JP2009254674A - 衣類の袖折り方法及び衣類の袖折り装置 - Google Patents

衣類の袖折り方法及び衣類の袖折り装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 公知の衣類折畳み機において、展張衣類の袖折り工程は該展張衣類の搬送を停止させた状態で行われ、従って袖折り工程中は衣類が次工程側に移動しないので、その分、衣類1枚当たりの処理スピードが遅くなる(処理能力が低い)。
【解決手段】 一連の搬送装置1上において、両袖を広げた展張衣類から該両袖を胴部側に折畳んだ後、その袖折り衣類を所定の小面積まで折畳めるようにした衣類折畳み機を使用して行われる衣類の袖折り方法において、展張衣類をその各袖がそれぞれ下方に垂下する状態で搬送装置により搬送させながら、各袖を左右の各袖折りベルト32,34でそれぞれ胴部Za側に折畳むようにすることにより、衣類の袖折り工程をノンストップで行えるようにしている。
【選択図】 図6

Description

本願発明は、浴衣やガウンあるいはユニフォーム等の袖付き衣類を小さく折畳むための衣類折畳み機を使用して行われる衣類の袖折り方法及び該衣類折畳み機に使用される衣類の袖折り装置に関するものである。
ホテル・旅館等では浴衣やガウンが大量に使用され、他方、スポーツ選手にはユニフォームが使用されるが、これらの使用済みの袖付き衣類は、ランドリー工場において洗濯した後、小さく折畳んで客先に納入される場合が多い。尚、浴衣やガウンやユニフォーム等の袖付き衣類は、両袖を胴部側に折畳んだ後、幅方向や長さ方向に折畳んで所定小面積まで折畳まれる。
ところで、この種の袖付き衣類を小さく折畳むための衣類折畳み機として、本出願人は図18に示すものを既に特許出願している(特開2004−159726号公報の図8)。
図18に示す公知の衣類折畳み機は、一連の衣類搬送装置101として第1〜第5の各コンベア121〜125を有し、第1コンベア121上に第1の袖折り装置102を設け、第1コンベア121と第2コンベア122間に第1の2つ折り装置103を設け、第4コンベア124上に第2の袖折り装置102Aを設け、第3コンベア123と第4コンベア124間に第2の2つ折り装置103Aを設け、第5コンベア125上に幅折り装置104を設け、第5コンベア125とプレスコンベア126間の入口部分に4つ折り装置105を設けている。第2コンベア122と第4コンベア124は、共に正逆両方向に走行するように制御される。
図18の衣類折畳み機では、客先の要望により、図19又は図20の各(A)に示すように両袖Yb,Ybを広げた展張衣類Y0から、図19(E)に示す背側Yeが表面に露出する状態で小さく折畳む場合と、図20(E)に示すように胸側Yfが表面に露出する状態で小さく折畳む場合との2通りの折畳み方が行えるようになっている。そして、図20に示すように、衣類の胸付近にホテル名等の表示Ydがある場合には、客先から図20(E)に示すように胸側Yfを表面に露出させる折畳み方を要望されることが多い。尚、以下の説明では、図19(E)に示すように背側Yeを表面に露出させる折畳み方を背出し折りといい、図20(E)に示すように胸側Yfを表面に露出させる折畳み方を胸出し折りということがある。
図18の衣類折畳み機において、図19(A)〜(E)に示すように衣類を背出し折りする場合には、図19(A)に示す展張衣類Y0を胸上向き姿勢で第1コンベア121の始端部上に供給し、該第1コンベア121上で第1の袖折り装置102により両袖Yb,Ybの付け根を谷折り(図19(A)の谷折り線G1,G1)して図19(B)の袖折り衣類Y1とし(両袖が胸側に折畳まれている)、次に該袖折り衣類Y1の半分長さ位置を第1コンベア121と第2コンベア122間において第1の2つ折り装置103により谷折り(図19(B)の谷折り線G2)して図19(C)の2つ折り衣類Y2とし、続いて該2つ折り衣類Y2をそのまま(第2の2つ折り装置103A及び第2の袖折り装置102Aは作動させずに)第3コンベア123から第4コンベア124側に移乗させた後、第4コンベア124の走行方向を反転させて2つ折り衣類Y2を第4コンベア124から第5コンベア125に移乗させ、第5コンベア125上において幅折り装置104により2つ折り衣類Y2の左右側縁部Yc,Ycをそれぞれ所定幅M(例えばM=150mm)ずつ谷折り(図19(C)の谷折り線G3,G3)して図19(D)の幅折り衣類Y3とし、続いて該幅折り衣類Y3の半分長さ位置を4つ折り装置105により谷折り(図19(D)の谷折り線G4)して図19(E)の4つ折り衣類Y4を完成させる。
他方、図18の衣類折畳み機において、図20(A)〜(E)に示すように衣類を胸出し折りする場合には、図20(A)に示す展張衣類Y0を胸上向き姿勢で第1コンベア121の始端部上に供給し、そのまま(第1の袖折り装置102は作動させずに)第1コンベア121の終端部で反転させて該展張衣類Y0の先行側(袖側)を第3コンベア123を経て第4コンベア124上まで移送させ(展張衣類が胸下向き姿勢で第3コンベア123と第4コンベア124とに跨がっている)、そこで第2の袖折り装置102Aにより両袖Yb,Ybの付け根を谷折り(図20(A)の山折り線H1,H1)して図20(B)の袖折り衣類Y1とし(両袖が背側に折畳まれている)、次に該袖折り衣類Y1の半分長さ位置を第3コンベア123と第4コンベア124間において第2の2つ折り装置103Aにより谷折り(図20(B)の山折り線H2)して図20(C)の2つ折り衣類Y2とし、続いて該2つ折り衣類Y2を第5コンベア125上において幅折り装置104により2つ折り衣類Y2の左右側縁部Yc,Ycをそれぞれ所定幅M(例えばM=150mm)ずつ谷折り(図19(C)の山折り線H3,H3)して図20(D)の幅折り衣類Y3とし、続いて該幅折り衣類Y3を第5コンベア125の終端部まで移送させて、そこで幅折り衣類Y3の半分長さ位置を4つ折り装置105により谷折り(図20(D)の山折り線H4)して図20(E)の4つ折り衣類(折畳み衣類)Y4を完成させる。
尚、図18において、図19の背出し折り及び図20の胸出し折りでそれぞれ折畳まれた4つ折り衣類(折畳み衣類)Y4は、プレスコンベア126でプレスされた後、ゲート板117上に移送され、該ゲート板117が開いて排出コンベア118上に落とされる。又、最終折畳み状態の折畳み衣類Y4は、長さが展張長さの1/4(約300mm)で幅Nが(約300mm)程度となる。
特開2004−159726号公報
ところで、上記図18の衣類折畳み機では、袖折り装置102(又は102A)により袖付き衣類Y0の各袖部Yb,Ybを自動で折畳み得るようになっているが、この袖折り装置102(又は102A)は、コンベア121(又は124)を一旦停止させた状態で作動するようになっている。即ち、前側(第1コンベア121側)の袖折り装置102で説明すると、展張衣類Y0が両袖Yb,Ybを広げた状態(図19(A)の状態)で第1コンベア121により該第1コンベア121の袖折り位置(袖折り装置102の設置位置)まで搬送された時点で該第1コンベア121を一旦停止させ、そのコンベア停止状態で袖折り装置102(左右一対の折りガイドを有している)が袖折り側に作動して、両袖Yb,Ybを左右各側から衣類の胸部上に折畳む。そして、該袖折り装置102で袖折りした後、第1コンベア121の作動が再開して、その袖折り衣類Y1(図19(B)の状態)を後送させるようになっている。尚、後側の袖折り装置102A及び第4コンベア124も上記前側の袖折り装置102及び第1コンベア121と同様に作動する。
このように、上記従来例の衣類折畳み機では、展張衣類Y0の両袖Yb,Ybを折畳むのに、コンベア121を一旦停止させた状態で袖折り装置102を作動させ、該袖折り装置102による袖折り後にコンベア121の作動を再開させるようにしているので、袖折り工程中は衣類の搬送が中断しており、その分(搬送停止時間分)、袖折り衣類Y1が次工程側に送られる時間が遅くなって、衣類1枚当たりの処理スピードが遅くなる(処理能力が低くなる)という問題があった。
そこで、本願発明は、展張衣類を所定小面積まで折畳めるようにした衣類折畳み機において、袖付き衣類の両袖を効率よく(衣類の搬送を中断することなく)折畳み得るようにした衣類の袖折り方法及び衣類の袖折り装置を提供することを目的としている。
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。尚、本願発明は、浴衣やガウンあるいはユニフォーム等の袖付き衣類を小さく折畳むための衣類折畳み機に関し、特にその衣類折畳み工程中における衣類の袖折り方法及び衣類の袖折り装置を対象にしている。
[本願請求項1の発明]
本願請求項1の発明は、一連の搬送装置上において、両袖を広げた展張衣類から該両袖を胴部側に折畳んだ後、その袖折り衣類を所定の小面積まで折畳めるようにした衣類折畳み機を使用して行われる衣類の袖折り方法である。
そして、この請求項1の衣類の袖折り方法は、展張衣類をその各袖がそれぞれ下方に垂下する状態で搬送装置により搬送させながら、各袖を左右の各袖折りベルトでそれぞれ胴部側に折畳むようにしたものである。
この衣類の袖折り方法では、搬送装置における袖折り工程部分は、該搬送装置の下面を展張衣類の胴部に接触させて該展張衣類を搬送させるようにする。又、左右の各袖折りベルトは、搬送装置の下面側において各袖を衣類の胴部側に折畳むように作動させるようになっている。
そして、衣類の袖折り時には、搬送装置を連続走行させて展張衣類をその両袖が下方に垂下する状態で搬送させながら、各袖折りベルトにより各袖をその付け根部分からそれぞれ衣類の胴部側に折畳むようにしている。
従って、この衣類の袖折り方法では、衣類の袖折り工程中は搬送装置を停止させることなく(展張衣類を搬送させながら)行える。
尚、本願で使用される衣類折畳み機は、上記のように両袖を胴部側に折畳んだ後、その袖折り衣類を適宜の折り装置で所定小面積まで折畳むことによって、所望の小面積の折畳み衣類とすることができる。
[本願請求項2の発明]
本願請求項2の発明は、上記請求項1の衣類の袖折り方法を行うための衣類の袖折り装置を対象にしたもので、この請求項2の衣類の袖折り装置は、一連の搬送装置上において両袖を広げた展張衣類から両袖を胴部側に折畳んだ後、その袖折り衣類を所定の小面積まで折畳めるようにした衣類折畳み機に使用されるものである。
そして、この請求項2の衣類の袖折り装置は、展張衣類の上面に接触して該展張衣類を搬送させ得るコンベアと、該コンベアの下面近傍位置に設置されていて展張衣類の胴部とほぼ同幅の台板と、該台板の下面側に設置されていて台板の左右各側縁から垂下させた両袖をそれぞれ衣類胴部の下面側に折畳み得る左右の各袖折りベルトとを備えているとともに、展張衣類をその両袖が台板の左右各側縁からそれぞれ下方に垂下する状態でコンベアにより台板上を搬送させながら、各袖を左右の各袖折りベルトによりそれぞれ衣類胴部側に折畳めるようにしたことを特徴としている。
この請求項2の衣類の袖折り装置では、コンベアによってその下面の台板上を展張衣類が搬送されるが、そのとき展張衣類の両袖が台板の左右各側縁からそれぞれ垂下する。他方、左右の各袖折りベルトは、それぞれ垂下した各袖を台板の下面側に折り込む方向に走行している。
そして、展張衣類がコンベアで搬送されながら、各袖が左右の各袖折りベルト部分に達すると、左右の各袖がそれぞれ左右の各袖折りベルトで台板の下面側に折り込んでいき、その両袖がを挟んで展張衣類の胴部の下面側に折畳まれる。その後、両袖を折畳んだ状態の袖折り衣類がコンベアによる搬送で台板の終端部から抜け出して、次の折畳み工程側に移送される。
尚、衣類の袖折り装置部分を通過した袖折り衣類は、幅折り装置や長さ折り装置によって折畳まれて、所望の小面積の折畳み衣類とされる。
本願請求項1及び2の各発明では、展張状態で搬送される袖付き衣類の各袖部を袖折りする際に、該展張衣類をコンベアで搬送させながら、下方に垂下した各袖をそれぞれ左右の各袖折りベルトで衣類の胴部側に折畳むようにしているので、展張衣類の袖折り工程をノンストップで行え(次工程側に搬送させながら行え)、袖折り工程での時間のロスがなくなる(又は短縮できる)。
このように、袖折り工程での時間短縮ができると、衣類折畳み機による全工程の所要時間を該袖折り工程での時間短縮分だけ短くでき、衣類1枚当たりの処理スピードが短縮できて処理能力が向上するという効果がある。
以下、図1〜図17を参照して本願の実施例を説明すると、図1には本願実施例で使用される衣類折畳み機の全体構成を示している。尚、この実施例では、処理すべき衣類Zとして、図2(A)(B)に示すように裾長のユニフォーム(外套として使用される)が採用されているが、ホテル・旅館等で使用される浴衣やガウン等も採用できる。
図2〜図5を併用して図1に示す衣類折畳み機の概要を説明すると、この衣類折畳み機は、図3〜図5の各(A)に示すように両袖Zb,Zbを広げた状態の展張衣類Z0から図3〜図5の各(B)〜各(E)の工程を経て各(F)に示す最終の折畳み衣類Z4に折畳み得るようにしたものである。
図1の衣類折畳み機には、折畳むべき衣類を順次折畳み加工しながら排出部8まで移送するための一連の搬送装置1を有している。この搬送装置1は、始端部の第1コンベア11と、終端側が上下に揺動する第2コンベア12と、後述する袖整形装置4及び袖折り装置3を設置した第3コンベア13と、袖折り装置3で袖折りされた袖折り衣類Z1(図3又は図4の各(B)の状態)を受け取って後送する第4コンベア14と、該第4コンベア14の終端で袖折り衣類Z1を上下反転(図3又は図4の各(C)の状態)させて後送する第5コンベア15と、幅折り装置5を設け且つ幅折りされた幅折り衣類Z2(図3又は図4の各(D)の状態)を第1の2つ折り装置6で2つ折りするための第6コンベア16及び第7コンベア17と、2つ折り衣類Z3(図3又は図4の各(E)の状態)をさらに2つ折り(最終折畳み)する第2の2つ折り装置7として機能する第8コンベア18、第9コンベア19、第10コンベア20と、最終折畳み衣類Z4を排出部8側に移送する第11コンベア21と、排出部8の第12コンベア22とを有している。
第3コンベア13の下面近接位置には、図6及び図7に詳細表示するように、展張衣類Z0の胴部Zaとほぼ同幅の滑り板(特許請求範囲中の台板となる)31が設けられていて、第3コンベア13の下面に接触させた状態で移送される展張衣類の胴部Zaを滑り板31上に滑動させ得るようになっている。尚、第3コンベア13は、前半部に2本の帯状ベルトを狭幅状態で設けているとともに、後半部に4本の帯状ベルトを広幅状態で設けている。又、第6コンベア16と第7コンベア17間には、後述するように縦向きに近接させたプレス部Pを有している。
他方、この搬送装置1には、鎖線図示するように下揺動させた第2コンベア12′と第7コンベア17とを直に接続する第13コンベア23を有している。
この実施例の衣類折畳み機では、折畳むべき衣類Zを図2(A)に示すようにハンガー9に掛けた状態で投入するようになっている。即ち、機体の前部側の上部には、下降傾斜したハンガー掛け棒25とハンガー移送装置26とが設けられている。そして、ハンガー掛けした衣類Z(図2(A)の状態)を、その身頃側が前方に向く姿勢でハンガー9をハンガー掛け棒25に引っ掛けると、そのハンガー9のフック部がハンガー移送装置26のハンガー係止具に受け取られた後、衣類が符号Z′の状態を経て符号Z″で示すように第1コンベア11上に預け渡されるようになっている。このとき、衣類掛けしているハンガー9はハンガー移送装置26から解放されており、続いて該ハンガー9はハンガー引抜き装置27により図2(B)に示すように衣類Zから引き外されるようになっている。尚、引き外されたハンガー9は、上動装置28によりハンガー引抜き装置27とともに上動せしめられ(符号27′の位置)、その上動位置において空のハンガー9′が空ハンガー回収装置29により回収される。尚、他の実施例では、衣類Zのみ(ハンガー9に掛けない状態)を作業員が直接第1コンベア11上に載せ掛けるようにすることができ、その場合にはハンガー掛け棒25、ハンガー移送装置26、ハンガー引抜き装置27、上動装置28、空ハンガー回収装置29等を省略することができる。
この実施例の衣類折畳み機における袖整形装置4、袖折り装置3、幅折り装置5、第1の2つ折り装置6、第2の2つ折り装置7等の構成の詳細は後述するが、図1の衣類折畳み機では、衣類を図3、図4、図5の各折畳み工程を経てそれぞれ各(F)の最終折畳み衣類Z4に折畳むことができるようになっている。
[図3の折畳み工程]
図3の折畳み工程は、図3(F)のように衣類の胸側Zfを表面にして折畳むもので、第2コンベア12を第3コンベア13側に接続させた状態で行う。
この場合は、図3(A)に示すように展張衣類Z0を胸側Zfが上面になる姿勢で第1コンベア11上に載せ掛け、そこで作業員が手作業により身頃部分をきれいに整形する。尚、この状態では、衣類が図1に符号Z″で示すように胴部Zaの上半部が第1コンベア11上に載せ掛けられ、ハンガー9を外した状態で両袖Zb,Zbが第1コンベア11の左右各側縁からそれぞれ垂れ下げられている。
身頃部分を整形後、スタートスイッチを押すと、第1コンベア11上の衣類Z″が第2コンベア12を経て第3コンベア13により滑り板31の上面を滑動していき、後述する袖整形装置4(詳細は図6、図7)部分で一旦停止(第3コンベア13が停止)して両袖Zb,Zbの付け根部分をきれいに整形(皺や弛み延ばし)する。
次に、第3コンベア13が再駆動され、袖折り装置3(左袖折りベルト32と右袖折りベルト34)により図3(A)の折り線J1,J1部分でそれぞれ山折りされて左右の各袖Zb,Zbが背側に折畳まれ、図3(B)の袖折り衣類Z1となる。
次に、上記袖折り衣類Z1は、第4コンベア14上に移乗し、該第4コンベア14の終端部から第5コンベア15に移乗する際に該袖折り衣類Z1を図3(C)のように上下反転させる。
次に、上記袖折り衣類Z1が図3(C)の状態で第6コンベア16及び第7コンベア17に跨がる位置まで移送される。このとき、衣類を長さ方向に4つ折りする場合は、図9に示すように袖折り衣類Z1の長さ方向中央部が第1の2つ折り装置6の折り板61の直下に位置するように停止させる。そして、幅折り装置5により図3(C)の折り線J2,J2部分でそれぞれ谷折りされて左右の側縁部Zc,Zcが上面側(背側Ze)に折畳まれ、図3(D)の幅折り衣類Z2となる(この幅折り工程の詳細は図9〜図13)。
次に、上記幅折り衣類Z2は、第1の2つ折り装置6により図3(D)の折り線J3部分が第6コンベア16と第7コンベア17間のプレス部Pに押し込まれる(図14の符号Zg)と同時に、両コンベア16,17のプレス部P部分がそれぞれ下向きに走行することにより、図3(E)の2つ折り衣類Z3となる。
次に、上記2つ折り衣類Z3は、第2の2つ折り装置7(詳細は図15〜図17)により図3(E)の折り線J3部分でさらに2つ折りされて、図3(F)に示す長さ方向を4つ折りした最終折畳み衣類Z4となる。この図3の折畳み工程では、折畳み衣類Z4の胸側Zfが表面になるように折畳まれる。
尚、図3の(D′)〜(F′)で示すように、幅折り衣類Z2の長さ方向を3つ折りする場合には、図3(C)に示す袖折り衣類Z1の長さ方向2/3の位置が第1の2つ折り装置6(折り板61)の直下に位置する状態で両コンベア16,17上に停止させる。そして、図3(C)の各折り線J2,J2でそれぞれ幅折りし、図3(D′)の幅折り衣類Z2′を折り線J3′で谷折りした後、図3(E′)の2つ折り衣類Z3′を折り線J4′で谷折りして、図3(F′)に示す長さ方向を3つ折りした最終折畳み衣類Z4′に折畳むことができる。この場合も、折畳み衣類Z4′の胸側Zf′が表面になる。
[図4の折畳み工程]
図4の折畳み工程は、図4(F)のように衣類の背側Zeを表面にして折畳むもので、第2コンベア12を第3コンベア13側に接続させた状態で行う。
この場合は、ハンガー9に掛けた衣類Zを背側Zeが前面に向く姿勢でハンガー掛け棒25に投入し、図4(A)に示すように展張衣類Z0の背側Zeが上面になる姿勢で第1コンベア11上に載せ掛ける。尚、この場合は、身頃部分が下向きになるので該身頃部分の整形がしにくいが、胴部Za全体をできるだけきれいに整形しておく。
胴部Zaを整形後、スタートスイッチを押すと、上記同様に第1コンベア11上の衣類が第2コンベア12を経て第3コンベア13の滑り板31上面に移乗され、そこで袖整形装置4により両袖Zb,Zbの付け根部分をきれいに整形(皺や弛み延ばし)する。
次に、第3コンベア13が再駆動され、袖折り装置3により図4(A)の折り線K1,K1部分でそれぞれ山折りされて左右の各袖Zb,Zbが胸側に折畳まれ、図4(B)の袖折り衣類Z1となり、続いて該袖折り衣類Z1が第4コンベア14を経て第5コンベア15に移乗する際に該袖折り衣類Z1を図4(C)のように上下反転させる。
次に、上記袖折り衣類Z1が図4(C)の状態で第6コンベア16及び第7コンベア17に跨がる位置まで移送され、幅折り装置5により図4(C)の折り線K2,K2部分でそれぞれ谷折りされて左右の側縁部Zc,Zcが上面側(胸側Zf)に折畳まれ、図4(D)の幅折り衣類Z2となる。
次に、上記幅折り衣類Z2は、第1の2つ折り装置6により図4(D)の折り線K3部分で2つ折りされて、図4(E)の2つ折り衣類Z3となる。
次に、上記2つ折り衣類Z3は、第2の2つ折り装置7により図4(E)の折り線K3部分でさらに2つ折りされて、図4(F)の最終折畳み衣類Z4となる。この図4の折畳み工程では、折畳み衣類Z4の背側Zeが表面になるように折畳まれる。尚、この図4の折畳み工程を行う場合は、第1コンベア11上に展張衣類Z0をその背側Zeが上面になる姿勢で搬入する必要があるので、該第1コンベア11上において衣類の身頃部分を手作業で整形しにくいという難点がある。
尚、この図4の折畳み工程でも、図3の(D′)〜(F′)で示すように幅折り衣類Z2の長さ方向を3つ折りすることができる。
[図5の折畳み工程]
図5の折畳み工程は、図5(F)のように衣類の胸側Zfを表面にして折畳むもので、第2コンベア12を鎖線図示(符号12′)するように第13コンベア23側に接続させた状態で行う。
この場合は、図3の折畳み工程と同様に、ハンガー9に掛けた衣類Zを胸側Zfが前面に向く姿勢でハンガー掛け棒25に投入し、図5(A)に示すように展張衣類Z0の胸側Zfが上面になる姿勢で第1コンベア11上に載せ掛ける。尚、この場合は、衣類の身頃部分が上向きになるので、第1コンベア11上において作業員が手作業により身頃部分をきれいに整形できる。又、この図5の折畳み工程では、袖折り装置3による袖折りが行われないので、第1コンベア11上において身頃部分をきれいに整形するのに続いて、図5(A)の各折り線L1,L1部分を谷折りして両袖Zb,Zbも胸側Zfに折畳んでおく。(図5(B)の袖折り衣類Z1となる)。
両袖折畳み後、スタートスイッチを押すと、袖折り衣類Z1が第1コンベア11から下降傾斜している第2コンベア12′及び第13コンベア23を経て第7コンベア17の前端部側に移送され、該袖折り衣類Z1が図5(C)の状態で第7コンベア17及び第6コンベア16に跨がる位置で停止する。
次に、上記図3及び図4の各折畳み工程と同様に、幅折り装置5により図5(C)の折り線L2,L2部分でそれぞれ谷折りされて左右の側縁部Zc,Zcが上面側(胸側Zf)に折畳まれ、図5(D)の幅折り衣類Z2となる。
その後、該幅折り衣類Z2は、第1の2つ折り装置6により図5(D)の折り線L3部分で2つ折りされて図5(E)の2つ折り衣類Z3とされ、続いて第2の2つ折り装置7により図5(E)の折り線L4部分でさらに2つ折りされて、図5(F)の最終折畳み衣類Z4となる。この図5の折畳み工程では、折畳み衣類Z4の背側Zeが表面になるように折畳まれる。
尚、この図5の折畳み工程でも、図3の(D′)〜(F′)で示すように幅折り衣類Z2の長さ方向を3つ折りすることができる。
次に、この衣類折畳み機における、袖整形装置4、幅折り装置5、第1の2つ折り装置6、及び第2の2つ折り装置7の各詳細構成について説明する。尚、袖整形装置4は左右一対ある。
第3コンベア13の直下近傍に設置されている滑り板31は、本願請求項2中の台板となるものである。そして、この滑り板31上に搬送されてくる展張衣類Z0は、図6及び図7に示すように、滑り板31の左右各側縁で左右の各袖付け根部分Zb′,Zb′が下方に折曲されて、左右の各袖部Zb,Zbが自重で垂下するようになる。
各袖整形装置4,4は、図6及び図7に示すように、衣類Z0の各袖部Zb,Zbの付け根部分Zb′,Zb′をそれぞれ外側に引き延ばすためのものである。そして、該各袖整形装置4,4は、第3コンベア13下面側にある滑り板31上の前部寄りの左右位置にそれぞれ1セットずつ設置されている。
この各袖整形装置4,4は、滑り板31上の所定位置まで移送された展張衣類Z0の左右各袖Zb,Zbの付け根部分Zb′,Zb′(図7)をそれぞれ外側に向けて擦るための左右各ブラシロール41,41を有している。この左右各側のブラシロール41,41は、それぞれ前後一対を1組(合計4つのブラシロールがある)としている。この前後1組のブラシロール41,41は、それぞれ若干の角度をもった外向き「く」形状態で配置されていて、該前後の各ブラシロール41,41の軸同士をユニバーサルジョイント42で連結している。そして、左右の各前後1組のブラシロール41,41は、それぞれ単一のモータ43,43でロール下面側が外側に回転するように駆動される。尚、他の実施例では、1組(2つ)のブラシロール41,41をそれぞれ個別のモータ43で駆動するようにしてもよい。
又、左右各1組のブラシロール41,41は、それぞれ伸縮シリンダ44,44で上方の待機位置(滑り板31上の衣類に接触しない位置)と滑り板31上の衣類Z0の各袖付け根部分Zb′,Zb′に接触する接触位置との間で昇降させ得るようになっている。
そして、この袖整形装置4,4は、衣類の各袖部Zb,Zbが滑り板31上の袖整形位置に搬送されるまでは、左右の各ブラシロール41,41・・を上方位置に待機させておき、該衣類の各袖部Zb,Zbが袖整形位置の直下まで搬送されてそこで停止した後、左右の各ブラシロール41,41・・を伸縮シリンダ44,44で接触位置まで下動させるとともに、各モータ43,43により該各41,41・・をロール下面側がそれぞれ外向きに回転するように駆動させるようになっている。
ところで、衣類Z0の各袖付け根部分Zb′,Zb′には皺や弛みが発生し易いが、この袖付け根部分Zb′,Zb′の皺等は手作業で伸展させようとしても取りにくいものである。そして、この実施例のように、各袖整形装置4,4を設けたものでは、4つのブラシロール41,41・・を左右の袖付け根部分Zb′,Zb′(特に袖付け根の上下各端部付近)に接触させた状態でロール下面側をそれぞれ外向きに回転させることにより、該各ブラシロール41,41・・で袖付け根部分Zb′,Zb′の皺や弛み等を外側に押し送ることができ、さらに各袖付け根部分Zb′,Zb′がそれぞれ外側に押し送られると、展張衣類Z0の両袖部Zb,Zbが滑り板31の左右各側縁から垂下しているので、袖の先側に送られた皺や弛みが袖部の自重によりきれいに引き延ばされていく。従って、各袖部Zb,Zbの全体を自動できれいに展張させた状態で整形でき、次の袖折畳み工程において両袖部を一層きれいに折畳むことができるようになる。
尚、この袖整形装置4,4は、第2コンベア12を図1に鎖線図示(符号12′)する側に接続して折畳み工程(図5の折畳み工程)を行う場合は機能しないものである。
袖折り装置3は、この実施例では、図6及び図7に示すように、展張衣類Z0の上面に接触して該展張衣類を搬送させ得る第3コンベア13と、該第3コンベア13の下面近傍位置に設置されていて展張衣類の胴部Zaとほぼ同幅の滑り板(台板)31と、該滑り板31の下面側に設置されていて滑り台31の左右各側縁から垂下させた両袖Zb,Zbをそれぞれ衣類胴部Zaの下面側に折畳み得る左右の各袖折りベルト32,34とを備えている。
左右の各袖折りベルト32,34は、滑り板31下面の後半側に設けられていて、左袖折りベルト32で左袖を折畳み、右袖折りベルト34で右袖を折畳むようになっている。尚、この実施例では、左袖折りベルト32が第3コンベア13による搬送方向の前側で右袖折りベルト34が該搬送方向の後側に位置している。
左袖折りベルト32は、載せ板33の下面近傍位置において、前部側が左側から右側に後退傾斜する姿勢で設置されている。又、この左袖折りベルト32側の載せ板33の前縁部分は、該左袖折りベルト32の後退傾斜部分より僅かに後方位置で該ベルト後退傾斜部分と同傾斜で後退傾斜している。尚、左袖折りベルト32は、図示しないモータによってベルト後退傾斜部分が左から右に走行するように駆動される。
右袖折りベルト34は、載せ板35の下面近傍位置において、前部側が右側から左側に後退傾斜する姿勢で設置されている。又、この右袖折りベルト34側の載せ板35の前縁部分も、該右袖折りベルト34の後退傾斜部分より僅かに後方位置で該ベルト後退傾斜部分と同傾斜で後退傾斜している。尚、右袖折りベルト34は、図示しないモータによってベルト後退傾斜部分が右から左に走行するように駆動される。
この実施例の袖折り装置3は、次のように作動する。即ち、は、上記袖整形装置4,4による袖整形作業中は第3コンベア13及び各袖折りベルト32,34がそれぞれ停止しているが、該袖整形作業が終了すると直ちに第3コンベア13及び各袖折りベルト32,34が作動を再開する。すると、図6及び図7に示すように、展張衣類Z0が第3コンベア13により両袖Zb,Zbを垂下させた状態で後送され、まず左袖が左袖折りベルト32の前部傾斜走行部に接触して該左袖が滑り板31下面側において衣類胴部Za側に折り込まれた後、右袖が右袖折りベルト34の前部傾斜走行部に接触して該右袖が同じく滑り板31下面側において衣類胴部Za側に折り込まれる。そして、両袖Zb,Zbが胴部Za側に折畳まれた袖折り衣類Z1は、図7に示すように滑り板31の終端部から後方側に抜け出して、第4コンベア14(図1)上に移乗される。
ところで、上記袖折り工程は、展張衣類が第3コンベア13によって後送されながら行われるので、該袖折り工程中は展張衣類が連続して次工程側に搬送されている。従って、展張衣類の袖折り工程をノンストップで行え(次工程側に搬送させながら行え)、袖折り工程での時間のロスがなくなる(又は短縮できる)。
左袖折りベルト32の前部及び右袖折りベルト34の前部には、図6及び図7に示すように、滑り板31上を移送させる衣類Z0の左右各袖部Zb,Zbをそれぞれ該衣類の移送スピードと等速で後送させる左右一対の袖送りベルト46,46を設けている。
この各袖送りベルト46,46は、前後向き姿勢で滑り板31の側縁部から垂れ下げられた各袖部Zb,Zbの上端高さ付近に位置し、該各袖送りベルトの内方側がそれぞれ前側から後側に走行するように各モータ47,47により駆動される一方、それぞれ伸縮シリンダ48,48によって左右外方の退避位置(滑り板31の側縁から垂れ下げられた袖Zbに接触しない位置)と、左右内方の袖接触位置との間で進退移動させ得るようになっている。
そして、この各袖送りベルト46,46は、上記袖整形装置4,4により左右の袖付け根部分Zb′,Zb′を整形(皺や弛み延ばし)した後、各伸縮シリンダ48,48で各垂れ下げ袖部Zb,Zbに接触する位置まで前進させた状態で、各モータ47,47により第3コンベア13の駆動と同期して且つ等速度で駆動される。尚、各袖送りベルト46,46の駆動タイミングは、第3コンベア13の駆動タイミングと同期して行われる。
このように、各袖送りベルト46,46を設けると、衣類Z0の胴部Zaが滑り板31上を滑動する際(第3コンベア13の駆動時)に、袖付け根付近が滑り板31の各側縁で折り曲げられていても(滑り板側縁部での摩擦抵抗が大きい)、該各袖付け根付近も衣類胴部Zaとともに強制的に後送でき、衣類全体をスムーズに(変形しないで)移送できるようになる。
図8は、図1の衣類折畳み機における、幅折り装置5、第1の2つ折り装置6、第2の2つ折り装置7部分の拡大図であるが、幅折り装置5は前後に2分割された第6コンベア16と第7コンベア17の上に設置されている。
第6コンベア16と第7コンベア17の合計長さは、図9に示すように衣類Zの全長よりかなり長い長さを有している。そして、該両コンベア16,17は、袖折り衣類Z1が一方のコンベア(16又は17)から他方のコンベア(17又は16)へ自由に乗り移り得るように近接させている。第6コンベア16と第7コンベア17は、モータ16aとモータ17aでそれぞれ個別に前後各方向に走行制御せしめ得るようになっており、後述するように幅折り装置5部分への袖折り衣類Z1の搬入方向や幅折り衣類Z2の2つ折り動作時等に、第6コンベア16及び第7コンベア17の走行方向をそれぞれ所定方向に制御し得るようになっている。
第6コンベア16の後側端部には、袖折り衣類Z1を背側Zeが上面になる姿勢(図3の折畳み工程)で搬入する背上姿勢搬送経路(12,13,14,15)が接続されている(図1参照)。又、第7コンベア17の前側端部には、袖折り衣類Z1を胸側Zfが上面になる姿勢(図5の折畳み工程)で搬入する胸上姿勢搬送経路(12′,23)が接続されている(図1参照)。尚、本願の衣類折畳み機に上記背上姿勢搬送経路(12′,23)を設けたのは、第1コンベア11上に展張衣類Z0を胸側Zfが上面になる姿勢(身頃部分を手作業で整形できる姿勢)で搬入した場合でも、図5(F)に示すように背側Zeを表面にして折畳むことができるようにするためのものである。
第6コンベア16と第7コンベア17の近接部分には、縦向きで所定長さのプレス部Pが設けられており、袖折り衣類Z1を2つ折り状態で該プレス部Pを通過させることによって2つ折り衣類Z3を表裏各側から圧縮し得るようになっている。
幅折り装置5は、図8〜図10に示すように、合計長さが展張衣類Z0の全長より長い長さをもつ左右一対の折りガイド51,51と、袖折り衣類Z1の左右各側縁部Zc,Zcを各折りガイド51,51上に折り掛ける左右一対の折り掛け装置55,55とを有している。
各折りガイド51,51は、第6コンベア16及び第7コンベア17に跨がって搬送される袖折り衣類Z1の幅方向両側縁部Zc,Zcの折り幅を決めるためのものである。この各折りガイド51,51は、それぞれ袖折り衣類Z1の搬送方向(前後方向)に2分割した細板棒状の各分割折りガイド52,52を有している。各分割折りガイド(合計4本)52,52・・は、1本の長さが例えば800〜1000mm程度のもので、その前後外方側の端部をそれぞれ片持ち支持している。前後に位置する一対の分割折りガイド52,52の対向する各先端部52a,52aは、所定小間隔(例えば100〜120mm程度の間隔)を隔てて対峙させている。
この各分割折りガイド52,52・・は、第6コンベア16及び第7コンベア17上に搬送される袖折り衣類Z1の幅方向各側縁Zc,Zcから胴部幅の約1/4程度の位置の上方において、それぞれ伸縮シリンダ53,53・・で先端部52a側が上下に揺動し得るように取付けている。そして、各分割折りガイド52,52・・は、伸縮シリンダ53の伸長時には図8に実線図示するように第6コンベア16の上面及び第7コンベア17の上面よりかなり上方に位置し、図8に鎖線図示するように先端部52a′の下動時(伸縮シリンダ53の縮小時)には第6コンベア16の上面及び第7コンベア17の上面に近接する(符号52′の位置)ようになっている。
左右一対の各折り掛け装置55,55は、図9に示すように、所定幅(図示例では200mm程度の幅)で前後に衣類Z1の全長(例えば1200mm程度)より長い長さ(図示例では2000mm程度)の押板56と、該押板56を左右に進退させる伸縮シリンダ57とを有している。
折り掛け装置55の押板56は、図11に示すように下動した各分割折りガイド52,52の高さ位置より僅かに高い位置において伸縮シリンダ57により左右方向に進退せしめられる。尚、図10に示すように、各押板56,56が外方に退避している状態では、両押板56,56間に各分割折りガイド52,52・・が上下動可能となる。
第6コンベア16の後端部(背上姿勢搬送経路を使用したときの衣類搬入側端部となる)の左右各側には、左右折り掛け装置55,55の各押板56,56上に袖折り衣類Z1の左右側縁部Zc,Zcを載せるための上り傾斜した短いガイドコンベア16b,16bを設けている(図8、図9参照)。又、第7コンベア17の前端部(胸上姿勢搬送経路を使用したときの衣類搬入側端部となる)の左右各側にも、左右折り掛け装置55,55の各押板56,56上に袖折り衣類Z1の左右側縁部Zc,Zcを載せるための上り傾斜した短いガイドコンベア17b,17bを設けている(図8、図9参照)。
第1の2つ折り装置6は、折り板61を伸縮シリンダ62で昇降させ得るようにしたものを採用している。折り板61は、図8及び図9に示すように、第6コンベア16と第7コンベア17の近接部分(プレス部P)の直上方に左右向き姿勢で位置させている。
そして、この第1の2つ折り装置6は、伸縮シリンダ62が伸長することにより、後述する(図12〜図14)ように第6コンベア16と第7コンベア17に跨がった位置で幅折りされた幅折り衣類Z2の2つ折り位置(例えば長さ方向中間部)をプレス部P側に押込み得るようになっている。
第2の2つ折り装置7は、第6コンベア16と第7コンベア17間のプレス部Pの直下に設置されている。この第2の2つ折り装置7は、プレス部Pの出口の前後近傍位置に設置した2つのブロワ71,72(第1ブロワ71と第2ブロワ72)と、該各ブロワ71,72の直下近傍に設置した前後2つのコンベア18,19(第8コンベア18と第9コンベア19)と、該2つのコンベア18,19の直下近傍に設置した第10コンベア20とを有している。
第8コンベア18と第9コンベア19と第10コンベア20とは、それぞれ図示しないモータで前後各側に走行制御される。
第10コンベア20の上面走行部は、図8に示すように押上げ用の伸縮シリンダ20aで上下に変形させ得るようになっている。即ち、伸縮シリンダ20aの縮小時には、第10コンベア20の上面走行部が低位置(図8の実線図示状態)にあって第8コンベア18及び第9コンベア19の各下面走行部から離間しているが、伸縮シリンダ20aが伸長すると、第10コンベア20の上面走行部が図8に鎖線図示(符号20′)するように山形に変形して該上面走行部20′が第8コンベア18及び第9コンベア19の各下面走行部に近接するようになっている。尚、第10コンベア20の上面走行部が符号20′で示すように山形に変形した状態では、図15〜図17に示すように該第10コンベア20の上面走行部と第8コンベア18及び第9コンベア19の各下面走行部との間で衣類をプレスし得るようになっている。
この第2の2つ折り装置7の各装置部分(71,72,18,19,20,20a)の機能及び作動順序については、後で詳しく説明する。
そして、上記幅折り装置5、第1の2つ折り装置6、第2の2つ折り装置7は、それぞれ次のように作動する。
図1において、衣類を背上姿勢搬送経路(12,13,14,15)側から搬送する場合は、主として図3の折畳み工程(展張衣類Z0の胸側Zfを上面にして搬入する)で行われる。そして、第1コンベア11上において展張衣類Z0の身頃部分を手作業で整形した後、スタートスイッチを押すと、その整形展張衣類Z0が第2コンベア12から第3コンベア13に移乗され→袖整形装置4で袖付け根部分Zb′,Zb′(図6、図7)が皺延ばしされ(この袖整形工程では第3コンベア13は停止している)→続いて展張衣類が第3コンベア13で後送されながら袖折り装置3(左袖折りベルト32、右右袖折りベルト34)で各袖部Zb,Zbが胴部Zaの下面側に折畳まれ、その袖折り衣類Z1が図7に示すように滑り板31の終端部から抜け出して第4コンベア14(図1)上に移乗される。
続いて、該袖折り衣類Z1が第4コンベア14の終端部から第5コンベア15上に裏返し状態(図3(C)に示す背側Zeが上面になる)で移乗され→該袖折り衣類Z1が第5コンベア15の終端部から第6コンベア16上に移乗される。このとき、第6コンベア16及び第7コンベア17は、各上面がそれぞれ後側から前側に走行している。
袖折り衣類Z1が第6コンベア16の後端部から移乗されたときに、該袖折り衣類Z1の胴部Zaは細幅の第6コンベア16上を搬送されるが、左右各側縁部Zc,Zcは各ガイドコンベア16b,16bを経て左右折り掛け装置55,55の各押板56,56上に載せられて移送される。そして、袖折り衣類Z1の2つ折り予定位置が第1の2つ折り装置6の折り板61の直下に位置した時点で、第6コンベア16及び第7コンベア17を一旦停止させる。このとき袖折り衣類Z1は図9及び図10の状態となっている。
次に幅折り装置5が作動するが、まず各分割折りガイド52,52・・がそれぞれ伸縮シリンダ53により下動され、続いて各折り掛け装置55,55の押板56,56がそれぞれ伸縮シリンダ57により左右内側に作動されて、各押板56,56上に載せていた衣類側縁部Zc,Zc(図10)を図11に示すように左右の折りガイド51,51(各分割折りガイド52)上に折り掛け→その後、各押板56,56が左右外側に後退する。このとき図12及び図13の状態になり、この状態では幅折り衣類Z2の左右側縁部Zc,Zcは全長(例えば1200mm長さ)が各折りガイド51,51上にあるが各折りガイド51,51はそれぞれ分割折りガイド52,52となっているので、各衣類側縁部Zc,Zcは前後の分割折りガイド52,52に跨がっている。尚、各分割折りガイド52,52の対向する各先端部52a,52a間には所定間隔(例えば100〜120mm)の隙間があり、この隙間は第1の2つ折り装置6の折り板61の直下にある。
次に、第1の2つ折り装置6の伸縮シリンダ62が伸長して、折り板61を図13に鎖線図示(符号61′)するように押下げるが、このとき図14に矢印で示すように、第6コンベア16をその上面が前側に走行するように駆動するとともに、第7コンベア17をその上面が後側に走行するように駆動する。
すると、幅折り衣類Z2の折り部が図14に鎖線図示(符号Zg)するように各分割折りガイド52,52の先端部52a,52a間の隙間から第6コンベア16と第7コンベア17のプレス部P側に押し込まれるが、このとき幅折り衣類Z2の前後各側の側縁部Zc,Zcが図15に示すように各分割折りガイド52,52の先端部52a,52aから順次スムーズに抜け出していく。従って、袖折り衣類Z1を全長のままで幅折りした幅折り衣類Z2であっても、各折りガイド51,51(分割折りガイド52,52)からの抜き出しが比較的容易で且つ比較的短い時間で抜き出せる。尚、図15に示すように、幅折り衣類Z2の2つ折り部分がプレス部Pを通過する際には、該衣類の2つ折り部分が前後からプレスされて扁平になる。
他方、第1の2つ折り装置6が作動するときには、図14に示すように第10コンベア20の上面走行部が伸縮シリンダ20aで山形に押し上げられ、該第10コンベア20の上面走行部が第8コンベア18及び第9コンベア19の各下面走行部に近接している(上下コンベア部分でプレス機能を発揮する)。
図14の状態から図15に示すように、2つ折りされた衣類がプレス部Pを下動する時点では、第8コンベア18の下面及び第10コンベア20の上面がそれぞれ後側に走行するように駆動されており、図15に示すように2つ折り衣類の先端部がプレス部Pの出口(下端)から送り出された時点で、第1ブロワ71から高圧エア(矢印)を吹き出す。すると、2つ折り部分の先側が鎖線図示するように第8コンベア18側に偏向させて、該2つ折り部分の先側を第8コンベア18の下面走行部と第10コンベア20の上面走行部の間に導く。
続いて、図16に示すように、2つ折り衣類Z3の長さ方向中間部(第2の2つ折り部)が第2ブロワ72に対面したタイミングで、該第2ブロワ72から高圧エア(矢印)を吹き出すと同時に、第8コンベア18と第10コンベア20をそれぞれ反転走行させ(第8コンベア18の下面走行部及び第10コンベア20の上面走行部がそれぞれ後側から前側に走行する)、さらに第9コンベア19もその下面走行部が後側から前側に走行するように駆動する。すると、2つ折り衣類Z3の第2の2つ折り予定部分が図16に鎖線図示(符号Zh)するように第9コンベア19の下面走行部と第10コンベア20の上面走行部との間に導びかれ、2つ折り衣類Z3が図17に示すように第9コンベア19の下面走行部と第10コンベア20の上面走行部との間でさらに2つ折りされる(4つ折り衣類Z4となる)。そして、図17に示すように、該4つ折り衣類Z4の全長が第9コンベア19と第10コンベア20間に導かれた時点で、第9コンベア19及び第10コンベア20の駆動を停止させ、続いて伸縮シリンダ20bを縮小させて第10コンベア20の上面走行部を鎖線図示(符号20″)するように下動させる。
次に、第10コンベア20の上面走行部を下動させた後(符号20″の状態)、該第10コンベア20″を上面が前側から後側に走行するように駆動させる。すると、第10コンベア20″上の4つ折り衣類Z4′が該第10コンベア20″から第11コンベア21を経て排出部側の第12コンベア22側に移送される。
このように、第1コンベア11上に胸側Zfを上面にして搬入した展張衣類Z0を、上記背上姿勢搬送経路(12,13,14,15)を使用して、幅折り装置5部分において胸側Zfが上面になる姿勢で折畳み処理する場合には、図3の折畳み工程の(F)に示すように、胸側Zfが表面に現れる状態で折畳む(折畳み衣類Z4とする)ことができる。
尚、図1において、排出部8には、第12コンベア22の下面近接位置にゲート板81が設けられ、該ゲート板81の下方にリフター装置82の載せ台83(伸縮シリンダ84で作動される)が上下動自在に配置されている。そして、第11コンベア21から第12コンベア22によりゲート板81上に移送された折畳み衣類は、該ゲート板81から載せ台83上に受け取られ、さらに該載せ台83が下動して排出コンベア85上に受け渡して機体外に排出するようになっている。
他方、第1コンベア11上に胸側Zfを上面にして搬入した展張衣類Z0(手作業で身頃部分を整形できる)を、図5の折畳み工程の(F)で示すように背側Zeが表面に現れる状態で折畳む場合には、上記胸上姿勢搬送経路(12′,23)を使用する。
即ち、この場合は、図1において、第2コンベア12を伸縮シリンダ12aで下降傾斜(符号12′)させて、第1コンベア11上の展張衣類を、下降傾斜させた第2コンベア12′及び第13コンベア23を経て幅折り部分の第7コンベア17の前端部に移送させる。尚、この場合には、展張衣類が袖折り装置3部分を通過しないので、第1コンベア11上において身頃部分を整形する際に両袖Zb,Zbも手作業で胴部胸側Zfに折畳んでおく。
このように、胸上姿勢搬送経路(12′,23)を使用すると、幅折り部分(幅折り装置5部分)のコンベア(第7コンベア17と第6コンベア16)上に袖折り衣類Z1を胸側Zfが上面になる姿勢(図5(C)の姿勢)で搬入され、その後の各折畳み工程(図5の(D)〜(F)の工程)において背側Zeが表面に現れる状態で折畳むことができる。
そして、この実施例の衣類折畳み機では、上記背上姿勢搬送経路の使用と胸上姿勢搬送経路の使用とは、単に第2コンベア12の接続側を伸縮シリンダ12aで切換えるだけで行え、折り方(胸出し折りと背出し折り)についての客先の要望を簡単な切換のみで達成することができる。
又、この実施例の衣類折畳み機では、上記のように幅折り装置5部分において袖折り衣類Z1の全長を展張させた状態で幅折りし、その幅折り衣類Z2の全長を第1の2つ折り装置6及び第2の2つ折り装置7で2回に分けて小さく折畳むようにしているので、折畳まれた衣類Z4を着用する際に、長さ方向に続けて2回展張させた後、幅方向に1回展張させ、最後に両袖Zb,Zbを展張させることで、着用可能状態に展開させることができる。従って、着用時の衣類展開作業が簡単且つ短時間で行える。
又、幅折り装置5の前後中間部の上方に第1の2つ折り装置6を設けているので、幅折り装置5と第1の2つ折り装置6の設置スペース(特に前後方向の設置スペース)を共用でき、折畳み機全体のコンパクト化を達成できる。
さらに、幅折り装置5部分のコンベアを前後に2分割し(第6コンベア16と第7コンベア17)、幅折り装置5の左右各折りガイド51,51をそれぞれ2分割し、各分割折りガイド52,52の各先端部52a,52aの間隔部分の上方に第1の2つ折り装置6を設けているので、幅折り後の幅折り衣類Z2を2つ折りする際に、2つ折り動作と同時に各分割折りガイド52,52に折り掛けられている衣類の折り掛け部分を抜き外すことができるとともに、衣類の折り掛け部分(両側縁部Zc,Zc)は前後同時に抜き外すことができるので、袖折り衣類Z1を全長のままで幅折りするものであっても、衣類の折り掛け部分を各折りガイドから抜き外すための時間が長くならない。
尚、本願の袖折り装置3は、他の実施例では、上記胸上姿勢搬送経路(12′,23)のない衣類折畳み機にも適用でき、さらに上記袖整形装置4のないものも適用できる。又、袖整形装置4のないものを適用した場合には、袖折り装置3部分を構成する第3コンベア13及び左右の各袖折りベルト32,34を間欠発停させずに常時連続作動されておいてもよい。
本願実施例の袖折り装置を備えた衣類折畳み機の全体構成を示す概略側面図である。 図1の衣類折畳み機で使用されるハンガー付き衣類における、ハンガー掛け状態とハンガー抜き状態の説明図である。 図1の衣類折畳み機において背上姿勢搬送経路を使用して衣類を胸出し折りする際の折畳み工程図である。 図1の衣類折畳み機において背上姿勢搬送経路を使用して衣類を背出し折りする際の折畳み工程図である。 図1の衣類折畳み機において胸上姿勢搬送経路を使用して衣類を背出し折りする際の折畳み工程図である。 図1の衣類折畳み機の袖整形装置部分及び袖折り装置部分の斜視図である。 図6の平面図である。 図1の衣類折畳み機の各折り装置部分の拡大図である。 図8の平面図である。 図9のX−X拡大断面図である。 図10からの状態変化図である。 図10からの状態変化後の平面図である。 図12のXIII−XIII拡大断面図である。 図13からの状態変化後の一部側面図をである。 図14からの状態変化図である。 図15からの状態変化図である。 図16からの状態変化図である。 従来例の衣類折畳み機の概略側面図である。 図18の衣類折畳み機で衣類を背出し折りする際の折畳み工程図である。 図18の衣類折畳み機で衣類を胸出し折りする際の折畳み工程図である。
符号の説明
1は搬送装置、3は袖折り装置、4は袖整形装置、5は幅折り装置、6は第1の2つ折り装置、7は第2の2つ折り装置、11〜23はコンベア、31は滑り板(台板)、32は左袖折りベルト、34は右袖折りベルト、51は折りガイド、52は分割折りガイド、52aは先端部、55は折り掛け装置、Pはプレス部、Z0は展張衣類、Zaは胴部、Zbは袖部、Zcは側縁部、Z1は袖折り衣類、Z2は幅折り衣類、Z3は2つ折り衣類、Z4は4つ折り衣類である。

Claims (2)

  1. 一連の搬送装置(1)上において、両袖(Zb,Zb)を広げた展張衣類(Z0)から該両袖を衣類胴部(Za)側に折畳んだ後、その袖折り衣類(Z1)を所定の小面積まで折畳めるようにした衣類折畳み機を使用して行われる衣類の袖折り方法であって、
    前記展張衣類(Z0)をその各袖(Zb,Zb)がそれぞれ下方に垂下する状態で前記搬送装置(1)により搬送させながら、前記各袖(Zb,Zb)を左右の各袖折りベルト(32,34)でそれぞれ衣類胴部(Za)側に折畳むようにした、
    ことを特徴とする衣類の袖折り方法。
  2. 一連の搬送装置(1)上において、両袖(Zb,Zb)を広げた展張衣類(Z0)から該両袖を衣類胴部(Za)側に折畳んだ後、その袖折り衣類(Z1)を所定の小面積まで折畳めるようにした衣類折畳み機に使用される衣類の袖折り装置であって、
    展張衣類(Z0)の上面に接触して該展張衣類(Z0)を搬送させ得るコンベア(13)と、該コンベア(13)の下面近傍位置に設置された展張衣類(Z0)の胴部(Za)とほぼ同幅の台板(31)と、該台板(31)の下面側に設置されていて該台板(31)の左右各側縁から垂下させた両袖(Zb,Zb)をそれぞれ衣類胴部の下面側に折畳み得る左右の各袖折りベルト(32,34)とを備えているとともに、
    前記展張衣類(Z0)をその両袖(Zb,Zb)が台板(31)の左右各側縁からそれぞれ下方に垂下する状態で前記コンベア(13)により台板(31)上を搬送させながら、各袖(Zb,Zb)を左右の各袖折りベルト(32,34)によりそれぞれ衣類胴部(Za)側に折畳めるようにした、
    ことを特徴とする衣類の袖折り装置。
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