JP2009259586A - 蛍光管ホルダおよびその製造方法 - Google Patents

蛍光管ホルダおよびその製造方法 Download PDF

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Taketeru Uozumi
岳輝 魚住
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Abstract

【課題】 複数の蛍光管を保持する蛍光管ホルダにおいて、ソケットの数が変化しても同じ成型工程で形成できる蛍光管ホルダおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 複数のソケット31の基部が合成樹脂で形成された絶縁ベース20に埋設され、絶縁ベース20内には金属製の帯板が埋設されている。絶縁ベース10は、一定の長さの成型単位Uごとに射出成型される。成型単位Uの後端部には保持構造部4が形成されており、隣り合う成型単位Uで合成樹脂の接合強度が高くなっている。成型単位Uの成型数を変えることで、ソケット31の数が相違する蛍光管ホルダ10を容易に成型することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、液晶表示装置用のバックライト装置などに使用される複数本の蛍光管の電極部を保持する蛍光管ホルダおよびその製造方法に関する。
テレビジョンやパーソナルコンピュータのディスプレイに使用されている液晶表示装置は、透過型の液晶セルの背部にバックライト装置が設けられている。このバックライト装置は、互いに平行に配置された複数の蛍光管と、それぞれの蛍光管の両端部に形成された電極部を保持する蛍光管ホルダと、前記蛍光管ホルダを支持する本体ベースとで構成されている。
前記蛍光管ホルダは長尺形状であり、複数の蛍光管の両側に配置されて、長手方向が蛍光管と直交する向きに延びている。この蛍光管ホルダには、それぞれの蛍光管の電極部が嵌着される導電性のソケットが、長手方向に間隔を空けて配置されているとともに、それぞれのソケットに接続されている通電用の導電路が設けられている。
以下の特許文献1に記載されているように、従来の蛍光管ホルダは、長方形の板材で形成された基板の表面に、独立して形成された前記ソケットが、個別に固定されている。ソケットはプラスチック材料で形成されたハウジングに金属製の接点保持部が取り付けられているものであり、それぞれのハウジングの底部に設けられた凸部が前記基板に形成された取付け穴に嵌合されることで、基板上でソケットが位置決めされて固定されている。
また、それぞれのソケットへ通電するための導電路は、基板の表面に形成された導電性金属の薄膜で構成されている。
特開2006−344602号公報
従来の蛍光管ホルダは、長尺形状で薄い基板の表面に、長手方向に並ぶ複数のソケットが固定された構造であるため、隣り合うソケットの間において強度が低く、作業中などにおいて基板が折れる心配がある。
また、従来の蛍光管ホルダは、ソケットが独立して形成されているものであり、それぞれのソケットを基板に位置決めして取り付けることが必要であるため、組み立て作業に時間を要する。さらに、それぞれのソケットに通電するための導電路が導電性金属の薄膜で形成されているため、基板が極端に曲がったときに損傷しやすいなどの問題がある。
さらに、蛍光管ホルダに設けられるソケットの数は、その蛍光管ホルダが使用されるバックライト装置の規格によって相違する。例えば、1つの蛍光管ホルダに11個のソケットが取り付けられているものがあり、あるいは13個や18個のソケットが取り付けられるものがある。従来の蛍光管ホルダは、搭載するソケットの数に応じて個別に設計して製造する必要があるため、製造ラインの汎用性が低く、製造効率を向上させるのに限界があった。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、長尺形状であっても全体として強度が高く、作業中などに損傷しにくい蛍光管ホルダを提供することを目的としている。
また本発明は、搭載するソケットの数が相違しても、同じ製造工程を利用して製造することができる蛍光管ホルダを提供することを目的としている。
さらに、本発明は、搭載するソケットの数が相違しても、同じ製造工程を利用して効率よく合成樹脂で絶縁ベースを形成できる蛍光管ホルダの製造方法を提供することを目的としている。
本発明は、合成樹脂で形成された絶縁ベースにソケット露出部が間隔を空けて形成され、それぞれの前記ソケット露出部から、蛍光管の電極部を保持する導電性のソケットが露出している蛍光管ホルダにおいて、
前記絶縁ベースは、少なくとも1つの前記ソケット露出部を含む成型単位が、順番に繰り返して連接された形状であり、隣接する成型単位の接合部で、それぞれの成型単位を形成する合成樹脂が固着されていることを特徴とするものである。
本発明の蛍光管ホルダは、複数のソケット露出部を有する絶縁ベースが合成樹脂製であるため、全体として強度が高い。またそれぞれのソケット露出部の形状と位置が型による成型精度で決められるので、絶縁ベースに複数のソケットを正確に位置決めして取り付けることができる。
また、絶縁ベースは、少なくとも1つのソケット露出部を有する成型単位が繰り返す形状であるため、それぞれの成型単位において、蛍光管の保持強度などを均一に形成できる。さらに、搭載すべきロケット露出部の数が相違する場合であっても、前記成型単位の整数倍の長さの絶縁ベースを、同じ工程で成型することができる。
本発明は、前記ソケットの基部が、前記合成樹脂内に埋設されている。
ソケットの基部とソケットとは同じ導電性金属で一体に形成されているものであってもよいし、ソケットの基部とソケットとが別の金属材料で形成されており、ソケットの基部とソケットとが、成型単位を合成樹脂で成型する前または後の工程で、溶接や半田付けで接合されたものであってもよい。
また、本発明は、複数の前記成型単位にわたって延びる金属製の帯板が、前記合成樹脂内に埋設されているものが好ましい。
金属製の帯板が複数の成型単位にわたって埋設されていると、成型単位が連続する長尺用の絶縁ベースの強度を高めることができる。
なお、前記帯板が、それぞれのソケットに導通する通電路を形成していることが好ましい。
前記帯板は、給電部や構造上やむを得ない部分を除くほとんどの部分が絶縁ベースに埋設されていることが好ましい。例えば、ソケットの基部の側方では帯板が絶縁ベースの内部に完全に埋設されていることが好ましく、隣り合うソケットとソケットの間では、帯板の少なくとも一部が絶縁ベースの埋設されていることが好ましい。
また、本発明は、前記絶縁ベースは、前記成型単位どうしが接合される接合部に連結構造部が設けられていることが好ましい。
成型単位どうしの接合部に連結構造部が設けられていると接合部の表面積が増え、成型単位の接合部の機械的強度を高めることができる。
次に、本発明は、合成樹脂で形成された絶縁ベースにソケット露出部が間隔を空けて形成され、それぞれの前記ソケット露出部から、蛍光管の電極部を保持する導電性のソケットが露出している蛍光管ホルダの製造方法において、
型内に溶融樹脂を供給し硬化させて、少なくとも1つの前記ソケット露出部を含む成型単位を形成し、次に、成型後の前記成型単位と連接するように前記型内に溶融樹脂を供給し硬化させて、同じ形状の成型単位を、先に形成された成型単位に連接させて形成することを特徴とするものである。
本発明は、前記成型単位の端部に凸部または凹部を形成し、先に形成された成型単位に連接して次の成型単位を形成する際に、型内で前記凸部または凹部に密着するように溶融樹脂を供給することが好ましい。さらには、前記成型単位の端部に、次の成型単位を形成するための型内に突出する凸部およびこの凸部に設けられる穴を形成し、次の成型単位を形成する溶融樹脂を、前記凸部および前記穴に密着させることが好ましい。
上記のように、成型単位の端部に凸部または凹部、さらには凸部に設けられた穴を形成すると、隣り合う成型単位を構成する合成樹脂が互いに強く接合される。
また、本発明は、前記型内に少なくとも前記ソケットの基部を供給し、前記ソケットの基部をそれぞれの成型単位を形成する合成樹脂内に埋設させるものである。
また、本発明は、絶縁ベースの縦方向に延びる金属製の帯板を前記型内に供給して、この帯板の一部を埋設した成型単位を形成し、前記帯板を型内に送り込むことで、同じ帯板を埋設した複数の成型単位を連接させて形成することも可能である。
また、本発明は、絶縁ベースの表面には、蛍光管端部の対向位置にほぼ垂直に立ち上がる絶縁壁が一体に形成されていることにより金属製の本体ベースとの絶縁を十分確保できる。
本発明の蛍光管ホルダは、全体が長尺な絶縁ベースが合成樹脂で形成されているために、絶縁ベースの製造が容易であり、また複数のソケットの取り付け位置を高精度に設定できる。
また、成型単位の数を選択して製造することにより、搭載するソケットの数が相違する蛍光管ソケットを、同じ製造工程を使用して容易に成型することが可能である。
図1はバックライト装置の平面図、図2は、図1のバックライト装置をII−II線で切断した断面を示す拡大断面図である。図3は前記バックライト装置に使用されている第1の実施の形態の蛍光管ホルダを示す拡大斜視図、図4は、図3に示す蛍光管ホルダの絶縁ベース内に埋設されている金属部を示す拡大斜視図である。図5(A)は、図3に示す蛍光管ホルダをVa矢視方向から見た拡大正面図、図5(B)は、図4に示す金属部をVb矢視方向から見た拡大正面図である。図6は、第1の実施の形態の蛍光管ホルダの製造方法を示す説明図である。
図2に示すように、バックライト装置1は液晶セル5の背面に配置される。液晶セル5はフルカラー表示が可能な透過型である。バックライト装置1から発せられる光によって、液晶セル5の映像を鮮明に目視することが可能になる。
図1と図2に示すように、バックライト装置1は金属製の本体ベース2を有している。本体ベース2は圧延鋼板などの鉄板を折り曲げて形成されている。本体ベースは浅い箱型であり、長方形の底板2aと、底板2aのそれぞれの長辺から直角に折り曲げられた長側板2b,2cと、底板2aのそれぞれの短辺から直角に折り曲げられた短側板2d,2eを有している。
本体ベース2を構成している金属板は、表面がメッキされまたは表面が塗装されたものであるが、さらに底板2aの蛍光管70に向く内面2fが反射面として機能できるように処理されている。例えば、前記内面2fに、薄い白色シートが敷設され、または薄い金属シートが敷設され、または白色や金属色の塗装が施されている。
前記本体ベース2の底板2aの内面2fには、一対の長尺形状の蛍光管ホルダ10,10が固定されている。一方の蛍光管ホルダ10は、本体ベース2の短側板2dのすぐ内側において前記底板2aに固定されており、他方の蛍光管ホルダ10は、本体ベースの短側板2eのすぐ内側において前記底板2aに固定されている。短側板2dの内側に配置されている蛍光管ホルダ10と、短側板2dの内側に配置されている蛍光管ホルダ10は、全く同じものであるが、その配置の向きが180度相違している。
蛍光管ホルダ10は、図3に示す合成樹脂材料で形成された絶縁ベース20の内部に、図4に示す金属部30が埋設されて構成されている。前記金属部30の一部によってソケット31が形成されている。前記ソケット31は、絶縁ベース20の表面21に開口したソケット露出部22から上方へ露出しており、ソケット31は、絶縁ベース20の長手方向へ一定の間隔を空けて設けられている。
図1に示すように、短側板2dの内側に設けられた蛍光管ホルダ10と短側板2eの内側に設けられた蛍光管ホルダ10は、それぞれソケット31が左右の同じ位置に対向するように配置される。そして両側の蛍光管ホルダ10の間に蛍光管70が保持される。蛍光管70は、発光管71とその両側に設けられた電極部72,72とを有している。両側の電極部72,72が、図1に示す右側の蛍光管ホルダ10のソケット31と左側の蛍光管ホルダ10のソケット31に嵌着されることで、図2に示すように、蛍光管70は、本体ベース2の底板2aの内面2fから少し離れた位置に配置される。
複数の蛍光管70のそれぞれの電極部72が、蛍光管ホルダ10に設けられた全てのソケット31に嵌着されており、図1に示す実施の形態では、本体ベース2内に、合計で12本の蛍光管70が取り付けられている。
図1と図3に示されている蛍光管70は、EEFL型であり、点灯時の電圧を発生するコンデンサが電極部72の内部に組み込まれており、蛍光管ホルダ10にコンデンサを取り付ける必要はない。
図4に示すように、絶縁ベース20内に埋設されている金属部30は、一枚の金属板を打ち抜き且つ折り曲げることで形成されている。金属部30を構成している金属板は導電性であり且つ強度の高い圧延鋼板などの鉄板である。この鉄板の表面にメッキが施されたものが好ましく使用される。
図4に示すように、金属部30には、蛍光管ホルダ10の長手方向に向けて平行に延びる第1の帯板32と第2の帯板33とが設けられ、第1の帯板32と第2の帯板33は、その間に形成されたソケット31を介して互いに連結されている。
前記ソケット31には、第1の帯板32と第2の帯板33とを連結する連結板部34が形成されている。図4に示すように、連結板部34の中央部には、第1の帯板32および第2の帯板33と平行に延びる突出片35aが一体に形成されている。図5(B)に示すように、突出片35aに連続する折り返し部35bは、前記突出片35aから裏側に向けて180度折り返されており、この折り返し部35bに支持板部36が一体に形成されている。
また、第1の帯板32の内側には、前記連結板部34の両側部から折り曲げられて互いに対向する電極保持片37aと電極保持片37bとが設けられ、第2の帯板33の内側には、前記連結板部34の両側部から折り曲げられて互いに対向する電極保持片37cと電極保持片37dとが設けられている。電極保持片37aと電極保持片37bおよび電極保持片37cと電極保持片37dとで、ソケット31の電極保持部37が形成されている。そして、前記支持板部36は、この電極保持部37の下側に敷かれている。前記支持板部36が、ソケット31の基部であり、絶縁ベース20内に埋設される。
前記支持板部36および電極保持片37a,37b,37c,37dは、連結板部34と一体であり、第1の帯板32と第2の帯板33との間から切り出される。そのため、第1の帯板32と第2の帯板33との間で且つ隣り合う電極保持部37の間に、切欠き部38が形成されている。
また、第1の帯板32の端部には、コネクタ電極39が設けられている。このコネクタ電極39は、第1の帯板32などを形成する金属板とは別の導電性の金属板で折り曲げ形成されており、前記第1の帯板32の上面に溶接により固定されている。このコネクタ電極39は、1つの蛍光管ホルダ10の1箇所だけ設けられる。あるいは蛍光管ホルダ10の両端部にそれぞれ位置するように2箇所に設けられる。ただし、機能的にはコネクタ電極39は最少で1個設ければよい。
図3に示すように、前記金属部30の第1の帯板32と第2の帯板33およびソケット31の基部である支持板部36ならびに突出片35aと折り返し部35bは、絶縁ベース20の内部に埋設されている。絶縁ベース20の表面21には、長方形に開口するソケット露出部22が長手方向に間隔を空けて配置されており、それぞれのソケット31の電極保持片37a,37b,37c,37dが前記ソケット露出部22の内部から絶縁ベース20の表面21よりも上方へ突出している。
図3に示すように、蛍光管70の電極部72は、電極保持片37aと電極保持片37bとの間、ならびに電極保持片37cと電極保持片37dとの間に挟みこまれて装着される。
長尺状の絶縁ベース20は、本体ベース2の短側板2dに対向する対向側縁部20aと、ソケット31に保持された蛍光管70が延出する延出側縁部20bを有している。
絶縁ベース20の表面21には、前記延出側縁部20b側においてほぼ垂直に立ち上がる絶縁壁23が一体に形成されている。図5(A)にも示すように、複数の絶縁壁23は、それぞれ、ソケット31に対して延出側縁部20bの側から対向している。よって、ソケット31の電極保持部37に蛍光管70の電極部72が装着されると、電極部72の端面72aが、絶縁壁23に対向する。
図4に示すように、絶縁ベース20の表面21の複数箇所には、端部から上方へ隆起するコネクタ部24が一体に形成されている。それぞれのコネクタ部24はコネクタハウジング24aと、コネクタハウジング24a内に形成された差込み空間24bとを有している。
図3には、3箇所にコネクタ部24が形成されているが、実際に通電用のコネクタとして使用されているのは、図3の最も左に位置する1個であり、この1個のコネクタ部24の前記差込み空間24bの内部に、図4に示すコネクタ電極39が現れている。
また、絶縁ベース20には、表裏を貫通する複数の取付け穴25が、一定の間隔で形成されている。
図3に示すように、絶縁ベース20は、同じ形状で同じ寸法の成型単位Uが長手方向に繰り返して連接した形状である。1つの成型単位Uは、2個のソケット露出部22,22と、2個の絶縁壁23,23と、1個のコネクタ部24と、1個の取り付け穴25を有する長さ寸法に形成されている。絶縁ベース20は、1つの成型単位Uごとに型で個別に形成されたものであり、1つの成型単位Uとその隣りの成型単位Uのそれぞれを形成する合成樹脂が、接合部U1において互いに固着されている。
図3では、前記絶縁ベース20が射出成型の際に送り出される方向をMDで示している。それぞれの成型単位Uは、MDの先方に向けられた先端部29aと後方に向けられた後端部29bを有している。先端部29aと後端部29bは、それよりも内側の領域に比べて肉厚に形成されている。
図3に示すように、成型単位Uが型内で合成樹脂によって形成される際に、後端部29bの端面41に連結構造部40が形成される。連結構造部40は、前記端面41から突出する複数の凸部42とそれぞれの凸部42に対して上下方向に開口する穴43が形成されている。穴43は、凸部42を上下に貫通していることが好ましい。ただし、前記穴42は凸部42を上下に貫通していなくてもよい。または、前記凸部42から上下の少なくとも一方の突出する小凸部が設けられてもよい。
このように、前記連結構造部40の形状は、MDの後方に向けて突出する凸部あるいは凹部が形成されているものである。あるいは、前記MDに延びる凸部または凹部と、さらにMDと交差する方向である上下方向に向く凸部または凹部が形成されていることが好ましい。この連結構造部40を設けることにより、接合部U1において、接合面積が増えることから隣り合う成型単位Uを構成する合成樹脂どうしが強固に固着される。
この蛍光管ホルダ10は、第2の帯板33が、絶縁ベース20の内部においてそのほぼ全長にわたって埋設されている。すなわち、第2の帯板33は、複数の成型単位Uを縦断してそれぞれのソケット31の側部を通過している。また、第1の帯板32と第2の帯板33は、それぞれのソケット31と連結されており、第1の帯板32と第2の帯板33が、共にソケット31に通電するための通電路として機能している。
図2に示すように、第1の帯板32と第2の帯板33は、その全長にわたって絶縁ベース20の裏面27に露出していない。さらに、第1の帯板32は、その全長にわたって絶縁ベースの対向側縁部20aの端面28から露出していない。すなわち、裏面27において第1の帯板32と第2の帯板33は合成樹脂で完全に覆われており、前記端面28において第1の帯板32が合成樹脂で覆われている。
図1に示すように、前記蛍光管ホルダ10は長尺形状で絶縁ベース20が合成樹脂で形成されているが、その内部に長手方向にわたって第1の帯板32と第2の帯板33が埋設されているため、第1の帯板32と第2の帯板33とで長尺形状の絶縁ベース20の強度を高めることができる。
図1に示すように、蛍光管ホルダ10は、本体ベース2の底板2aの上に設置され、複数の取付け穴25に挿通された取付けねじが、前記底板2aに螺着されて固定される。そして、電力供給用のプラグが図3の左端に位置するコネクタ部24に装着されて、コネクタ電極39に電力が供給される。コネクタ電極39に与えられた電力は、第1の帯板32および第2の帯板33を介してそれぞれのソケット31に与えられる。第1の帯板32と第2の帯板33が、それぞれの通電路として機能するため、図4に示す金属部30を、コネクタ電極39を除いて全て同じ金属板からプレス成形できるため、製造が容易である。なお、前記コネクタ電極39を、第1の帯板32または第2の帯板33から一体に折り曲げ成形してもよい。
蛍光管ホルダ10は、絶縁ベース20の表面21のソケット露出部22からソケット31を構成する電極保持片37a,37b,37c,37dが露出しているが、絶縁ベース20の裏面27では、第1の帯板32と第2の帯板33が露出しておらず、本体ベース2の底板2aと2つの帯板32,33との間には、全長にわたって合成樹脂の層が存在しているため、前記底板2aと2つの帯板32,33との絶縁耐圧を高く確保することができる。
さらに、図2に示すように、絶縁ベース20の対向側縁部20aでは、第1の帯片32が端面28から露出していない。よって、第1の帯板32と本体ベース2の短側板2dとの絶縁耐圧も高く維持できる。さらに、ソケット31に装着される蛍光管70の電極部72の端面72aと金属製の短側板2dとの間に、合成樹脂製の絶縁壁23が立ち上がっているため、電極部72と本体ベース2との絶縁も十分に確保できるようになる。
次に、前記蛍光管ホルダ10の製造方法を説明する。
図4に示すように、連続する帯状の金属板をプレス工程でトリミングし曲げ加工して、第1の帯板32と第2の帯板33およびソケット31を形成する。ソケット31は、第1の帯板32と第2の帯板33との間の板片を切り抜いて且つ折り曲げるプレス工程によって形成される。このプレス工程によって、連結板部34およびこの連結板部34から180度折り返された支持板部36と、前記連結板部34の両側部から板部を折り曲げた電極保持片37a,37b,37c,37dを形成する。また、ソケット31の加工の後で、第1の帯部32の上にコネクタ電極39を取り付ける。
図4に示す金属部30は、インサート成型工程に送られる。図6には、インサート成型のための型50が示されている。
型50は、下型51と上型52を有している。下型51と下型52との型合わせ部にキャビティ53が形成される。このキャビティ53は、絶縁ベース20のうちの1つの成型単位Uを形成できる空間形状を有している。前記キャビティ53のMDの先方に向く前端部には、先に形成された成型単位Uの肉厚の後端部29bを保持するための保持空間53aが形成されており、この保持空間53aの内側には、次の成型単位Uの先端部29aを形成するためのキャビティ凹部53bが形成されている。先に形成されMDに向けて送り出された成型単位Uの後端部29bから延びる凸部42は、前記キャビティ凹部53b内に突出している。
すなわち、先に形成された成型単位Uの後端部29bが、次に成型単位Uを形成するためのキャビティ53の先部側の一部を形成することになる。
また、キャビティ53のMDの後方に向く端部には、図3に示す保持構造部40の凸部42を新たに形成するためのキャビティ凹部53cが形成されている。
図4に示す金属部30は、成型単位Uの長さごとに間欠的にMDに向けて送り出され、先に形成された成型単位Uから後方に突出している金属部30がキャビティ53に供給される。このとき、下型51からキャビティ53内に突出する入子54,55によって、金属部30の第1の帯板32と第2の帯板33が下から支えられる。また、下型51から後端部のキャビティ凹部53c内に複数の入子56が突出している。この入子56は、図3に示す保持構造部40の穴43を形成するためのものである。
図6に示すように、先に形成された成型単位Uの後端部29bが、キャビティ53の先端の保持空間53aに保持された状態で、上型52に形成された図示しない湯口からキャビティ53内に溶融樹脂が射出される。
この射出成型により、金属部30の一部を埋設した絶縁ベース20が1つの成型単位Uの長さだけ形成される。このとき、キャビティ53内に射出された溶融樹脂は、先に成型された成型単位Uの後端部29bの端面41に密着するとともに、凸部42にも密着し、穴43内に入り込む。よって、キャビティ53内の樹脂が硬化した後に、接合部U1において、成型単位Uを形成する合成樹脂どうしが高い強度で確実に固着される。
また、キャビティ53内の樹脂が硬化した後に入子56を抜き出すことで、凸部42に穴43を形成することができる。
なお、キャビティ53に供給されたそれぞれのソケット31の電極保持片37a,37b,37c,37dは、上型52の内面に一体に形成された枠体57の凹部57a内に保持され、枠体57の下端面がソケット31の支持板部36に突き当てられた状態でキャビティ53内に溶融樹脂が射出される。よって、離型後に、前記枠体の形状に対応したソケット露出部22が形成され、ソケット31の電極保持部37が前記ソケット露出部22から上方へ突出した構造となる。
また、キャビティ53内に溶融樹脂が供給され、その溶融樹脂が完全に硬化する前に、入子54,55をキャビティ53内から抜き出す。これにより、入子54,55が存在してた部分に溶融樹脂が入り込み、溶融樹脂が硬化した時点で、第1の帯板32と第2の帯板33の下面の全域が合成樹脂で覆われる。よって、絶縁ベース20の裏面27に、第1の帯板32や第2の帯板33ならびに支持板部36の裏面に通じる穴などが存在しなくなり、前記裏面27側に第1の帯板32と第2の帯板33および支持板部36の裏面が露出しなくなる。
上記のようにして、先に形成された成型単位Uの後方に連続して新たな成型単位Uが形成される。下型51と上型52が開かれた後に、成型直後の成型単位Uおよび金属部30を前記成型単位Uの長さ分だけMDに送り出し、続けて図6に示すように、下型51と上型52とを合わせることで、次の成型単位Uが形成される。
図7は本発明の第2の実施の形態の蛍光管ホルダ110を示す斜視図、図8は前記蛍光管ホルダ110の絶縁ベース120内に埋設されている金属部130の斜視図である。図9は前記金属部130の製造方法の一例を示す斜視図である。
第2の実施の形態の蛍光管ホルダ110は、図8に示す金属部130が図7に示す合成樹脂製の絶縁ベース120の内部に埋設され、絶縁ベース120の表面121に、長手方向に間隔を空けてソケット露出部が形成されており、それぞれのソケット露出部に金属製のソケット131が現れている。
この蛍光管ホルダ110には、CCFL型の蛍光管170が装着される。蛍光管170は、細長い発光管171と、この発光管171の両端部から突出する線状の電極部172とを有している。CCFL型の蛍光管170は電極部にコンデンサを有していないため、蛍光管ホルダ110に、通電部とそれぞれのソケット131との間に介在するコンデンサ160が実装される。図7と図8では、右側の2つのソケット131に接続されるコンデンサ160が図示されているが、実際は、蛍光管ホルダ110の全てのソケット131にコンデンサ160が接続されている。
図8に示すように、金属部130は、蛍光管ホルダ110の長手方向に連続して延びる帯板133と、この帯板133から右側へ少し距離を空けて配置されたソケット131とを有している。ソケット131は、蛍光管ホルダ110の長手方向に向けて一定の間隔で配置されている。
ソケット131は支持板部136と電極保持部137とを有している。支持板部136は前記帯板133と同じ金属板で形成されている。電極保持部137は、帯板133および前記支持板部136を形成する金属板とは異なる板ばね材料で形成されている。この板ばね材料は前記帯板133と前記支持板部136を形成している金属板よりもばね性が優れている。すなわち、前記板ばね材料と前記金属板とを同じ寸法とし、同じ加重を与えたときに、板ばね材料の方が歪み量が大きく且つ降伏点も高い。
前記電極保持部137は、前記板ばねを折り曲げて形成された互いに対向する電極保持片137aと電極保持片137bとを有している。また電極保持部137は支持板部136の上に設置されて溶接または半田付けなどで固定されている。蛍光管170の電極部172は、電極保持片137aと電極保持片137bとの間に挟持される。
第2の実施の形態の蛍光管ホルダ110の金属部130は、電極保持部137のみばね性の高い比較的高価な板ばね材料で形成され、他の帯板133と支持板部136が圧延鋼板などで形成されているため、金属部130の全体のコストを低減できる。また、帯板133を強度の高い金属材料で形成できるようになる。
図8に示すように、帯板133には長手方向へ一定の間隔を空けて対を成す電極部133aが形成されており、ソケット131の支持板部136にもそれぞれ対を成す電極部136a,136aが形成されている。図7に示すように、支持板部136のいずれか一方の電極部136aとこれに対向する帯板133の電極部133aが、絶縁ベース120の表面121の開口部123に現れている。それぞれの開口部123内にコンデンサ160が設置され、コンデンサ160の一方の端子が電極部133aに半田付けされ、他方の端子が電極部136aに半田付けされる。
図8に示すように、帯板133にはコネクタ電極139が設けられている。このコネクタ電極139は、帯板133とは別体のばね性の高い導電性の板ばね材料で形成され、コネクタ電極139は、帯板133の上面に溶接手段などで固定されている。
図7に示す蛍光管ホルダ110は、図3に示した蛍光管ホルダ10と同様にインサート成形工程で製造される。このインサート成形工程で、図3に示す金属部130の帯板133が合成樹脂製の絶縁ベース120の内部に埋設される。絶縁ベース120を形成する際に、表面121に前記開口部123が形成され、この開口部123内に前記電極部133aと電極部136aとが露出し、絶縁ベース120が形成された後に、開口部123内に前記コンデンサ160を装着することが可能となる。
また、それぞれのソケット131の電極保持部137が、絶縁ベース120の表面121に形成されたソケット露出部から上方へ突出する。電極保持部137よりも左側には、絶縁ベース120と一体の管保持部124が突出形成されている。この管保持部124は、U字状の保持溝を有している。図7に示すように、蛍光管170は、その発光管171の端部が合成樹脂製の前記管保持部124に保持されるとともに、線状の電極部172が板ばね材料で形成された電極保持部137に挟持されて保持される。
絶縁ベース120には、その上面から突出する対を成す挟持片125a,125bが一体に形成されている。片方の挟持片125aは、電極保持部137の一方の電極保持片137aの外側に設けられ、他方の挟持片125bは他方の電極保持片137bの外側に設けられている。蛍光管170の電極部172が電極保持片137aと電極保持片137bとの間に挟持された後に、挟持片125aと挟持片125bでそれぞれの電極保持片137a、137bを挟み込むようにして、挟持片125aの先部と挟持片125bの先部を凹凸嵌合させる。これにより、電極保持片137aと電極保持片137bとによる電極部172の保持状態が安定させられる。
図7に示すように、絶縁ベース120の表面121には複数のコネクタ部126が一体に形成されている。複数のコネクタ部126のいずれかの内部に、前記コネクタ電極139が装着されて外部との通電部となる。さらに、絶縁ベース120には、複数箇所に取付け穴128が貫通して形成されている。
図7に示す蛍光管ホルダ110の絶縁ベース120は、同じ形状で同じ寸法の複数の成型単位Uaが長手方向へ繰り返して連接された構造である。
第2の実施の形態では、1個の成型単位Uaが、4個のソケット131と、4組の挟持片125a,125bと、4個の菅保持部124と、4箇所の開口部123と、1個のコネクタ部126と、1個の取り付け穴128を有している。絶縁ベース120は、この成型単位Uaが長手方向に繰り返され、隣接する成型単位Uaどうしが接合部Ua1において互いに接合された構造である。
1つの成型単位Uaの、成型時の送り方向(MD)に向く先端部129aは肉厚となっており、成型単位Uaの後端部129bも肉厚になっている。また、後端部129bには保持構造部40が形成されている。この保持構造部40は、後端部129bの端面141から一体に突出する凸部142と、この凸部142を上下に貫通する穴143とを有している。
図7に示す蛍光管ホルダ110は、金属製の帯板133が複数の成型単位Uaを縦断して埋設されている。この帯板133は絶縁ベース120の長手方向のほぼ全長に渡って設けられ、また帯板133がそれぞれのソケット131の側部を通過している。よって、長尺形状の合成樹脂製の絶縁ベース120が補強され、作業時などに絶縁ベース120が折れるなどの不都合を防止できる。
蛍光管ホルダ110は、コネクタ電極139に通電されると、その電力が帯板133に伝達され、それぞれのコンデンサ160を介してソケット131の電極保持部137に与えられる。
図3に示した蛍光管ホルダ10と同様に、帯板133は絶縁ベース120内に埋設されており、絶縁ベース120の裏面127には、帯板133が露出していない。よって、蛍光管ホルダ10が、金属製の本体ベース2の底板2aの上に設置されたときに、帯板133と底板2aとの絶縁耐圧を高く確保できる。
次に、前記蛍光管ホルダ110の製造方法を説明する。
図9に示すように、金属板200に開口部201と開口部202を交互に打ち抜くとともに、支持板部136および電極部136aと電極部133aを打ち抜く。この時点では、支持板部136は、電極部136aを介して帯板133に連結されている。
金属板200から前記各部分を打ち抜き成形した後に、電極部136aと帯板133との境界部で金属板を分離し、それぞれの支持板部136を帯板133から離す。前記分離の後、あるいは分離の前に、それぞれの支持板部136の上に電極保持部137を乗せて溶接などで固定する。
その後に、支持板部136の間に延びている連結片203を切断して分離し、個々に分離された支持板部136を帯板133と共に、図6に示したのと同様の型のキャビティ内に保持する。キャビティ内に溶融樹脂を射出して、1つの成型単位Uaに相当する絶縁ベース120が成形される。このように1つの成型単位Uaの絶縁ベース120の形成を繰り返すことにより、長尺形状の蛍光管ホルダ110が形成される。
また、隣り合う成型単位Uaの接合部Ua1には、図7に示すように、保持構造部140が形成されているため、隣り合う成型単位Uaを構成する樹脂どうしの接合強度を高くできる。
あるいは、支持板部136が連結片203で連結されている状態で、この連結対と帯板133とをキャビティ内に保持し、キャビティ内に溶融樹脂を射出して成型単位UAを形成する。このとき、連結片203が絶縁ベース120から露出するように絶縁ベース120の形状を決め、絶縁ベース120から露出した連結片203を切断する。切断後に金属部が絶縁ベース120から一部露出するので、この露出部分をさらに樹脂で覆うことが好ましい。
また、図6に示す実施の形態と同様に、帯板133とそれぞれの支持板部136を下側から支えていた入子54,55を、キャビティ内の樹脂が硬化する前に抜き取ることで、帯板133の裏面と支持板部136の裏面を絶縁ベース120を形成する樹脂で完全に覆うことができ、帯板133や支持板部136が絶縁ベース120の裏面127に露出しなくなる。
また、図7に示す帯板133と離れた位置にある複数の支持板部136が、キャビティの外側に延びる連結板で互いに連結されており、絶縁ベース120が形成された後に、絶縁ベース120の外側に露出している前記連結板を削除してもよい。
なお、図3に示す実施の形態は、2つのソケット31を含む長さを絶縁ベース10の1つの成型単位Uとし、図7に示す実施の形態では、4つのソケット131を含む長さを絶縁ベース110の1つの成型単位Uaとしたが、1つの成型単位は、少なくとも1つのソケットを含んでいれば、その長さを任意に決めることができる。
上記各実施の形態の蛍光管ホルダは、必要とするソケットの数に応じて、成型する成型単位U,Uaの数を変えればよいため、同じ成型設備と同じ成型工程を使用して、ソケット数が相違する蛍光管ホルダを効率よく形成することができる。
液晶表示装置の背部に配置されるバックライト装置の平面図、 図のバックライト装置をII−II線で切断した拡大断面図、 本発明の第1の実施の形態の蛍光管ホルダを示す斜視図、 第1の実施の形態の蛍光管ホルダの絶縁ベースに埋設されている金属部を示す斜視図、 (A)は図3に示す蛍光管ホルダをVa矢視方向から見た拡大側面図、(B)は図5に示す金属部をVb矢視方向から見た拡大側面図、 第1の実施の形態の蛍光管ホルダの製造方法の一例を示す説明図、 本発明の第2の実施の形態の蛍光管ホルダを示す斜視図、 第2の実施の形態の蛍光管ホルダの絶縁ベースに埋設されている金属部を示す斜視図、 第2の実施の形態の蛍光管ホルダの製造方法を示す説明図、
符号の説明
1 バックライト装置
2 本体ベース
2a 底板
2d,2e 短側板
5 液晶セル
10 蛍光管ホルダ
20 絶縁ベース
21 表面
22 ソケット露出部
23 絶縁壁
24 コネクタ部
27 裏面
29a 先端部
29b 後端部
30 金属部
31 ソケット
32 第1の帯板
33 第2の帯板
34 連結部
36 支持板部
37 電極保持部
37a,37b,37c,37d 電極保持片
39 コネクタ電極
40 保持構造部
42 凸部
43 穴
51 下型
52 上型
53 キャビティ
54,55,56 入子
70 蛍光管
72 電極部
110 蛍光管ホルダ
120 絶縁ホルダ
121 表面
124 管保持部
129a 先端部
129b 後端部
130 金属部
133 帯板
131 ソケット
136 支持板
137 電極保持部
139 コネクタ電極
140 保持構造部
142 凸部
143 穴
170 蛍光管
172 電極部
U,Ua 成型単位
U1,Ua1 接合部

Claims (12)

  1. 合成樹脂で形成された絶縁ベースにソケット露出部が間隔を空けて形成され、それぞれの前記ソケット露出部から、蛍光管の電極部を保持する導電性のソケットが露出している蛍光管ホルダにおいて、
    前記絶縁ベースは、少なくとも1つの前記ソケット露出部を含む成型単位が、順番に繰り返して連接された形状であり、隣接する成型単位の接合部で、それぞれの成型単位を形成する合成樹脂が固着されていることを特徴とする蛍光管ホルダ。
  2. 前記ソケットの基部が、前記合成樹脂内に埋設されている請求項1記載の蛍光管ホルダ。
  3. 複数の前記成型単位にわたって延びる金属製の帯板が、前記合成樹脂内に埋設されている請求項1または2記載の蛍光管ホルダ。
  4. 前記帯板が、それぞれのソケットに導通する通電路を形成している請求項3記載の蛍光管ホルダ。
  5. 前記絶縁ベースは、前記成型単位どうしが接合される接合部に連結構造部が設けられている請求項1ないし4のいずれかに記載の蛍光管ホルダ。
  6. 合成樹脂で形成された絶縁ベースにソケット露出部が間隔を空けて形成され、それぞれの前記ソケット露出部から、蛍光管の電極部を保持する導電性のソケットが露出している蛍光管ホルダの製造方法において、
    型内に溶融樹脂を供給し硬化させて、少なくとも1つの前記ソケット露出部を含む成型単位を形成し、次に、成型後の前記成型単位と連接するように前記型内に溶融樹脂を供給し硬化させて、同じ形状の成型単位を、先に形成された成型単位に連接させて形成することを特徴とする蛍光管ホルダの製造方法。
  7. 前記成型単位の端部に凸部または凹部を形成し、先に形成された成型単位に連接して次の成型単位を形成する際に、型内で前記凸部または凹部に密着するように溶融樹脂を供給する請求項6記載の蛍光管ホルダの製造方法。
  8. 前記成型単位の端部に、次の成型単位を形成するための型内に突出する凸部およびこの凸部に設けられる穴を形成し、次の成型単位を形成する溶融樹脂を、前記凸部および前記穴に密着させる請求項7記載の蛍光管ホルダの製造方法。
  9. 前記型内に少なくとも前記ソケットの基部を供給し、前記ソケットの基部をそれぞれの成型単位を形成する合成樹脂内に埋設させる請求項6ないし8のいずれかに記載の蛍光管ホルダの製造方法。
  10. 絶縁ベースの縦方向に延びる金属製の帯板を前記型内に供給して、この帯板の一部を埋設した成型単位を形成し、前記帯板を型内に送り込むことで、同じ帯板を埋設した複数の成型単位を連接させて形成する請求項6ないし9のいずれかに記載の蛍光管ホルダの製造方法。
  11. 成型単位の端部をその側方領域よりも肉厚に形成する請求項6ないし10のいずれかに記載の蛍光管ホルダの製造方法。
  12. 前記絶縁ベースの表面には、蛍光管端部の対向位置にほぼ垂直に立ち上がる絶縁壁が一体に形成されている請求項6ないし11のいずれかに記載の蛍光管ホルダの製造方法。
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