JP2009258754A - 集光シート、面光源装置、集光シートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】集光シートは、直下型の面光源装置に用いられ、シート面に直交する方向の断面形状が略等脚台形形状である単位形状を有し、等脚台形の上底部分を入射面32aとし、下底部分を出射面として単位形状をシート面方向に複数並べて配置され、光透過性を有し、入射面32aに入射して等脚台形の斜辺部32bに当たる光を反射して出射面に向けることにより出射光を集光する導光部32と、単位形状の間に設けられた空隙部Sと、入射面32a上に接合して空隙部Sを覆うように配置されたフィルムであって、入射面32aに対応する位置にあって光を透過する透過部33aと、空隙部Sに入射しようとする光を反射する反射部34とを有した入射光選別フィルム部33,34と、を備えるものとした。
【選択図】図1
Description
また、正面方向から外れた方向へ出射する光の強度を低く抑え、光の利用効率を高くする面光源素子(レンズシート)が、特許文献2に提案されている。
また、特許文献2の図7(a),(b)に記載されているレンズシートでは、平面部12に入射せずに斜辺部分に到達した光は、対向している斜辺間で多数回反射を繰返した後に光源側へ戻るので、反射による光量損失が大きいという問題があった。
特許文献2では、錘状凸部11の斜辺部分の周りと反射膜15とに囲まれた部分が空気であるのか、他の材料で満たされているのかについて、全く示されていない。仮に、錘状凸部11の斜辺部分の周りと反射膜15とに囲まれた部分が、仮に空気であるとすると、反射膜15を形成することが困難であるとともに、反射膜15の固定保持する面積が僅かであり、反射膜15が安定して配置されないという問題が生じてしまう。逆に、錘状凸部11の斜辺部分の周りと反射膜15とに囲まれた部分に他の材料が設けられているとすると、特許文献2の図7(a),(b)に記載されているレンズシートと同様に、全反射となりにくく、反射時に光量が減少してしまうという問題が生じてしまう。
請求項1の発明は、直下型の面光源装置に用いられる集光シートであって、シート面に直交する方向の断面形状が略等脚台形形状である単位形状を有し、前記等脚台形の上底部分を入射面(32a)とし、前記等脚台形の下底部分を出射面として前記単位形状をシート面方向に複数並べて配置され光透過性を有し、前記入射面に入射して前記等脚台形の斜辺部(32b)に当たる光を反射して前記出射面に向けることにより出射光を集光する導光部(32)と、前記導光部の単位形状の間に設けられた空隙部(S)と、前記入射面上に接合するとともに、前記空隙部を覆うように配置されたフィルムであって、前記入射面に対応する位置にあって光を透過する透過部(33a,233a)と、前記空隙部に入射しようとする光を反射する反射部(34,233b)とを有した入射光選別フィルム部(33,34,233)と、を備える集光シート(30,230)である。
請求項3の発明は、請求項2に記載の集光シートにおいて、シートの法線と前記単位形状の前記斜辺部との成す角度をα、前記単位形状の前記等脚台形の下底部分の幅をP、前記透明層(33)の厚さをTとすると、前記等脚台形の高さに相当する前記単位形状の下底部分から上底部分までの距離Hは、H=(P−T×tan2α)/(tanα+tan2α)の関係を略満足すること、を特徴とする集光シート(30)である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の集光シートにおいて、前記導光部(32)の前記入射面(32a)に対応する前記透過部(33a,233a)の表面は、平坦面であること、を特徴とする集光シート(30,230)である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の集光シートにおいて、前記入射光選別フィルム部(33,34,233)は、前記単位形状とは別に形成されたフィルムを用いて形成されていること、を特徴とする集光シート(30,230)である。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の集光シートにおいて、前記単位形状は、断面形状が略等脚台形の四角錘台又は円錐台であること、を特徴とする集光シートである。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の集光シートにおいて、前記導光部(32)は、略等脚台形の断面形状が一方向に延在する前記単位形状を平行に多数並べて形成されていること、を特徴とする集光シート(30,230)である。
請求項11の発明は、請求項9に記載の集光シートをその単位形状の並ぶ方向が直交するように積層配置した複数の集光シートと、前記集光シートに入射する光を発する光源と、を備える面光源装置である。
請求項12の発明は、請求項10又は請求項11に記載の面光源装置において、前記集光シート(30,230)と前記光源(10)との間に、拡散シート(20)を配置したこと、を特徴とする面光源装置である。
請求項13の発明は、請求項12に記載の面光源装置において、前記集光シート(30,230)の少なくとも一部は、紫外線硬化及び/又は光反応性樹脂を用いて形成されており、前記拡散シートは(20)、紫外線吸収作用を有すること、を特徴とする面光源装置である。
(1)入射面上に接合するとともに、空隙部を覆うように配置されたフィルムであって、入射面に対応する位置にあって光を透過する透過部と、空隙部に入射しようとする光を反射する反射部とを有した入射光選別フィルム部を備えるので、反射部を容易に形成することができ、形成された反射部を安定して保持することができる。また、空隙部を有していることから、全反射を利用して光を効率よく集光することができる。
本実施例による面光源装置は、光源10,拡散板20,集光シート30,反射板40等を有し、枠部50により保持されている。
光源10は、照明光を発光する部分であり、複数の陰極線管を平行に並べて形成されている。光源の光を出射させる方向と反対側には、反射板40が配置され、反射板40の方向に進んだ光を必要な出射方向へ反射する。
拡散板20は、光源10からの照明光を拡散し、陰極線管に近いか否かによる照明ムラをなくし、輝度分布が均一な照明光とする役割を果たしている。したがって、拡散板20から出射する照明光は、様々な出射角度で出射する。特に、本実施例の集光シート30は、集光度合いが高いので、拡散板の拡散を大きくすることにより輝度の均一性や拡散板のタワミ防止の支柱の影の防止等のムラ発生要因の軽減が可能となる。
後述する集光シート30は、紫外線硬化樹脂や光反応性樹脂を用いて形成されており、また、光源10は、紫外光も発光するが、拡散板20が紫外線吸収作用を有しているので、この紫外光により集光シート30が黄変等することを防止している。
支持フィルム31は、集光シート30を支持するベースとなるフィルムである。支持フィルム31には、通常の透明フィルムが使用可能だが、耐熱性、低吸湿性等の温度、湿度変化で動きの少ない材料がより好ましい。また、紫外線を使用したセルフアライメントで
の製造では紫外線透過率の高い材料、赤外線を用いたセルフアライメントでは赤外線透過率の高い材料が好ましい。
反射層34は、空隙部Sに入射しようとする光を反射する反射部であり、アルミニウム、銀等の反射率の高い金属膜により正規反射層として形成されている。透明層33の反射層34が形成されていない部分は、光を透過する透過部33aとなっており、この透過部33aの表面(入射面)は、平坦面となっている。
これら透明層33と反射層34が組み合わせて設けられることにより、入射光選別フィルム部が形成されている。
支持フィルム31上への導光部32の製造は、従来から用いられているUV硬化樹脂とロール金型を用いた成型方法により行う。そして、台形の上底に相当する入射面32a上に、感光性粘着層341を塗布又は転写して形成する。この感光性粘着層341は、屈折率不問でカチオン系、ラジカル系の反応性粘着剤が用いられ、初期状態では粘着性を有し、特定の光が照射されると、照射された部分の粘着性が失われて硬化する性質を有している。
なお、集光シート30の製造方法は、上述の方法の他に、例えば、感光粘着と転写で反射層を形成すれば除去する必要がなくなり製造コストを下げることができる。
また、通常の感光樹脂を用いて露光後蒸着やスパッタ等で反射層を設けリフトオフしてもよく、その場合には、透過部のみ感光層が除去される。
さらに、露光後反射部の未感光の感光層を除去し透過部は感光層で保護した状態で蒸着やスパッタ等で反射層を設けた後、透過部に残っている感光済みの感光層を除去してもよい。その場合には、感光層は残らないこととなる。
まず、光を集光させる作用から、導光部32の斜辺部32bの角度について説明する。
透明層33の厚さをT、導光部32の台形の高さをHとし、TがHと比べて十分に小さいとき、光源10からの照明光は、台形の上底部分(入射面32a)のみに入射するとみなすことができる。ここで、希望の最大出射角度をω、シートの法線と前記単位形状の前記斜辺部との成す角度(斜面角度)をα、出射面への入射角度をβ、出射角度をγ、上底部分(入射面32a)から入射して、斜面に当たらないで出射する光の出射面への最大入射角度をβ1 、最大出射角度γ1 、導光部32の屈折率をNとすると、
β1 =2×α
γ1 =sin-1(N×sinβ1 )<ω
よって、
α<(sin-1(sinω/N))/2
β2 =sin-1(1/N)−2×α
γ2 =sin-1(N×sinβ2 )<ω
よって、
(sin-1(1/N)−sin-1(sinω/N))/2<α
即ち、斜面角度αの範囲は、
(sin-1(1/N)−sin-1(sinω/N))/2<α<(sin-1(sinω/N))/2
を満たすようにするとよい。
N×sin(90−(sin-1(1/N)−α))>1
よって、
α>sin-1(1/N)−cos-1(1/N)
となり、α>0であるから、Nが1.4142以上、即ち、通常の透明樹脂であれば必
ず全反射する。
また、β1 >β2 、即ち、
(sin-1(1/N))/4<α
であるときには、斜辺部32bに当たらない光γ1 が最大出射角度γとなり、
β1 <β2 、即ち、
(sin-1(1/N))/4>α
であるときには、斜辺部32bに当たった光γ2 が最大出射角度γとなる。
ここで、反射層34の形成過程における露光時の条件から導光部32の台形の高さHについて説明する。
導光部32の単位形状の下底部の幅をP、下底部と斜辺部32bとの交点と、透過部33aと反射層34との境界部とを結ぶ線を進む光線L1がシートの法線と成す角をψとすると、
ψ=2α、tanα=R/H、tan2α=(P−R)/(H+T)であるから、
H=(P−T×tan2α)/(tanα+tan2α)となる。
Hがこれより高いと、反射層を形成する際の露光時に、光出射面から露光した光が広がり、反射層の幅Rが狭くなってしまう(図4中のR2)。そして、反射層の幅が狭くなった部分からの照明の入射光は、空隙部Sに入射し、損失光となってしまう。
図5は、面光源として使用している状態における台形の高さHの変化の影響を示す図である。
面光源装置として使用するときには、入射光を斜辺部32bに当てて反射させることにより出射角度を小さくする(集光する)が、Hが小さい(台形の高さが低い)と、斜辺部32bに当たることなく、そのまま出射してしまう角度ψが大きくなり出射角度の大きい光が増える(集光が不十分となる)。即ち、出射角度を小さくするには、Hを大きくすることが望ましい。
したがって、Hは、(P−T×tan2α)/(tanα+tan2α)近傍の値とするとよい。
照明光が図5中のLの範囲に入射して、空隙部Sに進んでしまい、面光源装置の照明光として利用することができない損失光は、少なくする必要がある。図5から明らかなように、このLの範囲を少なくすれば、損失光を少なくすることができる。図5の関係を数式により示すと、以下のようになる。
n×sinξ=sinθ
L=T×tanξ
よって、
L=(T×sinθ)/(n2 −sin2 θ)1/2
θの最大値は、90度であるから
L=T/(n2 −1)1/2
したがって、このLの寸法を少なくするためには、透明層33の厚さTが薄く、透明層33の屈折率nが高いほうがよく、損失光を少なくすることができる。
なお、この式は、P、Hと無関係であり、ピッチを大きくする事で実質的に透明層の厚みを小さくすれば損失の割合を減少できる。
なっている。入射面が平坦面であると、最大入射角度である90度入射のときの導光部32(透明層33とほぼ同じ屈折率と仮定:異なっても通常の材料の屈折率の範囲ではほぼ同じと考えて問題ない)内の角度ξは、
N×sinξ=sin90=1
また、斜辺部32bへの入射角度は、90+α−ξであり、最も全反射しづらい斜辺部32bの角度αが0度の場合の全反射条件は、
N×sin(90−ξ)>1
である。これらの関係から、N>√2=1.414となる。通常の材料では、屈折率は、1.414以上であることから、通常の材料を用いる限り、入射光角度によらず斜面で全反射することができる。一方、入射面が平坦面でないと、導光部内の角度ξの最大値が限定されないので斜辺部32bでの全反射が起きない入射光成分が生じ、損失光が発生してしまう。よって、本実施例の透過部33aの表面のように、入射面は、平坦面とすることがよい。
本実施例では、反射層34を、感光性粘着層341と蒸着転写紙を用いて形成したが、その他の方法を、以下に例示する。
(1)上記実施例では、感光性粘着層341の粘着性の残った未露光部に、蒸着転写紙を接合して正規反射層を形成したが、蒸着転写紙に代えて、例えば、チタンホワイト、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の白色拡散転写紙を接合すれば拡散反射層を形成することができる。また、感光性粘着層341に白色粉体を直接接合してもよい。
なお、特に拡散反射層とする場合には、反射層表面そのものが拡散反射することが好ましい。
図6は、反射層434の最表面に透明層434aが形成されている例を示す図である。
図6のように、反射層434の最表面に透明層434aが形成されている場合とは、例えば、転写における離型層等が挙げられる。このような層があると、図6のように、拡散反射面の位置によっては透明層434aの表面で全反射する光Aが発生し、反射効率の低下が生じてしまう。したがって、拡散反射層とする場合には、反射層表面そのものが拡散反射することが好ましい。
図7において、破線で示した曲線は、拡散板20を出射した光の拡散特性を示し、実線で示した曲線は、拡散板20に加えて反射層34を含まない導光部32を配置した場合の
拡散特性を示し、一点鎖線で示した曲線は、拡散板20に加えて本実施例の集光シート30を配置した場合の拡散特性を示している。導光部32のみでは、中央付近の輝度が上昇しているものの、不要な部分に拡散してしまっている光が多く、集光作用が十分ではない。この特性において、範囲D1の光は、入射面32aに入射した光が主に占めており、範囲D2の光は、空隙部Sに入射した光が大半を占めていることが判っている。
ここで、反射層34を有した本実施例の集光シート30を配置した場合を示す一点鎖線で示した曲線を見ると、範囲D1内に集光され、中央の輝度も向上している。これは、反射層34を形成したことによる効果であって、空隙部Sに入射していた光が、光源側に戻されることにより、再利用され、入射面32aに入射した光のみが出射することができるからである。
また、本実施例では、反射層34を透明層33上に別層で形成し、反射層34が透明層33の表面から凸になっているので、拡散板20に接触したとしても、透明層33の表面が直接拡散板20に接触せず、ニュートンリングが生じてしまう不都合も生じない。
実施例2の面光源装置は、実施例1における透明層33,反射層34からなる入射光選別フィルム部を、1層の入射光選別フィルム233に置き換えた点のみが実施例1と異なっている。したがって、前述した実施例1と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
本実施例における入射光選別フィルム233は、導光部32の入射面32a及び空隙部Sに対応してシート面に沿った方向に並ぶ透過部233a,反射部233bを同一層内に有している。
本実施例によれば、より簡単に透過部233a及び反射部233bを形成することができる。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)各実施例において、導光部32は、断面形状が略台形形状で延在する単位形状を縞状に並べた形態である例を示したが、これに限らず、例えば、単位形状を四角錘台としてもよいし、円錐台又は円錐台の一部としてもよい。
20 拡散板
30 集光シート
31 支持フィルム
32 導光部
32a 入射面
32b 斜辺部
33 透明層
33a 透過部
34 反射層
40 反射板
50 枠部
233 入射光選別フィルム
233a 透過部
233b 反射部
341 感光性粘着層
342 感光済層
343 反射材
344 基材層
Claims (14)
- 直下型の面光源装置に用いられる集光シートであって、
シート面に直交する方向の断面形状が略等脚台形形状である単位形状を有し、前記等脚台形の上底部分を入射面とし、前記等脚台形の下底部分を出射面として前記単位形状をシート面方向に複数並べて配置され光透過性を有し、前記入射面に入射して前記等脚台形の斜辺部に当たる光を反射して前記出射面に向けることにより出射光を集光する導光部と、
前記導光部の単位形状の間に設けられた空隙部と、
前記入射面上に接合するとともに、前記空隙部を覆うように配置されたフィルムであって、前記入射面に対応する位置にあって光を透過する透過部と、前記空隙部に入射しようとする光を反射する反射部とを有した入射光選別フィルム部と、
を備える集光シート。 - 請求項1に記載の集光シートにおいて、
前記入射光選別フィルム部は、前記透過部を含む光を透過する透明層と、
前記透明層の入射側に別層として前記空隙部を覆う位置に設けられ、光を反射する前記反射部を形成する反射層と、
を備えること、
を特徴とする集光シート。 - 請求項2に記載の集光シートにおいて、
シートの法線と前記単位形状の前記斜辺部との成す角度をα、
前記単位形状の前記等脚台形の下底部分の幅をP、
前記透明層の厚さをTとすると、
前記等脚台形の高さに相当する前記単位形状の下底部分から上底部分までの距離Hは、
H=(P−T×tan2α)/(tanα+tan2α)
の関係を略満足すること、
を特徴とする集光シート。 - 請求項1に記載の集光シートにおいて、
前記透過部及び前記反射部は、前記入射光選別フィルム部の厚さ方向において同一層となる位置に形成されていること、
を特徴とする集光シート。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の集光シートにおいて、
最大出射角度をω、
シートの法線と前記単位形状の前記斜辺部との成す角度をα、
前記導光部の屈折率をNとしたとき、前記単位形状は、
(sin-1(1/N)−sin-1(sinω/N))/2<α<(sin-1(sinω/N))/2
の関係を略満足すること、
を特徴とする集光シート。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の集光シートにおいて、
前記導光部の前記入射面に対応する前記透過部の表面は、平坦面であること、
を特徴とする集光シート。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の集光シートにおいて、
前記入射光選別フィルム部は、前記単位形状とは別に形成されたフィルムを用いて形成されていること、
を特徴とする集光シート。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の集光シートにおいて、
前記単位形状は、断面形状が略等脚台形の四角錘台又は円錐台であること、
を特徴とする集光シート。 - 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の集光シートにおいて、
前記導光部は、略等脚台形の断面形状が一方向に延在する前記単位形状を平行に多数並べて形成されていること、
を特徴とする集光シート。 - 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の集光シートと、
前記集光シートに入射する光を発する光源と、
を備える面光源装置。 - 請求項9に記載の集光シートをその単位形状の並ぶ方向が直交するように積層配置した複数の集光シートと、
前記集光シートに入射する光を発する光源と、
を備える面光源装置。 - 請求項10又は請求項11に記載の面光源装置において、
前記集光シートと前記光源との間に、拡散シートを配置したこと、
を特徴とする面光源装置。 - 請求項12に記載の面光源装置において、
前記集光シートの少なくとも一部は、紫外線硬化及び/又は光反応性樹脂を用いて形成されており、
前記拡散シートは、紫外線吸収作用を有すること、
を特徴とする面光源装置。 - 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の集光シートの製造方法であって、
前記入射光選別フィルム部の前記透過部及び/又は反射部は、前記等脚台形の斜辺部により反射することができるエネルギー線を前記単位形状の前記等脚台形の下底部分からシートの略法線方向から照射することにより形成すること、
を特徴とする集光シートの製造方法。
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A02 | Decision of refusal |
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