JP2009254065A - 回転電機用ロータの製造装置 - Google Patents

回転電機用ロータの製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】低コストでロータコアと回転軸との位相を一致させた状態で確実に組み付ける。
【解決手段】ロータコア16の外周部位が、ホールド機構48を構成する複数のホールドユニット90によって保持され、圧入機構46の第1及び第2パンチ54、56を前記ロータコア16側に向かって降下させ、前記第1パンチ54で回転軸部材18を位置決めした後、ドグ58で前記ホールドユニット90のホルダ98を押圧して前記ロータコア16の保持状態を解除しつつ、前記第2パンチ56で前記ロータコア16を回転軸部材18側に向かって押圧して圧入させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、環状のロータコアを回転軸に対して圧入して固定するための回転電機用ロータの製造装置に関する。
電動機に用いられる回転電機用ロータは、一般的に、複数の鋼板を積層したロータコアと、前記ロータコアの外周面に等間隔離間して設けられた磁石と、前記ロータコアの中心部に固定された回転軸とを有する。そして、磁石をセンサによって検出することにより、回転電機用ロータの外周側に配置されるステータに対する該回転電機用ロータの回転位置を検出している。
従来、このように構成される回転電機用ロータにおいて、ロータコアを回転軸に対して固定する場合、該ロータコアを加熱膨張させて前記回転軸に対して焼きばめする場合や、前記ロータコアを接着剤によって結合させる方法が知られている。
しかしながら、上述した焼きばめや接着剤を用いたロータコアと回転軸との固定方法は、その固定作業が煩雑であると共に固定するために長時間を要する。そのため、上述した固定方法の代わりに、ロータコアの内周面に複数の歯部を形成すると共に回転軸の外周面に複数のスプライン溝を設け、前記歯部を前記スプライン溝に噛合させることによって前記ロータコアと回転軸とを固定可能な回転電機用ロータが開示されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開平4−285446号公報 特開2004−222344号公報
しかしながら、特許文献1及び2に係る従来技術においては、ロータコアの内周面に歯部を加工し、且つ、回転軸の外周面にスプライン溝を加工する必要があるため、加工工程が追加されることに伴って前記ロータコア及び回転軸の製造時間が増大すると共に製造コストも増大することとなる。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、低コストでロータコアと回転軸との位相を一致させた状態で確実に組付可能な回転電機用ロータの製造装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、環状のロータコアの内周側に回転軸を固定するための回転電機用ロータの製造装置において、
前記回転軸を位相決めした状態で保持する載置台と、
前記ロータコアの外周側に設けられ、該ロータコアの軸方向及び径方向に進退自在な保持部材を有し、前記ロータコアを位相決めした状態で保持可能な保持機構と、
前記保持機構によって保持された前記ロータコアを押圧して前記回転軸に圧入する圧入機構と、
を備え、
前記圧入機構は、前記保持部材に当接自在な当接部材を有し、前記ロータコアを前記回転軸へと圧入する際、前記当接部材が、前記保持部材との当接作用下に該保持部材を前記ロータコアから退避させることを特徴とする。
本発明によれば、載置台に対して回転軸を載置して位相決めすると共に、ロータコアをその外周側に設けられた保持機構の保持部材によって保持した状態で、圧入機構によって前記ロータコアを前記回転軸側へと押圧して該回転軸に対して圧入する。この際、圧入機構を構成する当接部材が、ロータコア側に向かって変位する際に保持部材に当接し、該ロータコアを保持している保持部材を退避させることにより、前記保持部材による前記ロータコアの保持状態が解除される。
従って、載置台において位相決めされた回転軸に対して保持機構によって予め位相決めされた状態で保持されていたロータコアを圧入することができるため、該ロータコアと回転軸との位相を一致させた状態で確実且つ高精度に組み付けることが可能となる。
また、ロータコア及び回転軸を圧入によって固定することができるため、該ロータコア及び回転軸に対して加工等を行う必要がなく、歯部及びスプライン溝を設けて互いに噛合されて固定していた従来の回転電機用ロータと比較し、製造時間及び製造コストの削減を図ることが可能となり、低コストで回転電機用ロータの製造を行うことができる。
さらに、ロータコアを回転軸へと圧入する際、該ロータコアを保持している保持部材を退避させることができるため、前記ロータコアに対して前記保持部材との接触作用下に生じる傷、ダメージ等を与えることなく組付作業を行うことが可能となる。
さらにまた、圧入機構は、前記回転軸の嵌合孔に嵌合される第1嵌合部と、前記ロータコアの内周面に嵌合される第2嵌合部とを有する第1パンチと、
前記第1パンチの外周側に設けられ、該第1パンチに対して変位自在に設けられて前記ロータコアを前記回転軸側へと押圧する第2パンチと、
を備え、
前記第2パンチの外周側に前記当接部材を設けるとよい。
これにより、第1パンチの第1嵌合部を回転軸の嵌合孔へと嵌合させ、且つ、第2嵌合部をロータコアの内周面に嵌合させることにより、前記回転軸とロータコアとを同軸上に位置決めすることができる。そのため、第2パンチによるロータコアの圧入作業を好適且つ高精度に行うことができる。
またさらに、保持機構が、ロータコアより大径な孔部を有する基台に設けられ、前記孔部の外周部に沿って少なくとも3つ以上設けることにより、前記ロータコアを保持機構によって安定的に保持することができる。
さらにまた、保持部材には、ロータコアの外周面に臨む側面に凸部が設けられ、前記凸部を、前記ロータコアの外周面に設けられた凹部に係合させることにより、前記保持部材によって保持されたロータコアの回転方向への変位が規制され、該ロータコアを位相決めされた状態で保持することが可能となる。
また、保持部材は、ロータコアの外周面に臨む側面から該ロータコア側に向かって突出した爪部を有し、前記爪部を介して前記ロータコアの下端面を保持することにより、前記ロータコアの軸方向に沿った変位を規制することができる。
さらに、当接部材は、保持部材に当接する側面を該保持部材から離間する方向に向かって傾斜したテーパ状に形成すると共に、前記当接部材と当接する保持部材の側面を、前記当接部材に対応して該当接部材から離間する方向に向かって傾斜したテーパ状に形成するとよい。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、載置台に回転軸を載置して位相決めし、且つ、ロータコアの外周側に設けられた保持機構の保持部材によって該ロータコアを保持した状態で、圧入機構によって前記ロータコアを前記回転軸側へと押圧して該回転軸に対して圧入すると共に、前記圧入機構の当接部材を保持部材に当接させ、保持部材を退避させることによって前記ロータコアの保持状態を解除することができる。その結果、載置台において位相決めされた回転軸に対して保持機構で位相決めされたロータコアを圧入することができるため、該ロータコアと回転軸との位相を一致させた状態で確実且つ高精度に組み付けることができる。
また、ロータコア及び回転軸を圧入によって固定することができるため、該ロータコア及び回転軸に対して加工等を行う必要がなく、回転電機用ロータの製造時間及び製造コストの削減を図ることが可能となる。
以下、本発明に係る回転電機用ロータの製造装置について実施の形態を挙げ、添付の図1〜図11を参照しながら説明する。
先ず、ここで回転電機用ロータの製造装置10によって製造される回転電機用ロータ12について簡単に説明する。この回転電機用ロータ12は、環状の薄板鋼板からなるコアプレート14が層状に積層されたロータコア16と、該ロータコア16の内周側に圧入された回転軸部材(回転軸)18とから構成される。
ロータコア16は、コアプレート14が層状に積層され、前記コアプレート14に設けられた複数のピン孔20に、固定ピン22が該コアプレート14の積層方向(軸方向)に沿って嵌挿され、各層間が強固に結合されている。また、コアプレート14には、その外周側の円弧状縁部に沿って略等間隔に、矩形状からなるマグネット孔24が形成されている。マグネット孔24には、コアプレート14が層状に積層された状態で、図示しないマグネットが嵌挿される。
一方、ロータコア16の外周面には、半径内方向に窪んだ複数の凹部26が略等間隔に形成される。
回転軸部材18は、有底筒状に形成され、ロータコア16が外周側に嵌挿される円筒部28と、該円筒部28の軸方向の一端部側(下端側)から直径方向に延在する鍔部30とを有する。円筒部28の一端部側に形成された底部には、中央部に貫通孔32が形成されると共に、該貫通孔32より拡径して後述する載置台50の一部が挿入される係合穴34が形成される。また、円筒部28の底部には、係合穴34の外周側に載置台50に設けられた位置決めピン36が挿入されるピン孔38が開口している。
一方、円筒部28の内部には、該円筒部28の他端部側(上端側)に開口した大径部40と、該大径部40と隣接して一端部側に開口した小径部42とが形成される。
次に、このロータコア16を回転軸部材18に対して圧入するための回転電機用ロータの製造装置10について説明する。
この回転電機用ロータの製造装置10は、図1に示すように、ロータコア16を回転軸部材18の外周部位に圧入するための製造装置10であって、基台44と、該基台44の上方に設けられ、前記ロータコア16を前記回転軸部材18側(矢印A方向)に向かって押圧する圧入機構46と、前記ロータコア16を軸方向(矢印A、B方向)及び回転方向に位置決めした状態で保持可能なホールド機構(保持機構)48と、前記基台44の下方に設けられ、前記回転軸部材18の載置される載置台50とを含む。
基台44は、例えば、所定厚さを有する板材からなり、その中央部には、ロータコア16の配置される孔部52が開口している。
圧入機構46は、筒状の第1パンチ54と、該第1パンチ54の外周側に変位自在に設けられる第2パンチ56と、該第2パンチ56の外周側に設けられるドグ(当接部材)58と、前記第2パンチ56の端部に連結されるベースプレート60と、該ベースプレート60を介して第1及び第2パンチ54、56を下方に向かって押圧する押圧手段62とを有する。なお、第1パンチ54、第2パンチ56、ドグ58及び押圧手段62は、基台44の孔部52と同軸上に設けられている(図3参照)。
第1パンチ54は、一端部側(矢印A方向)に形成され、回転軸部材18の貫通孔32に挿通される突出部(第1嵌合部)64と、該突出部64に対して半径外方向に拡径した第1段付部66と、該第1段付部66に対して半径外方向に拡径した第2段付部68と、他端部側(矢印B方向)に形成され、前記第2段付部68からさらに半径外方向に拡径した筒部(第2嵌合部)70とから構成される。
第1及び第2段付部66、68の内部には、窪み部を介して円筒状のスプリングホルダ72が嵌合され、該スプリングホルダ72とベースプレート60との間にパンチスプリング74が介装される。なお、スプリングホルダ72は、第1パンチ54と共に軸方向(矢印A、B方向)に沿って変位する。
また、筒部70は、ロータコア16の内周径と略同等の外周径で形成され、該筒部70の端部には、ボルト76を介して接続プレート78が装着される。
接続プレート78は、筒部70の外周面に対して若干だけ半径外方向に突出して形成されると共に、中央部に開口した孔部にはパンチスプリング74が挿通される。パンチスプリング74は、例えば、コイルスプリングからなり、ベースプレート60をスプリングホルダ72の設けられた第1パンチ54から離間する方向(矢印B方向)に付勢している。
また、接続プレート78には、孔部を中心として所定間隔離間した一組の支持ブロック80が設けられ、筒状に形成された支持ブロック80には、ベースプレート60に固定された一組のガイド軸82がそれぞれ変位自在に支持されている。すなわち、ガイド軸82及び支持ブロック80は、第2パンチ56の装着されたベースプレート60と第1パンチ54とが軸方向(矢印A、B方向)に沿って相対変位する際、前記第1パンチ54と第2パンチ56とが偏心することなく、常に同軸上で変位するようにガイドするガイド機構として機能する。
第2パンチ56は、円筒状に形成され、第1パンチ54側(矢印A方向)となる一端部が、該第1パンチ54における筒部70の外周側に挿通されると共に、ベースプレート60側(矢印B方向)となる他端部が、該ベースプレート60の下端面に連結される。これにより、第2パンチ56は、ベースプレート60共に軸方向(矢印A、B方向)に沿って変位する。
また、第2パンチ56の内部には、接続プレート78の装着された第1パンチ54が変位自在に挿通され、該第2パンチ56の一端部側(矢印A方向)において、半径内方向に膨出した係止部84に前記接続プレート78が係合されることにより、該接続プレート78を含む第1パンチ54の相対変位が規制される。なお、係止部84は、第2パンチ56の一端部から他端部に向かって所定長さで形成される。
換言すれば、係止部84は、パンチスプリング74の弾発作用下に互いに離間する方向(矢印A、B方向)に付勢する第1パンチ54と第2パンチ56との相対変位を規制するストッパとして機能する。
さらに、第2パンチ56の一端部は、該第2パンチ56の軸線と直交した平面状に形成され、ロータコア16を回転軸部材18へと圧入する際に当接して押圧する押圧面86として機能する。
ドグ58は、円筒状に形成され第2パンチ56の外周側に嵌合されると共に、その一端部の端面は、第2パンチ56の押圧面86と同一平面となるように形成されると共に、その外周部位には軸方向(矢印A方向)に突出した環状リブ88が形成される。環状リブ88は、第1パンチ54側となる内周面がドグ58の軸線と平行な平面状に形成され、外周面が、先端に向かって徐々に縮径するようにテーパ状に形成される。すなわち、環状リブ88は、先端に向かって徐々に先細となる断面三角形状に形成され、ドグ58の外縁部に形成される。
そして、ドグ58が第1パンチ54と共に降下した際、環状リブ88がホルダ(保持部材)98の上端内周面に当接し、該ホルダ98の内部に挿入されることによって該ホルダ98が徐々に半径外方向へと押し出される。
ホールド機構48は、基台44の孔部52の外周縁部に設けられ、該孔部52を中心として互いに等角度離間して設けられた複数(例えば、3個)のホールドユニット90から構成される。
ホールドユニット90は、図2に示されるように、基台44における孔部52の中心に向かうようにそれぞれ配置され、該基台44の上面に固定される取付ブロック92と、該取付ブロック92に回動自在に支持される第1及び第2リンクアーム94、96と、前記第1及び第2リンクアーム94、96の端部に設けられ、ロータコア16を保持可能なホルダ98と、前記第2リンクアーム96と取付ブロック92との間に介装され、該ホルダ98によるロータコア16の保持状態を維持可能な保持スプリング100とを含む。
取付ブロック92は、複数のボルト102で基台44に固定され、孔部52側(矢印C方向)に突出した二股状のヨーク部104を有し、前記ヨーク部104の一部が前記孔部52に挿入されている。このヨーク部104には、第1リンクアーム94と第2リンクアーム96とが所定間隔離間して平行となるように軸支されている。
第1リンクアーム94は、基台44の孔部52の内部に設けられ、その一端部がヨーク部104の下部側(矢印A方向)に軸支されると共に、他端部がホルダ98の下部側(矢印A方向)に軸支されている。
第2リンクアーム96は、第1リンクアーム94の上方に設けられると共に、軸方向に沿った長さが前記第1リンクアーム94に対して長く形成される。そして、第2リンクアーム96の一端部には、取付ブロック92に設けられた支軸99との間に保持スプリング100が介装され、略中央部がヨーク部104の上部側(矢印B方向)に軸支されると共に、他端部がホルダ98の上部側(矢印B方向)に軸支されている。
保持スプリング100は、第2リンクアーム96の他端部を、支軸99側(矢印D方向)に向かって引張するように付勢し、該保持スプリング100の引張力によって前記第2リンクアーム96が基台44に対して平行な略水平状態に保持される(図1参照)。
ホルダ98は、断面略長方形状のブロック体からなり、その下部側(矢印A方向)が孔部52の内部に配設されると共に、その中央部に軸方向に沿って形成された切欠部に対して第1及び第2リンクアーム94、96の他端部がそれぞれ軸支されている。そのため、ホルダ98は、保持スプリング100の引張力によって第1リンクアーム94、96と共に基台44に対して平行な状態で保持される。
また、ホルダ98の上端部は、ロータコア16に臨む側面がドグ58側(矢印B方向)に向かって徐々に幅狭となるテーパ状で環状リブ88が摺接可能に形成される。
そして、ホルダ98が、孔部52内において下方(矢印A方向)へと押圧された際、第1及び第2リンクアーム94、96がヨーク部104に軸支された部位を支点として回動し、該ホルダ98が孔部52の中心から離間する方向(矢印D方向)へと退避しながら回動変位する。この場合、第2リンクアーム96の回動によって該第2リンクアーム96の他端部が上方へと移動し、保持スプリング100が支軸99に対して斜め上方に引張されて伸張した状態となる(図7及び図8参照)。
また、ホルダ98の下部には、孔部52の中心側(矢印C方向)に向かって所定高さで突出した爪部106を有し、該爪部106の上面側が平面状に形成されると共に、下面側が先端に向かって徐々に先細となるテーパ状に形成される。
さらに、ホルダ98は、ロータコア16に臨む側面に凸部108が形成され、該凸部108が、前記側面に対して断面半円状で突出すると共に(図2参照)、軸方向に沿って所定長さで延在している。そして、ホールドユニット90を構成するホルダ98でロータコア16を保持する際、爪部106で前記ロータコア16の下面を保持すると共に、該ロータコア16の凹部26に凸部108を係合させることにより、該ホルダ98に対するロータコア16の回転変位が規制された状態で保持される。すなわち、ロータコア16は、複数のホールドユニット90で外周側を保持されることにより、軸方向及び回転方向への変位が規制されて位置決めされた状態で保持されることとなる。
載置台50は、ロータコア16及び回転軸部材18の下方に設けられ、該回転軸部材18の係合孔に挿入される本体部110と、該本体部110を支持する軸部112とを有し、前記本体部110の上面に設けられた位置決めピン36がピン孔38に挿入される。なお、載置台50は、基台44の孔部52に臨むように同軸上に設けられている。これにより、回転軸部材18が、載置台50に対して回転方向及び軸方向(矢印A、B方向)に位置決めされた状態で載置される。
本発明の実施の形態に係る回転電機用ロータの製造装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
先ず、図1及び4に示されるように、回転電機用ロータの製造装置10において、基台44の孔部52にロータコア16を配置し、その外周部位をホールド機構48を構成する複数のホールドユニット90で保持すると共に、該ロータコア16の下部に載置台50を介して回転軸部材18を載置した準備状態とする。なお、圧入機構46は、ロータコア16の上方に待機している状態にある。
この場合、ロータコア16は、ホルダ98の爪部106によって下面が保持され、下方への変位が規制された状態で保持され、且つ、前記ホルダ98の凸部108がロータコア16の凹部26に係合されることによって回転方向への変位も規制された状態で保持される。一方、回転軸部材18は、載置台50に設けられた位置決めピン36をピン孔38に挿通させるように載置されているため、前記載置台50に対して回転方向に位置決めされ、且つ、軸方向にも位置決めされた状態で載置されている。
すなわち、回転軸部材18とロータコア16との位相が互いに一致した状態で、該ロータコア16が前記回転軸部材18の上方に配置されている。
次に、このような図4に示される準備状態において、図示しない駆動源の駆動作用下に押圧手段62を介して圧入機構46を構成するベースプレート60、第1パンチ54、第2パンチ56及びドグ58がロータコア16側(矢印A方向)に向かって一体的に降下し、前記第1パンチ54の筒部70が、環状に形成されたロータコア16の内部へと徐々に挿入される(図5参照)。この際、ベースプレート60、第1パンチ54、第2パンチ56及びドグ58は、互いに相対変位することがなく一体的に降下する。
そして、図6に示されるように、圧入機構46がさらにロータコア16側(矢印A方向)に向かって降下し、第1パンチ54の筒部70がロータコア16の内部に挿通され嵌合されることにより、前記第1パンチ54とロータコア16とが同軸上で位置決めされた状態となる。また、突出部64、第1段付部66及び第2段付部68が、前記ロータコア16の下方に配置された回転軸部材18の内部に挿入され、前記突出部64が回転軸部材18の貫通孔32に嵌合されることにより、前記第1パンチ54と回転軸部材18とが同軸上で位置決めされた状態となる。すなわち、第1パンチ54を介してロータコア16と回転軸部材18とが同軸上となるように位置決めされる。
これと同時に、ドグ58の下端部に設けられた環状リブ88が、ホールド機構48を構成するホルダ98の内周面に当接する。
この圧入機構46を継続的に降下させていくと、図7に示されるように、第1パンチ54の第2段付部68が回転軸部材18の大径部40に当接して下方への変位が規制される。一方、第2パンチ56及びドグ58は、第1パンチ54の変位が停止した後もパンチスプリング74を圧縮しながらさらに降下を続け、前記ドグ58の環状リブ88がホルダ98の内部に徐々に挿入されていくことによって該ホルダ98が半径外方向(矢印D方向)へとさらに押し出される。すなわち、第2パンチ56及びドグ58は、降下動作の規制された第1パンチ54に対して相対変位する。
これにより、ホルダ98は、該ホルダ98の保持された第1リンクアーム94、96がヨーク部104に支持された部位を支点としてそれぞれ回動し、前記ホルダ98を支持している他端部が下方に向かうように変位する。その結果、ホルダ98が、取付ブロック92に対する第1及び第2リンクアーム94、96の支持部位を支点としてロータコア16から離間するように徐々に半径外方向(矢印D方向)且つ下方(矢印A方向)に向かうように回動変位する。これにより、ホルダ98によるロータコア16の保持状態が徐々に解除されていく。
また、この際、第2パンチ56は、ベースプレート60に設けられたガイド軸82が、第1パンチ54に連結された接続プレート78の支持ブロック80にそれぞれ支持されているため、前記第2パンチ56及ぶドグ58を、第1パンチ54に対して偏心させることなく同軸上で降下させることができる。
図8に示されるように、圧入機構46を構成する第2パンチ56及びドグ58が降下し、該第2パンチ56の押圧面86及びドグ58の下端面がロータコア16の上面に当接し、前記ロータコア16を回転軸部材18側(矢印A方向)に向かって押圧することにより該回転軸部材18に対する圧入が開始される。この際、ドグ58の降下に伴ってホルダ98がさらに半径外方向(矢印D方向)に押し出されるため、前記ホルダ98が第1及び第2リンクアーム94、96と共に回動変位してロータコア16の外周面から離間する。すなわち、ホールド機構48を構成するホルダ98が、基台44の孔部52内において半径外方向に退避し、前記ホルダ98によるロータコア16の保持状態が解除される。
そして、ロータコア16が、第2パンチ56及びドグ58によって回転軸部材18側(矢印A方向)に向かって軸方向に押圧され、該ロータコア16の内周面が、前記回転軸部材18における円筒部28の外周面に圧入された後、前記ロータコア16の下端面が鍔部30で係止される。これにより、回転軸部材18に対するロータコア16の圧入が終了し、該ロータコア16及び回転軸部材18が組み付けられた回転電機用ロータ12となる(図9参照)。
最後に、回転電機用ロータ12の製造された製造装置10において、図10に示されるように、圧入機構46を構成する第1パンチ54で該回転電機用ロータ12を構成する回転軸部材18を保持し、第2パンチ56及びドグ58で前記回転電機用ロータ12のロータコア16を保持したままの状態で、図示しない移動手段によって基台44をホールド機構48と共に上昇させた後、押圧手段62を介して前記圧入機構46を上昇させて回転電機用ロータ12から離間させる(図11参照)。これにより、回転電機用ロータの製造装置10によってコアプレート14の積層されたロータコア16が、回転軸部材18の外周側に圧入された回転電機用ロータ12の製造作業が完了する。
以上のように、本実施の形態では、ホールド機構48のホルダ98によってロータコア16を予め回転変位の規制された状態で保持し、圧入機構46の第2パンチ56で前記ロータコア16を回転軸部材18側に向かって押圧しつつ、該第2パンチ56の外周側に設けられたドグ58によって前記ホールド機構48による保持状態を徐々に解除することができる。そのため、ロータコア16が、回転軸部材18に対して回転方向に高精度に位置決めされた状態で該回転軸部材18に圧入することができるため、該ロータコア16と回転軸部材18との位相を一致させた状態で確実且つ高精度に組み付けることが可能となる。
また、ロータコア16及び回転軸部材18は、互いに圧入される周面に加工を施す必要がなく、前記ロータコア16の内周面及び回転軸部材18における筒部70の外周面を断面円形状のままの状態で圧入することができる。そのため、歯部及びスプライン溝を設けて互いに噛合されることにより固定していた従来の回転電機用ロータと比較し、加工工程が不要となるため製造時間及び製造コストの削減を図ることが可能となり、低コストで回転電機用ロータ12の製造を行うことができる。
さらに、ロータコア16を回転軸部材18へと圧入する際、該ロータコア16を保持しているホルダ98を、第1及び第2リンクアーム94、96の回動作用下に半径外方向に退避させながら作業を行うことができるため、前記ロータコア16に対して傷、ダメージ等を与えることなく組付作業を行うことができる。詳細には、ロータコア16を構成するコアプレート14の捲れ等が発生することを回避することができる。
さらにまた、ロータコア16は、基台44の孔部52に沿って互いに等間隔離間した複数のホールドユニット90によって確実且つ安定的に保持される。
またさらに、このように組み付けられた回転電機用ロータ12のマグネット孔24にマグネット(図示せず)を挿入し、その後にマグネット孔24にシリコーンを注入する注入工程において、前記マグネット孔24を有するロータコア16が、前記回転電機用ロータ10において位相決めされた状態で組み付けられているため、前記シリコーンを注入するためのノズルと前記マグネット孔24との位置ずれを減少させることができる。その結果、シリコーンの充填量を略一定として安定的に充填を行うことができる。
また、ロータコア16と回転軸部材18が位相決めされて組み付けられることにより、マグネット(図示せず)を磁化する着磁工程において、図示しない着磁装置において磁界を発生させる着磁ヨークに対して前記ロータコア16の前記マグネットを精度よく位置合わせすることが可能となり、着磁の位置ずれが小さくなるのに伴って着磁量を安定させることができる。
なお、本発明に係る回転電機用ロータの製造装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係る回転電機用ロータの製造装置を示す外観斜視図である。 図1の回転電機用ロータの製造装置を構成するホールド機構によってロータコアを保持した状態を示す平面図である。 図1の回転電機用ロータの製造装置を構成するホールド機構のホールドユニットを示す拡大斜視図である。 図1に示す回転電機用ロータの製造装置の全体断面図である。 図4の状態から圧入機構を構成する第1及び第2パンチが降下し、該第1パンチの一部がロータコアの内部に挿入された状態を示す断面図である。 図5の状態から圧入機構がさらに降下し、ドグがホールド機構のホルダに当接した状態を示す断面図である。 図6の状態からさらに圧入機構が降下し、第1パンチが回転軸部材の内部に当接すると共に、ドグによってホルダが半径外方向に押圧された状態を示す断面図である。 図7の状態から第2パンチ及びドグが降下し、該第2パンチによってロータコアが回転軸部材側に向かって押圧されて該回転軸部材の外周部位に圧入され始めた状態を示す断面図である。 図8の状態からさらに第2パンチが降下し、ロータコアが回転軸部材の円筒部に完全に圧入されて回転電機用ロータが組み付けられた状態を示す断面図である。 図9の状態からホールド機構を備える基台が、ロータコア及び回転軸部材から離間するように上昇した状態を示す断面図である。 図10の状態から圧入機構が上方へと退避し、回転軸部材に対するロータコアの圧入作業が完了した状態を示す断面図である。
符号の説明
10…回転電機用ロータの製造装置 12…回転電機用ロータ
14…コアプレート 16…ロータコア
18…回転軸部材 26…凹部
36…位置決めピン 44…基台
46…圧入機構 48…ホールド機構
50…載置台 54…第1パンチ
56…第2パンチ 58…ドグ
60…ベースプレート 62…押圧手段
74…パンチスプリング 86…押圧面
88…環状リブ 90…ホールドユニット
94…第1リンクアーム 96…第2リンクアーム
98…ホルダ 100…保持スプリング
106…爪部 108…凸部

Claims (6)

  1. 環状のロータコアの内周側に回転軸を固定するための回転電機用ロータの製造装置において、
    前記回転軸を位相決めした状態で保持する載置台と、
    前記ロータコアの外周側に設けられ、該ロータコアの軸方向及び径方向に進退自在な保持部材を有し、前記ロータコアを位相決めした状態で保持可能な保持機構と、
    前記保持機構によって保持された前記ロータコアを押圧して前記回転軸に圧入する圧入機構と、
    を備え、
    前記圧入機構は、前記保持部材に当接自在な当接部材を有し、前記ロータコアを前記回転軸へと圧入する際、前記当接部材が、前記保持部材との当接作用下に該保持部材を前記ロータコアから退避させることを特徴とする回転電機用ロータの製造装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記圧入機構は、前記回転軸の嵌合孔に嵌合される第1嵌合部と、前記ロータコアの内周面に嵌合される第2嵌合部とを有する第1パンチと、
    前記第1パンチの外周側に設けられ、該第1パンチに対して変位自在に設けられて前記ロータコアを前記回転軸側へと押圧する第2パンチと、
    を備え、
    前記第2パンチの外周側に前記当接部材が設けられることを特徴とする回転電機用ロータの製造装置。
  3. 請求項1又は2記載の装置において、
    前記保持機構は、前記ロータコアより大径な孔部を有する基台に設けられ、前記孔部の外周部に沿って少なくとも3つ以上設けられることを特徴とする回転電機用ロータの製造装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置において、
    前記保持部材は、前記ロータコアの外周面に臨む側面に凸部が設けられ、前記凸部が、前記ロータコアの外周面に設けられた凹部に係合されることを特徴とする回転電機用ロータの製造装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置において、
    前記保持部材は、前記ロータコアの外周面に臨む側面から該ロータコア側に向かって突出した爪部を有し、前記爪部を介して前記ロータコアの下端面が保持されることを特徴とする回転電機用ロータの製造装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置において、
    前記当接部材は、前記保持部材に当接する側面が該保持部材から離間する方向に向かって傾斜したテーパ状に形成されると共に、前記当接部材と当接する保持部材の側面が、前記当接部材に対応して該当接部材から離間する方向に向かって傾斜したテーパ状に形成されることを特徴とする回転電機用ロータの製造装置。
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