセル44が配置されているため、ロードセルからの検出値に基づく演算が容易になり、チルト調整のための第1及び第2駆動機構46,48の制御が容易になる。
特に、制御装置90は、Z駆動機構52を駆動して支持テーブル45を上昇させ、ウェハテーブル36に保持された下部基板Wdが貼り合わせられる上部基板Wuと当接することにより生じる反力を第1から第3ロードセル40,42,44により検出し、第1及び第2ロードセル40,42の検出値LC1,LC2が等しくなるように第1駆動機構46を駆動すると共に、第1及び第2ロードセル40,42の検出値LC1,LC2の平均値と第3ロードセル44の検出値LC3とが等しくなるように第2駆動機構48を駆動するため、制御装置90により自動で容易にチルト調整することができる。
また、制御装置90は、第1及び第2駆動機構46,48を駆動してチルトを調整した後に、第1から第3ロードセル40,42,44の検出値LC1,LC2,LC3が目標荷重Bになるように、Z駆動機構52を駆動するため、基板Wu,Wdの平行度を出した後で、所望の貼り合わせ力で基板同士を貼り合わせることができ、貼り合わせ不良や破損をより一層低減することができる。
また、ウェハテーブル36とチルトテーブル38とは、鉛直方向に弾性を有する回転規制用板バネ39によって連結されているため、ウェハテーブル36を介して入力される荷重を検出可能としつつ、チルトテーブル38に対するウェハテーブル36の回転を規制することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されることなく、種々の変形が可能である。例えば、第1から第3ロードセル40,42,44は、図7に示すように、120度の角度間隔で配置されている必要は無く、平面視においてXY座標の原点Oがこれら三つのロードセルを結ぶ三角形内に含まれる配置であれば、他の配置であってもよい。また、第2駆動機構48は、X軸上に位置しなければ、Y軸上に限らず他の位置に存在していてもよい。ただし、これらの場合は、チルト調整のための第1及び第2駆動機構46,48の駆動量の演算量が増加するため、上記した実施形態の配置が好ましい。
また、上記実施形態では、第1及び第2ロードセル40,42の検出値LC1,LC2を用いてY軸周りのチルトを調整してから、更に第3ロードセル44の検出値LC3を加味してX軸周りのチルトを調整していたが、同時にX軸及びY軸周りのチルトを調整してもよい。
また、上記実施形態では、下部基板Wdを上昇させて上部基板Wuに当接させていたが、上部ステージ20にZ駆動機構を設けて上部基板Wuを下降させて下部基板Wdに当接させるようにしてもよいし、下部ステージ30と上部ステージ20の双方にZ駆動機構を設けて上部基板Wuと下部基板Wdとを当接させるようにしてもよい。この場合でも、第1から第3ロードセル40,42,44を利用した高度なチルト調整が可能である。
また、上記実施形態では、第1乃至第3ロードセルは、下部ステージ30側においてチルトテーブル38の載置面38aとウェハテーブル36との間に設けられていたが、下部ステージ30側でなく上部ステージ20側に第1乃至第3ロードセルを設けてもよいし、下部ステージ30側と上部ステージ20側の双方に第1乃至第3ロードセルを設けてもよい。
また、上部ステージ20側の構成を下部ステージ30側の構成と同様にし、上部ステージ20のウェハテーブル24を傾動させるようにしてもよいし、上部ステージ20のウェハテーブル24と下部ステージ30のウェハテーブル36の双方を傾動させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、半導体基板の貼り合わせについて説明したが、ガラス基板など他の基板同士の貼り合わせにも本発明は適用可能である。
実施形態に係るステージ装置を備えた基板組立装置の構成を模式的に示す概略図である。 ウェハテーブルとチルトテーブルとの間の構成を示す部分拡大図である。 ステージ装置(チルトテーブルより上部の構成を図示略)の斜視図である。 ステージ装置(チルトテーブルより上部の構成を図示略)を別の角度から見た斜視図である。 図3のV−V線に沿う断面図である。 図5の第1駆動装置の部分拡大図である。 第1から第3ロードセルと第1及び第2駆動機構の配置関係を示す図である。 図1の基板組立装置により基板を貼り合わせるときのステージ装置の制御方法を示すフローチャートである。 図1の基板組立装置により基板を貼り合わせるときのステージ装置の制御方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1…基板組立装置、20…上部ステージ、30…下部ステージ、34…ステージ装置、36…ウェハテーブル、38…チルトテーブル、39…回転規制用板バネ、40…第1ロードセル、42…第2ロードセル、44…第3ロードセル、45…支持テーブル、46…第1駆動機構、48…第2駆動機構、52…Z駆動機構、90…制御装置、Wu…上部基板、Wd…下部基板。

Claims (9)

  1. 基板を保持するための保持面を有する基板保持テーブルと、
    前記基板保持テーブルの前記保持面と反対側に位置する面上の異なる三点であって三角形の頂点を構成する三点にそれぞれ対向するように配置され、前記基板保持テーブルに保持された基板が貼り合わせられる他の基板と当接することにより前記基板保持テーブルを介して入力される荷重を検出する第1の荷重センサ、第2の荷重センサ及び第3の荷重センサと、
    前記第1から第3の各荷重センサの検出値に基づいて、前記基板保持テーブルを傾動させるための傾動機構と、
    を備えることを特徴とするステージ装置。
  2. 前記傾動機構を駆動制御する制御装置を更に備え、
    前記制御装置は、
    前記第1から第3の各荷重センサの検出値がそれぞれ同一の範囲内に収まるように、前記傾動機構を駆動することを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  3. 前記傾動機構は、前記基板保持テーブルの平面視において互いに交差する二つの軸のうち一方の軸の周りに前記基板保持テーブルを傾動させるための第1駆動機構と、他方の軸の周りに前記基板保持テーブルを傾動させるための第2駆動機構とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のステージ装置。
  4. 前記二つの軸は、前記基板保持テーブルの平面視における保持中心である原点を通り且つ互いに直交しており、前記第1の荷重センサ及び前記第2の荷重センサは、それぞれ前記他方の軸と平行なライン上に前記一方の軸を挟んで配置され、前記第3の荷重センサは、前記他方の軸を挟んで前記第1の荷重センサ及び前記第2の荷重センサが配置された側と反対側で前記一方の軸上に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のステージ装置。
  5. 前記制御装置は、前記第1及び第2の各荷重センサの検出値に基づいて、これらが同一の範囲内に収まるように前記第1駆動機構を駆動すると共に、前記第1及び第2の荷重センサの検出値の平均値と前記第3の荷重センサの検出値とがそれぞれ同一の範囲内に収まるように前記第2駆動機構を駆動することを特徴とする請求項4に記載のステージ装置。
  6. 前記基板保持テーブルを上下動させるZ駆動機構を更に備え、前記制御装置は、前記第1及び第2駆動機構を駆動して前記基板保持テーブルの傾斜姿勢を調整した後に、前記第1から第3の各荷重センサの検出値がそれぞれ目標値の同一の範囲内に収まるように、前記Z駆動機構を駆動することを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項に記載のステージ装置。
  7. 前記基板保持テーブルを搭載する搭載面を有するチルトテーブルを更に備え、前記第1から第3の各荷重センサは、それぞれ前記チルトテーブルの前記搭載面と前記基板保持テーブルとの間に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のステージ装置。
  8. 前記基板保持テーブルと前記チルトテーブルとは、鉛直方向に弾性を有する回転規制用板バネによって連結されていることを特徴とする請求項7に記載のステージ装置。
  9. 基板を保持する保持面を有する基板保持テーブルを備えたステージ装置の制御方法において、
    前記基板保持テーブルの前記保持面に保持された前記基板に作用する荷重を、前記基板保持テーブルの前記保持面と反対側に位置する面上の異なる三点であって三角形の頂点を構成する三点にそれぞれ対向するように前記基板保持テーブルの下方に配置された第1から第3の荷重センサにより検出する荷重検出工程と、
    前記第1から第3の荷重センサの検出値がそれぞれ同一の範囲内に収まるように、前記基板保持テーブルの姿勢を調整する姿勢調整工程と、
    を含むことを特徴とするステージ装置の制御方法。
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